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2010年2月27日 (土)

プリアンナマン

「ナマンプリアンダイマイカップ?」

そう尋ねた後で、店長がスタッフに
「プリアンナマンナ(21113223)」と指示するのを聞き、
「あ、そうか。順番逆だった」と気付く。

「思わず赤面」
とまではいかないが、もう一年半も住んでいるのに
「タイ語のレヴェルがまだまだだなあ」と、
ちょっと恥ずかしく思うのだった。


なんのことやらわからないよね。

「ナマン」は「油」、「プリアン」は「換える(替える、変える)」、つまり
「オイル交換」であり、場所はモーターサイ(バイク)を買った店。
走行距離が7000km間近になり、四度目のオイル交換に訪れて
何気なく使ったタイ語の言い間違い。

「文法がめちゃめちゃ単純」であり、格助詞がほとんどなく、ただ
「言葉を並べるだけ」のタイ語であるが、ニッポン語と順番が
「逆」なパターンが多く、「ボーッ」としていると、つい
「ひっくり返して」しまうのだ。

そもそも表現がおかしい。

四度目なのだから、そこで「オイル交換」ができることなど
もうとっくにわかっており、つまり、冒頭のように
「ダイマイカップ(できますか)?」と尋ねるのではなく、正しくは
「チュアイプリアンナマンノイカップ(オイルを交換して下さい)」
となる。

「チュアイ○○○○ノイ(32222)」は、
「誰かに何かをしてもらうのをお願いする」時に使う表現。
*ちなみに「チュアイ」は「助ける」という意味だ。

「オイルを交換する」は「プリアンナマン」。
「を」に当たる「格助詞」はなく、言葉としては、
「交換オイル」であり、よーするに
「動詞」の後に「目的語」がそのままくるのが
タイ語のルールなのである。

「ギンカーオ(22322ごはんを食べる)」
「アープナ−ム(111233シャワーを浴びる)」
「ドゥーナング(22122映画を観る)」
「スゥーコーング(23122物を買う*買い物をする)」など、
よく使う言葉は「熟語(?)」としてちゃんと憶えているが、
滅多にない場面で単語を繋げる時、咄嗟に
「目的語」を先に持って来てしまうのは、
ちゃんと集中して話していない証拠だ。

あかんあかん。
そんなことではあかんよ。君。


もう一つ間違えやすいのは
「○○」の「××」という表現。

例えば、
「あなたの妹」なら「ノーングサーオ(233112妹)クン(22あなた)」
「友達のカレシ」は「フェーン(222恋人)プアン(322友達)」となり、
同じく格助詞にあたる「の」は存在しない。

このパターンは、間違えないように
「頭の中で一度ひっくり返」さないといけないから
結構鬱陶しいのだ。

慣れれば自然に言えるようになるのかな。
そういう意味でも「まだまだ」ということか。


と、「タイ語文法教室」みたいになってしまったが、
実は本題はそっちではなく、購入してから約一年で
モーターサイの走行距離が7000kmに達したという件。

ニッポンで生活していた頃の車の走行距離は、よく走っても
年間10000kmくらいだったように記憶しているから、
「けっこうな距離を走ったものだなあ」と、なんだか
感慨深い思いなのである。

ま、住んでいる場所が田舎だからなのかもしれぬが、
様々な悪条件の中をよく頑張って駆け抜けたものだ。

「悪路」「渋滞地獄」「排気ガス地獄」「特攻横断者」
「洪水」「変態信号」「横暴運転」などなどなど。

クルングテープは都会のくせに恐ろしく道が悪い。
所々小さな穴があいているのはまだいいとして、たまに
驚くほどの大穴があったりするし、マンホールにも結構な
「段差」があるし、車線の間には切れ目や溝があるし、
「工事中の鉄板が鋭利に尖って」いたりもする。

それらを避けて走るのは至難の業であり、仕方なく
「罠にハマって」しまった末、車体が激しく弾んだり、
時にはパンクも。

その数なんと計五回。

自転車屋さんがけっこうたくさんあるので、バイクを押して
なんとか辿り着きさえすれば修理(チューブ交換)は簡単だが、
ニッポンではおそらくそんなに頻繁にパンクなどしないだろう。

そんな悪路も車ならへっちゃらなわけであり、クルングテープ名物
「渋滞地獄」さえなければ安い車でも探して購入したいところだが、
「想像を絶する大渋滞」を日夜かいくぐってバイクに乗っている限り
「車を運転しよう」という気にはさらさらなれない。

もう一つのバイクの難点は排気ガスである。

ニッポンのようなキッチリした規制がないので、
年代物のバスなどが吐き出す真っ黒なガスを浴びながら
7000kmも走ってきたオレの肺はいったいどうなっているのやら。
家に帰って鏡を見ると、耳の穴が「スス」で黒くなっていたりするし。

当初はマスクをしていたが面倒でやめてしまった。
コワイからまたしようかな。

あとは雨期の運転。

水はけの悪い道路はすぐに灌水して大洪水になるし、
突然集中豪雨に襲われて雨宿りすることもしばしば。

そんな中、おかげさまで事故ることもなく
なんとか無事でいられる。
車と車の間をすり抜ける際、たまにバックミラーを軽く
「コツン」と当ててしまうのはご愛嬌ということで。

