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2006年11月29日 (水)

水風呂ハイ

月曜日は休みで、「24」を最後まで観た後、
昼間に用事があったので、一睡もせずにそのまま
久々にスーセンへ行ってみた。

やっぱりサウナは気持ちイイ!

普通「頭寒足熱」というが、僕の場合
「全身熱熱」の方が頭が冴えるのか、
サウナルームで目を瞑って寝転がっていると
果てしない妄想の世界に旅立てる。

そして、水風呂で一気に全身を冷やすと今度は覚醒し、
身も心もシャキッとして非常にスッキリするのである。

普段はこの「サウナ15分→冷水浴5分」を
5〜6回繰り返すのだが、水風呂の時間を長くすると
ごく稀に、魅惑の世界に到達できることもあり、
これまたかな〜り気持ちイイ。

水の温度によるのかもしれないが、冷たいのを我慢して
しばらくじっとしていると、だんだん体が痺れてきて、
そのうち意識がふわ〜っとなり、天井がクルクルと廻り出す。

多分一種の「ハイ」な状態であり、
いいアイディアが浮かんだりすることもある。


そもそも人間というのは「脳」で生きている動物であり、
全ての感覚は脳で意識され、行動するのも
脳からの命令であるという。

そして、五感は複雑に絡み合っており、
例えば食べ物を「おいしい」と感じる場合
味覚臭覚視覚聴覚触覚全て使われるが、
意外なことに「味覚」によるものは数パーセントで
七割ほどは「視覚」による意識らしい。

だから、暗闇で食事をしてもさほどおいしくは感じいし、
飲食店は、食欲を刺激する効果のある赤色や黄色などを
内装や食器などに使ったりするのだろう。

話を戻すと、
実際に廻っていない天井がそう見えるということは、
明らかに「視覚」に異常をきたしているわけで、
それは当然、意識にも影響しているはず。

もしこの状態を「ハイ」と呼ぶのなら、
水風呂で僕が経験する状況も、薬物を用いない一種の
「ナチュラル・ハイ」であり
いいアイディアが浮かぶのもなんとなく理解できる。

マラソンランナーなどが陥る「ランナーハイ」や
長時間睡眠をとっていない時の「不眠ハイ」も
これと同じような状況だと考えられるが、いずれも
極限状態で起こる、脳内のある作用なのだろうか?

ちなみに
「ナチュラル・ハイ」とは言っても、僕一人風呂場で
ゲラゲラ笑い続けたりするわけではないからね。
念のため。

ただこれ、実際は相当危険だと思う。

測ってみたことがあるが、
サウナルームで120(/分)ほどに上がった脈拍数が
水風呂で一気に下がり、しばらくすると50台まで落ちる。
つまり、血液が急激に体内を廻りにくくなるわけで、
それが脳に影響をもたらすのだろうが、
きっと、心臓への負担も相当なものだ。

そりゃ、じじいもぶっ倒れるわ。


さて、寝ていなかったことも影響したのか、
今回はわりと短時間で天井が廻りだ出したので
(ひょっとしたら幻覚が見られるかも?)と、
しばらく頑張ってみたが無理だった。

そう。
幻覚には非常に興味がある。

それこそが、脳の働きによってもたらされる
最も高尚で魅惑的な作用だと思うから。

イマジネーションの世界であり、
想像力の豊かな人ほど、見られる幻覚はスゴいはず。
と、妄想マニアの僕としては、
どうしても期待してしまうのだ。

残念ながら
バリにも、メキシコにも行ったことがないが、
「死ぬまでにしたいこと」の一つではある。

老い先短い僕としては、もし仮に
「そっちの世界」から帰ってこられなくなったとしても、
それはそれでいいのかな?とさえ思うが、
「森の精霊」や「海の守り神」と戯れるのは、
もうちょっと先でいいような気もする。

まあ、しばらくは水風呂で我慢しておくよ。


というわけで、
もし、スーセンの水風呂につかりながら、
ひたすら天井を見つめる僕を発見しても、
できればそっとしておいてね。

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2006年11月28日 (火)

揺れるココロ

家の隣の、某家庭雑貨問屋萬勇ソルド解体工事が
やっと沈静化してきた。

工事は十月中旬からずっとやっており、
毎朝8時頃ガンガン始まるのだが、爆音と共に
振動がすごいんだよね。とにかく揺れる揺れる。

僕にとってはちょうどおやすみの時間であり、
かえるぴょんと一緒にピョンピョン飛び上がりながら、
羊の数をかぞえる。ただひたすら。

また、ちょうど激落ち込んでいる時期と重なったこともあり、
眠れない日々は続いたが、最近ようやく落ち着いた。

ただ問題は、次に何が建つかである。

普通に考えれば分譲マンションだろうな。
個人的にはスーパーがいいんだけど。

スーパーなら銭湯でもマーケットでもどちらでもいいが、
仮にマンションだとすれば、多分ある程度高層であり、
工事でこれから更に数年間は悩まされるに違いない。

そうなるともう、引っ越すしかないかな....
はあ。心配だ。


さて、揺れると言えば25日はけっこう揺れたなあ。

なにが?って心がね。

空き巣に入られたショックを少し引きずりつつ、
一周年パーティーに来てくれた人達と話していると
いろいろな思いが交錯してとても複雑だった。

心配していた元カノジョと久しぶりに会ったり、
心配している元元カノジョの進展が気になったり、
今ちょっと気に入っているコが元気なかったり、
と、プライヴェートで揺れ、

よく来てくれるお客さんと他愛ない話をしたり、
久しぶりに会うお客さんと懐かしい話をしたり、
一周年おめでとうと祝福されたり、
これからも頑張ってと言われたり、
と、店のことでも揺れる。

それはまさに「揺れるオトコゴコロ」

微震のうちはまだいいが、
そのうちデカいのが襲って来るのかと思うと
不安でたまらない。


ココロの耐震工事ってできるのかな?

