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2009年7月30日 (木)

コンディーマーク

「バファリンかよ!?」

朝8時、部屋のベッドの上で
自分で自分にツッコんでみる。

いやいやいやそれどころか、おそらく
「半分以上優しさで」できてるぞオレって人間は。
マジでそう思うわ。

「あー誰かオレのこと褒めてくれないかなあ」
そんな甘えたことを言いたくもなってしまう。

ただ、時としてそんなオレの「優しさ」は度を超してしまい
相手のため、もしくは二人の関係のために
「よくないのではないか?」と自問することもしばしば。

ところが、残念ながらその「具合い」を自分で
「調節」することができないのだ。
だからいつもいつも楽しめるというわけでもなく、状況によっては
「疲れてしまう」といったことも当然起こるわけで。

ま、それくらいしか自分の「売り所」がないので
仕方がないと言えばそれまでなのだが。


火曜日の昼過ぎ、ソファーに横になってニッポンのTV番組
「そこまで言って委員会」を見ていたら、
前の日にソムタムで誕生日をお祝いしたMから
「ハロー」と電話がかかってきた。

「タムアライユウ(何してるの)?」
「ドゥーDVDティーバーン(家でDVD見てるよ)」
「ヤークパイイセタンドゥワイダイマイ
(伊勢丹行きたいんだけど付き合ってくれる)?」
「ダーイダーイ(いいよ〜)」ってな感じで、
ヒマなオレは彼女の買い物に付き合うことに。

本当は昼に用事があるはずだったのだが、その時点で
「ブッちぎられ」る可能性大であり、これが後の行動に
少なからず影響を与えることとなる。

彼女の欲しかったものはなんとニッポンの雑誌
某「Fine」であり、表紙にカトゥーン(だっけ?)の亀梨君が載っていた。
当然輸入物なので280THBと高価く、しかも
ニッポンの文字など読めぬはずなのにこんなものをわざわざ
伊勢丹の某「紀伊国屋書店」に買いにくるなんて、
「こいつひょっとしてハイソー(金持ち)か?」と勘ぐるオレ。
その後、ごはんを食べる時も
「何が食べたい?」と尋ねるとニッポン語で
「ヤーキーニーク♪」と言い、連れて行かれた韓国料理店の
マスターとも顔見知りで、どうやら「常連」の様子だったしね。

旅行代理店勤務の26才、シンガポールとタイとの
「ルーククルン(ハーフ)」で、行きつけの韓国料理店をつM嬢。
「ニッポン贔屓」なのは確かであり、過去のカレシもやはり
ニッポン人が何人かいたとのこと。

「ホンダは元元カレに似てるんだよね〜」という、ちょっと
危険な発言に続き、元カレとは四年近く付き合い、結婚も視野に
かなりのところまでいったのに、いろいろあって数ヶ月前に結局
「お別れてしまった」というなかなか重い話を聞かされる。

「トイ(叩く)」とか「ゴーホックボイボーイ(しばしばウソをつく)」
だったという元カレを責める口調の彼女に向かって
「うんうんそれはよくない。よくないね〜」と深く頷くのみだったが、
「チョープコンディー。マイチョープコンロォー」
と、話を締め括った彼女に対し、
「てことはオレの出番か?」などと
勝手に勘違いするお調子者のオレ。

直訳すれば
「いい人が好き。イケメンは好きぢゃない」ということになるが、
コンディーとは「優しい」という意味にもとれるし、辞書にもそうある。
「優しい人がいい」のならば....と都合良く解釈して、つい
「いただき!」と思ってしまうのである。

つまり、仮に相手が正直に答えるとするならば
「チョープコンロォールゥチョープコンディー
(イケメンと優しい人どっちが好き)?」
という質問はものすごく有効な判断材料となるわけで。


さてさて韓国焼き肉はなかなかウマかったが、
思ったより高くもなかった(730THB。割り勘ね)。
お腹いっぱいになり、それぞれの待ち合わせ場所が近かったので、
ついでにMをタノンカオサンまでバイクで送る。
「女子を後ろに乗っけて」運転するのはもちろん基本的に楽しいが、
昼間や夕方の渋滞中はけっこうしんどいものがある。
二人分の体重を腕力で支えつつ、
車の間を縫って走らねばならないからね。

パンガン島行きのジョイントチケットの価格を調べた後彼女と別れ、
若者が集まる近くのタラートでK君達と合流し、小雨の振る中
ショッピングを楽しむ。というか買うもののないオレとしては
人間ウォッチングの方がよほど面白いのだが。

で、いつものように某「テーメー」に出勤(?)してから
「soiカウ(ボーイ)」に流れて、二軒の店で軽く飲む。
時間が遅かったせいかオレのお気に入りのコ達はいなかったが、
17才と20才前後のカワイコちゃんを二人見つけた。

再び「テーメー」に戻り、入り口付近で女子連中と話していると、
毎日のようにいるWちゃんと一緒に、さっき別れたMがいるではないか。
途中で電話があって「どこにいるか」と聞かれた時、
「アソークにいる」とだけ答えたのだが「偶然」なのかそれとも
「見つかった」のか、よくわからない。

「こうなったら今日は彼女にトコトン付き合うか」と思ったのが
「運のツキ」だったのだが、すでにけっこう酔っていた彼女は、
「テーメー」のルールなどまったく知らぬ様子で、近くに座っていた
キャップを被っているニッポン人の若い男のコを見て、
「ホンダー。あのコタイプだから紹介してよ〜」と、オレに頼んでくる。

「いやいや。ここはお金が発生するルールだから
そんなことしたら(ウリと)勘違いされちゃうよ」と、いくら説明しても、逆に
「お金払ってもいいから」とか「ただ友達になりたいだけ」などと、
全然言うことを聞かない。
「どうせ酔っぱらいの戯言だろう」と相手にしなかったら、いつの間にか
Wちゃんと二人でどこかへ行ってしまった。

しばらくしてから電話したら「ディスコにいる」というので
K君と二人、朝までやっているという
「BOSSY」へ向かう。

それにしても、
あれだけ深く酔っぱらっている女子を久々に見たなあ。
昔、店をやっている頃は頻繁にあったが、
タイに来てからは初めてだった。

実際、オレも含めて四人ともかなり酔っぱらっており、
かなりいい気分で「次行くぞ〜♪」と叫ぶ女子連中を引き連れ、
もうひとりオマケの女子も含めた女子三人男子ひとりの計四人を、
オレの部屋まで「アウマー(持ち帰る)」したわけだ。

タクシー内でも大騒ぎは続くが、すでに
「電池が切れたように」ぐったりしていたMは、家について
降りた途端、アパートの庭に置いてある植木の根元に
「ヴェーーーーーヴェーーーーー」とやり出した。

「これはマズいなあ」と思いつつなんとか部屋まで運び、
とにかく音を欲しがるWちゃん達のためB.G.Mをセットした後、
トイレの中でずーっとMの背中を摩るハメになった。

酔っぱらって「ゲロゲロ」の女子を介抱したことは何度もあるが、
自分もすっかり酔ってテンションが高い時などは、
「ああ、今こんなにイイ気分なのに何故オレがこんなことを」
と、恨めしく思うこともあるのだ。

トイレとベッドを往復する度Mに付き添うオレを見て、
「ホンダーコンディーマークナー(メチャ優しいやん)!」
と言うWちゃんと、その合間にエロエロダンスを繰り広げる。
彼女はけっこう細いのだが、踊りがかなりセクシーなのだ。

すでに7時近いというのに、「もうこれが限界だろう」というほど
相当デカイ音でテクノ系の音をかけながら踊っていたが、
「ダメだ。こんなんぢゃ我慢できない。もう一軒ディスコ行こーーー♪」
と、めちゃめちゃテンションの高いW嬢。

なんと11時まで営業している店があると聞き、本音は
オレも行きたかったが、まさかMを放っておくわけにもいかず
二人を残してみんなで出掛けてしまった。
いや、それにしてもスゴいパワーだな。マジで。

数十分トイレに引き蘢る間ずーっと隣で世話した後、
「おしっこするからあっち行って」と言いながらも、
オレがトイレから出る前にいきなりジーンズを下げて
「シャーッ」とやりだすMの姿に後ろ髪(なんてないが)を引かれつつ、
最終的にはパジャマに着替えさせ、ブラを外して差し上げた上、
コンタクトレンズも取って「溶液」などないので
「普通の水」に入れさせて、ほぼ万全の状態で彼女を寝かせる。

そこで出たのが、冒頭のセリフだというわけだ。

「トコトンまで付き合う」というのは、当然彼女と
「ヤる」ことまでも想定していたのだが、そんな姿を見てしまうと
気持ちも萎えてしまうわけで、実際まだまだ高いテンションの中、
眠れるはずもなく、仕方ないので横になったまま
「i-pod」で音を聞いていた。

そんなオレの行動を「褒めてもらおう」と、
K君を再び部屋に呼び「ヒソヒソ話」でミーティングだ。

結局、起きてからもまだ「ドロドロ」のMに、ごはんを作ったりして
「グーンパイ(行き過ぎ)」の優しさを発揮するオレに、
ついに悲劇が起こる。

烏龍茶と水しかない冷蔵庫を覗き、
「コーラが飲みたいよう!!」と言って聞かない彼女の為、
「ちょっと待って。買ってくるから」と、隣にあるコンビニ的な店で、
常温保存の冷えていない某「ペプシ」の1.5Lペットボトルを買って戻り、
ソファーに座り、グラスに氷を入れてブルーのキャップを捻ったところ、
「シュワーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」と、
ものすごい音を立てて中身のコーラが部屋中に飛び散ったのである。

あまりの出来事にどうすることもできず
1mmも動けないオレ。

「大噴出」がやっと収まった数秒後、思わず
「うわあああああああああああああ」と
情けない声を出すしかなかった。

見ればボトルの中身半分がなくなっており、
あたりには甘〜い香りが充満している。もちろん
テーブルも床もオレの服もめちゃめちゃコーラまみれだ。

「うーーーー。くっそーー腹立つ」と呟きながら処理をするオレの心に
(なんでこんな目に遭わなきゃならん!)と怒りが込み上げてくる。

そりゃたしかにオレが悪いさ。

変な「下心」を出したことだって、リズムをとって歩きながら
ペプシをちょっと揺らしたことだって、考えてみれば
悪いのは全部オレだ。
でも、これほどまで女子に優しくしているのに、
あんなヒドい仕打ちをしなくてもいいんぢゃないの。

それともこれは「警告」なのか?

未だに床の一部がネトネトするわ。
まったくもう。


昨日はひさしぶりにGさんの部屋に遊びに行き、そんな話をしつつ
最近調子に乗り過ぎのきらいがあるオレのことを、
「優しく叱って」もらおうと思ったら、やはり期待通りだった。

「いやしかし、イズミさんはホントに女子が好きなんですね〜♪」
と、とりあえずその部分の評価を受けた後
「ただ、遊び方にテーマがないのがアカン」と指摘され、
ベランダでウィスキイの水割りを散々飲みつつ考えた挙げ句、
「今までとまったく逆を行ってその結果真理を求めよう」ということで
「26才以上限定」というテーマに無事決定。

よーするに「そっち」を極めることにより、従来の好みである
「若いコ」の本当の良さを知る。という意味だ。

いや、実際(付き合った女子の)最高年齢が28才、しかも
当時自分が23才だったという経験値から考えれば、
その世代の女子のことをオレはあまりにも知らなさ過ぎるわけで、
ひょっとしたら本来の「オンナの魅力」に
バッチリと目覚めてしまう可能性だって充分あるし、
なんだったら、DVD屋さんの
「熟女コーナー」の棚に手を伸ばすオトコの気持ちが
理解できる日がくるかもしれない。

ちなみにLもMも26才。
なにも言わなくともさり気なく部屋の掃除をしてくれたり、
会話の内容がしっかりオトナだったりと、それなりに
よい部分があることは徐々にわかってきてもいる。

ここで一気に「ツッコんで」攻めることによって、
更なる魅力を発見できればしめたものだ。
ただ、ビックリするほど「老けるのが早い」タイガールのこと。
将来を考えた時の不安は否めないけどね。


そんなわけで、優しさ具合も「ほどほど」にしつつ、
「オトナ狙い」に切り替えることにしたオレだが、
果たしていつまで「保つ」のだろうか。

結果も含めて、
今のところまったく

予想もつかないのである。

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2009年7月28日 (火)

チョンコン

「げ、しまった」

ついにやってしまった。

しかしああいう時って反応に困るよなあ。
現実に女子が完全に「バッティング」した経験などほとんどないが、
昨日は目の前でこっちを凝視する二人の女子に対し、
どうしていいものかまったくわからずに、ただ
「マイペンラ〜イ(だいじょーぶ)」と、意味不明の言葉を
発するしかなかった。

来週からしばらく「島(パンガン)」に遊びに行くため、今のうちに
街の雰囲気を楽しんでおこうということで、昨日も例のごとく
繁華街に繰り出した。

K君と待ち合わせて、とりあえずナーナーの
某「レインボウ1」へ。

店に入ると、Pはすでに私服に着替えテーブルに座っており、
ニッポン人のおじーちゃんに持ち帰られる直前だった。
時刻は午後十時であり、夏休みに入って観光客が増えたことで
どうやら順調に稼いでいるようでなによりだ。

オレに気付いてすぐにこっちへやってきた彼女と、
「ひさしぶりだなあ。元気か」
「うん。元気だよ。今からペイバー行ってくるね」
「わかった。頑張ってな〜」などと軽く会話を交わす。
先週はマイサバーイだったし、その後オレがラオへ行っていたため
会うのは本当にひさしぶりだったのだ。

「さて、今日はカワイコちゃんいるかな」とステージを見上げると、
なんと前から踊りを見たいと思っていたK君のカノジョMちゃんと、
前回オレが気に入ったNちゃんが親しげに話しながら目の前で
一緒に踊っているではないか。

「う〜ん。やっぱり可愛いなあ(二人共)♪」

いつもは私服姿しか見ていないMちゃんも、やはり
下着姿で懸命にダンスする姿はひと味違うし、
踊りもかなりエロくて実際なかなかのものである。
対するNちゃんは目が吊ったちょっとキツめの顔で、タイ人らしくない
「プリッ」としたお尻がたいそう魅力的なのだった。

しばらくしてK君が登場。
「超常連」の彼は完全に「顔」であり、みんなが挨拶しにくるといった感じ。
ほどなくしてMちゃんがテーブルにやってきたので、尋ねると
やはりNちゃんは仲の良い友達らしい。

「そういう流れであればまあ仕方がないか」と、例のごとく
自分に言い聞かせ、結局彼女をテーブルに呼び話をすることに。

22才イサーンのウドーン出身ゴーゴー歴一年。
「ウドーンにはこの間ラオに行く途中でちょっと寄ったよ」
「そうなんだ。私はしばらく帰っていないなあ....」

横ではK君が
「彼女はフェーンもギックもたくさんいますよ〜」とささやく。
実際、ニッポン人好みの顔立ちの彼女はモテモテに違いない。
そこで、
「ミーカムターム(質問がありま〜す)!」と手を上げ、
例のごとく核心をつくことに。

「そのキレイな鼻にはシリコン入ってますか?」
「うん。どうしてわかるの?」
「もうこっちに来てから長いからね〜。20000THBやろ」
「そう。当り」
まあ「鼻にシリコン」くらいは当たり前だし、明るいタイガール達は
それをことさら隠すわけでもないのだ。

「子供はいますか?」
「うん。いるよ〜三歳の娘が。すっごいかわいいの〜♪写真見る?」

まあ「子供いる」くらいは当たり前だし、明るいタイガール達は
それをことさら隠すわけでもないし、すぐに
写真を見せて自慢してくる。

「う〜ん。たしかに可愛いなあ」
別にショックでもなんでもなく、子供がいると聞いたところで
(そっかあ。このコもすでに○○が広いのかあ)
くらいにしか思わなくなってしまった。

それでも、「イサーンっ娘」の割に白くてムチムチの腕を触りつつ、
いろいろと話をしていたところ、なにやら気配を感じふと前を見ると
Pが目の前に仁王立ちしており(そう見えた)、驚いたオレは思わず
イスから10cmほど飛び上がった。

(おいおいまだ三十分くらいしか経っていないぞ)

ペイバーされれば通常は少なくとも1〜2時間は戻って来ないはずで、
(あのじーさんいくらなんでも早過ぎるやろ!)と、つい彼の
「不甲斐なさ(?)」を呪ってしまった。

いやいや、ちょっと待てよ。

そうぢゃなくて、「せっかくオレが来たから」と、
ひょっとして彼女が一生懸命頑張って
「猛ダッシュ」で済ませたのかもしれない。

そーだそーだそーに違いない。

丸い小さなテーブルを挟んで、
目の前で顔を引きつらせているPを見て、オレは
なんともいたたまれない気持ちになってしまった。

「いやそうぢゃなくて友達のカノジョの友達で仲良しだったから、
ていうかこのコ知ってる?あ、そう知らないんだ。まあそうだよねえ。
そうそう、今度いつ遊びに行こうか。でもなかなか休みないもんなあ」

「あわあわ」しながら必至に喋るオレの姿はいったい
彼女の瞑らな瞳にどう映ったのだろうか。

「来月までは(遊びに)行けないかなあ....」
悲しげに言うP。

実際彼女らは、公休日が月に二日しかなくて(生理休暇は別?)
遅刻や欠勤には罰金が課せられるのでそんなにヒマな時間はなく、
しかもある程度は選べるのか知らぬが、好きでもない変態オヤジと
「仮想デート」したりエッチしたりを繰り返すのが仕事なのである。
しかも普段は下着姿でひたすら踊りながら必至で客を捜すのだ。

Pがオレのことをどう思っているのか知らないが、少なくとも
「客」だとは考えていないだろう相手が、自分のいない隙に、店で
他のコと仲良く話しているところを見たらさぞかし気分が悪いだろう。
「客」ならばオンナのコ達からすればお互いライバルだし
「取り合う」のは常識だけど、そうではないのだから。

最悪だな。
いや、Nちゃんとケータイ番号を交換している所を
見られなかっただけまだマシか。

どちらにせよ彼女には本当に悪いことをしたと思う。

空気を察知してNちゃんはいち早く席を離れたが、それでも
「重〜い雰囲気」を打ち崩すことはできなかった。
どのみちすぐに移動するつもりだったので、
「仕事頑張ってな!」と言い残し、サクサクと店を後にする。

その後Pから連絡はない。

「二兎追うものは一兎も得ず」の典型的パターンだな。

ま、できる限りフォローはするつもりだが、
傷ついた彼女の心はおそらく元には戻せないだろうなあ。
「ちょっとした油断」が間違いの元凶だ。
いい教訓になったわ。うん。

というわけでその後某「レインボウ2」にちょっと寄った後、
某「テーメー」まで散歩しつつ向かうも、心ここにあらずのオレ。
現実問題、そんな「ナメた」ことばかりしていたら、いつか
「バチ」が当たるに決まっていると、
「反省しきり」だったわけである。


それにしてもクルンテープは狭い。

某「レインボウ1」で偶然会ったK君の知り合いのSちゃんは、
(どこかで見たことある顔だなあ)と思ったら、
同じアパートの住人だったし(*すっぴんの普段とは別人)、
某「テーメー」でいつものメンバーといろいろ話をしてから、
「さあ帰ろう」と思ったら道でバッタリM嬢と会ってしまった。

彼女は「ディスコ友達」であり、最初「slim」で知り合って
さんざん一緒に踊った後、「ZEED」でも偶然会ったりと、
何度かディスコで顔を見掛けたことがある程度の知り合いだ。
一昨日が26才の誕生日だったという彼女が
「せっかくだから付き合ってよ」と言うので、連れのニッポン女子
(博多っ娘)と三人で近くの屋台でお祝いに(?)ソムタムを食べた。

「クルンテープの夜事情」に興味津々のニッポン女子に、目の前の
「援(助)交(際)カフェ」などについて一通り説明すると
「いろいろあってすごいんですねえ」ってな感じでしきりに
感心した様子の彼女と別れ、近くに住んでいるMを
バイクで家まで送ってから帰ったというわけだ。

昨日の昼間も、Lの買い物に付き合ってプラトゥーナームに行ったら、
「プラティナム」のフードコートで偶然彼女の友達Tと会い、
その後一緒に買い物をしたのだが、同じブゥリラム(イサ−ン)出身の
Tと最近会っていないので「ちょっと心配している」と、ちょうど
Lが話していた後だったこともあり、余計に驚いた。

やはり田舎に6才の息子がいるという彼女、
買い物をしつつも子供の洋服を見る度
「キットゥンルークシャイ(息子が恋しい)」と呟くのだった。

もちろん街で顔見知りと会うことはたまにあるが、それにしても
一日に三回もそんなことが続くとちょっとビックリするし、同時に
「狭い街なんだなあ」と、つくづく思う。

ま、遊ぶ所や人が集まる所が大体決まっていて
「ワンパターン」だということかもしれぬが、それにしても
すでに何十年も暮らしているわけでもなく、まだたった
十ヶ月住んでいるだけのこのオレがそれだけ街で偶然
知人と顔を合わせるのは、不思議といえば不思議な気もするのだ。

ということは、当然
「バッティングに気をつけねば」という話にもなる。
タイ語でならば
「チョンコン(人がぶつかる)」とでも言うのだろうか。

昨日の某「テーメー」でも、ひさしぶりに会ったコと、たまたま
ケータイ番号を交換していた所をカノジョの友達に見つかって
「口止め料」を要求され、あたふたしている知人の姿などは確かに
「滑稽」ではあるが、ちっとも笑い事ではないわけで。

「他人(ひと)のフリ見て....」というヤツか。


あらためて考えてみると
「諺」って実際なかなか
「核心」を突いている言葉が多い。

「昔の人達はそうやってオレ達に
大事なことをきっちりと伝えてくれているのだなあ」と、

つくづく思ったのである。

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2009年7月27日 (月)

ファンディー

「あーもうたまらんな〜♪」

ちょっと気を許すとついそんな言葉が出てしまう。

そんなシーンをたまに目にするJ君曰く
「イズミさん。それはさすがにおっさん過ぎるでしょ!」
とのことで、シチュエーションも含めて考えれば
「まあ確かにそうかな」と全面的に認めざるを得ない。

では、ニッポンにいる時にそんなセリフが
ちょくちょく出ていたかと言えばそうでもない。というか、
そんなどこの地方の言葉かわからぬような下品な言い回しを
「洒落者(?)」のオレが使うはずもないではないか。

ということは「たまらん」シーン続出のこの国で、すっかり
気持ちがユルんでしまっているということなのね、きっと。

ついでに表情もユルんでしまって
「デレデレ」しているに違いない。
アカンアカン。
もっと気を引き締めねば。


土曜日は久々にJ君達とラチャダーに繰り出し
「ZEED」で朝まで飲んで踊った。

店内はものすごい数の人で溢れており、12時過ぎに行ったらすでに
アリーナ席(センターの一段下がっているテーブル)は満席だったので、
ダンスフロア(?)から少し上がったテーブルに席を取るしかなく、
その位置ではなかなか盛り上がりに今ひとつついていけない感じで、
女子達とのエロエロダンスもままならなかったりする。

タイのディスコはちょっと変わっていて、ダンスフロア全面に
テーブルが置かれ、その廻りでみんな一緒に飲みながら踊り
ひたすら乾杯を繰り返すという独特のスタイルが確立しているのだ。
ボトルをキープしないとテーブルが手に入らないので、どうしても
数人で行ってワリカンする方がお得になるし、テーブルがないと
居場所もなくて困ることになってしまう。