そーいえば、一度だけ危ない思いをしたことがあるな。
履いていたズボンのサイドについている蝶結びの紐の輪が、
何かの拍子でブレーキレバーに引っ掛かって
「ガクン」と思いっきりハンドルを取られた時だ。

あの時は焦ったが、
コケそうになりながらもなんとか凌いだ。

まあ、バイクの事故は相当多いと聞くし、
もしも自分が車の運転をしたとしても
「ガンガン」横をすり抜けて行くバイクを
引っ掛けてしまいそうでコワいことだろう。

「何かあった時の覚悟」はしているが、
「大怪我」や、場合によっては当然
「死」も想定しなければ、この街でモーターサイの
運転はできない。

先日Tさんと話した時、リタイアヴィザでタイに住んでいる
60歳の彼からモーターサイのことをいろいろ聞かれたが、
「(運転することを)オススメはしません」と言っておいた。

先述のように、色々な障害がある中走っていると、
常に集中しなければならずけっこう疲れることは確か。

随分慣れてきたとはいえ、事故というものは
自分だけのミスでは起きないことが多いので、
せいぜい気をつけねばならないね。

ちなみにバイクのメリットは、小回りが利いて
どこにでも気軽に行けるところと、燃費の良さか。
ガソリン代は月々500THBにも満たないので、
タクシー移動を考えると相当お値打ちなのだ。

メンバーになったゴルフ場にも、
バッグを預けてモーターサイで通おうと思っている。
独りで行く場合往復のタクシー代が
けっこう馬鹿にならないからね。
ゴルフ場のメンバーがコースにバイクで乗り付けるのも
何だか変な感じがするが、まあよいではないか。
これもニッポンではあまり想定できないことだな。

とにかく今後共、運転だけは慎重に。
「カップロットディーディー」である。


それにしても、車検も取ったしモーターサイには慣れたのに、
未だに簡単なタイ語の文法を間違えるなんて
なんだか悔しいではないか。

そっちの方も充分に
集中していきたいものだ。


*期限切れの車検証。
Img_6979_3


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2010年2月25日 (木)

ナムケングドゥアイ

二日ほど自宅謹慎(?)をしていたが、
なんだかちょっと寂しくなって、昨日は珍しく
独りで飲みに行ってみたりした。

夜の街に独りで出掛ける事なんて最近めっきりなかったから、
なかなか新鮮だったが、行った先はすぐ近くの
「サターニーロットゥファイファー(21112322223空の列車の駅)」
つまり、BTSスカイトレインの最寄り駅
「オンヌット(113)」の前の広場、通称
「オンヌットスクエア」にあるビアガーデンだ。

実は先週、某語学学校「A.U.A」で知り合ったTさんが、
用事でオレの家の近くに来た時に、某
「マック」で一緒にお茶を飲んだ後、せっかくだから
「一杯行きますか!」と、歩道橋を渡っていつもとは違うエリアの
屋根も何もないビアガーデンで某「ビアシン」を軽く飲んでいたら、
カワイコちゃんの店員を発見してしまったので、
「毎日働いている」という彼女に会うのも目的だった。

広大な空き地に、テントでできた服屋さんなどのテナントと、
飲食店のブースがたくさんあるその場所は、終点駅の
オンヌットで人がたくさん降りる事もあって、夜になると
買い物をする若者達や、屋台の料理をつまみに
ビールやウィスキイを飲む人達で毎日盛り上がっている。

「あんなもののいったいどこがウマいのか」などと、
散々けなしていたにもかかわらず、結局
「一番お得で手っ取り早く酔える飲み物」だと気付き、
ウマいマズいはともかく最近では結構飲むようになったビールだが、
タイ産の銘柄の中でも安価な方の某
「ビアチャング(像のマーク)」を、
オレは好んで注文する。

640mlの中瓶でなんと50THB。
安っ。

6.4%というアルコール含有量も魅力であり、
「餅米」が原料というそのビールはちょっと変わった味がする。
「ラガー系」の某「ビアシン(ハー)」に比べても、
やや薄いというか苦みが少ないかも。

そして、ほんのり甘いのだ。
カロリイがちょっと高そう。

「郷に入っては」の中でも従いにくかったタイルールのひとつ、ビールの
「ナムケングドゥアイ(2322332氷入り)」も、やっているうちにだんだん
「アリかな」と思えてきたから不思議だ。

ドイツなど(?)の濃いビールと違い、タイ産ビールは特に
「ぬるくなるとマズい」から、どうしてもそれが
「(氷が溶けて)味が薄くなる」ことよりも気になるのである。
ま、年中暑いこの国のことなので、特にね。

ビール一本でカロリイがごはん一杯分位だとすれば、つまみは
「ソムタム(6辛マイワーン*甘くない)」くらいにしておかねば。
あとは最近お気に入りの「マラコー(パパイヤ)」。
「なんとか酵素」が成分に含まれていて体にいいと聞いたのだ。

独りカウンターで肘をつきながら、
忙しく働き回るYンちゃんを眺めつつ、
氷を満たしたジョッキを煽る。

風が涼しくてとても気持ちがいい。

クルングテープのすぐ西側ナコーンパトム出身の彼女は18才。
毎朝六時に起きて学校(高校?)に通いつつ、夕方から夜中まで
一日の休みさえなく、そこで働いているという。

