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2008年12月31日 (水)

プルックサー

いよいよ今日で今年も終わりか。

思えばいろいろあったが、よくよく考えてみれば
そう大したことはなかったような気もする。

仕事を辞めてから一年、次に何をしようか考えた末
いきなりタイに来てしまったのはちょっとした事件かもだが、
今となればこれはもう昔から決まっていたことのようにも思えるし、
少なくとも「激動の一年」という感じはしない。

昨日はあまりにもヒマだったのでミクシィの日記を
遡って読んだりしていたが、精神的には
かなり低いところをウロウロしていたのがよ〜くわかるし、
人生に悩んでいたと言うか、正直、病んでいたかもしれない。

ま、自覚症状はハッキリあったし、誰にでもそういう
「過渡期」は訪れるわけであり、それをうまくやり過ごさねば
まともには生きていけないことも重々承知しているし、中には
某元AV女優のように自ら命を絶ってしまう輩もいるが、
僕の場合はなんとか立ち直り、今では完全に
平常心を取り戻した。

悩みに悩んだ末新たな目標もできて、確かに数えきれぬほどの
不安には苛まれてはいるものの、時間をかけて一つ一つ
クリアしていくしかないことはわかっているからさほど焦りもない。

とにかく今は自分でも驚くほど「ニュートラル」な状態であり、
ギアさえ入れればいつでもどこへでも
「準備万端」といったところだろうか。

独りでずっといると考える時間がたくさんあるから、それはもう
ありとあらゆる種類のいろんなことに思いを馳せ、時に妄想し、
いつの間にかニヤニヤしたりして気持ち悪いことこの上ないが、
精神状態がよいからこそであり、こういう時は
他人と一緒にいるよりもその方がずっと楽しめたりするのだ。


というわけで、来年の抱負でも考えるか。

先日も書いた通り、大袈裟なことは口にするまい。
「カノジョを作る」などという下世話な
レヴェルの低い内容もやめだ。

となれば、まずは
今後の人生においての絶対命題である
「タイ語の習得」という事柄であろう。

曖昧ではあるし、検定試験などもあるようだが、
それはさておき、とりあえず仕事で使えるレヴェルまでには
少なくとももっていきたい。

そして二番目は「就職」だ。

海外に支店のあるような大手企業に勤めたことのない僕は
ニッポン以外の国で働くことなど、今まで
全くイメージしていなかった。

だが、この国に腰を据える覚悟をしたからには、
給与などの条件面で相当厳しいことなど承知の上であり、
それがどんな内容だろうと一生懸命やることに変わりはない。

ここ十年ほどは会社の代表者を務めていたのでやや不安もあり、
実はこっちに来る前に一週間ほど、試しに
派遣のアルバイトをしてみたのだが、恐ろしいほどの
単純作業だったにも関わらずちゃんとマジメにできたので、
労働意欲に対しては問題なかろう。

ま、もしアレを一年やれと言われれば
かなり早い時期に発狂することは間違いないだろうが....。

では、こちらで何をするかといえば、まだ決めてはいないが
希望としては飲食店のマネージャーであり、それは無論
将来店を出すための修行とも捉えている。

そーいえば、通っている学校「A.U.A」のニッポン語クラスで
先生を募集しており、タイ語クラスと同じように
「全編ほぼニッポン語で文化などを紹介する」という
授業内容から考えるに、エンターテインメント性などを思えば
自分でもできそうな気がして、しかも
勉強に来ているタイ人達にニッポン文化を伝えられる、
ということを思えば、ある意味僕のやりたいことではあるので、
説明を詳しく聞いてみた。

「ニッポン語をキチンと話せれば問題はない」
「授業よりも事前打ち合わせの方に時間が掛かる」
「できれば長期でお願いしたい」とのことであり、
ギャラは笑ってしまうほど安いのだが、生活の為ではなく
「やり甲斐」に重きを置けば決してできない仕事ではない。

しかも、内容はともかく「先生」と呼ばれることなど
ニッポンではもちろん、タイでだってこれ以外には
考えられぬわけで、非常に魅力的ではあるが、
唯一の問題はパートナーであり、
「二人一組で授業を行う」というシステム上、
今の先生の女性二人が、息を合わせて一緒にやっていくのは
到底無理と思える人種にしか思えず、
敢えなく断念したわけだ。

ああ、生涯に一度は
「先生」と呼ばれてみたかったんだけどなあ。

もう一つくらいいっとくか。

そうだなあ。やはり書くことかな。
去年も、確か一昨年も言っておきながら結局できなかったから
来年こそは「小説をひとつ完成」させよう。

「五ヶ月」は超がつくほどの大作になってしまうので、とりあえず
ショートストーリイを書いて、できればこのブログ上で発表したい。

今考えているのは、あまり「格好をつけた」ものではなく
「あくまでも自分のスタイルで」というもので、
読みやすく、わかりやすく、リアリティーのある内容
というテーマを心がけて、早速書いてみようかなと
思っているところだ。

何しろ時間はたっぷりあるのでね。

う〜ん。
今年はこれくらいにしておくか。

あ、そうそう。
すご〜くレヴェルが低い話なのだが、
来年は「植物を枯らさないように」したい。

部屋に少しは緑が欲しいので、
ちょくちょく鉢植えを買ってくるのだが、
ものの見事に枯れてしまうのだ。

ちゃんと店員に、
「太陽の光は必要か」
「水遣りは毎日か二日に一度程度か」など
説明を聞いてはくるのだが、一ヶ月も経たぬうち
徐々に元気がなくなってきて、
最終的には死んでしまう。

ニッポンにいる時からわりとそういう傾向にはあったが、
タイに来てからはそれが顕著になり
「オレは鉢植えキラーか!」と、最近ではすっかり自信をなくし
二週間ほど旅行にいったAちゃんの鉢植えも
「枯らしてはマズいから」と、ほとんどは一階の
アパートの管理人に託し、ひとつだけ僕の部屋で預かった。

「これを枯らせてしまっては大変だ。チ○コ切られるかも」
と、二〜三日に一度水を遣り慎重に育てて(?)いる。

「植物はタイ語で何かな?」と調べたら
「プルックサー」なのだが、全く同じ言葉でアクセントが違うと
「相談する」という意味になるようで、そう考えると
比較的得意とする分野と苦手なものが一緒の言葉なんて、
不思議といえば不思議な話である。

いや、相談は「受ける」方が得意なのであり、
植物は引き受けるのが下手だからそれでいいのか。

それにしてもタイ語というヤツはもう本当にアタマにくる。

ちょっとアクセントを間違えるだけで
全く違った意味になってしまい、生徒である僕らが間違えると
言葉によってはクルー達がまるで鬼の首を取ったように
「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」と
バカにして笑うのである。

例えば、車を運転するのは「カップ」で、単車や
動物に乗る時は「キー」になのだが、チャン(象)に乗るのは
「キーチャン」であり、それを間違って
「キーチャン」と言うと、
「おいおい、象のウンチかよ!わははははははははははははは」
と、思いっきり笑われるのだ。

そう。
「キー」は、語尾が下がると排泄物の意味になるからね
(ちなみにおしっこは「チー」)。

「そんなもん、テメーらが勝手にそんな風に決めただけで
オレらに罪はないんぢゃボケ!」と、いつも思う。

クソ〜。ムカつくわ。マジで。


というわけで、
皆さんもよいお年を。


来年も
いい年でありますように!


*本当によく枯れるのだ。
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これなんて先日買って来たばかりなのに。
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死ぬ直前のヤツもある。
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こいつらはまだ元気そうだな。
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いや、ちょっと怪しいか。
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これはまだ大丈夫?
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うわ、もう下の方の色が....。
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なにもしなくていいサボテン君達は元気そうだな。
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Aちゃんから預かっているヤツ。
これだけはなんとしても。
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新年を迎えるにあたって冷蔵庫の中身はどうかな。
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お菓子のストックもやや不安なので
ちょっとロータスへ買い出しに行ってくるかな。
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普段はテーブルの下に隠してある。
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出掛ける時は忘れずに。
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2008年12月30日 (火)

サームピー

いろいろな案はあったが、結局
年越しはクルンテープで迎えることになりそうだ。

浪速の最速王Tちゃん達は
友達同士3カップルでチャーン島に出掛けるらしく、
比較的近場の海だし、一度は訪れてみたい場所だが
連れて行く相手のいない僕としてはツライところであり、
静かな波の音を聞きつつ海に沈む美しい夕陽を見るならば、
やはり隣にはカワイコちゃんがいて欲しいわけで、
現地調達の難しげな場所であることを考えても
今回は見送るべきだろうと判断した。

独りでパンガン島へ、という案もあった。
あそこなら常にパーティーがあるし、なんらかの出逢いも
確実にあるので、行けば楽しいだろうという気はするのだが、
距離がけっこう遠いことを思うとどうしても腰が重い。

ま、これから何度でも年越しはやってくる(はずな)ので、
今年はおとなしく新年の訪れを待とうと思うのだ。

学校は明日でセットレーオ(終了)。
休みは一月四日までの五日間だが、
この間引き蘢ったとしても全く問題はない。

アパートの部屋が思ったより快適なこともあり、元々
カウチポテト族(古いなあ)の僕は、映画のDVDを観まくって
寝正月を過ごすことに抵抗はないし、することが無くなれば
散歩でもすればいい。

食料(お菓子だけど)はたっぷりあるしね。


さて、今日は何を書こうかな。
と、ネタ帳を捲ってみても大した話はないのだが。

う〜ん、年の終わりもやっぱり女子ネタかあ。
まあ、あまり「シモ」にいかないよう気をつけよう。
なにしろ、僕のことが心配だというので、仕方なく
「元気なことはこれを読めばわかるよ」と、
あまり深く考えずにこのブログの存在を教えてしまった
自分の母親がチェックしているやも知れぬので....。

約四ヶ月が過ぎ、けっこう色んな出来事があった中で
やはりそれには必ずと言っていいほど女子が絡んでおり、
タイとニッポンの女子の違い、特に精神面の差に関して
かなり心を乱され、翻弄され続けてきた僕。

もちろん双方に良い面悪い面はあるのだが、明らかなのは
タイガールの「アメージングっぷり」であり、あまりのことに
ショックでアゴが外れかけた事件も二度や三度ではなかった。

今までもここに散々書いてはきたし、いつかそれらをまとめて
レポートしようとも思うし、僕が接触してきた何人かをモデルに
小説を書こうとプロットを考え中でもあるのだが、とにかく
思い付いた時に、自分が受けた印象の感想やそれについての
意見をまとめる、という作業も重要だという気がするのである。


最近よく思うのは、ゲイの多さについてだ。

その言葉を「同性愛者」という意味に捉え、
男子同士女子同士(ホモレズ)問わずで考えても、この国に
それらがいかに多いかとうことは、普通に暮らしていれば
日常で接する機会からすぐにわかること。

ましてや、ディスコやバーなど夜の店に出入りすればさらに
その数の多さに驚くし、僕が最近特に気になるのは
女子のゲイ(いわゆるオナベというヤツか)比率の高さなのだ。

ヘアスタイルファッション動作仕草全てにおいて、
「男子を意識した女子」が想像以上に多いということは、
その相手もやはり「想像以上の数」ということなのだろうか。

いわゆる「タチ」に比べ「ネコ」の方は見た目ではわからぬし、
バイセクシャルも含めたらビックリする数字なのかもしれない。

もちろん男子同士も多いが、こちらは明らかにわかりやすい。
たまにバスなどで、人前にも関わらずイチャイチャし過ぎて
「とんでもないこと」にまで及んでいる輩を見かけるからね。

その手の話を学校のクルーなどにすると
「そんなのはどこの国でも一緒で、オープンかどうかの違いだよ」
という意見が返ってきたりするが、確かに
マイペンライのこの国では、カミングアウトに対する意識も、
例えばニッポンと比べれば明らかに差はあるだろうことはわかる。

「しかし、絶対数も確実に多いぞ」
と、少なくともクルンテープで暮らしている限り思うし、
その手のカップルが起こす痴情がらみの事件の数が
ニッポンの比ではないことは間違いなかろう。

そこで思い付くのは「3P」についてだ。

タイ語で年の単位をピーといい、3はサームなので
「三年」の発音である「サームピー」が
「3P」に聞こえてならない僕なのであるが、
「死ぬまでにしたいこと」のひとつに
「娼婦とではない女子二人との3P」という
レヴェルの低〜い目標があり、常々、
できれば相手は「レズカップル」が良くて、彼女らの
その行為の途中で自分も仲間に入れてもらいたい、
というアホな願望を妄想していたから、
(タイでなら案外イケるかも)などと思ってしまうのだ。

しかし、よ〜く考えてみれば
片方がオナベ的な女子である場合、例え
「バイセクシャル」であったとしても、三人になれば
僕に対してのライバル意識むき出しに決まっており、
その行為はかねてからの想像(妄想)のように
楽しいものではきっとあるまい。

まずいなあ。下ネタ全開になってきたぞ。
話を変えねば。

とにかく、思った以上にオナベの多いこの街で、
カワイコちゃんを彼(女?)らに取られぬよう、
頑張らねばならないわけである。

先週ディスコに行った時も、Tちゃんのナンパしたコが
連れて来たプロのダンサーの廻りに、いつの間にか
明らかにオナベの女子が二人もまとわりついていたし、
先々週は「slim」の閉店後、屋台でごはん食べてる間
一緒にいた連れのゲイの男子が、目の前で同じく
ゲイっぽい男子(どう見てもカッコ良くはないのだが)を
ナンパして撃沈するのを見たし、もうかなり
「なんでもアリ」なこの国に慣れたとはいえ、
その辺りのことにはまだまだ疎い僕なのであった。

ちなみに、ガトゥーイ(オカマちゃん)と
レディーボーイの違いも未だによくわからないが、
チ○コを切った切らないの差なのか、職業の違いなのか。

あと、キレイにメイクしたショートヘアの男子(風?)は、
昼間の街でもやたらと目につくのだが、
彼らがただのゲイなのか、夜はレディーボーイのコの
ズラを取った「プライヴェートの姿」なのか、ひょっとしたら
男子っぽい顔のオナベなのかすら、考えているうちに
だんだんと区別がつかなくなってくる。

逆に、メイクしても汚いオカマちゃん風もたくさんいて、
彼(女?)らがプロなのか素人なのかもわからぬが、
こういう輩に限って、トイレは必ず
女子用に入って行くからコワイ(*何度も目撃した)。

幸いなことに、僕は主にゲイの彼(女?)らの
性の対象には見られにくいようで助かるが、
J君やTちゃんなどはしょっちゅうチ○コを
「マジ触り」されたり、本気で追いかけられたりして
常に狙われている。

女子にモテるヤツは男子にもモテるんだね。
ていうか、もう女子とか男子とか
関係ないのか、この国は???