まあ、ボトルキープせず各々ビールなどを飲みつつ
踊っていてもいいのだが、盛り上がっているのはアリーナ席であり
ほとんどが男女混成のテーブルなので、そこに
オトコだけが割り込んでビールのボトルなどを置かせてもらい、
一緒に盛り上がるのはなかなか至難のわざとなるのだ。

しかもボトルの値段が安いので(ジョニ赤の1Lボトルで1100THB)、
結果的にはその方がかなりお得となる。ウィスキイの他ウォッカなどの
スピリッツ系もボトルで買えるしね。

「ディスコに女子だけで行くのは危険」という意識があるのか、
基本的には男子友達に混ざって遊びに来るコ達が多いので、その
「間隙を縫って」ナンパしなくてはならない。
ただ、ルールとしてそれはもちろん「アリ」なわけで、例えば
隣のテーブルのコ達と、まずは男子の方から「乾杯」して仲良くなり、
その後女子と仲良くなることはある程度許されることとなる。

順番を間違えて、いきなり女子と乾杯して盛り上がり
男子を無視したまま一緒にエロエロダンスをしたりしていたら、
袋だたきにあっても文句は言えないだろう。
だって彼らからしてみればオレ達はただの
「よそ者の外国人」のなのである。

だから、カノジョやお気に入りのコと一緒にいる場合は気を付けて
「ピッタリマーク」していないといけない。
自信のないヤツはトイレまで一緒についていくし、逆に
ステディーなタイガールには手を引っ張られて
トイレに連れて行かれることとなるし、実際
トイレ前が格好の「ナンパスポット」だったりもするのでね。

トムボーイなんて特にガードが固くて、一緒にいるカワイコちゃんには
乾杯すらさせてくれなかったりするのだ。
ま、彼らにとって「オトコは敵」なのだろうからしょーがないけどさ。

それにしてもニッポンのルールとは大きく異なる。

ディスコでもクラブでも当然、ダンスフロアは基本的に
「踊るための開放的なスペース」となり、そこに
音響や照明のシステムが効果的に使われるわけだし、
男子達と一緒にいる女子に声を掛けることなど、例え
男子に先に声を掛けて仲良くなったとしても
許されるはずがないだろう。

ま、「トイレ前」は別としても。

しかし、「どっちがいいか?」と考えると、最初の頃は
違和感があった「タイスタイル」も、通っているうち
「全然アリだな」に変わり、最近ではむしろその方が
「効率が良くて理にかなっている」ように思えてきた。

そうそうあともう一つ、タバコの件もある。
「嫌煙天国」のタイは、ディスコでさえも建物内では基本的に
喫煙が許されず(法律違反?)、どの店も外に
喫煙エリアが儲けられているのだ。
ということはつまりダンスフロアはとても
「クリーンな空間」となるわけで、我々のような
「非喫煙者」にとってはたまらなくありがたい。

ニッポンでは逆に、フロアでタバコの吸い殻を踏み消すようなその
「アンダーグラウンドな雰囲気」がクラブの良さなのかもしれぬが、
オレとしてはそんなものこれっぽっちも求めていないわけで。

そうやって国による文化の差などを感じる日々なのだが、
女子に関しての違いもここへきていよいよ明らかとなってきたので
ついでに紹介しよう。


オトコ二人で長い時間一緒にいると、とにかくまあ
驚くほどくだらない話になるもので、前々回と今回のラオツアーで
長時間長距離バスに揺られる間や、ヴィエンチャンの小さな町を
フラフラと散歩しながら野郎同士で会話する内容は、いつの間にか
「女子のこと」だったり「下ネタ」だったりする。

主に私見ではあるが、そうやってオトコ同士じっくり話し合った末の
「タイガールの特徴」についてご報告したいと思う。

まずは性質的な面から。

1「単純」「天然」「直情型」が多い
2基本的に「キーフン(嫉妬深い)」である
3「シバること」を愛情の深さと思い込んでいるフシがある
4自分のことは簡単に棚に上げる
5「お金」と「愛」なら迷わず「お金」をとる
6むしろ「愛」≒「お金」と思っているのかも
7子供を堕胎(おろ)さないコが多いので未婚の母が多い
8ニッポンと韓国には興味があるし憧れてもいる
9「マイサバーイ(体調悪い)」でなんでも解決
10時間通りに来ることはないしドタキャンも当たり前
11だから約束をする意味はあまりない
12音楽やダンスが好きで趣味は人それぞれ(チョイスは少ない)
13男子と知り合った順番(運命的なもの?)をけっこう気にする
14オトコに「泣かれた」り「すがられる」ことにかなり弱い
15タイのオトコは基本的にいただけない(ジャオチュー)と思っている
16恐ろしいほど気が変わりやすい
17熱しやすく冷めやすい
18物覚えが悪い
19占い大好き
20家族をとても大事にする

もちろん個人差はあるものの、普通のコなら
ほとんど当て嵌まるのではないだろうか。
つまり、トータル的な見解としては
「似たようなタイプのコが多い」とも言えるわけだ。

ニッポン女子とはかなり異なることがおわかりだろうか
同じなのは「19」くらいのものだ

次に外観や体質などについて

1もち肌である
2スタイルが良いコが多く姿勢も良い(*特に足が真っ直ぐな所)
3基本的に毛深いが「産毛の処理」をしないコが多い
4メイクが下手過ぎる
5体型や肌の色(白を好む)、匂いなどを異常に気にする
6「老い」に対する恐怖心が強い
7そして老けるのが異常に早い
8自分の体への「投資」は厭わない
9美容整形に対する罪悪感は希薄
10「歯は命」であり「歯の矯正」はファッションのひとつ
11(特に若い女子は)やたらとよく寝る
12ダンスがうまいしリズム感もいい
13お酒を飲む女性は好まれないがアルコールに強いコが多い
14タバコを吸うことに罪悪感を持つし、吸わないコが多い
15歩くのがとにかく遅い
16「ガニ股」である
17「暑がり」で「寒がり(ある程度を越す寒さには異常に弱い)」
18体は丈夫なクセにちょっと体調が悪いとすぐに寝込む

まあそんなところか。
主に「ニッポン人に比べて」という前置きがつくのは
オレがニッポン人しか知らないからである。

最後にエッチ系のことについて。

1「エッチ好き」が多い
2「元気がない」コが多い(激しい声をあまり出さない)
3基本「M」が多い。というか、相手を喜ばせることによって
「自分も昂る」ということを知らない輩が多い
4そして当然のことながら「フェラーリ」が下手だしやりたがらない
5ブラ自体の「カップ」サイズがニッポンより2つほど低い
6おっぱいが大きいコは少なく「シリコン率」が高い
7お尻が盛り上がらずに「ストン」としているコが多い
8「イク」時に言わず終わってから「イッた」と言う
9ゴム装着を嫌がるコが多い(*プロは除く)
10「独りエッチ」経験率は低い

これらはニッポン人男子連中の意見を総合しているが、
主にニッポン女子と違うというかむしろ
「逆」のことを書き出してみた感じだ。
「M」が多いのは一緒かもだが「相手への奉仕」具合が
まったく異なることと「攻め好き」が少ないという意味だ。

「どっちが良くてどっちが悪い」とかそういう短絡的なことではなく、
これくらい「明らかな違いがある」ということが言いたい。

最初の頃、そのあまりの違いにニッポン女子を懐かしく感じ
「タイガール達も、もっとこうなればいいのに〜」などと思ったものだが、
今ではもうすっかり慣れて、そうでもなくなってきた。
もちろん「こういうところは取り入れればいいな」という部分もあるわけで、
それはタイ、ニッポンどちらにも言えることだ。

「つつましさ」「しとやかさ」「さり気なくオトコを立てる」などは、
是非タイガールにも見習って欲しいし、逆に
「感情をストレートにぶつける」積極的な姿勢は、ニッポン女子に
「もっとあったらいいのになあ」と思ったりもするのだ。

オトコのケータイを取り上げて、その場で怪しい名前のコに電話して
「私○○のカノジョなんだけど、アンタ誰?」みたいなことも、
平気でするからねえ。

まあそれがいいとは言わぬが、
「入浴中にチェック」とかよりはよほど好感が持てる。
できればもうちょっと
「おしとやか」にして欲しいけど。

さて、少しは参考になっただろうか。


ところで個人的に最も注目するポイントといえば、実は
「歯並びの良さ」なのである。

彼女らの「美」及び「健康」に関する意識ももちろんのこと、
「薬事法」がユルいという理由もあって、タイガール達は
ほぼ例外なく歯並びが良いか、悪ければ「矯正する」ようなのだ。
実際は歯並びが良くても、例の「矯正機器」を可愛らしくアレンジし
「ファッションとして」装着している輩もいるというほどである。

オレの場合、女子の外観で
「もっとも重要視する部分はどこか」と、夜も寝ずに熟考した所、それが
「歯並びの良さ」なのではないか、という結論に辿り着いたわけだ。

なにしろ過去にお付き合いした女性はほぼ例外なく
「標準以上」だったし、三十才前後に経験したモデルクラブ時代、
スカウトに奔走して数限りなく声を掛けたものの、最終的に
「歯並び」が悪くてダメだった時のショックが、ある種の
「トラウマ」となっているのかもしれない。

元を辿れば自分自身昔「八重歯」があり、二十代後半に
50万円ほどかけて前歯を「ブリッジ」にしたということもある。

見た目の美しさだけではなく、歯並びが良いつまり
「噛み合わせ」が良いことは生きる上で最も大事な
食事の際にとても有効となり、それがすなわち
「健康の良さ」にも繋がると考える。
そしてさらにそれは
「清潔」というイメージにも繋がっていくわけだ。

女性に対し「清楚」「純粋」「無垢」などを強く求めるオレにとって、
外見での判断基準において最もわかりやすい部分が
「歯並びの良さ」に集約されるというわけだ。

タイに旅行した時、歯の矯正をしているコが
異常に多いことにすぐに気付いた。
だから、その部分を求めてやって来たと言っても
過言ではないくらい重要な事柄なのである。

もちろん矯正しているコでも、将来良くなることはわかっているから
まったくかまわない。

「腕毛」が多少濃かろうが、うっすら生えているヒゲを
「剃ると更に太いのが生えてくるから」と気にして処理していなかろうが、
歯並びさえよければ全て許そう。

芸能人だってセミプロだって素人だって、やっぱり
「歯が命」なのだ。


というわけで、結局
「たまらんな〜♪」の話は出て来なかったね。

ただ、断っておくがその「歯並びの良さ」を見て
「う〜ん。たまらんな〜♪」と言ってしまったことは一度もない。
そこまで極端な「フェチ」でも「変態」でもなく、
総合的には「一番需要」という意味なのである。

「歯」のように普段は隠された部分ぢゃなくて、もっと
「直接的な刺激」に対しての反応なのだ、ということを
念のために付け加えて

おくことにしよう。


*目下「フェラーリテク」教育中のL嬢のブラの中には、
「インチキパット」がキッチリと挿入されていた。
ちなみにこっちでいうところの「C」や「D」くらいになると
ニッポンのサイズとは誤差が生じてくることは間違いないのだ。
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2009年7月25日 (土)

ジンジャイ

「悪いのはオレぢゃない。政府が悪いのだ。
そーだそーだ。そーに決まった」

ある種の「後ろめたさ」を感じつつ、ただ
自分自身にそう言い聞かせるしかなかった。

そもそもことの発端は、観光客誘致目的としての
「観光ヴィザ取得フリーキャンペーン」が、大好評につき
しばらくの間延長されたという話にある。

いたって真面目なオレは、そんな場合、その分のお金つまり
1000THBをタイもしくはラオにきっちり落とさねばならない、
と考えてしまうわけで、そーいえばラオでは「買春」の相場が
1000THBと聞いていたぞなどと、ふと思ってしまったわけだ。

何もないラオのヴィエンチャンで遣うなら、
「それくらいしか手はないなあ」と無理矢理自分に言い聞かせ、
普段ならまあしないだろう「買春」を、する気満々で
ウドンターニー行きのバスに乗り込んだのである。

だって、そういう楽しみがないとつまんないでしょ。

ただ、結論から言うと、そんな余計なことなど考えなくとも
充分に楽しい旅となったのだが。


イサーンの大都市、ウドンターニーまで約八時間、そこから
ヴィエンチャンまでは二度の「イミグレ」通過時間も含めて
二時間以上かかる。
「タイラオ」のボーダーはとてもユルく、荷物検査などは
「ラオ→タイ」の国境越えバスを途中の路上で
ケーサツが停めてチェックするくらいのものだ。

ただ、ほぼ例外なくバスのトランクの中及び車内でも
荷物検査があるので、もちろん油断は禁物なのであるが。

乗り換えでやや待たされたが、それ以外はまったく滞りなく
午前十時半にはラオ駐在タイ大使館へ到着。
思ったほど混んではおらず、走って慌てて取った
「命のチケット」は231番で、呼ばれていた番号は
140番台だから間には100人もいない。

座っていたら近くにいるファランが
「アリガトアリガト」と声を掛けてきたので、
どこから来たのか尋ねると、それぞれ
ニュージーランドカナダオランダとバラッバラである。

「オランダ!?おお〜スカンクスカンク!!
ホワイトウィドウブルーベリー。アイライクヴェリーマッチ」
などとわけのわからないことを言ってオレが騒いでいると、
ちょっと苦笑い的なオトナの反応が返ってきた。

ヴィエンチャンは狭いので、無事ヴィザの申請を終え、
いつものように「餃子館」で水餃子をたらふく食べた後、
昼過ぎにゲストハウスにチェックインすると、
さっきの二人が同じところに泊まっているのがわかった。

見た目はアラブ系なのに何故かカナディアンのMは、やたら陽気で
誰にでも話し掛けるよくいるタイプの明るいヤツ。
Sはもういいおっさんで、リタイアヴィザでタイに来てから9ヶ月間
ずーっとチィアンマイ(チェンマイ)に住んでいるらしい。

二人もおそらくそこで会ったばかりなのに、すでに
意気投合しており、彼らのヴァイタリティーにはまったく恐れ入る。

それにしてもここへきてオレの英語力はガタ落ちだ。

というか、タイ語ばかり喋り過ぎていたせいか、英語を話そうとしても
頭の中にまずタイ語が浮かんでしまい、そこから変換するという
なんだかとても「ややこしい作業」をしてしまうため、
なかなか言葉が出て来ないので困ってしまう。
それでもなんとかコミュニケーションをはかり、とりあえず
Mの部屋でいろんなものをごちそうになったりした。

ひたすら明るい彼が言うにはとにかく「パーイが最高!」だそうで、
チィアンマイの北西に位置するその田舎町は、いわゆる
「ゆる〜い旅行者」達が長期滞在していて、ある意味
「パラダイス」らしい。

噂には聞いたことがあっても詳しくは知らなかったが、
話を聞いているうち
「う〜ん。これは是非一度行かねば」という気になるほど
素晴らしいところのようで、それは最初
「一度バンコクへ行く」と言っていたMが、結局Sの住む
チィアンマイ経由で再びパーイへ戻ると
方針変換したことからも読み取れる。

「よ〜し。パンガン(島)から戻ったら行くか」

そこで彼に出会ったのも「運命」と、
パーイでの再会を誓い合ったのだった。


さて、ヴィエンチャンも四回目ともなると、当然のことながら
顔見知りも増えてくる。
タイ語とラオ語はとても近いということもあり、
ラオではタイ語がほとんど通じるので、
コミュニケーションに困ることもないからいい。

ちなみにラオでは、挨拶が「サバーイディー」、ありがとうが
「コップジャイ」、タイで言うところのマイペンライが
「ボーペーニャン」であり、とりあえず必要最低限
これだけ憶えればさほど困ることはない。

昨年の十一月、初めて訪れた時にヴィエンチャンの
バスターミナルの売店で見つけたMちゃん。
その時に撮った写真をプリントして渡しに行ってみた所、
痩せて少しオトナっぽくなっていて、ちょっとドキドキしてしまった。
*これは去年の写真ね。
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仕事が五時に終わるという彼女を
「終わったら一緒に遊びに行こうよ」と誘ってみたが、
同僚の24才子持ちのWちゃんが
「ダメダメ。おかーさんに怒られちゃう」と許してくれない。

まだ18才なのでしょーがないか。
ま、引き続き彼女の成長を見守るとしよう。


昼間はやることもないので「とりあえずマッサージでも」と、
ゲストハウスに併設されている「マッサージ&スパ」の店へ。
実は以前ここにひとりカワイコちゃんがいることは調査済みで、
彼女の姿を探すと....

「あ、いた」

声を掛けるとオレのことを憶えていた。
前回訪れた時、少しだけ話をしたのだ。

彼女は名前をGという。
顔も可愛いのだが、マッサージ嬢らしからぬ
スタイルの良さにも驚く。
大概は仕事柄どうしても太くなる二の腕が
「細くてしなやか」なのが魅力だ。

性格はおとなしいがいいコであり、
「遊びに行こう」と誘うと「全然いいよ」と言う。
もう21才とオトナだし、仕事ばかりの毎日できっと
遊びに行くことなどほとんどないのだろう。
カレシもずーっといないと言うし、
なんだか可哀相になってくる。

あかんあかん。オレの場合
こういう気持ちがアカンのだ。

マッサージの腕もなかなかのもので、何度も
「ジェップボー(痛い)?」と聞くが、実際はほんの少し
「痛い」くらいがちょうどよくて、そのギリギリをついてくるのが
うまいマッサージ嬢なのだ。下手なコは
やたら痛かったり逆にユル過ぎたりしてよろしくない。

上半身の方に彼女がだんだん近づいてくると、悪戯心でちょっと
「セクハラ」したくなってくるが、これがなかなかムズい。
片手は揉まれていて自由が利かないし、
逆の手でわざわざどこかを触るのはあまりにも露骨過ぎて
ケーサツを呼ばれそうだからね。

できることといえば、手を握ってくるシチュエーションで
ちょっと力を込めたりするくらいしかない。
ただ、徐々に熱くなってくる彼女の体との接触を感じて、
そこに妄想を加えれば体の一部がほんの少し
「ピクリ」となってしまうのを抗えないわけで、
ストレッチ要素の強いラオのマッサージは、
下手なエッチよりも気持ちいいかもしれないね。

な〜んて120THBでは安過ぎるほど充分に堪能した後、
部屋で一寝入りしてから「ごはんでも食べに行くか」となる。

午後八時を過ぎてもなかなかやって来ないので、
「どーせ気まぐれか」と、十分ほど待ってから
彼女を待たずに出掛けてしまった。

結果的には、最後のお客さんが遅くて、定時には
終われなかったらしいのだが、戻ってからそれを聞いたので、
待たなかったことを詫び、しばらく
控え室のようなところで一緒に話をする。

Gの給料はなんと2000THB/月だという。
三食付き宿付きらしいが、さすがに安いので、
「クルンテープなら頑張ればだいたい
10000THB近くまで稼げると思うけど、一緒に来るか」
などと軽〜く水を向けてみたが、都会での暮らしには
まったく興味がない様子だった。

そーいえば、この国は暮らす人々の意識がとても充実していて
「自殺率(?)」が驚くほど低いと聞いたことがある。
上昇志向とか不満とか妬みとか僻みなど、見方によっては
「醜い感情」とは縁遠いのかもしれない。

だから雰囲気も「ゆる〜い感じ」での〜んびりしており、
例えば町を歩いていても、道が暗くても、
「危ない」とか「怪しい」とかその手の空気を感じることはない。

例えば「女のコはどう?若くてピチピチなのいっぱいよ♪」
などと誘ってくるトゥクトゥクドライヴァーに
言われるまま連れて行かれ、暗〜い道を入っていって
大きめのゲストハウスみたいなところの前で降ろされて、
近くに若者達がたむろしていたりしても、
「なんだかコワイなあ」などとはこれっぽっちも思わなかった。

そう。
いわゆる「置屋」に、ついつい
見学(?)に行ってしまったのだ。

外のテーブルで食事している二人の女子が
いきなり相当若くて(子供?)
「やはり噂通りだな」と、ちょっぴり期待するオレ。
「カンボジアやラオの置屋には若いコがいっぱい」と
誰もが口を揃えて言うからだ。

ママさんに一階の一番奥の部屋の前まで連れられて、
ドアを開ければそこに十人くらいの
化粧の濃いワンピース姿のラオガール達がいて、
ベッドに寝転がったり座ったりしてこちらを見ている。

その中で、誰がどう見ても一番若いコを発見し
迷うことなく彼女を指名する。
料金を尋ねるとショートで込み込み(部屋代も)で一律
1200THBと言われ、いやいやいやいや予算は
1000THBで、それしか持っていないと、しつこくしつこく
喰い下がっていたら、ママさんもどうやら根負けしたようだ。

ここから先は非常に書きにくいがとりあえず進めると、
まだあどけない表情の丸顔の彼女はTちゃんといい、オレが
「1○才?」と聞くと「1○才」とさらにひとつ下だった。

窓の外からは子供達の「きゃっきゃ」言う声が聞こえてくる
ゲストハウスの部屋の中。
恥ずかしがってほとんど口も利かず、目も合わせようとしない
彼女とふたり、どうしたものかと考えたが、
普通にシャワーを浴び、ごく普通に行動をおこしていく。

「何事も経験」と、常日頃思っているオレは
機会さえあればいろんなことを自分で確かめてみたい人で、
ある程度のリスクを冒してでも、挑戦する気持ちを持っている。
だから「ロリだ」「ロリだ」と自他共に認める性癖が、いったい
どこまで通用するのかを確かめてみたい気持ちが
実は以前からあったのだ。

「流れ」からいって今回は「チャンス」だと思ったし、
「タイミング」も悪くなかった。

そう。
「タイミング」さえ合えば、まるで「当然」のごとく
「こと」は起きてしまうものなのだ。

女子連中に「ドン引き」されるのを承知で書くが、
たまたまなのかなかなかオトナっぽい体つきのTちゃんは、
「陰部」の作りもちゃんとしており(当たり前か?)、
産毛がそこそこ生えていたことで、正直な話
「まったく問題なく」興奮できたわけで。

ただし「普段よりもさらに興奮」するようなことも特になく、
1○才の彼女を普通のオンナとして見られたことは
「変態度」という観点からすれば低いということか。

つまり、今までの生涯で見たピンク色の中でも
「最も美しいのではないか」と思えるほどのその
「素晴らしい薄ピンク」を目にしたところで、そこに
「異常に興奮」するということもなかったのは、
うれしいような悲しいような複雑な気持ち。

やっぱりオレはごく普通の
「オトコのコ」なのだった。

その後は、町で幼いコを見る度
「このコはいけるかな」「このコはどうだろう」と、
十代の女子を見てつい考えてしまうようになり、しまいには
○才くらいのコまで対象になってきて、
「あかんあかん。いい加減にしなきゃヤバいわ」と、
自主的に規制をかけなければならぬほどであった。

あくまでも標準サイズのオレですら、当然のごとく
「奥深く」まではムリだとしてもいちおう挿入は果たし、
マッサージ嬢並に「ジェップボー?」と何度も尋ね、
体位を三度換えて試した後、入り口付近で。

そのあまりの「ピンクさ加減」につい冷静さを失い、
某ゴム製品の装着を一瞬戸惑ったが、
「なにも命がけでするまでもあるまい」と、
天の声が耳に届いたので助かった。


というわけで、ある種の貴重な経験を終えたオレは
なんだか新鮮な気持ちで外の空気を思い切り吸った後、
途中で拾って乗り合わせたファランのおっさんと
連れのタイガールと一緒に、トゥクトゥクに揺られ
「ブンブンブゥーン」と、ドンチャンホテルに向かう。

