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2009年9月29日 (火)

ジェップコー

「仕事は何?」
「う〜ん。これが仕事って言えば仕事かな」

ま、結局そーいうことなんだよな。
と、あらためて納得する。

時刻は午前二時。
場所は半年ほど前にオープンしたというディスコ
某「BossClub」のフロアであり、よーするに
その手の場所に女子だけで来ている輩はほとんどの場合
「遊び(踊り)に」ではなく「お客を探しに」やって来るわけで、
今更ながら「なるほど」と感心しきりなわけなのだ。

尋ねたM嬢は三十才。小柄で細身の容姿は暗い中で見ても
35点といったところであり、おそらく珍しいのであろう
ニッポン人の客に気を使ったマネージャーが、オレが所在なげに
一人で居るところを見て彼女らのテーブルに連れて来てくれた。

「一年住んでいてディスコにはしばしば訪れる」という話を聞き、
客の範疇ではないと判断してそう答えたのだろうが、オレもそろそろ
空気を読んでそういう質問をやめなければなと、しみじみ思う。

集客が少ないのは、まだ販促活動が充分でないためだろうが、
タノンペッブリーソイ39にあるそのハコは、内装も音もヒドくはないし
エアコンありの店内でタバコも吸えるし、キャパもちょうどいいくらいで
認知さえされればそこそこは流行りそうな印象の店だった。

某「スパイシー」のニッポン語ペラペラの女子マネージャーに、
ずいぶん前に何枚かもらったオープン記念のドリンクチケットを発見し、
「一度覗いてみようかな」と思い付いて行ってみたのだ。
やはりディスコでナンパし(され)たD嬢(34才)を誘って、
現地で待ち合わせをしたのだが、案の定ドタキャンされ、
深夜一時を過ぎても人もまばらなその「さむさむ」フロアで、
独りぼっちでセンチメンタルに過去を振り返っていたオレ。

思えばD嬢にしても、昼間の仕事を持っているとはいえ、そうやって
頻繁にディスコに繰り出しているところをみると、基本的に
お酒やダンスが好きなのは間違いないが、あわゆくば体を売って
「お小遣い稼ぎ」をしたいと考えているはずなのだ。

実際、クルンテープのディスコには観光客がやたらと多いし、
世界各国からやってくる彼らの「好み」はやはり様々なわけで、
酒と音楽で盛り上がっている気分を考えれば、
「アルバイト先」として申し分ないのは明らかだ。

特に「ある一定の年齢を過ぎた」女子がアルバイトするには、
暗い店内のディスコほど「もってこい」の場所はあるまい。

「SEXが金になる」のは有史以前から万国共通であり、
観光客の多いこの国ではカタチを変えて様々な「置屋」が存在し、
「ゴーゴーバー」「バービア」「カラオケ」「マッサージ店」「援交カフェ」
などと同じく「ディスコ」もやはりそうなのか。

そう思うと、なんだか寂し〜い気がしてしまう。

もちろん全員が「買える」わけではないし、場所によっては
そう(いう雰囲気)ではなく単純に音を楽しむハコもあるのだが、
そんな店にすら「プロ」や「セミプロ」が密かに網を張っているのが、
悲しいかなクルンテープの現状なのである。

例えば今一番「イケている」と思われる、RCAの
某「slim」や某「route66」にしたってそうだ。

こっちに住み始めた当初は、他に遊ぶ場所も特に思い付かず
毎週のようにディスコに出掛ける度、近くのタイガールが
腰を引っ付けてエロエロダンスを迫ってきたり、
「チューチュー」してきたりするのを目の当たりにして、
「タイガールのなんとエロいことか!」とか
「彼女らはよほど酒とダンスが好きなのだろうなあ」などと考え、
楽しくてしょーがなかったし、それはあながち
間違いでもないのだろう。

ただ、連絡先を交換しても後日は恐ろしいほどそっけなかったり、
結局は「プロ」だったりといったことを繰り返すうち、所詮は
「金かい!」と、だんだん冷めた気持ちにもなる。

もちろん、そういった場所でちゃんとした
「出逢い」を求めるわけでもなかったが、それにしても
「極端」なこの街のしくみに、少し
嫌気もさしてくるというものだ。


さて、今オレが気になっている二人の女子PーちゃんとFン嬢。
ニッポンへ戻る前に会っておきたいのだが、どちらも
マイサバーイ(調子悪い)らしく、なかなか会えない。

なにかというとすぐに
「マイサバーイ」と言い訳をするタイガール。

「ペンアライ(どこが悪い)?」と尋ねれば
「プアットゥフア(頭が痛い)」「ジェップコー(喉が痛い)」
「トォングシア(お腹壊した)」「ペンワット(風邪引いた)」
などが一般的だが、Pーちゃんなどは
ジェップコーでもう一週間ほど店を休んで
母親に看病してもらっているらしい。

実は、そのうち一日は客と一緒に出勤したことを
情報として掴んではいるのだが、おそらくオレを騙すための
ゴーホック(ウソ)でないことは電話口の声を聞けばすぐにわかる。

ゴーゴーバー勤務の女子は通常、休みは月に三、四日で、
ニッポンのように「生理休暇」もなく、それ以上休んだり、
場合によっては遅刻しても罰金を取られる。
曜日によって金額は違い一回500とか600THBらしいのだが、
基本給が10000THB(/月)前後の彼女らにとって
それは非常に大きいはず。

勤めている期間や稼ぎ高によっては優遇されることもあるだろうが、
単純なタイガール達を束ねるには最も分かりやすい方法なのかな。

Pーちゃんの罰金も相当な額になるはずでちょっと心配だ。

それにしても喉が痛いくらいで一週間も寝込むものだろうか。
まさかとは思うがインフルエンザでなければいいが。

普通の飲食店でもやはり何かと言うと
「サラリイカット」があるらしいのだが、そう考えると
従業員達のレヴェルがよほど低いのだろうな。

現在飲食店の店長で、タイピープルを束ねるTちゃんにしても
「常識的なことすらまったくわかってないから本当に苦労しますわ」
と、いつもボヤいてるし。

例えばニッポンで
「喉が痛いので今日は休みます」などと言われたら
「は?なにそれ??」となるだろうが、タイでは違うのかな。

タイの「ジェップコー」は、実はオレの想像とは違い、
めちゃめちゃ恐ろしい喉の痛みなのかもしれない。
そうでなければ、簡単に仕事を休んでしまったり
寝込んでしまう理由がないではないか。

Fン嬢にもちょっと話があるのだが、やはり
「ジェップコー」で三日も寝込んでていたらしい。

ひょっとして「ジェップコー」とは、相手を拒絶するための
「暗黙のセリフ」なのか。

だとしたらけっこう寂しいなあ....。


というわけで、ニッポンに戻る前に
「あっちではできないこと」を今のうちにしておこうと、
久しぶりにディスコに出掛けてみたり、
フルーツをたらふく食べたりしている。

今日はグリーンカレーを食べた後
マッサージにでも行ってこようかな。


気になる二人に会えると

いいんだけど。


*ディスコで押されたスタンプ。
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スイカなどは今のうちにたっぷり食べておかねば。
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2009年9月28日 (月)

ロッダイマイ?

「ロッダイマイカップ(まけてくれますか)?」

いったい何度このセリフを口にしただろう。

「オレはニッポンでカフェをやっていてその店で売るんだけど、
来週一度戻ってこれをボスに見せるんだ。
もし彼が気に入ればここにあるもの全部買ってもいい。
ただし値段が安くないとそれも無理な話なんだよね〜♪」

などとエラそうにさんざん吹いた後、上目遣いで。
相手が女子なら甘えた感じで言ってみる。

「マイダーイ(駄目ー)!」

そうあっさり言われれば、
「うわああああああああん。
こんなにたくさん買うのにまけてくれないなんて〜!!」と、
大袈裟に泣き真似をする。

そんな様子を見て廻りのタイピープル達も苦笑いだ。

たまたま横にいたニッポン女子のお客さんも
「泣き落としですか〜。いい手ですねえ」などと笑っていたが、
決して冗談ではなく、こっちはいたってマジなのである。

思い切った値段を提示して、一度は断られたとしても、
相手に権限があるならば、諦めずに泣き真似でも何でも。


「重っ!!」

最終的に荷物を二つにまとめ、持ってみてあらためて
「しまった。これは買い過ぎたぞ!!」と気付いたのである。

昨日一日ですっかり
「買い物熱」というか「バイヤー魂(?)」に火がついてしまい、
今日も張り切って早起きしてウィークエンドマーケットへ。

日曜日で道が空いていたので40分くらいで着いた。
ナゴヤで例えると、感覚的には
星ヶ丘の奥から名古屋城まで行く程度の距離かな。

昨日とは逆のエリアをウロウロしていたら、十分くらいでいきなり
「おおおおおお。これはなかなかいいやんけ〜!!」と、
素敵な店を発見し、早くもテンションが上がってしまう。

それはレザー素材がメインの「ハンドクラフト商品」の店であり、
クオリティーとセンスと値段がマッチしていて、
「うん。これは間違いなく売れるわ」と一瞬で確信できるほど、
オレの心をバッチリと捉えたのだ。

今回ニッポンに持って行くもののテーマはもちろん
「タイっぽさ」であり、その手作り感が
「いかにも」な感じだし、確認したところ、
会社はシンガポールにあるが生産はタイ国内、とのことで
中国から入れているという話でもなかったしね。

数ある商品の中から、
ヘアゴムバンド&クリップピアスブレスレットケータイストラップなどを
散々悩んで選びに選び抜いた上で、最終的には
6000THBも購入してしまった。

その間にも、各国のお年頃の女子達が
次々と訪れてはカゴにいっぱい商品を入れて買って行く。

三十代らしきニッポン女子を捕まえて
「こーいう感じのって、普段でもけっこう使います?」
と、リサーチしてみたらかなり反応は良かったし、やはり
けっこうたくさん買っていたので一緒に泣き真似して
値引きを手伝ってあげたりした。

すでにTOKIOには卸しているのだそうだが、
その売値を聞いて驚いた。

店員さんがとても良い人でけっこう値引きもしてくれたし、
一仕事終えたような気もしたのだが、実は
まだまだ序の口だったのだ。


というわけで、この後は写真で紹介していこう。
カメラを持って行ったので、少しは様子がわかるかも。

申し訳ないが、今日はちょっと真剣に交渉してきたので
値段は一切公表しないことにする。

どこにでも売っていそうな気もするが、
ここまで品揃えが豊富ではないだろう。
女子の好みがよくわからぬので、色やカタチのチョイスに苦労した。
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造花なのだが、けっこうよく出来ていてキレイ。
これならさすがのオレでも枯らすことはない。
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「あ、いたいた!」

そこここでいろんな路上パフォーマンスが見られるのだが、
この親子はけっこう昔から居て、娘の
「可愛らしいくせにいかにもやる気なさそーな」歌い方と、親父の
「哀愁のギター」がマッチして、
なんとも言えず良い感じなのだ。
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しばらく来ないうちに娘も少し大きくなって髪をショートにしていた。
「髪切ったんだね〜♪」と声を掛けると
「は?なんのこと」みたいな顔をされたが。

20THBチップを入れて、以前に聞いたことのある
「昴」のタイ語ヴァージョンをリクエスト。
すると、通りすがりにチップを入れる人の数が増えた。
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もう数年したらいけそうだな。
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この手の商品もクオリティーが高くて良さげなのだが、
なにしろ値段もそこそこするので買いにくい。
ただ、本当はこういうものを置いた方がいいのかも。
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このベルなんかなかなか素敵だが、いかんせんお値段が。
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というわけで、ペット売り場で一休み。
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うへー。可愛いな〜♪
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お。猫もいるぞ。
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種類はよくわからないが、子犬はとにかくカワイイ。
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あーもう、そんな目でオレを見ないでくれ。
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なにこれ。リス?
ていうか、こんな動物普通に売っていいの??
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出たー!ヘビだーーーー!!
巳年のくせにヘビが嫌いなオレ。
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うわ。気持ち悪ぅ〜!!
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そして、相変わらず数メートルの距離にねずみが。
以前は白い二十日鼠も売られていたのにな。
間違いなくヘビはお前らを狙っているぞ!!
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元気ないなあ。
うさぎなんて買ってったら、
その日のうちに死んでしまいそうだ。
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というわけで、再び買い物に戻る。
「お約束」のタイシルクストール。
もうすっかり見飽きたな。
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この手の木製ハンドバッグをよく見るが、
どーも実用性がなさそうだな。
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これはけっこういいデザインだと思ったんだけどちょっと高かったな。
何しろ売ることを考えると、なかなか採算が合わないのでね。
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実はポプリを入れるのである。
上部に穴が開いていて香りが広がるというわけだ。
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このベルトがけっこう良かったんだけど、
ちょっと躊躇して買い逃がしてしまった。
そして、どこだかわからなくなってしまうのである。
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ブレスレットも可愛かったんだけどなあ。
店主の手作りだそうで、そうやって
作っている本人が店を構えていることも多い。
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ちっちゃくて可愛い子供用のデニムがたくさんあった。
姪っ子に買おうと思たのだがサイズがわからくて残念。
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時計は大体100THB。
おそらく中国から持って来ているな。
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日曜日は人がいっぱいで可愛い子供達も。
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このくらいならいけそうだな。
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「60THBにして!」と泣いて頼んでも結局
最後まで譲らなかったおばちゃん。
ちぇっ。ジャイラーイ(意地悪ぅ〜)!!
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というわけで、二日間で一番キレイだったコが彼女、
アクセサリイ屋の店長Nちゃんである。*22才ヤングマイミーフェーン。
とは言っても、ほとんどおばちゃんが多いので
対抗馬が少なかったが。
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すっぴんにしてはまあまあかな。