もし可能ならば、少なくとも設計だけは
信頼できる人にお願いしたいものである。

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2006年11月27日 (月)

消えたアンテウス

土曜日の早朝。

店を閉めて、家に帰ったのがAM4:00。
玄関の鍵を開けても扉がひらかず、
(あれ?おかしいな)とは思ったが、
この時点ではまだ何があったのかはわからなかった。

とりあえずベランダ側に廻り、
部屋は一階なのでサクッと乗り越えると
いつも閉めてある雨戸が開いていた。

あわてて窓を開け、家に入ると、
室内が荒らされているではないか。

ま、早い話が泥棒に入られたわけやね。

ただ、数年前にも一度、未遂ではあるが、
空き巣狙いと思われる輩の車を、
猛烈に追いかけた末、取逃がしたことがある。

それ以来、
治安が悪い場所の一階に住んでいる以上、
こういうことはまた必ず起こる、と
覚悟して暮らしていたから、
さほど大きなショックはなかった。

とりあえず盗られたものはないかのチェック。

家には、いわゆる「金目の物」は置いていないので、
(あれは大丈夫か!?)ということも特になく、
一通り見る限り何も盗られてはいない様子。

かえるぴょんの無事は真っ先に確認したしね。

e-macもDVDレコーダーもTVも冷蔵庫も
レコードもゲームソフトもエッチDVDも
時計も洋服も靴も帽子も眼鏡も、全部無事だ。

扉という扉も引き出しも、ほぼ全て開いていたから、犯人は
よほど一生懸命探したのだろうが、貴重品など皆無なのだ。

「はははははは。残念だったなルパン」などと、
余裕かましてソファーにゆったりと座った途端、
ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!

ヴィデオカメラがないやんけ!!

中日ドラゴンズ優勝セールで買ったばかりの、
某sonyハンディーカムが、テーブルの上から
大容量の充電池ごと消えていたのである。

一瞬ガックリきたが、よく考えたら
保険には入っておいたから盗難なら本体は戻ってくるはず。

ただ、ハードディスクに入っていた7時間もの画像は、
保険を使っても、決して帰っては来ない。

「ああ、僕達の想い出が盗まれちゃったよ〜」と、
誰に向かって叫んだかは言えないが、
あんなことやこんなこと、え?そんなことまで!?
とにかく全てが消えてしまったのである。

などと感傷に浸っていても仕方がないので、
冷静に、いろいろな準備を整えてから110番通報。

「やはりお宅もヤラレましたか〜」と、
わりにのんきなおまわりさんが言うには、隣家も被害に遭い、
現金ノートパソコンバッグその他諸々盗られたとのこと。
鑑識さんもやって来て、足跡や指紋を採ってはいったが、
どうせプロの犯行に決まっているから、捕まる望みは薄い。

「ご苦労様でした!」と、僕がビシッと敬礼しても
返してくれない冷たい警官達も帰り、部屋を片付けながら、
他に何か無くなっていないか見廻っていたら
結局、あと二つ見つかった。

一つは、PUMAの小さなボストンバッグ。

これはすぐに意味がわかった。
ちょうどいい大きさなので、
ヴィデオカメラを入れていったに違いない。

ところがもう一つ、
あるものが無くなっているのに気付いた時、
僕は理解に苦しみ、首をひねってしまった。

それは、
玄関の棚に置いてあった使いかけのオーデコロン。

おかしいよね?
どう考えたって普通、泥棒がそんなもの盗むはずがない。
しかも、リヴィングのTVの上に
封を開けていない新品が6本もあったのに
わざわざ使いかけを持っていくなんて!

すぐに使えるから?
って、コソ泥が空き巣帰りに香水ふってどうすんねん!?

そもそも空き巣じゃなくて、僕狙いのストーカーか?
とも思ったけど、そんな覚えは全くないし。

ハッ!!
ひょっとして....

おまわりさん?

捜査に来た二人のうち一人が実は
n.v.cafe*時代からの僕の大ファンで、
玄関で調書を執りながら、一瞬の隙をついて
手の届くところにあるものを「サッ」とポケットに?

どおりで僕の事をナメまわすように見てたわ
って そんなわけないやろ!

妄想もたいがいにしておかないとね。

それにしても、なんだか気持ち悪いなあ。


というわけで
今日はお店のこととあまり関係ない内容だったけど、
まあ、ちょっとした事件だったので、いちおうご報告を。


そして、犯人に告ぐ。

俺の大切な想い出を盗みやがってコノヤロー!
貴様ら全員地獄へ堕ちろ!!

ってのは嘘。

盗品をどこの質屋に売っ払ったかだけ教えてよ。

お願いだから....

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2006年11月25日 (土)

オリジナリティー

片想いの「想い」は「思い」じゃなくてやっぱり
「想い」やろ!って思いつつ
「憶い」も「念い」も「オモイ」って読むことを知るが
この二つは、まあ使うことないかな?と思う。
だって「念い」なんて 思いっきり重いじゃん。


それにしても世の中は便利になったものだ。

こうして文章を書きながらも、
ひらがなをサクサク漢字に変換していくし、
わからない言葉があれば検索サイトで一発。

携帯電話などなかった僕の学生時代は、
女子をデートに誘い出すにも、死ぬ思いで家に電話して、
必ず出る頑固親父に、さんざん「馬の骨」扱いされたものだ。

もちろんヴィデオやDVDもなかったから、
一人エッチだってエロ本と妄想が相手。

ここ数十年で、通信機器や家電もかな〜り進化したが、
なんと言っても最大の功労者は、間違いなく「パソコン」であろう。

戦後のどさくさ?の幼少期には、将来まさか自分が
コンピューターを操れる人間になるなんて、
これっぽっちも思っていなかった。

いやいや実際は操ってなどいないけどね。全く。

歌はそこそこうまいが、機械音痴の僕。
この「i-book」で、もう四台(代)目だが
いまだに使い方がほとんどわからないし、
ネットを始めたのは、去年、某「mixi」を知ってからだ。

ブログというものも、実はなんだかよくわかっていない。
ついこの間まで、野球の道具かと思っていた。

そもそも「トラックバック」っていったい何?

早速ネットで調べてみたが、説明書きを
最後まで読んでもサッパリわからないぞ!
この手の新しい言葉は、情けないくらい知らないし
なかなか理解できない。

「ツンデレ」だって、わかったようなフリして、勝手に
(内弁慶の逆?)くらいに思ってたら、
実はものすごく奥深い言葉のようで、最近では
「大事なところで故障する機械」などのことまで
そう表現するらしいからね。

佐久間晴姫?何じゃそりゃ??


