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2008年12月17日 (水)

ルーク

もうすぐ 2008年も終わる。

街での最近の話題は主に
「年末のカウントダウンをどこで過ごすか?」というものであり、
近隣にリゾート地がたくさんあるクルンテープでは、
プーケットサムイパタヤラヨーンサメットチャーンフアヒンなどの
「海辺でゆったり過ごす」というパターンがかなり多い。

年末だからといって価格は普段とあまり変わらぬようだし、
今年は特に「空港占拠事件」の影響などで
ホテルの稼働率が相当低いらしく、宿も取りやすいはずなので
本当は僕もそうしたいところなのだが、今のところ
一緒に行く連れもいないので、どうするかはまだ決めていない。

(はて、去年はどうしていたかな?)
と考えてみてもまったく思い出せず、
mixiの日記を振り返ってみると、家で独り
「笑ってはいけない病院」なるTV番組を見ていたことが判明。

それまではずっと、自分の店で
自らカウントダウンを行っていたので、今年は敢えておとなしく....
などと日記には書いてあったが、たった一年前のことが
「遥か昔の出来事のように」思えるのはいったい何故だろう。

気づけば、仕事もせずにフラフラし始めてから
すでに一年半も経つ。
そして、去年の暮れに思い描いた三つの抱負は
見事に一つもかなえられぬままだ。

ということは、当時はまだ
「タイに移住する」という気がなかったというわけであり、
一見何もしていなかったようではあるが、心の中では、
実はけっこう激動の一年だったのかもしれない。

ともあれ、僕は今
「天使の街」クルンテープで生活している。
まるで昔から決まっていたことのように
ごく自然な感じだ。

なんだか不思議な気もするが、
実際そうなのだから仕方がない。


そういえば、タイループは返ってきたのだが、
結局海関連の写真は全て消されていて、
「CDに焼いて渡すから」と言われたが、なんだかすっかり
気持ちが冷めてしまい、ブログに書く気も失せた。

ま、どちらにしろ大した話ではないしね。

というわけでもっと旬な話をしよう。


昨日は、天使の街で天使とデートだった。

と言っても男子二人女子一人であるが。

Rサは、僕が通うタイ語の学校
「A.U.A」に突然舞い降りた天使だ。

父親がイタリア人母親がタイ人というハーフの彼女は、
25才という年齢の割にかなり若く見えて
「東南アジア人×ヨーロピアン」という公式にピタリとハマった
小柄で可愛らしく目が大きく鼻が高く肌がキレイでキメ細かい、
世界中の男子10人中9人が一目見て
「キュート!」と言うだろうと思えるような容姿であり、
ただでさえ女子が少ない「A.U.A」のタイ語クラスで、
暇つぶしの在タイお金持ちイープンマダムとは一線を画する、
まさにアイドル的存在なのだった。

彼女がやって来たとき、僕はすでに
「AT-2」に上がってしまっていたが、一日に何度か
「AT-1」との合同授業があり、ひと目で気に入った僕は
同じく「AT-1」の26才男子Yス君と二人で、いつも
「Rサは可愛いなあ」「Rサはいいよなあ」と騒いでいた。

実際彼女は、無国籍軍のおっさん達の中でも、常に
笑顔を絶やさず毎日マジメに楽しそうに授業を受けていて、
そんな姿にもとても好感が持てたのである。

「A.U.A」は米国の学校のせいかクリスマス休暇が長く、
一ヶ月もあるので、その間中国へ行ってくるという
Yス君と話して、とにかく一度三人でごはんに行こうと、
休みが始まる前に誘っておいて、優しい彼女は断ることなく、
それが昨日実現したのだった。

英語がペラペーラの彼女は、イタリア語はもちろんのこと
他にもドイツ語と、スペイン語を少し話すというバイリンガルで、
タイには、地元の大学を休んで三ヶ月ほど滞在するという。