「二日間で十時間以上チャトゥーチャックを歩いたけど、
彼女が一番キレイだとオレは思うよ」と、
本人ではなく他の店員に伝えるわけだ。
「キットゥワーカウペンスゥワイティースットゥ」である。

ちなみに
「ナーラックティ−スットゥ(一番可愛い)」なコは別に居て、
タオル屋さんのMちゃん(18才)だ。
恥ずかしがって、何度頼んでも写真を取らせてくれなかったけど。


さて、たくさん買ったのにちっともまけてくれなかったNちゃんの店に
荷物を置かせてもらって時間一杯までぐるぐる廻って、結局
見つからなかった店もあったりしたが、けっこうたくさん仕入れたぞ。

荷物をまとめてみたらめちゃめちゃ重くて、
家に戻って計ったら約10kgもあった。
おいおいマジかよ。
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そして、なんと例のごとく濃〜いグレイの雲が東南に。
つまり帰る方向が暗〜くなっていてイヤな予感が。
ジアブに荷物を積んで股でしっかりと挟み、
進めば進むほど暗くなってくるではないか。

しかし、荷物が多過ぎて、どこかでごはんを食べたりして
時間を潰すのも大変だったので、仕方なく雨の中に突っ込む。

途中あまりにも降りがヒドくて、一旦は雨宿りしたものの、
雲が進んでいくのと同じ方向に帰るわけだし
バイクの方が当然スピードが速く、結局
すぐに追いついてしまうことに気付き、諦めて
「濡れネズミ」で家に戻った。

買った荷物を整理しながら、
「こんなに持って帰れるのか」と心配になる。


では、今日買ったものを紹介しよう。

「髪を留めるゴム」の可愛いヴァージョン。
これってなんとかいうんだよね?確か。
安かったし、可愛くてあまりにも種類がいろいろあったので
五十個も買ってしまった。
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プラスティックの腕輪。これも安かった。
柄が可愛いような気がしたのだが。
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嵌めるとこんな感じ。
よく見れば全然タイっぽくはない。
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気を取り直して「タイっぽい」ネックレスを購入した。
以上がNちゃんの店で買ったもの。
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プチギフトっぽいお香セット。
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タイシルクの三角小物入れ。
なんかこんなのばっかりだな。
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小さめのバッグは結んで手に掛けるという変わったタイプ。
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ハンドバッグ。
これ以上大きいと持って帰れない。
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この肩掛けバッグも小さめ。
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何故か突然「お手玉」。
この手の「ニットもの」に何故だかヨワいオレ。
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こんなのとか。
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アルミのお香立て。自分の家にもひとつ。
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陶器の動物シリイズ。
いろんな種類を全部で25頭も買ってしまった。
「店に置いたら動物園が出来るなあ」な〜んて想像してたら
なんだか楽しくなってきちゃったのだ。
そんなにかわいくもないのにな。
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コースターセットと木製の小皿。
やっとまともなものが出てきたぞ。
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あ、これは私物だ。
タオル屋のコと話すために買った。
ヒョウ柄好きのMちゃんにあげよう。
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これも私物だな。
肩掛けバッグとネックレス。30THB29THB。安っ。
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「テクマクマヤコン♪」(コンパクト)の柄が
「片側だけ」のタイプを発見したので二十個買って来た。
昨日の半分近い値段まで交渉したので、まあ良しとしよう。
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プチミラーボール(十個入り90THB)。
これもどう考えたって私物だ。
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そうそうこれこれ。
このシリイズがけっこう気に入ったのだ。
陶器にやや光沢のある渋ーい色が焼き付けてある。
質感がヒジョーにイイ感じなんだよね。
家にも欲しいなあ。
キャンドルスタンド一輪挿し、そして店員に聞いても
なんだかわからない花のカタチのもの。
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あれ。また私物だなあ。
黒い陶器の小皿(一個10THB)。
部屋のインテリアは黒がメインなので、
黒くてシンプルなものを見るとどーしても買ってしまう。
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タイシルクのティッシュケースカヴァー。
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ついに出た。アロマオイル。
これにオイルを乗せて下にロウソクを置くと
いい香りが部屋に漂うらしい。
しかし、量を間違えると焦げ付きはしないのかな。
とにかく流行っているみたいなのだ。
ニッポンで売っているものよりやや安いらしい。
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陶器の小物入れ。
どちらかと言うと中国っぽいな。
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中国と言えばパンダやろ。
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昨日のバッグの色違い。
もっと欲しかったんだが在庫切れらしい。
サイズもいいし「これはいける」と思ったのだが....。
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そして、例のレザークラフトシリイズ。
全部で150点くらいあるからしばらくはいけるやろ。
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で、結局こんなに大量の荷物となったわけだ。
果たして無事持って帰れるのだろうか....。
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税関でチェックされても
「おみやげで〜す♪」
と明るく元気に答えよう。

「全日本おみやげ反対同盟」の

副会長のくせに。

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2009年9月27日 (日)

スゥーコォーング

ここへ来て雨がよく降るなあ。
しかも夕方から夜にかけての、そろそろ夜遊びに
出掛けようかという時間を見計らったように降るので困る。

出鼻をくじかれ、雨の降り加減によっては最終的に
出掛ける気がなくなってしまうこともあり、
「夜のサーヴィス業関係者」にとってはかなり
イタイのではないかと危惧される。

今月が雨期の最終月であり、来月からはいよいよ
乾期となり、雨はまったく降らず、常に心地よい風が吹き、
夜はとても涼しくとても過ごしやすい
「最高の季節」の到来も近いというわけだ。

一年暮らしてみて少しづつわかってきたが、この
「季節の変わり目の時期」に近づくと、跨いでいる両方の特徴が
「交互に顕著に出る」というかなんというか、なんだか
「せめぎあっている」感じがしてとても興味深い。

今までずーっと空はどんより曇り空だったのに、最近になってたまに
「カラッ」と見事に晴れた青空が広がったかと思えば、たちまち
濃いグレイの雲に覆われて雨が勢いよく降り出すとか。

あと、雨期の最初の頃は、雷を伴ったスコール系の豪雨が降って
数時間で止んでしまうパターンがほとんどだったが、
九月に入ってからはけっこう「しとしと」と降り続く雨も多い。
ただ、雨が止んだ後はとても涼しくて、雨期当初のような
「じとっ」と湿っぽい蒸し暑さはまったくないのだ。

オレの場合出掛ける時はバイクなので
一度も傘を使ったことはなく、たまに運が悪いと一気に
「ザーッ」と降られてしまい、愛車ジアブ共々
「濡れネズミ」状態でしょんぼりと家に戻るしかないが、
途中で雨宿りしたり、雨の方向を読んで、少し
時間をずらしたりすれば大した被害にはならない。

そう。
タイの雨には「ライン」というか「帯」のようなものがあるらしく、
ちょっと方角や地域がズレているだけで
天候がまったく違うことも珍しくはなく、電話の会話なんかだと
「今スゴい雨だよねえ」
「あれ。こっちは全然降っていないよ」
みたいなこともよくある。

タクシーの運ちゃんなんかはさすがによ〜く知っていて、例えば
大雨が降っている時に乗って行き先を言い
「あ〜あ。参ったなあ」な〜んてうなだれていると
「だいじょーぶ。○○○(行き先)はもう降っていないから」と、
ニコニコしていたりするから
「マジかよ〜」とか思っていると、着いたら
「カラッ」と晴れていたりとか。

アメージングタクシー運ちゃんである。

あと、たまにその降っている部分と晴れている部分の
「境目の筋」が見事に「クッキリ」と見えて、それはなかなか
「美しい光景」らしいのだが、残念ながらオレは
未だに見たことがない。


というわけで昨日も、金曜の夜だというのに夕方から
「しとしと」と雨が降り続き、本当は
「ウィークエンドマーケット夜の部」に行きたかったのだが、
結局断念せざるを得なかった。

チャトゥーチャックという場所で行われるその
「デカイ市場」のような催し物は、毎週土日の朝から夕方までと、
最近では金曜の夜も開催されていると聞いたので、涼しいだろう
「夜の部」に行くつもりだったのに、仕方なく今日の昼過ぎに
バイクを飛ばして行ってみた。

「BTS(スカイトレイン)」と「BRT(地下鉄)」の終点付近であり、
「北バスターミナル」と同じく、オレの住むオンヌットからはまったく
逆方向なのでかなり遠く、今までバイクで行ったところの中では
一番距離があったが、それでも一時間とちょっとかな。

とにかくデカいマーケットであり、しかも人がめちゃめちゃ
たくさんいるので見て廻るのにかなり時間を要するし、まるで
迷路のような市場をくるくる回っていると道に迷ってしまい、一度見て
「いいな」と思った店に二度と辿り着けなかったりする。
だから、ソイ(路地)の番号を憶えておくか
地図に印でも付けなければならないのである。

そして、なんでも売っている。

特にペットコーナーがスゴくて、ヘビが売っているけっこう近くに
白くてウマそうな(ヘビ目線ね!)二十日鼠が売っていたり、
「こんな動物売っていいのか?」というようなとんでもない生き物達が
カゴの中でウロウロしていたりするのだ。

まったくアメージングな限りだ。

犬なんかもたくさんの種類がいてかなり安いのだが、
いくつか予防注射を打ったら、おそらくすぐに
売値の数十倍になってしまうだろう。

なんだか冒険に出掛けるような楽しさもあって、
旅行で来ていた頃は毎週のように足を運んだものだが、
最近ではもうすっかりご無沙汰である。

今回は、ニッポンに戻るついでに
ナゴヤ近郊でやっている某ベーカリイカフェに置けそうな雑貨を
とりあえずサンプルでいくつか買って行くのが目的だ。
その手の、自分の物ではない「スゥーコォーング(買い物)」でも、
いくつか買っているうちになんだかだんだん
テンションが上がってくるのは不思議だ。

よく女子などはイライラすると買い物をすると言うが、やはり
「精神的高揚を伴う」といった何らかの効果があるのだろうか。

更に勢いをつけるために「レッドブル」を「グイッ」と飲み干し、
目を皿のようにしてウロウロしていたら
「アッ」という間に三時間が経ち、マーケットが終了してしまった。

ほんの一部を「チョロッ」と見ただけなのに。
しかもよく見かける品物ばかりで、大したものは買っていないのに。

そうそう。
オレって駆け引きが苦手だから値引き交渉が下手なんだよね。
ウマい人ならきっともっとまけてもらえるはず。

それでも、タイ語で一生懸命
「ニッポンでやってる店で置くかもしれないからもっとまけてよ!
もし社長が気に入ったら、ここにあるの全部買っちゃうかもよ!!」
などと言ったりして、頑張ってみたのだが。

基本的には、ある程度まとまった数を買えば、必ず
少しは値引きしてくれるものだ。
粘りに粘ってやっと交渉成立したものの、後で
よく考えてみたら微々たる金額だったりするのだが。