途中、「ワットタイムナーウ?」と聞く彼に
「12:05」と告げると、いきなり
「オーイエス!ハッピィバースデーイトゥーユーー
ハッピィバースデーイトゥーユーー♪」と、
三拍子のバースデイソングを歌い出した。

オレらも付き合って歌った後、今度は例の
「8ビートヴァージョン(タイスタイル)」を「フォーフォー」付きで歌い、
最後はちゃんと「ハモって」差し上げた。
大サーヴィスである。
照れる彼女に「サームシップ(30)!」と、けっこう控えめに言うと
「サームシップエットゥ(31)」だそうだった。

タイガールは老け込むのがおそろしく早いのでコワイ。

ほどなくしてドンチャン到着。

午前三時終了のドンチャン三階のディスコは
一時前だとまだ人はまばらで、三十人程度だっただろうか。
とりあえずウィスキイソーダを飲みながら、メコン河を眺めつつ
近くにいた地元のコと話す。

会話は、タイガールと同じようにごく普通にできる。
あらためて考えてみると、オレのタイ語もひょっとしたら
「なかなかのもの」なのかもなあと、ふと思う。

今の時点で、「タイに十ヶ月住んでいる」と言えば
「何故そんなに上手なのか」と驚かれるし、それは無論
「お世辞も込めて」とか「社交辞令」だろうと受けていたが、
よくよく考えればタイガールやラオガールに、そんな
「ニッポン的」発想があるとも思えず、けっこう
本気でそう感じているのかもしれないと。

あと、ここ最近痛感するのはやはり声調が重要ということ。
「シアン(声調)」つまりイントネーションに関してのみで
考えるのならば、少なくとも同じ期間タイに住んでいる人には
誰にも負けない「マンジャイ(自信)」がある。

「その部分が最も大事だから」と、例の
「A.U.A」で合計「500時間」以上、ただひたすら
ヒアリングを繰り返した効果だと密かに思っているのだ。

それは他の人の発声を聞いていればすぐにわかる。
在住何年だろうと、未だに
簡単な言葉の声調を間違っている人も多いし、
特にニッポン人のおっさんとか、ファランなどは
「ああもう全然違う。それでは意味が通じないわ」と、
イライラすることもあるくらいだ。

おそらく彼らは英語が話せるから
どうしてもそっちに頼ってしまうのだろう。
オレは英語がまったくダメな分、
タイ語オンリーで勝負しているし、もちろん
「本気度」がまったく違うということもあるし、とにかく
間違った声調を聞くと、どうしても直してあげたくなるが、
そんな「差し出がましい(?)」真似ができるほど
厚顔でもないので、独りイライラしているだけなのだ。

とにかく、言葉の壁をある程度越えつつあるオレは、もう
どこでだって誰にだって気軽に話し掛けられるし、例えば
イサーン地方に限ってならば、軽い「方言」のような
イサーン語と呼ばれるような言葉も少し憶えたので、
それに近いラオではそれも駆使すれば、尚更反応は良い。

午前一時半にはフロアもほぼ埋まり、
暗〜い店内を二週ほど歩き回った末、一番可愛いと思われる
二人組のテーブルにターゲットを絞る。

実は四人組だったのだが、女子だけで来ている彼女らは
地元の若者で、週に一、二度は遊びに来ると言う。
中でもNちゃんはかなり可愛くてしかも18才。
Nンちゃんは22才でニッポン人のカレシ(32才)がいるらしい。

地元産の「ビアラオ」の中瓶は
25000KIP(80THB)と安いのだが、インポート物はどうしても
一気に値段が跳ね上がり、テキーラのショットなんて
35000KIP(140THB)もするのだ。

グラスに氷を入れてビールを飲みまくるラオガール達と
「チョンゲーウ!」「チョンゲーウ!」と何度も何度も乾杯し、
ビールではなかなかアガらないので、途中二度ほど
テキーラを「キュッ」とやって、ようやく
彼女達のノリに追いつく。

黙っていると「ガンガン」ビールを注がれるし、たまに
「モットゲーウ(一気)!」タイムが訪れるとそれに付き合う感じで
グラスを空け続けていたらけっこうお腹いっぱいになってしまった。
何故なら「ビアラオ」は「ビアチャン」と一緒で、原料が
「カーオニヤオ(餅米)」なのだ。

それでもどんどんビールがやってくるし、
お金も払ってくれるので、甘えてすっかり
「ゴチ」になってしまった。

閉店が近づくと、
「ごはん食べに行こうよ」と誘われ、
せっかくなので付き合うことに。

NISSANのデカいワンボックスカーに乗せられて
すぐ近くのレストランへ。
いつもはだいたいモーターサイの後ろに乗せられて、それがまた
気持ちよくて楽しいのだが、彼女らはおそらくけっこう
「ハイソー(金持ち)」なのだろう。

あとの二人はちょっとブサイクで、年齢も
「20才」「22才」と言う割にはかなり老け気味だった。
それでも明るくていいコ達で、ちょっと変わってるけど
なかなかおいしいラオ料理をいただき、
楽しい時を過ごしたというわけだ。

プロではないから当然
「ショート1500THBね♪」などと誘って来ないし、チェックの時も
「とりあえず500THB出すから残りは頼むわ〜」てなもので、
まったく爽やかな感じだ。

ゲストハウスの場所を告げると、きっちり前まで送ってくれて
「ぢゃあまた今度ね〜♪」とやはり爽やかに別れる。

「ああ。こんな感じがいいなあ」
って、正直思った。


翌朝、心地良〜い眠りの末9:30には目覚め、
「よ〜し。もう一発マッサージしてもらうか!」と、
8:30出勤のGに会いにいくことに。

1時間15分のまったりタイムを過ごした後、
「キイニアオ(ケチ)」のオレにしては珍しく
100THBほどのチップとお菓子のプレゼントを渡して
「半年後にまた来るわ〜」と、これまた爽やかに
「さよなら」を。

チェックアウトの時もう一度会ったので、今度は
「ルースックディージャイティーポップガップテァー
(君に会えてうれしかったよ)」と、やや甘めの言葉を残し、
ピンクのユニフォームが似合うGと握手して別れた。

「今度会う時はどんな感覚なんだろうな」

彼女のことを少し気に入ったオレとしては、そんな
「ちょっとした楽しみ」ができるだけでうれしい。

大使館で手続きを終え、M、Sともう一人
変なロシア人の女子と共にバスターミナルへ。

待ち時間の中出会ったGという在タイ歴十年越えの
元ミュージシャンがオンヌットのコンドーに住んでいると聞き、
「水着を持って遊びに行くわ」と約束した。
オーストラリア人の彼が、やはりタイガールのカノジョと
どうしても英語で話してしまうから
「なかなかタイ語が憶えられない」という通り、Gの声調も
やはり今ひとつだった。

在タイのファランと話す時、タイ語と英語が混ざって
どうも変な感じになってしまう。
「モストインポータントシング。チャイマイ?」とか
「イッツヴェリーアンタラーイ」とか、言葉として
成り立っていないはずなのに通じちゃうみたいなね。

さて、「ウドン」行きのバスの午後二時のチケットが、ちょうど
オレの前で売り切れてしまい、四時まで二時間半程度
バスターミナルで待たねばならなくなってしまった。

しょーがないので、例の売店で
「M-150」をチビチビと飲みながら、
Mちゃんをからかって時間をつぶす。

彼女は本当に可愛くて、その仕草を見ながらオレが独りで
「かわいーかわいー♪」と呟いていると、オランダ人のSが
「連れて帰ればいーぢゃん」と目配せするが、
そう簡単に言うなよな。

でも、念のために一応聞いてみたら
「パスポート持ってないし、クルンテープなんて
行きたくないもーん。ここで暮らしていて充分幸せなの、私」
と、おにーちゃんの店を、給料というよりは
「小遣い程度」のお金で毎日手伝い、きっと
そんなに遊ぶこともできないだろう彼女もやはり、
Gと同じようなセリフを口にした。

おにーちゃんは
「アウパイアウパイ(持ってけ持ってけ)!」
と、冗談で言ってたけどね。

オレのように「何事も経験」と考える人間もいれば
「今のままで充分満足」と考える人間もいるわけで、
生まれ育った環境などによって
「感じること」や「思い」はやはり
人それぞれ違うものなのだね。

何が「幸せ」で何が「不幸せ」なのかなんて、
そんなことすら考える必要もない。

そんな不思議な雰囲気を
ラオという国は持っている気がする。

(ん。ちょっと待てよ。てことは
パスポートさえ持っていれば、前向きに検討するということか?)
などと、アホなことばかり考えているニッポン人のおっさんとは
「心のキレイさ加減」に、どれほどの差があることか。

そーいえばGと話していた時、オレが
「キットゥワートゥクコンラオペンジャイディー。チャイマイ
(思うにラオ人は全員人がいいんぢゃないかな。違う)?」
と尋ねると
「マイルゥー。テーラーイコンジンジャイ
(わかんない。でも正直な人が多いのよ)」
と、聞き慣れぬ言葉を口にした。

「ジャイ」とはつまり「心」のことであり、
人の性質や感情を表す言葉に使われる。
シアジャイ(悲しい)ナックジャイ(ツライ)グルムジャイ(憂鬱)
グレーンジャイ(遠慮する)ローングジャイ(スッキリする)など
いろいろある中で「ジンジャイ」という言葉は初めて聞いた。

今辞書を引いてみたら載っていなくて、「正直」は
「スーサットゥ」という別の言葉だったから、ひょっとして
ラオ語なのかな。

「ジン」が本当という意味だから、正確には
「本当の心」ってことか。

まあ、ニッポン語に直訳するする必要はないかもしれないが、
なにしろその辺りにラオという国の魅力があるのかな。


あれだけ「ブア(退屈)」だの「キッキアットゥ(面倒)」だの
散々文句を言っていた割には、とても楽しい旅だった。
いつもそうだけど、行く前のそんな「憂鬱さ」も、
実際に行ってみればどこかへ消えてしまうのだが、今回は
今までの中で一番楽しかったな。

「移住」というつもりでこっちに来たわけだが、考え方によっては
「長〜い長〜い旅行」と思えなくもないわけで、そう思うと、
なんだかまた楽しくなってくる。
「旅行の中の小旅行」にも、そんな感じでだんだんと
新たな楽しみを見つけていけばさらに良いわけだし、
「ラオヴィザ取得ツアー」を
「ブア」だとはもう思わない。

ジンジャイな人達の中で、自分がどれだけ
ジンジャイでいられるか。

それを試せるというだけでも、
すごく価値のあることのように

今なら思えるのだ。


*キスマーク隠しでやってみた「アイマスクネックレス(?)」が
けっこう気に入ってしまった。
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2009年7月22日 (水)

マイサバーイ

「これを読んで果たして女子がタイに来たいと感じるだろうか」

たまにそんなことを思ったりする。

別に某「タイ観光協会」の回し者でもないし、
このブログのメインテーマはそういうことでもなく、
せっかくオレがこっちで暮らしているのだから、少しでもその
イメージとか空気感などを伝えられれば、もっと言えば
「疑似体験」に近い感覚を、読者に味わってもらえればなあ、
というのが大きな目的のひとつなので、女子達が
「なんだかタイに遊びに行きたくないなあ」な〜んて
もし思ってしまったとしても、オレに責任はない(のか?)。

自分の普段の行動を日記形式で紹介しているので、どうしても
女子関連の「下世話な」話が多くなってしまうのが理由だが、実際
タイには女子でも楽しめるシチュエーションがたくさんあり、
できることならその辺りも紹介できれば良いなと考えてはいる。

まあ、メイン目的はこれを書くことによって、ある時は
「ストレス発散」したり、ある時は「自我の均衡を保」ったりと、
「自分が自分を見失わないように」することであり、今のところ
とても良いバランスで実行できているので、個人的には
まったく問題ないのだが。

時間がある限りなるべく書くようにしているし、
気分が乗らなければ書かないし、今は比較的
時間もたっぷりあるのでその辺りは自由自在だ。

唯一鬱陶しいのはどーしても「書けない部分」があること。

それが「法律に触れる」という理由ならまだ仕方ないが、
人間関係であったりすると、相当なストレスなのだ。
思ったこと、感じたことを自由に書きたいのにそれができないと、
「伝えたいのに伝えられない」というイライラに見舞われる。

まあ、少しでもそれがなくなるよう、
「そろそろ人間関係を整理せねば」と思っているところだ。

とにかく、男女比率はよくわからないが、主に
オレの知り合いであろう読者諸氏がこれを読んで、時に
「おっさんホントにアホやなあ」、時に
「イズミさん頑張って〜♪」、時に、
「へえ〜。タイってそんなオモロい所なのか」、時に
「んなアホな!」などと感じてくれて、たまに
「クスッ」と笑っていただければ、オレとしてはとてもありがたい。

「タイって楽しそうだから行ってみたいなあ」
「海外に住むのもアリやなあ」な〜んて思ってもらえれば、さらに
こうして一生懸命書いている甲斐もあるというものだが、
それはあくまでも「オマケ」の話だね。

オレのような「海外お気楽生活」を推奨するわけではないが、もし
ニッポンの外の世界に興味があるのならば、是非
「現地に」行ってみることをオススメする。
なにしろ世界は広いのだ。そして
「見たことのないものを見る」ことは、人間にとってものすごく
「価値のあること」なのだと、信じて疑わない。


さて、次は
「超お薦めエステ&スーパーリラクゼイション情報」のコーナーで〜す♪
というわけにはもちろんいかず、相変わらず
「夜の街」にボケている話である。

あれだけ通っていたディスコにも最近はあまり行かず、主に
「クルンテープ夜の街<王道編>」がお気に入りの今日此の頃。
「クルンテープ夜の街<番外編>」も、入り口は少し見たが、
まだまだオレのタイ語レヴェルでは厳しいので、ここはひとつ、やっと
「対等」もしくは「上から目線」で見られるようになったベタな店で
オレの好きなようにさせてもらおう、といったところか。

なにが楽しいって、とにかく、ただ道を歩いているだけで
「あなた〜あなた〜」「もーしーも−しー」と、やたら
声を掛けられるのはもちろんのこと、ありとあらゆる女子に
「色目を遣われる」ことが、いったいどれだけ
「気分の良い」ことかおわかりだろうか。

「もーしーもーしー」としつこくされると、そのうち
「いまどき電話中でも言わんわ!」とか「亀か!!」とか思うし、たしかに
「うっとーしー」ことも多いのだが、それよりも例えば
どこかの店に入り、そこのおねーさん達ほぼ全員に
「流し目」や「ウィンク」など、あの手この手で「誘われる」ことが、
オトコとしてどれだけ気持ちイイのか想像していただきたい。

もちろん相手は全員「プロ」だし、お金目当てであることは
「百も承知」の上で、それでも充分に楽しいのは
間違いないのである。

特に人生でそういう経験のあまりない人が、
いきなりタイに来てしまった場合、ある種の
「勘違い」をしてしまうその気持ちもよ〜くわかる。

そこは承知の上で、甘〜い言葉に
「惑わされ」ぬよう「騙され」ぬよう「ハマってしま」わぬよう、
常に自分が有利な立場でキレイに遊ぶのは、
なかなか容易ではないし、だからこそ余計
「オモロい」とも言える。

例えば昨日でも、某「レインボー1」にちょっと寄って、
相変わらずたくさんいる女子の中に可愛いコを発見してしまい、
Pちゃんのおねーさんに彼女の所在を尋ねると
「マイユウプロワーマイサバーイ(調子悪くて休みなの)」らしく、ついつい
「あの31番を呼んでしまおうかな」などという誘惑に駆られるが、
どうせすぐにピーサオ(姉)に見つかり、
「昨日ホンダーが来て違うコ呼んでよろしくやってたわよ!」などと報告され、
「オニ電」がガンガン掛かってくること必至である。

「なんで他のオンナ指名する!?」「この浮気者〜!!」
「もーバカー!!」「死ね!!」「チンコ切るぞ!!」
などなどが予想される。

もしくは「二度と電話もなく店でも一切知らんぷり」
のどちらかであろうが、Pちゃんのタイプからすると、
割とアッサリしてるからひょっとして後者かもな。

しかし、タイガールの「マイサバーイ(調子悪い)」にはホントに参る。
これも「ゆるせない話」であらためて取り上げたいネタだが、とにかく
都合が悪くなるとなんでも「マイサバーイ」の一言で片付けられるし、
「マイサバーイ」状態になるとたちまち連絡が取れなくなったりする。

まあ、仮に病気になればケータイなど一切出ずに治療
(というかひたすら寝る?)に専念する気持ちもよ〜くわかるが、
まずそのことをこっちに教えてくれないと事情がわからぬではないか。

事実知らなかったから店にも行ってしまったし、
お前がいないから他のコに気持ちが移ってしまうのだ。
まあ、実際には「ペイバー」されて外出している可能性も
高いわけだが、そんな場合、彼女が店に戻って来て、もしオレが
他のコとイチャイチャでもしていたら「ブッ殺され」かねない。

Pちゃんとはまだそんな関係ではないが、もし
深い関係になってからならそんな想像もつく。

そういうこともあって、タイガール、特にプロのコ達は
オトコをめちゃめちゃ「シバる」のだろう。
そしてそんな行動や言動が
「愛の深さ」だと思っているフシがある。
だから相手にもそれを求めるのだ。

気持ちはもちろんわからなくもないが、オレとしてはそんな
「シバり合い」に付き合う気は一切ないのである。

だから、やっぱりプロもしくはセミプロ女子とあまり仲良くなるのは
「アンタラーイ(危険)」な感じがするんだよね。


そんな中、アソーク近くの「バータノン(屋台のバー)」のAちゃんが
どうしても気になって、月曜日の夜、四日ぶりに訪ねてみた。

彼女はタイガールには珍しく「ジャイエン(冷静)」でオトナである。
というか年齢からくるものなのかな。
25才の彼女は今まで仲良くなったコ達と比べて
スゴく落ち着いているし、話の内容もオトナっぽい。
オレがちょっとでも「口説きモード」に入ると、
「まだ早いんぢゃないのー?」みたいな反応なのである。

ま、確かにまだ会って三回目。
いやいや「もう」三回目やで!
ちょっとくらい口説いてもええやんけ。

結局ウィスキイ一杯で三時間以上ネバって、
いろんなお話をして楽しい時間を過ごしたことで、
Aちゃんとも少しは仲良くなれたのかな。

少なくともオレは気に入ったぞ。彼女のことが。
そして
「やっぱりタイガールにもそういうタイプがいるんだ」
と、少し安心した。

年齢的バランスから考えれば、おれにはきっと
彼女くらいの世代がいいのかもしれない。
でも、見た目から入るとどーしても
「ティーン」を気に入ってしまうのだ。

昨日は「ナーナープラザ」の「レインボー1」でM嬢と遭遇し
彼女のダンスを見たことがなかったオレは
「ねえねえ。今から踊ってよ〜♪」とせがんだが、
「Kが上(レインボー3)に居るから戻らなきゃダメなの」と言う。
残念だが仕方がないので、GさんとK君と合流。

「スーパー常連(ほぼ毎日!)」のK君に、
「1」と「3」の社長(34才)を紹介してもらい、
そこでしばらく飲んだ後、某「テーメー」に移動。

そう。
実はこの場所こそ「流し目のメッカ」であり、
「色目の遣われ加減」では、文字通り
かなりのハイレヴェルな競艶が見られる。

ま、そこに辿り着くまでに、すでに道端で
200人くらいの女子に色目は遣われていたが、
店の中に入れば、もう「痛いほど」の視線攻撃を喰らうのだ。

けっこう女子が多い割にお客さんが少なく、仕方がないので
オレも何人か彼女らの相手をする。
つまり、客がたくさんいるのであれば
「買う気の一切ない」オレなどが、女子達と話していても
彼女らの商売の邪魔になるだけだが、ヒマな時は
話相手になってあげることもあるということだ。

「ニッポンにギックが三人いて、各24、30、32才で(本人は23)
それぞれから月50000THBづつ小遣いをもらっている」とか、
なかなかやり手のコもけっこういたりして、なかなかオモロい。

そんな中、ひとり可愛いコを発見。

Pちゃんはショートヘアーで目がやや吊っていて鼻が上向いていて
小柄でややムチッとしたイサーンガール(*そんなんばっかやんけ!!)。
年齢はオレが「19!」と言うと、最初は「21」と嘘をついたが、本当は
「19」で、やはりティーンであった。

フェーンがニッポン人で山口県に住んでいて、実のおねーさんも
ニッポンに住んでいるという彼女、なんと来月
ニッポンに旅行するというではないか。

シンガポールマレーシアベトアムに訪れたという旅行好きの彼女、
タイ人が海外に行くのは簡単ではないので、おそらく
けっこう稼いでいるのだろうが、今回相手のご両親に会い、将来は
結婚するかもしれないと言っていた。

「ニッポンは寒いぞ〜」「物価が高いぞ〜」
「こっちの方が楽しいって」などとイヂワルなことを言ってしまったが、
正直な話タイガールのカワイコちゃんがニッポンに行くことを、
推奨なんてできるわけがない。

あまりに可愛かったので、店が終わってから
外の階段に座って一時間半ほど話した後、
「一緒に帰るか?」と言ってみたら、きっちりと
「2000THBね♪」と返されてしまった。

そりゃそーだよね。

残念ながら「買春」する気など1ナノもないので、別れを告げて
Aちゃんのバーへ向かう。

ところが、「ホンダーホンダー」と迎えてくれる中に
彼女の姿がない。

ママさんに尋ねると、やはり
「マイサバーイ。レゥコーノォーン(調子悪くて寝てるわ)」との事。

しょーがないので、
「明日からラオにヴィザ取りツアーに行くので
土曜日まで来られないって伝えてね」と、言い残して
「えー。寄って行かないのー!?」と、女のコ達に引き止められる中
家に戻った。


昨日もカワイコちゃん二人と遭遇したなあ。
「1」の「31番」とPちゃん。

しかし、こんな調子でフラフラしてたら、そのうち
頭がおかしくなりそうだなあ。

ま、いっか。


そんなわけで、今日の夜から
「ヴィザ取得」のためラオまで行ってくる。

もう四回目か。
それにしてもブア(退屈)だなあ。
実際、ヴィエンチャンなんて
「マミーアライルーイ(な〜んにもない)」のだ。

しょーがないから、たまには
ティーン(しかもミドル?)の「ラオっ娘」と

「遊んで」こようかな。

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2009年7月19日 (日)

ゴーホックトゥアエーン

(やっぱり眠れないなあ....)