話は変わるが、「お笑い」の文化もやはり違うようだ。

昨日「M1グランプリ2008」を見たが、あの
「漫才」という芸はニッポン特有のものであろう。

やはり、プロの芸人のレヴェルは比べるまでもないだろうし、
タイでは、バラエティーやドラマなどのTV番組で、
お笑いに関しては素人のタレント達が、めちゃめちゃベタな
「ボヨヨヨヨヨーン」とかいう効果音と共に
「オッオーーー」とか「ウーーイ」という言葉でつっこむ、
というのを未だにやっている。

三十年くらい前のニッポンのような雰囲気だが、違うのは
一般のコ達もけっこうそれをやるところだ。

その辺の普通の若い女子達の会話の中でも、しょっちゅう
「オッオーーー」とか「ウーーイ」と他人や自分につっこむし、
ジョーク的なことを言って
「バーー(バーカ!)」などと笑い合っていることも多い。

Aちゃんなどは、ニッポン語が達者なこともあるが
道路で犬のウンチを見つけると
「イズミさんテロだよ!危ないな〜」とか、
手頃な大きさのものをすぐにチ○コに例えたりとか、
まあ確かに下ネタが多いことは確かだが、よく
ジョークというかギャグを言う。

僕の知る限り、ニッポンの女子にそういった印象はあまりないし、
彼女らの話には大概オチはなく、
気の利いたローレーン(冗談)を口にする女子になんて
そうそうお目にかかることはなかったように思う。

いや、ひょっとしたら昔はけっこういたのかなあ。

「ケンちゃんチャコちゃん」みたいな平和なドラマや、
「ドリフ」だの「カックラキン」だの、歌手やタレント達が
お笑い番組でコントなどをやっていた時代は、やはり
一般女子ももっとお笑いに身近だったような気が
しなくもないが、定かではない。

とにかく、
「笑い」というものが日常的であり、例えレヴェルは低くとも
人々の暮らしに浸透しているように感じるのだ。

僕の放つ下らないジョークにもちゃんと笑ってくれるし、
映画などを観ていても
「え?こんなしょーもないギャグで??」
というシーンで爆笑の渦だったりする。

よーするにどこが違うのかというと、人前で
「恥ずかしいか」「恥ずかしくないか」の差であろう。

その辺りは、昔から
「アメリカナイズ」されている国(?)だけあって、
ハッキリと意思を伝えることに抵抗がなく表現が上手であり、
もっと言えば何事にも「大袈裟」なのだ。

ゲイのカミングアウトだって、オカマちゃんだって
自由の国だからこんなに多いのだろう。

「NOと言えない」ニッポン人に比べると
その差は明らかなのであり、逆に言えば
「慎み」などは薄いのかもしれない。

ところが、ここまで書いてふと疑問が湧く。

ぢゃあ何故、エッチの時は違うのだ?

全員マグロとは言わないが、なにしろタイガールは
セックスの時に元気がないので困る。

これは僕の数少ない経験だけではなく、
友人知人にもリサーチ済みだから間違いないと思うが、
その理屈からすれば、もっと「大袈裟」に
「恥ずかしがることなく」「自分の意志をハッキリと」
「上手な表現で」伝えればいいと思うのだが、
何故それをしないのだろう。

比べてニッポン女子の方がどれだけ「元気」なことか。

まあ、確かに
「普段は慎み深い君が、こんなにも....」
というギャップもよいが、基本的にエッチの時はやはり
「もっと意思を伝え合わねばならないよ!」と、
タイガールを相手にしていると、よく思うのだ。

人前では恥ずかしくないクセに
二人きりでは恥ずかしいなんておかしいやんけ!

特にエクスタシイに達する時が元気ない。
これが非常に困る、というか乗りきれない、というか
いかにもヤリ甲斐がないではないか。

これを教育するために、僕は今
非常に苦労しているところである。

ニッポン語ができるコならまだいい。
「イク」という言葉を教えやすいし、
イントネーションにさえ気をつければ問題はないからね。

しかし、タイ語オンリ−のコにこれを教えるのは危険だ。
アクセントをつける位置を間違えられてはたまったものではない。
笑ってしまってそれどころではなくなるからだ。

だからと言って、タイ語に
「それに該当するいい感じの言葉」はなかなか見つからない。

まさかそのまま
「パイ(行く)」ではなかろうに。


と、気付けばいつの間にか
あまりにもくだらない下ネタになってしまったが、
これはもう仕方のないことなのだ。

なにかのテーマについて感じた内容を
なるべく時間の経たぬうちに文章にして残しておく。
そうすることで、いろんな事象に対する考え方が
徐々にまとまっていくのである。

興味のある内容が「シモ」に向かうことなんて、
健全な男子ならば当たり前だし、それを恐れていては
ここまで自分のことを晒したブログなど書く意味もない。

「イヤだ」と感じた読者は、
その先を読まずにおけば済む。

そうもいかないのかもしれないけどね。


「石の上にも三年」という言葉がある。

どこで何をするにせよ、
少なくともそれくらいかかるということは

覚悟しているつもりだ。

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2008年12月26日 (金)

コーンクワン

「何がいいっすかねえ、プレゼント」


「んなもん知るか!?」とは言わなかったが、
「おいおい、今頃何言ってんだよ〜」と、
その、内容のあまりの平和さと、自分の性格に
少し似たところがある彼のキャラクターに、思わず
「フンッ」と鼻で笑ってしまった。

現時点で、僕のケータイを振るわす回数の、少なくとも
七割以上は彼の手によるものと考えて間違いはない。

そう。
もちろんJ君からの電話である。

ちなみに昨日の深夜に彼から届いたメールの内容は
「Rサの写真を見たが自分の想像と違った」
「リアリティーバイツは僕も好きな映画」
「ヒロインの名前はヴィノナライダーですよ」
というものであり、何故だかよくわからぬが、
フィービーケイツと名前をすっかり勘違いした僕は赤面しつつ
「たまには役に立つやんけ!」と感謝しながら、
あわててブログの記事を訂正したのだった。

いやいやいや、もちろん僕の頭に浮かんでいた彼女の顔は、
あの特徴的なベリイショートのヘアスタイルからして
万引き常習犯の「あの人」に違いないのだが、
名前を間違えた相手が、一文字もカブっていない、
ルックスだって似ても似つかない女優だったことは
ちょっとショックだったなあ。

ま、よくある「勘違い」ということにしておこう。


「似たところ」というのは、今回の件でいうならば
「切羽詰まらないとやらない」ところ。

人はそういうタイプと「準備万端タイプ」に分かれるだろうが、
僕らは間違いなく前者であり、かくいうワタクシも、つい先日
クリスチャンであるRサへのクリ○○スプレゼントを購入したのは
彼女と会う、ほんの数分前のことだった。

これも
「親切なわりに面倒くさがり」なO型の特徴だろうか。

ちなみに僕が彼女にプレゼントしたのは、なんていうことはない
チープな黒い犬のトゥカター(ぬいぐるみ)であり、Rサに渡す時には
「君が自分では決して買わないだろうから....」などと、もう
25才にもなる彼女にそんな子供っぽいものをあげることへの
苦しい言い訳を口にするのだったが、
年甲斐もなく「トゥカター好き」の僕は
女子にそれをプレゼントすることがたまにある。

そして、あまりに可愛いトゥカターを見つけると、自分のためにも
同じもの(色違いとか)を購入することすらあるのだ。

「気持ち悪ぅ〜っ」って言ったやろ?

ま、いいけど。
自分でもそう思うからね。

だって可愛いものは可愛いんだからしょーがないぢゃん。

一応理由だってある。
「これを僕だと思って!」という意味だ。

言葉でそう言ったりはしないが、もし、
捨てられずに相手の手元に置かれるとするならば、彼女が
「それを見る度、きっと自分のことを思い出すだろう」という
願いを込めてのことである。

だからこそ(?)、なるべく
可愛らしいトゥカターを探して購入するわけであり
そういう時間が決して嫌いではない。

なのにいつもギリギリまで行動を起こさないのは、心の奥では
「キッキア(面倒)」だと思っているからなのかな。

う〜ん。
自分のことなのによくわからないや。

とにかく、(お前もやはりそうか)と思いつつ
「Mヨなんて特に、好みが難しそうなんだから
早めにリサーチしておかなきゃダメぢゃん」などと、
自分のことは棚に上げて彼にそう言った。


思えば、昔から
「プレゼントは何がいいかな?」と相談されることはよくあるが、
実はこれ、けっこう困るんだよね。

主に、女子から「男子にあげるものの内容」の
アドヴァイスを求められるわけだが、相手に対する
距離感や立場が微妙な場合がほとんどであり、
そういう意味では、尋ねられる側の僕の気持ちもやはり
微妙なものとなる。

「だからこそ相談されるのだろう」ということは理解できるが、
「何故オレがそんなことを貴様と一緒に考えねばならぬ?」
と言いたくもなるのだ。

しかも腹立たしいことに、まずこっちの意見は採用されないから
「結局なんやったんや!?」という話である。

もちろん、需要に応じて供給するのが世の摂理だと
ちゃ〜んとわかっているオトナな僕は、
懇切丁寧にお答えする。

「まず大きく分けると、
<残るもの>と<残らないもの>になるよね」
と、まあそんな感じ。

ただ、J君の場合はそうでなく
「相手を喜ばせるための」プレゼントであり、それこそ
僕などにアドヴァイスを求めるのではなく、自分で考えて
一生懸命選んだのであれば、例えどんなものだろうと
「ああ、私のことを想って(考えて)選んでくれたんだ」
と、もらった人はうれしいに決まっているのである。

高額な場合は相手に選ばせた方がよいとは思うが、
クリ○○スプレゼント程度の軽いものであれば、
価格も内容も、さほど気合いを入れる類いではない。

大方決まって電話を切った後、すぐにその相手
Mヨから「クリ○○スメール」が届き、ちょっと驚いたが
(もし僕が彼なら、彼女にいったい何をプレゼントするだろう)
などと一瞬想像してみたものの、なんだかアホらしくなり
すぐに中断した。

それよりも気になるのは、
MヨからJ君へのプレゼントの方である。

タイガールの
「アメージングっぷり」が
ここでも発揮されると

いいんだけどなあ....。


*プレゼントはタイ語で「コーンクワン」という。

タイで見つけたお気に入りの
「クマのトクゥカターシリーズ」。
チラッと写っているシマウマの中身は
プーケットのビーチの砂だ。
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色違いでキレイなブルーの花の模様のものがあったのだが、
Iちゃんに持って行かれてしまった。
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2008年12月24日 (水)

センレックとバミー

今は本当にいい季節なのだ。

クリ○○ス・イヴだというのに、
独りで屋台のクーイティアオを食べてきたのだが、帰り道、
空を見上げるとニッポンの秋によく見られる、いわゆる
「うろこ雲」が一面に広がり、そこに
夕焼けが反射してとても美しいピンク色に染まっていた。

(キティーを持ってくればよかったな)
と一瞬思ったが、そんなことは別にどうでもよくて、
クリ○○スの時期だというのに、これほど過ごしやすい
気候に恵まれたこの街で、のんびりと暮らしていられる今の自分が
すごくしあわせであることを、しみじみと感じられるのだった。

食後の散歩がてら家の近所をふらふら歩いていると、
イヴの(必要以上に)きらびやかなニッポンの街の景色とは異なり、
いつも通りゆる〜い空気が流れる。

野菜や果物や様々な総菜などがたくさん並ぶ夕方の市場は、
近所のおばちゃん達でいっぱいで、路地に入ると
子供達がバトミントンをしながらキャッキャと楽しそうだ。

そんな中を、両手に荷物をぶら下げて「オンナ乗り」する
(またがらず足を揃えて横向きで後ろに乗る)若い女子を乗せた
「バイ(ク)タク(シー)」が、すり抜けるように走り過ぎて行く。

僕の住むオンヌット(の駅からバス停で三つ)は
そんな感じの下町であり、雰囲気がとても気に入っている。


ニッポンにいた頃、サーサナー(宗教)を持たぬ僕としては
同じくクリスチャンではないと思われる人々が、
クリ○○スを何故あんな風に祝う(?)のかが
さっぱり理解できなかった。

ナゴヤの街では、一ヶ月以上も前から
派手なイルミネーションが街を飾り、(どう考えても無駄な)
エネルギイをバンバン消費していくのがどうも許せなかったし、
数日間だけ飲食店が特別料金になったり、それを承知で
カップルが楽しげに乾杯するシーンなどを、ある時は
自分の店で見て寒々しい思いをしたりしたものだ。

確かに、ウチの店でもそれに乗っかって
「クリ○○スディナー」なんてのを提供したりもしたが、
めちゃめちゃお値打ちだったし、需要があるならば
それに応えるのが使命だと考えた末のことである。

ただ、言っておくが派手な電飾を施したり、間違っても
「クリ○○スツリー」的なものを店内に置いたことは一度もない。

まあ、それは僕個人の考え方であり、もちろん
それぞれ好きにすればよいということはわかるのだが、
なるべく普段通りに過ごそうと思っても、そうではない
街の雰囲気や、それに踊らされる人々を見て
何故か腹立たしくさえ感じていた。

今考えれば「オレって人間が小さいなあ」と思えるが、
それはきっと「仏教の国」であるタイの人々が、あまり
クリ○○スを気にしていない様子を見てホッとしたからであり、
もしニッポンにいたとしたら、今頃
「人間が小さいまま」の僕は、どうせ、
イライライライラしていたに違いない。


本当なら一緒にラヴラヴな夜を過ごすはずのカノジョが
「風邪でダウンしている」というJ君から連絡があったが、
「野郎二人」でどこかへ行く気にもならず、結局、
いつものように散歩がてらクーイティアオを食べに行った。

ニッポンではラーメンなど滅多に食べなかった僕だが、
こっちでは二日に一度は食べるタイの超定番屋台メニュウ。

ちょっぴり麺の量が少ないので、最近では
センレックを食べた後バミーの「替え玉」をしてもらう。

具がたっぷり入ったワンタンが十個も乗っかっているので、
お腹がいっぱいになるが、それでも値段は
35THB(ノーマルなら25THB)であり、
これを基準に考えてしまうと他のものが
何もかも高額に感じてしまい、
金銭感覚が明らかにおかしくなる。

例えば、女子と一緒にレストランで食事をして
750THB(そのくらいは普通にかかる)払う時に、
(クーイティアオ三十杯食べられるなあ)
などと思ってしまうのだ。

先日買った帽子(キャップ)は500THBもした(?)ので
クーイティアオ二十杯分である。
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床に直接置いてあったTVの位置が
どうも低過ぎて見にくいため、悩みに悩んだ末今日買ってきた
TVの台は5500THBもしたのだが、これでなんと
クーイティアオが二百二十杯も食べられる計算になる。
Img_4519

もちろんクーイティアオだけではなく、
カーオマンガイだってボリュウムたっぷりなのに
33THBという安さ(スープ付きだよ)。
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あとはパッタイ(ヤキソバ風)とか
カーオパット(チャーハン)などのローテーションで
十分イケるので、最近はもっぱら
ほぼ毎日屋台ごはんの単品で暮らしている。