おばさまの家の近くに住み、学校からは二時間ほどの場所なのに
毎日休まず通う彼女はきっと勉強が好きなのだろう。

村上春樹の翻訳本を何作も読んでいたり、三島由紀夫を
知っていたりとニッポンの文学にも興味があるようで
(う〜ん。これはかなり賢いぞ)と、そのルックスと知性を
カチカチと頭の中で計算した上、僕の中の「子孫繁栄本能」が
ピクピクとつい反応してしまうのをハッキリと感じた。

だって、自分に無いものをこれだけ持っている女子になんて
そうそう巡り会えるものではないからねえ。

(彼女となら男の子でもいいかなあ....)
な〜んて妄想しつつ、僕らのつたない英語で色々話すが
Rサは丁寧にきちんとわかりやすく答えてくれる。

旅行好きの彼女はヨーロッパの主要都市をほとんど廻っており、
中でもベルリンが最高で「コペンハーゲンもおススメ」だと言う
Rサとは、食べ物や音楽など、意外に趣味が合うこともわかり、
ドイツやデンマークを一緒に旅することを妄想し、
僕のテンションはかなりアガってくる。

チャイニーズで食事をして、スウェンセンでアイスを食べ、
ちょうど昨日から展示が変わっていた
「Bangkok art and culture centre」をゆっくり見て廻り、その後
クルンテープの原宿「Siam Square」を散歩するが、
歩くのが好きだと言う彼女は疲れた表情も見せず、
けっこう遅くなっても「まだ大丈夫」と、ノリも良い。

そんな彼女のすっかりファンになってしまった僕であるが、
どう考えても釣り合うはずもなく、1月半ばには
イタリアに帰ってしまう彼女に

1「バンコクのクラブの音(の内容)を良くする」
2「素敵なカフェをオープンさせる」
3「Rサがモデルで登場する小説を完成させる」

という三つを全て叶えたら連絡するから
「必ずここに戻っておいでよ!」と、
まるで夢のような抱負を語った僕は、彼女に
「何年後?」と尋ねられ、ちょっと考えて
「五年後」と答えてしまっていた。

そんなことで彼女の気を惹こうと思ったわけでもないが、
もしそれを本当に実現できたなら、ひょっとして
Rサが僕のルーク(子供)を産んでくれるような
気がしたのも事実。

もし五年後に叶えられたとして、その時
僕は48才、Rサは30才である。

う〜ん。
悪くないね。

男の子ならきっと、目のクリッとした賢いルークに育つだろうし
女の子でも、そこそこイケるのではないだろうか。

どちらにしろ、頭のあまり良くないタイガールと僕との間にできる
ルークより「デキ」が良いことは間違いあるまい。

彼女は大晦日を家族とともにチャーン島で過ごすらしく、
(そこで仕込むのはさすがにちょっと早過ぎるな)
などと、アホなことを思ったりした。

明日からラオを経由し陸路で中国に向かうYス君と、
BTSの前で別れ、Rサには
「Call me please,if you're lonely」と言っておいたが、
まあ掛かってはこないだろうな。


残念ながら写真がないのだ。

変態扱いされてから、
どうもタイループを持ち歩く気がしない。

でも、もし今度デートすることがあれば
必ず彼女を撮ると約束しよう。


そんなわけで、
来年の抱負は、もう少し
ちゃんと叶えられそうなものにしようかな。

な〜んて、

あらためて
思うのであった。

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コメント

お久しぶりです。じつにヨロシイ感じですねー。今年の名古屋の12月は今ひとつ活気がないよーな気がします。とは言っても相変わらず忙しいですがね。今年も大晦日はブッダの予定です。でわでわ。

投稿: 迫間昭夫 | 2008年12月19日 (金) 11時16分

今ひとつ活気がないのは 今年に限っては
どこも同じなんぢゃないかな?
とにかく 忙しいのはいいことだよ

ブッダか....
懐かしいなあ

バンコクにはああいう感じの
「小バコ」が少ないみたいだから
余計にそう思うよ

来年もナゴヤが盛り上がるといいね

よいお年を!

投稿: | 2008年12月20日 (土) 17時51分

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