まだあどけない彼女の寝顔を見ながら、
口には出さずそう思った。

展開が急過ぎて毎日書いていてもなかなか話が追いつかないが、
順番に説明する他ないので、とりあえずすでに三日越しとなる
木曜夜のつづきから書くことにしよう。


半年ぶりの某「テーメー」で常連の女のコ達と話をした後、
ソムタムなどがなかなかイケる近くの屋台でごはんを食べる。

断っておくが、店に立って(座って)いる女子達を例外なく誰でも
「買える」ことは承知の上で、時に「格安料金」を提示されながらも、
未だに一度も購入したことがない。
そんな「お気軽アルバイト売春」の相手にされるつもりなど、オレには
これっぽっちもないのだ。

では何故昔ずーっとその場所に通っていたのかというと、
仕事を終えた女子友達を迎えに行って、
一緒にごはんを食べて帰るためと、もうひとつは
その空間に見え隠れするクルンテープの
「夜事情」を肌で感じる為である。

景気が良い時は女のコも可愛いコがわんさかいて、
彼女らを物色する「好色漢」どもの獲物を求めるギラギラした目が、
「ぐるぐるぐるぐる」と円を描くように店内を周回していたものだが、
不景気になれば女子も客も減り、そんなマグロや鰹の
「回遊」状態は「なり」を潜める。

昨年はしばしば起こるデモの影響で、観光客がガクッと減るとまさに
「閑古鳥が泣く」ようなことも少なくなかったし、
ひさしぶりに行ったらやはり人があまりいなかった。

あと、面白いのは時間帯によって変わる様々な
「駆け引き」の雰囲気であり、
お互いの数がもっとも多くなりピークを迎える十二時頃から、
古い表現を使えば「フィーバー」状況で
「我先に!」と女子に話し掛ける狼達の姿が見られる。
要は「早い者勝ち」だから可愛いコなどは時に奪い合いとなるわけで、
ちょっとでもスキを見せれば誰かに手を引かれて
「持ち去られて」しまったり。

そして、営業時間終了の深夜二時が近づくと
にわかに雰囲気が慌ただしくなり、なんとか仕事を取ろうと
「最終交渉」に入る女子達の必死な姿はなかなか壮観な図だ。

女のコ同士は、元々
「知り合い」が「知り合い」を連れてやってくることもあり、実は
ほとんどみんな顔見知りなので、女子同士の間で繰り広げられる
「駆け引き」もいろいろと交錯しているのだろうと想像される。

やはりボス的なコがいて、
「彼女は新人だからよろしくね」とか
「3Pするならこのコとこのコはオッケー」などと仕切りに入ったりもするし、
「あの人は私が目を付けたんだから!」「私の客に手を出しやがって!」
的な「怨念オーラ」のようなものが店内を渦巻いていることもあるだろう。

もしオレが誰かを買って部屋に連れ帰ったりしたら、
「あのイッキューさんがついにオンナを買った」と、
次の日は噂で持ちきりになるかもしれない。
まあ今はそんなことないだろうが、毎日のように通っていた頃なら
きっとそうだったはずだ。

今時珍しい「ジュークボックス」がデンと置かれていて、
選曲されていない時間は店内がシーンとなり、
客と女子の話し声が「B.G.M」になるという
一種異様な雰囲気になるのもなかなかおもろい。

タバコが吸えないことと、地下にある為ケータイが圏外になることで、
店内を出て、外に「たむろ」している女子もたくさんいたりなんかして、
ビルの前もけっこう独特の雰囲気だ。たまに
象さんがエサをねだりにくるくらい人がいっぱいになることもある。

そんな素敵な店(?)某「テーメー」は、もし
クルンテープを訪れることがあれば是非オススメしたい
スポットのひとつなのだ。


「夜中にこんなもの食べちゃあかんなあ」と思いつつも
パックブンファイデェーン(空心菜炒め)と
カ−オパットタレー(海鮮炒飯)をいただいた後、
ソイカウに停めてあるバイクに向かい独り歩く。

途中、来る時にもチラッと見掛けた
バータノン(屋台のバー)の女子がどーしても気になって、
一度通り過ぎたにもかかわらずわざわざ戻って話し掛ける。

ショートヘアで小柄な目の吊って鼻がやや上を向いている彼女は
「典型的な好みのタイプ」であるが、話しているうちに
「このコどこかで会ったことあるな」と気付く。
そのことを言っても彼女は憶えてはいなかったが、確かに
昔一度少しだけ話したことがあったのを思い出した。

時刻は3時半ですでにお腹いっぱいだったし、
もう家に帰るだけだったので酒を飲む気にもならなかったが、
せっかくなので一杯だけ付き合うことに。

話すとなかなかいいコで、例のごとくいろいろ質問した上で、
カナダ人のギックがいることとかその件で苦労している話などを聞く。
途中でオレにまったく何も聞いてこないことに気付き
「マイミーカムタームロー(質問はないの)?」と尋ねると、
「クランナーミーカムタームヨッヨッ(次に来た時にいっぱいするわ)」
な〜んて、なかなか憎いことを言う。

つまり、
「一度会ったくらいであんたなんかにそんなに興味はないのよ」
という意味であり、裏を返せば
「もう一度ここへ来てくれたのなら今度は私に質問させてね」
という誘い文句にも受けとれる。

そんなこと言われたら来ないわけにはいかないやんけ。
なかなかやるのーおぬし。

毎日夜十一時から朝の六時まで仕事だと言うO嬢。
若く見えるので三つも下に間違えてしまったが25才で
細身だけどメリハリのある体つきもなかなか魅力的だったし、
なによりその気の利いたセリフが良いではないか。

そんな時間に働いていたらあまり遊びにも行けないだろうし、
浮気なんてするヒマもなさそうだから、カノジョにするにはいいかもな。
な〜んて思いつつ、ウィスキイソーダを飲み干し、
彼女と握手して別れた。

「しかしいろんなところでいろんなことがあるもんだなあ」

帰り道愛車ジアブを飛ばしつつ、
その日に出逢った二人の女子を頭に思い浮かべながら
感慨に耽っていたオレ。

「いくところまでいく」とか
「トコトンハマる」までの覚悟はまだできていないが、そんな風に
出逢いには事欠かないこの街で、
「いつかは恋が実るのかもな」と、
なんとな〜く感じた夜だった。


翌日、夕方頃にSMS(ショートメール)を送った相手は誰でしょう。

答えはPちゃんであり、内容は
「サワディー。サバーイディーマイ。ムアワンニーサヌックディーレーウ。
ディージャイティーポップガップテァー。タムンガーンスウスウナ」
と、頑張ってタイ文字で打ってみた。
「おはよー。元気?昨日は楽しかったよ。
君と会えてうれしい。仕事頑張ってね」てな感じある。

ようやくオレも、ニッポンにいる時と同じような内容のメールを
タイ語で打てるようになったというわけだ。

「クン(あなた)」ではなく
「テァー*(君)」というところが肝心なのだ。
*「タ」と「テ」の間の発音しにくい音。

歌の歌詞なんかはみんなこれだしね。
最近はそういう「微妙な表現」もいろいろわかってきて
徐々に使い分けられるようになりつつある。

すると十分ほど経って彼女から電話があり、
「メール読んだ?」「うん」
「間違ってなかった?」「だいじょーぶだよ」など、ひとしきり喋った後
「今日は用事があるからまた(店に)行くね〜」と言って切った。

で、夜はGさんとカノジョのCと一緒に、
カオサンのディスコに繰り出した。
先日タニヤのカラオケ屋さんに行った後、店のコとやはりカオサンの
「ザ・クラブ」というメジャーなディスコへひさびさに訪れたのだが、
なかなか楽しかったし、ボトルも安かったので
「また今度行こうぜ!」と話していたのだ。

その日は「LAVA」という地下にある店に行き、
テキーラをクイッと二杯飲んでノリノリになってしまい、
けっこう踊ったなあ。
「音」がイマイチなんだけど、雰囲気はなかなかいいし
女子店員がなかなかエロくて良かった。

クルンテープのディスコは
本当にいろんなパターンの店があっておもろい。
まだまだ行ったことのない所もたくさんあるから楽しみだ。


そして昨日の夜。
Gさんの家でカノジョのCと友達のKちゃんとそのカレシのB君と
KちゃんのおねーちゃんのギックのT君が集まって飲んでいるところに
やや遅れて参加。

タイ人の男子の友達ってほとんどいないし、
話すことがあまりないのでなかなか新鮮だった。
酔っぱらってたからだろうがT君がけっこうタルン(スケベ)で、
エッチなジョーク満載なのでみんなで大笑いした。

Kちゃん達が帰った後は、
Gさんとカノジョとオレの三人でまったり飲む。

例のごとくオレの行動について、意見交換が始まる。

結論を言えば、いつもGさんは正しいわけで。

パターンとしては、彼がオレのある行動を見て
「あれっ」と疑問に感じ、その件をCに相談して
「それはこうこうこうだから私はこう思うよ」と言う彼女と
「やっぱりそうだよなあ」と意見が一致すると、オレにその話をして
「う〜ん。やっぱりそうなのかあ」と、あらためて反省する、
ということの繰り返しなのだ。

二十代後半のCは経験も豊富で、おそらくは
ある程度の修羅場もくぐっているのだろう。
彼女の話はいつももっともだし、アドヴァイスも的確。

昨日も
「ホンダーキットゥグーンパイ(考え過ぎ)」というセリフの後
「ゴーホックトゥアエーンマイディー(自分に嘘をつくのは良くない)」
と、かなり「胸に沁みるひとこと」をいただいた。

そう。
オレは時々自分に嘘をついて誤摩化している。
そんな「ズルいオトコ」なのだ。

自覚していたが認めたくはなかっただけに
「グッ」ときてしまった。

あと、女子に対して
「ソングサーン(可哀想)」と思わない方がいいとも言われた。
それもその通りであり、いつもそうなのだが、
すぐに相手のことがなんだか可哀想になり、ついつい
「なんでも受け入れてしまう」という傾向にある。

自分に甘く相手にも甘い。
もー「ゆるゆる」の「甘甘」ではないか。

「そんなことではいかん」と常々思ってはいたが、
あらためて言ってくれると、とてもありがたい。

そうやって「ダメ出し」してくれる人って
今まで廻りにあまりいなかったので、Gさん達カップルには
本当に感謝している。
なので、少しづつ行動で示していくことによって、
その気持ちを伝えたい。


さて、酔ってキッキア(面倒)になってしまい、また甘えて
Cにタイ文字のメールを代わりに打ってもらう。
内容は「今日は行けなくなったよ。ゴメン」というもの。
相手はもちろんPちゃんで、夕方
「多分今日店に友達と行くよ」というメールを打ったことに対する
フォローのメールだ。
時間は午後十一時半。
ギリギリセーフといった頃合いだろうか。

「こうやって<押したり引いたり>してるんだけどね〜」
Cは言う。
「そんなまどろっこしいことせずにガンガン行けばいいのよ」

「そうだよなー。うんそうだ間違いない!!よーし今から行ってくる」

すぐにその気になるのはオレのいいところなのか
それとも否か。

深夜二時半。
二人に散々「侃々諤々」とありがたい説教(?)を受けた後、
Pちゃんから電話が。
おそらく店が終わったのだろう。

「ホンダー。今どこ?」
「ラチャダーの友達の家だよ。君は?」
「私もラチャダーに居るの」
「マジか!?よし。今すぐ会おう」
「えー。でも友達が....」
「とにかく会いたいんだよ。タクシー乗ってすぐ来い!」

そう言ってCに電話を替わり、場所を説明してもらう。

なるべく言わないようにしていた「キットゥン」も、
ここぞとばかり連呼してしまった。

ほどなくしてやってきたPちゃん。
「ドすっぴん」の彼女を明るい所で見たら、
店での印象とはけっこう違ったが、それでも
幼い子供のような彼女に、オレはヤラレてしまったのだ。

というわけで、結局家に泊め、
一度家に戻った彼女と今から再びデートである。


もう自分に嘘はつかない。
誤摩化していい加減で曖昧な態度をとるのは
もうやめたのだ。

齢四十四にしてまだまだ成長の余地がある、
精神的レヴェルの低い、低〜い

オレなのだった。

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2009年7月18日 (土)

ミーカムターム

新型インフルエンザが猛威を振るっており、
死者も三十人近くでているということで、今
タイではマスクが大流行りなのである。

文字を書いてみたり唇を描いてみたり、カラフルな装飾を施したりと、
さまざまなタイプのものが出ており、こういう時でも決して
「遊び心」を忘れない辺りは
「さすがにタイ」といった感じ。

ただ、BTSやディスコなど人の密集する場所に行くとちょっとコワいな。
豚インフルエンザなんて絶対に罹りたくないからね。
かといって遊びに行かないというわけにもいかない。
今、ちょうど楽しくなってきたところだし。

というわけで、昨日のつづきを。


ゴーゴーバー密集地帯の中でも、
規模の大きさとカワイコちゃんの数ではやはり
「ナーナープラザ」が一番だろうか。
「コの字型」の三階建てビルに数十軒の店があり、中央には
「バービア」と呼ばれるオープンエアのバーが並ぶ。

各店の前にもだいたいバービアスペースがあり、ダンサー以外の
「引退した少し年配の女子」や「事情で踊れない(?)若いコ」なんかが
座っていたりするので、そっちで会話を楽しみつつまったり飲むも良し、
けっこうな大音量でファンキイな曲がかかり続ける店内で、
ポールダンスをする水着のカワイコちゃんを物色しながら飲むも良し。

システムとしては、胸に付けた番号で指名し、横に座った女のコに
コーラをご馳走した後、もし気に入ったなら600THBを支払えば
「店外デート」が可能となるわけでそれを「ペイバー」と呼ぶ。
一緒にごはん食べに行くもよし、ディスコに繰り出すもよし、もちろん
速攻で部屋に連れて帰ることだってできるわけだ。

エッチの相場は「ショート」が2000THB「お泊まり」が3000THBだが
それは全て女子の取り分なので、仲良くなった後なら場合によっては
値段をまけてくれることだってもちろんある。
めちゃめちゃ上手かったら「二回目からはタダ」な〜んてことも。

ちなみにバービアのコだって買えるし、呼び込みのコだって買える。
なんならママさんだって、もし気に入ればDJの男のコすら
買えるかもしれないが、ペイバーする場合はやっぱり
仕事が終わってからなのかな。

できれば店外デートで仲良くなってからエッチする方が良いだろうが、
コミュニケーションの問題があれば「即ヤり」でもオッケーであり、実際
女のコにとってみれば稼げるだけ稼ぎたいのが本音だろうから、
売れっコの場合なんかは、長時間拘束されるのを嫌がるコもいるかも。

だから女子のタイプには二種類あり、
「商売商売してる」コと「感じがいい」コに分かれ、前者は、こっちに
「買う(エッチする)気」がないとわかった途端、急に冷たくなったり、
すぐ踊りに帰ってしまったりするからね。
まあ、ハッキリしていていいんだけど、中にはそうぢゃないコも
当然いるわけで、オレとしてはそっちの方がいい。
「ただヤるだけ」では決してないので。

でも、考え方としてはどちらかと言えば
「ただヤるだけ」の方がいいのかもしれない。
何故なら相手を気に入るほど、情が移れば移るほど
「深みにハマっていく」ことは目に見えているから。

何しろ彼女達は完全な「プロフェッショナル」なのだ。

オレがしきりに怖がっているのはそこなのであり、
彼女らを自由に操れるほど、まだ
「人間ができて」はいないことなど、充分自覚しているからね。

話を戻そう。

人気の店は時期によって移り変わっていくが、
「レインボー」グループはだいたいいつも
「カワイコちゃんを揃えている」と評判で、
「1」と「3」、「2」と「4」はそれぞれオーナーが一緒なので、
店の雰囲気もやはり似ている。

だからまず一階にある「レインボー」の
「1」と「2」を比べてみればその差がわかるわけで、だいたい
最初に右手一番奥にある「2」を覗き、良さげならそのまま座り
ダメなら「1」に戻ってとりあえず一杯飲む、みたいな感じかな。

ちなみに「ミルダケタダネー」というのは嘘ではなく、店内に入り、
踊っているコ達をチラッと見渡してもし気に入らなければ、
すぐに外に出てくればよいわけで、最初の頃はそうやって
「店内を見るだけ」で二十軒以上ある店を
「ぐるーーーっ」と一周したりしたものだ。

ただ、中に入れば制服のウェイトレス達にグイグイ引っ張られるし、
時にはチ○コやお尻を触られたりつねられたりするのを避けつつ、
強引に出てこなくてはならないので、それなりの覚悟はいるし、
ずっとそれを続けているとそのうち顰蹙を買いかねないので
若干注意が必要だが。

ま、ダンサーがある程度の数いる店ならば、その時踊っていなくても
店内のどこかで待機している「第二陣」が交代して登場したりするので、
座ってゆっくり飲んでいればお気に入りのコが見つかることもあるだろう。

さて、ここでひとつ説明しておくが、ゴーゴーバーに行く場合、
「買う」か「買わない」かによって、気分はまったく異なる。
つまり、「エッチする気満々」で乗り込む時と
「普通に飲みに」行く時では当然テンションが大きく違うわけであり、
オレの場合「買う」ことはまずないから、どうしても
「ジャイイェン(冷静)」なのだが、せっかく行くなら
「トゥンテン(興奮)」の方が楽しいだろうな、とは思う。


一昨日は、結局「レインボー1」の方に落ち着き、
「どれどれ可愛いコはいるかな」と店内を見回すと、入り口付近に
「おっ。あのコ良さげぢゃん!」といった感じのコが座っているのを発見。
「ショートヘア」で「小柄」といういかにもオレ好みな彼女は
やがてステージに上がった。

「こっち側来い!こっち側来い!!」と思わず口に出したのは、
二列に並んでいるポールの逆側だと背中とお尻しか見えないからだが、
願いが通じたのか、最終的にはやや角度はあるものの
オレ達が座っている側のポールを小さな手で掴む彼女。

人気のあるいわゆる「看板ダンサー」達は、入り口側正面の
一番見え易い位置で踊って客引きをするわけで、
まだおそらく新米の彼女は「下(しも)」の方なのである。

「う〜んいい。実にいいね〜♪」

最初はオドオドした感じで「初々しさ」を発揮していたが、やがて
腰をクネらせて一生懸命踊り始めた彼女は、
スタイルもなかなかのもので、顔は完全に好みのタイプだ。
「歯の矯正機器」を装着していたが、
最近はそんなのまったく気にならない。

「これはもう近くで見るしかないな」と、呼ぶことにして
ウェイトレスに番号を告げる(*大変申し訳ないが何番かは秘密ね♪)。

「あかん。可愛いわこのコ」

ジャイイェンどころか一気にトゥンテンマックマークである。

「チュウアライ(名前何)?」「グーティナイ(どこ生まれ)?」
「バーンユウティナイ(どこに住んでるの)?」「ガップクライ(誰と)?」
「タムンガーンティーニーナーンタウライ(ここで仕事してどれくらい)?」
と、お約束の質問の後、いよいよ年齢当てクイズだ。

「ポムキットゥワーアーユー(オレが思うに)........シップガーウ(19)」
「ピンポーン!」「オーケイオーケイディーマークナ(いいやんけ)!」

Pちゃんはイサーンのコーンケン出身でクルンテープに出てきてまだ
三週間だという。そりゃまだ初々しいはずだ。
「イサーンっ娘」の割に色はそんなに黒くないし、
メイクもそんなに濃くはなくて、近くでジッと見てみたが思わず
「ナーラックジャンルーイ!」と、つい本人の前で言ってしまうほど
とにかく顔がカワイイのだ(*オレ好みなだけだが)。

ここまでくると、もっと重要なことが聞きたくなり
「ミーカムターム(質問がありまーす)!」といいながら
ヨックムー(手を上げる)である。

「スープブリーマイ(タバコ吸う)?」「マイスープ(吸わない)」
ここまではいい。そしてひと呼吸置いて
「ミーフェーンマイ(恋人いる)?」「マイミー(いない)」
「ミーギックマイ(愛人いる)?」「マイミー(いない)」
「ジンロー(マジでー)?」「ジンジン!!」
そう言いながら三本指を立てるPちゃん。

まあ、もしいたとして正直に「いる」と答えるコはいないだろうね。
わかってはいるが、ま、お約束で聞いてみただけの話だ。
そして最後のカムタームがコレ。

「ミールークマイ(子供いる)?」

19才だろうがなんだろうがこれだけは確認しておかないと。
なにしろ一度苦い経験があるからね。

そんな感じでしばらく話した後、
「今日は用事があるからペイバーできないわ。ゴメンな」
と言ったが、ということはつまり次回は「する」ということか。
はい。その通り。もうすでに店外デートする気満々なオレ。

一応ケータイ番号だけ聞いて、あまり引き止めても悪いので
「そろそろ踊って来ていいよ」と言った後
「スゥースゥーナ(頑張ってね)!」と、両手の拳を顔の前で上下させる
「例のポーズ」で彼女を送り出す。

引き際が肝心なのだとも思う。よーするに
オレが連れ出さないのなら誰か他の客に
ペイバーしてもらわなければならないわけであり、まだ
客の多いうちにステージで踊らせてあげた方が
彼女の為には良いのだ。

店内はニッポン人客が多く、おそらくニッポン人好みがするPちゃんは
実際「ペイバートゥクワン(毎日)」と言っていたから、
新人の割にはけっこう稼いでいるのだろう。

帰り際、彼女に手を振りながら、
「ああ、今日もきっと誰かに買われていくんだろうなあ」と思い、
すでにちょっと切なくなってしまったオレ。
そんな調子だからダメなんだってば。まったくもう。

てなわけで店を出て、二階三階とプラザ内をぐるっと一周し、
キレイなオカマちゃんたちをからかったり、
ごはん食べてるゴーゴー嬢と世間話したりした後、
ナーナーを後にした。

オカマちゃんの店とそうでない店はハッキリ分かれており、
その手の店を好んで行く人もたくさんいる。
特にファランはこだわらないみたいで、普通に買っていくもんね。

確かにそういう意味では、ガトゥーイのレヴェルはおそらく
世界でも有数なことは間違いないので、
それ目当てでタイに来る男子も少なくないらしい。
昨日も道で声を掛けてきたニッポン人の友達の方は、
ガトゥーイを買って帰ったと言っていたし。

オレにはその気持ちがまったく理解できないが。

スクムヴィット通りの奇数側を今度は逆方向に散歩して、
「soiカウ(ボーイ)」へ入って行く。

そーいえば書き忘れたが、今は景気が悪いせいなのか
めっきり人が少ない。
ナーナーでもソイカウでもパッポンでもタニヤでも、とにかく
「こんな状態でやっていけるのだろうか」と心配になるほど
閑散としているのである。

例のインフルエンザの件もあるのかもしれないが、
観光立国のタイとしては、この不景気で
大打撃を受けていることは確かだし、それは
遊んでいれば「肌で感じる」ことなのだ。

そうなると「少しでも貢献せねば」という気にもなり、
「よ〜し。頑張ってチチ揉むぞ〜!!」と、
気合いも入るというわけだ。

そう。
ナーナーやパッポンに比べて、ソイカウの場合は
「ダンス」や「ショー」などに力を入れている
「エンターテインメント系」重視の店が多く、
ダンサーの踊りのレヴェルも高いし、基本お持ち帰りできない
「コヨーティー」と呼ばれるダンス専門のコ達が、
各店を廻っていたりするのだ。

当然のことながら音も良くて、店によっては
「下手なディスコよりもいいのでは?」と思うくらいだ。
ナーナーにも音が良い店やDJの選曲が良い店もあるし、
「レインボー1」はそんな中のひとつだが、やや音がデカ過ぎて
女子と喋りにくい傾向にある。

そういった意味でソイカウでは一番人気の
「バカラ」は最高であり、店の作り自体はもちろんのこと
「ソファーの質」「照明」「音」「DJの選曲」など
どれをとっても高得点なバランスの良い店だ。

そういう店には当然のことながら「いいコ」も集まり
客もたくさんやって来るので結果的にうまく回転するという、
「好循環」のいい例だろう。

一番素敵なのは一階から二階フロアが透けて見える点で、
よーするに天井部分を見上げると、
「ノーパンミニスカブラウスハイソックススニーカー」姿で踊っている
女子達のあの部分が、角度によっては「バッチリ」見えるのだ。

そして、この店の良さはその「センス」にあり、いわゆる
「マハーアライナクスクサー(女子大生)」の制服姿に近いその
ユニフォームは、オレがタイに来て
「もっともエロい」と感じるスタイルであり、仲が良くなった暁に
「コスプレ」するならそれしか考えられない。

半袖の白いブラウスは体にピッタリとフィットするように仕立てられ、
これまたちょうどいい丈の短めの袖から覗く二の腕の細さと、
学校によって異なるシルバーのボタンを引っ張って弾けそうな
「横じわ」に、めちゃめちゃ萌えるのだ。

もし同じような店をやるならば間違いなくその制服を取り入れるな。

なかなか写真を撮る機会がないので載せらないのが
残念で仕方がないのだが、近いうちにアップすると約束しよう。

とにかく、そんなブラウスの前をはだけて踊る彼女達はいずれも
「ムチムチボディー」の持ち主であり、よーするに
二階で踊っているのは例外なく
「おっぱいの大きいコ」に限られるわけだ。
ある程度時間が経つとブラウスを脱ぐのでそれがすぐにわかる。

一階席では普通にシースルーのブラとパンティー姿のコ達が
およそ二十人づつ二交代制で踊っている。
白とオレンジの二色で、こちらの下着もけっこう可愛い。
ただ、パッと見田舎っぽい「バタ臭い」顔の女子が多くて
顔だけで言えばナーナーの方がレヴェルは高い。

ナーナーは圧倒的に細いコが多くておっぱいの大きいコが少なく
逆にソイカウはおっぱいの大きいグラマー系のコが多いので、
その差がハッキリしていてわかり易い。

だから、女のコを席に呼び、揉みまくりの触りまくりという目的なら
ソイカウの方が明らかによいわけだ。
「エロエロボディー」のコ達は当然それを自覚しているので
多少触られるくらいでは文句も言わないしね。

というわけで、オレの場合もソイカウには
「おっパブ」に行く感覚である。

とりあえず二階がよく見える側の一階席に座り、
顔を思い切り横に向けて分厚いアクリル越しに
ひたすら見上げる。

店内は客が一杯で、いい席はなかなか空いていないのだが、
なんとかゲットし、必至で二階のダンサーのおしりを見ていたら、
近くにいるファラン達が、
「お前いくらなんでも見過ぎやろ!」とツッコんでくるので
「だっていい眺めやーん」と言いながら一緒に見るのだ。

一番手前で踊ってたコが大サーヴィスで腰を降り始め、
オレのことをめちゃめちゃ誘ってくるので、
「しょーがないなあ」と二階席に移動。

こちらもほぼ満席だったが、なんとか座って
そのコは友達に任せ、もう一人いた可愛いコを呼ぶ。
こっちは別にいいから番号を言えば
「46番」のM嬢(23才)である。

けっこう可愛いしおっぱいも大きくておしりもむっちむち。
ただしちょっと足が太いけどまあ許せる範囲か。
ウォッカトニックを飲む彼女に口移し攻撃(最近流行り♪)し、
ただひたすら揉みまくりの触りまくりだ。

こっちがそう出れば相手も当然ながら
「ペイバーペイバー」と来る。しょーがないので
「あーでもないこーでもない」と誤摩化しつつ、
「おっパブ」状態を続けるのみ。

そのうち
「踊りに行ってくるね〜」と逃げられて終了。

あー楽しかった。


そんなわけで、使ったお金は
ウィスキイソーダ+クラティンデェーン(レッドブル)と、
普通のウィスキイソーダと、女子に
コーラとウォッカトニックをご馳走して、全部で
580THBだからラオラオ(だいたい)1500円くらいか。

安っ!!

