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2008年12月12日 (金)

タイループ

まず最初に言っておこう。
写真をアップできないことを。

何故ならMヨの車にタイループ(カメラ)を忘れてきたからであり、
その結果、僕が「ド変態のプレイボーイ」ということになり、
普通に考えれば立場的には最悪なのであるが、逆にそれは
僕にとっては都合のよい結果になった。


「メモリーカードを抜いて、欲しい写真だけプリントしてもいいよ」

どちらにしろ、僕が撮った写真の中から
彼女達の写ったものを焼き増しせねばならぬのだから、
何も気にすることなく僕はそう言った。

Mヨがセットしてくれた女子大生Kンちゃんはモデル友達らしく、
コンジン(中国人)とのハーフという彼女は色白の黒髪で、
もちろんスタイルはいいし、顔は普通に可愛いし、
性格も明るくて真面目な良いコだ。

170cmという身長の高さを除けば、あとは
服装のセンスの悪さに目をつむれば、別に
この先彼女と仲良くすることだって、恋愛対象にだって
できないことはないのである。

過去にモデルのコとお付き合いしたことが三度ほどあるが、
いずれもキャラクター的な存在で、主に
スチール写真の仕事をしていたコ達なので、身長は
160cm強の小さい女子ばかり。

僕の身長は168cmなので、170cmの彼女と一緒に歩けば
当然僕の方が小さいわけであり、昨日のようなサンダルならば
まだよいがパンプスでも履かれた日には、まるで
召使いのようになってしまうではないか。

そして、モデル(の仕事を少しやっている?)にしては
前の日に部屋で着ているのを見て
(可愛らしいけどかなり派手なパジャマだなあ)
と思ったオレンジピンク赤のドギツイプリントの入った
薄手のパンツを履いて普通に街を歩いてみたり、
とんでもない柄のTシャツを
「これかわいい〜♪」と買ってみたりするセンスが、正直ちょっと
「無しの方向」であり、もちろん
「友達としては全然いいよね」と、彼女を薦めてくる
J君と話していたのである。

英語バッチリでニッポン語がほんの少し話せる彼女とは、
コミュニケーションがちゃんと取れるし、どうやらニッポン語に
かなり興味があるらしいKンちゃんは
「私がタイ語を教えるからあなたがニッポン語を教えて」と
タイに来た当初、僕が口説き文句として使っていた台詞を
真面目な顔で言ってきたりする。

「わかったよ。ぢゃあ今日はとりあえず今ニッポンの
若いコ達の間で流行っている言葉を二つ....」ということで
「マジで〜?」「ありえなーーーーーーい」を
正確なアクセントで言えるまで、しつこくレッスンしてあげた。

一昔前のギャルが使っていた言葉だが、僕はこれをあえて今、
バンコクで流行らせようと思っているのだ。

まあ、そんな感じで一緒に楽しい時を過ごすうち
「今度は四人でディスコに行こう」「カラオケに行こう」
「私12月30日で21才になるんだ」などと
だんだん話が盛り上がってくる。

(う〜ん。ちょっとマズいなあ....)

実際、J君とMヨはもうすっかりいい感じであり、
「フェーン(恋人)はいない」というKンちゃんは、そのうち
同じくフェーンはいないという僕のことを、Mヨを通して
「本当か?」とJ君に確認してきたりするので
これ以上あまり仲良くなるのは危険だと判断した。

さらに、最近やっと少しタイ語も進歩したと思われる僕が、
ちょっと調子の良いことを言ったりすると、間に入ったMヨは
「イズミサンプーッケン(口がウマい)プレイボーイナ〜」などと
けん制してきたりするのである。