「なんという働き者だろう」と感心してしまうが、タイでは
労働時間の長さや休日条件は恐ろしいほど悪いので、
そんな話はさほど珍しくもない。

色黒で細身のYンちゃんは、頭のてっぺんで
やや薄いブラウン系の髪を無造作に束ねる。
真っ直ぐ引いたアイラインの他はほとんどメイクもせず、
「カラーコンタクト(グレイ?)」越しに映る瞳はとても力強くて、
「バチッ」と目が合うと、思わず吸い込まれそうになる。

右耳に黒いピアス二つ。
左腕の肘の内側にホクロが一つ。

「ジーッ」と観察していてもイヤな顔一つせず、
カウンターを離れる度、ニッコリ笑顔を向けてくれる。

オレ好みの顔なだけで一般受けはしないかもしれないが、
忙しくてもニコニコと仕事ができる愛想の良さと若さ故、おそらく
その店のアイドルのような存在なのだろう。

だから、別にどうということもない。

彼女の笑顔と真っ直ぐな瞳に癒されるだけでいい。

「歯の矯正機器」が外れた暁には、
相当期待ができるぞ。

全体のバランスもとても良いし、
「イサーン顔」ではないが、オレが今まで会った中でも
「ベスト3」に入るかもしれない。

いいタイミングで見つけた心のオアシス。

しばらく通うことにしようかな。


そもそも、最近
「恋愛モード」ではまったくない。

なんだか達観してきたというか、とにかく
タイへ来た当初の感覚とはまるっきり違うのだ。

「売春」がある意味当たり前のこの国では、
「セックス」と「否セックス」を極端に切り離して考えないと
やっていけないというかなんというか。

そして、対極にある
「プラトニック」に、ものすごく憧れる。

「空想の世界」「妄想の世界」のおとぎ話のようで、
「恋愛」にちっとも現実味を感じられない。

オトコノコであるからして、もちろん
「ヤる」時には「ヤる」。

ただし、そこには
「恋愛」の「レ」の字もない。

で、例の事件である。


正直、自分の
「欲望」というものがよくわからないのだ。

ひょっとしたら感覚がおかしいのかもしれない。

タイに永住することを想定に入れ、
「いつかはタイガールと所帯を持ちたい」
という希望もあるし、子供だってもちろん欲しいし、
きっとまだ間に合うはずだ。

現実的に考えれば年齢相応の相手を探すべきであり、
「オトナノオンナ」との「積極的接触」を
今年のテーマにも挙げた。

一方で、相変わらず十代のコに惹かれ、彼女らの持つ(であろう)
「純粋」や「純情」を手に入れたい(自らに向けたい)と願ったり。

「プラトニックな妄想」に浸ったり。

その辺りの感覚と、
「性欲」とのギャップが、なんだか
「おかしな方」に向かっている気がしてならないのだ。

例えば、三十才年下のコと結婚し、嫁には手も触れず
純粋なまま大事に大事に自分の理想の女子(?)に育てて、
セックスは他で「ヤり」まくるとか。

まるで倒錯の世界やんけ。


よくよく考えてみれば、元々、
「恋愛」と「セックス」が両立しないタイプだった。

元女房とはここだけの話かなりの「セックスレス」だったし、
カノジョができてもあまりエッチはしなかったし、いわゆる
「ボディーランゲージ」も相当苦手で、
しょっちゅう恋人を怒らせたものだ。

「その人のことをホントに好きになって」しまうと、なんだか
「そういうことができなくなって」しまう。

一緒にいるだけで満足なのかな。
それとも相手に
「キレイなイメージ」を作り過ぎるのか。

よくわからないけど、年齢を重ねるごとに顕著になってきていて、
タイという国がますますオレをそうさせているのではなかろうか。

マズい。マズいぞ。
これはヒジョーにマズい。

とにかく、このままでは
まともな恋愛などできるはずもない。

早く運命の人(?)でもあらわれて、そんなオレを
「な〜に考えてんのよこの馬鹿!!」と、バンバン引っぱたいて
なんとか正気に戻してくれないだろうか。


ま、考えてばかりいてもしょーがないから、
とりあえず今日も行ってこようかな。

「氷入り」のビールを

飲みにね。

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プアンガン

持つべきものは友達。

そんな言葉があったっけ。


タイ語で友達は「プアン(322)」といい、
「互いに」という意味の「ガン(22)」がつくと
「プアンガン(32222友達同士)」となる。

一方的ではなく、
相手もそう思っていてくれたのだ。ということが、
今回の件でよくわかった。

そんな友達を裏切ってしまったのに、
「友達だからこそ許せない」と、
見捨てずにちゃんと叱ってくれた彼ら。

Kちゃんを始めGさんTちゃんY君Sちゃん、
そしてS。

地元の知人S以外は皆、
タイに来てから知り合った仲間だ。


元々友達が少ないオレは、タイに来てからも
基本的にニッポン人とはあまり接触しないようにしてきた。

そんな中、学校が一緒だったり、旅先で一緒になったりという
出会いがあって運命的なものを感じた人とだけ、
ごく自然に仲良くなっていった。

ニッポンで普通に生活していたら、おそらく
「知り合う事すらなかった」であろう彼らとは、
「タイでだからこそ」友達になれたような、なんだか
「不思議な感覚」を互いに持っていたのではなかろうか。