ま、そんなことも含めて
スゥーコォーングの楽しみなのである。


というわけで、せっかくなので購入した品を紹介しよう。

値段を載せちゃっても大丈夫かな。
ま、タイに来れば誰でも買えるんだから問題ないか。
読者も少ないし、別に読んでいる人に
高値でかってもらうわけでもないからね。

ちなみにピンボケや手ブレはご愛嬌ってことで。


全部でこれだけ。
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タイシルクのマフラー的な首掛け(?)。
一本49THBが三つで140THB(46.6)に。
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ありがちな首掛け小物入れ。
小さな子供が首から下げればきっとカワイイだろうな。
30THB→24THB(五個で)。
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タバコがちょうど入る大きさ。
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竹製のハンドメイド小物入れ。値引きなしで100THB。
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マンゴーの木で作ったというブレス。
塗料は舐めても大丈夫な材料らしい。
35THB→25THB(二十二個購入)。
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嵌めるとこんな感じ。
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革ひものネックレス。伸び縮み可。
これを選ぶだけで三十分以上かかった。
「学生の手作りなんだからそんなにまけられないよ〜」と
泣きつかれた。29→24THB(二十五本購入)。
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扇子(35→30THB)とミニ鏡(59→50THB)。
柄のセンスが悪い。
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ミニポーチ。95→90THB。
ちょっとモノがいいとやはり高い。
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壁にかける木製の仏像オブジェ(?)200→165THB。
仏教のお宅に是非どうぞ。
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パッチワークのバッグ250→200THB。
なかなか可愛いのでSりのおみやげかな。
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タイシルクのミニポーチとティッシュ入れ90THB60THB。
やっぱりモノがよければそれなりにいいお値段だ。
この店は品揃えがなかなか「パリッ」としていたな。
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こ銭入れ。これはよく見かけるな。
一個10THBが12個で100THBに。安っ。
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ファスナーなどの作りはちゃんとしているが、
中の様子が今ひとつ美しくない。
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木の扇子(20THB)とシルクのミニポーチ(100→90THB)。
蝶の刺繍がキレイ。
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大理石の置物(100→90THB)と指輪(一本10THB)。
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竹のランチョンマット69→50THB(二枚購入)。
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「POY-SIAN」。「ヤードム」と呼ばれるメンソールの
鼻をスースーさせる道具。タイでは皆の御用達だが、
ニッポンでは薬事法の関係で売れないらしい。
一本15THB→1ダースで160THBなので単価は13.3THBか。
色によって香りが....変わりません。
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象の置物。右側はお香立て。
小25→20THB、大35→30THB。
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見にくいねえ。
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液体用の陶器ボトル160→130THB。
柄がいい感じなのだが、トップは銀色の方がいいような気が。
陶器関連はかなり良さげなものがたくさんあったが、なにしろ
重そうだし割れそうなので買えなかった。
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鏡120→100THB。
これもよく見かけるがクオリティーはかなり高い。
もう少し安ければ大量に買って行くのに。
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今回一番気に入った店がココ。石鹸とアロマの店だ。
石鹸30THBと竹のミニカゴ40THB。
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そしてこれが目玉商品(オレ一押し!)の
「ハーバルボール」なるもの。*値段は秘密。
たまたまいたニッポン人の女子に聞いてみたら、どうやら
エステなどでこれを使うらしいのだが、マッサージ的に
体を擦ることでなんかいい感じになるのだとか(曖昧だなあ)。
布の中に何種類ものハーブが詰められていて、
とにかくいい香りがするのだ。
「まだ、ニッポンではそんなに知られていないのでは」
といった感じがするのだが、使い方がイマイチ「ピン」と来ない。
右は垢擦り40THB。
Img_6049

ボディースポンジ的なものの中に石鹸が。90THB。
Img_6052

あとは私物のTシャツ190→180THB。
Img_6054_2

Img_6055

無地のTシャツは120THB。ビタ一文まからなかった。
Img_6056

中国製かと思いきやタイ文字が。
白鳥マークが可愛い。
Img_6057

そしておまけに、今日買ったのではないが
某「NaRaYa」の爪楊枝ケース30THB。安っ。
千鳥柄は許せるが「真ん中にリボンドーン」はちょっとね。
Img_6053_3

締めて3600THBってことは、一万円も使っていないのか。
なんだかもっといっぱい買った気がしたけどなあ。

印象としては木や竹を使ったものや、
大理石ものや陶器は、けっこういいような感じがする
っていうくらいかな。

しかし、ニッポンで売って儲かるようなものは
これといってなかったなあ。
仕入れ先をもっと突き詰めていったとしても、そんなに
利幅の取れそうな珍しいものはもうすでにないわ。

ま、商売なんてそんなに甘いものではないか。

もし見つけてもブログになんて書くわけないしね。


てなわけで、今日は少ししか見られなかったので、
明日は早起きして再チャレンジしてくるとするか。

あかん。

もう寝なきゃ。

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2009年9月25日 (金)

ワーンマイディー

「ひょっとしてガムか!?」

出掛ける時、いつものようにダブルミントのガムを
一枚袋から取り出して口に入れた瞬間、ふと思った。

昔からガムが好きだったが、タイへ来てからも
外出時は必ず持って出るし、食事中以外はずーっと
「噛み噛み」している状態なのである。

現在の歯の状況は、自分から見て左側で
やや強く噛むとちょっと違和感がある程度。
冷たい水を飲んで数秒触れれば同じく違和感があり、
アイスを食べると確実に「キーン」と染みる。

自己診断では虫歯度「2」といったところか。

甘いものは大好きで、カノム(お菓子)を食べる時は
甘いのと辛いのを交互にもしくは一緒に。
例えばチョコパイの次はポテトスナック、場合によっては
それらを同時に口に入れ、口腔内で
マリアージュさせるといった具合だ。

ただ、食後はできる限り歯を磨くようにはしているし、一年と少し前
「持ち手交換方式(磨く側と逆の手を使う)」を開発(?)し、
導入するようになってからは、少なくとも
以前よりキレイに磨けているはず。

それなのに前回治療時から一年足らずで、早くも
虫歯を発症させてしまったということは何か特別な原因があり、
それはおそらくずーっとガムを噛み続けていることなのでは?と
思い当たったというわけである。

何故ならガムにはいくらかの糖分が含まれていて、当然
噛んでいる間に歯磨きはできないから。

外出時食後に歯を磨けないため、ある種の
「清掃作用」を期待しているというのに、実は
「逆効果」だったということなのか。

だからと言ってやめることはできない。
だってオレにとってのガムはもうすでに
「生活の一部」なのだ。

「ガムを噛む」ことによって
「リズム」を取っている。
つまり、それをやめてしまえば日常生活での
「リズム感を失う」ことになる。

アカンアカン。それはアカンよ。

リズムはとても大事だ。
やっぱりガムとは
切っても切れない縁なのだ。

ようやくそのことに気付いたオレは、早速明日から
「シュガーレス」に換えることを心に誓う。


「マーコンディアオロー(一人で来るの)?」

おいおい、またかよ。

やっとクルンテープに戻ってきたFン嬢と、
二週間ぶりに会うというのに、妹連れでは
「ロマンティック」に持っていけないではないか。

「プアンパイドゥアイディークワナ(友達も一緒の方がいいね)」

しょーがないのでそう答えてから、K君に電話し
条件付きで無理矢理付き合ってもらった。

タクシーでアパートまで迎えに行くと、Fン嬢と一緒に降りてきたのは
前回会ったFンちゃんではなくもう一人の妹
Mちゃん(21才美容師)だった。

しかもこれまた美人である。

近くのラーンアハーンタレー(シーフードレストラン)で、
魚介のスープエビの丸焼き魚のカタチの鉄板に乗った
魚の煮焼き(?)シーフード炒飯を食べてから、条件通り
いつものカラオケバーへと同伴。

相変わらずキレイで「ちゃんとしている」Fン嬢は、K君曰く
「大塚愛似」で、マスターも合わせて二人の評価は
なかなか高かった。

オレとしても別に焦る必要もないので、頃合いを見計り
なんのアプローチもなく「サクッ」とタクシーで送る。
ま、二度のデートで二度共妹連れでは
「オレ、おねーちゃんのことを気に入っているんだ」
と言う以外、なんともしようがないのは当たり前だ。

そうでなければ少なくとも
「おやすみのチュー」くらいはするだろうし、普通ならすでに
家に連れてきているはずなので、あらためて考えればこんなに
「進展が遅い」のは初めてのことであり、なんだか
「新鮮な感じ」がして良いではないか。

彼女がオレのことをどう思っているか、現時点ではまったく
「謎」だが、実家から戻ってきた翌日に会うということはおそらく
まんざらでもないのだろうし、まあ少しづつ
お互いのことを知っていけばいい。

昨日聞いてみたらなんと「ゴルフをやる」というFン嬢。
身に付けているものから判断しても、ひょっとしたら家はけっこうな
「ハイソー(金持ち)」なのかもしれないが、所詮は田舎の出身。
大したことはあるまい。


さて、さすがにプロだけあって、店の女のコNンちゃんも合わせて
タイガール三人を「ケラケラ」と笑わせるマスター氏。

女子をおだてるような「調子のいいこと」を言うとすぐに
「パックワーン(口がウマい)」とツッコまれるわけであるが、
直訳すると「ウマい」というより「甘い」という意味のそのセリフを聞き、
虫歯の件でややナーバスになっているオレとしては
「口が甘いなんて危険やな。もう調子いいこと言わないよーにしよ!」
などと、ついつい過剰反応してしまう。

ガムだけでなく、言葉も
「シュガーレス」で、というわけか。


おあとがよろしいようで。

な〜んて、
「オチ」としてはかなり

無理があるよねえ。


*いつも二十個入りパックで購入するダブルミントガムは
ニッポンと違い一個五枚入り(89THB)。
何時間でも噛んでいられる。
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2009年9月21日 (月)

パイティアオイープン

「竜宮城の暮らし」が名残り惜しくて、ここ数日は
タイやヒラメやゴーゴー嬢の舞い踊りを眺めつつ過ごした。

地上では「シルバーウィーク」などというわけのわからぬ連休を
いつの間にか勝手に作ってしまったようで、オレの大事な
竜宮城にも「ワッ」と人が押し寄せて来て、まったく
困ったものである。

それにしても「シルバー」などというとどーしても
「じーさんばーさん」を連想してしまうので、たとえ
「敬老の日」が絡むのだとしても、そんな横文字を使わず普通に
「秋連休」でいいのではないか。

「九月の秋連休はどこへ行くの?」
「山へキノコ狩りに出掛けるのよ」
「へえ。素敵ぢゃない」
「でしょ?怪しいのを見つけたら旦那に食べさせようと思って」
「それはいいわね〜。うまくいったら私にも分けてよ♪」
「もちろん!!」
「おほほほほほほほ」

そんな感じの方が情緒があってよろしいと思うが。

こっちに住み始めた当初、ニッポン人(特におっさん連中)を見ると、
なんだか気持ちが冷めてしまうというか、
イヤ〜な気分になるのであまり会いたくなかったものだが、
慣れてくるとあまり気にならなくなり、最近では逆に
「タイガール達にどんどん稼がせてあげてね♪」という風に、
彼女達を応援する意味でうれしく感じるほどだ。

ただ、あまりも人が多くなると、まるで自分の
「テリトリイを荒らされる」ようなそんな気がして
「ちぇっ」などと、つい拗ね気味になってしまう。

昨日のタニヤなんて、まだ夜の七時くらいなのにまるで
近所で祭りでもやっているような賑やかさであり、
「うわ〜こんなに人がいっぱいなの初めて見た」と、
今から繰り広げられるであろう数々の駆け引きを想像し、
ちょっと複雑な気持ちだった。

だから、少しでも邪魔にならないように
二、三日は部屋でおとなしくしていようと思う。


さて、そんな中ついにエアチケットを購入してしまった。
タイ語で言えば「スゥートゥアクルンビンレーオ」である。
そう。
いよいよニッポンに一時帰国することになったというわけだ。

実はちょっと前から痛かった歯がヤバくなってきて、
費用や意思の疎通の問題もあるが、とにかくこっちでは
どーしても歯医者が信頼できないので、
治療のために仕方なく帰るハメに。

ただ、某「H.I.S」で往復チケットの日にちを設定していると、
「帰る」と言うよりも感覚的には
「パイティアオ(遊びや旅行に出掛ける)」といった雰囲気であり、その
「行き先」としてニッポンは最も好ましくない部類に入る。

だって、どーせならスペインのイヴィザ島とかオランダとか
北欧東欧などのヨーロッパ、近場ならまだ行った事のない
バリ島やベトナムやインドのゴアなどに行ってみたいのに。

目的は「通院」なのでそれに合わせて日程を組んだが、
タイではこれから一番いい季節がやって来るというのに、
なんだかやりきれない気もするし。

ま、そう言っていてもしょーがないので前向きに考える事にして
「ニッポンに戻ったら何しよう?」と思いを馳せてみたものの、
「スパ銭でサウナ三昧」「しんぼる(松本人志大先生監督作品)観る」
「ひつまぶしを食べる」「ニッポン女子とヤる」
くらいしか出てこない。

あと、せっかくいい季節なんだからこっちでは味わえないような
「秋っぽいことを何か....」とも考えてみたが、紅葉にはまだ早いし
きのこやぶどう狩りなんてあまり楽しそうでもないし。

レイヴに行きたい気も少しするが、最近は
あまりよくないらしいしなあ。

「いっそ海外の旅行者がニッポンに行ってやることをこの機会に!」
と言ったって、フジヤマテンプラ芸者忍者など、
「いまさら」なものしか思い浮かばないわ。

現実的に、ニッポンでしか買えないもの及び安いものの購入も、
コンドームローション七味などくっだらないものしか想像できない。

ああ。思考のなんと貧困な。と、
我ながら情けなくなるというものだ。


逆に「イラッ」としたり「ガクッ」とくるシーンなら
簡単に思い浮かぶ。

それは例えば「物価の高さ」であり、
ちょっとスーパーに買い物に行ったって「クラクラ」するだろうし、
「一杯飲み」に出掛けたって、女子が裸で踊っていないのに
「何故こんなに取られるの!?」と思うはずだし、映画館で
「大人1800円です」と言われれば小学生のフリをしたくなるし、
まあ、普段乗る事はあまりないが仮にタクシーに乗ったら、
金額を見て半狂乱になってしまうのではないだろうか。

ホテルになんてビビって泊まれやしない。

驚くほどコストパフォーマンスの良いタイでの暮らしに慣れると、
ニッポンでは当たり前のことでもついつい
「イラッ」とくるのが想像できるし、それは実際に
「一万円を使う」ならタイでの方がよほど
「お得」感があるからだ。