もしニッポンで「援(助)交(際)カフェ」でも行って
女のコ呼んでお話した後「おっパブ」で揉みまくったとしたら、
おそらく一万ニ〜三千円くらいはかかるのでは。

そう考えたら、コスパの良さにあらためて驚く。
遊びの内容の楽しみ加減の差も考えたら、
タイってお値打ちだよなあマジで。

ところで、先日パッポンで拾ったLちゃんが思わぬ
「キーフン(嫉妬深い)」であり、何だか知らないうちに
「キスマーク」をつけられていて、別に悪びれず
隠すわけでもなかったら、やっぱりさすがに水商売のコ達は
なかなか鋭くて、ほぼ全員にチェックされたな。

そーいえばPちゃんだけは何も言ってなかったっけ。
まだまだ初心なのかもね。ま、そんな彼女もすぐに
「スレスレ」になっちゃうことは明らかだが。

「ホンダー。ワルい女に捕まったな〜」と冷やかされたり、
女子によっては「ドン引」くコもいたりして、
「ユンヤイ(大きい蚊に刺された)」とか
誤摩化してもムダなことはわかってたし、
けっこう参った。


そして最後はやはり「テーメー」。例の
「援(助)交(際)カフェ」のタイ版である。

時間が遅いので女子があまりいなかったが、昔はここへ来る度、
おっさんや若いニッポン人達が女子を買い漁りに来ている姿を見て、
けっこう凹んだものである。

「おれはこんなヤツらと一緒にされたくない」と思いつつも、
やっていることにさほど差などないわけで。
そう思うとなんだか、
悲し〜い気持ちになってくるのだ。

でも、もう今はだいじょーぶ。
「需要と供給」。「持ちつ持たれつ」。
彼らがいなければ、タイガールはたちまち
「喰っていけなく」なってしまうのはわかりきっている。

「必要悪」だと思えば、
寛大な気持ちにもなれるというものだ。

だからと言って、オレがガンガンお金を遣うという必要はないが、
たまにはそうやって遊ぶのも悪いことではないのでは、と
言い聞かせて自分を「正当化」するしかないではないか。

近くに座っていたD嬢とO嬢と話をしてみるが、やはり二人共
昼間はごくフツーの仕事をしているわけで。
ま、そんなコ達が「アルバイト感覚」で「ウリ」に来るのが
この店なのだ。


というわけで、
呼び出しがかかったので出掛ける。

当たり前だ。
だって今日は土曜日。

実はまだもうひとつだけ話が残っているので、
その件については

また明日。


*校正せずなので、誤字脱字ご容赦。
それにしても評判がわるかったなあ。
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2009年7月17日 (金)

ドゥーンスクムヴィット

「天国か地獄か」

どちらかを選ぶということではなく、男子にとっては果てしなく
「天国に近い」この国においても、一歩間違えば
「地獄行き」となってしまう危険をはらんだ部分を
時々垣間見るわけで。


旅行でタイを訪れていた当初、
「性風俗」というか、「オンナ遊び全般」に関して
「なんて素晴らしいところなんだ」と、
ふらふら遊び廻りながら思ったものだ。

ただ、それとは違う面での魅力をいくつも感じたオレは、
「そういう目的のみ」ではなくこちらに移住することを決め、
女子関係の遊びは極力控えていた。

住むとなれば、旅行中の限られた時間とは違い
「いつでも好きなだけできる」わけだし、とにかくまずは
「語学力の向上が最優先課題」と考えていたから、
そんなことは当然「後回し」に決まっている。

ただ、こちらで知り合う廻りのニッポン人男子達が、まず例外なく
ステディーを持ち、同時に様々な女子遊びを楽しんでいて、しかも
「タイガールと一緒にいることによるタイ語力アップ」という現状を知り、
ジレンマに陥ることもしばしばではあった。

それでもコレだけは誓って言えるが、タイにいる
「ニッポン人ノーマル男子」の中では、オレが一番
「オンナ遊び」をしていないに違いないし、そういう意味では
「ブッちぎりのダントツ」であろう。

女子に対しては失礼な表現になってしまうかもだが、まさに
その手の「観光」が国の大きな収入源になっていることは
周知の事実なので仕方がないし、
「オトコ」と「オンナ」がいる限り、世界中どこでだって
「追いかけっこ」は果てしなく続くのだ。

「遊ばなさ加減」を自慢してもしょーがないが、なにしろ
「やり出したら止まらない」だろうことは簡単に想像がつくし、
そこには当然いろんな意味でのリスクがつきまとうことだって、
重々承知の上、意思の力で敢えて避けてきたわけだ。

年齢的なことと金銭的な理由も、もちろんある。
「精力」と「弾(タマ≒キャッシュ)」さえ豊富にあれば、オレだって
おそらくそんな考え方はせず、最初からイケイケだったことだろう。

ただ、ここへきて少し考え方が変わってきた。

遊び方がいつも中途半端なオレは、確かにGさんが言うように
「一度トコトンまでいって」しまった方がいいのかもしれない。
もし仮に誰もが通る道であるならば、できるだけ
早いに越したことがないのだろうかと、
最近思うようになったのだ。

そんな中、ひさしぶりにディスコ以外の繁華街に繰り出してみたら、
最初の頃は「何も変わっていないよなあ」「ブアレーオ(もう飽きた)」
な〜んてエラそうにいっていたものの、昨日辺りはもう
「あかんあかんあかんあかんあかん」
「ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい」と、いつでも
「ハマれ」そうな自分をあらためて発見し、正直
ビビりまくりなのである。

そう。
どちらかというとコワくて仕方がない。
それでなくとも精神的に弱いオレが、いったい
「どうなってしまうのだろうか」と思うと、頭にはどうしても
「天国」の先の
「地獄」が思い浮かんでしまうのだ。


では具体的な話をしようか。

昨日は、「あの頃」の気持ちを思い出してみようと、
旅行で訪れていた当初と同じコースを廻ってみた。
誰でもまず最初に経験する
「ドゥーン(歩く)スクムヴィット(通りの名前)」である。

「soiカウ(ボーイ)」にバイクを停めバービアのコ達に挨拶をして、
まずは大好きなシーシャを吸う為に
「soi15」から「soi3」までテクテク歩く。

歩道の両側は屋台や路面店でびっちりと埋め尽くされ、
人を避けながら歩くのは大変だ。
観光客相手に売っているその品々は、何年も前から
まったく変わっていない。

でも、最初の頃はそれが新鮮で、そんな
スクムヴィット通りの散歩も楽しくて仕方がなかった。

「ネパティティエジプシャンレストラン」という名前だと
初めて知ったその店はアラブ人街の真ん中にある。

その独特の雰囲気になくてはならないシーシャ(水タバコ)の
「フレイヴァーの味」「葉の詰め方」「炭の加減」など、どれをとっても
「文句のない」そこは、いつ行っても常連のアラブ人達が一斉に
「ぷかぷか」とやっている壮観な眺めが見られるわけで、
ニッポン人やファランの姿は滅多にないということもあり、タイの中でも
少し違った雰囲気を味わえる素敵な場所だ。

「アップルミント!」と、いつものヤツを注文し、
ぷかぷかやっていると、気分はすっかり
「まったりモード」だ。

シーシャは「吸う」というよりも「吐く」ものである。
甘〜い香りを楽しむわけだから、吸った時よりも
吐いた時においしさを感じるわけだ。
もちろん副流煙も甘くていい香り。
まあ、どちらかといえば葉巻に近いかな。

フレイヴァーに浸けられた葉っぱは、
「ニコチン及びタール」がほとんど抜けていると言われ、
タバコのような効果はないと思われがちだが、実は
その上に置かれた火のついた炭を思い切り吸うため、
軽〜い二酸化炭素中毒状態を引き起こし、そのうち
「くらくら」してくるし、光が眩しくて目が
「ちかちか」したりもする。

炭の管理がきっちりしているのでいつまでも吸えるし、二人で
一時間以上吸っていたらもうマジでふらふらになってしまう。
ま、アラブ人達はみんな一人で一本なんだけど。

これで150THBは安い。
最近たまにディスコで吸うのだが、味はマズいし
炭なんて換えにくるわけないし、それでも
500THBくらいとるからね。

すっかりまったりしたところで
「よ〜し。そろそろ行くか」と、ナーナープラザへ移動。
時間は午後十時と、ちょうどいい頃だ。
ゴーゴーガールの数も多くて、まだそんなに
「買われて」いないと思われるからね。

「ロリポップ」の呼び込み嬢はたまにメンバーが入れ替わるが、
セーラー服やチェックのミニスカなどニッポン風の
「ロリロリ」ファッションで、まずはお出迎え。
この手の店は他にもたくさんあり、けっこうなオバちゃんまで
同じ服を着ているのがかなりイタイ。

「アナターアナター♪」「ミルダケタダネー♪」
彼女らが最初に教え込まれるニッポン語と共に
「グイグイ」と腕を引っ張られる。

クルンテープのニッポン人の夜は
ここから始まるのだ。

今更ではあるがせっかくの機会なので、そんな
夜遊びの話をきっちり書こうと思うのだが、今
「チュアイドゥーアイ(助けて〜)!」の電話があったので、
とりあえず出掛けてくる。

というわけで、
つづきは

またね。

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2009年7月16日 (木)

マイケングレェーン

「淡白過ぎるやろ!!」

けっこう大きな声でつい口に出してしまったこの言葉。
「禁句」というか、あまり考えたくない
オレの弱点のひとつである。

「チョープコンディアオ(独りが好き)」なので、どうしても
「独りごと」を言ってしまうことがたまにあるわけだが、
弱点を自らあらためて認識して、思わず声に出してしまうなんて、
次の瞬間けっこうな勢いで凹む己の姿など想像つかないだろうから、
確信犯ではないにしても、プレイとしてはかなり
高度なものであることは間違いない。

その対極にある
「絶倫」という言葉を、最近たまに口にすることがあり、
なおさら弱みが浮き彫りになってしまったこともあるが、
「超自己嫌悪」というかなんというか、ここまで自虐的な気分になれば、
かえってスッキリしてしまうくらいの不思議な心境だ。


もちろん「精力」の話に決まっている。

このブログの読者のレヴェルなら当然わかっていることとは思うが、
オトコが自らを「淡白」と表現する時、その意味はほとんどの場合
「男性の生殖機能」に関することなのだ。

だから「淡白」の反義語はこの場合「濃厚」ではない。
まあ、ある意味濃厚と言えぬこともないが、それは置いておいて
男のコの精力を表現するならやはり
「強靭」とか「絶倫」の方が相応しいと考える。

タイ語にはないなあ「淡白」なんて言葉。
オレみたいなヤツがいないんだろうな。きっと。
まあ敢えて言うならば
「マイケングレェーン(強くない)」といったところか。

状況としては、ひさしぶりに女子と「エッチなこと」をして、たかが
「三日間で三回」しただけなのに、一晩経って朝起きた時
「あーあ。もうエッチはしばらくいいや」って「素」で思っている
自分に気が付いて、自分で思いっ切り
「ツッコん」でしまったというだけの話なのだが。

それは今に始まったことではない。
若い頃からそうだったのだ。

二十代の前半ですら普通に「一晩に一回」だったし、基本的には
「夜一朝一」というスタンスをもう二十年以上変えていない。
だから当然その「一回」に、文字通り「全精力を傾ける」わけだが、
かといって何も特別なことはしていなくて、まあ、あくまでも
「気持ちを集中してその一回に賭ける」といった程度の意味だ。

だから、友達から
「朝から晩までヤリまくって結局七回」とか、
「三日ずっと一緒にいて十回もヤッた」などという話を聞いて、
「いやいやいや回数ぢゃないし」と、内心思いながらも、
「深層心理」では、それとは裏腹に正直な話
「羨ましぃーーーーーーーーーーーーー!!」と、
思い切り地団駄を踏みたい気分だった。

実際言葉に出すのは、
「お前スゲーな!!絶倫かよ」というセリフなのだが、だってもう
そうとしかいいようがないぢゃん。
で、そのあとポツリと
「オレって一晩一回しかできないんだよねえ」な〜んて
小さな声で呟くしかない。

では「絶倫」になりたいかといえばそういうわけでもなく、
逆にそこまで「精力」及び「性欲」が強くては大変だろうから、
数字で言えば「5」もしくは「6」くらいでいいんだけど、
「2」ではあまりにも寂し過ぎるやろ、と思うわけで。

若い頃からそんな調子だったオレが、三十代ですでに
「中折れ」という切ない状況に苦しんで、今となっては
「赤髭」なるものが気になって仕方がない。

最近の若い男子は「淡白」なコが多い。
といった話を聞くようになってからもう随分経つが、当初、
「オレもイマドキの若いコだからしょーがない」な〜んて
自分を慰めていたが、近頃はなんだか
無性に悲しくなったりする。

流行りの言葉を借りればいわゆる「草食系」というヤツであり、
精力というよりは精神的な部分なども総合しての意味合いであろうが、
「超草食系」という自覚があるオレとしては、その言葉に
侮蔑が含まれていることを感じ、なんだか切ない。

実際の精力うんぬんもそうなのだが、それよりも
精神的な部分、つまり「性欲の減退」の方が実はコワイのだ。
つまり、そっちの「強い」「弱い」よりもむしろ
「ヤリたい」と思う気持ちの方が
大事なような気がするから。

とにかく、今日みたいな日は、
己のあまりにも低過ぎる「生産性」も含め、自分の
「淡白さ加減」を呪う。

例えば、同じ女子と何度も何度もしたいとはさほど思わないし、
ステディーな関係になってしまえばその回数は激減、
一生懸命口説いて口説いて、やっと自分のことを好きに
なってくれた女子と「初エッチ」をした暁には、達成感で
なんだかもうすっかり満足してしまうなど、
レヴェルの低さは相当なもので、「2」という数字もあながち
間違っていないのでは、と思える。

「薬に頼る」という方法もあるのかもしれないが、正直な話、
某「バイアグラ」に手を出してしまってはもうお終い、
と覚悟はしているし、まだそこまで考えたことは
一度もない。

興味津々ではあるが。


それにしても、オレはこっちへ来てからかなり
「酒が強く」なったと思う。

元々全然「弱弱」だったから余計そう感じるのかもしれぬが、昨日もまず
Gさん家でウィスキイの水割りマナオ(ライム的なもの)入りを五、六杯、
パッポンのゴーゴーバーでウィスキイのソーダ割りを一杯、
タニヤのカラオケで焼酎の水割りを四、五杯、最後に
カオサンのディスコでボトルをおろし、ウィスキイのソーダ割りを五、六杯
と、午後8時から午前3時にかけて七時間も、それだけ移動しながら
かなりの量のアルコールを摂取し続けてもまったく平気なんて。

その後、カオサンロードの正面に燦然と輝く
「BURGER KING」のネオンに吊られて、ついついそんな時間に
「オニオンリングフライ」(52THB/S)を、
ケチャップたっぷり浸けて食べてしまったが、
ちゃんとバイクを運転して朝5時前には家に戻り、
11時には快適に目覚めたし、頭痛など一切なく、ただ
足や顔がむくんでしまうくらいのことで済み、それさえも
ソムオー(ザボンのようなジャンボグレープフルーツ?)を食べれば
すぐに回復してしまう程度なのだ。

一番の進歩はその「持久力」である。

昔は、お酒を飲んで酔っぱらって
「ふわふわしていい感じ」になったとしても、その状態が
一、二時間しか保たなかったものだ。
その後はすぐに眠くなり、眠らないで飲み続けていると、そのうち
頭が「がんがん」してきて、それでも更に飲めば、結局
「おえーっ」とトイレで嘔吐してしまうハメになる。

翌日頭痛がすることもあったし、そんな時は
「もう二度と酒なんて飲まない!」と、心に誓うのだった。

ただ、いわゆる「お酒の失敗」は一度もなく、
記憶を飛ばしたこともほとんどないオレは、例えば
ついさっき電話で話したGさんのように、
「朝起きたらテーブルにバーガーキングのセットが何故か三つあって、
たった今二つ目を食べたところです」
「え?憶えてないの??」「はい。まったく」
「しかしそれもスゴいなあ」みたいなことは一切ない。

いったい誰の分を買ったんだろうな。
ひとつはおそらくオレの分か。
もしくは、見えない誰かと話していたとか。

「お先にあがりま〜す」といういつもの挨拶を残し、
一人千鳥足で「ふらふら」と帰って行くGさんの場合、
「それ以上付き合うとどこかで寝てしまう」という段階で、
挨拶だけしてみんなより先に帰宅するらしいのだが、次の日に
「トイレで目覚めて」みたりと、その後の行動を
ほとんど憶えていないと言う。

おそらく本能がそうさせるのだと思うが、
ファーストフード店で買い物をしてみたり、タクシイの運転手に
間違わずに行き先を告げたり、指紋を押し当てて玄関を開けたり、
エレヴェーターのボタンを押して家の鍵を開けるなど一連の行動の末、
結局はちゃんと部屋に戻るのだからスゴイ。

J君の場合もよく記憶を失くすし、次の日電話が掛かって来て
「オレ昨日だいじょーぶでしたかね?」
「こうこうこうでこうだったよ」
「えーマジっすか?全然憶えてないや」みたいなこともよくあり、
名誉の為に敢えて細かく書きはしないが、中にはけっこう
「驚くような内容」も含まれる。

よーするに、彼が心配して連絡してくるようなことも
「実際にしている」という話だ。

まあ、大したことではないけどね。

そこまで「酔える」事自体はスゴく羨ましいが、
ちょっとコワイことも確かだし、自分の性格上
「線を越える」のは無理なのだろうなとも思う。

喫茶店、というか「すなっく」で立っていた時、カウンターの中では
いくらお酒を飲んでも「酔えなかった」のもそうだろうし、とにかく
心のどこかで勝手に「ストッパー」が働いてしまうのだろう。
ひょっとして車が速度を制限するように
「リミッター機能」が付いているのか。

人間なんでも「慣れる」ということなのだろうが、この歳になって
まさかこんなにアルコールを摂取するようになるとはね。
ただ、この件に関してはありがたいというか、おかげで人生が
また少し楽しくなったことは事実なので、うれしい限りである。

「慣れる」という法則でいけば、セックスに関しても
数をこなせばそのうち「強く」なったりするのだろうか。
もしそうならば、せっかくタイに来たことだし、環境はいいので
「頑張ってみようか」とも思うが、現状でのその
「ポテンシャル」の低さにはまったく困ったものだ。

そうそう。
フォローというわけではないが、「絶倫」と言えば実は
J君がけっこうスゴいのである。

「若い頃はそうでもなかった」という彼は、タイに来てから覚醒したのか
「昨日も普通に○回ヤっちゃいましたよ」と、オレから見れば
「イッチャー(羨ましい)マックマーク」なわけで、そんな話になる度
「よ〜しオレも頑張るぞ〜♪」と宣言はするものの、
現実は厳しいものだね....orz。
 

それにしても最近ちょっと遊び過ぎだなあ。
ちょっと調子に乗って遊んでいると、いつの間にか
けっこうお金を遣ってしまうから、気をつけねば。

お酒の楽しみを憶えてしまったからには、ある程度
仕方のない部分はあるが、まあほどほどにしないとね。

ただしニッポンに比べれば安〜いものなんだけどさ。

例えばゴーゴーで水着やトップレス姿のタイガールを眺めつつ
ビールやウィスキイソーダを飲んでいるだけなら、
一杯100〜150THBくらいで済むのだから
(*ハッピーアワーなら60THB!!)、間違いなくお値打ちである。

気に入った女のコに「コーラ(レディースドリンク)」や、
コヨーティーに「テキーラ」をバンバンご馳走していたら、
けっこう遣うことになるけど、ま、それも
「レオテークン(あなた次第)」だしね。


というわけで、今日も行くのかな。
ま、誘われれば結局出掛けるに決まっている。
でも、昨日でもそうだったが、その手のお店で
カワイコちゃん(そんなにいないけど....)達を見ていても
「ヤリたいなあ」と思わなければ、やはりどうしても今ひとつ
「面白み」には欠けるわけで。

だから精力及び性欲の復活を期待したいと思う。
いや復活というよりは、「酒」のようにこれから
「ケングレェーン」になるよう
「パヤヤーム(努力)」する方が良いだろうね。


