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2008年12月 6日 (土)

クゥーイティアオ

「25バーツはヤバいで!」

思わず何弁かわからないような言葉が口から出てしまう。

「ニッポン語を正しく使う同盟」(そんなのいつできた?)の
役員を務める僕としては、イマドキの若者のように、
「ヤバい」という言葉を
「いい意味」「悪い意味」のどちらでも使えるとは
解釈していない。

だから、そのsoi93の角にある
「クゥーイティアオ」屋さんを出てすぐに、
ついつい出てしまったその言葉の意味が
「(25バーツにしては)うま過ぎてヤバい」
では非常にマズいのだ。

そうではない。
つまり、安過ぎて利益が出ないのではないかと、
心配のあまり
「このままの値段ではヤバいわ」
と、ついつい言ってしまったのだ。

そうだそうだ。そうに違いない。

かといって、今日も少しだけ立ち話をしたが、
そこまで親しい間柄ではない僕が、エラそうに
「あかーさんこのクゥーイティアオが25バーツは安過ぎるわ。
35バーツに値上げした方がええで。ホンマ」とは、
少なくとも今はまだ言えない。

確かに「BTS」のオンヌット駅からバス停三つ離れた
完全に「下街」のここら辺りではそれが相場なのかもしれないが、
昨日でも、「R.C.A」の前の屋台でマズ〜いクゥーイティアオを
35バーツも払って喰わされたことを思うと、僕としては
どうにも納得いかないのだ。

ちなみにクゥーイティアオとは、ニッポンでいう
「ラーメン(らー麺)」のようなもので、直接の意味としては
センミー(極細)センレック(細麺)センヤイ(太麺)
という種類に別れた「米粉の麺」を総称してそう呼ぶ。

そう言うとベトナムの
「フォー」のようなものをイメージするかもしれないが、
どちらかと言うと「春雨」の方が感覚的に近いかな。

スープは薄味で、ダシは....
なんだろうな。

ほぼ透明だから醤油は入っていないし、
鶏とか豚とか野菜などで取ったダシだと思うが。

だから、あれをバミー(黄色の小麦面)で喰うのが
僕的にはちょっと邪道な気がして、選ぶ麺はいつも
「センレック」である。

歯ごたえがあってなかなかイケる。
フォーのようにプツプツと切れたりはしないのだ。

ま、そんなことはどうでもよいのだが、とにかく
クルンテープの屋台で男が一人で食べるメニュウとしては
かなり人気上位に食い込むだろう、いかにもタイらしい料理だ。

屋台の中でも自分の好みの店があり、
「クゥーイティアオはここ」「カーオマンガイはここ」
「パッタイはここ」という感じで、うまい店が
メニュウによって別れてしまうという難点はあるが、
とにかく、どうせ食べるなら少し歩いてでも
そこへ行きたいと思うものだ。

店の名前はわからぬが、コンタイとジン(中国)との
ハーフと思われる顔立ちのおばちゃんが作るそこは
ゆで豚や(魚系の)すり身団子や鶏肉以外に、
「豚肉と野菜入りのワンタン」を、具として選べるのがよい。

皮はけっこう厚くて黄色い、餃子に近いようなそれ
はなかなかおいしくて、何度か食べるうち、ふと
「これは醤油かポン酢をつけて喰った方がうまいぞ!」
と思いつき、先日買っておいた
「たくみあじ」というダシ入りの醤油(25THB)と
それを受ける小皿を持って出掛けた。
Img_4115


本当はポン酢が欲しかったが、
「ビッグC」には売っていなかったんだよね。

休日に独身のおっさんが、一人で
「屋台のらーめん」という図は、
ニッポンでならかなりサムいかもしれないが、
「タイでならオッケー」と、僕が勝手に決めたので
マイペンライなのである。

やはり予想通り、それはかなりウマかった。

持参の醤油皿にたくみあじをたっぷり入れ、
調味料の中にあるプリアオ(酸っぱい)なのと唐辛子を加え、
全部で8個も入っているワンタンをつけて食べたら、
なんとも懐かしい味がしたのである。

僕は餃子という料理が好きで、飲茶と呼ばれる種類の
蒸したプリプリエビ餃子やシュウマイなどもよいが、
中国では普通にある皮の厚〜い、もっこりとした
「もちもち水餃子」も大好きなのだ。

あ、もちろん皮をパリッパリに焼いた
ベタな焼き餃子も好きだよ。うん。

ところが、タイでは意外にお目にかかれず、
ニッポン的なラーメン屋や和食屋さんで食べる
「インチキ餃子」ではなく、ちゃんとした中華の餃子を
食べる機会がなかなかない。

先日やっと、家の近くにおいしい中国料理店を発見し
(Aちゃんに連れてってもらった)、そこはお昼に
「飲茶」をやっていることを知ったので、
今度行ってこようかな。

カスタードまんじゅう(20THB/一個)が
やたらとうまかった。

とにかく、そのシンプルなクゥーイティアオが
「ワンタンに醤油を付ける」というだけのことで、
とてもいい感じになったのである。

ああ、深センの「餃子房」とヴィエンチャンの
「餃子館」を思い出しちゃったなあ。

しまった。写真がないわ。

最近、カメラを持ち歩くのがキッキア(面倒)で
手ぶらで出掛けることがほとんどだからね。

というわけで、
「一人で食べるクゥーイティアオ講座」は
今度、あらためて写真付きで紹介しよう。


それよりも他に、
どうしても書かねばならぬことがある。

実は今日、いいことがあったのだ。

ブログにも何度か登場している、僕が
ニッポンに残して来た片想い相手Sリは
受験生であり、一つ目の推薦で受けた大学の
合否の結果が今日わかると、あらかじめ聞いていた。