あとは家でフルーツ、お菓子、アイスなど。

普通のお嬢様方はちょっと無理かもしれないが、
食にさほど興味が無くなった僕の場合、
そんな感じで暮らしていれば、一ヶ月の食費は
相当安いのではないだろうか。

使おうと思えばいくらでも使えるが、
締めようと思えばかなり締められるのだ。

毎日お小遣い帳をきっちりつけているので、
機会があればいつか公開しよう。


あれ、おかしいな。 
いつの間にかごはんの話になってしまった。

まいっか。

とにかく、今日は過去数十年間で一番
クリ○○スを感じなかったイヴだった。

そんな小さなことでさえうれしく思える僕は、
時間さえあれば、こうやってせっせと日記を書く。

「文章を書き記すこと」が、ストレスの解消に役立ったり、
精神の均衡を保つという役割を果たしたりしていることを
自分でよ〜くわかっている。

そして、このことが僕の「燃費」を
さらに良くしていることにあらためて気付く。
だって、ブログなんてクーイティアオ一杯分に満たぬほど
お金はかかっていないからね。

残り少ない人生を、
なるべく燃料を使わずに走るのもいいかな。

さしあたって今日のところは、

なんだかそんな気分なのだ。


*歩道がけっこうガタガタで歩きにくい。
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配管がむき出しになっていたり。
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行きつけのクーイテウィオ屋台のおばちゃん。
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スープの入っていないお湯の方で
麺ともやしと具のワンタンを茹でる。
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ちょっとブレたが、これがクーイティアオ(センレック)だ。
この店には珍しくワンタンがあるのだが、トッピングする
具によってスープの味が違うのだ。
*この店はあっさり塩味のスープ。
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コンタイは普通、これに砂糖(けっこうたっぷり)と
酢的なものとナンプラーを加えて混ぜるのだ。
ただ、食べてみると案外イケる。
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僕の場合は唐辛子を少々(?)。
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そして持参の醤油(たくみ味?)と小皿を用意し、
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餃子のようなワンタンをつけていただく。
この方が間違いなくウマい。
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クーイティアオ(米粉の麺の総称)の中で
一番細いのがセンミー。春雨っぽい。
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次に細いのが僕の好きなセンレック。
食感は鍋に入れる某「マロニー」のような感じ。
*写真がピンボケで申し訳ない。
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太いきしめんみたいなのはセンヤイという。
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黄色い麺はバミーといい、米粉が原料ではなく
味も食感もニッポンのラーメンの麺に近い。
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もやしはフリー。
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水もフリー。
最初の頃はお腹壊しそうで飲まなかったけど
今は気にせず飲む。
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食べ終わるとこんな感じ。
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デザートは最近出てきたタイのイチゴ。
あまり甘くなく、カタいのだが、
これはこれでなかなかおいしい。
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ローレーン

もちろん約束はちゃんと守るよ。
そして、時間に遅れたりもしない。

こう見えても、僕はれっきとした日本男児なのだ。

そこらのタイガールと一緒にしてもらっては困る。

「約束」というキイワードを読み取って
何のことかわかったあなたは、おそらく
このブログのヘヴィ−ユーザーであろう。

いつもご愛読ありがとうございます。


滅多なことではピクリともしない僕のケータイが、
珍しくテーブルの上で「ブルブル」したのは昨日のこと。

英文で送られてきたSMS(メール)の内容は
「近々会いたい」というものであり、送り主はなんとあの
「突然舞い降りた天使」
Rサであった。

申し訳ないが説明がキッキアなので、
わけのわからぬ人は二つほど前の
「ルーク」というタイトルの日記を先に読むべし。

もちろん断る理由などあるはずもなく、
クリ○○スのイヴイヴという微妙な日である今日、
彼女との二度目のデートに出掛けたわけである。

学校終わりで、清廉なクリスチャンであるRサに
ごくごくさり気ないクリ○○スプレゼントを購入し、
昼過ぎにセントラルワールドで待ち合わせ、
見事に「オンタイム」で落ち合う僕ら。

イタリアとタイという「血」から考えるに、
時間にはかなりルーズなイメージではあるが、
さすがに「天使」だけあってその辺りはキッチリしている。

「たまにはいいんぢゃない?」ということで、
イタリアンカフェでパスタとピッツァ(ピザ?)をいただく。

「フンッ。さすがにこれはホンモノのモッツァレラね!」と、
コピーばかりのこの国を皮肉ったジョークを飛ばしつつ、
ビヨーンと伸びたチーズをフォークで口に運んで
「味は合格よ」という意味のウインクをする彼女。

う〜ん。
とってもキュート♪

当たり前かもだが、目がデカいからよく似合う。

彼女のそれを見て
(もう一生ウインクなんてするものか!)と
固く心に誓う僕なのだった。

「映画でも観る?」
と、一つ上のフロアに行ってチェックしてみるが、
面白そうなタイトルがなかったので
公園へ散歩に行くことに。

約束を果たすために持って行った僕のキティー(タイループ)を、
ベンチに座った途端に取り上げて
「私、写真が大好きなの〜♪」と、
早速中身をチェックするRサ。

余談だが、何故カメラにそんな名前を付けたかというと、
こっちへ来てから、まるでペットを散歩させるように
しょっちゅう連れて歩いていたので、どちらかと言えば
犬よりも好きなネコの総称(?)にしたわけで、
アホみたいにコピーされまくっている、
某サンリオのキャラクターに対するオマージュの意味も含む。

二十歳の女子大生に「ド変態扱い」されてから、
ちょっと心を痛めていた僕ではあったが、
今更隠すこともないので、胸を張ってドキドキしながら(?)
チュッパチャップスを舐めつつ、なんとか表情をごまかす。

「うんうん。この写真好き」
などと社交辞令を言いながら、突然動きを止め
「ねえ、ひょっとしてエッチな写真ある?」と、
これも多分ローレーン(ジョーク)で聞いてくる彼女。

アメが棒付きで良かった。
でなければ喉に詰まらせていたところだ。

首をブルンブルンと振ってみせるが、
(君がそう思わないことを願うよ)と
心の中では冷や汗ものだった。

やたらと目立つ、タイガールの
「足だけを撮った写真」の数々も、幸いなことに彼女の目には
「アート」と映ったのか(そんなはずないか....)、その後も
Rサに向けてシャッターを切ることは許された。

そんな感じで、平日の昼下がりを
とりとめもない会話をしながらのんびりと過ごす僕ら。


実を言うと、昨日の時点で今日のデートを
さほど楽しみにしていたわけではない。

何故なら、英語がつたない僕としては、
Rサとのコミュニケーションが不安であり
わざわざ電子辞書まで持参するほどだったから。

しかも、25才の賢い女子大生を相手に
「どうやって楽しませればよいか?」なんて考え出したら、
夜も眠れず、ウィスキイをストレートで三杯飲んだ後、
ひさしぶりに某「レンドルミン」を半錠いただいた。

これを飲めば一錠で8時間、
半錠で4時間キッチリと寝られるし、
寝起きはいたって爽快で、夢も一切見ない。

遠足の前の日のテンションとは違い、どちらかと言えば
勉強不足で迎える期末試験前日の夜のような感じだった。

43才にもなってねえ....。

ただ、実際は全く問題なく、それはきっと
僕のボキャブラリイを承知の上で、
わかりやすく話してくれた彼女のお陰だろう。

とにかく、過去に覚えがないほど、英語での
「カンバセーションを楽しむこと」ができたのだ。

そして、夕暮れの公園のベンチで思い出したのは
「あの映画」の「あの台詞」である。

「リアリティーバイツ」で、若かりし頃のイーサンホークが、
同じく若くてとびっきり可愛かったヴィノナライダーに言ったヤツ。

「君と僕と、素敵な会話さえあればそれでいい」

みたいな感じだったと思うが、残念ながら
「つたない」僕は英文を覚えてはいない。

同じく若かりし頃の僕は、そのシーンを観て
(ああ、オレもこんな台詞がさりげなく言えたらなあ....)
な〜んて思ったものだ。

正直なところ
「Rサを口説こう」なんていう気が起こらなかった僕は、
その台詞を口にすることはなかったが、心の中では
そんな風に思っていた。


その後、Rサは贈り物用のカレンダーを、僕は
TVを置くのにちょうどよい台を探していたので、
お互いそれに付き合うが、お互いオーダーが難しくて、
結局見つからず終いでいつの間にか結構な時間が過ぎ、
夜遅くなる前に別れた。


ところで、いったい何を話したのかな。

よくわかんないけど、ただ
お互いの国のことや好きなものなどを伝え合っただけか。

なのに、あれだけ楽しい会話ができたことを考えると、現状では
「英語ちょっとタイ語ちょっとニッポン語完璧」の
僕からすれば、やはり
「英語ちょっとニッポン語ちょっとタイ語完璧」の
タイガールよりも
「スペイン語ちょっとドイツ語OK英語OKイタリア語完璧」の
Rサとの会話の方がスムーズなのかなあ。

まあ、タイ語のボキャブラリイに比べれば
英語の方がいくらかマシだからね。


というわけで、突然Rサの中の
「ラテンの血」が騒いで僕に襲いかかることもなく、
最近ヘタレ気味のワタクシといたしましては、
二度目のデートであるにもかかわらず、
「フリーセックスの国(違ったか?)」イタリア生まれの彼女に
チューどころかハグすらすることもなく、別れ際も
「メリークリ○○ス!」と言って
爽やかに握手のみ。

来年1月の17日に故郷のフィレンツェへ戻ってしまうRサと、
これ以上どうしたらいいのかサッパリわからぬが、もし....
もしもこのまま恋に堕ちてしまうようなことでもあれば
「遠距離」にもほどがあるわけで。

だから、カウントダウンの予定を聞かれて
「まだ決まっていないよ」と答えた後
チャーン島で過ごすはずの彼女が
「ひょっとしたら30日に帰ってくるかも」
などと言い出すのを聞いて、なんだか
いや〜な予感がしたのである。

ちなみに僕の場合、
「恋に堕ちた時」のとてもわかりやすい現象として、相手が
「夢に出てくる」ということがよくある。

それは大体において、
「何か印象的な出来事があった日」に起こりがちだ。

幸か不幸か、目の前には
レンドルミンの残った半錠が置かれている。


今から僕がこれを飲むかどうかは

ご想像にお任せすることにしよう。


*約束通り、彼女の写真をいくつか。
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ウインクするとこんな感じ。
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在庫も残り少ない貴重な「眠剤」だ。
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では、メリークリ○○ス!!
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2008年12月22日 (月)

ポップガン

「世間は狭い」というのは、ひょっとして
万国共通の概念なのだろうか。


ニッポンで四番目に大きな都市(?)
ナゴヤに住んでいた頃、特にオトナになってからは
「なんと狭い街なのだろう」と、よく思ったものだ。

中心地を歩けばすぐに知人と出会うし、
「○○で見かけたよ」とか「××にいたでしょ?」などと
後日言われることもしばしばであった。

ナゴヤを離れ、ここクルンテープで暮らすようになってから数ヶ月、
その間に知り合った人々の数などたかが知れているというのに、
けっこう頻繁に街でバッタリ出くわすことにやや驚いている。

土曜日も「R.C.A」の「slim」と「flix」というハコと、
その後に行った朝までやっているディスコ
「scratch dog」で、それぞれ一人づつ知人と会った。

朝までやっている店はともかく、
ディスコなんて星の数ほどあるこの街で、訪れる度
「誰かに見つかる(?)」なんてちょっとイヤな感じだ。

あとは、サイアムというエリアにある百貨店
「paragon」や「MBK」周辺では、もう何度も
知人に声を掛けられている。

相手はいずれも僕の通う「A.U.A」のタイ語クラスの生徒であり、
主にファラン(西洋人)が多く、彼らは大概
陽気でフレンドリーな性格なので、けっこう遠くの方からでも
「hi Hondaaaaaaa!!」などと、ニコニコと
満面の笑顔で手を振ってきたりするのだ。

そう考えると、人口6300万人が暮らすデカい街とはいえ、所詮
「訪れるところは皆一緒」ということなのだろう。


昨日はひさしぶりにチャトゥチャクの
ウィークエンドマーケットに行ってきた。

実はちょっと確かめたいことがあったのだ。


先週の日曜日、
「コンタクトレンズを買いに行く」というAちゃんに付き合い
「MBK」まで出掛けた時、BTSの最寄り駅ナショナルスタジアムの
階段の下でチラシを配っていた可愛いコを見て
(ん?どこかで会ったことがあるぞ)と気付いた。

相手もこちらを認識した様子で、Aちゃんに
「イズミさーん。あのコこっち見てるけど知ってるの?」
と言われた時、ようやく
(チャトゥチャクマーケットの雑貨屋のコだ!)
と、思い出した。

随分前だが、買い物中に発見して
「君カワイイね〜。写真撮らせてよ」と仕事中に声を掛け、
ブログにも写真を載せた二十才の女のコだ。

その時に話しかければよかったのに、何故か
いつでも会えるような気がしたし、人が多かったこともあり
そのままスルーしてしまった。

街で人物を写真に収めた時、所在さえわかっていれば
プリントして本人に渡すことにしている僕は
彼女の写真もプリントだけはしてあったが、
チャトゥチャクのマーケットには特に用事がなく、
彼女のこともすっかり忘れていた。

あの時は
「また来週来るよ」なんて言っていたのに....。

とにかく、そうやって街で偶然出くわすなんて
「これは運命に違いない!」とすぐに思ってしまうポジティヴな僕は、
名前さえ知らぬ彼女とのその後を妄想し、
勝手にドキドキしてしまうのだったが、ふと
チラシを配っていたのが日曜日だったことを思い出す。

てことは、ウィークエンドマーケットの仕事は
辞めてしまったのだろうか。

それとも、あの日は臨時でチラシ配りを?