例えばTVを見ていても、くだらない番組やCMに
「イラッ」とするだろうし、イヤなニュースを見れば
「ガクッ」とくるに違いない。
もちろんそーでないものもたくさんあるのだろうが、
全てを避けるわけにはいかないという意味だ。

そんなことを考えているとだんだん行きたくなくなってくるが、
そもそもニッポンがイヤでこっちにやって来たのだから、
当然と言えば当然なのである。

勘違いしないでいただきたいが、オレはもちろん
ニッポンが大好きだし祖国を愛しているし、
そんな国に生まれた自分を誇りにも思っている。

だからこそ将来を思って「憂う」わけであり、
先のことを悪く考え過ぎて「コワく」なって
ニッポンを逃げ出してしまったと言えなくもない。

そう。
とにかくコワかったのだ。

「このままここにいたらいったいどうなってしまうのか」

そう思うとだんだん恐ろしくなって、
行き場所を捜したのかもしれない。
それが「竜宮城」ではあまり笑えないが、なにしろ
本当に海の底から地上に戻るような気がしてきて、正直な話
今でもコワイ。

だから、そんな姿を見られたくないし
人にもあまり会いたくないんだよね。
発展的な話ができるとも思えないし、今のような状況では
マイナスなことを言って相手の気分を悪くしかねないから。

実際問題、タイでこれから何をするかまだよく分からないし、
せっかくニッポンを離れて一年も経ったわりには
「明るい未来」ってわけでもないからねえ。

というわけで、ニッポンに帰っても
ひっそりと暮らすつもり。

「スパ銭」に通いまくって、あとは
姪っ子達と公園で遊んだりとか。

食べたいものはたくさんあるので、
あまり太らぬように気をつけなきゃね。
ただでさえちょっと体重が増えたから。

そうそう。そーいえば
こっちで仲良くなったK君が一緒の時期に帰るので、
「TOKIO遊びに来て下さいよ〜!」と誘ってくれたから、
「それもいいかなあ」とも思っている。
ただ、それこそ物価が高いから
「ぶっ倒れ」そうだしなあ。


な〜んて、せっかくの
パイティアオなのになんだか
変な感じだ。

アメージングな国を少しでも離れるのが
そんなに寂しいのだろうか。

いや、ちょっと待てよ。

こっちでの暮らしにすっかり慣れてしまって
アメージングなことが普通になったから、逆にニッポンでの暮らしに
アメージングを感じられるかもしれないぞ。

そーだそーだ。そーに決まった。

だから、オレが一年ぶりのニッポンで感じる
「アメージングな出来事」をリポートしようではないか。

よーするに
「アメ・ニチ!」だ。


と、ややおかしな(?)内容になってしまったので
なんとか誤摩化してみたが、とにかくニッポンにいる間は
オレがこっちで暮らしたからこそわかる「何か」を
是非、日記に綴ってみたいと思う。

何卒よろしく。

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2009年9月18日 (金)

ラムバーク

「竜宮城の暮らしにも飽きた頃でしょうからね」

頼み事があって母親に送ったメールの返事に
そんな一文があって、我が母ながら
「う〜ん。なかなかうまいこと言うな〜」と、
思わず唸ってしまった。

オレが、そろそろ仕事を始めようと考えている旨を伝えたことへの
返しとしてそう書いてきたわけだが、確かに
クルンテープでの暮らしは、まるで竜宮城でのように
「タイやヒラメの舞い踊り」を見ながら酒盛りを繰り返すといった、
「夢のような毎日」に近いものがあったからだ。

てことはなにか。
オレは浦島太郎なわけで、竜宮城のごときタイを出て地上に戻り
おみやげの玉手箱を開けたら一気に老けて
「じーさん」になってしまうのか。

イヤだイヤだイヤだよう。
それだけは勘弁してくれ。

「老い」に関しては人一倍敏感であり、恐怖のあまり無理矢理
「若作り」をしてごまかしつつ、なんとかしのごうと
「パヤヤーム(努力)」しているオレにとってそれはまさしく
「最悪」のシナリオなのである。

カメその他の動物を助けてやった覚えもないし、部屋に不法侵入する
蚊や蟻は即刻叩き潰すし、世の中で一番キライなものは
「○○○リ(字に書くのもイヤ)」だし、取り立てて彼らに
感謝される覚えもないのでまさかそんなことは起こらないはずだが、
「竜宮城の暮らし」の後には、おそらく
いろいろな困難が待ち受けているであろうことは
簡単に想像がつく。

そして、そろそろ
「竜宮城とのお別れ」が近づいていることも。


そんなわけで、なにか仕事を始める一環として
知人のやっているカラオケスナックへ最近通っている。
主に駐在ニッポン人を相手にした
カウンターだけの小さな店なのだが、
そういった感じの雰囲気なら自分でもできそうな気がして、
ノウハウなどいろいろ教えてもらおうと思っているのだ。

ちょっと顔見知りになったからといって、厚かましくも
「(無償でいいから)できれば店を手伝わせて欲しい」などと
無理矢理頼んでみたのだが、いかにも困ったオーナーの様子を見て、
「さすがにそれは都合が良過ぎるな」というわけで、とりあえず
しばらくの間は引き続き客として通うことにしたのである。

実際、その手の店でスタッフは何人も必要ないし、彼から見て
年上のオレはどう考えたって扱いにくいに決まっているからね。

ま、どちらにせよ、そこらにたくさんある
ニッポン料理や居酒屋のような店で普通に働くよりも、
現実に自分が持てそうな店の形態が身近にあるならば、
そこでいろいろ学んだ方が早いと践んだわけで、
浦島太郎ほど若くもないオレとしては
廻り道をしている余裕などないのだから。

タイに住んで四年になるというオーナー氏はもちろん
タイ語も堪能で人脈もすでに相当なものであり、
教えて欲しいことは山ほどある。
物言いや考え方がとてもハッキリしているナイスガイの彼に、
とにかく「ピッタリマーク」でついて行こうと、今は考えている。

実はゴルフ好きのオーナー氏。

ご存知の通りタイは「ゴルフ天国」でもあり、
いいコースが多くプレイフィーも安いしキャディーはマンツーマンだし、
これからの乾期に入れば天候も抜群なので
プレー条件としては最高の環境なのだそうだ。

今後いろんな人と付き合っていくことも考え、オレも
長い間封印していたゴルフをそろそろ解禁しようかと思う。

バブルの頃は、ゴルフバックと着替えが常に
車のトランクに積んであり、天気がいい日は朝っぱらから
「行くぞ!」という社長の電話で起こされたりしたものだ。
行き先はもちろんゴルフ場で、社長をピックアップして高速に乗れば
三十分程度で三重県の某コースに到着する。

某銀行支店長とか頭取とか某ゼネコン支店長など
エラい人達とも、ゴルフをして焼き肉食べてクラブで飲んでと、
一日中一緒にいればけっこう仲良くなれるもので、特に
風呂に入って裸の付き合いをするとより親近感が沸くもの。

だから「エラい人達同士」では、それが
仕事のようなものだったのだろう。
「運転手兼太鼓持ち」的役割のオレは、それを
ずっと端から眺めてきたわけだ。

「握り(個人間の賭け)」の金額が大きくて大変だったが、
早起きしてキレイな景色の芝生の上を10km近くも歩けば、
気持ちイイのはもちろん、健康にも良いことは間違いない。

最終ホールになると
「プッシュ」と言って、負けている側の人間が今までの負け分を
「ゼロ」にするかもしくは「倍」払うかを、
そのホールの勝敗だけで決めるという特別ルールのため
「このパットを入れれば○十万円(外せばチャラ)!!」などという
とんでもないことになり、プレッシャーに滅法弱いオレは、
そんな場面で1mほどの短いパットをよく外して
「うわあああああああああああああああああああ」と、
頭を抱えて崩れ落ちたものだ。

その後の麻雀にも当然
「引きずる」わけで、そうなるともうメロメロだ。

そんなことばかりやっているうち、だんだんゴルフが
純粋なスポーツではなく「博打化」してきて、最終的には
「イヤ」になってしまった覚えがあるなあ。
それでも一時期はゴルフ場のメンバーだったし、
オフィシャルハンディ「18」で
「90」前後で廻っていた頃もあった。

かれこれ十数年はクラブを握ってもいないくらいなので、今やったら
「100」が切れないかもしれないなあ。


さて、ゴルフを始めるとなればクラブが必要なわけだが、
こっちで道具を買うとかなり高価いので、預けてあった
自分のゴルフバッグを取りに帰るため、
一度ニッポンに戻ろうかと考えてみた。

送ってもらうこともできるのだろうが、ゴルフ道具などはけっこう
チェックされて送料以外にも税金が取られたりするらしいから、
それならエアチケット代とさほど変わらない気がするのだ。

しかしちょっと待てよ。

今、竜宮城を後にしてカメの背中に乗って地上に戻れば、
「ジジイ」になってしまうことを覚悟せねばならないのでは。

まあ、ゴルフはジジイのスポーツだからちょうど良いか。
玉手箱だって、オレの性格から考えたら興味津々で
「速攻」で開けてしまうに決まっているのだ。

いやいや。それは困るぞ。
まだまだじーさんになんてなりたくはない。

実際に今、天国なようなところからニッポンに戻ったとしたら、
たとえ短期間だとしても、精神的に「ヤラレて」しまい、
一気に老け込んでしまうことは充分考えられ、あながち
冗談とも言えないのである。

う〜ん。
「ラムバーク(困る)」だなあ。

どうしよう。


*最近買ったものシリーズ。
ずいぶん昔に流行った
某「カルティエ」のラヴリング(だっけ?)もどき。*350THB。
お互いのブレスレットを開閉できるよう
マイナスドライバーみたいな小さなネジ廻しを持ち合う
というイヤラシイ趣向付きだった。
Img_5948_2

某「エルメス」のネックレスで、二つに割って
「ペアでつける」というヤツも流行ったね。
Img_5958

これは「∞(無限大)」のマーク。
十年くらい前にA子と一緒にしてたっけ。
「別れてしまうとできない」というどうしようもない代物だ。
「無限」どころかたった数ヶ月で....。
Img_5953

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2009年9月14日 (月)

ブアレーオ

三日間引き蘢った後、再び思い出したように
三日間夜の街へ。

いつもとまったく変わらぬ風景だ。

ちょっと怪しい雰囲気(失礼!)のK君と、同じく
かなり怪しい(自覚してる)オレが、一緒にそうやって
毎日のように繁華街をウロウロしつつ、店のスタッフや女子達と
「毎度!今日はどう?」「ぼちぼちでんな〜」などと立ち話をしていると、
まるで仕事で街を見廻っているような気分になってくる。

みかじめ料をもらっているわけでもないのに、まったく
モノ好きな話である。

とにかく、そんな毎日にすっかり
「ブアレーオ(飽きてしまった)」なわけで。

だから、そろそろ何かを始めようと思っている。

まったく考えがないわけでもないのだが、正直なところ
今ひとつ踏ん切りがつかないといったところだろうか。
まあ、いつまでもそう言ってはいられないので、
行動を起こすべき時なのだろうが。

それに関連して言えば、仕事をするきっかけ(?)にするため、
特定の女子と付き合ってみようかとも考えていて、
候補者はいるもののそっちの方もなかなか思い切れず、
これといって特に進展はない。

「カノジョができる」→「稼がなきゃ!」→「仕事をする」
な〜んて、なんとも単純な発想ではあるが、すでに
もう二年も無職状態で「充電」というか「放浪」していて、しかも
基本的に「ゆる〜い」オレが「ゆる〜い」タイですっかり
「ゆるゆる」になってしまっている現状、
「そーいうことでもなければ動けないのでは?」と、
自分でも半ば本気で心配になっているのである。


さて、先日知り合った女子大生のFン嬢は、今
実家のノーンカーイに戻っていて会えないし、
ゴーゴーバーに勤めるPーちゃんは、最近
学校に通い始めて時間がないようなので、
店で会うことはあっても、プライヴェートまでは敢えて
首を突っ込んでいない。

まだ日が浅いとはいえ、もうすっかり
「完全にプロフェッショナル」なPーちゃん相手に、
少しづつ少しづつ距離を詰めてきた(?)わけだが、方法としては
お世辞にも褒められたものではなく、彼女からしてみれば
「いったい私をどうしたいの?」という想いだろう。

なんのことはない。
オレがビビっているだけなのだ。

約三十分ステージの上で下着姿で踊り、別メンバーと交代して休憩。
それをひたすら繰り返しながら自分を買ってくれる客を探す。
指名されれば横に座り、拙い言葉で自分をアピール。
話がつけば(基本的には)どんな相手であろうと「特別な接客」をする。

実際、大変な仕事だと思う。
若いうちだからこそできるのであろうし、いろんな理由があるにせよ
「お金のためにやるしかない」といった種類の職業に違いない。

そんな「仕事」を淡々とこなす彼女を見ていると、
(このコのためにいったい何ができるのだろうか)
などと、つい考えてしまう。
「その道のプロ」の女子と付き合った経験がないだけに、
興味を惹かれる反面、自信もないというわけだ。