ま、知らない知らないと言っていても仕方がないし、
せっかくなので、この「ブログの世界」で上を目指すか!?

そのためにはまず、
しょこたんみたいに「オリジナル言語」を作って、
ガンガン使わないとやっぱりダメだよね。

「ギザ」とか「テラ」とか「カワユス」とか
なんだかとってもいい。

よ〜し。
僕も頑張って作るお。
でもって、使い続けていれば
そのうちきっと、自分のものになるお。

そしていつかは、ブログの女王になるんだお!

って、カワユスさで勝負したって無理やろ。

とにかく大事なのはやはり「オリジナリティー」

かの、真鍋かをり嬢にしても、
自分のことを「オイラ」と呼ぶあのサバけた性格と、
ルックスとのギャップが魅力なのだろうし、
それだってやはり独自のものなのだ。

そう。自分らしさを出していかねば!


う〜む。
スナック本多のマスターらしさねえ....

やっぱり「ギザ下ネタ」?

って、なんやそれ!使い方違うし!!
ああもう、ホント情けないあ。


仕方がない。とりあえず
「2ちゃんねる」で、きっちり修行して来るか....

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2006年11月23日 (木)

THE END

アツ〜い「片想い話」を聞いていたら、店の電話が鳴った。

昔からの知人が久しぶりに来るという。

こんな時普通なら、
「顔を出します」か「ちょっと寄ります」か「伺います」
と言うところだが、

「では、今から足を運ばせていただきます」と
丁寧語なのか尊敬語なのか謙譲語なのか、
なんだかよくわからない言葉を電話で口走ったS君。

いいねえ。
「ツカミ」はオッケーだよ!

かな〜り男前なのだが、大人しくてとても真面目な彼。
十年ほど前からの知り合いで、専門学校の後輩でもある。
お互い卒業していないことはナイショだけどね。


さて、Mさんはさんざん手足をバタバタさせてから帰り、
S君がやって来る前に、カウンターにいたのは、
今、週末だけ店を手伝ってもらっているSちゃんと、
その友達のM子とY美。「花の22歳トリオ」だ。

現在、全員カレシがいないという困った(?)彼女達に、
「今からイケメンが来る」と伝えるが、反応は三者三様。

そう。
三人とも性格が全く違うのでおもしろい。
そして、何か意見を聞く時はとても参考になる。

考え方は人それぞれなのだ。

しばらくして、屋根が開く素敵な車でやって来たS君。
いきなりカウンターの女子の間の席を空けられて戸惑う彼も、
だんだん調子が出てきて、いろいろと話し出す。

「日曜にカノジョと別れたばかり」というS君。
ありゃりゃ。傷心なのね。

おや。
気がつけば全員パートナーがいないではないか!?
クリ○○ス前だというのに....って別に関係ないけどさ。フン。

そんなことより、僕のアンテナが「ピキ〜ン」と反応したのは、
つい数日前にお別れした話ではなく、
その前(の前だっけ?)の四年半も付き合ったコに
「二股を掛けられていた」という件である。

(ふぅ〜ん。二股ねえ。なんかいいなあ....)

「片思い」と同じく、これも僕には経験がなく
かな〜り興味を引かれた。

ん?掛けたことはあるかな?
いやいや、あれは○○時代にお付き合いしていたコがいただけで、
「○○」ではあるが「二股」ではないぞ。
だって二股の定義として重要なのは、
股の先の二人は、両方ともその事実を知らないってことだよね?

まあいい。とにかく掛けたことはないし、掛けられたことも....
ないと思うが、それは僕が知らなかっただけかもしれないね。
だって、今まで相手の浮気の事実を確認したことすらないもんなあ。

ああ怖い怖い。想像しただけで怖いよう。

そう。僕はそんな事実を知るのが怖いから、
目を逸らしてしまう臆病なタイプなのかもしれない。

でも、S君は違ったのである。

オーストラリア留学を終えたカノジョを
現地まで迎えに行き、帰りの飛行機を降りる時
「家族が出迎えに来ているから、別々に帰りましょう」
と言うパートナーに対し
(あれ?ご家族とは会ったことあるのに....)と、疑問を抱いた彼。

思い余って、つい「ヤッテハイケナイコト」をしてしまう。

某S.N.S.「mixi」で、アク禁されていたパートナーの日記を、
なんと彼女の暗証番号を解き明かして、盗み読みしてしまったのだ。

そして、そこには世にも恐ろしいことが書かれていた。


「ナンバ−2は、THE END」

ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

俺はナンバー2だったのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

その時の彼の気持ちを想像するだけで、胸が張り裂けそうなのに
もしそれが自分だったなら....。

恐ろしい恐ろしい、ああ恐ろしい。
恐ろしいことは間違いないが、やや「M」寄りの僕としては、
違う意味で、ものすごく興奮してしまうような気もして、
(一体自分がどうなってしまうのか?)
ということにも若干興味が沸く。

その後も、相手いない者同士五人で
「こういう時はどう?」などという
他愛もない男女の色恋話を繰り広げたわけだが、
S君がそうなった理由が、なんとな〜くわかった気がする。

彼は「ものすご〜く優しい」のである。

僕もまあ、どちらかといえば優しいほうではあるが、
あの人はレヴェルが違うわ!

まあ、とにかくカノジョの暗証番号を解読してしまうのもスゴいが、
S君の優しさとその「勇気」に、脱帽せざるを得なかった。

パートナーの携帯電話をチェックするなんて、
そんなモラルに反する事はできないし、
必要以上にプライヴェートな部分を知りたくもない、

な〜んて言っている僕は、
掛けられている「二股」に気づかずに終わってしまうのかな....

いや、一生に一度くらいは、
勇気を持って浮気でも二股でも暴いてみるか?

そうすれば人の痛みがちょっとはわかるかもね!