それを確かめるため、そして
ポップガン(会う)の末、写真を渡すために
チャトゥチャクを訪れたというわけだ。

「先週BTSの駅でチラシ配っていたいたよね?」

「もちろん気付いていたけど、
忙しそうだったから声を掛けなかったんだ」

「一緒にいたコ?ただの友達だよ。正確に言えば
僕のニッポンの友人のカノジョだけどね」

「君、恋人はいるのかい?」

「そうか。ぢゃあ今度ゴハンでも食べに行こうよ」

英語がけっこう話せた彼女を、最近得意の
「英語とタイ語ミックス」の会話の末
デートに誘う気満々だった僕を、現実は
「サクッ」と突き放す。

そう。
やはり彼女は店にいなかった。

(ひょっとして今週もチラシ配りを....)
と思い、帰りにナショナルスタジアム駅で降りてみたが
予想通りそこにもいない。

運命のいたずらとはそんなものだ。


通称「バンコク」の正式名称は、
クルンテープ・マハーナコーン・ボーウォーン・ラタナーコーシン・
マヒンタラアユタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタナー・
ラーチャターニー・ブリーロム・ウドム・ラーチャニウェート・
マハーサターン・アモーンピマ−ン・アワターンサティット・
サッカティッティア・ウィサヌカムプラシット
というらしい。

街に住む人々は皆、略してクルンテープと呼ぶ。

いったい何故そんなことになったのかはわからぬが、
おそらく世界一長い名前と思われるのこの街でも、やはり
「世間は狭い」ということがあるのならば、あのコとの
「偶然のポップガン」も、
いつかきっと。

そんな時のため、
彼女の写真をいつも

持ち歩くことにしよう。


*ウィークエンドマーケットではいろんなものが売っている。
こんなものや、
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こんなものや、
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こんなものや、
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こんなものも。
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これは売り物ではないね。
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2008年12月20日 (土)

マイパイ

昨日、Aちゃんがニッポンへ旅立った。

唯一と言えるコン(人)タイのプアン(友達)である彼女と、
しばらくの間(二週間ほど)会えないのは少し寂しいが、
それよりもなによりも、生まれて初めて訪れる
「憧れの地」ニッポンのことを、彼女がいったい
「どう感じるのだろうか?」という事にとても興味がある。

一人で飛行機に乗るのは初、というAちゃんが
「イズミさんも一緒に行こうな〜」と、
ちょっと不安なこともあってか冗談まじりで言うのに対し
「ニッポンになんて帰りたくないよ。だって
あの国がイヤでタイに来たんだから」などと
つい、マジメに答えてしまう僕。

慌てて
「もちろんニッポンには楽しいことがたくさんあるから、
ゆっくり楽しんでおいでよ!」な〜んてフォローはしたが、
旅行前の彼女に、どうしてそんな
イヤラシイ事を言ったのか自分でもよくわからなかった。

弱冠22才にして、一つの「夢」を達成できる彼女に対し、
ジェラシイを感じたのだろうか。

きっとそれは大袈裟な話ではなく、僕が知る限り
多数のタイ人にとってニッポンは「憧れの国」であり、
子供の頃から「いつかニッポンに行ってみたい」
と思うのは不思議なことではないし、現実にその願いが叶うのは
数少ない富裕層の家に生まれた人々か、もしくは
貧しくともなんらかの手段でそれを勝ち取った人々に限られる。

ニッポン人がタイに旅行するのとはワケが違うのだ。

今回Aちゃんがヴィサを取得する苦労を見ていたが、
ハッキリとした渡航目的から始まり、預金残高明細他
鬼のような数の必要書類を用意させられてチェックを受け、
まるで「そう簡単には行かせないぞ」と
プレッシャーをかけられているがごとくであった。

かと思えば
「お金さえ払えばそんなに大変ぢゃない」なんて話も聞くから、
この国のことは本当によくわからない。

ともあれ、僕が42年間住み続けた末
「イヤになって」「色んなものを捨てる覚悟をして」離れた
祖国のことを、夢を持って新たに訪れたこの国、
「タイの女のコ」が実際にその目で見ていったいどう思うのかが、
正直な話スゴ〜く気になるのである。

日頃からネットなどを通じて、ニッポンのことを
よ〜く知っている彼女のことだから、ひょっとしたら
「な〜んだ。この程度か」と感じるか、それとも
「予想通り素晴らしい国」と感じるのか。

ひとつ心配なのは、ニッポンジンにとっては少なからずあるだろう
東南アジアの女性に対する偏見だが、それは
迎えるカレシがずっと一緒にいるだろうから大丈夫かな。

こんな寒い時期に行って、暑さしか知らぬ彼女がもし
寒さを苦にしないようだったら、きっと
「この国になら住める」と思うに違いない。

僕だってもちろん「ニッポンはいい国」だと知っている。

ニッポン人として生まれた誇りもあるし、
一生懸命タイ語を学びながら
「パーサータイヤーク(タイ語は難しい)」などと言いつつも
ニッポン語がどれほど難しいかを再認識したし、
四季の移り変わりの美しさだって、
「ワビサビの世界」だって、ある程度はわかっているつもりだ。

それでも僕がこの国にやって来たのは、
将来に対しての可能性を感じたからであり、
「自分が楽しく暮らせる」というフィーリングが全てだった。

決心するために敢えて、ニッポンのイヤな部分や、
将来性の無さを自らフィーチャーして見てきたこともあり、
たまたまタイミング良く(悪く)
「変な事件」が続発したりしたせいもあるが、
今はもう、僕の中のイメージに残る
「古き良きニッポン」の姿はすでになく、冒頭の
「ニッポンになんて帰りたくない」というのは
本心だ。

実際に住んでみて、様々な不安が出てきたのも事実だが
そんなのは当然予想済みであり、今のところまだ
愕然とするようなことは起きていない。

ま、大概のことは
「アメージング!」という一言で
片付けられるからね。


Aちゃんを空港まで送るタクシーの車中、
見覚えのあるその景色を眺めながら、
何度か旅行した後にその道を通るたび
「ニッポンになんて戻りたくないよ〜!」と、
本気で願ったことを思い出し、
少しだけ寂しい気持ちになったものだ。

Aちゃんの大きな旅行用トランクをガラガラ引く僕を見て
「なんだ。お前ニッポンに帰るのか?」と
声を掛けてくるおっさんやおばちゃん達に
「マイパイ。ポムチョープタイランド
(行かないよ。僕はタイが好きなんだ)!」と答えると、
「そーかそーか。それはよかった」なんて
ニッコリされたりする。

そんな下町の雰囲気が好きだ。

だから僕はニッポンに帰らない。

そう。
帰りたくないのではなく
「ずっとこの街にいたい」のだ。


などと自己分析しつつ、
未だにちゃんとしたプアンが
Aちゃんしかいないことにあらためて気づき
一抹の不安を感じる。


今日はひさしぶりに

ディスコにでも行ってこようかな。

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2008年12月17日 (水)

ルーク

もうすぐ 2008年も終わる。

街での最近の話題は主に
「年末のカウントダウンをどこで過ごすか?」というものであり、
近隣にリゾート地がたくさんあるクルンテープでは、
プーケットサムイパタヤラヨーンサメットチャーンフアヒンなどの
「海辺でゆったり過ごす」というパターンがかなり多い。

年末だからといって価格は普段とあまり変わらぬようだし、
今年は特に「空港占拠事件」の影響などで
ホテルの稼働率が相当低いらしく、宿も取りやすいはずなので
本当は僕もそうしたいところなのだが、今のところ
一緒に行く連れもいないので、どうするかはまだ決めていない。

(はて、去年はどうしていたかな?)
と考えてみてもまったく思い出せず、
mixiの日記を振り返ってみると、家で独り
「笑ってはいけない病院」なるTV番組を見ていたことが判明。

それまではずっと、自分の店で
自らカウントダウンを行っていたので、今年は敢えておとなしく....
などと日記には書いてあったが、たった一年前のことが
「遥か昔の出来事のように」思えるのはいったい何故だろう。

気づけば、仕事もせずにフラフラし始めてから
すでに一年半も経つ。
そして、去年の暮れに思い描いた三つの抱負は
見事に一つもかなえられぬままだ。

ということは、当時はまだ
「タイに移住する」という気がなかったというわけであり、
一見何もしていなかったようではあるが、心の中では、
実はけっこう激動の一年だったのかもしれない。

ともあれ、僕は今
「天使の街」クルンテープで生活している。
まるで昔から決まっていたことのように
ごく自然な感じだ。

なんだか不思議な気もするが、
実際そうなのだから仕方がない。


そういえば、タイループは返ってきたのだが、
結局海関連の写真は全て消されていて、
「CDに焼いて渡すから」と言われたが、なんだかすっかり
気持ちが冷めてしまい、ブログに書く気も失せた。

ま、どちらにしろ大した話ではないしね。

というわけでもっと旬な話をしよう。


昨日は、天使の街で天使とデートだった。

と言っても男子二人女子一人であるが。

Rサは、僕が通うタイ語の学校
「A.U.A」に突然舞い降りた天使だ。

父親がイタリア人母親がタイ人というハーフの彼女は、
25才という年齢の割にかなり若く見えて
「東南アジア人×ヨーロピアン」という公式にピタリとハマった
小柄で可愛らしく目が大きく鼻が高く肌がキレイでキメ細かい、
世界中の男子10人中9人が一目見て
「キュート!」と言うだろうと思えるような容姿であり、
ただでさえ女子が少ない「A.U.A」のタイ語クラスで、
暇つぶしの在タイお金持ちイープンマダムとは一線を画する、
まさにアイドル的存在なのだった。

彼女がやって来たとき、僕はすでに
「AT-2」に上がってしまっていたが、一日に何度か
「AT-1」との合同授業があり、ひと目で気に入った僕は
同じく「AT-1」の26才男子Yス君と二人で、いつも
「Rサは可愛いなあ」「Rサはいいよなあ」と騒いでいた。

実際彼女は、無国籍軍のおっさん達の中でも、常に
笑顔を絶やさず毎日マジメに楽しそうに授業を受けていて、
そんな姿にもとても好感が持てたのである。

「A.U.A」は米国の学校のせいかクリスマス休暇が長く、
一ヶ月もあるので、その間中国へ行ってくるという
Yス君と話して、とにかく一度三人でごはんに行こうと、
休みが始まる前に誘っておいて、優しい彼女は断ることなく、
それが昨日実現したのだった。

英語がペラペーラの彼女は、イタリア語はもちろんのこと
他にもドイツ語と、スペイン語を少し話すというバイリンガルで、
タイには、地元の大学を休んで三ヶ月ほど滞在するという。

おばさまの家の近くに住み、学校からは二時間ほどの場所なのに
毎日休まず通う彼女はきっと勉強が好きなのだろう。

村上春樹の翻訳本を何作も読んでいたり、三島由紀夫を
知っていたりとニッポンの文学にも興味があるようで
(う〜ん。これはかなり賢いぞ)と、そのルックスと知性を
カチカチと頭の中で計算した上、僕の中の「子孫繁栄本能」が
ピクピクとつい反応してしまうのをハッキリと感じた。

だって、自分に無いものをこれだけ持っている女子になんて
そうそう巡り会えるものではないからねえ。

(彼女となら男の子でもいいかなあ....)
な〜んて妄想しつつ、僕らのつたない英語で色々話すが
Rサは丁寧にきちんとわかりやすく答えてくれる。

旅行好きの彼女はヨーロッパの主要都市をほとんど廻っており、
中でもベルリンが最高で「コペンハーゲンもおススメ」だと言う
Rサとは、食べ物や音楽など、意外に趣味が合うこともわかり、
ドイツやデンマークを一緒に旅することを妄想し、
僕のテンションはかなりアガってくる。

チャイニーズで食事をして、スウェンセンでアイスを食べ、
ちょうど昨日から展示が変わっていた
「Bangkok art and culture centre」をゆっくり見て廻り、その後
クルンテープの原宿「Siam Square」を散歩するが、
歩くのが好きだと言う彼女は疲れた表情も見せず、
けっこう遅くなっても「まだ大丈夫」と、ノリも良い。

そんな彼女のすっかりファンになってしまった僕であるが、
どう考えても釣り合うはずもなく、1月半ばには
イタリアに帰ってしまう彼女に

1「バンコクのクラブの音(の内容)を良くする」
2「素敵なカフェをオープンさせる」
3「Rサがモデルで登場する小説を完成させる」

という三つを全て叶えたら連絡するから
「必ずここに戻っておいでよ!」と、
まるで夢のような抱負を語った僕は、彼女に
「何年後?」と尋ねられ、ちょっと考えて
「五年後」と答えてしまっていた。

そんなことで彼女の気を惹こうと思ったわけでもないが、
もしそれを本当に実現できたなら、ひょっとして
Rサが僕のルーク(子供)を産んでくれるような
気がしたのも事実。

もし五年後に叶えられたとして、その時
僕は48才、Rサは30才である。

う〜ん。
悪くないね。

男の子ならきっと、目のクリッとした賢いルークに育つだろうし
女の子でも、そこそこイケるのではないだろうか。

どちらにしろ、頭のあまり良くないタイガールと僕との間にできる
ルークより「デキ」が良いことは間違いあるまい。

彼女は大晦日を家族とともにチャーン島で過ごすらしく、
(そこで仕込むのはさすがにちょっと早過ぎるな)
などと、アホなことを思ったりした。

明日からラオを経由し陸路で中国に向かうYス君と、
BTSの前で別れ、Rサには
「Call me please,if you're lonely」と言っておいたが、
まあ掛かってはこないだろうな。


残念ながら写真がないのだ。

変態扱いされてから、
どうもタイループを持ち歩く気がしない。

でも、もし今度デートすることがあれば
必ず彼女を撮ると約束しよう。


そんなわけで、
来年の抱負は、もう少し
ちゃんと叶えられそうなものにしようかな。

な〜んて、

あらためて
思うのであった。

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2008年12月13日 (土)

チー

「HUA-HIN」はクルンテープから車で三時間ほどの距離にある
ビーチリゾートで、有名なパタヤとは逆側に位置し
タイ湾を東に望む街。

つまり海からは朝日が昇るサンライズビーチなわけであり、
「夕陽好き」の僕としてはそこがやや不満ではある。

「地球の歩き方」には取り上げられていないが、
クルンテープ在住のコン(人)タイの間では
「静かでいいところ」と、なかなかの評判のようだ。


新しく通い始めた学校の授業後、
「A.U.A」でも二時間ほど消化してから
午後四時過ぎにMヨと合流。友達のKンちゃんを待つ間、
大型スーパー某「テスコロータス」で買い出しを。

ウィスキイウォッカ炭酸トニックチョコレートポテチ
海苔スナックナッツ類カップラーメンフルーツなどなど。
もちろんレッドブルも忘れてはいけない。
テンションをあげるにはもってこいの一品だが、
カフェイン含有量が多いため、ちょっと危険なドリンクである。

例のごとくさんざん待たされた末やってきたKンちゃんは、
長身色白ロングの黒髪で化粧っけのあまりない
「ごく普通の若者」といった印象で、
とりあえず少しホッとした。

対するMヨはやや「やんちゃ系」の雰囲気であり、彼女が
某一流ファッションメーカーのショーの仕事のギャラで購入したという
「白のマツダ」で快調に海に向かう。
けっこう飛ばすが、まあ安心できる運転ではあった。

タイガール同士のトークはめちゃめちゃ早口であり、
ひさびさに会ったという二人は、甲高い声で、まるで
テープの早回しのような会話を続けるが、僕には
5%ほどしか理解できない。

流れる音楽はタイポップ、タイタニウム(ヒップホップ)などで、
なんとなく聞いたことがある曲も多いが、せっかちな彼女らは
ワンコーラスも終わらぬうちにどんどんチェンジしていくので
若干イラッと来る。