たまに店に出掛けては、ステージを降りて休憩中
オレの隣に座る彼女と二言三言話をして、数十分後
「頑張ってな!」と送り出す。

結局、これだけしかしていない。

「一線」すら超えていないのだ。


てなわけで今日辺り、
行動をおこしてみようかな。

とは言っても、今更急に距離を詰めるのもなんなので、やはり
「少しづつ」がよかろう。
「一線」を超えるタイミングは彼女に任せ、その後
本当にそうしたいと思えるのであれば、
告白するも良い。

今のところは
「レオテーカウ(彼女次第)」だが、
最終的に決めるのはオレなのだ。


一方、Fン嬢ともこの先どーなるかさっぱりわからない。
彼女の性格を気に入っていることは確かだし、
条件的にはバッチリだし、素人なのでフェーン(恋人)にするのに
問題や障害はまったくなさそうなのだが、肝心な
「好きなのかどうか」という点で、まだ
「???」な感じなのだ。

先日の日記では「北」の出身と書いたが、正確には
パークヌア(北部)ではなく、ノーンカーイという街はバリバリの
イサーン(東北)地方だったし。

出身地はともかくとして、
あと二三回は会わないと進展しようもないが
「サクッ」とうまくいく可能性だってあるよーな気もする。


なにしろ、ここ何週間かで
なんらかの進展があることは間違いなかろう。 
場合によっては物事が
「一気に動き出す」可能性だってある。

こんな単調な生活にすっかり「ブア」なオレが
「重くて悪い(?)」腰を上げる時が、
いよいよやって来たのか。

もし、一遍に
「フェーン(恋人)」と
「ギック(愛人)」ができちゃったらどうしよう。

な〜んて、

考え過ぎだよねえ。


*最近買ったものシリーズ。
こっちで初めて作ったメガネ。2500THBならまあ安いのかな。
Img_5941

Img_5944

マイブーム(死語?)のアイマスクコレクション。
オレらしくもないヒョウ柄やゼブラ柄をネタ(ジョーク)で購入。
*各159THB。
「Up to you」か。Pーちゃんに対しては
今まさにそんな気分だ(79THB)。
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2009年9月 9日 (水)

ソンアーティッ

「SEXandtheCITY」をずーっと見ているが、
ようやくシーズン3まで辿り着いたところだ。

一話完結だし「何をいまさら」という古い話だし、
「24」や「LOST」のように別にハマっているわけでもないのだが、
「一度やりだすと最後まで」イキたくなるのが人情というもの。

「自立した三十オンナ」の考えていることなどには、正直
マイソンジャイ(興味ない)であり、
「おおなるほどそーなんだ」というよりは
「ふ〜ん。で、何?」てな感じだ。

考えてみれば、過去に三十代の女子とは
一度もちゃんとしたお付き合いはおろか、ひょっとしたら
エッチすらしたことがないのではないか(四十代はある)。

もっとも性欲旺盛で性技も巧みなはずの彼女らに、
「何事も経験」という意味でも目を向ける必要性を感じ、
唯一ケータイに入っているD嬢(34才)に電話してみようかなと、
ちょっとだけ思っているところだ。


そんなことよりも、オレ自身の
「SEXandtheCITY」は一体どうなってしまったのか。

ふと気付けばもう二週間くらい
SEXはおろか一人エッチさえしていない。

元々かなり淡白な方のオレだが、年を追うごとにそれは
「薄さ」を増してきており、そんな感じでいつの間にか
けっこうな時間が過ぎ去っていることはしょちゅうであり、
気が付く度に本気で心配になってしまう。

結婚時代にしても二十代半ばの若さで新婚当初から
「セックスレス」だったし、ステディーな相手ができても
「会う度」どころか頑張って「月に一度」とか、
肉体の結びつきよりも精神のそれに重きを置くあまり、
エッチそのものやボディーランゲージを
おろそかにしがちだったことは過去の大きな反省材料だ。

「飽き性」ということもあり、刺激を求めて
「いろんなこと」をしてみたところであまり長続きしないのも、実は
「根本的な精力不足」が原因なのだと自分でわかっている。

「中折れ防止」や「持続力アップ」という意味ならば
「薬に頼る」という手もあるのだろうが、オレの場合
不足しているのはどちらかと言えば精神面の方であると思われ
「ヤリたい」という気持ちの
「強さ」が決定的に足りないような気がする。

これはオトコとして本当にコワイことなのだ。

現実問題、クルンテープというとてつもなく
「性」の氾濫した「CITY」に住んでいて、これほどまで
「SEX」と縁遠いのは非常にマズい。

ではどうしたらいいのか。
これがさっぱりわからないから困ってしまう。

実際、毎日のように「ゴーゴーバー」に通い、
トップレスやTバックで踊っている女子達を何十人も眺めてから、
家に帰ってDVDで、セックスのことを開けっぴろげに語り合う
「スレた三十オンナ」の会話をこれでもかというほど聞いていれば、
「視覚」はもとより「精神的な刺激」にもすっかり慣れっコなわけで、
たまにディスコに行けば、体をすり寄せてくる女子との
エロエロダンスも日常のごく当たり前の出来事として
体にインプットされてしまったのか、相手がよほど
イイオンナであり、しかも動きが相当うまくなければ
「ピクリ」ともしなくなり、ついに
「触覚」の刺激にも下半身が反応しない
という状況にまで陥った。

で、たまに女子とエッチをしてみれば、相手がプロの場合なら
「おざなりなチュー」やあまりの「反応の悪さ」おまけに
「フェラーリ」さえできないとなれば、そのやる気のなさに
こっちの気持ちが萎えてしまうし、逆に素人の場合、その
反応の良さに思わず「ハリキッて」頑張ってしまうあまり、
持病の腰痛が襲ってくるわけで、どちらにしても
「まあしばらくはいいや」と、つい思ってしまう。

それならば、オレの持論である
「(男女に関わらず)SEXと独りエッチは別物」という観点から、
そっちに走ればいいのだが、最近はそれさえ
「キィーッキアットゥ(面倒)」この上ない。

で、気付けば
「ソンアーティッ(二週間)」というわけだ。


そして最もマズいのは、気に入った女子がいても、そのコと
「ヤリたい」とあまり思わないこと。
好きなコがいれば、彼女と
「もっと近づきたい」「ずっとそばに居たい」「ひとつになりたい」
そう思うのが当たり前であり、それこそが女子を口説く
原動力となるはずなのに、そーいう気持ちが少ないと
テンションもなかなか「アガって」いかない。

タイにやって来てから、
言葉の壁と共に強く感じるのがそこなのだ。

「いつでもヤレる」
そんな状況こそが、元々性欲の少ないオレを
さらに萎えさせる原因なのだろう。

ニッポンにいた頃はこんなぢゃなかったのにな。


では具体的にどーすればいい。

ニンニクとか鰻とか?
「レッドブル」とか「M150」とか?

そーいうことでもないような気がする。
よーするに
「いつでもヤレる」という状況が良くないのであれば、逆に
「絶対にヤレない」状況に持っていけば、
多少はオレの性欲も復活するのだろうか。

そーなると考えられる最もわかりやすいのは
「刑務所」か。
例えば軽犯罪で二週間ブタ箱に入れば、同じ
「ソンアーティッ」でも精神的にはまったく違うはずだ。

ただ、「性欲増進」のためにとる方法としては
あまりにもリスクがあり過ぎる。

とにかく、日頃オンナを見過ぎならば、いっそ
まったく見ないようにするとか。
普段オレがファッションでしている
アイマスクを被りっ放しで生活するか。

な〜んて、
どれも現実的ではないなあ。


贅沢な悩みに聞こえるかもしれぬが、
本人にとっては結構マジな話なのよ。

とにかく、精神的刺激を避けるために
「SEXandtheCITY」を
一刻も早く見てしまうことにしよう。

「三十オンナと付き合う」前に、
「性欲」と「精力」を取り戻すのが

まずは先決なのだ。


*ついに某「LOTTE」がタイで生産を始めたようで、
最近は「glico」に対抗してバンバンCMを打っている。
「BLACKBLACK」5THB。
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「ポムチュウコアラーマーチー。アロイジャン♪
(僕の名前はコアラのマーチ。とってもおいしいよ)」
イチゴ味もある(20THB)。
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キレイな女子を見掛けたらこれを被るか。
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2009年9月 7日 (月)

ペンフェーンガンダイマイ?

「妹も一緒に連れてっていい?」

きたきた。きたよ。
このパターンはけっこう多いのだ。

ニッポンでは、初デートに姉妹でやって来るなんてことまずないが、
家族を大切にするタイではわりと普通にあるし、
おかーさんにもすぐ会わせられたりする。
ニッポン人が大切にしないと言っているわけではなくて、
より密着度が高いというかスタンスが少し異なるように思う。
簡単に説明するなら「一緒に生きている」感が強いのかな。
とにかくそういう印象を受ける。

アパートに二人で住んでいるので、
ごはんを食べにいくなら妹を置いていくのは忍びない。
そう考えているなら否定する理由は一切ないので、
「もちろんいいよ」と答えた。

以前Bちゃん姉妹には随分振り回された覚えもあるし、
妹と聞いてちょっぴりイヤな予感もしたが、同時に
会ってみたい気もした。

一昨日ドタキャンされたMナ嬢に、
やっぱりどうしても会いたかったので、昨日電話して
「ごはん食べに行こうよ」と誘ったわけである。


待ち合わせは彼女の家の近く、
ラチャダーの複合施設某「ESPLANADE」だ。

シャワーを浴びたら電話する。と言うので、支度をして家を出たら
バイクを運転中に掛かって来た。
「もうすぐ着くから六時でいい?」「うん。いいよ」
これでまたドタキャンされたらかなりのショックだが、
さすがにそれはないだろうとちょっと安心。元々
猜疑心が強い方なのに、タイガールには裏切られっ放しなので、
ただでさえ傷つきやすい心を守るのにとても苦労する。

ブログに臨場感を与えるため、たまには写真を撮ろうと
ハリキッてバッグにカメラを入れ、着いて早速
「カシャカシャ」やっていたら警備員が飛んで来て
「困ります」と言われてしまった。
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某「ココ壱番屋」を始めあらゆる種類のレストランから、
服屋雑貨屋眼鏡屋スポーツショップスーパーなどの店舗、
映画館カラオケボーリング場そしてなんとスケートリンクまで
ありとあらゆる施設が揃っている。
タイピープルが氷の上をスイスイ滑っている様には
なんとなく違和感もあるが、まあそれもよいだろう。

五分遅れでやって来た二人。三十分一時間遅れは当たり前の
タイピープルにしてはかなり優秀だ。

Mナはもうひとつのチュウレン(呼び名)で、本当は
Fンというらしく、意味は雨。
妹はFンちゃんで、なかなかの美人姉妹「FンFンコンビ」と一緒に
某「FUJIレストラン」でごはんを食べる。
タイ人に大人気の和食屋さんであり店内は人が一杯だった。

独りでよく食べにくる。というおねーちゃんにオーダーを任せると
アボガドサラダ茶碗蒸しサーモンハラ身の串焼き寿司ロール
焼きそばざる蕎麦という、なんとも不思議なチョイスとなったが、
味はまあぼちぼちかな。

妹もなかなか可愛かったので急遽友達K君を呼び出し、その後
これまたタイピープルの大好きなアイスクリームショップ
某「SWENSEN」で合流。

映画よりボーリングがいい。というので連れて行くと、Fン嬢なんと
「クラングレーク(初めて)」だそうで、三つの穴に
とんでもない指の入れ方をしてみたり、なかなかおもろい。
それでも、「ヌンソンサームシーハー(12345)」とリズムを教えれば
まあまあちゃんと投げられるから大したものだ。

すぐにスペアをとったので、
「次に倒れたピンの数が10に足されるんだよ」などと、
ボーリングの基本的なルール説明をするが、
そんな経験は初めてでちょぴり新鮮だった。

彼女にとって「初めてのボーリング」と、
「初めてボーリングをする女子とのプレイ」が
初めてのオレ。

別に深い意味はないが。

結局ストライクまでだして、ご機嫌のFン嬢。
78なら初心者にしてはまあまあではないか。
オレは168で、それがいいスコアなのか悪いのか
まったくわからないからちょっと張り合いがなかったが。

隣にあるカラオケボックスに移動。普通に
「二時間で!」と頼むFン嬢はおそらく「嫌いぢゃない」はずだ。
ニッポンの歌は著作権のためかマニアックなものしかなく、
歌える曲を探すのに苦労したが
「楽園ベイベ−」とか「HOTEL PACIFIC」とか。

姉妹が次々と歌う曲は、さすがにもう一年住んでいるだけあって、
聞き覚えのあるものが多かった。

ボーリング1ゲーム120THB貸靴40THB、
カラオケボックスは一時間350THB(一部屋四人)であり、
途中のドリンクなども合わせれば、食事も含めて全部で
一人1000THBくらいは遣うことになり、そうやって
普通の遊びをしていればニッポンにいる時とさほど変わらない。
ま、少しは安いけどね。