というわけで、
「片想い」も「二股」も
経験のない僕にとってはとても興味深い話だったし、
一度くらいはしてみたいとも思う。

できれば「する側」「される側」各一回づつね。


でも、

「死ぬまでにしたい10のこと」

の中に、入れるほどではないなあ。

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片思い

月曜日、ついに「24-vol.Ⅴ」を観始めてしまったらもう大変である。
ジャックのことが、気になって気になって仕方がない。

一週間レンタルになったから借りたのに、
一泊でオッケーだから意味がない。

前回は1〜4までにしておき、一本は別の映画を借りたが、
今日は5〜9まで五本全部「24」だ。
なんとなく恥ずかしくて、レジの女子に
「いや別にハマってるわけじゃないよ!」
と言ったら失笑された。逆効果だ。


さて、昨日もカウンターでは
例のごとく様々な恋愛話が繰り広げられたわけだが、
僕が今までに経験したことのない二つの感情の話で盛り上がり、
興味津々であると同時に、なんだかちょっと羨ましくもあった。

まず一つ目は「片思い」だ。

大好きな人に、ずっと「名前にちゃん付け」で呼ばれていたのに、
突然名字でそっけなく呼ばれてショックを受け号泣していた
Mさんが店にやってきた。

すっかり元気になっていた彼女は、
かなりのハイテンションで状況説明をしてくれるのだが、
身振り手振りが、とにかくおかしくてもう大笑いだ。

「シュッ」とか「シャッ」という擬音とともに、
手を、相当素早く動かすのが特に笑える。

話の内容はともかく、彼女はどう見てもすごく楽しそうだった。

「片思い」というのは、とても美しい感情だと思う。
そして、これは女性特有のものなのではないだろうか。

前にも、長い間ある男性に片思いしているコと、
その間ずっと友達関係であったことがあるが、
彼女の、切なくて胸がキュンとする様子を見て
僕自身も胸がキュンキュンしていたものだ。

ある種、自虐的にも見えるので、
「M」気味の僕は(なんだかいいなあ....)と思ったが、
実際にその状況を自分に当てはめてみると、
どうやって考えても理解はできなかった。

相手のことを好きで好きでたまらなくて、
いつもその人のことばかり考えてしまって、
(想いは届かないのかも)と、心の底では思いつつ、
いろんなことをしてみては、その結果一喜一憂する。

そんな女性の姿はとても素敵だ。

Mさんにも、是非頑張っていただきたい。

「人生何事も経験」と、常日頃考えている僕は、
そんな思いを一度でいいからしてみたいし、
誰かにそのくらい純粋に好きになってもらいたいとも思うけど、
するのもされるのも、きっと無理だろうな
片思いなんて....

ハッ!!
そういえば気になって気になって仕方がない人がいたぞ!

拝啓ジャックバウアー様

僕は今、あなたに片思い中です。
この切ない想いはきっと届かぬことでしょうが、
それでもお慕い申し上げます。
多分あと、二三日は....
くれぐれもお体お大事にしてくださいね。

敬具


つづきは後ほど

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2006年11月20日 (月)

号泣の後

日曜日の深夜。

だいたい店は静かだし、次の日が休みなので、
個人的には、とても穏やかな気分になれるひとときである。

カウンターに男性客二名のみ、という状況で
「チャララ〜ランチャララ〜ランチャララ〜ラ〜ラ〜ン」と、
僕の携帯電話の着信音が、静寂を打ち破る。

見ると、相手は元元カノジョだ。

(あ、これはヤバいぞ!)と思ったが、お客さんには、
(すみません)と合図して、出てみると....

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

案の定、電話口で号泣である。

24歳OLの彼女は今、どうやら「ツラい恋」をしているようで、
たまに電話してきては、さんざん愚痴?を聞かせてくれる。

優しい?僕は(まあ、こんなことで楽になるならば)と、
可能な範囲で聞いてあげるのだが、
いつもは怒りまくって鼻息荒く喋るのに、
今日はよほどのことがあったとみえて、
大泣きしながら話すので、何を言っているのかサッパリだ。

「まあ、落ち着け」
「らっでばざばわでぃんがわらじのごどごわいっでびうんだぼ〜ん」

おいおい、全部濁音が付いてるやんけ!

内容をかいつまんで説明すれば、
ドSの片思い相手に、急にそっけなく名字で呼ばれて、
「Mさんは、僕が出るまで何度もしつこく電話して来るから、
 怖いです鬱陶しいです疲れます」といった内容を
関西弁で激しく言われた模様。

最初の頃は彼女が一方的に追いかけていたのだが、
一時期は「けっこういい感じ」になったらしく、陰ながら
(う〜ん。アイツもなかなかやるなあ)と思っていた。

ところが結局は
「今、カノジョを作る気はない」と一蹴されたそうで、
僕からすると片思いにしか見えないし、
話を聞く限り、両者それぞれの気持ちがわかるので、
なんとも言いがたいところなのである。

相手が、お付き合いしているカレシであれば
「それはひどい」と、なるかもだけどね。

途中でまた泣き出して、今度は電話口で
「ちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん」と
思いっきり鼻をかむ彼女に、
「まあ、彼は今、自分がいっぱいいっぱいで余裕がないんだよ」
的な慰め方しかできなかったが、
大泣きして、話をして、鼻かんで、
さすがに、少しはスッキリした様子だった。


さて、この電話でのやりとりだが、
男性二人組が帰って、その後女子三人組がご来店、
オーダーされたものを作る間は、当然中断していたわけで、

アイスラテ、アイスティー×2、
エリンギのバターソテー、ポルチーニ茸のクリームパスタ
を作って出してから、再び、キッチンでこっそり話していた。

で、号泣の元元カノジョから解放され(やれやれ)と思い、
カウンターに戻って来てビックリしてしまった。

なんと、ボックス席?の女子三名のうち、
一人が、けっこう激しく泣いているではないか!

ありゃりゃ、またかい。

彼女達は常連さんで、いつもミーティング的なことをしているようだが
こんなことは初めてだった。
しかも、テーブルの上のものは、ほとんど手つかずである。
どうやら来て早々に、上司が部下に?激を飛ばしたようだ。

店内にはなんとも言えず重〜いムードが漂う。

こういう時、マスターは当然、石になるしかない。

(しかし、今日はよく泣く日だなあ)
(ああ、料理がどんどん冷めていくなあ)
(どう考えても、キノコがカブってるなあ)

などと考えつつグラスを拭いてたら、泣いていない方の部下が
「お先でーす」と帰った。

それでもまだ、叱咤激励は終わらないのか
泣きながら、首を縦に振り続ける部下。
上司の方がアイスティ−をお替わりしたが、
それ以外のものはほとんど減っていない。

そして一時間後。
ようやく笑顔が戻り、和やかな雰囲気に。

そこで、さらに驚くことが....