そんな、せっかくできた
「タイの友達」にヒドい事をしてしまったオレ。

しかもひとりではなく何人もに対して。

「あんなヤツはもー知らん」

皆からそう思われて
「総スカン」を喰っても不思議ではなかった。

でも、決してそうではなく、
見放されずに済んだのは、何度も言うようだが、
友達だと思っていたのが一方的ではなかったという証だと、
オレは勝手に解釈したのだ。


だから、
深く反省すると共に、あらためて
皆に感謝したい。

「今後共、何卒よろしくお願いします」
と、

心から思うのである。

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2010年2月20日 (土)

ピヂャラナートゥアエエング

答えは十一回。


ていうか、その言葉だけをひたすら羅列したからといって、
内容がアメージングになるわけではないのであって、まあ
無理矢理こじつけるとするならば、
「一回分の日記の中に<アメージング>(という言葉)が、なんと
十一回も出てくるなんて!!」という意味においてのみ、少しくらいは
「アメージング」なのかもしれないが。


「おいおい。また雨かよ」

家に着く直前に降り出した雨はけっこう激しく、
ほとんど濡れずに済んだのは運が良かったが、
「乾期」のはずのこの時期にこれほど降るなんて、タイ人達も
「異常」と口を揃えて言うからよほど珍しいことなのだろう。

そもそも、去年の今頃は日によって
「布団をかぶらないと寒くて寝られない」ほど涼しかったのに、
今年はそこまで気温が下がることなどほとんどなかった。
おかげでジャージコレクションを身に纏うこともままならず、
やや寂しい思いをしているのだが、人によっては
「去年は例年より寒かった」とも言う。

季節外れの雨が降る度、つい
「心が泣いているのだろうか」という思いに駆られてしまう、
意外にもロマンティスト(?)なオレなのであるが、
「涙のわけ」を考えるに至って、
胸を痛めることもある。


いくつかある弱点のひとつに、
「ノリが軽い」ことを主な原因とする「言動」や「態度」で
「他人を傷つけてしまう」というのがあるのだが、今回もやはり
そのパターンだった。

人生を楽しく暮らす上で、その「ノリの軽さ」は
「諸刃の剣」というか「表裏一体」の要素が大きく、ある意味
「リスキイ」なことは充分承知済みである。

なので、たまに
「やってしまう」のも、致し方ない部分はありつつ、やはり
「人の心を傷つけた」オレ自身だって傷つくのは当たり前。

その度に深く反省するのだが、どうしてもまた
同じ事を繰り返してしまう。

だからと言って、
「ノリの軽さ」を改めるつもりはない。

何故なら、まだまだ
「人生を楽しみたい」からだ。

それを長所のひとつだと信じているオレにとっては
「必要不可欠な部分」であり、外してしまったら
「自分らしくなくなる」のは明白だから仕方がないとはいえ、
周りの誰かを傷つけたことを知れば、もちろん
ツラいことに変わりはない。

ただ、幸いだったのはその事実が
「ちゃんと判明した」ということ。

一番マズいのは、
「気付かぬうちに他人を傷つけていて
いつの間にか離れて行く」という状況であって、今回のように
「面と向かってハッキリ」言われた上で、
「反省の機会」を与えられれば、まだ救いがあるのだ。

「反省」はタイ語で
「ピヂャラナートゥアエエング(3222222222)」か。

長くて難しいが、
せっかくなので
しっかりと憶えよう。


あと少しで終わってしまう乾期。

もう二度と
「涙の雨」を降らせるわけには

いかないのだ。

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2010年2月18日 (木)

プットゥトロング

Gさんと久しぶりに会ったのは、タノンスリウォン沿いの某
「サリカフェ」という喫茶店だった。

日経読売現代アサ芸など新聞や週刊誌が置いてある、いかにも
ニッポン風のその店でガム抜きの冷コーを飲みながら、Kちゃんと
「スポーツ新聞があればいいのに」などと話していると、
ネクタイを外したスーツ姿のリーマン風の男がやって来て座る。

「お二人には言いたい事があります」

「プットゥトロング(3222ストレートにモノを言う)」な彼は、
歯に衣着せぬ言葉でしばしばダメ出しをしてくるのだが、言うことが
いちいちもっともなので、そうしてたまに説教してもらうと
「ピリッ」としてなんだか心地良かったりするのだ。

特に、オレやKちゃんみたいな、周りが気を遣って
いろんなことを言いにくいであろうタイプの人間にとっては、
そんな人が側にいてくれるのはありがたい。

最近プライヴェートでなにかと揺れ気味のKちゃんに対しては、
「当たりがキツい」ことを例に挙げ、自分達に
「とばっちりがきている」と指摘。

「ブログ読ませてもらってるんすけど....」と言われただけで、
その表情からすぐに空気を察知したオレは
「そそそそうだよね。いやわかってはいるんだけど最近なんだかさ」
などと必死に誤魔化そうとするが、よーするに
タイトルのわりに、内容がちっとも
「アメージング」でない事に対してのお叱りなわけだ。

「タイ観光協会」のキャッチコピイをパクって大袈裟に付けた
「タイトルに内容が完全に負けている」のは実際問題、
充分自覚しているオレとしてはとても耳が痛かったが、そうやって
「奮起を促して」くれる人がいてこそ、また新たに
「気合いを入れ」直せるというものだ。