もうお分かりかと思うが、期待通り見事に合格したと
今朝ミクシィにメッセージが届いていたのだ。

発表の日付を聞いたとき、キングプミポンの誕生日と同じ日なら
「合格しているに違いないよ」と彼女を安心させたが、
もちろんハッキリとした根拠があるわけではなく、
そうやって「だいじょーぶだいじょーぶ」と、
ただひたすら言ってくれる人が廻りにいると
なんとなく落ち着けることはよくわかるし、彼女にとって
僕の存在がそういう位置にある(しかない)ことは
十分自覚している。

あれはいつのことだったかな。

分厚いコートを着ていた覚えがあるから
真冬の寒い時期だ。

Sリがカレシとの避妊に失敗し、
アフターピルをもらいに病院に付き合った時。

次の日朝ご飯を食べてから二回目を飲んだら
「気持ち悪〜い」と通学中に電話して来て、
結局僕の車の中で嘔吐し、
きっと薬も消化する前に出てしまったからと
違う病院で再び薬を出してもらって、
学校まで送ったことがある。

その後二週間ほど生理が来なくて、不安で不安で
仕方がない彼女を、どうやって安心させようかと悩んだ末、
長い間伸ばしていた顎ヒゲを切り落としたことを思い出す。

いわゆる「願をかける」というヤツだ。
根拠などまったくない儀式みたいなもの。

それなのに、翌日見事に生理が来た。

正直驚いたが、なんかそういうことって
よくあるような気がする。

もちろん偶然なのだろうが、それにしては
あまりにもタイミングが良過ぎるではないか。

だから、根拠がない「だいじょーぶ」も
けっこう役立つことがあるのだ。

きっとね。

あの時は、風俗嬢の居候が家にいたりして、
実は僕もけっこう精神的に不安定な状態だった。

そんな中、Sリにはずいぶん癒されていたから
お互い様だったのだけれど。

あれから、少しは「オトナのオンナ」になっただろう彼女が、
一生懸命勉強して、今回はとりあえず二次志望校ではあるが
大学に合格したことは、僕にとってもやはりうれしい。

本命に向けて、まだしばらく頑張らねばならないが、
彼女ならきっとだいじょーぶだろう。

なにしろ「純粋」を絵に描いたような彼女のことを思い出すと、
タイの女子とのあまりの差に胸が痛くなる。

近頃では僕もだんだん発想がおかしくなってきており、
「どのくらい若いコまでイケるか」と、近所の可愛い
おかっぱの小学生や中学生の女の子を見るたび、
脱がせてエッチをするシーンを妄想して、途中で
「やっぱりダメだわ」と断念したりする。

今日も多分12才くらいの、赤いTシャツに
ショートパンツを履いた可愛らしいコをターゲットに
けっこう妄想してみたが、やはりすぐに中断。
まだまだホンモノのロリではないことを確認して
ホッとしたものだ。

こっちのコはニッポンと違い、その年頃のコはみんな
細くてガリガリだからちょっと難しいのかな。
もう少し「むっちり」していれば「イケるのかも?」と
思わないでもない。

純粋を求めるあまり、
「若くて何も知らないコに教育を施していく」という発想が、
いかにも幼稚過ぎて自分でも恥ずかしいのだが、
他にいい方法を思いつかないんだよな。マジで。


というわけで、カレシとの十三回目の記念日を、
どうやら一人で過ごした様子のSリが、なんとか
元通りの仲になれるよう今は祈っている。

今の彼女にとって、間違いなく必要な相手であり
最も影響力を持つカレシとうまくやることはとても重要なのだ。

ま、そっちはあまり心配していないけど。


話はまったく変わるが、最近ハマっているのは
パックのアイスにひまわりの種をかけて食べること。

今日もクゥーイティアオを食べて帰って来てから、
いつものようにデザートでアイスを食べようとしたら
家にノーマル味のストックがなく、何故か
「ガーリック風味」があった。
Img_4113


チョコチップバニラアイスにガーリック風味のひまわりの種。

これはかなりのチャレンジだとは思ったが、
買いに出掛けるのもキッキアだったので
「たまたまここにあるのだからだいじょーぶだいじょーぶ」
と、思い切ってパラパラとかけて食べてみた。
Img_4111_2

「うん。イケるわ」

意外なことに、いつもよりコクがあるというか
若干濃厚な味を感じたが、まったく問題なくおいしかった。

単独で食べてみるとやはりしっかりガーリック風味だけど
バニラアイスと一緒だと、あまり感じない。

まったりとしてむしろこっちの方がうまいかも。

「やはり何事もチャレンジだな」
と、あらためて思った。


なんか話が繋がっているようで実はそうでもないが、
たまにはこういう脈絡のない話もいいでしょ?

ちょっとしたことが、案外重要ってことかな。

日々そんな発見をしつつ、
アメージングなこの国で

毎日暮らしてます。
はい。


*ネッスルのアイスがうまい。
Img_4112

他にもいっぱいあるよ。
Img_4117

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