部下が、上司に何かを言ったと思ったら
ドリンクとフードにやっと手を付けたのだが、
氷が溶け溶けのアイスティ−と、調理から二時間以上経ち
一体どういう状態なのかが想像もつかないクリームパスタを、
彼女は、あっという間にペロリと平らげてしまったのだ!

なんて素晴らしい。

きっと命令ではないと思う。
(せっかく注文してくれたエリンギソテーと
 パスタを無駄にしてはいけない)
という、一途な想いで食べたに違いない!

二十歳そこそこと思われる、そのコの行動に、
僕は感動してしまった。

(君ならできるよ。うん。きっとできる!)

パスタの皿を洗いながら涙が止まらなかった....


というオチではない。
そこでふと思い出したのだ。

元元カノジョは言っていた。
イヤなことがあってイライラすると、思い切り泣いた後
パンを一斤食べるなど、無茶食いするとスッキリすると....

そうか。女子は泣いた後、すぐになにかを食べるものなのか!?


今後のための参考にさせていただきます。
はい。

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2006年11月18日 (土)

へその緒を探せ!

(占いが得意だったらなあ....)と思うことがある。

うちは普段から、至って静かな店であり
お客さんとマンツーマンになる時間も多い。

そんな時
「最近どうなのよ?ちょっと見てみようか?」
などと言いつつカードかなんか出して来て、
サクッと運勢を見てあげられたりしたら、
女性客は特に、けっこう喜んでくれるのではないだろうか。

ただ、僕は昔からその手のものがどうも好きではなく、
例えばテレビで
「蟹座のあなた。今日の運勢は△です。
 お金の無駄使いに気をつけましょう」
みたいなのがやっているのを見るたび

(おいコラ、全国1000万人の蟹座生まれが全員△なのか!?
 しかも無駄使いなんて、年中気をつけなあかんことやろ!?)

と、苦々しい思いをしてしまうのである。
ていうか、そもそも「△」の意味がよくわからないし。

などと言いつつも、
実は、とても単純な性格の自分が、
占いの結果に影響されて判断を誤ってしまうのがイヤなだけ、
ということもわかっている。

だから、好きとか嫌いとかではなく、
自分では見てもらう気がしなかったのだ。
いままでは....


今週の月曜の休みの日、
昔からの友達とゴハンを食べにいった。

彼女とは今から13年前に、一年ほどお付き合いしていたのだが
お互い「別れてからも友達でいられる派」であるため
それからもちょくちょく、連絡があれば会うようにしている。

数年振りだったが、現在32歳独身のA子は、
昔とちっとも変わっていない。

久しぶりのためか、とにかくよく喋る彼女だが、
散歩して、ドライブして、ごはん食べながら
ちょっとお酒が入った頃には、ついに本題を語り出す。

ま、要するに「色恋」についてであり、
ご想像の通り、男子との別離のたび、僕に連絡があるのだ。

「今回は中身のない薄っぺらい恋だったなあ」と、
もうすっかりフッ切った様子の彼女。
まだ一ヶ月だというので(早いなあ)と思い、
理由を聞いたところ、なんと
「占いのおかげ」だと言うではないか。

「その先生は、わりとハッキリ言ってくれるから好き」
らしいのだが、前のカレシとの時も、今回も、
相手のタイプも、ダメになる時期も、とにかく「ピタリ」らしい。

まあ、自分に都合良く解釈するのがコツのようで、
前向きな彼女だから、きっとそれがうまくできるのだろう。

その後も、
「私、ず〜っとA型だと思ってたけど、実はAB型だったんだ」
などと、なかなかショッキングな発言をしながらも、
「この先どうしようか悩んでいる」と言う僕に、
しきりにその先生を薦めるA子。

たしかに、なんとなく良さそうな気もするが、
正直な話、ものすご〜く怖い。

だって「また(来年)二月に新たな出会いがある」
なんて言われたA子はいいが、もしも
「ああ、あんたの星は光が弱すぎてどうしようもない」
みたいなことでも言われようものなら、素直な僕はもう
果てしなく堕ちてしまうこと請け合いだからね。

ま、エイズ検査に行けないのに、感覚は近いかな?

ただ、最近、自分を変える気満々の僕は、
(せっかくだから人生初の「占い」にチャレンジしてみようかな?)
とも思うのである。

プラシーボ効果抜群の僕のことだから、
ちょっとでもいいこと言われたら、きっとすぐその気になるんだろうな。

で、調子に乗ってその先生に弟子入りして、
すぐに真似事を始めてしまうのだが、
接客の延長で気軽にやってみると、意外にうまくいったりする。

そして
「あそこのマスターの占いすごく当たるのよねえ♪」
と、評判が評判を呼び、
スナック本多は、アッという間にウハウハに....

なるわけないっちゅーの!

だって、好みのタイプの女子が占いにやって来たら
「おお!運命の人は、今あなたの目の前にいます」とか
平気で言っちゃうに決まってるもん。

とにかく、まだ行くかどうかは決めていない。

何故なら、生年月日とともに、実際に産まれた
正確な時間がわからないと細かく占えないらしいから。

早速、母親に聞いてみたら
「昔あなたに渡した、へその緒が入った箱に書いてある」
と言うではないか。

(ああ、あったあった。確かにあったよそんなのが!
 たいそう立派な桐の箱だったぞ)

もらった覚えはあるが、一体どこにしまったのやら。


そして、今のところまだ見つかっていない
「へその緒の入った箱」


う〜ん、僕の今後の人生は、
結構意外なものに左右されるんだなあ....