Gさんの言うことはいつも正しい。

予定通りタイでの就職をキッチリ決めた彼の言葉には、
以前にも増して重みが加わったかのようだった。

例えば、ネットで見た
「アメージング」なニュースを転載してみたところで、所詮それは
「小手先の技」でしかなく、この日記の趣旨からすれば、実際に
オレ自身が、逆ナンされたおばちゃんの
「B地区」を「ペロッ」といって「苦っ」と思った次の瞬間、昏倒して
「身ぐるみ剥がされ」てこそ、初めて本当の
「アメージング」な話として成立するのである。

「タイってスゴイ国だわ。マジで」

そんな感想にも真実味が生まれ、
「なるほどたしかに」と、読者にも
「アメージング具合」を共有していただけた暁には、
「意義」及び「目的達成感」といったようなものが、筆者である
オレの心の隙間を埋めてくれる材料となるはずなのだ。

「アメージング慣れ」して感覚が麻痺した結果、アメージングを
「アメージング!」と思えなくなってしまっては、いつか
「タイガールにチ○コを切断される」日がやって来たとしても、
「こんなのよくあることさ。わははは」と、余裕で
意識を失っていくのだろう。

あかんあかん。
そんな事ではあかんのだよ、君。

「Gさんが超好みのタイプなの♪」と、おっしゃるタイガールが勤める
タニアの某カラオケ店へ三人で繰り出し、喫茶店にて確認した
「写メ」そのままのカワイコちゃんを目の前に
「う〜ん。フォローの風を感じるぞ〜」と満面の笑顔の彼。

「イッチャー(212羨ましい)ナー」と、ただ
指をくわえるしかないオレは、心の中で密かに
「更なる一歩を踏み出す」事を誓うのだった。


翌日の火曜日。
Sと共にオレの部屋にて緊急ミーティングを開く。

「ともさかりえ似」女子から電話で
「500THBを電信で振り込みなさい」と普通に言われたことを話し、
「あいつらは結局、ニッポン人のことを
<カネ>としか思っていないのか!?」
「そもそも、ごはんをご馳走しようがなにしようが
お礼のひとつも言えないような輩が幅を利かせているのは、
オレ達ニッポン人がナメられている証拠だ」
「食べられもしないくせにたくさん注文して、
当たり前のように残しやがって。
<米一粒に七人の神様が入っているんだぞ>と、
全員正座させて懇々と説教してやらなきゃいかんな」などと、
アツく語り合う。

実際、もちろん全員ではないが、一緒にごはんを食べても
「ごちそうさまでした」にあたるタイ語はないので仕方ないとして、
「コップンカー(22232ありがとう*女子版)」のひと言も言わず、
「お前らが(金を)払って当たり前」という態度のタイガールが
いかに多いことか。

そして、いくら「食物自給率が軽く100%を超える国」だからとて、
ごはん屋さんで注文した料理を平気で残し、しかもそれがあたかも
「私は生活に余裕があるのです。だから全然平気」と、まるで
「ステイタス」とでも言いたげな態度にはどうも違和感がある。

せめて財布を出す「フリ」だけでもするとか、
「チェックビン(お勘定)」の際には必ずトイレに逃げるとか、
「これ家に持って帰っていいっすかね」と店員に尋ねるとか、
「食べ物」や「お金」に対する「感謝の念」を表してもらわないと、
一緒にいるこっちとしてはやりきれなさが募ってしまう。

「文化の違い」というひと言で済ますつもりは一切ない。

これからもこの国でずっと暮らしていくオレとしては、そんな彼女らの
「意識を変えていく」ためにできる事があればただ実行するのみだ。

たくさん起こる「楽しい出来事」の反面、そういった
「胸が痛くなるような」場面に遭遇した時の切なさが、
場合によってはオレの心を苦しめることもある。

そこで挫けてはいけない。

だからこそこんな時は、更なるアメージングを求めて
「行動に出る」べきなのである。

「よ〜し。今日はイクところまでイクぞ!!!」

「何かを掴むまで二度と再びこのドアを開けはしまい」と、
決意も新たに部屋を出るオレ。


二十二時間後。

「果たして実行できたのか」頭の中で反芻し、
再びこの白いドアを開けた時、
「ドロドロ」と濁っていたオレの心も
「幾分かは」澄んでいたはずだ。

ただ、その内容を詳しくここに書いた所で、この
「複雑な心境」をキッチリ理解していただけるとは思えぬので、
あくまでも「サラッ」といきたい。


お礼の言葉もそうだが、
「コートートゥ(11322すみません、ごめんなさい)」という
「コー(〜させて下さい)」と「トートゥ(罪)」が合体した、つまりは
「許しを乞う」という意味のタイ語を使うのが、この国の人達は
「相当下手クソ」のようなのだ。

「自ら罪を認める」のが、まるで
「カッコ悪い」ことだとでも思っているかのごとく、
「変なプライド」が高いように、どうしても思えてしまう。

「潔い」という言葉を試しに辞書で引いてみたら、予想通り
それらしきものは出てこなかった。

一番わかりやすいのは喧嘩をしている時。

平和主義者のオレは経験がないが、そんな場面に遭遇すると
「ここは謝るべきところやろ」というタイミングでも、決して
「自らの非を素直に認めて許しを乞う」ということをしない。

そのままではいつまでも果てしないわけで、ついに
「根負け」した方を上から眺めて
「へへ〜ん。どんなもんだい」てな気分なのだろうか。

その根底にはひょっとして、極端な
「恥ずかしがり気質」といった部分もあるやもしれぬが、
だからといって何でも許されるわけでは当然ないし、それを
「この国の文化だから」と片付けてしまっては、
コミュニケーションなど成り立ちようもない。