そんなわけで、
ま、せいぜい
頑張りま〜す。

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2009年7月15日 (水)

カムラングジャイノーイ

「お前はレンタルDVDか!?」

思わずニッポン語でツッコんでしまったが、
いきなり二泊三日ってどーなのよ実際。
ま、確かに「用事ない」とは言ったけど、本当に借りてる
DVDの映画も観られなくて、結局延長しちゃったやん。

ただ、まだ田舎から出てきたばかりのLが住んでいる
シーロムのアパートを覗いてきたけど、
「なんぢゃこれ。狭っ!!」と驚くほど小さい部屋には
「ポンッ」とベッドが置いてあるだけで、もちろん
シャワーはおろかトイレすらないし(共同)、場所は便利だが
「これで家賃3500THB/月は高いのか安いのか?」と
悩んでしまうような、息の詰まりそうなところだったから、
居心地の良いオレの部屋にいたくなる気持ちは
わからなくもないのだが。

「その辺に捨ててくればいいぢゃないっすか」

酔っぱらいの女子に肩を貸すオレを見て普通に言った
Gさんの言葉を思い出す。

Gさんの言うことはいつも正しいのだ。

でも、仮にもさっきまで一緒に楽しく踊ってたコを
そこらに放って帰るわけにもいかないではないか。
確かにこの国では、そんな「優しさのようなもの」が
「致命傷」になりかねないことも重々承知であるが、
どうしてもそこまで冷たくできないのが
オレの性分なのである。

その結果がこれなのだから、
文句を言える筋合いではない。


それにしても、なんと「やる気のない」ことか。

女子と一緒でも何故か「あっ」という間に寝てしまい、
隣で寝ている好きなコを見ながら、妄想に歯止めが利かず
ドキドキしてしまっていつまでも寝られなかった夜のことを思うと
なんだか可笑しかった。

「どこに行って何をしようか」「こういう時はどう思うの」
「<制服持って来て!>ってどのタイミングで言おうかな」
次々といろんな考えが浮かんでくるそのテンションに比べ、
質問になんとな〜く答えることの繰り返しで、
ゆるゆると時間が過ぎて行く間、少しづつ
重い気分になってしまうのをハッキリと自覚していたのだ。

その「やる気のなさ」は、ナーナーのゴーゴーバーのステージで
ポールを掴みながら踊るタイガール達にも匹敵するほどだった。
彼女達のやる気なさは見ていて清々しいほどであり、
会話にしろセックスにしろ、自分のテンションの低さに
その姿を重ね合わせてしまう。

ガンバッて夜一回、朝一回、そして
「もう一晩泊まるなら」と、更に
三回目にチャレンジしたところで早くも
「中折れ君」の登場だ。

エッチに精神性を強く求めるオレにとって、少しでも
「意思の疎通を欠いたプレイ」に入るとたちまち
「言うことを聞かなく」なるオレのハムハム
(*チ○コの隠語可愛いヴァージョン)。

「お前のせいぢゃない」とは言いながらも
(どうしてそうなんだよ!)と、心の中では思っているのだ。

例えば、
「イク」時に「イク」って言わないこととか、
プロでないコにありがちな
「コンドーム嫌いだからしないで」とか。

そう。これは
「ゆるせない話」としてキッチリ取り上げたい話なのだが、
タイガールの多くはエッチの時、
「イク」ことを前もって告げず「イッタ」後で(しばらくして)
「セットレーオ(終わったよ)」と言うだけなので、こっちとしては
「それぢゃわかんないからイク前に教えてくれよ」としつこく言っても、
なかなか実行しなかったりする。

最初の頃はどう言わせようかと悩み、まさか
「パイ(行く)パイパイパイ」でもないし、それならいっそニッポン語で
「イク」というのを教えるのがいいかと思えば、
変なアクセントで言われるとなんだか冷めるし、最近やっと
「ジャセット(終わりそう≒イキそう)」とか「シアウシアウ」などの
タイ語のボキャブラリーを憶えたところなので、そのことを
キチンと説明するのだが、どうも恥ずかしがっているのか
なかなかそれを言おうとしない輩がけっこういるわけで。

せっかくこっちが一生懸命になっても、
それでは張り合いがないのでどうしても、プレイが
「おろそかになりがち」ということだ。

「挿入前完全装着派」のオレとしては、「ゴムなしで」と言われても、
「いやいやいやいやいやいや。イク前に少しづつ漏れるヤツらが
どれだけ元気なのかをお前は知らないだけだ」と、真剣な顔で言えば
「そこまで(私の子供ができるのが)イヤなの!?」などと、
逆に責められたりして苦〜い思いをすることがしばしばだった。

そんなことを言われたら身もふたもないが、若いコに限ってそーいった
変な「思い切りの良さ」みたいな感じを発揮させたものだった。

「いや、お前のことは好きだけどそれとこれとは話が別やろ」

言葉ではそう言いながら、
(まさかそんな覚悟ができているものか!!)と、
心では思っていた。

あーコワイコワイ。

もちろんまだタイ人とそこまでの会話はしていないが、最後には
「暗くした方がいいなあ」と部屋を真っ暗にして、
「自分は一切動かず相手任せ」といった調子になってしまう自分を
ゴーゴー嬢の姿に重ねた末
(しかしやる気ないなあ)と思うのだった。

いや別に全員とは言わない。
例えば「ソイカウ(ボーイ)」エリア辺りでは、けっこうマジで
「エロエロポールダンス」を踊っているコをよく見掛けるし、踊り専門の
「コヨーティー」の中にはかなりウマいコだってたくさんいる。

ただ、ナーナープラザの中の店のコ、特に女子が大勢いるような店では
「ダラダラ」と踊って(?)いるコが、ホントに目につくのだ。
そこが逆にいいと思える部分もあるし*あまりマジでこっちを見て
「誘うような」ダンスでアピールされるのもなんだから、それも含めて
「タイのゴーゴー」なのだ、という味方ももちろんあるが。


でも結局、一番実感したのはシャッターを押した時かな。

カメラはけっこう好きで、被写体によっては
「体が熱くなってくるのを感じる」ほど興奮したものだ。

モデルクラブをやっていた頃、プロもしくはセミプロの
モデルの写真を(ポーズなどの)練習でよく撮っていた。

睫毛にピントを合わせて「ああしろこうしろ」と指示しながら
「バチバチ」シャッターを切っていると、だんだん目が
「うるうる」してくるのがよ〜くわかるし、場合によっては
気持ちが盛り上がってきて脱ぎ出すコとか、とにかくあれは
「撮る側」と「撮られる側」のプレイというか、わかり易く表現すれば
セックスに近いものがある。

特にプロのカメラマンの使うような道具って、
シャッター音がやたらデカクて、あの音とか雰囲気で
お互いがそんな気分になるのもよ〜くわかる。

それ以来、
「このコは撮ってみたいな」と思えるような相手以外と
お付き合いする気には決してならないし、ステディーになれば必ず
レンズを向けて気持ちを確かめ合ったりしてきた。

実際、「恋愛関係にあるもの同士の写真」は、オレが思うに
「そうではない場合」と明らかな差があり、それはやはり
「ある線を越えた」互いの信頼関係があるからこその
「表情」であったり「色気」であったりが醸し出すものなのだろう。

当時、「スティールモデルを撮らせればナゴヤでは一二を争う」
と評判だったU氏から譲り受けた、その彼が一万回くらいは切ったという
「EOS-1」は、こっちに来る時に売り払ってしまったので、今は
チープなデジカメのいかにも安っぽいシャッター音で撮っているが、
昨日のように「ブログに載せるためだけ」に
無理矢理女子にレンズを向ける場合、その
「やる気のなさ」といったらこの上ないわけで。

別にどーでもよいので、ファインダーを覗きすらしない。

な〜んてエラそうなことを言っているが、実際
カメラの知識など欠片もないオレが、そんなに
「いい写真を撮る」と言っているわけではなく、ただ、自分の気持ちとして
「シャッターを切りながらどんどん体が熱くなっていく」のを
心地よく感じるようなそんな感覚を、いつかまた味わえるのだろうか、
と、ちょっと寂しい思いをしているだけのことだ。


返却したDVDからは、一時間も経たずして
「キットゥン」と電話があった。

まったく先が思いやられる。

やや重い気持ちではあるのだが、そんな
「やる気のない」思いを経験してこそ、逆に
「やる気になる」相手とのことを考えれば楽しみも増す。

いつかそんな相手と巡り合う日がくれば
この気持ちも

報われるというものなのだろう。

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2009年7月14日 (火)

アウマー

「僕はいつも事故待ちですから....」

というGさんの言葉を借りれば、
昨日の件は明らかに「事故」だった。

「出会い頭」というよりは、
オレのお尻にお尻をぶつけられた状況からして
「バックでカマを掘られた」って感じかな。


ひさしぶりにGさんの家に遊びに行き、夕方から
「プチバーベQ」を囲みつつベランダで飲みながら
「夕方から夜にかけて空がだんだん暗くなるのが好きなんだよね〜」
「こんな生活まったく贅沢ですよねえ」
などとウィスキイのグラスを傾け合う。

色んな話題で盛り上がる中、タイガールとニッポン女子の
見た目の話になるとけっこう熱くなる二人。

オレ曰く、
「TOKIOとクルンテープでランダムに若い女子百人を選んだとしたら、
産まれたままの姿なら見た目ではクルンテープの方が良いのでは?
もちろん服着て顔作って(メイクして)髪をセットした後では、
どう転んでも勝てっこないが」
「僕は変わらないと思いますよ〜。ていうか
フィリピーナの方が上でしょうね」
「いやいやそんなことないってば。フィリピーナのことは知らないが、
二の腕やふくらはぎの細さには圧倒的な差があるし、これだけ
真っ直ぐで長い足のコが多いんだよ。しかもすっぴんなら
顔だっていいセンいってるコが多いと思うけどなあ」
「でも、フィリピーナは足細くてお尻もデカクて最高っすよ!」
「まあ、確かにタイガールはスラッとしてるだけのコが多いけど、
モデルとしての商品目線だとイケテるコがいっぱいなんだよね」
「モデルどうこうはわかりませんけど、
僕はそんなに変わらないと思いますよ。タイ人毛深いコ多いし」
「いやいや、毛深さは処理してるかどうかだしニッポン女子はとにかく
二の腕とふくらはぎが太いコが多くて....」

内容がくだらな過ぎるな。マジで。

その後、前の日にオレが一人でタニヤに出掛け4500THBも使って
「豪遊(2000THBはN嬢にプレゼントとして奢ってもらったが)」
した話になり、「それは高価過ぎるなあ」とツッコんだ末、Gさんが
「イズミさんはこっちでそんなに遊んでないみたいだから
一度ハマってみるといいですよ」などと
なんとも恐ろしいアドヴァイスをしてくる。

「オンナ目的(のみ?)でタイに来て」いないオレのことを日頃から
「不思議な人だなあ」と珍しがる彼は、そのクセちょくちょく
タイガールに振り回されて傷ついたり苦しんでいるのを見て、きっと
「もどかしい」と感じるのだろう。

「よ〜し。ぢゃあたまには遊びに行ってみるか〜!?」と、
すっかりアルコールの入ってふわふわした気分で立ち上がるが、
時計を見るとすでにPM11:00を廻っており、タニヤは遅いからと、
ナーナーのゴーゴーに出掛けることに。

「どれくらいぶりっすか?」と聞かれ
「う〜んそうだなあ。三、四ケ月ぶりくらいだと思う」と答えてはみたが、
ハッキリした記憶がないほどナーナーには足を運んでいなかった。
時間が遅かったので、入り口付近のいつものメンバーはすでに
もういなかったが、こっちに来た当初に仲良くしていた
バービアのMちゃんがいたのでとりあえず挨拶をする。

「マイポップガンナーンナーンナ!サバーイディ−マイ(ひさしぶり〜。
元気)?オオー!タットポムチャイマイ?ディーマークディーマーク
(髪切ったんだね!ええやんけええやんけ)!!」

昔に比べ、かなり髪を短く切っていた彼女は相変わらず
「冷静な微笑み」を返してくれた。
清廉な「ササナープッ(仏教徒)」で、一日何度も真剣にお祈りして
「昼を過ぎたら何も口にしない」という、かなり
ストイックな生活をしているだけのことはある。

とりあえず向かって右の一番奥にある
「レインボー2」に入ってみるが、月曜日ということもあるのか
お客さんも女子も少なくて、先日ディスコで会ったコ達もいなかった。

相変わらずのその「下世話な雰囲気」に一瞬懐かしさを感じるが、
すぐに飽きてしまい「コーラをおごってという」デブのおばちゃんを
「チャーチャー(慌てない慌てない)ナ!」と交わした末
「レインボー1」に場所を変える。

こちらはニッポン人の客が多く、たちまちテンションを下げるオレ。
Mちゃんの踊ってる姿を一度見たかったのだが、
残念ながら彼女はいなくて、Gさんと二人
「どうしても選ばないといけないとしたらどのコ?」
「う〜んそうっすねえ。左から二番目っすかね」
「オレはそのコかなあ」などとおっさん同士の会話である。

どー考えても「バリバリのロリ」のオレと彼は趣味が違うので
「オレ達は間違いなくカブらないよなあ」
「そうっすね。イズミさんはKさんとカブるかも」
などと話していると、隣のニッポン人のおっさんが
(と言っても三十代半ばくらい)
「僕たち初めて来たんすけどどうしたらいいっすかねえ?」などと、
ふんぞり返ってエラそうな態度のオレに恐る恐る声を掛けてきたので
「そーなんすか。まあ実際ああでこうでこれがああなってこうなって....」
と、基本的ルールを懇切丁寧にお教えした挙げ句、つい調子に乗って
余計なことまでベラベラと喋っていると、
「なるほど。よ〜くわかりました。よく来るんですか?」と感心され、
大して遊んでるわけでもないクセにエラそうな自分が急に恥ずかしくなり
「いやいやいや。実は三ヶ月ぶりくらいに来たんですが
何も変わっていなくて安心してたところですわ。ワハハハハハハハ」
な〜んて誤摩化したりして。

実際、初めて見た時は感動すら憶えた「ゴーゴーバー」の景色も
今はすっかり色褪せてしまったが、それは
オレの目が曇ってしまっただけのことで、やっていることは
まったく変わっていないのである。

おそらく、ベトナム戦争当時からずっと続いているであろうその
「一種独特の雰囲気」だけは、クルンテープの文化の中でも
「決して変わって欲しくはない」と心から思うもののひとつだ。

「ぢゃあお先に。タイをゆっくり楽しんで行って下さい」
そう言って握手をして彼らと別れ、
バービアに座っているMちゃんにも「さよなら」を言ってから、
「もうちょっと行きますか?」と誘われるまま、今度は
パッポンのラウンジバーへと向かう。

パッポンと言えば、
クルンテープの盛り場の原点みたいな場所であり、
素人のオレとしてはほとんど足を踏み入れることもないような、
これまた特殊な雰囲気を醸し出している。

付近にはディスコ的な場所もいくつかあるのだが、その中でも
比較的メジャーな、主にバンド演奏で客がみんな踊っている
オープンエアーの店に入る。

ジントニック170THB。
これが恐ろしくマズい。
*ちなみにゴーゴーバーのドリンクはだいたい100〜150THB。

近くで踊っていたファラン(西洋人)達と、タイガールと
「イェーーーーイ!」とカンパイした後、バンドの脇でGさんと二人
踊るというか軽く体を揺らしていた。

ちょっとテンションがアガってきたのでようやく踊り出したところ、
後ろに居たタイガールがオレのお尻に自分のお尻をぶつけて
ちょっかいを掛けてきたので、
ごく普通の見た目なことはすでに確認済みだったし
「まあいいか」と付き合うことに。

さすがにこれだけディスコに通っていれば、
その手のダンスにはもうすっかり慣れてしまったわけだが、
とにかく、リズムに乗りつつ相手の動きに合わせて、
微妙な力加減で腰を動かせばいいだけの話である。

あ、もちろん手も使うけど。

そこから先は相手の好みによるが、「押したり引いたり」
「引っ付いたり離れたり」みたいな感じで繰り返して、
場合によってはけっこうエロいことをしても良い、
ということに、実は最近ようやく気付いてきた。

なんだったら「指挿入」くらいアリアリだ。

タイガールはみんなTバックとか紐パンばっかりだし、考えてみれば、
プロのコ達がたかがそんなことでビビるはずがないではないか。
ただ、空気を読まねばいけないことはもちろん、そこに辿り着くまでは
けっこう時間を掛けてじっくりといくべきだとは思うけど。

まあ、昨日もそんな感じで
「後ろ」「前」「縦」「横」「右」「左」みたいな感じで踊っているうち、
なんだかだんだん楽しくなってきたので、調子に乗って、例の
「口移し攻(口?)撃」でビールやジントニックを飲ませていたら、
どうやらそれがお気に召したようで、逆に口移しで
けっこう飲まされるハメに。

しょがないのでハイネケン(170THB)を一本奢り、
チュウチュウやっているうち、音楽がスローになり、
店が終了である。

時間は午前二時過ぎ。
どうやらプロではない様子の彼女、
かなり酔っぱらったみたいで、友達の女子は他のファランと
「どこに行くか」を話し合っていたのだが、ちょっと考えた末
「たまにはいいか!」と、アウマー(持ち帰る)することにした。

パッと見「35点」くらいだったが、キッチリ確認した所
「ガトゥーイ(おかまちゃん)」ではないし、
「二十代半ば」「中肉中背」「さほど黒くもなく」「足はキレイ」
といった感じのL譲はどう見ても、どこにでもいる
「ごく普通の」タイガールである。

Gさんには
「コイツと帰るからバイクは明日取りに行くね〜」と告げ、
最初は近くに住んでいるという彼女の部屋に行こうと思ったが、
「レックレック(狭い)」というので家に連れて帰った。


結果的に言うと、
彼女はクルンテープにやって来てまだ十日目らしく、
何も知らない様子であり、イサーンのルーイという街出身だそうで
「キットゥンメー(おかあさんが恋しい)」「キットゥンメー」と
ことあるごとにと繰り返していた。

年齢は(ズバリ当ててみせたが)26才で、
パッポンにあるタイ料理屋さんで働いているとのこと。

しかし、タイガールってなんというか、
直情的っていうのかなあ。こっちはもっと
「軽〜い感じ」で接したいんだけど、仲良くなるとすぐに
「質問攻め」だし、いきなりケータイチェックしたりとか、
「オンナはどこだ?」とか「ジャオチュー(浮気者)」だとか、
まあ、とにかく「わかり易いコ」が本当に多いような気がする。

もちろんみんな一緒ぢゃないんだろうけど。

「五時から仕事」って言ってるのに、
「行きたくな〜い」「あかんあかん早くしないと遅刻するやろ!?」
「遅刻は300THB罰金だし、休んでも500THBだから
今日は休んぢゃおうっと!」
「アホか!罰金500THBでも、働く分がなくなるわけだから
一日500THBだとして合計1000THBのマイナスやで!!」
「えー。だって眠いんだもーん」
「あかんてば、マジで!!店が困るやんけ」
「人いっぱい居るからだいじょーぶなの」

ま、実際タイ人の働く意識ってこんなものらしい。
こういった話は本当によく聞くのである。
そう考えると使う(雇う)のが恐ろしくなるが、
これが現実なのだからしょーがない。

そんなわけで、彼女は今もここに居て
ンゴ(ランプータン)を剥いている。


「ミートミーマイ(ナイフある)?」

いきなり聞いてくる彼女に
「ちょちょちょちょちょちょ、オレなんか悪いことした?」と、
ビビりまくる。

なにしろ
「タイガール」と「ナイフ」とくれば
「チ○コカット」がお約束だからね。

(ひょっとしたらエッチが下手過ぎたか)
などと余計なことまで考えていたら、
「フルーツを剥くの」と聞いてホッとしたが、タイガールには元々
「ちょっと怒らせたら何をしでかすかわからない」怖さがあるのだ。

ナイフを持っている彼女らを見ていると、
「妄想癖」のあるオレの場合ついつい、かなり
「エグいシーン」まで頭に浮かんでしまう。

「ヒウカーオ(お腹空いたよう)!」

わかったわかった。
これ書き終わったらごはん食べに行くから、
もうちょっと待っててよ。

実際、お腹が減ったり眠くなったりすると
すぐに機嫌が悪くなるのもタイガールの特徴だ。


(さて、普段ナイフをどこにしまっておこうか)

そんなことを

マジで考えてしまうのだった。


*とりあえずナイフの扱いはウマいL嬢。
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リンチー(ライチ)の方が圧倒的にウマいが、アッという間に
時期が終わってしまった。
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こんなに剥いても食べられないってば。
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2009年7月13日 (月)

クロープクルア

「おじさんタイは、どうですか?
こっちは、いつものようにやってます。
かえってくるのを、まっています!」

「もー。あれだけ口を酸っぱくして言ったのにぃ」

「おじさん」ではなく「おにいちゃん」って呼んでおくれと、
しつこく頼んでいた姪っ子達からの手紙を読んで、
そんなくだらない文句を言いつつも、自然に
目頭が熱くなってしまった。


誕生日に合わせて送られてきたのであろうその小包は、
一日遅れで無事届き、中には
「さんま醤油煮」「さば味噌煮」などの食料品と共に
四通の手紙が入っていた。
母親と妹、そして確か今年で七才と五才になった
姪っ子二人からのものだ。

嫁いだ妹を別にすれば、オレが
クロープクルア(家族)と呼べるのは、母親と、
実家の秋田を離れ、もう永年ナゴヤに住んでいる
叔母(母の姉)くらいだろうか。

喫茶店→炉端焼き→すなっくと、もうかれこれ
四十年近く自分の店を持ち、その間独身を貫いてきた叔母には
本当にお世話になったし、幼い頃、よく
「クリイムソーダ」を飲ませてもらったその喫茶店は、
今思えば、後にオレがやることになる店の
「原点」だったような気もするし、実際彼女なしでは
「n.v.cafe*」は成り立たなかったのだ。

数年前病に倒れ、そこから見事復帰を果たしていた叔母も、
ついに引退を考えているという。
ニッポンを離れる前、その「すなっく」を彼女と一緒にやろうかと、
半ば本気で考えたこともあったオレとしては、
まったく寂しい限りである。

立地といい大きさといい作りといい、実に素敵な店であり、
「これぞまさにすなっく!」といった味を醸し出していて、
キレイ好きな叔母はその店をきちんと手入れしながら、今まで
大切に大切に育ててきたのだ。

たった八年間ではあったが、自分そのものよりも大事だったし
愛して止まなかった店を閉めた時、辛くて寂しくて悲しくて
なんとも言えない気持ちになったのはまだ記憶に新しい。

オレの見通しの甘さが原因で経営が立ち行かなくなり、
六年目で一度は潰れた店だったが、あまりに惜しくて
「なんとかならないものか」と必至に考えに考えた末、結局
「すなっくスタイル(?)」に形を変え、一番負担の大きい
「人件費」をかけずにひとりで店に立ったのも、
叔母の真似をしたようなものだ。

それから二年が経ち、腰痛の悪化という理由もあったが、
何故だか少しづつ精神的苦痛を感じるようになり、
「そんなことでは意味がないから」と、閉店に踏み切ったものの、
「自分の分身を失うよう」だったあの時の気持ちを考えれば、
彼女が店を閉める辛さは、痛いほどわかる。