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2006年11月16日 (木)

ワンちゃん

今頃街では「乾ぱぁ〜い!」とかいっちゃって、
ボジョレーヌーヴォーパーティーなどというものが、
さぞ華々しく繰り広げられていることだろうが、
当店では、そんなシャレた催しものはない。

そんなものは西洋人に任せておけばいいのである。


さて、先日家で何気なくTVをみていると、
午後の情報番組的なヤツの中で
「ドッグ・カフェ」なるものが取り上げられていた。

(犬喫茶か....ふぅ〜ん、すごいなあ)

犬喫茶とは言っても、もちろん
犬同士がお茶を飲むわけではなく、
ペットの犬を連れて入ってもオッケーという意味で、
店内には関連雑貨が売っていたり、犬専用のメニュウまである。

で、リポーターと女子店員の会話を聞いていて、
なんか違和感を感じたので(何かな?)と思ったら、
二人とも犬のことを当たり前のように
「ワンちゃん」と言うのだ。

「ワンちゃん専用のメニュウもあるんですよ〜」
「へえ〜。ワンちゃん達にはありがたいサーヴィスですねえ」

ちょっと待ちなさい君達。

犬のことを総称して「ワンちゃん」と呼ぶのは
おかしいのではないかね?

だって、
猫を「ニャンちゃん」とも、鼠を「チューちゃん」とも、
豚を「ブーちゃん」とも、牛を「モーちゃん」とも、
ヤギを「メーちゃん」とも、ゾウを「パオ〜ンちゃん」とも、
ニワトリを「コケコッコーちゃん」とも呼ばないやろ!?

あれ?豚を「ブーちゃん」とは言うか?

まあいい。
仮にペットだったとしても動物は動物。
人間をヒトと呼ぶように、そこは普通に「犬」でええんちゃうの?

いやいやそんなことよりも、
もしそこに王監督が来たらどうするねん?

トップブリーダー推奨の「ワンちゃん専用メニュウ」出すんかい!?


なぁ〜んて、理屈っぽいというか
いつも屁理屈ばかり言っていて、おまけにひがみっぽい僕は、
こんな自分の性格を変えたいと真剣に思っている。

ん?屁理屈の「へ」は「屁」でいいのか?

なんてすぐ考えてしまうのだ。

そして、考えるだけならまだいいのにすぐ口に出してしまい、
一緒にいる女子に(理屈っぽい人)とか(文句が多いわねえ)
って思われたり、元カノジョには
「あれをこうしてこうすればいいのに」とか言い過ぎて
「もお、私にプレゼンしないでよ!」と怒られる始末。

そんな自分がイヤなの。


いいもん。
一人で乾杯するんだも〜ん。


ああ、今年の葡萄は
なんだかちょっとしょっぱいね....

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2006年11月15日 (水)

ニャンニャン?

貧相ボーイズデビュー曲のタイトルは、
「○ッキー」と「勃ッキ」をかけたなんて
もちろん、口が裂けても言えない。


さて、Cちゃんの話のつづき。

スナック本多のカウンターでは、日夜、
様々な内容の会話が繰り広げられるわけだが、
まあスナックゆえ、いつもいつもサブカルチャーの話ばかりではなく
時には、男女の色恋話や、それがつい発展してしまい、
ごく稀に、下ネタになることもあるにはある。

途端に、マスターの眼鏡の奥がキラリと輝きを放つ。

その手の話には、とにかく目がないのだ。

そんなマスターを相手に、話が「下」に行きっぱなしでも、
朝まで延々と付き合える強者のCちゃんだが、
その日は、いつもと少し感じが違った。

大好きな?「SM話」をふってもあまり乗ってこず、
比較的真面目な恋愛話が続く。

彼女の話はとにかくおもしろくて、いつも大笑いしては
「日記に書くぞ!」というのが僕の口癖だった。

ただ、彼女の名誉のため、あまりに過激な下ネタを
書くわけにもいかず、今までは我慢してきたが、
今回はいよいよ、ちょっとだけ紹介させてもらうことにする。


Cちゃんはかわいいし、一見モテそうなのだが、
25歳という年齢のわりにはとても古風な考え方で、
恋愛の進め方に、どうも難があるようなのだ。

対して、その日一緒に来た友達のEちゃんはイマドキの感覚。

例えば僕が
「最初のデートの別れ際に、チューもハグもなにもしないのは
 二回目がないからだ」といった意味のことを言うと
Eちゃんは「なるほどね〜」と答えるが
Cちゃんは「は〜!?何言ってるの?そんなの無理だよ!!」

つまり(一度目のデートから何らかの接触をするなんて
頭がおかしいんじゃないか?)と、僕らを変人扱いなのだ。

「お前は弥生時代か!?」と思わずツッコむ。

そういうオーラを出していると、
相手のことが気に入ってもなかなか発展しないのでは?と、
二人で責めると、真剣に悩むCちゃん。

もし男子が足早に歩くなら「待ってよ〜」と、
袖口を掴むくらいのことはせねば!と諭し、
僕を相手に早速練習させるが
「え〜、できなあ〜い」と、ぎこちない。

かと思えば、突然
「私ニャンニャンだよ!」と、言う彼女。
ちなみにそのアクセントは平板である。

「なにそれ?」と聞くと、
「カレシと家で二人きりなら、ず〜っとお互い
 ニャンニャン(猫語?)だけで会話できる」らしい。

「は?」
と、目が点になるEちゃんと僕。

さっぱり意味がわからない。

「ニャンニャン」なんて言葉、15年振りに聞いたし....

かと思えば、
元カレを全裸で縛り、車の後部座席に乗せてドライブし、
「もっと人の多いところへ連れて行ってやろうか?は〜ん?」
と、さんざん連れ回したという「ドS」な逸話も持つ。

要するに、ただ単に「奥手」というだけで、
発展してしまえば「何でもアリ」ということなのか?

とにかく、なかなかいい相手と巡り合わないらしく
「はぁ....」と落ち込んだかと思えば、突然
「ああ結婚したい〜!」と叫ぶ彼女。

「じゃあお見合いすればいいじゃん。
 なんとか言うヤツに登録すれば?」
「いやだいやだ、そんなの絶対にイヤ!!」とわがままだが、
「条件は?」と聞くと、
「年収1000万以上(になる可能性がある)背が高い眼鏡に萌える」

う〜ん、けっこういそうだけどなあ....

よし!そういうことなら一肌脱ぐか!?