そういう意味ではニッポン人の場合、かなり
「上手に立ち回れる」お国柄なのでは。

そこの部分を、ニッポン人って
「プライドが低いなあ」とか「意思が弱いなあ」とか
「諦めが早いなあ」などと勘違いされては元も子もないが、
「そのうち分かってもらえる」と信じて、実践するしかない。

実際その日も、人混みの中を無理矢理割って入りながらもいちいち
「コートートゥ」と目礼をし、まだ半分以上中身の入っている
ビールの小瓶を足にぶつけて落とし割った末床にぶちまけてしまい、
「コートートゥ」と周りに頭を下げ、
ゴーゴーのバービアで、調子に乗って彼女の同僚に軽く
「チュッ」とした現場を見つかり、自らを恋人と思っている
Pンに激しく詰め寄られつつも
「コートートゥ」となんとか凌ぎ、
六時間以上跨いで再びエッチをした時に、コンドームがキツい上
「ぶ厚」過ぎて結局イケなかったことについて、
「コートートゥ」とうなだれてみせるなど、要所要所で
「ここぞ」というタイミングを見計らって、
周りのタイピープルに教えることを意識しつつ、その言葉を
「使いまくった」のであった。

行動としてはいつもと一緒。

まずはスクムヴィットsoi4の角の
「7-11」の前でレッドブルを飲み干し、某
「レインボー1」で踊り子を眺めつつ店員をからかい、某
「テーメー」で常連の女子達と
「きょうはどう?」とか「たまには一緒にディスコ行こうよ」などと
世間話を交わし、彼女らの情報で
「二週間程前に<スパイシー>にケーサツ(の手入れ)が入った」
と聞いて、悩んだ挙げ句某ディスコ
「Bossy」から「Swing」へとハシゴをして、
ビリヤード10ゲームくらいしつつも、
「ナンパしたり」「されたり」を繰り返す。

少しだけ違ったのは、
珍しくディスコをハシゴしたことと、
初めて会ったコと気が合って
「持ち帰っ(られ)た」ことくらいか。

そうそう。
テーメーでもちょっとしたことがあったんだっけ。

有名な「援(助)交(際)カフェ」であるその店に、珍しく
ニッポン女子が一人入って来て、連れのニッポン男子達と
「大勢で談笑」していたシーンを見て、
「あいつ状況をちゃんとわかってないよなあ」と、某
「テーメー」大好きなSと二人、けっこう苦い思いをしたのだ。

つまりこういうことだ。

タイガール達が日々の暮らしのため(?)必死の思いで自らを
「買って」もらえるよう、主にニッポン人の客たちに
「アピール合戦」を繰り返すその場所を、もしも
「そうとわかって」訪れているのなら、まあ別に
「モノ珍しさ」で見に来ることを止めはしないが、
「高らかな声で笑ったり」など、あまり目立つ行動をしていては、
周りのタイガール達が彼女の事をどう思うか、と考えると
決して褒められた行為ではない気がした。

生っ白い二の腕にタトゥーの入ったパッと見三十弱のその輩に
「ちょっと説教してきてやろうかな」と意気込むオレを、
「いやいやダメですってイズミさん」とSが止めてくれた。

まあ、一度出入り禁止を喰らっているからオレも踏みとどまったが、
自分が心の底から「正しい」と思った内容についてなら、
相手の為を思い説教する事を厭わないオレとしては、どーしても
「ひとこと言って」やりたかったんだけどね。

「ねえねえ君いくら?」と聞いてやろうかとさえ思った。

また、そういう輩にピッタリの、いかにも
「憎々しい」顔をしている(?)彼女はおそらく、オレの
「もっとも苦手なタイプ」であろうことは間違いあるまい。

ま、そんなところかな。

いったい「何を掴んだ」のかをハッキリ説明はできぬが、とにかく
「これからもずっとタイに住む」ことについての決意を新たにすべく、
「打ちひしがれて」いるだけではなく行動したことによって、
この国の良い所を、あらためて
「再認識した」とだけ言っておこう。

新たに出逢ったFン嬢も、
「プットゥトロング」でなかなかいいコだった。

こういうタイミングでそんな出来事が
「ちゃんと起こる」ところが、この国の
「最も魅力的な部分」であろう。

しかし、そのことすらすでに、さほど
「アメージング」でないオレとしては、なんだか
ちょっぴり寂しくもあり、切ない気分にもなる。


ま、その件についてはまた機会があれば詳しく書くが、
とりあえず今日もこの日記の内容があまり
「アメージング」ではなかったことについて、
Gさんおよび読者の皆様方に対しては
「コートートゥ」と、心から

お詫びをしたいと思う。


*さて、ここで問題です。

「アメージング」という言葉が、
今日の日記の中でいったい
何回出てきたでしょう(笑)。

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2010年2月16日 (火)

ムートグーンパイ

その店の前を通り過ぎたのは午後九時頃だったか。

ディスコに行くにはまだ早すぎる時間だったが、そこには
「コヨーテ」と呼ばれる、ステージ上で踊る女子を指名して
一緒に飲んだり会話を楽しんだりさわさわしたりするという
「キャバクラ的システム」のエリアがあるとSから聞いたので、
「それならば少し早めに出掛けてみよう」という話になったのだ。