だから、ちょっとハイソ(?)のタイガールとお付き合いすれば
当然そこそこお金は必要なわけで、たまに飲みに出掛けて
「○春」したりしていたほうがよほど安くつくし、
「面倒なことがなくてラク」という考え方もあるわけだが、
オレとしてはそんな「普通のお付き合い」に憧れてしまう。

ディスコで知り合ったとはいえ、どうやらFン嬢はごく普通の女のコ。
出身はノーンカーイというラオとの国境の街で、
家から仕送りしてもらって語学学校に通っているのだから、
一般的なレヴェルから考えれば少し余裕がある家庭なのだろう。
田舎からクルンテープに出てくれば、逆に
家に仕送りをするのが普通だからね。

え?ノーンカーイ??
あれだけイサーンの、しかも東の方の
「色黒」でいかにもタイっぽい濃〜い顔の女子を好むオレが、
そんなに北の方のコを好きになるなんて。

そう。
実際Fン嬢はかなりの色白で、顔もどちらかと言えば
ニッポン人ウケするような一般的美人タイプなのである。
真っ黒でバタ臭い田舎娘のような感じとは異なり、
「隣のキレイなおねーさん」風であり、正直なところ外見は
妹の方が断然好み。
写真を載せたいところだが、恋に発展する可能性がある以上
ちょっと控えておこうかな。

それにしても、オレが好きになるコの出身地は
おもしろいほど限られていて、断トツの一位はなんといっても
「コーンケン」なのである。
A、P、N、N、Mなど、五、六人はすぐに頭に浮かぶ。
次が「ブリラム」あたりかな。思い付くのはB、A、M。
いずれもかなり肌の色は黒くて、やや吊り目で
顔の作りがハッキリしている感じの、いわゆる
「イサーン顔」というヤツだ。
言葉で説明するのが難しいのだが。

メイクもナチュラルでうまいし、ファッションもちょっと
洗練(?)された感じがする「しっとり系」のおねーちゃんより、
サンダルでペタペタ歩く妹の方を可愛いと思ってしまうオレ。
イヤな予感とはまさしくこのことだったわけだ。

ただ、人格的にはかなり素敵であり、最後に行った
フアイクワンのパブ(?)でも、トムヤムスープを全員に取り分けたり
皿の位置を気にしたり、ことあるごとに「乾杯♪」と皆に声を掛けたり
タイガールにしてはものすごく「気が利く」珍しいタイプ。

オレが今まで接してきた女子達がよほど悪かったのか、その
「差」を大きく感じたし、オトナな会話の内容や、わかりやすい
「優しいタイ語」や、身のこなしや仕草やその他諸々、全体の
「感じ良さ」に、すっかりヤラレてしまっていた。

(付き合うならやっぱりこういうコがいいな)。

素直にそう思える相手との出逢いは、なかなかない。
外見だけではなく、人としての印象がそこまで高ポイントなのは
初めてかもしれない。

彼女のようなコと付き合うのであれば、もちろん
「それなりのオトコ」でなければならぬわけで。
タイの空気に流されっ放しで、もうすっかり
「ゆる〜く」なってしまっているオレの
「やる気」を引き出すには絶好の相手なのかも。

「フェーンが一年いない」という言葉を信じるなら、
時間を掛けて本気で口説く甲斐もある。
あんな素敵なコに一年も恋人がいないなんて
にわかには理解し難いし、もし一年ぶりのフェーンになるなら
「光栄」と思えるだからだ。

「部屋を見たいな」と試しに言ってみたが、あっさりと断られた。
そういうところも非常に良いではないか。

深夜一時近くに二人を家に送ってから家路につく。
別れ際に
「今日はありがとう。六時間だから一人6000THBね♪」
と言われることもなく、ホッとした。

彼女のことなら信じられるかな。

理由はよくわからないし根拠もないが、
なんとな〜くそう感じる。

体は疲れているのに、いろいろと妄想していたら
寝られなくなってしまった。


「ペンフェーンガンダイマイ(恋人になってくれる)?」

カラオケでFン嬢が唄っている最中に、その曲の歌詞を
ふざけて彼女に言ったシーンを思い出す。

いつか本気であのセリフを語ることがあるのだろうか。

「アッ」と驚くような出来事が
しょっちゅう起こるこの国のことだ。
そればっかりは

わからないなあ。


*はっきり写っている写真もあるのだが
まあこれが限界かな。*妹は非公開。
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2009年9月 6日 (日)

ヤークジュァーテゥァー

「ヤークジュァーテゥァー」

う〜ん。
カタカナで書くとどうしてもおかしなことになるなあ。
でも、これしか書きようがないのだからしょーがない。

意味は「君に会いたい」で、
最近よく使う言葉のひとつである。


タイ語には母音がたくさんあり、
「う」「え」「お」が各二種類、プラス
「あ」と「え」の間というか「う」と「あ」の間の音というか
微妙なのも入れて全部で九種類となる。

「う」の場合は「口をすぼめる」パターンと
「横に開く」パターンなので差がわかりやすいが、
「え」と「お」の場合は口を開く大きさが少し違うだけで
なかなか表現しにくいし、最も難しい、というよりも
ニッポン人が慣れていない発音は例の「微妙なヤツ」なのだが、
これは結構使うことが多く、必死で練習したものだ。

ただ、慣れてしまうと逆に相手に伝えやすくなり、
実際に通じないのはむしろ
「え」と「お」の違いなのだが。

今までは適当に誤摩化してきたが、
例のセリフをカタカナで記述するには
「ヤークジュートゥー」ではかなり違和感があるので
新しい方法にチャレンジしてみたわけだ。

ちなみに
「ュァ」「ゥァ」は同時に発音していただきたい。
そうすれば少しは臨場感が伝わるはずである。

「ヤーク」は「〜したい」「ジュァー」は「会う」「テゥァー」は「君」であり、
会うは「ポップ」あなたは「クン」という言葉が一般的なのだが、
口語的というか、教科書よりも一歩踏み込んだ表現というか、
なにしろラヴソングの歌詞によく出てくるので、日常会話では
より有効なはずだし、大事な場面では威力を発揮すると思われる。

だから、好きな女子に会いたい時、
「ヤークジャポップガンクン」という
「カタい」言い方はあえてしないというわけだ。

このブログの読者はもうすでにお気づきかもしれぬが、
タイ語には(基本的に?)
「は」「が」「の」「を」「に」という「格助詞」がない。
つまり、言葉をただ並べていくだけで文章が成り立ってしまうので
単純と言えなくもないのだけれど、逆に考えれば
細かい表現が難しいとも言える。

女子を口説く時のセリフも限られるし、
心の内を曝け出すにも苦労することになる。

「オレはお前が思ってるほど強い人間じゃないし
あんなことがあった今は尚更傷つきやすいんだ。
だからわかってくれよ」

な〜んて言いたくてもムリなのだ。
少なくとも今のオレには。

とにかく、言葉を使い分ければ伝わり方も変わるというのであれば
それはとても重要なファクターとなるわけであり、
タイ語でのコミュニケーションはその辺りが「ミソ」というか、
「キモ」のような気がする。

親しくなればなるほど表現も変化し、
仲良し同士であれば汚い言葉もオッケーとなるし、
むしろそういうところで間柄を計るのかもしれない。

「クン○○(人の名前)」と付ければ丁寧に
「誰々さん」と呼びかけることとなり
「○○(人の名前)ジャー」と付ければ
「誰々ちゃ〜ん」みたいな感じになるみたいで、これはもう
相手の印象がまったく異なるのだ。

ただ、タイミングが非常に難しく
いつまでも「クン○○」と呼んでいると
「よそよそしいわねえ」みたいな顔をされるし、いきなり
「○○ジャー」と呼べば、思いっ切り眉間にシワを寄せられ
「はーーーーーーーーーん???」と睨まれることは必至だ。

「アライナ?」と
「アライワ?」では、同じ
「何?」でも
言葉の強さが全然違うしね。

そんなわけで、タイ語の勉強もいよいよ
第二段階に入ってきたわけだが、ことあるごとにあらためて
「ニッポン語ってスゴいな」って思うし、
永年培ってきたボキャブラリイを駆使して女子を口説くことが
「キットゥン(恋しい)マーク(とても)」な日々なのである。


それにしても昨日は酔っぱらったな。
タイに来てからベスト3に入るくらいの酩酊ぶりだった。
中川さんににも負けないくらいにね。

飲んだのはもちろんウィスキイであり、場所はディスコのハシゴ
某「ハリウッド」→某「スプーン」というオレとしてはとても珍しいコース。
最後の方はもうふらっふらであり、意識はしっかりしていたが、
真っ直ぐに歩けない自分のことが可笑しくて仕方がなかった。

ただ、その割には別に大したことがあったわけでもなく、
一番の収穫はお金持ち(デカいレクサス所有!)の米国人
タイ在住歴九年というM氏と親しくなれたことだろうか。

オレとしたことが男子、しかも
いい年のおっさんをナンパしてしまった。

さて、「会いたい」と言った相手はMナちゃん(22才学生)であり、
つい先日某「BOSSY」で会ったばかりの彼女から電話があった時、
「キットゥン(恋しい)」はまだタイミング的に早過ぎるので
冒頭のセリフを使ったのである。

「今日友達とディスコに行くけど一緒にどう?」と誘ったら、最初は
「行く行く〜♪」と言ったクセに、実際その時間になって電話したら
「マイサバーイ(調子悪い)」と例のごとくドタキャンだ。

まったくタイガールときたら本当に気まぐれな動物であり、
そのことを自分では1ナノも悪いと思っていないのが、また
何とも言えず「愛おしい(?)」というか、とにかく
いちいち怒っていたらこっちが保たないし、
ちっとも悪びれない彼女らを見ていると、
「もーしょーがないなあ」となってしまうオレの気持ちも
どうかわかって欲しい。

そして、今一番会いたいのはPーちゃんだ。

一周年の記念日は結局「すれ違い」で会えず、
そのフォローをしようと一生懸命時間を作ろうとしてくれている。
昨日も店終わりのタイミングで(AM2:00頃)電話があったが、すでに
「マオマーク」なオレは気付かずに、四十分後に折り返したら
もうすでに寝ていたようだった。

そういう感じで
「コトがサクサク進まない」方が、逆になんだか
「じれったい心地良さ」もあって妙に萌えるのである。

会いたい人は他にもいる。
ニッポンに置いてきたSりだ。

会えないからこそ想いは募るわけで、その時間が
愛を育てるわけである。
だから
「すれ違い」も甘んじて受けるし、
「ドタキャン」すらプレイに思える。

その気持ちが
「50:50」なら

最高なんだけどね。


*英国で流行しているという
「媚薬」的なスプレーをおみやげにもらった。
ローションやコンドームを製造しているメーカーの商品だ。
一刻も早く試してみたいのだが....。
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2009年9月 4日 (金)

ルドゥー

ここ二、三日天気が良い。

今は雨期なので基本的には常に曇った状態であり、
一日一度はまとまった雨が降るのだが、
久しぶりに青空が広がって爽やかな空気が流れている。

一年暮らしてだいたいわかってきたが、
タイにはニッポンで言う「四季」ならぬ「三季」があって、
二月から五月が「太陽の季節」
六月から九月が「雲の季節」
十月から一月が「風の季節」と呼ばれるようだ。

それぞれの最後の月
「五」「九」「一」はいわゆる「変わり目」であり、
その季節の状況がヒドくなると共に
次の季節の予兆が現われ始める。

今は雨期。とは言っても一日数時間スコールが降る程度で、あとは
空がずっと曇った状態というだけで、ニッポンの梅雨のように
「シトシト」と降り続くことはなかったから、その時間を外しさえすれば
バイクで出掛けても特に問題はなかった。

ところが九月に入り、雨の振り方がスコールから長雨になりつつも、
いよいよ青空が覗き始め「風の季節」の到来を予感させる。

「ルドゥーロム(風の季節)」は最高だ。

雨はまったく降らぬため、そこら中に季節限定の
「ビアガーデン」が出現し、街はよりいっそう賑やかとなるし、
なにしろ空気が乾燥し、爽やかな風が吹き抜けるため、
夜は涼しいどころか寒いくらいで、いよいよ
オレのジャージコレクションが活躍する時期なのだ。

タイガール達も、普段の
「ワンピース一枚で肩出しっ放し」の単調なファッションから一転し、
「ここぞ!」とばかりに大喜びで長袖を羽織りまくる。

ところで、
「体感温度」というものは「湿度」によって大きく変わるのだ、
ということがよ〜くわかるのはまさしく季節の変わり目の今であり、
「雨期」→「乾期」の間交互にやってくる
「曇りのち雨」の日と「晴れ時々曇り」の日では、
感じる「暑さ」がまったく異なり、具体的には
「扇風機なしでは寝られない」日と
「タオルケットを掛けたくなる」日、くらいの違いとなる。

ま、それは「キーナーオ(寒がり)」のオレの場合のことであり
「キーロォーン(暑がり)」のタイガール達からすれば、未だに
パットロム(扇風機)もしくはエアコン付けっ放しであろうから、
基準にはならないと思われるが。