「ああ、せっかくいいところだったのに」という話だ。

まあよい。今度僕のために
「カラオケ練習用CD」を編集しておいてくれればそれでいい。

二十歳のKンちゃんは英語そこそこ、日本語もほんの少しできるので
コミュニケーションにはほとんど問題はなく、僕らは
後部座席で一通り挨拶程度の会話を交わす。

「フェーンマイミー(恋人いない)」という彼女は、僕に
それを信用させようとケータイの写真を見せてくるが、
もちろんプゥシャイ(男子)も何人か写っており、
「プアン(友達)」だという言葉を信じるほかない。

僕のキティー(カメラ)の中身も一通り見たが、
この時はまだ、何故か変態扱いはされなかった。

途中でガソリンを入れ、Kンちゃんが運転を代わり
僕が助手席に乗った途端ちょっとビビる。
見た目おとなしそうな彼女なのに、ドライヴィングはかなり
イケイケで、道路からはみ出して追い越しをしたりするのだ。

「チャーチャー(ゆっくりね)」「ヂャイエンエン(落ち着いて)」
などと僕が声を掛けても、一向に変化ないところを見ると
「ハンドルを握ると人が変わる」タイプなのだろう。


それにしても、僕は何故これほど
おまわりさんにチェックされやすいのか。

確かに、一見派手でやや目立つファッションなのかもしれぬが、
「帽子ヒゲメガネ」だけで人を判断してもらっては困る。

海に着く直前、予想通り検問があった。

タイのタムルーアン(警察)は、本当に本当に本当に厳しくて
もしなにかあれば、許してもらえそうな雰囲気はまったくなく
すぐに牢屋に入れられてしまいそうなのだ。

クルンテープでもそこら中にいるし、常に目を光らせていて
僕のような小心者は、悪いことをしようという気になど
これっぽっちもならない。

過去二度の「持ち(物)検(査)」でも、
何も持っていないことがわかれば、世間話などして
笑顔で手を振って別れるが、そうでなければ
「いったいどうなるのか?」と、考えただけで恐ろしい。

しかも、彼らは平気で、犯罪者を
さらに陥れるようなこともするらしいし、ニッポンジンの僕などは
金を取るための格好の標的となることは間違いなく、
実際、タイ人とフォリナーでは扱いがまったく異なる。

ライセンスをチェックしつつ助手席の方を覗き込む警官に、
いつものごとく「ニッコリ微笑み攻撃」を仕掛けるが、
どうやらそれも不発に終わったようで
「全員車から降りろ」と言われてしまう。

念入りに車の中をチェックし始める警官とは別に、
「男子二人はこっちへ来い」と呼ばれる。

Mヨが「チーチー(おしっこ)」と教えてくれた。

タイに来て三ヶ月と一週間。

ついに僕も、噂に聞いていた
「おしっこ検査」の洗礼をうけることとなったのである。

ケーサツというのはどうも苦手だ。
自分がやましくなかろうと、どうしても
冷静さを欠いてしまいがちで、なるべく普通にしようとするあまり
口数が多くなったり、余計なことを言ってしまいそうになるのだ。

検問所には警察官が5~6人いて、もし何かあっても
「買収」などできるような雰囲気では決してない。

「さっきレッドブル飲んだからなあ」などとジョークを言っても、
誰一人1ナノも笑わないような固い雰囲気の中、
トイレへ行ったばかりでおしっこなどそうそう出ないところを
透明のプラスティックケースになんとか絞り出して渡す。

チェック内容は、多分「ケミカル系ドラッグ」の反応であり、
そんなもの出るはずがないのに、どうしても
結果がちょっと気になる。

もしここで、
「ん?お客さん糖尿病の気がありますねえ」と言われても
「ああ、それならまだよかった」と思えるのではないか。

などとアホなことを考えるが、もちろん結果は「白」であり
最終的には女子二人もおしっこを取られ、
車の中を相当念入りに調べられた末、
やっと解放されたのである。

検問にひっかかっているのは、いかにも悪そうな輩だけであり
「何故オレが?」と思うが、運がいいのか悪いのか
必ずチェックを受けることを覚悟するしかないようだ。

「ヌアイマーク(めちゃめちゃ疲れた)」と、
何故かぐったりしてしまう僕。

海に着く前に、
一大イヴェントを終えたような気になってしまい
妙な満足感に包まれていたのは、
頑張っておしっこを絞り出したせいだろうか。


タイでの生活にほとんど不満はないが、
タムルーアン(警察)の厳しさだけは
どうもやっかいなんだよね。

もし将来自分で店をやる時に、
彼らと付き合わねばならないとするならば....。

そう考えただけで
けっこう頭が痛い

今日この頃なのである。


というわけで、
現時点でまだタイループが手元にないので
続きはまた明日ね。


*おまわりさんの写真はこれしかなかった。
Img_3169

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2008年12月12日 (金)

タイループ

まず最初に言っておこう。
写真をアップできないことを。

何故ならMヨの車にタイループ(カメラ)を忘れてきたからであり、
その結果、僕が「ド変態のプレイボーイ」ということになり、
普通に考えれば立場的には最悪なのであるが、逆にそれは
僕にとっては都合のよい結果になった。


「メモリーカードを抜いて、欲しい写真だけプリントしてもいいよ」

どちらにしろ、僕が撮った写真の中から
彼女達の写ったものを焼き増しせねばならぬのだから、
何も気にすることなく僕はそう言った。

Mヨがセットしてくれた女子大生Kンちゃんはモデル友達らしく、
コンジン(中国人)とのハーフという彼女は色白の黒髪で、
もちろんスタイルはいいし、顔は普通に可愛いし、
性格も明るくて真面目な良いコだ。

170cmという身長の高さを除けば、あとは
服装のセンスの悪さに目をつむれば、別に
この先彼女と仲良くすることだって、恋愛対象にだって
できないことはないのである。

過去にモデルのコとお付き合いしたことが三度ほどあるが、
いずれもキャラクター的な存在で、主に
スチール写真の仕事をしていたコ達なので、身長は
160cm強の小さい女子ばかり。

僕の身長は168cmなので、170cmの彼女と一緒に歩けば
当然僕の方が小さいわけであり、昨日のようなサンダルならば
まだよいがパンプスでも履かれた日には、まるで
召使いのようになってしまうではないか。

そして、モデル(の仕事を少しやっている?)にしては
前の日に部屋で着ているのを見て
(可愛らしいけどかなり派手なパジャマだなあ)
と思ったオレンジピンク赤のドギツイプリントの入った
薄手のパンツを履いて普通に街を歩いてみたり、
とんでもない柄のTシャツを
「これかわいい〜♪」と買ってみたりするセンスが、正直ちょっと
「無しの方向」であり、もちろん
「友達としては全然いいよね」と、彼女を薦めてくる
J君と話していたのである。

英語バッチリでニッポン語がほんの少し話せる彼女とは、
コミュニケーションがちゃんと取れるし、どうやらニッポン語に
かなり興味があるらしいKンちゃんは
「私がタイ語を教えるからあなたがニッポン語を教えて」と
タイに来た当初、僕が口説き文句として使っていた台詞を
真面目な顔で言ってきたりする。

「わかったよ。ぢゃあ今日はとりあえず今ニッポンの
若いコ達の間で流行っている言葉を二つ....」ということで
「マジで〜?」「ありえなーーーーーーい」を
正確なアクセントで言えるまで、しつこくレッスンしてあげた。

一昔前のギャルが使っていた言葉だが、僕はこれをあえて今、
バンコクで流行らせようと思っているのだ。

まあ、そんな感じで一緒に楽しい時を過ごすうち
「今度は四人でディスコに行こう」「カラオケに行こう」
「私12月30日で21才になるんだ」などと
だんだん話が盛り上がってくる。

(う〜ん。ちょっとマズいなあ....)

実際、J君とMヨはもうすっかりいい感じであり、
「フェーン(恋人)はいない」というKンちゃんは、そのうち
同じくフェーンはいないという僕のことを、Mヨを通して
「本当か?」とJ君に確認してきたりするので
これ以上あまり仲良くなるのは危険だと判断した。

さらに、最近やっと少しタイ語も進歩したと思われる僕が、
ちょっと調子の良いことを言ったりすると、間に入ったMヨは
「イズミサンプーッケン(口がウマい)プレイボーイナ〜」などと
けん制してきたりするのである。

何をおっしゃるうさぎさん。
この僕が今までどれだけあなた達タイガールに
翻弄されて来たと思っているのかね。

プレイボーイどころかすっかりヘタレな、そして、
真面目なニッポン人の心を持つ僕は
「その気もないのに調子良く合わせて付き合う」という
「見せかけの優しさ」ではなく、
「その気がないことを最初からハッキリ伝える」という
「本当の優しさ」を、コン(人)タイ達にキッチリ教えるため、
例えプレイボーイ役を演じてでも、例え
「実はKIKがたくさんいるんだ」と
「ゴーホック(うそ)」を言ってでも
「友達以上には考えない方がいい」という事を
伝えねばならぬと心に決めたのだ。

「二十歳の女子大生がまさか
43のいいおっさんを好きになるはずが....」
と思われる向きもあろうが、
酔っぱらって醜態をさらし、裸を見られ(水着姿ね!)
年齢もちゃんと言ったにもかかわらず、何故か
僕のことがまんざらでもなさそうな彼女に、
ちょっとビビったのは事実。

だってこのまま話が進んでいって
「誕生日を一緒に」とか
「カウントダウンはどこに行く?」とかなってきたら、
非常にマズいではないか。

「こっちがその気ないコに限って....」というパターンは
僕ら「モテない男子」にはよくある話なのだ。

そして、
「チンコ切るよ!」と冗談で脅すのではなく
本当に切ってしまうのはきっと、
彼女のようにマジメなタイプに違いない。

あー怖い怖い。

ただ、結論としては、最初に書いた通り僕が
「ド変態のプレイボーイ」とバレて(?)
Kンちゃんはドン引きした上、体調を崩してしまったと言う。

ま、それが僕のせいなのかどうかはわからないが、
カメラに入っていた写真の数々を全て見た彼女が、
なにをどう勘違いしたのかわからぬが、確かに
数人の女子の写真はあるし、中には
バスタオルを巻いただけのゴーゴーバーの女子や、
女子の足だけを後ろから撮ったものもある。

それらはもちろん皆さんご存知の通り、
このブログにも載せているような他愛のないものばかりだし
別に見られて恥ずかしくもないのだが....。

しかも、なんと
「LOMO」のカメラを持っている彼女はきっと
かなりの写真好きであると思われ、それが
某植草教授のような変態趣味の目的ではなく、
ただ単純に、美しい(と感じた)ものを、
タイル−プに納めただけだということなど
わかってくれそうなものなのにね。

しかしそうは思わなかった彼女は、よほどビビったのか
自分たちの写っていた写真を全て消去してしまったという。

僕らの前で水着姿にすらならなかったクセに。

「マズいことになりましたよ〜イズミさん」という
J君からその話を聞き、僕としては
「まあ、そんなのしょうがないよね。
カメラ忘れたのは僕が悪いしな。別にいいぢゃん」
と、むしろホッとして答えた。

ま、後ろ姿くらいはこのブログにアップしようと思ったが、
一応モデルをしている彼女達の顔がわかる写真を
まさか載せるわけにもいかないことなど十分承知している。

そんなことより、
(逆に説明する手間が省けてよかったな)と思った僕は
その後のJ君の話を聞いて、マジで驚いた。

ド変態の撮った写真の数々にすっかりドン引きして、
病院にまで行ったのにも関わらず
「でも彼はいい人だから友達としてこれからも会いたい」と、
何度もうわごとのように言っていたというではないか!

うわごとは大袈裟だが、とにかくディスコやカラオケに
「四人で一緒に行く」という話は生きているようなのだ。

いやいやいやいやいやいや。

「そんなド変態とは二度と会いたくない」
というのが普通の反応やろ!?

ビックリした後、思わず大笑いしてしまった。

まったくタイの女子って、
なに考えてるかホントにわからないわ。

う〜ん。
アメージングタイランド。


というわけで、まだ手元にタイループが戻っていないため
写真がアップできないので、旅行の話よりも先に
こんな内容になってしまったことをお許しいただきたい。

多分パソコンにSDカード(?)のメモリーを取り込んで
大画面で僕の撮った写真を見ながら、Kンちゃんが

「マジで〜?ありえなーーーーーーい」

と、正確なアクセントで
叫んだであろうということが


せめてもの救いなのである。

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2008年12月 9日 (火)

トラサップトゥクワンナ

今日は短いぞ。

何故なら
明日は早起きしなくちゃいけなくて、
そんなに時間がないからだ。

ちなみに、このブログを書くのに、僕がいったい
どのくらいの時間を割いているかをご存知だろうか?

知るわけないよね。

ま、大した時間ぢゃないからいいんだ。
大丈夫。


というわけで、急遽明日から
海に一泊旅行することになったので、その
経緯を簡単に書き、その後少し、
女子の話をしよう。


「フアヒンかよ!」

J君から、彼が最近買ったばかりの
某「モトローラ」ケータイを取り上げ、
Mヨに確認してやっと行き先がわかった。

だって、J君に聞いても
「サメットぢゃなくてラヨーンぢゃなくてパタヤでもない」
ということしかわからないからイライラしていたのだ。

発音が悪いからか、地名やクラブの名前などでも
パーサー(語)タイの「空気抜ける系」の難しいのは
間違えることがたまにある。

まあいい。
そんなことはどうでもよいのだ。

つまり、何だかちょっと煮詰まっている(ように見える)
J君とMヨが、ついに一泊旅行を計画しやがって、
しかも何故かオレを巻き込みやがって
「イズミは来ないの?」
「イズミさんを連れてくなら、
若くて可愛いコ用意しないといけないよ」
「わかってるって!ぢゃあ心当たりをあたってみるわ」
みたいな会話を「何語」でしたかは知らぬが、とにかく、
結局21才の女子大生をセットしてくれちゃって、
そこまでされたらもうしょうがないから、
付き合うことにしたのだ。

「お金ないからツイン一泊2500〜3000バーツの間な!」
と、相場を知る僕は、ケチな念を押したが、
僕らが貧乏なのはもう百も承知のMヨは
自分がメンバーのホテルを半額でリザーブし、
一部屋1500THBだと言う。

「オッケー!マイペェーン(高価くない)」

なかなかやるやんけ。

「メンバー」って聞いた時、一瞬
(おいおい、リゾート系有名ホテルで、一泊
15000THBくらいするんちゃうんか)
と、キモを冷やしたのは言うまでもない。

女子大生の顔は、J君が「写メ」でしか確認していないが
「普通にカワイイコでしたよ」という彼と僕は
「女子の好みのタイプ」が確実に違う。

「若ければ若いほどいい」を普段から公言している僕は
もちろんロリ系の「ナーラック」
J君はキレイ系の「スゥワイ」なので
カブることはまずない。

Mヨだって、誰がどう見ても
「オトナの魅力たっぷりのゴージャス系」であり
正直僕の好みではない。

Iちゃんを紹介したとしても、
彼はピクリとも反応しないだろう。

とにかく、僕は1ナノも期待なんてしていないよ。

当たり前だよね。
おいしい話なんて、この世の中に
そうそうあるはずがないもの。

ただ、そのコがすでに
「寝る時はMヨと一緒の部屋にしてね♪」
などと甘えたことをヌカしている話を聞いて、
ちょっとだけ「イラっと」きたのだ。

あらあら、
二十歳を超えたオトナノオンナが、そんなことを
旅行に出掛ける前から言っていてはいけませんね。

ちょっと気持ちが冷めちゃうでしょ。

んなこたもちろんわかっとるわい!