何をおっしゃるうさぎさん。
この僕が今までどれだけあなた達タイガールに
翻弄されて来たと思っているのかね。

プレイボーイどころかすっかりヘタレな、そして、
真面目なニッポン人の心を持つ僕は
「その気もないのに調子良く合わせて付き合う」という
「見せかけの優しさ」ではなく、
「その気がないことを最初からハッキリ伝える」という
「本当の優しさ」を、コン(人)タイ達にキッチリ教えるため、
例えプレイボーイ役を演じてでも、例え
「実はKIKがたくさんいるんだ」と
「ゴーホック(うそ)」を言ってでも
「友達以上には考えない方がいい」という事を
伝えねばならぬと心に決めたのだ。

「二十歳の女子大生がまさか
43のいいおっさんを好きになるはずが....」
と思われる向きもあろうが、
酔っぱらって醜態をさらし、裸を見られ(水着姿ね!)
年齢もちゃんと言ったにもかかわらず、何故か
僕のことがまんざらでもなさそうな彼女に、
ちょっとビビったのは事実。

だってこのまま話が進んでいって
「誕生日を一緒に」とか
「カウントダウンはどこに行く?」とかなってきたら、
非常にマズいではないか。

「こっちがその気ないコに限って....」というパターンは
僕ら「モテない男子」にはよくある話なのだ。

そして、
「チンコ切るよ!」と冗談で脅すのではなく
本当に切ってしまうのはきっと、
彼女のようにマジメなタイプに違いない。

あー怖い怖い。

ただ、結論としては、最初に書いた通り僕が
「ド変態のプレイボーイ」とバレて(?)
Kンちゃんはドン引きした上、体調を崩してしまったと言う。

ま、それが僕のせいなのかどうかはわからないが、
カメラに入っていた写真の数々を全て見た彼女が、
なにをどう勘違いしたのかわからぬが、確かに
数人の女子の写真はあるし、中には
バスタオルを巻いただけのゴーゴーバーの女子や、
女子の足だけを後ろから撮ったものもある。

それらはもちろん皆さんご存知の通り、
このブログにも載せているような他愛のないものばかりだし
別に見られて恥ずかしくもないのだが....。

しかも、なんと
「LOMO」のカメラを持っている彼女はきっと
かなりの写真好きであると思われ、それが
某植草教授のような変態趣味の目的ではなく、
ただ単純に、美しい(と感じた)ものを、
タイル−プに納めただけだということなど
わかってくれそうなものなのにね。

しかしそうは思わなかった彼女は、よほどビビったのか
自分たちの写っていた写真を全て消去してしまったという。

僕らの前で水着姿にすらならなかったクセに。

「マズいことになりましたよ〜イズミさん」という
J君からその話を聞き、僕としては
「まあ、そんなのしょうがないよね。
カメラ忘れたのは僕が悪いしな。別にいいぢゃん」
と、むしろホッとして答えた。

ま、後ろ姿くらいはこのブログにアップしようと思ったが、
一応モデルをしている彼女達の顔がわかる写真を
まさか載せるわけにもいかないことなど十分承知している。

そんなことより、
(逆に説明する手間が省けてよかったな)と思った僕は
その後のJ君の話を聞いて、マジで驚いた。

ド変態の撮った写真の数々にすっかりドン引きして、
病院にまで行ったのにも関わらず
「でも彼はいい人だから友達としてこれからも会いたい」と、
何度もうわごとのように言っていたというではないか!

うわごとは大袈裟だが、とにかくディスコやカラオケに
「四人で一緒に行く」という話は生きているようなのだ。

いやいやいやいやいやいや。

「そんなド変態とは二度と会いたくない」
というのが普通の反応やろ!?

ビックリした後、思わず大笑いしてしまった。

まったくタイの女子って、
なに考えてるかホントにわからないわ。

う〜ん。
アメージングタイランド。


というわけで、まだ手元にタイループが戻っていないため
写真がアップできないので、旅行の話よりも先に
こんな内容になってしまったことをお許しいただきたい。

多分パソコンにSDカード(?)のメモリーを取り込んで
大画面で僕の撮った写真を見ながら、Kンちゃんが

「マジで〜?ありえなーーーーーーい」

と、正確なアクセントで
叫んだであろうということが


せめてもの救いなのである。

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