とにかく、もし旅行で訪れるとするならばオレとしては
十月から一月の間をオススメしたい。
ただし、南国だからと言えどもワンピースやTシャツとサンダル以外に、
一枚くらいは長袖も用意することをお忘れなく。

あと、ディスコに行くならパンプスやスニーカーもね♪


さて、Tちゃんがおみやげにと持って来てくれた
山のようなDVDのおかげで、基本
「ヲタク」なオレはしばらくの間引き蘢れそうだ。

早速観た今は亡きMJのミュージックヴィデオ。

一本一本がまるで映画のようなスケールであり、
あらためてスゴいと思うし、二十五年も前の映像なのに
古さを感じないというか、何か独特な世界観があるし、
氏の動きのキレをみながら、いろんな意味で
あんなアーティストはもう二度と現われないんぢゃないか、
と思ってしまう。

そんな中、Tちゃんと二人
「懐かし〜!!」と言いながらも細かいところにツッコむが、
ライヴであれだけハッキリと「口パク」なのも、
まあ仕方がないと思えるほど氏のダンスは「モノ凄い」のだ。

そう考えると、ライヴでも口パクではないという噂の
安室奈美恵嬢はさらにスゴいのか。

ま、「猿つながり」ということで。


そして「SEXandtheCITY」である。

話に聞いたことはあるが、なにしろ
「ヨーロッパ志向」で米国が余り好きではないオレのこと、
「チラッ」としか観たことがなかったのだが....。

これが意外にオモロいのだ。

それにしても、中国のコピーDVD商品はスゴいな。
こんなにちゃんとした作りで、プロパーから考えたら
アホみたいな値段なのだから。

主人公が新聞のコラムニストという設定がいい。
規模は違うが、日々の出来事をブログに綴る自分の姿と
ちょっとカブるしね。
ただ、本人がカメラに向かって話し掛けるシーンは
違和感があって気持ち悪いからやめて欲しいのだが。

考えてみればこれだって、クルンテープが舞台の
「SEXandtheCITY」のようなものである。
いやいやいや、もちろんパクリではなくて
ただの日記が結果そうなっているだけだし、
下ネタのレヴェルは全然及ばない。

なにしろ上品さと知性が
「売り」なのだから(笑)。


では、続きを観るとするか。

なにしろ「シーズン6」まであるのだ。

いい「季節」がやってくる前に

見終えてしまわなければ。

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2009年9月 3日 (木)

ヌンピーレーオ

「お前らにはわからないのか。この喜びが」

まあ、ディスコで初めて会ったおっさんにそんなこと言われたって
「おめでとう!!」とすんなりは返せないのかもしれないが、
なんだか肩すかしを食ったような、拍子抜けした気分だった。


「ファンディーディーナ。ワンティーサームカンヤーピーティーレーオ
オークジャークイープンマーテウィーニー。レウコーワンニー
ユーティームアンタイヌンピーレーオ。イェーーーーーーーーーイ!!
(よく聞いてね。去年の九月三日にニッポンを離れてここに来た。
つまり今日でタイに住んで一年目なのさ。イェーーーーーイ!!)」

そう言ってハイタッチ(ファイブ)しようと手のひらを相手に向けても、
「いまひとつよくわからないなあ」といった感じで
不思議そうな顔をするタイガール達。

「アニバーサリーナ!」タイ語がわからぬので、
(記念日≒ワンティーラルック)英語でそう補足説明しても
「ふ〜ん。だから何なの?」みたいな反応なので、
ちょっぴり寂しく思ったが、それも文化の違いなのだろうか。

「記念日オンナ」なる輩が存在するほどのニッポンでなら、間違いなく
「そーなんだおめでとー!これからもニッポンをよろしくね♪」と、
在住一周年を祝う言葉が出てもおかしくないところだが、
お近づきの印に乾杯するついでに、せっかくだから
十人近くのタイガールにそのことを伝えたものの
「コーサデェーングクワームインディー(おめでとう)」とも
「コングラチュレーション」とも、誰一人として言うわけでなく
「キョトン」とするばかりなのだ。

まあ良い。
そんな細かい話はさておき、
無事今日の日を迎えられたわけだが、
タイにやって来てから一年間、大きな事件もなく、
健康を害することもなく、本当に楽しく暮らせてこられたのを、
決して「記念日オトコ」ではないオレとしても
心からうれしく思うのだ。

別に何か特別な事をするつもりもなかったが、
「アニバーサリーナイト」を誰と過ごすかとなれば、
想いを寄せる女子の顔を思い浮かべるのが普通であり、
「では誰か?」となった時、候補者は二人ほどいた。

いずれもプロのタイガール、しかも
「ガチガチ」なのがイタいところだが、それこそが
オレのタイ歴一年を象徴するようでよいではないか。

実はPーちゃんが、なにかの学校に行かねばならなかったらしく、
お店を休んで一ヶ月ほど実家のコーンケンに帰っていたのだが、
一昨日に某「レインボー1」を訪れた時に発見し、
久々の再会を果たしてはいたのだが....。

ディスコ以外の夜遊びを一切しなくなってしばらくしてから、
ひさしぶりに行ったゴーゴーバーで初めて彼女と会った。
田舎から出てきて間もないPーちゃんの初々しさに心惹かれ、
その日の店終わりで呼び出して一緒に遊んだ。

(彼女が)疲れていてエッチは途中までしかしていないのだが、
その後はなかなかタイミングが合わず、パンガン島から戻ったら
行き違いでPーちゃんは田舎に帰ってしまっていた。
「想いを果たしたい(最後まで?)」気持ちをずーっと引っ張ってきたので
その間の電話のやり取りなどでやきもきする場面が多くて、
「(純粋な)客としてではなく、友達として会いたい」と考えるオレと、
彼女との間には若干のズレがあることを感じてはいた。

つまり、「お金を払う気のない(そう伝えてある)」オレなんかと会うのは
よほどヒマで気分が乗った時以外にはムリだということであり、
よく考えればそんなことは当たり前なのだが、だからといって
経緯からしてここで「買春」するのはどうもイヤなのだ。

「結局は金」、ということをすでに骨身に感じているオレとしては
Pーちゃんがもしほんの少しでも、「客」ではなく
「友達」として考えているのであれば、そこに賭けてみたい。
プロの女子の中にそんな明確な線引きがあるとも思えぬが、
「金でセックスを買える」のがごく当たり前で生活に根付いたこの街で
「金のみ」ではない繋がりのプロの相手が、
一人くらいは欲しいとどうしても思ってしまうのだ。

「活きのいい若い男子」ならいざ知らず、いい年をしたおっさんが
「何をいまさら」と思われても仕方ないが、その部分が
まったくなくなってしまっては、この上なく寂しいではないか。

できれば、「お金」から始まってだんだん「お金」ではなくなっていく、
のではなく、「気持ち」から始まってだんだん「お金」の期待も
出てくる、という「逆パターン」を一度味わってみたいのである。

だから、
「お金が目的ではなく」オレに抱かれた彼女に、後から
「お小遣いをあげる」という順番の方がよい。

いつの時代でも「順番」は大切なのだ。

「結婚して欲しくなったから子づくりをする」のと、
「子供ができ(てしまっ)たから結婚する」では意味がまったく違うし、
「お前はできちゃったんだ」などと、そんなこと
自分の娘にとても言えるわけがない。

例えがわかりにくいかもしれないが、最近かなり
「冷めてきて」しまっているオレにとっては結構重要な案件であり、
「ムリを承知」で試している真っ最中なわけだ。

では今現在どういう状況なのかと言うと、オレとしては
休みの日に会いたいのだが、基本的に少ない(月に三日程度)上に、
田舎から母親が出てきて一緒に過ごすことが多いらしく、
「仕事終わりで遊びにおいでよ」と言っても、
しんどくてそれどころではない。
たまに店に行ってみると「今日は休みだよ〜」と言われ、連絡すれば
「マイサバーイ(調子悪い)」だとか。

電話ではすごく感じが良くて、しつこくもなく変な要求もないし、
たまに変な時間に掛かってきて
「キットゥン(恋しい)」な〜んて言われるとちょっと
「キュン」とする。

ただ、タイミングが悪いというか「ここぞ」という時に
「大事な電話」をしてこないのがどーもピンとこない。

例えば一ヶ月間田舎に帰っていた時も、オレが島から戻って
「ひさしぶりに会える」と、真っ先に店を尋ねたら
店のウェイトレスをしている実の姉から
「今店休んで地元の学校に行ってるよ」と聞いたし、
今回だって、クルンテープに戻ってきたことを
彼女の方から連絡しては来なかった。

ま、オレがあまり電話しないのがマズいということもあるが、
肝心な時にすれ違うのでどうしても「イラッ」とくるし、
「所詮そんなものだな」と、冷めた気持ちにもなる。

一昨日も、ひさしぶりに会って
「どうして(戻ってきたと)電話くれなかったの?」「いや別に....」
「いつ帰ってきた?」「二日前だよ」
みたいな会話をしたが、別に悪びれてもいないし、こっちとしても
「ふ〜ん。そうなんだ」って感じにしかなれない。

まあ、現実にオレをさほど特別な相手とは考えていないのだろうし、
当たり前と言えば当たり前の話なのであるが。

そして昨日。

出勤したばかりの時間に電話があり、
「会いたい」と言う。

「わかったよ。ぢゃあ店が終わって元気だったら迎えに行くから
一緒に家に帰ろうよ。今日は用事があってムリかもだけど」
「うん。いいよ〜」

S君がインドに旅立つ前日であり、彼に
「最後まで付き合う」気だったので確約できなかったが、
ミーティングの結果、店に寄って
「どうしても今日会いたい」と伝える事に。

実はS君も同じ店にお気に入りのコがいて、最後に
「彼女と一緒に過ごしたい」という話になったのだ。
だから四人でどこかに遊びに行くか、別々だとしてもとりあえず
某「レインボー1」に顔を出すことにした。

午後十一時というゴールデンタイムだから、
ペイバーされている可能性が高かったが、幸い
お目当ての二人は店にいたので席に呼ぶ。

「オレがこっちに来てから明日でちょうど一年になるんだ。
記念日はお前と一緒にいたかったから、約束は反古にしてきた。
今日店終わってから何もなければ会おう」

ただ、問題は彼女らが
「ペイバー」されないかどうかにかかっている。

よーするにお客さんがつかねばいいし、
「ショートタイム」で上(同建物三階)の「ヤリ部屋」で
ヤルだけなら一、二時間で済むからまだ良いが、
「ロング」の朝までコースとなればそれも無理な話となるわけだ。

実際S君のお気に入りのM嬢は、目の前で指名され
「アッ」と言う間にお客さんと一緒に私服で店を出て行ってしまう。

ただ、彼女はその事を伝えに来たし、店を出る時に鼻を
「ちょん」と押されたりしてなんだかちょっと羨ましかった。
オレもペイバーされていくお気に入りの女子に
「お・あ・ず・け♪」みたいな感じで、鼻をああやって
押されてみたいな。

Pーちゃんはそういう(小生意気な)タイプでもないからね。
な〜んて思ってたら、いつの間にか彼女も指名され、
テーブルについてメガネのにーさんと何やら話している。

「Mちゃんがもしロングだったら計画丸潰れやな〜」
などと二人で話しつつ、オレとしてはPーちゃんに、
「少なくとも今日だけはペイバーされてくれるな」と、
祈る気持ちだったし、実際に、信じてもいないのに
「柏手」を打ってみたりしていた。
普段ならば彼女が少しでも稼げるよう、逆に
「ペイバーされろ!」と思うところだが、昨日ばかりはさすがに
ちょっと事情が違ったのだ。

もしペイバーされるなら自分の目で確かめたいと思い、
しばらく様子を見ていたら、彼女はメガネ君の席を離れ
あっちへ行ったりこっちへ行ったりと「フラフラ」しだして、
しまいには姿が見えなくってしまった。

現実問題MちゃんもPーちゃんも普通にカワイイので、
(Pーちゃんのすっぴんは大したことないが....)人気があり、
特にニッポン人ウケする顔のM嬢はいつもペイバーされているから、
店終わりで会える可能性だってどうしても低くなる。

しょーがないので、おねーちゃんに「もう行くわ」と伝えると、
「Pそこにいるよ」というので店を出たら、外のカウンターで
普通にごはんを食べていた。

「なんだよ〜」と思ってしまったが、すぐに気付いた。

(なるほど今日はオレと会いたいから、ペイバーされぬよう
席に着くのを嫌がっているのであるな)。
「超ポジティヴシンカー」のオレにとって、それは
ごく自然な考えだ。

Pーちゃんに
「タムンガーンスゥースゥーナ(仕事ガンバッテな)!!」と
いつもの挨拶をしてから爽やかにその場を去る。

「なんだかんだ言ってやっぱりアイツはオレの事が好きなんだな」
などとS君と話しつついつものように待機場所の某「テーメー」へ。

ここまでは良かったんだけどね。

ま、結果はご想像の通りである。


補足説明をすれば、S君が(店が終了する)二時に電話したら
「朝までだから今日はダメなの。ゴメンね」とのこと。
「客と一緒なのにちゃんと電話に出てエラいなあ」と、
性格の良い彼女の評価はまた上がり、
「まあタイミングが合わなかったな」という話だ。