貴様がどこで寝ようと
「アライコダ〜イ」なのである。

誰が、初めて会った素人さんを
強制的にどうこうするっちゅうねん。!

それこそ、
タムルーアンジャップだぞ!!

オトナノオトコをナメんなよ。

舐めたら許す。

なんていうシモネタはさらにどうでもよく、
次の日が、タイの
「なんらかの祝日」で、学校が休みであることがわかれば
断る理由もなく、そんな感じで
明日「ピアミット」という二校目の初授業を受けてすぐに
海へ出掛けることになったのだ。

「男女四人夏物語」か。

古すぎるな。


で、そのことを伝えるため、まずは家に帰る前
Aちゃんの部屋を訪れた。

「イズミさーん海行くだなー。いいなー」

と、いつもの彼女のカタコトニッポン語ではなく、
「そうですか。いいですねえ」と、
敬語の返事がかえってきた。

う〜ん、
言っちゃっていいのかなあ。

大丈夫と思うけど。
これもAちゃんの口グセ。

「だ」が抜けているのだが、そういう
ちょっとしたカタコトがとてもカワイイのだ。

実は彼女、もうすぐニッポンへ行くので
「日本語学校」に通っているのだ。

すでにかなりうまい彼女が、これ以上上達すると
可愛くなくなってしまうのではないか、という気も
しなくはないので、少し寂しい。

寂しいと言えば、今日はひさしぶりに
女子に対してそう思ったぞ。

いよいよこれが本題である。


「毎日電話攻撃」にちょっとヤラれたのか、
昨日の夜辺りから、Iちゃんのことを真剣に考えていた。

彼女をお金で「囲」い
「タイ語の個人レッスンの先生にしてはどうか?」
という案件である。

毎日八時間出勤で休みは月に二日、
主な仕事はポールダンスと売春、
サラリーは店からのキックバック込みで
10000THBという彼女を
「10000THB払うから、オレの専属教師になれ」
と、店から引き抜くという話だ。

それにしても、タイ人のサラリーは本当に安い。
安過ぎるから、そんな良からぬことを考えてしまうのである。

そんな「妄想」をY君やJ君に冗談っぽく話しているうち、
だんだんとその気になってきてしまう、アホな僕。

早めに家に戻り、
水着を探したり着替えを考えたりと
明日の準備をしているうち、けっこう遅い時間になり、
僕はあることに気づく。

(あれ?Iちゃんから電話ないやんけ)

いつもならとっくにある彼女からの連絡がないのだ。
もう夜の11時だというのに。

(な〜んだ。
彼女も結局はそんなものか....)

けっこう寂しい自分に気づく。

いや〜、なんとわかりやすい反応なのだ。

毎日電話し続けて、突然やめてみる。
そこでの反応で、相手の気持ちを確かめる。

もうすっかり使い古された、典型的な
「毎日電話攻撃」。

そんな単純な手に、
乗っかってしまう自分が恥ずかしい。

ただ、正直彼女に
(また会いたい)と思うのは事実であり、
年齢ルックス趣味趣向はオッケー、
歯並びもよく肌もキレイでタバコ吸わない酒飲まない、
よく笑いよく食べる彼女の家はけっこう近い、
などといろんな条件を考えているうち
「KIKならいけるかな」と、思えてきた。

ギックというよりは、ただのスポンサーっぽいが、なにしろ
「一番いい」と思えるのは、僕に対しほとんど
「恋愛感情がなさそう」なところ。

ない方がむしろ
「サバサバした付き合い」ができるのではないか。

「浮気しちゃダメ」とか、
鬱陶しいことを言われたくないのであれば、
お互い自由な「ギックの関係」の方が良い。

彼女がどう思うかはこれから先のことであり、
少なくとも今言えるのは、彼女のことを
「本気で好きになってはならない」という現実。

「体を売らせる」のが辛くなってはならないのだ。

まあ、そんな未来のことはどうでもいい。

ともかく、僕は
日付が変わる前にIちゃんに電話をした。


タイ語の単語の中には、
「知っているのになかなか使う場面がない」
という言葉がいくつかある。

「パーワー」もその一つ。*発音は「パ」と「ポ」の間。

英語で言えば「because」にあたるその意味はもちろん
「何故なら....」であるのだが、
これを使う場面はけっこうないよ、実際。

試しにニッポン語で使ってみようと思ったら、
文章でなら速攻だった。
それが冒頭の「何故なら」だ。

そんな、今まで一度も使った記憶のない言葉を
初めて使う場面がいよいよ訪れた。


二回コールですぐに電話に出るIちゃん。

「ハロー」
「ハローホンダー!サバーイディーマイ(元気)?」
「マイサバーイヂャイ(元気ないよ)。パーワー(何故なら)
ワンニークントラサップマイミー(今日電話くれなかったぢゃん)」

おお。いいぞ。
使い方間違っていないよな。

伝えたいことは、
一泊とはいえ旅行に出掛けること。

そんな小さなことだけど、それを伝えねばならぬ相手が
一緒のマンション(フロア違い)に住む友達のAちゃんと、
彼女だと僕はいつの間にか勝手に思っていた。

だって、毎日電話で話してると、
なにか生活に変化があれば伝えるのが筋だよね。

そのことを伝えた後
「一緒に行くプアンはプシャイ(男子)だよ」
と、僕が余計なことを言うと
「チャイチャイ(はいはい)」と、笑いながら答える彼女。

そして
「トラサップトゥクワンナ(毎日電話で話そうな)」と言った後
「ダイマイ(オッケー)?」と聞くと
「ダーイダーイ」という快い返事。

言ってしまってから、僕はすぐに気がついた。
次の日、どこかのタイミングで
Iちゃんに電話しなければならぬことを。

いつもなら、そういうことをなんだか
煩わしく感じてしまうのだが、
(ま、別にいいか)と、今日は思える。

「金曜か土曜に会えると思うけど....」と言った後、
電話を切る前に、
一つの言葉が頭に浮かぶ。

「キットゥン」である。

「恋しい」という意味のこの言葉を、
そう簡単に使うべきではないと、常々思っていた。

(本気でそう感じた時、
ここぞというタイミングで言ってやるぞ!)

ついにその時がやって来たのである。

うまく言えたかなあ。
果たして、僕の気持ちは伝わったのだろうか。

あくまでもごく普通の彼女の受け答えからは
よくわからなかった。

ただ、その後、簡単に
「キットゥン」と返してこなかったIちゃんに、
彼女の「純粋さ」をしっかり読み取った
僕なのである。


タイへ移住してから三ヶ月と五日。

初めてタイガールにまともに言えた
「キットゥン」。

いつかは、
言葉の壁を超えられる日が

くるのだろうか。


*全然短くなかったね。

タイで人気のカップラーメン
「MAMA(ママー)」の食べ方。
1お湯を沸かし
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Img_4120_2

2カップに注いだら
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3すぐ食べる。
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2008年12月 8日 (月)

タムルーアットゥジャップ

今日は一日中ボーッとして過ごした。
ていうかほとんど寝ていたな。

昨晩は土曜日だったので、例のごとく
「R.C.A」(ディスコ集合地帯)に出掛け
「flix(ハードハウスエリア)」で、ずっと踊ってた。

Aちゃんを連れて行ったので、深夜二時の終了と共に
そのまま帰って来たが、Tちゃん達はもちろん
朝までやってる店に流れていったけどね。

最近はディスコの出席率もかなり良いが、
ウィスキイをけっこうな量飲むようになってきたので、
朝まで踊った翌日はかなりバテバテで、
たっぷりと寝ないと復活できない。

友人の男子達はけっこう「お持ち帰り」しているが、僕の場合、
酔っぱらってしまうとエッチなどとてもできる状況ではなく、
「レッドブル」を二本も飲んで、準備万端で挑む彼らを
ちょっと羨ましく思ったりもする。

そのハコの音質と音の内容さえ良ければ、大音量の中
女子と体を引っ付けて踊っているだけで十分楽しい。

たまに「男子うしろ女子前」という状況でエロい女子に激しく腰を
「グイグイ」とやられると、不覚にも20%ほどエレクトしたりして
「おいおいこのままトイレ行くか!?」と一瞬思うこともあるが、
そんな気分のまま踊り続けた方が気持ちイイような気もする。

ま、プロだったりはするのだろうが、実際そういう女子が
けっこうたくさんいるのがこの街のスゴいところだ。

そんな中「下手な鉄砲も....」方式で、女子のトラサップ番号を
頑張って聞くことにはしたのだが、名前など
いちいち覚えていられず、なにか特徴をメモしないと
誰が誰だかまったくわからない。

酔っぱらってきてからは尚更で、翌日、
確認のために掛けてみたりするのだが、相手は
バイクと車で有名な某ニッポン企業と同じ名前の僕を
「オ〜ホンダー。チャムダイチャムダイ(覚えてるよ)」
と理解しても、やっぱりこっちはさっぱりなのだ。

仕方なく「次に行くときにまた電話するわ」と言うしかないが、
現地で会って声を掛けられるまで謎のままだ。

そして、女子から電話が掛かってくるとしたら
相手はプロばかりであり、コーンケン出身のイサーン娘
Iちゃんなどは毎日ちゃんと電話してくるからエラいものだ。

ていうか、やはり店がヒマで
お金を稼ぐのもきっと大変なのだろう。

だんだん可哀想になり、一ヶ月いくらかで
「愛人にしてやろうかな?」な〜んて思ったりもするが、
仕事もしていない僕はもちろんそんな身分ではない。

とにかく今はタイ語のマスターが最優先事項であり、
「A.U.A」のクリスマス休暇を利用してもう一つ
違う学校を掛け持ちすることにしたし、
例えタイ語の個人レッスンを受けられるとはいえ、
授業料としてはさすがに高過ぎる。

たまにディスコに行って踊って発散するのは、
勉強ばかりでは疲れてしまうからだし、実はお金も
さほどかからないのである。
それだけ遊んでいても
11月は生活費十万円以内で済んだしね。

ま、僕の場合屋台のごはんでマイペンライだから、
食費が安いんだろうな、きっと。


そういえば、そうやって夜中に遊び歩くようになってから、
いよいよ二回ほど警察の「持ち(物)検(査)」を受けた。

当然ながらイリーガルなものなど何も持っていない僕は、
その様子をとても興味深く見守っていたが、とにかく
ポケットというポケットは細かいものも全てチェックされ
財布の中身も何もかもキッチリ見られる。

ディスコに行くときに通るとある交差点では、必ずおまわりさんが
検問のような感じでタクシーの中を懐中電灯で照らしてくるし、
怪しい輩は車から出され、「持ち検」である。

そして、彼らが探すのは当然ドラッグ系であり、
麻薬に関してはかなり厳しく罪も重いと散々聞かされている。

「帽子ヒゲメガネ」のセットが怪しく見えるためか、もしくは
ニッポン人だからターゲットにされているのかはわからぬが、
「悪いもの」を見つけて口止め料の
小遣い稼ぎをするのが目的なのだろうか。

ただ、英語がほとんど喋れぬ彼らと
買収の交渉が成立する気はとてもしないが。


学校の授業でよ〜く出てくる言葉に
「タムルーアットゥジャップ(警察に捕まる)」という熟語がある。
頻度が高いということは、そういうシチュエーションが
かなりたくさんあるということだろう。

そんな話の中で、軽度の交通違反などは、
タムルーアットゥ(警察官)からキップを切られずに
「お金で解決する」らしく、給料日から離れるほど
お小遣い稼ぎの輩が増える、とクルー達が説明する。

どこまでホントかはわからぬが、そんなことは
ニッポンではとても考えられないし、学校の先生がそれを
もっともらしく国の文化として生徒に教えることはあり得ない。

なにしろ印象としては、タイ人がタムルーアットゥのことを
あまりよく思っていないように感じる。

女子の好みを聞かれ、
「年齢は15~25まで」と答える僕の腕を
「タムルーアットゥジャップ!」と笑いながら掴むクルー達は
まさか本気で言っているとは思わないだろうな。

話を聞く限り、
どうやら淫行は18才未満のようだ。

もしこの国でタムルーアットゥにジャップされるとしたら、
その罪しか考えられない僕としては、
「頼むから見逃してくれ」と、渡す金額が
タオライ(いくら)なのかをしっかりと

調べておかねばなるまい。


*「熟れ熟れマムワン(マンゴー)」のおいしい季節なのか、
最近黄色いのがパックで売っている。
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ちなみにめちゃめちゃ甘くてうまい。
これで20THB(60円)はかなり安くない?
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2008年12月 6日 (土)

クゥーイティアオ

「25バーツはヤバいで!」

思わず何弁かわからないような言葉が口から出てしまう。

「ニッポン語を正しく使う同盟」(そんなのいつできた?)の
役員を務める僕としては、イマドキの若者のように、
「ヤバい」という言葉を
「いい意味」「悪い意味」のどちらでも使えるとは
解釈していない。

だから、そのsoi93の角にある
「クゥーイティアオ」屋さんを出てすぐに、
ついつい出てしまったその言葉の意味が
「(25バーツにしては)うま過ぎてヤバい」
では非常にマズいのだ。

そうではない。
つまり、安過ぎて利益が出ないのではないかと、
心配のあまり
「このままの値段ではヤバいわ」
と、ついつい言ってしまったのだ。

そうだそうだ。そうに違いない。

かといって、今日も少しだけ立ち話をしたが、
そこまで親しい間柄ではない僕が、エラそうに
「あかーさんこのクゥーイティアオが25バーツは安過ぎるわ。
35バーツに値上げした方がええで。ホンマ」とは、
少なくとも今はまだ言えない。

確かに「BTS」のオンヌット駅からバス停三つ離れた
完全に「下街」のここら辺りではそれが相場なのかもしれないが、
昨日でも、「R.C.A」の前の屋台でマズ〜いクゥーイティアオを
35バーツも払って喰わされたことを思うと、僕としては
どうにも納得いかないのだ。

ちなみにクゥーイティアオとは、ニッポンでいう
「ラーメン(らー麺)」のようなもので、直接の意味としては
センミー(極細)センレック(細麺)センヤイ(太麺)
という種類に別れた「米粉の麺」を総称してそう呼ぶ。