ゴーゴーバーとの違いは、
「ダンスのレヴェルが高い」こと
「女子達は基本脱がない」こと、
「ペイバー(店外デートもしくは持ち帰り)ができない」及び、
「お金で買えない女子がほとんどである」ことなどで、
クルングテープにももちろんその手の店はあるが、
メンバー制だったり価格が高かったりするので、
ほとんど行った事はない。

ところがさすがに田舎だけあって、
「チャージなし」「ビール一本100THB」「女子の指名料200THB」
という安さ。そして、同じ建物内にあるディスコフロアに連れて行って
一緒に踊ったりすることも可能らしく、
「たまにはそういう遊びもいいかなあ」
な〜んて、道を歩きながら思っていたのだが。

「Rad」というその大きな店に着く前に、カラオケ店が一軒あり、
店の前に座っている女子達はいずれも不細工模様だったので、
否応無しにコヨーティー(コヨーテのダンサー)への期待が高まる。

その並びにあるコンビニ的な店の前のテーブルに座っていた
二人の女子を発見し、うち一人は
なかなかのカワイコちゃんだった。

ただ、挨拶もせずとりあえず
「Rad」へ行ってみたものの、まだ店はオープン前で
仕方なく戻ってくると彼女達はまだそこにいたので、
話し掛けてみたというわけだ。

「ねえねえ。この街にディスコって何軒あるの」
「ディスコは<Rad>しかないのよ。あとはパブくらい」
「君達はいつもどこへ遊びに行くの」
「そこよ」

そう言って指差す先は通りの向かい側に建っている
「TOP WEST restrant&pub」という看板の店だ。
タイならどこにでもある、バンド演奏を聴きながら
飲んだり食べたり踊ったりするオオバコに違いない。

ホテルに戻ってもしょーがないので、
「M-150」を飲みつつしばらくそこで話していると、
「後で二人友達が来るから一緒に行こうよ」と誘われる。

29才のTム嬢はそのコンビニ的雑貨屋のオーナーらしく、
友達のAちゃんは昼間ホテルに勤務しているという23才。
ともさかりえ嬢を可愛らしくしたような顔の、なんとも
素朴な印象のコであった。

垂れ目を誤魔化すような
「ガウリーメイク(韓国で流行っているらしい
アイラインを目尻からはみ出させてキュッと上げて書く)」が
何故だかとても似合っているように思えた。

外見とは裏腹な「S」っぽい立ち振る舞いに、
「やや萌えた」オレだったが、一応ケータイ番号を交換し、
「とりあえず<Rad>に行ってみるわ」と伝え、
後ろ髪を引かれつつもその場を後にする。

午後十時。
期待に胸を膨らませコヨーテに入って行くと、すでに
結構な数の客で埋まっており、ステージ直近の
「良い席」はすでに一杯だった。

ソファーに座って
「beerLEO」(100THB)をオーダー。

かなり照明が暗く、女子の顔がよく見えぬが、
「キャミソールにTバック」というセクシー衣装を身に纏い、
腰をクネらせてエロエロポールダンスに励むコヨーティー達は、
もちろんスタイル抜群でパッと見はかなりハイレヴェルな印象だ。

しかし、ステージ上は特に顔の辺りが
「ムートグーンパイ(32222222暗過ぎ)」で、
なんとも判断がつきかねる。
近くのテーブルに座っているコや前を通り過ぎるコを
「ジッ」と見てみるものの、それでもまだよくわからない。

常連とおぼしきタイボーイ達と挨拶を交わしたり
テーブルで盛り上がっている彼女らを眺めつつ、
徐々に疎外感を感じ始める。
ただ眺めているだけなら楽しいが、果たして
彼女らを席に呼んだところで、よそ者のオレ達が
「どういう対応を受けるか」を想像して、
ちょっと気持ちが萎えてもきた。

その時点でオレのチョイスはすでにAちゃんであり、
タイミング良く彼女から電話が。

「もう少ししたら行くから早くこっちに戻って来てよ」

某「Rad」の閉店は深夜二時であり、Sと相談した結果
「とりあえず彼女達に付き合って、つまらなかったら又来よう」と
話がまとまったので、しばらくして席を立ち、まだ人もまばらな
ディスコエリアを覗いてから店を出ると、ちょうど
彼女らが道を渡るところに出くわした。

コンビニ店主のTム嬢はどうやらSのことがお気に入りで、
あとから来た女子二人は二十歳という年齢以外何もなく、
「立ち位置」も自然と決まる。
店の商品のタイウィスキイ「Blend285」を持ち込むTム嬢に
「ウィスキイ代(200THB)はオレが出すから、後は
<アメリカンシェア(ワリカン)>ね!」と、念を押す。

席の目の前でバンドが演奏するのは当然のごとく
「タイポップヒット曲のカヴァー」であり、周りのタイピープルは
例のごとく乾杯を繰り返しつつ、大盛り上がりで大合唱だ。
バンドはなかなかの腕前であり、中には知った曲もあるので
ウィスキイの酔いと共にテンションは徐々に上がっていく。

酒がさほど強くないSもコークハイを飲みつつ
楽しそうにしていたので、安心して
すっかり酔っぱらってしまった。

さすがに珍しいであろうニッポン人を歓迎してくれる
周りのテーブルの暖かいムードもあったし、何よりオレとしては
Aちゃんの横でただ踊っているだけで
めちゃめちゃ楽しかったのだ。