「終わったら電話して」と言ってあったPーちゃんから連絡はなく、
二時過ぎに念のため彼女の職場である
「NANAPLAZA」に向かうオレ達。

スクムヴィット通りを渡る信号待ちをしていると、
向こう側には大量の「NANAガール」が
道から溢れ出しているではないか。
よーするに店終わりで一斉に出て来るわけで、
その眺めは壮観であり、すれ違う時もスゴい迫力だった。

「スゴいなあ。しかし」と二人で感心しつつ、
流れに逆らいエントランス前に到着。
よく見ればそのうち半数くらいはオカマちゃんであり、
彼女(?)らに圧倒されつつ連絡を待つ。

三十分が過ぎ、もう中から誰も出て来なくなった頃、
どこからどうみてもオカマちゃんのキレイな(?)コが
「ワタシアナタイッショカエル」と、例の言葉を掛けてくる。

「ルゥーレーオ(もう知ってるよ)」と、やさしく断るも
「ID持ってるもん!」などと必至に喰い下がるオカマちゃん。
そうか。偽のIDカードまで用意してるんだ。
そんなもの簡単に作れる事など誰でも知っているのに。

もうすでに結果はわかっていた。

「電話して来い」と言っておいて、こっちから掛けるのは
オレの主義に反するのだが、S君がそう言うので一応掛けてみると
当然のように彼女が取ることはない。

コールは四回と決めている。

ここでオレはその「差」に
ちょっと首を傾げるのだった。

お客さんと一緒でもキッチリ電話に出て
「事情説明及びお詫び」を相手に伝えるM嬢。

電話は取らずお客さんがトイレもしくはシャワーの隙に
連絡してくる事すらしないPーちゃん。
年齢は20才と19才。勤務歴は二ヶ月と一ヶ月。
そんな事の違いではなく、性格及び気持ちの「差」である

元々そーいうタイプのPちゃんに対し、
彼女を責める気などこれっぽっちも起こらない。
「オレ達の関係は所詮その程度のものなのだ」と、
少しシアダーイ(残念)なだけだ。

二人共見事に撃沈され、
「このまま帰るのもなんだなあ」と、結局
某「BOSSY」で、S君と一緒に最後の夜を過ごした。

「ミーハーハウス」のそのディスコは、
お約束の曲ばかりだがキッチリと「踊れる」から良い。
女子は不作だったが、そんな日にどうこうしようとも思わないから、
いろんなテーブルを行き来しながら、たまにはステージ
(中央に大きなお立ち台があるのだ)に乗って踊り、
顔見知りのコ達と挨拶を交わす。

エロエロダンスをするでもなく、珍しく
ビリヤードをやってみたりして、閉店の六時まで。
店を出ると空が明るくなりかけていた。

可愛い弟のようだった彼がいなくなってしまうのは寂しいが、
それも自然のなりゆきなのだ。
川の流れのようなものなのだ。


その夜、
美空ひばり氏の夢を見たのは、

なにかのメッセージだったのだろうか。


*最近買ったものシリイズ。
とにかく「金属もの」にヨワいのだ。
オレはタバコを吸わぬので「お客様用」の灰皿(150THB)。
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またまたTシャツを買ってしまった(各100THB)。
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「7-11」で売っていた「ドラエもんファミリイ」(各29THB)。
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Mの誕生日プレゼントに購入したが結局渡せなかったので
部屋に置いてある(250THB)。
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買って来た烏龍茶を早速飲んでみたが、なかなかウマかった。
冷たいものばかりでなく、たまには熱いお茶もいいものだ。
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2009年9月 2日 (水)

プアンサニットゥガン

「持つべきものは友達だ」

心からそう思った。

Tちゃんはひょっとしてオレに会いに来てくれたのでは?
いや、もちろんただ単に「会いに」ではなかろうが、いくら
某「エアエイジア」のチケットが安かったからとは言え、わざわざ
「店を人に任せて」までクルンテープにやって来たのは、おそらく
「夏休みにタイでのんびりと(?)過ごす」という他にも、
オレに会うことがひとつの目的だったのではないだろうか。

いつまでもグズグズしているオレに、海外に移住し、
「一発勝負してやろう!」と目論んでいる「同志」として、
ハッパをかけにきてくれたのでは。

「知り合い」や「顔見知り」程度の間柄の人ならたくさんいるが、
本当の意味での友達なんてごく僅かし持たないこのオレが、
そんな風に思うのはごく稀であり、そうやって
「知人」と「友人」の間に線を引くことに、果たして
どんな意味があるのかさえよくわかっていないような人間が
使う表現としては適切ではないのかもしれないけれど、
自然に頭に浮かんだのだからしょーがないのだ。

「プアンサニットゥガン(親友)」と言った方が
わかりやすいかもしれない。

高校を卒業した辺りから、誰かと「つるむ」ことを好まず、
どちらかと言えば独りでいる方がラクであり、
事実主にそうして暮らしてきた自分としては、
「本気で心を許し合える」ような存在を、特に
必要としなかったのだろうか。

確かに異性にはそれを求めたが、同性にはほとんどなく、
進んで心を開くようなことを、むしろ拒んできたような、
そんな気がなんとな〜くするのである。


それにしても、ちゃんとした和食の
なんとウマいことか。

たまに食べたとしても、タイ企業がタイピープルをターゲットにした、
こう言ってはなんだが、安価なインチキ
「アハーンイープン(ニッポン料理)」くらいのものだったオレにとって、
「*当店は、化学調味料(を)一切使用いたしません」と敢えてうたう
某「麦半」という「麺どころ・鮨どころ」でいただいたお食事は、
「体の芯まで」というか「骨身に沁みる」というか、とにかく
「間違いなく体にいいんだろうなあ」と、まさに「体で」感じる
とても素晴らしいものだったわけだ。

な〜んて、ちょっと大袈裟かもしれないが、
何を食べたいか尋ねると
「和食がいいですね〜♪」と答えるTちゃんと二人、フリーペーパー
某「DACO」に広告が掲載され以前から目を付けていたその店で
「野菜天ぷらせいろ」「ポテトサラダ」「モツ煮込み」「サバの味噌煮」
を食べて、あまりにも「ウマい!ウマい!!」を連発するオレを、
微笑ましく見守ってくれる彼だった。

日頃いかに
「ジャンク」なものばかり食べているかがよ〜くわかった。

天然の素材で「だし」をとっているであろうその「やさしい味」は、
化学調味料や保存料やらなんやらですっかりヤラレてしまっている
オレの体にそれほどまでに染みたわけで、昼間に某店で
エビ餃子シューマイなどを買って持ち込んで、
ヤワラート(中華街)で一番ウマい(と勝手に思っている)
バミーナームと一緒に食べた時には、そんなこと
まったく感じなかったことからもよ〜くわかる。

昼間特になにもすることがなかったとはいえ、
中国から旅行にやって来た彼を、いきなり
中華街に案内するのもどうかとは思ったが、
「世界中に中華街を持つ中国人ってやっぱり逞しいよなあ」
などと言いつつも、タイ風にアレンジされたその雰囲気は
一種独特であり、いつも活気のあるその街と
そこで食べられる料理などが好きなのだ。

屋台のバミー(卵麺のラーメン?)でも、
街中で食べるそれとは味がまったく違い、同じ30THBならば
ヤワラートの方が断然お得だとオレは思う。

それにしても、ものすごく価値ある30THBだ。

久しぶりに訪れたオレを笑顔で歓迎してくれたおとーさん(シェフ?)に
「どこかへ行っていたのかい?」と尋ねられたので
「ずっとこっちで暮らしてるんだけど、家がオンヌットだから遠くて....」
と、言い訳するしかなかったのがちょっと寂しい。

「引っ越すならヤワラートの近くがいいな」と、あらためて思った。

「国はどこ?」と好きな料理を尋ねられれば
「1ニッポン2中国3イタリア」と答えるだろう。
週に一度は必ず水餃子を食べるし、
母親がニッポンから送ってきた、たかがレトルトパックの
「さんまの醤油煮」でも、ビックリするほどウマかった。

使う食材の豊富さ、「だし」から始まる味付け及び調理行程の複雑さ、
栄養バランス、盛りつけ彩りなど見た目の美しさ。
どれを取っても、全てをミックスしても
「和食が世界で断トツ」だと、個人的には思っている。

その理由はなにか。
答えは「四季」にあるのではと考える。

料理だけでなく、ニッポン人のアイデンティティーの根源はおそらく
「春夏秋冬」がとてもバランスよく訪れることなのでは?
と、昔から勝手に思っている。
ニッポン独特の「ワビサビ」の世界は、四季の移り変わりによる
生活その他の変化がもたらしてきたものだと考えるわけだ。

某スナック「もぐら」でも、
ヤロー三人でそんなことを話し合った。

「やっぱりニッポンってスゴい国っすよ。離れてみてそう思います」

タイ在住歴四年のTさんはしみじみと言う。
約一年暮らしてきたオレも、やはり同意見だ。
祖国を離れ他の国で暮らしてみて、あらためて
ニッポンの素晴らしさに気付く、というようなことが
確実にあるのだ。

確かに中国は風俗産業も恐ろしいほど発展しているし、
物価と比例して女子の値段だって相当安価なのは知っているので、
Tちゃんがそんなに女子を求めているわけではないとは思ったが、
せかっくタイに来たのだから、やはり
「タイガール満載の店で接待を....」な〜んて勝手に思っていたのに、
結局訪れたのは、オレが前から気になっているという、
一軒のスナックだった。

アルバイトのタイガールの女子大生がたったひとりの、
カウンターだけのその店。
タイでもそういうスタイルの店が成り立つということを、
この目で見たいと常々思っていたのだ。

そんなオレに付き合って、
「タイ在住一周年」を祝ってくれるなんて、しかも
仕事について悩んでいるオレの話を聞いて、
「やさしく背中を押して」くれたTちゃんと共に、
シーバスのボトルを一本空けて散々酔いながらも、頭の片隅では
「友達っていいなあ」な〜んて、珍しく思ったりしたわけで。

オレがやっていた喫茶店のかなり古いお客さんである彼は、
ナゴヤの某有名美容室で十四年間勤め上げた後、いきなり
「中国へ行ってきますわ〜♪」と、その時初めて聞いた
「深セン」という地名の経済特区に美容室を出すのだと、店へ来て
レモンをたっぷり搾ったカンパリのロックを飲みつつ教えてくれた。

確かに競争率の「激厳しい」ナゴヤ地区で店舗を持つよりも、
希望は持てるかもしれないが、行き先が海外で、しかも
あの恐ろしい「中国」となると、ちょっと心配ではあったが、
彼のことだから大丈夫だろうと思ったし
「いつかその店の近くにカフェを出そうかな〜」などと、
オレなりのエールを送ったものだ。

その後、帰国すれば必ず店に寄ってくれたし、
中国ツアーに行った時、深センの彼の店を尋ねたら、
オレのような輩を一週間近くも部屋に泊めた上に
とても親切にしてもらった。

食のことだけを考えれば、
アメージングな中国で暮らすことも充分にイメージできたが、
口を酸っぱくしてさんざん
「くれぐれもスリには気を付けて下さいね!!」と言われながら、
深センに到着して四時間後にあっさり「ヤラレ」てしまい
「ここには住めないわ」と、ガックリきたのを
今でもよ〜く憶えている。

オレの場合、お客さんの男子とそんな風に仲良くなるなど
まずないことで、かなり特殊なケースと言えよう。
お互い海外に住んでいるという状況で
そうなったのは明らかであり、ある意味
ニッポンにいる友達よりもよほど近い存在なのだ。


昨日は某「MK」でタイスキを食べてMKダンスを見学した後、
ふらふらとウィンドウショッピングをして、アラブ人街で
S君と合流し、シーシャをたっぷり吸い
(あまりにも長持ちするので最後まで吸いきったことがない!)
「NANA」→「テーメー」というお決まりのコースを辿り、最後は
「朝までディスコ」の某「BOSSY」で締めた。


ついさっきタクシーに乗って帰っていったTちゃん。
明日の便でインドに旅立つS君ともいよいよお別れであり、
少しばかり寂しい思いをすることになるのだろうか。

彼らがどう思っているかは別として、オレにとって
「大切な友達」である二人には、とてもお世話になったし
心から感謝している。

今後の活躍と幸せを祈りつつ見守りたいし、
その逆であって欲しいとも思う。

そして、そんな風に
素直に感じられる相手がいることが

うれしい限りなのだ。


*最近買ったものシリーズ。
ひさしぶりに行ったサイアムで
無地のTシャツ(各200THB)とアイマスク(99THB)を。
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何故か金属モノに弱いオレ。中華街で見つけた
お茶っ葉入れ(150THB)とお茶用ショットグラス(各10THB)。
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黒のプラスティック箸五膳セット(100THB)。
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烏龍茶とジャスミン茶(各25THB/100g)。
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Tちゃんがおみやげ購入のため訪れた某「NARAYA」で
小銭入れを(30THB)。リボン付きなのがミソ(?)。
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さんま大好き♪
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