そう言うとベトナムの
「フォー」のようなものをイメージするかもしれないが、
どちらかと言うと「春雨」の方が感覚的に近いかな。

スープは薄味で、ダシは....
なんだろうな。

ほぼ透明だから醤油は入っていないし、
鶏とか豚とか野菜などで取ったダシだと思うが。

だから、あれをバミー(黄色の小麦面)で喰うのが
僕的にはちょっと邪道な気がして、選ぶ麺はいつも
「センレック」である。

歯ごたえがあってなかなかイケる。
フォーのようにプツプツと切れたりはしないのだ。

ま、そんなことはどうでもよいのだが、とにかく
クルンテープの屋台で男が一人で食べるメニュウとしては
かなり人気上位に食い込むだろう、いかにもタイらしい料理だ。

屋台の中でも自分の好みの店があり、
「クゥーイティアオはここ」「カーオマンガイはここ」
「パッタイはここ」という感じで、うまい店が
メニュウによって別れてしまうという難点はあるが、
とにかく、どうせ食べるなら少し歩いてでも
そこへ行きたいと思うものだ。

店の名前はわからぬが、コンタイとジン(中国)との
ハーフと思われる顔立ちのおばちゃんが作るそこは
ゆで豚や(魚系の)すり身団子や鶏肉以外に、
「豚肉と野菜入りのワンタン」を、具として選べるのがよい。

皮はけっこう厚くて黄色い、餃子に近いようなそれ
はなかなかおいしくて、何度か食べるうち、ふと
「これは醤油かポン酢をつけて喰った方がうまいぞ!」
と思いつき、先日買っておいた
「たくみあじ」というダシ入りの醤油(25THB)と
それを受ける小皿を持って出掛けた。
Img_4115


本当はポン酢が欲しかったが、
「ビッグC」には売っていなかったんだよね。

休日に独身のおっさんが、一人で
「屋台のらーめん」という図は、
ニッポンでならかなりサムいかもしれないが、
「タイでならオッケー」と、僕が勝手に決めたので
マイペンライなのである。

やはり予想通り、それはかなりウマかった。

持参の醤油皿にたくみあじをたっぷり入れ、
調味料の中にあるプリアオ(酸っぱい)なのと唐辛子を加え、
全部で8個も入っているワンタンをつけて食べたら、
なんとも懐かしい味がしたのである。

僕は餃子という料理が好きで、飲茶と呼ばれる種類の
蒸したプリプリエビ餃子やシュウマイなどもよいが、
中国では普通にある皮の厚〜い、もっこりとした
「もちもち水餃子」も大好きなのだ。

あ、もちろん皮をパリッパリに焼いた
ベタな焼き餃子も好きだよ。うん。

ところが、タイでは意外にお目にかかれず、
ニッポン的なラーメン屋や和食屋さんで食べる
「インチキ餃子」ではなく、ちゃんとした中華の餃子を
食べる機会がなかなかない。

先日やっと、家の近くにおいしい中国料理店を発見し
(Aちゃんに連れてってもらった)、そこはお昼に
「飲茶」をやっていることを知ったので、
今度行ってこようかな。

カスタードまんじゅう(20THB/一個)が
やたらとうまかった。

とにかく、そのシンプルなクゥーイティアオが
「ワンタンに醤油を付ける」というだけのことで、
とてもいい感じになったのである。

ああ、深センの「餃子房」とヴィエンチャンの
「餃子館」を思い出しちゃったなあ。

しまった。写真がないわ。

最近、カメラを持ち歩くのがキッキア(面倒)で
手ぶらで出掛けることがほとんどだからね。

というわけで、
「一人で食べるクゥーイティアオ講座」は
今度、あらためて写真付きで紹介しよう。


それよりも他に、
どうしても書かねばならぬことがある。

実は今日、いいことがあったのだ。

ブログにも何度か登場している、僕が
ニッポンに残して来た片想い相手Sリは
受験生であり、一つ目の推薦で受けた大学の
合否の結果が今日わかると、あらかじめ聞いていた。

もうお分かりかと思うが、期待通り見事に合格したと
今朝ミクシィにメッセージが届いていたのだ。

発表の日付を聞いたとき、キングプミポンの誕生日と同じ日なら
「合格しているに違いないよ」と彼女を安心させたが、
もちろんハッキリとした根拠があるわけではなく、
そうやって「だいじょーぶだいじょーぶ」と、
ただひたすら言ってくれる人が廻りにいると
なんとなく落ち着けることはよくわかるし、彼女にとって
僕の存在がそういう位置にある(しかない)ことは
十分自覚している。

あれはいつのことだったかな。

分厚いコートを着ていた覚えがあるから
真冬の寒い時期だ。

Sリがカレシとの避妊に失敗し、
アフターピルをもらいに病院に付き合った時。

次の日朝ご飯を食べてから二回目を飲んだら
「気持ち悪〜い」と通学中に電話して来て、
結局僕の車の中で嘔吐し、
きっと薬も消化する前に出てしまったからと
違う病院で再び薬を出してもらって、
学校まで送ったことがある。

その後二週間ほど生理が来なくて、不安で不安で
仕方がない彼女を、どうやって安心させようかと悩んだ末、
長い間伸ばしていた顎ヒゲを切り落としたことを思い出す。

いわゆる「願をかける」というヤツだ。
根拠などまったくない儀式みたいなもの。

それなのに、翌日見事に生理が来た。

正直驚いたが、なんかそういうことって
よくあるような気がする。

もちろん偶然なのだろうが、それにしては
あまりにもタイミングが良過ぎるではないか。

だから、根拠がない「だいじょーぶ」も
けっこう役立つことがあるのだ。

きっとね。

あの時は、風俗嬢の居候が家にいたりして、
実は僕もけっこう精神的に不安定な状態だった。

そんな中、Sリにはずいぶん癒されていたから
お互い様だったのだけれど。

あれから、少しは「オトナのオンナ」になっただろう彼女が、
一生懸命勉強して、今回はとりあえず二次志望校ではあるが
大学に合格したことは、僕にとってもやはりうれしい。

本命に向けて、まだしばらく頑張らねばならないが、
彼女ならきっとだいじょーぶだろう。

なにしろ「純粋」を絵に描いたような彼女のことを思い出すと、
タイの女子とのあまりの差に胸が痛くなる。

近頃では僕もだんだん発想がおかしくなってきており、
「どのくらい若いコまでイケるか」と、近所の可愛い
おかっぱの小学生や中学生の女の子を見るたび、
脱がせてエッチをするシーンを妄想して、途中で
「やっぱりダメだわ」と断念したりする。

今日も多分12才くらいの、赤いTシャツに
ショートパンツを履いた可愛らしいコをターゲットに
けっこう妄想してみたが、やはりすぐに中断。
まだまだホンモノのロリではないことを確認して
ホッとしたものだ。

こっちのコはニッポンと違い、その年頃のコはみんな
細くてガリガリだからちょっと難しいのかな。
もう少し「むっちり」していれば「イケるのかも?」と
思わないでもない。

純粋を求めるあまり、
「若くて何も知らないコに教育を施していく」という発想が、
いかにも幼稚過ぎて自分でも恥ずかしいのだが、
他にいい方法を思いつかないんだよな。マジで。


というわけで、カレシとの十三回目の記念日を、
どうやら一人で過ごした様子のSリが、なんとか
元通りの仲になれるよう今は祈っている。

今の彼女にとって、間違いなく必要な相手であり
最も影響力を持つカレシとうまくやることはとても重要なのだ。

ま、そっちはあまり心配していないけど。


話はまったく変わるが、最近ハマっているのは
パックのアイスにひまわりの種をかけて食べること。

今日もクゥーイティアオを食べて帰って来てから、
いつものようにデザートでアイスを食べようとしたら
家にノーマル味のストックがなく、何故か
「ガーリック風味」があった。
Img_4113


チョコチップバニラアイスにガーリック風味のひまわりの種。

これはかなりのチャレンジだとは思ったが、
買いに出掛けるのもキッキアだったので
「たまたまここにあるのだからだいじょーぶだいじょーぶ」
と、思い切ってパラパラとかけて食べてみた。
Img_4111_2

「うん。イケるわ」

意外なことに、いつもよりコクがあるというか
若干濃厚な味を感じたが、まったく問題なくおいしかった。

単独で食べてみるとやはりしっかりガーリック風味だけど
バニラアイスと一緒だと、あまり感じない。

まったりとしてむしろこっちの方がうまいかも。

「やはり何事もチャレンジだな」
と、あらためて思った。


なんか話が繋がっているようで実はそうでもないが、
たまにはこういう脈絡のない話もいいでしょ?

ちょっとしたことが、案外重要ってことかな。

日々そんな発見をしつつ、
アメージングなこの国で

毎日暮らしてます。
はい。


*ネッスルのアイスがうまい。
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他にもいっぱいあるよ。
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2008年12月 5日 (金)

タカテン

今日はタイの国王
「キングプミポン」氏の81回目の誕生日である。

ただ、街は決してお祭り騒ぎになるわけではなく、
学校や会社(一部を除く)はもちろんのこと、
ディスコやバーなど酒を出す店も一切お休み。

タイ国民の陽気なイメージからすると
「乾杯乾杯!カラオケカラオケ」という感じなのに
みんなで静かに祝うというのは意外だが、それが
清廉な仏教の国の所以であろうか。

ご本人が体調を崩されてしまったようで、毎年前日に行われる
「お言葉をいただく」という行事が無くなってしまったのは残念だ。

何故なら、今、タイの政局は混迷を極めており、政治にも
「かなりの影響力」があるという国王のお言葉に
国民全員がかなり注目していたからである。

「首相府占拠」の事件から、タクシンの有罪判決を経て、今回の
「空港占拠事件」まで、国王がずーっと沈黙を貫いていただけに、
タイの未来に向けてどのような指針を示すのかは、
とても重要なわけであり、僕のように
事情がよくわからない外国人からすると、事件が起こるたび
「何故国王がビシッと言わないのか?」と、
不思議に思うくらいであった。


最近、なんだかやたらと忙しくて、
ということは当然いろいろな出来事があったわけで、
ブログに書きたい話がたくさんたくさんあるのに
時間がなくて書けないのがとても惜しいし悔しい。

ただ、帰って来るとほとんどバタンキューなので
健康のことを思えばそれもいたしかたないのか。

先程アップした話も三日跨いで書き終えたばかりで、
ひさしぶりにゆっくりできそうだから、連続で書こうと、
今は気合い十分なのである。

まずはやはり例の事件の話からだね。

実は今、タイはものすごく「アツい」のだ。

いやいやいや、季節的にはとても涼しくて
ハコに詰めてニッポンから送った、僕の
ジャージコレクションがかなり役立つほどなのだが、
そうではなく、いよいよ新首相を決める選挙が始まるので、
それに向けて政界ではかなり
「アツい」戦いが繰り広げられているに違いない。

めちゃめちゃ簡単に説明すると、今回の空港占拠事件の決着は
軍隊や警察や「U.D.D(政府支援団体)」が制圧したわけではなく、
裁判所の命令により、与党第一党である
「市民の力党」の解散と同党所属の首相の辞任が決定したので、
結果的に要求が通ったことになり、
「P.A.D(市民民主連合)」が一旦不法占拠を解除したという内容だ。

そして、8日の臨時国会で今後どうなるかが話し合われる。

つまり、ニッポンで例えれば、何かをやらかして
麻生と自民党がクビになったわけで、そのままいけば
野党である民主党が政権を握る可能性が大だが、
それを避けようと、与党側はすでに新党を結成し、
問題にかかわっていない議員達を集め、
結束を固めようとかなり必死の状況なのである。
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=6620

かなり混迷が予想される臨時国会であるが、
どのみち解散総選挙は避けられぬわけで、
「次の首相が誰になるか」が、タイの将来に関わる
とても重要な案件であることは間違いない。

これといって適任がいるわけでないのはニッポンと同じで、
有罪判決を受け、英国その他から亡命を断られている
タクシン元首相が、どこまで影響力を持つかが鍵だ。

国民にとっても一大事であるはずなのだが、
クルー(先生)達に話をふっても、あまり興味がなさそうというか、
自分の考えを話すのは「危険が伴う」とでもいうようかのように、
その件については触れようとしないのである。

実際、シールアン(黄色)のシャツを着ていた外国人が
タイ人に襲われる事件も起きており
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=6627
下手なことを言えない雰囲気もなくはないのであるが....。

とにかく、これはタイ永住を決めた僕にとっても
かなり重要な案件であり、とにもかくにも、例の
「P.A.D」絡みの政党から首相が出るのだけは勘弁して欲しい。

だって、「P.A.D」の親分はどう見ても悪そうな輩であり、
イケイケの特攻隊みたいなのがうじゃうじゃいるところから見ても、
まともな感じには思えないし、空港占拠など、どう考えても
国のためにならないことで抗議活動をする辺りが、
腑に落ちないというか、到底納得できないからだ。

まあ、いくら僕が危惧したところで、
なるようにしかならないわけであるが、なにしろ
経済的なことも含めて、
この国の将来が不安で不安で仕方がないのは、
決して僕だけではあるまい。

ただ、昨日の「R.C.A」はいつもに増して盛り上がっており、
国王のバースデイのカウントダウンこそなかったが
(やると予想していたのに....)、皆で祝う気持ちは
同じだったことだろう。

いや、ただ単に金曜日が休みだから、皆が
前の日に集まっただけなのか。

タイ人が何を考えているかが、正直
まったくわからないので困ってしまう(>_<)。

とにかく、昨日もしこたまウィスキイソーダを飲み、
散々盛り上がって、いつの間にか
4〜5人のトラサップナンバーを聞いていた。

最近は僕も考え方を替え、
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」方式で
男子と一緒にいようが、多少レヴェルが落ちようが
とりあえず連絡先を聞き、
「あとは野となれ....」的な発想になったのだ。

実際、パカッと開くカッチョいいケータイさえ持っていれば、
トラサップナンバーを聞くことはまったく恥ずかしいことではなく、
ま、以前の「ダサい」ケータイではそれすらおこがましかったが、
そういうちょっとしたことがけっこう大事だったりするからね。

昨日も、「R.C.A」の「7」(コンビニね!)で
可愛いスレンダーガールを発見し、ニッポン語で
「あのコカワイイ!あのコカワイイってば!!」と僕が騒いでいると
本人もちらちらとこちらを気にして
まんざらでもなさそうだったので、店を出て
「パイナイマー(どこ行くの)?」と声を掛けると
「ティーバーン(家に帰るところよ)」と言う。

ふと見ると白いワンボックスカーから、けっこう
イカついプシャイ(男子)タイがこっちを見ているではないか。

仕方なく
「チャイチャイ(わかったよ)。バイバーイ」と行こうとすると、
彼女が車の後ろの死角に廻り僕を呼ぶので、ケータイを取り出し
「トラサップナンバーアライ?」
「ルン(忘れちゃった)」
「クントラサップムアライ(お前のケータイはどこだ)?」
「カップロットナイ(車の中)」と、
ここまで会話をして、さすがにマズいからと
ぢゃあまたなと言って別れようとすると
明日(夜)十時にここへ来てよ、と食い下がって来る。