しかもオレの場合は、海外に新天地を求め、こちらでまた
「店を開く」という夢があるが、もし引退してしまうとするならば
叔母の心中は計り知れないものがあるわけで。


といったような内容を含め、「やや重め」の母の手紙に比べ、
相変わらず軽いノリの妹と、彼女の娘二人が書いてくれたものは
違った意味でオレの心に響いた。

つまり、ニッポンにはまだ
オレの帰りを待っていてくれる人がいるんだ、
ということ。

おそらく、母親から指示された文章を
そのまま書いたに決まっているが、それでも充分
オレの胸に届いたわけで。

正直な話をすれば、つい先日までこのタイミングで
「ニッポンに一時帰国する」ことを真剣に検討していた。
最終的には決断に至らなかったのだが、
この手紙が先だったらおそらく帰っていただろう。

誕生日に合わせて届く小包なのだから話は矛盾することになるが、
ニッポンに戻る一番大きな理由は、実はオレの
誕生日に絡んでいるわけなので、仕方がないのだ。

二十歳を過ぎてから、誕生日を心から祝うことができない。
原因はオレが自ら作ったことであり、
その内容を明かすことはどうしても無理なのだが、
「秘密」というのは誰にでもあるものだし、いくつかある中でも
自分にとって最大の「クワームラップ(秘密)」が
その件なのである。

しかもタイには、
「誕生日は自らみんなに奢る」というとんでもないルールがあるので、
「誰にも言わずいつの間にか過ぎる」のは、こっちにしてみれば
「好都合」とも言える。

だから今年もひっそりと過ごすつもりでいたのだが、
うっかり話してしまった一人のタイガールから連絡があり、
オレもまた意思の弱い所を発揮して、なんと彼女の店に
「のこのこ」と出掛けてしまったわけで。

おかげで昨晩は随分複雑な気分にさせられたが、
少しスッキリしたのも事実で、まあなんだかんだ言って
「オレは本当にしあわせものだなあ」と、
あらためて実感している次第である。


さて、小包にもう一つ入っていたのは
「定額給付金」の一万二千円也。
一応ニッポンに籍は残してきたので、
オレにもいただけたというわけか。

非常にありがたいのだが、景気対策の一環として配られた以上
やはりこっちで使うわけにもいくまい。

実は今欲しいものがある。それは
ケータイ用の「ヴォイスレコーダー」だ。

先日珍しく観た邦画「アヒルと鴨のコインロッカー」で、
ニッポンに来たブータン人が、学校から
「聞いて話すことの繰り返しで」言葉を憶えろ、
という意味で渡されたというシーンがあり、
「なるほど!」と思ったのである。

よーするに、タイガールとの会話中、
知らない言葉が出てきたらそれを録音するわけで、特に
アクセントというかイントネーションが大事なタイ語を憶えるには
とても有効な手段ではないか。

ただし、電化製品を始めインポート物は全て値段の高価いこの国では、
きっと1.5倍はするだろうから、せっかくなので、
今度誰かがタイに遊びにくる時に、
頼んで買ってきてもらおうと思う。

それだけではきっと一万二千円は使いきれないだろうから、ついでに
薄々コンドームとネバネバローションも。
この二つもやはりインポート物(ニッポン製が最高!!)は
「お高価い」のでね。

「わざわざそんなこと」と思われるかもだが、オレって結構
「律儀」な性格なんだよね〜。


ちなみに、こんなことを書くと、
またこれを読んだ母親が気を利かせて、そんなアホなものを
次回の小包に入れてこないとも限らないので、念のため
「そこまではしなくていいよ!」と、
この場を借りて、

断らせていただきます。


*ひさしぶりに一万円札を拝見したが、あらためて見ると
「デカッ」と思う。
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封筒にはちゃんと
「いずみおにいちゃん」と書いてあったのだが。
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五才でこんなに立派な文字が書けるなんて
「天才か!!」と、いつまで経っても
タイ文字が憶えられぬオレは、つい思ってしまう。
姉妹で文章を変えたらもっと臨場感があったのに....。
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2009年7月11日 (土)

アヌヤートマイダーイ

あれだけ減らなかった体重が、
オクハク(失恋)の末食欲がなくなったことにより、
あっという間に2kg減って数字上は一応元に戻った。

お腹廻りの贅肉がまだあるので完全ではないが、もしこれが
「失恋ダイエット」だとすれば成功である。

失恋すると何故食欲及び性欲がなくなるのか。
まったく謎であるが、ここまでテキメンとは正直驚いた。

よーするに「食べれば太るし食べなければ痩せる」という
それだけのことだが、この方法は
精神的によくないので決しておススメはしない。


さて、相変わらず引き蘢って映画ばかり観ていては
事件など起こるはずもなく特筆すべきこともないので、
過去にタイミングを逃したネタについて書くことにしよう。

尊敬する松本人志大先生の番組「ゆるせない話」が、最近
「○○な話」というタイトルに変わってしまったが、さておき
オレが個人的に思う「ゆるせない話クルンテープ版」を
いくつか紹介したいと思う。


「信号」

大都会のわりにはインフラがなかなか追いついていないこの街。
ちょっと大雨が降ればすぐに道路が灌水したり、
ちょっと雷が鳴ればすぐに二時間近く停電したりと、
ニッポンでは永年中途半端な都会に住んでいたオレでも、
「もうちょっとなんとかならないの?」と言いたくなるほど
レヴェルが低い。

そんな中でも、「交通」に関してはビックリすること満載で、
恐ろしい黒煙を巻き上げて爆走する三十年ものの「都バス」とか、
穴が空いていたり切れ目ができていたりとかなりボコボコな道路とか、
普通に生活していても勘弁して欲しいことだらけなのだが、
モーターサイを運転していてもっとも頭にくることが、
「信号のシステム」についてである。

「用水沿いに道路が造られた」など諸説は様々だが、とにかく
碁盤の目とは程遠いクルンテープの道路には、
信号の数が恐ろしく少ない。

長く続く太い道路に細い路地が無数にあり行き止まりまで続く、
といった感じの構造が多いので、四つ角自体が少ないこともあるが、
とにかく「走り出せば走りっ放し」という印象がある。

ところが現実問題、走りっ放しで済むはずはなく、
あらゆる所ですぐに渋滞が発生し、場所や時間帯によっては
「まったく動かない」というヒドい状態となるのも日常茶飯事。

いわゆるバンコク名物「大渋滞」だ。

おそらく世界中どこでもそうだと思うのだが、信号の役割とは、
各地で細かく制御することによって順番に車を進め、
スムーズに流れるようにすることだと考える。

次はこっちが青。次は逆側。といった感じで
こまめに切り替わるから、普通はさほど滞ることなく、
捕まった信号で少し待ちさえすれば、次に前方が赤になるまで
進んでいけるはずなのである。

ところがクルンテープの信号はちょっと違う。
まず、やたら長いのだ。
実際いつまで経っても変わらない。

主な原因はまず、大きい交差点などでよく見られる
「直進と右折が一緒」というパターン。

つまり、道幅が同じくらいの大きな交差点では、まず
A方向の信号が青になり直進車と同時に右折車が進み、
その間逆方向の直進車は待たねばならない。

そして、次にAと逆方向のBが青になるのかと思いきや、
直角方向のCが青になったりする。
で、次はBが青になり最後にDといった具合に、
ひとつの交差点で「4サイクル」で信号が変わるのだ。

そりゃ遅いわな。

ニッポンのスタンダードでは、同一方向が同時に青になり、最後に
矢印信号で右折車を行かせてから、今度は直角方向が青となる。
つまり「2サイクル」方式なのだが、こっちの大きい交差点はけっこう
「4サイクル」方式を採用しているのだ。

たまに「残り秒数」が表示される信号があるが、ヒドい時だと
目前の信号が赤に変わった途端
「210」などと表示され、思わずガックリきてしまう。

「おいおい。三分半も待つのかよ」
そして、バイクのエンジンを切るのだ。

もうひとつの大きな問題は、左折の場合
「信号に関わらずいつでもオッケー」というルール。
つまり一番左の車線は常に空けておかねばならず、
例えば三車線の道なら、直進車が真ん中の車線に集中してしまい
「ズラーーーーッ」と並んでしまうことになるわけだ。

たまに、交差点が近づくと左折用車線が現われる場合があるが、
これを逆にして、右折用車線を余分に作り、
矢印で流すようにすればよいのに。

あと、良くないのは前方の左折車がけっこう気になること。
青信号でも前方左側から左折車がどんどん第一車線に
入ってくるため、彼らに注意しなければならないのである。
車が左折するときに一車線分しか使わないと思ったら大間違いで、
ほとんどの場合右前方部分をややハミ出させて曲がるわけなので、
少し避けねばならなかったりするから危険極まりない。

そんなこと、ちょっと運転すればわかると思うのだが、
何故こんなシステムを採用したのか。


そしてもっとも「ゆるせない」のは、
ケーサツ官の交通整理及び「手動信号」だ。

大きい交差点にはもちろん信号があり、通常の
「コンピュータ制御状態」でもかなり長い時間待たされるのに、
平日昼間の渋滞時はほとんどの交差点で、ケーサツ官による
交通整理が行われ、それはまだ良いが、信号はなんと
「手動」で切り替わるのだ。

つまり、各交差点の角に派出所があり、その中で
ケーサツ官が信号を切り替えているというわけである。

よく見ていると、
どちらか一方の車をひたすら行かせて、
「もう大丈夫かなあ」となったら、次に混んでいる方向を「青」にして、
行かせるだけ行かせて、今度はこっち、みたいな感じなのである。
よーするに「ランダム」なわけで、たまに
右折先の車線が詰まってきて、進めなくなっているのに
いつまでも直進車を行かせたりしてたりするので、そんな時は
「もう詰まって行けないんだから早くこっちを青にしてよ!」と、
ケーサツに文句を言ったりもする。

そんな調子だから、空いている側の信号は
いつまで経っても「赤」だったりすることもあり、
「今度こそは」と思って準備すると、さっきの方向がまた青になって
思わずズッコケることすらある。

もうめちゃめちゃなのだ。

信号の意味をわかっていないとしか思えない。

「自分さえよければ」というタイ人気質を
如実にあらわしているような気もするが、このままでは
いつまで経っても渋滞は解消しないぞ。

簡単なことだ。

「常時左折オッケー」をやめ、大きい交差点に
「右折専用車線」を作って、矢印信号で制御すればいい。
そして、切り替わる時間をもう少し短くすれば良いのだ。
つまり、ニッポンと同じ方式にすればそれだけで、
随分よくなると思うのだが、

全部とは言わないが、例えば「アソーク」や
「ラチャダー×ペッブリイ」などの大きな交差点は
少なくともそうすべきだ。

交通整理をするのは別にいいが、ケーサツのサジ加減で
勝手に信号を操作するのはマジで勘弁して欲しい。

まったく
「アヌヤートマイダーイ(ゆるせない)」である。

実際オレはこっちでは車を運転しないが、それは
「渋滞が大っキライ」だからであり、もし
クルンテープで車を日常的に運転していたら、少なくとも
一日十回くらいは発狂しているだろうし、場合によっては
タクシーの運転手とケンカしまくっているかも知れない。

ついでにもう一つ書くと、タイ人は
運転が下手というか「鈍臭い」輩が多い。
車線変更時などけっこうモタモタしているし、メリハリがないというか、
もう見ていてイライラすることがよくある。

ウィンカーを出しっ放してノロノロ車線を変えたり、
前が進んでものんびりしていたりするのではなく、加速は加速、
変える時はキビキビと、という感じでちゃんとしてもらいたいものだ。

たしかに、モーターサイが多くて鬱陶しいこともわかるが、
だからこそ「サクサク」して欲しいと思うのだ。

クルンテープの都知事に会う機会があれば、
このことをじっくり説明させてもらおう。
「渋滞問題」で頭を悩ませていることは
間違いないだろうからね。

この街を愛する者のひとりとして、
信号をこのままにしておくわけには
どうしてもいかないのである。


というわけで、ゆるせないシリーズは他にも
「マイサバーイ」とか「マナーモード」とか
「トムボーイ」などいくつかあるのだが、
それはまた

別の機会ということで。

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2009年7月 8日 (水)

キークイ

「死を受け入れる準備をそろそろしないとな」

そう思ったのはいよいよ
四十代に突入する時だった。

三十代を迎えるにあたっては、
「人生半分。これから先は世のため人の為に」
などと思ったものだが、実現できているかどうかは謎だ。
もちろんそのつもりではあったが、判断するのは決して
自分ではないので。

国は変わってもその気持ちに揺るぎはないし、
廻りの人々が幸せになれるよう、少しでも役立ちたい。

しかしながら現実問題「老い」は確実にやって来ているし、
少なくとも心の準備をしておくに越したことはない。
いざその現実に直面した時に、ジタバタしないためにも。
しつこいようだが「石橋を叩いても渡らない」タイプなのだ。

妄想を膨らませ始めるとすぐにその気になってしまう単純な正確故、
昨日のような内容はちょっと危険だったりするのだが、正直な話
「死因」として考えると、下手な病気で苦しんで死ぬくらいなら
「いっそひと思いに」というイメージの方が強い。
本来、選べるわけではないはずの「死」だが、少なくとも
方向性くらいは決めておきたいという気持ちも捨てきれない。

ディープな内容なので、その話は
これくらいにしておこう。


さて、丸二日一歩も外へ出ていなかったので、
「たまには<A.U.A>(学校)に顔でも出そうかな」と、
アパートの玄関を出てモーターサイのセルを廻すが
「きゅるきゅるきゅる」と情けない音しか出ない。
ちょっと運転しないとすぐにこうなるのだ。

しょーがないのでスタンドを立てて足でレバーを踏んでかける。
「帰りにバイク屋によってオイル交換をしようかな」と思いつつ、
タノンプララム4を快適に走っていると、風雲急を告げるような
黒い雲が迫ってきたので、途中でU-ターンして
バイク屋に逃げ込んだ瞬間、叩き付けるような
大粒の雨が一気に降り出した。

こういうギリギリセーフみたいなことはよくあるが、今はバリバリの
「雨期」なのだからしょーがないし、オレはおそらくまだ
運がいい方だ。

「ちぇっ。振りそうになかったのになあ....」

とは言っても、ウチの部屋のベランダは東向きなので、
そっちの空がいくら明るかろうと、雲は大体西からやって来るから
あまり当てにはならないのだ。

幸いバイク屋の近くには行きつけの
「水餃子屋」さん(というか中国料理店)があるので、そこで
「ニラ水餃子(50THB)」と「小龍包(70THB)」を食べながら
雨が止むのを待つ。

「餃子好き」なオレだが、特に水餃子は大好きで
ラー油や豆板醤的なものをたっぷりと入れた
辛〜いタレを浸けて食べると、口の中で
具の周辺にまだ少し残っているお湯と混ざって、
「ジューシイ」でとてもウマい。

思うに「餃子」って、ひとつの料理で
炭水化物(皮)タンパク質(豚)ミネラル(野菜)などが摂れ、
栄養バランスがなかなか良い食べ物なのではないだろうか。
だから、そこでは他のものを注文せずにいつも餃子のみを食べる。

ごはんなどでお腹がふくれるより餃子をたくさん食べたいのだ。
一人前で十個だから、つまりは餃子だけ
二十個食べておしまいなわけで
オレの胃の容量にはちょうど良い感じ。

麻婆豆腐やら炒飯やらを食べたい時もあるが、
一人ではとても無理なので誰かを誘って行くべし。

この手の店がなかなかないのでいつも同じ所に行くのだが、
味はそこそこウマいし全部で130THBとかなり安い
(お茶はお替わり自由で10THB!)から、週一ペースだ。

お腹もふくれ満足したが「鬼雨」はちっとも止まず、結局
約一時間、外の景色を見ながら「ボーッ」とする。
隣のテーブルには若いタイ人カップルが座っており、同じく
雨宿りをしている様子であった。

不思議なことに、このカップル何故かまったく口をきかないのだ。
カレシの方が店員と二言三言交わした以外、まったくである。

街で見かけるタイ人カップルといえば、だいたい
女子が男子にキャンキャン文句言ってるイメージが強いが、
ここまで無言なふたりも珍しい。
かと言って、暗い雰囲気でもなく、雑誌を読んでみたり、
カノジョの方は待ちくたびれてテーブルに寝てしまったりと、
倦怠期も甚だしい。

「電池が切れるまで」喋り続けるタイプのオレとしては、
「ああはなりたくないなあ」と、つい思ってしまう。
「お互い空気のような存在」になるのに憧れはしないから。

「そーいえばもうしばらく誰とも話してないな」と、見るからに
「タイジン(タイと中国のハーフ)」の女子店員に歳でも聞こうかな?
とも思ったが、おにーちゃん(おそらく家族でやっている)が
そばにいたのでやめておく(*多分18くらいだけどね)。

やっと小雨になったので店を出て、アパートに着くと、玄関先で
Aちゃんが膝を抱えて座っていた。

「メー(母)を待ってるの」と言い終わる前にちょうどやって来るメー。
「マイポップガンナーンナーンナ(ひさしぶり)!」
メーはオレより七つも年下だ。つまり
十六才でAちゃんを産んだということか。

Aちゃんとは最近ほとんど会っていなかったので、
ごはんの後彼女を誘って、部屋でいろいろ話をした。

実は、某「D-Store(宅配レンタルDVDショップ)」に聞いたところ、
フアイクワンまで普通に配達してくれると言うではないか。
つまり、引っ越しに関して特に障害がなくなったわけであり、後は
ずっと世話になっている彼女に相談するのみだったのだ。

「最近ラチャダーでばっかり遊んでいるから、そっちに
引っ越そうかとちょっと考えてるんだけど、Aちゃんはどう思う?」

近況をハイテンションで語る彼女が一息ついてから尋ねると、
表情が一気に悲しげになってしまった。
あまり会うことはないとは言え彼女は大切な友達だし、実際、
男子友達が一緒のアパートに居て心強いことは間違いないはず。

わかっていただけに、もうそれ以上は何も言えなかった。
メーが近くに住んでいる彼女と、一緒に引っ越すのもムリだしね。

「さみしーよーイズミさーん」と言う彼女に、
「だいじょーぶだいじょーぶ。しばらくはここにいるからさ」と答える。

というわけで、
当分の間引っ越すことはないかな。


ニッポン語がメチャメチャウマい彼女との会話はほとんど
ニッポン語ではあるが、もうクセになってしまったのか、
いつも使う言葉はついタイ語になってしまい、なんだか
おかしな感じであるが、やっぱり
女子との会話は楽しいものだ。

ニッポンでは自他ともに認める「おしゃべり」だったオレ。
「口は災いの元」と、自らを戒めるほどひどかったのだが、こっちでは
まだまだおとなしい限りで、タイ語がもっとウマくなったら、相当な
「おしゃべりオトコ」になるに違いない。

辞書には載っていないが
「キークイ」っていうのかな。
「キー」を付けると「〜しがち」とか「〜がり屋」ってなるから
+「クイ(話す)」でおしゃべりだよね、おそらく。

ただ、辞書に載ってないってことは、ひょっとしてタイピープルには
「おしゃべり」なヤツが少ないのか。
そんなことはないと思うけどね。

とにかく、Aちゃんに近況を聞かれ
「タニッ娘に騙されて実はちょっと落ち込んでるんだよね....」
と、白状すると
「タニヤのコなんてみんなそんなのばっかりだって〜!!」
な〜んて当たり前のように笑って返され、
「そりゃそうだよなー」となる。

実際問題
「キャバ嬢に入れ込むおっさん」と大差ないわけで、
そんなことは重々承知ではあるのだが....。

彼女にあらためて言われて、なんだかすごくスッキリした。

よく考えてみれば、ニッポンにいた頃、
「心がイタい時にどーしていたか」といえば、そうやって
人に話すだけで少しは気が楽になったものだった。

特にその手の話(失恋など)は異性の友達の方がよい。
男子同士だと想像の粋を越えない部分も、逆の立場になって
ツッこんだ話ができたりするしね。

やっぱり持つべきものは女子友達だな。うん。

思い出したが、もうひとつ、落ち込んでいた時によく取った方法に
「カラオケで歌いまくる」というのもあったっけ。
失恋した時など、わざと似たような状況のバラードを歌ったりして
「自虐的気分」に一旦はなるものの、店を出る頃には
いつの間にか発散してスッキリしていたものだ。

数年前、元カノにフラレた日に、FKとSタンに付き合ってもらって
店終わりでカラオケ店某「TOP-1」へ行き、藤井フミヤ氏の
「TRUE LOVE」を歌って半泣きになったのを、
昨日のことのように思い出す。

よーし。
カラオケ行くぞーーーーー!!

さてさて、
カラオケと言えばどこだ。

ニッポン語の歌のあるところ。


タニヤか!!


あかんあかんあかんあかんあかんあかんあかん。
またテンション下がってきたわ。

しょーがないなあ、
もう。

はあ。


*最近お気に入りのタイウィスキイ「BLEND285」。
「メコン」とか「タンソン」とかだと、
量を飲むと翌日頭が痛くなるが、これはだいじょーぶ。
Gさんに教えてもらった。
家で飲んだり、屋台や食堂に持ち込むときはもっぱらコレ。
ソーダ+「M150」が好きかな。
もしくはソーダ割りにマナオ(ライム的な柑橘類)を絞る。
ちなみにタイ人がよくやるのは
「ソーダ+コーラ」や「ソーダ+ナーム(水)」である。
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2009年7月 7日 (火)

オクハク

相変わらず胸がイタイ。

何をしていても彼女のことが頭に浮かび、
「もう会えないのか」と思うとなんだか苦しくなる。

これを世間一般では
「失恋」と呼ぶのだろう。
タイ語ではオクハク。
そんな言葉憶えたくもないが。


もし人間に生まれ変われるなら、今度はもっと
「強いオトコ」になりたい。
たかがオンナにフラレたくらいのことで、それも
長い付き合いならまだしも、会って間もない相手に
ちょっと冷たくされたくらいでこんな状態になってしまうなんて
弱っちいにもほどがある。

そんな自分のことが情けなくてしょーがない。

昨日も雨、今日も雨。
しかも長く降り続く系かよ。
天気までオレの気分に連動しやがって。
クソー。

こういう時にどうすればいいのかよくわからないので、
とりあえず映画ばかり観ている。
勉強していても頭に入らないし、
出掛ける気にもならないのだ。

アクションものを観ることが多いのだが、それ系に登場する
「ワル〜いヤツ」が何故だかカッコ良く見えてしまう。
もちろんそいつらをやっつける主人公の
「ツヨいオトコ」もカッコいいけど、「破滅的なワル」にも同じように
「強さ」を感じるからだろう。

逆に言うと、「カッコいい悪役」が出てくる映画や、主人公そのものが
「ワルいヤツ」だったりする映画が好きとも言える。
一番好きな「レオン」だって殺し屋だし、ゲイリーオールドマン演じる
麻薬取締捜査官スタンスフィールドだって相当なワルで、
しかもカッコいい。

ま、あれはどちらかというと恋愛映画だが。

最近だと「EASTERN PROMIISES」('07英加)の主人公
ニコライ(ヴィゴモーテンセン)が秀逸かな。
あの破滅的な感じがいい。
ニッポンではR-18になるほどちょっとエグいので、
まだ観ていなければ覚悟してね(かなりオモロいけど)。
ちなみに監督はデヴィッドクローネンバーグである。

「怒りは危険だ。人をバカな行動に走らせる」とか
女子をピンチから救って
「クリスマスプレゼントだ」とか、
セリフもなかなか粋だしね。

十代半ばのウクライナ娘に手を出してみたり。

昔だと例えば「レザボアドッグス」('92米)とか。
「黒スーツ白シャツ黒タイ」でみんな「キメ」ててカッコ良かった。

「ドーベルマン('97仏)」の警視もよかったな。
高速で走る車から頭を抑えられて
アスファルトに擦り付けられるシーンを思い出す。

「スモーキンエース('06米)」の殺し屋達も
全員カッコ良かったし。

だが、「悪役がイカしてる映画」と言えばやはりなんと言っても
「スナッチ」(2000英ガイリッチー監督)ではないだろうか。
「ロックストック&トゥースモーキングバレルズ('98英)」も良かったが、
悪役のキャラがさらに際立っている気がする。
出てくるヤツみんなワルばっかりで、
「フォーフィンガー」とか「弾丸(タマ)をくぐる男」
などあだ名もいいし、とにかくもう
やることがメチャメチャなのだ。

中でも一番スゴいのは親分のブリックトップだ。
黒ブチのデカいメガネをかけた
ケントデリカットみたいなおっさんなのだが、人を殺す時は
「感電させて気絶したところを豚に喰わせる」という
とんでもなく残酷なところがステキ。
*普通に殺した後も結局は豚に喰わす。

そして、紅茶に砂糖を入れるか聞かれ
「I'm sweet enough(オレは充分甘い)」と断るなど、
洒落たことを言ったりもする。

てめーのどこら辺がいったい甘いねん!!