そんな、とってもおもしろくて素敵なCちゃんです。

「我こそは!」という方、
スナック本多のマスターまで、是非ご一報を!

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2006年11月13日 (月)

弥生時代

ブログの影響力は絶大である。

タイトルも合わせて11回も「○ッキー」と商品名を連呼し、
しかも明らかにイメージが上がる内容だったためか、
昨日、店に出勤したら某○リコから、
(これは一体何年分やねん!?)とツッコみたくなるほど
大量の○ッキーが届いて....

いるはずもなく、現実に届いていたのは
請求書とDM三日分くらいのものだ。

募集していたのは「○ッキー・イメージガール」
だったのに、なぜだか僕ら二人が選ばれ、
「○ッキー三姉妹」に続くイメージキャラクター
「貧相ボーイズ」として大々的にデビュー。
○ッキーの着ぐるみを頭に被って、歌うは
「あなたにエレクト」

そう。
あの○ッキーダンスを見たカップルの男性が、
実は○リコ会長のお孫さんで、僕らを気に入って
「即採用!」と広告代理店担当課長に即日電話....

したはずもなく、現実に掛かってくる電話は、
先物取り引きの勧誘くらいのものだ。

若干、妄想癖あります。
はい。


さて、同じ日の夜、友達を連れてやって来た
カウンター族のCちゃん。

彼女は25歳OLで、かな〜り面白いキャラクター。
スナック本多に来るのを「カウンセリング」と称するが、
もちろん精神病ではなく、怒濤の下ネタ攻勢に対し、
決して嫌いではない僕が、キッチリ応えるだけのことである。

うそうそ。
ちゃんと普通の悩みも聞いてあげるもんね。
むしろネタを振るのはいつも僕の方だしね。

で、その日はいつもの
とどまる事をしらない下ネタ?は押さえ気味で、
結構マジな恋愛話に。

えっと、ちょっとお出掛けする事になったので、
つづきは後ほど....

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2006年11月12日 (日)

○ッキーの日

昨日深夜十二時過ぎ、たまたま居合わせた常連さん達と、
一周年を祝い、スパークリングワインで乾杯(ゴチです!)。

その後、店終わりでカラオケボックスに行き、
朝まで懐メロ特集で盛り上がる。

スピッツミスチルイエモンオザケンから
シャ乱Qチャゲアス浜省甲斐バンドまで。
付き合ってもらったのが41歳男子&30歳女子だったので、
そんなチョイスでも全然オッケーなのである。

なんと、ここで大事件発生!

同級生のハ○○氏が矢沢永吉を熱唱していたら、
突然画面が「プツン」と切れ、照明も真っ暗に....

「な、な、なんだなんだ?何が起こった〜」と、
様子を見に受付へ行ってみると、停電?漏電??

雷のせいなのか、どうやらブレイカーがとんだようだ。

バイトの鈍臭そうな青年がパネルの前でアタフタしていると、
お客さんで、元気のいい若い女子が登場し、
「もう何やってんのよ!私にやらせて!!」

交代したら一発で復旧。
最近の女性は強いんだよねえ。

しかし、カラオケボックスで停電なんてちょっとびっくり。
ちなみに歌っていた曲のタイトルは「時間よ止まれ」。
う〜ん、確かに止まったけど....って別にウマくもないか。

朝6時過ぎ、もう一人25歳女子が合流、
ジュディマリ特集を経て「大懐メロ大会」も8時には終了。

あ〜、スッキリした。


そうそう。そういえば11月11日は、
「n.v.の日」と共に「○ッキーの日」でもあるのだ。

一夜明けて、土曜日の営業中、
一組のカップルのお客さんから
「○ッキー下さい」と注文を受ける。

(ふむ。ここは何かサーヴィスをすべきかな?)と考えるが、
量を増やそうにも器である細いグラスにはこれ以上入らない。

「しょーがないから○ッキーダンスでもするか!?」と、
カウンターにいた○ス君を無理矢理誘い、テーブルの前で

「ご注文ありがとうございます。本日○ッキーの日につき
 慎んで○ッキーダンスをさせていただきます。せ〜の、
 ○ッキー○ッキーあなたも○ッキー、○ッキー○ッキー
 私も○ッキーーーーー♪ども、失礼しました〜」

上に挙げた両手と腰をくねくねさせる、というだけの
細〜い男二人のダンス?に、カップルは失笑。

完全にアホである。
*○ス君、付き合わせてゴメンね。

そしてなんと、ここで小さなミラクルが!

さきほどのカップルのお客さんが、
「ここで、披露宴の二次会パーティーをしたいのですが....」
と、予約をしてくれたのである!!

「え?ご結婚されるんすか?お、お、おめでとうございます」

思わず赤面してしまったのは言うまでもない。

もちろんその二次会の余興の一つは、
「○ッキーダンス」に決定である。
*○ス君本当にゴメン。


こうして11月11日の夜も、
無事更けて行くのであった。

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2006年11月10日 (金)

一周年

いよいよ今日で「新生n.v.」になってから一周年を迎える。

月日が経つのは速いものであるが、
この一年間は本当にいろいろなことがあって、
(とても長く感じられた)というのが本音だ。

経営が立ち行かなくなって閉めた店を、
(なんとかもう一度)という思いで、
目的を変えスタイルを変え、
自分一人でやれるカタチを作ろうと模索した。

壁のペンキを塗り直したり、家具をピカピカに磨いたり、
準備もできるだけ一人でやろうと試みはしたが、
途中で挫折し、人の手を借りることになる。

初心に返り、この店の一番のウリである
「音の良さ」を取り戻すためにも、
どうしても力を借りなければならない人がいた。

そう。
結局、自分一人ではなにもできなかったのだ。

たしかに、通常店に立っているのは僕だけだし、
当初からイメージしていた「スナック本多」という、
裏の店名のような雰囲気も、ある程度醸し出せたとは思う。

ただ、仮にお客さんからはそう見えたとしても、
実情は違っていた。
物理的に考えても所詮無理があるし、
心情的にもそうならざるを得なかった。

とにもかくにも、一年間こうしてやってこられたのは、
本当に素晴らしいことだと思う。

何度も営業時間を変更したり、ちょっと前などは、
精神的に参ってサボろうとしたりと、
危ない場面もあるにはあったが、
なんとか店を開け続けてはきた。

それは、わざわざ足を運んで来てくれるお客さんに対する
最低限の義務であることは間違いないが、少なくとも
「スナック本多」に、この僕が居なかった日は一度もない。

だから、ひっそりと自分に言ってあげたいんだ。

「一周年おめでとう」ってね。


さて、そんな感傷的なことはいいとして、
目の前の問題を解決せねばならない。

それは、簡単に言えば
「n.v.」というハコと「スナック本多」という店の両立
ということなのか。

「一人では何もできない」
そんな当たり前のことがわかった今、
この究極とも言えるテーマについて、
悩み、悩み、そして悩む。

さて、その答えは....