(明日なんて「R.C.A」休みぢゃん)と思いつつ、J君に
「結局ケータイ番号聞けなかったわ」と言うと、
「イズミさん危ないっすよ。あれはギリギリですって」
というのだが、そんなことをやらせておく
オトコが悪いのであって、こっちからしたら関係ないのである。

とにかく、タイガールはちょっとでもスキを見せれば、
「他にいいオトコいないかあ....」と気変わりするわけであり、
そんなことばかりしてるから「イッちゃった」アホな輩から
顔に硫酸をかけられたりするのだ。
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=6615

ああコワイコワイ。


てなわけで、すっかり恋愛に臆病な僕は、
前日のリベンジを果たすべくIちゃんを二日連続で家に呼んだ。

「今日こそは最後まで」と思いつつ、まだ
今ひとつ体調万全でない彼女とパーサータイレッスンの続きを。

一時間1000バーツの個人レッスン料はバカ高いが、もちろん
学校に行くのとは違いかなり楽しいことは間違いないので、
考えようによってはさほど悪くもないように思えてきたりしつつ、
「お前やっぱり虫食べるのか?」と、絵で書いて説明すると
「オ〜、タカテンナー。チョープチョープ!」とうれしそうに言うから、
僕は思わずソファーから離れ
「気持ち悪うーーーーーー!!」と、思い切り冷たい目で見てやった。

なにしろイサーンのヤツは皆、虫が大好きなのだ。

Aちゃん(同じくイサーン出身)も好きで、
「イズミさんおいしいもの知らないな〜」と僕をバカにする。

アホか。
世の中にはお前が知らないおいしいものなど腐るほどあるし、
飽きるほど食べて来たわ!
とはもちろん言わないけどね。

あとは、ソムタムに唐辛子を
「10メッ(本)」入れるというIちゃんとアイスを食べながら
(こいつとは付き合えないなあ)とあらためて思う。

可愛くてスタイルもいいし(胸は小さいが....)、
「マイスーブリーマイキンラオ(タバコも酒もやらない)」だし
明るくてよく笑うし性格も良さそうだし、好きな色とか食べ物とか
好みがムアンガン(一緒)なものもいくつかあったりして、
「このコちょっといいなあ」な〜んて思ったりしつつ
「KIK(TK=友達以上恋人未満)」ならいいかなと
ちょっと考えたけど、エッチしてみて
その考えは一蹴された。

とにかく「動かない」のである。

「マイチョープ(好きぢゃない)」だからと、
フェラーリさえしない輩と付き合えるわけがないではないか。

一般的には、というか少なくとも僕の経験上
プロフェッショナルであるからには相手を喜ばせねばならず、
その辺りのサーヴィスはきちんとしたコがほとんどだった。

それはまあ中にはそうでない場合もあり、例えば
ストリートガール(いわゆる立ちんぼ)などは
「はいはいどーぞ」みたいな感じで、
めちゃめちゃサクサクしたものだったりするが、
ゴーゴーバーのダンサーがそれでは
とてもやっていけないんちゃうの!?

まだ19才で風俗経験半年では仕方ないかもしれぬが、
タイ語のかわりにその辺りをみっちり教え込むほど、
僕はヒマでもないし、そんなテクも持ち合わせていない。

残念だなあ。

と思ったのだが、実は彼女
一度目に帰る時、僕のお気に入りのジャージを着ていったまま
家に置いてあるので、それがまあ人質というか、どのみち
もう一度会わねばならない。

ごはんだけ誘っても来るかどうか。

ていうか、夜なんかはけっこう寒いのに
上着を持って歩かない女子が意外に多いのだ。
Aちゃんもそいつもそうだし、Mヨも結局、僕の
黒いカーディガンを持っていったままだ。

優しい僕はいつも貸してあげるのだが、自分が寒くなったり
そうやって人質に取られたりとけっこう大変なのに、
タイガール達はそれをなんとも思っていない様子なので
まったくアタマに来る。

ほとんど感謝の意思も見せず、当たり前のようにしてるし
そうやって人質を取ったりすることが、
「次回会うための布石」というか「思わせぶり」になることなど
彼女達に「これっぽっちも」わかるはずはない。

「いくら説明しても無駄なのでは?」
悔しいが、さすがの僕も最近は
ちょっとヘタレ気味である。

本当に文化の違いには苦労させられるわ。

そうそう。
あとバッグや荷物を全部持たせるのも
こっちの女子の特徴らしい。

何故オレがお前の、化粧品やらなんやら
色々詰まったバッグを持たなきゃならない?

そもそも、バッグを持つのは
ファッションの一部ちゃうんか!?

てことは貴様が何色のバッグを持ってくるか聞いてから
自分の服を選ばなきゃいけないってことか。
そうしないとこっちのファッションがおかしなことになるやんけ。

だいたいタイ男子が甘やかし過ぎなんだぞ、コラ。
本当の優しさも知らないくせに、
中途半端に優しくするんぢゃないわ、ボケ。

だからお前らのカノジョ(だかKIKだか知らぬが)を
オレが奪ったとしても文句は言わせない。

わはははははははははははははははははははは。


というわけで、あらためて
キングプミポン様

お誕生日おめでとうございます。


*絵心はないのである。
Img_4110

顔はけっこう好みのタイプなんだけどなあ....
(ドすっぴんでこんな感じ)。
Img_4073

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足が長いからスニーカーがよく似合う。
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そしてやはり足が長いから「あぐら姿」が似合うのだ。
う〜ん可愛い。
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おまけだよ。
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ムアンガン

また売春婦を買ってしまった。

そういう表現は好きではないが、敢えてそう呼ばせてもらおう。

いくらキレイゴトを言ったって、現実に彼女達の職業は間違いなく
「売春」であり、イリーガルなのだが黙認されており、この国が
それによって陰で支えられているわけであると同時に、世界中で
日夜繰り広げられる日常茶飯事なのだ。


その日は、TちゃんとYッシーが
「R.C.A」でナンパしたコ達と遊びにいくのだけど、
「男子が二人足りないから」とのお誘いを受け
J君と共に彼らにお供した。

「なんやそれ。コンパみたいやん!」
「まあ、どないなコが来るかわからしまへんけどな〜」

男子四人トンローの路地の入り口で待っていると連絡があり、
先に合流した二人のちっこいタイガールと一緒に、残りの
女子達の元に意気揚々と歩いていく僕らを待っていたのは、
いかにもバンコクならではの恐ろしい現実であった。

サンドウィッチのチェーン店
「Subway」のテラス席でに座っていた三人のアユタヤ娘のうち、
真ん中のやたら背のデカいおっさんは、どう見ても性別は
男子なのである(当たり前か)。

キレイなおかまちゃんとかでは決してなく、ただのおっさんが
顔を白く塗り、「化粧のような」ものをしているだけ。
しかも髪型はけっこうなロングヘアーであり、やたらとデカイ頭から
ストレートのサラサラ髪が伸びている。

あまりのことにショックでテラス席のバルコニー的な手すり部分に
がっくりと頭を落としてしまっているTちゃんの姿を見て、
僕ら三人は大笑いをしてしまった。

過去にコンパ的なものに少なくとも50回は参加し、その中で
1/3ほどは自分でもセットした経験のある僕にとっては
その気持ちがよーーーーーーーーーーーくわかったから、
なおさら笑えてしまったのかもしれない。

結果的には
「ディスコに行きたい」というアユタヤ娘(+おっさん)達とは別れ、
野郎四人ラーメン屋さんでごはん食べて、せっかくなのでと
「ナナプラザ」(ゴーゴーバー集合ビル)にチラッと寄ることに。

そして、そこには厳しい現実が待っていた。

とにかく、人が少なく閑散としているのだ。
僕が今まで行った中ではダントツでヒマだったな。
ま、月曜日はいつも静かなのだが、それに加え
空港が閉鎖されて何日か経っていたわけで、
観光客が誰もバンコクに来ていないのだから、その
「ヒマさ」は当たり前なのかもしれない。

それでも女子達は頑張って出勤していおり、
顔見知りのコに挨拶したりつつ店を廻るうち、
何だか胸が痛くなってきてしまった。

観光客の減少による影響は明らかであり、このままでは
こういった歓楽街が成り立たなり、そのうち
無くなってしまうのではないかと心配でしょーがない。

ゴーゴーバーがないバンコクなんてバンコクぢゃない。
クルンテープの意味は「天使の街」なのだ。

などとタイの将来を憂いつつフラフラしていると、
オカマちゃんの店と食べ物屋さんや売店がある3階で、
お菓子を物色している可愛らしいタイガールを発見。

甘いもの好きの僕としては
「ニーアロイ(これうまいよ)」などとすすめながら、
肩と腰に彫ってあるタトゥーと、その廻りの肌に触れてみる。
Img_4065

Img_4062

かなり色黒でスレンダーな彼女の肌はそれでもけっこう弾力があり、
若いタイガール(19才)特有の「艶」を持っていた。

ニッポンの熟女の「艶」とは明らかに異なるのだが、
あの「しっとり感」を表現するにはその文字くらいしか
思いつかない。*熟女の艶なんて詳しく知らないけどね。

ちなみにタイガールはおおむね、年を重ねると
しわしわになっていく傾向があるようだし、
老けるのが早い感じがするから、どう考えたってやっぱり
若いコがいいのである。

そして、若いコの中でも肌の感触が
「固い」コと「柔らかい」コがいて、それは一概に
痩せているから、太っているからとは言えない。

とにかく、あの肌の「しっとり感」は、
「東南アジア娘特有」のものと思えるし、僕にとっては
とても魅力的な要素のひとつなのだ。

胸に「98」番の丸い札をつけている彼女は、下の階の
某「G-SPOT」という店のダンサーであり、白いビキニの水着に
白の編み込みブーツといういでたちだった。

いかにも「若い」という印象のIちゃんを見て
「やっぱイズミさんはそーいう感じが好みなんや〜」と、
納得した様子のTちゃん。

トラサップナンバーを聞き、
お菓子代の20THBをあげて別れた。

一軒の店に入り一杯だけ飲んだ後、念のために(?)
援(助)交(際)カフェの某「テーメー」に行ってみるが、
やはりこちらもガラガラであり、女子達の
「カスタマーマイミー(お客さんいないの)」という
嘆きを聞き、また切なくなる。

空港占拠なんてアホらしいことが終わって
一刻も早く客足が戻ることを祈りつつ、
その日はおとなしく家に帰った。


次の日、いつものように学校に行くが
TVのニュースやネットのニュースを見ても、
クルー達からも空港が解放されたという情報はない。

授業が終わり、学校の先輩(と言ってもかなりの)から
タイレストランでごはんをご馳走になっていると、
Iちゃんから電話が。

ほぼタイ語オンリーの彼女との会話はとてもつたない。
そして、当然のことながら内容は営業電話だ。

なのに
「店が終わってからアパートに来い」と、いつの間にか
口からそんな言葉が出たことに自分で驚いた。

しかも、お金を払うからと。

どういう心境の変化なのだろう。
今更僕一人が女子を買ったところで
歓楽街全体が潤うわけでもないのに。

ただ、最近特に、一度イサーン出身の
「ピウシーダム(色黒の肌)」のコとヤッてみたいと思っていたし、
結果的にイサーンのコーンケン出身だった彼女の
「お菓子を選ぶ真剣な目」に、この胸が
キュンとしてしまったことも事実。

何故か仕事を早く終え、12時頃にやって来た彼女は
けっこうな甘いもの好きで、僕と一緒に
アイスやグミやフルーツをペロリと食べる。

グリーンのバッグを持つIちゃんに
「シーキアオチョープマイ(緑色好きなの)?」と聞くと
「チョープチョープ」と答える彼女の「持ち(物)検(査)」をすると
なんと僕の好きなダブルミントのガムが入っていた。
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それを見て思わず「ムアンガン(一緒だ)!」と言う僕を
「は?」みたな顔で見る彼女に、ハコ買いしているのを見せると
「オオ〜。ムアンガン」とやっと分かった様子。

つまり、僕の発音では通じていなかったわけで、
彼女に数回言ってもらったのを真似て
「ムアンガン」と何度も何度も発声してやっと
「チャイチャイ(そうそう)」とオッケーをもらえた。

カタカナで書くと簡単そうに思えるかもしれないが、
正確に言うとこの「ム」の部分が「ウ」と「オ」の中間であり、
しかもアクセントが微妙に難しく、なかなかマスターできない。

そんな感じで、他にもいくつかある難しい単語を
彼女に発声してもらい、何度もリピートするという
「タイ語レッスン」をずーっとしていた。

例えば「お金」を意味する「ンガン」も相当難しく、
何度繰り返してもなかなかオッケーがもらえない。

そもそも「ン」から始まる言葉なんてニッポンにはないし、
「ガ」は「ア」と「ウ」の中間でありしかも微濁音なので、
これまたややこしい事この上ないのである。

けっこう使う言葉なので覚えたくて、練習を繰り返したが
未だに通じる自信はまったくない。

そんな感じでタイ語レッスンを続けているうち、
けっこうな時間が経ってしまい、いちおう
「ショート(二時間)」だと言ってあったので、
「そろそろヤルか!?」と、シャワーを浴び
ことに及んだのだが、結論を言うと、この日は最終的に
彼女の手は僕のチ○コに触れさえしなかった。

別にロングでもよかったのだが、
どうも調子が悪そうな彼女に聞くと、実は
「マイサバーイ(調子が悪い)」のため店を早退したらしく、
熱を測ってみたら37度であった。

女子の平熱からすればけっこうな微熱であり、
「コォージェップ(ノドが痛い)」と言うから、今流行りの
「バンコク風邪」だなとすぐにわかった。
僕も少し前にそれに近い症状になり、しばらくの間
ノドがイガイガしていたからね。

「わかったわかった。もう帰りなよ。送っていくから」と、
タクシーを呼び、比較的近くである彼女の住む
プラカノンのアパートまで一緒に乗っていった。

結局、彼女が家にいた三時間のうち
少なくとも二時間はタイ語レッスンをしていたわけで、
この日に覚えたのは先述の言葉の他
「ラック(愛する、愛しい)」「ローングリーアン(学校)」など
巻き舌の「R」の発音や
「ングォングノーン(眠い)」など微濁音の数々。

あとは「ヂュープ(キス)」もね。

それにしても、キスの発声がこれほど難しいとは
全くの予想外であった。

そして、Iちゃんとけっこう長い時間
ディープなヂュープを繰り返した僕は、念のため
「パブロンゴールドA微粒」を飲み、


安らかな眠りについたのであった。


*服装も僕好みのカジュアルな感じ。
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