まあ、カッコいいというよりは
「お前ホントにワルいなあ」という意味で
ステキなのであるが。

現実的な話をすれば、映画自体のセンスやキャラクター設定や
カメラワークやもちろん役者の魅力とその演技によって、そのワルが
「カッコ良く見えるだけ」のことなのかもしれないが。
あと、衣装担当スタイリストも大事やねえ。

とにかく、そういったワル達を見ていて、
「スゴいなあ」と憧れることはあっても、
自分がそうなれるとはこれっぽっちも思わない。

実際、例えばこっちでディスコ、特に
オオバコをやろうと思ったら、現実問題として
相当なワルと付き合わねばならぬだろうし、そうなれば
自分もワルでなければならず、そこまでの覚悟が
今できるかといえば疑問である。

ただ、心の片隅には、
「どうせいつか死ぬのなら」という意味で、
そういう破滅的な生き方の結果、誰かに
「殺されることになってもいいのかな」という思いが、
まったくないわけではない。

ここまで楽しい人生を過ごしてきて後悔はないし、
じじいになってボケてしまうまで生きたいとも思わないから、
きっかけがあって何らかのタイミングでその気になりさえすれば
「ワルい」道に入ることも可だ。

ただ、おそらく向いていないから、速攻で
「沈められる」だけだろうな。
銃なんて持ってもどうせ人なんて撃てやしないいだろうし。
自分でもなんとな〜くそれがわかる。

基本的に優しくてヨワい人間なのだ。

だから、今度生まれてくる時は強くなりたい。
今みたいな状況では特に
そう思うわけである。


話は少し変わるが、今日
「CITY OF GHOSTS('02米)」という
マッドディロン監督&主演の映画を観た。

保険金詐欺をして米国から逃げ、
タイからカンボジアに渡り、いろんなことが起こる、
という内容なのが、この手の映画を観ていると、自分が今
「いかに危ないところにいるのか」ということを再認識する。

クルンテープなどはまだ治安がさほど悪くないかもだが、
銃なんて簡単に手に入りそうだし、殺し屋がたったの
20000THBで雇えるなんて話を普通に聞くし、最近は、
男子と揉めたりしてキレた時の女子の捨て台詞で
「あんたなんて7000THBもあれば殺れるのよ!」
というのが流行っているなど、まったく
物騒な限りなのだ。

だから、もし自分がお酒を出すような店をやるならば、
場合によってはプゥーン(銃)くらい必要なのかもしれないし、
いざとなったら撃てるように練習もしなくちゃならないし、
そうなるとだんだん動いてるものが撃ちたくなるだろうし、
どうせならカッコいい銃が欲しいな、な〜んていう
ちょっと危険な妄想をしたりもする。

例えば、キーフン(嫉妬深い)マークなタイガールに捕まって
寝ているうちにチ○コ切られてしまうくらいなら、自分の店で
激しい銃撃戦になって撃たれて死んだ方がよほどマシだ。

まあ、それはあくまでも半ばジョークだが、例えば
何かの事件に巻き込まれて危険な目に遭う、
といったことだって充分考えられるし、その程度の覚悟は
こっちに来た当初からしている。

せっかくの機会なので伝えておきたいのだが、オレの身に
もし何かがあっても仕方がないという覚悟を、
皆さんにもしておいて欲しい。

もちろん、そんなことになる理由など何もないが、
ケーサツや政府や軍隊がバラバラで、それぞれがけっこう
「何でもアリ」な考え方のこの国では、
なにが起こってもおかしくはないし、外国人の中でも特に
「金」などの面でターゲットにされやすいのはニッポン人であり、
「金の為ならなんでもやる」輩なんてそれこそいくらでもいる。

「オンナ絡み」で脅されたり騙されたりする人もたくさんいるし、
それが原因で帰国してしまうケースもけっこうあると聞く。
あと、理不尽な理由でケーサツに捕まる話とか、とにかく
アンタラーイ(危険)なことなど、ニッポンに比べれば
めちゃめちゃたくさんあるというのが現実なのだ。

もし仮に、このブログがずーっと更新されないようなことがあれば、
オレの身に何かあったと思って間違いない。

三ヶ月とか半年とか、そんなレヴェルでね。

その場合は一応、捜すだけ捜してもらいたいが、
まあ、おそらくこの世にはいないだろう。
物騒な話だが、
そんなに不思議なことでもない。

「失恋の心の痛手で文章が書けなくなった」
な〜んていう平和な理由ならいいんだけどね。


七夕の今日は雨。

会えないのはなにも
オレ達だけぢゃ

ないのである。

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2009年7月 6日 (月)

ナムター

「タムガーンアライ(仕事はなに)?」
「マイボーク(言わなーい)」

その時点で決定だ。
お前もかい!!

あーもう、どいつもこいつもプロばっかりやんけ!!!


そんなことはもうとっくの昔にわかりきっていたことなのだが、
ディスコ、特に深夜営業(am2:00以降)の店にいる女子は
ほぼ全員がプロと思って間違いないくらいなのだ。

つまり、店がハネてから遊びに(仕事の延長で?)やって来るわけで、
そりゃ、エロエロダンスがうまいわけだし、体を密着させて踊っても
文句のひとつも言わないわけだし、なんだったら
「今からヤるか!?」ってなっても最悪、2000THB払えば済むわけで、
そう思うとちょっと気持ちが冷めてしまうので、普段は
あまり考えないようにしているだけの話である。

元々、この国の「お年頃の女子」のおよそ半数くらいは、
種類の差こそあれ「水商売」に携わっていると思われ、
そのうちのほとんどが「体を売っている」現状で、彼女らの
「H.I.V」保有率はいったいどれくらいなのだろうと、
タイに来たばかりの頃は疑心暗鬼に苛まれたものだ。

もちろんハッキリとした根拠があるわけではないが、
クルンテープのような街で徘徊していれば、おそらく
誰でもそう感じるに違いないし、その種類や手段は限りないわけで、
そのうち、街を歩いていて可愛いコを見つける度、
「ねえねえ君いくら?」と、思わず
聞いてしまいそうになるくらいだ。

それを承知の上で、できることなら残りの半分の
「素人」と知り合って普通の恋がしたいなあ、
な〜んて幻想を抱いてしまうわけだが、それが
思った以上に難しいことなのだと、
この街で十ヶ月暮らしてみても、未だに思うわけで。

だが、昨日たまたま知り合った在住歴四年半の男子に、
彼が近い将来結婚を考えているという「パークヌア(北部)」出身の
カノジョと出逢うきっかけとなったその方法を聞き、
同じくこの地に骨を埋める覚悟でやって来たオレとしては
「なるほどねえ」と、首を何度も大きく縦に振ることになった。


「傷心を癒すにはいかに」と考えてはみたが、とりあえず
手っ取り早い手段といえばもちろんディスコであり、
タイミング良く受けた誘いを断る理由はない。

ただ、まだ若干「もやもや」していた気持ちを吹っ切るため、
あることを試すのにやや時間を要したこともあり、
出動が遅くなったのが原因で、行き先があまり好きではない
某「スクラッチドッグ」になってしまったのだが、
結果的にはその方がよかったのかもしれない。

彼が仕事を始める前は、ほぼ毎週一緒に繰り出していた
Tちゃんを後ろに乗っけ、愛車ジアブでタノン(道路)を
90km/hくらいでぶっ飛ばしていたら、
風が当たって目からナムター(涙)のような液体が流れてきて、
(ついでに本物も出してやろうかな)と思うほど
心は空虚だったのである。


某「ZEED」から移動してきたJ君達と合流して店に入ると、
日曜だが祝日前ということもありそこそこ盛り上がっていて、
アリーナ席(ダンスフロアとフラットな部分)は一杯だったので
仕方なく一段上がったカウンターに席を取る。

いつもならグラスを持ったまま店内をぐるぐる徘徊し、
かわいこちゃんを捜すところなのだが、生憎そんな気分ではなく、
とりあえず酔う為にひたすらグラスを空け続ける。

相変わらずの
「お約束」の曲連続のノリになんだか
「優しく包まれるような」感覚を憶えつつ、
テンションがアガってきたところで、
隣で踊っている女子とグラスをぶつけてカンパイする。

たまたま女子四人組だった彼女らは、すでに酔ったオレの目には
いずれもチュイチューイ(まあまあ)に映ったので、
「まあどれでもいいや」と、一番手前のコと一緒に踊っていると
例のごとく耳許に顔を近づけていろいろ質問をしてくる。

「ニッポン人でしょ?」「誰と来たの?」
「仕事はなに?」「カノジョはいるの?」

そしてお約束の「年齢当て」となるわけだが、
いくら酔っていてもオレがこれに負けることはない。
まあ、勝ち負けではないのかもしれないが、とにかく
相手がオレの歳をハズす度合いと、オレが相手の女子の年齢を
「ほんの少し」だけ主に「下に」間違えてしまうのでは、
レヴェルが違うということだ。

飲食店時代から鍛えて(?)きただけあって、初めて会った
女子の年齢をかなり正確に見極めることができる。
とは言っても、実際問題相手が歳を取っていればいるほどそれは
「難解」になっていくわけであり、
「ディスコに来ているような若者ならば」という注釈はつくが。

一歩下がって、両手の親指と人差し指で
「カメラのファインダー的な」ものを作る例のポーズをして
「イーシップ(20)」と言うと、可愛らしく「いやいやポーズ」をして
「マイチャーイ。イーシップエットゥ(21)」と答えるNちゃん。

「どうせ今年21なんやろ。ほぼアタリやんけ!」
などと野暮なことは言わず、
「イーシップペー(28)」と言う彼女に
「マイチャーイ。サームシップサーム(33)」と
思いっきり嘘をつく。

で、オレが彼女に仕事を尋ねると、冒頭のごとく
「スッ」と交わされたわけである。

けっこう酔っぱらっていた彼女と、例のごとく
体をくっつけてダンスをしていたらだんだん楽しくなってきたのだが、
最近ケーサツがキビしいため、
結局店は四時に終了(*本来は六時)。

「なんだよー。せっかく盛り上がってきたのにぃーーー」
と文句を言っても仕方がないのだが、とりあえず
そのまま帰ってしまうのはちょっと寂しかったので、
Nちゃんともうひとりの友達を誘い、こっちは男子三人で
一緒にごはんを食べにいくことに。

「ティナイゴダーイ(どこでもいいよ)」と任せると、
近くにある地下に入ったタイ料理店に連れて行かれ、
相変わらず食欲のないオレは「カーオトム(おかゆ)」を注文。

「私達ナーナーのレインボウ2(ゴーゴーバー)で働いてるんだよ♪」

そこで初めてNちゃんは暴露。
まあ、実際どーだっていいのだ。そんなことは。

「私達を2000THBで買ってくれませんか?」

な〜んて上目遣いで小首をかしげられて言われたら、
酔いも一気に冷めてしまうところだったが、
会ってからすぐに、
「オレはこーいうところで商売をするオンナは好かん!」
と言ってあったからもちろんそれはないし、
けっこう感じの良いふたりだったので、話していても面白かったし、
まあ大概はごはん奢ってあげても礼すら言わないプロにしては珍しく、
ごはん代も割り勘だったNちゃんたちは優秀な方だ。

けっこうベロベロだったので、どうこうしようということもなく
「またねー」と彼女らに手を振って別れ、一旦
「スクラッチ」に戻り、J君を乗っけてモーターサイで帰る。

いくら飛ばしても、もう
涙は出なかった。


結論を言えば、
「ディスコで知り合う女子にロクな輩はいない」
という話であり、遊び方としては
「知り合ったその日に持ち帰ってヤるのみ」がベターなのだ。

な〜んてエラそうなことを言って、実は未だに
持ち帰ったことは一度もないのだが、逆に
持ち帰らずに後日電話したり会ったとしても、
「ロクな目に遭ったことがない」からわかるのである。

相手がプロであろうとなかろうと一緒だ。
ディスコでしょっちゅう遊んでるような女子は
「ジャオチューマックマーク」であることはほぼ間違いないし、
恋愛相手として考えたら、苦労するだけに決まっている。

仮にプロだったとして、特に売春業の方々は、その
「仕事におけるセックス」とはまったく別物の
「癒しのセックス」を求める傾向が強いようなので、それを期待して
ディスコにやって来るコ達もきっと少なくないだろうから、
与えてあげればいいというだけの話だ。

もうとっくにわかっていたことではあるが、
それを再認識できて、なんだかスッキリした。

だから、早速今日から
新しい方法を試してみたいと思う。

いやいや、別に今恋愛をしたいわけではないし、
むしろしばらくは懲り懲りなのだが、
まあ、どんなものなのかと興味津々なのでね。

とりあえず、
ヘッドセットを

買いに行かなきゃ。


*食欲もやや戻ったのでひさしぶりにサンドウィッチを作ってみた。
中身はトマトレタスチーズパクチーというシンプルなやつ。
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2009年7月 4日 (土)

チュア

「彼女がオレを試すなら....」
というわけでもないのだが、もちろんオレにだって
試すというか確認したいことはいくつかあるわけで、
恋に堕ちて行く過程で、どうしてもそういった
「駆け引き」的なことをお互いにしてしまうのも
よくあることなのだと思う。

そんなまどろっこしいことなんて一切なしで、
運命の出逢いから情熱的に一気に盛り上がるような恋愛が
ひょっとしたら理想的なのかもしれないが、今回は
そういった種類のものとは違うということはすでにわかっており、
「石橋を叩いても渡らない」くらい、意外に慎重派のオレとしては、
この歳になって今まで散々繰り返してきた過ちを
繰り返さないために駆け引きをしてしまうのも、
仕方のないことなのだと充分理解している。

知り合った状況が状況なだけにね。


Nと出逢ったのはラチャダーのディスコであり、
「一緒に遊びに行こうよ」と誘った学校のセンセイSちゃんが
連れて来た彼女を紹介してもらったというかたちだった。

ロン毛で色白で細身の、いわゆる
「シュッ」とした感じのSちゃんは26歳のイマドキの若者だ。
「ナンパ好き」を公言してはばからない彼は、まあ
キャラクターもなかなかオモロいし、ディスコに行く時
「鉄砲玉」として活躍してくれそうなイメージだから
そういう話になったわけだ。

あまり詳しく書くと、Sちゃんのことを誹謗中傷することに
なってしまいかねないしそれは避けたいので、
サラッと説明するため、起こったことだけを
単純に客観的に記述しよう。

一日目。
マレーシアの大学に行ってしまうため最後に会った、というN嬢を
そのまま某「ZEED」に連れて来た知人のSちゃんに紹介され、
あまりの好みのタイプにときめいてしまうH氏。
N嬢と一緒な為思うようにナンパもできないSちゃんに
がっかりしつつも、彼のいない間に、女のコの友達がいる
別のテーブルに連れて行って紹介してくれたN嬢を
さらに気に入るH氏であったが、ちょっといなかったスキに
テーブルのウィスキイボトルを撤収されて
「オレのウィスキイを返せ!」と、マネージャー相手に一暴れ。

二日目。
翌週また同じ店で集合すると、SちゃんはまたN嬢を連れて来た。
「マレーシアに行かないことになった」と聞いて喜ぶH氏だったが、
二人はずーっとベッタリでちょっと残念。しかも
「財布を落とした!」と大騒ぎし、散々な気分なのだったが、
結果的に財布は家にあり、やや落ち着く。

三日目。
その翌日、やはりラチャダー辺りで飲んでいたノリでそのまま
三日連続で某「ZEED」へ繰り出すH氏(*Sちゃんはいない)。
女子友達と遊びに来ていたN嬢とバッタリ会って、
テーブルを移動し朝まで一緒に楽しい時間を過ごす。
Sちゃんとの関係を尋ねると「ただの友達だ」と言うので
悪いとは思いつつもケータイ番号を交換。
そのことをSちゃんには言えなかった。

四日目。
番号を聞いたものの、さすがに後ろめたくて電話できないH氏。
ところが二週間ほど経ってN嬢から連絡があり、
「Sちゃんのことは気にしなくてもいい」と言われ、真に受けて
「ぢゃあ今度ごはんでも....」と誘う。その二日後に
再び掛かってきた電話で約束し、その日のうちにデート。
「相当な遊び人」という印象が一転してかなりの好感を持ったH氏。
自宅に招いて泊めるも、先のことを考えて手を出さなかった。

五日目。
その翌日、その件を友達のGさんに相談。
仕事帰りのN嬢と合流し、朝方まで三人で飲み
H氏は彼女を家まで送った。いろいろ話した末、
「次の日にSちゃんに電話で事情を話す」と宣言。

六日目。
Sちゃんと電話で話すものの、今ひとつ納得できない様子。
曖昧な態度の自分を不甲斐なく思いつつも、二度目の電話で
「理解してくれたようだ」と勝手に判断してしまったH氏は、
「仕事終わりで友達とディスコへ行く」というN嬢を迎えに行き、
一緒に某「ZEED」へ。そこであらためて
三人の女子友達に紹介された後、彼女らと別れ
再び自宅へ泊めるも手は出さない。

まあ、だいたいこんな感じだろうか。
そしてその翌日が昨日であり、その件が
学校でけっこうな騒ぎとなっていることを聞いて驚いた。

よーするにSちゃんからしてみれば結構本気だったようで、
「あなたの友達にオンナを取られた」と、文句でもなく
愚痴でもないような、される方からすれば迷惑な話を
J君やGさんにしたそうだ。

今月は学校へ行っていないオレはそれをまるで
他人事のように聞いていたが、実はそうではなく
「ちゃんと解決せねば」とあらためて思う。

その時点でオレの部屋にいたNに、今度は
Sちゃんから電話が何度もあり、辛抱強く対応する彼女を
最初は心強く思った。よーするに
電話口でダダを捏ねている子供をあやす母親のように感じたのだ。
実際まだ若いが母親であるNの方が、イマドキのニッポン男子に比べ
よほどオトナで、一枚も二枚も上手なのではと。

だから放っておいた。

ただ、あまりにしつこいのでもう
「オレが替わろうか」とか
「ハッキリ言ったほうがいいんぢゃないか」と言ってみたが、おそらく
オレが平和的解決を望んでいるだろうと感じた彼女は、
「そのうち気が済むから」と、「私に任せて」的な態度を変えない。

そこでオレには疑念が浮かぶ。

「ひょっとしたら彼女はまだSちゃんに好意があるのでは」

それは「疑念」というよりむしろ「不安」な気持ちであり、
まあまだおそらく彼のことを少しは好きであろうNが、
悲しんだり自分を責めたりする相手に対して
「可哀想」という感情を持つことによって、
悪い方向へ向かうのではないかと。

考えた末オレの取った行動はと言えば、
彼女に対して自分の正直な気持ちを伝え、
彼女の気持ちを確認した上でそれをただ
「チュア(信じる)」するのみというものだ。

Nの反応は想像通りだったし、
「今、二人の気持ちは一致しているな」
と感じたのだが....。


それから一日経った今になって考えると、ひょっとしたらオレは
とんでもないミスを犯してしまったのではないかと、
ちょっとだけ焦っている。

昨日、仕事に出掛ける彼女と別れる時点では
まったくそんなことはなかった。それどころか、
「お前のことも少し試させてもらうよ」という、正直かなり
余裕の気持ちだったのだ。

何故なら、ここへ来てまさか彼女がSちゃんを選ぶとは
とても思えなかったし、百歩譲ってもし仮にオレが完全に
彼女にダマされていたのだとしても、そんなヒドいオンナなら
「こっちからお断りだぜ」という、つまり泳がせておくことによって
本当の気持ちを確かめるというか、試してみようと考えたわけで、
「Nの気持ちをしっかり掴んだ」という自信があったオレとしては、別に
「駆け引き」するつもりでもなかったが、敢えてそうした。


人の気持ちなんてどこでどう変わるかわからない。ましてや
「出会った順番を結構気にする」
「泣かれたりすがられたりするオトコに弱い」などという
タイガールの特徴を知りながら、まだ若く、気持ちや行動の
「アツい」Sちゃんを野放しにしておいて様子を見るなんていう
余裕の行動を取るなんて、さすがにちょっと
「ユル過ぎ」たのかもしれない。

悪いのは明らかにオレなのだ。

確かにそうなっても仕方のない状況もあったが、
彼の気持ちを尊重せず、うまく立ち回って女子を
カムーイ(泥棒)してしまうなんて決して
「フェア」ぢゃなかったことはもう認めている。

その後も、自分が悪かったことを謝罪した後に
「正々堂々と勝負しよう」と宣言するわけでもなく、
「彼女が好きだから手を引いてくれ」と頼むわけでもなく、
曖昧な態度を取ってしまう自分を正直
「ズルいオトコだ」と、今は感じている。

ここまで来て、もう
「円満解決」などあり得ないではないか。

それなのに、昨日も結局
ハッキリしたことは言わなかったし聞かなかった。

そう。
なんと昨晩偶然にも
Sちゃんとバッタリ会ってしまったのだ。

Gさんに誘われて「自宅ベランダバーベQ」へ行く途中
ラチャダーの某「JUSCO」へ材料の差し入れを買いに行った時、
駐車場にモーターサイを停めたところで。

本当は話したかったのだが、連れの男子が二人いたので
その場は挨拶だけして別れた。
「ちょっとだけ借りる」と断って、
少しの時間でも話そうと思えばできたのに。

どこのスーパーでも良かったし、実際その手前の
「ESPRANADE」の地下にある某「Daily Mart」に先に寄ったのだが
すでに閉まっていたので「JUSCO」に変更しただけの話だ。
「クルンテープは狭い」と思ってはいたが、まさか
渦中の二人がそんなところで偶然会うなんて、不思議というか、
どう考えたっておかしいやんけ。

そんな「啓示的な出来事」を無視してまで、
「できれば平和に済ませたい」なんて
「男らしくない」としかいいようがない。

ただし、今更反省しても仕方がないのだ。


実は、昨晩Nと連絡が取れなかった。
ひょっとしたら何か
予期せぬことが起こったのかもしれない。

いや、何かがあることは充分予測できたから、
その件について彼女とキチンと話そうと思って
仕事終わりで会うつもりだったのだが、今だに
レスがまったくないのだ。

さてさて。
一体何が起こったのか。

ひょっとして何もなかったのかもしれないが、
その考えが甘いことはよ〜くわかっている。

すでに結構Nのことが好きなオレとしては、
ちょっと胸が苦しい。

だから、気持ちを落ち着けるため、
頭を整理する為にこれを書いた。


というわけで、

つづきはまたね。

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