「継続すること」の難しさ、大変さを噛みしめつつ
このお店に関わっていただいた全ての方々に、
ブログ上にて失礼とは存じますが、心より御礼を申し上げます。

甚だ儀礼的ではあるが、発信する術は少ないので
きっちり利用させてもらう。

そして、こんな辺境の店に一度でも足を運んでいただいたお客様、
本当に本当に本当に本当に、
本当にありがとうございました。


僕は幸せ者です。
はい。

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2006年11月 9日 (木)

年齢当て対決

とりあえず今後しばらくはこのブログ上において、
「スナック本多」で起こる様々な出来事を中心に、
しがないマスター目線で、いろいろとご報告していきたいと思う。

この店や僕自身がこれから先どうなっていくのかはわからないが、
とにかくそれが、今まで来てくれたお客さんや、
関わってくれた全ての人達に対する責任というか、使命のような、
そんな気がするのである。


今週から急に寒くなったせいか、店も静かである。

そんな中、一昨日はカウンターに女子のみ三名が並ぶという、
スナック本多ではとても珍しい光景が見られた。

そのうち一人は初めてのお客さんだったので、
お約束の年齢当てクイズ(?)に。
「ねえねえ、いくつに見える〜?」という例のヤツである。

水商売をやっていれば、数限りなく聞かれる質問だ。

業界の常識としては「見た目より三つくらい下」
に言っておけば罪はない、というのが一般的。
男子も女子も、ある程度のお年頃であれば
実年齢より下に見られて気分を害す人は少ないからね。

ただ、僕はそういう「当たり障りのない接客」が好きではなく、
聞かれればいつも、本気で「当てにいく」ことにしている。

実はこれ、結構危険をはらんでいて、
ハズすと、実年齢をオーヴァーすることもあるので、
相手が女子の場合特に、ちょっとマズい状況になることも....

ま、そこは覚悟の上だ。

ところが、最近はなぜか大幅にハズすことが多いんだよね。
ちょっと前まではけっこういい確率で当てたし、
仮にハズしても、上下に一つくらいだったのに。

おかしいなあ....
どうしてなんだろ?

ちなみに「パッと見」では判断が難しい場合でも、
手を見せてもらえば大体わかったものだ。
顔やメイクや服装がいくら若く見えても手はごまかせないし、
逆に、いくら老けて見えるコでも手がツルツルなら、
(あ、まだ若いな)ということになるしね。

そして今回も、案の定「当てにいって」
手までバッチリ見せてもらったにもかかわらず、
なんと三つも上にハズしてしまった。

さんざん時間をかけた末、24歳の○○コちゃんに、
「ズバリ27歳!」は失礼やろ!?

はあ。しまったなあ。
だって大人っぽく見えたんだもん....

彼女は普段から年上に見られる傾向にあるらしく
「全然大丈夫ですよ〜。いつものことですから」といいつつも、
目は笑っていなかった。


う〜ん、勘が鈍ったのかなあ。
このままではマズいぞ!

でも、「三つ下に」なんていう
お客さんに媚びるような真似だけはしたくない。

よ〜し、わかった。
こうなったら勘を取り戻すために、
初めてのお客さん全員と「年齢当て対決」だ!!

チェックの時に「お客さんVS僕」で年齢を当て合い、
実年齢との差が少ない方が勝ち。
お客さんが勝てばタダで、僕が勝てば倍付け。

これは相当気合い入るぞ!

僕の実年齢は、
初対面の人にはきっとわかりにくいはずだから、
けっこう儲かるんじゃないかな!?

勘も取り戻せるから、まさに一石二鳥ではないか。

明日から早速、いや、今やろうすぐやろう!

「あ、お客様お客様。当店では、
<年齢当て対決>システムを実施しておりまして....」

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節目

節目というものは、とても大事だと思う。

自分の身近なところで思い起こせば、今から十数年前、
29歳残りわずかというとき、30代突入にあたり、
(何を目標に生きていこうか?)と悩み、
昨年の春は、40代を目前に
(この後の人生をいかに楽しく過ごすか?)と悩んだ。

店をリスタートしてから、あと数日で一年が経つ。

一年という月日は、長いようで短く、短いようで長い。
そんな節目を前に、またもや悩むわけである。

ここ最近ずっと、(今後どうしようか?)ということで、
いろいろ考えてきた。

一年間の成果や結果が出て、
それを元にこれからの展望を考えるのだが、
自分が思っていたイメージと違えば、
方向転換をしなくてはいけないし、
他にも様々な要素に対して、答えを出していかねばならない。

この、いわゆる「中長期ヴィジョン」というヤツが、
昔からどうも苦手なのだ。

(ああもう面倒だな。まあ、
 どうせなるようにしかならないだろう)などと、
つい投げ出してしまいがちであり、
今回も結局ハッキリしないまま、
間もなく一年という節目を迎えようとしている。

いや、実はもう答えは出ているのか?

自分でもなんだかよくわからないが、
現時点で間違いなく言えるのは
僕自身が(変わろう)と思っている、ということ。

そう。
人間は幾つになっても
「自分を変えること」ができると、僕は思うのだ。

もちろん「基本的な性格をズバッと!」は、
さすがに無理かもしれないが、強い意志をもってすれば、
価値観や考え方、他人に対する接し方などを変えることは
決して不可能ではない気がする。

自分の考え方を変えることによって、周りを大きく変えてみたい。

それはきっと簡単なことではないだろう。


昔から「チャレンジ精神」は旺盛なのである。

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