結局閉店の二時まで付き合い、
「屋台で何か食べようよ」と誘ったのだが、
「明日早いから帰る」という彼女らを置いて、オレ達は
すっかりいい気分でクーイティアオを食べてから
ホテルへ戻ってバタンキューだった。


翌日、昼過ぎに起きてシャワーを浴びてから
別のホテルに泊まるSと合流。

とりあえずヨーグルトと、屋台のソムタムを食べる。
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「朝6時から午後3時まで仕事」というAちゃんと、
終わってからごはんに行く約束をしていたのだが、
「どうせタイガールのことだから」と、
「アテ」にしてはいなかった。

ちなみに、ここが彼女の勤務先のホテル。
けっこうデカイ。
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そしてコーンケェーンで一番のホテルがコレ。
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ところが、マッサージをしていたら彼女からちゃんと電話があり、
その店までやって来て終わるまで待っていてくれた。
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「う〜ん。田舎娘はひと味違うなあ」と、昨晩と違い
「ドスッピン」の彼女に会って、また
ちょっとトキめいてしまうオレ。

ま、どうせヒマだったのだろうが。

三人でソムオーに乗り込み
「セントラルプラザ」に。
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某「yayoi」で「ざる蕎麦」他をいただくが、
「コシ」がなくてマズかった。
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お待たせしました。
ともさかりえ嬢似のAちゃん登場。
スッピンの写真しかなくて、彼女には大変申し訳ないが。
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眉をカットしてあげたくなるような
「純情フェイス」なのに、言動行動はかなり
「S」気味、というギャップが良い。
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なんと初々しいツーショットではないか。
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というわけで、この後また例の「コンビニ」に行き、
そこに昨日のメンバーが集まって来て、彼女らは買ってきた
「プープラーホイ(2222212蟹魚貝)」入りのソムタム他
「イサーン料理」のごはんを食べつつ談笑である。

「生の沢ガニ入り」のソムタムは、ニッポン人が食べればまず
「トンシア(2212お腹壊す)」必至のアイテムであり、しかも
「唐辛子ひとつかみ入り」のそれは真っ赤でいかにも辛そうなのに、
汗ひとつかかず平気でムシャムシャ食べる彼女らは
まったく恐ろしい。

いったいどれだけ丈夫な胃を持つのだろう。

その店の裏に住むというオーナーのTム嬢の部屋に
「眠いから寝かせてよ〜」とSが誘い、一旦フケる二人だが、
すぐに戻ってくるTム嬢。

話を聞いている限り
「コーンケェーンっ娘」はとにかく純粋であり、
ホントかウソか知らぬが、元カレと別れてすでに
三年経つというAちゃんはエッチどころかチュウすら
「ほとんどした事がない」と宣う。

「ほとんど」だからさすがにヴァージンではないはずだが、オレのような
「汚れたおっさん」が触れるのすらおこがましいようなイメージであり、
だからこそ、腰に手を廻したり手を握ったりしているだけで、なんだか
「ふわぁ〜」っとした気分であり、こっちまでついつい遥か遠い昔の
「純情」を思い出してしまう。

ただ、これはあくまでもオレの中の妄想に近いイメージであり、後に
「ガラガラ」と音を立てて崩れるまでの、ほんの短い
「夢の時間」であったのだが。


一度ホテルに戻ってシャワーを浴び、他に行く所もないオレ達は
結局そこでずーっとダベッたあと、また懲りもせずに某
「Rad」のコヨーテの開店を待ち、オープンエアのバービアで
一杯飲みつつビリヤードに興じたりして過ごす。

ていうか、他にすることがないのだ。

T君に連絡して土曜日の仕事を替わってもらったため、
もう一泊できることになり、
「今日こそは」と、地元っコとの
「交流」及び「課外授業」に期待し、バービアの
Eちゃん(17才)にちょっかいを出しつつ、なんだかすでに
「けっこう満足して」しまっているオレ。

ただし、若いS(今年30才)はまだまだここからであり、
週末の夜だけあってオシャレしてやって来て次々と中へ入っていく
「カワイコちゃんウォッチング」をしつつ、
「やっぱりコーンケェーンはレヴェル高いやろ」というオレに
「間違いないっす!!」と、
「クレヨンしんちゃん」ばりの眉毛を上下させる彼。

ちなみに、店員のEちゃんなんか相当の「上玉」であるし、
店頭の明るい照明の下を通るタイガール達を見ていても、
かなりキレイどころが多いのは紛れもない事実であろう。

写真がなくて紹介できないのは残念だが、とにかく
「やはりオレの目に狂いはなかった」と確信したものだ。

なにしろ、残っているのはこんな
「のどかな写真」ばかりである。
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おまわりさんにもさほど威圧感はない。
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しかし、結局のところ
その後は何も起こらなかった。

二人とも一日目で結構テンションをアゲ過ぎてしまい、
「お疲れ気味」だった事もあるが、なにしろ店の中がどこも
「ムートグーンパイ」であり、可愛いコをチョイスできないし、
バンド演奏メインのディスコでは今ひとつ盛り上がりきれず、
男子同伴のタイガール達を引きはがすまでには、
なかなか至らなかったのである。

一緒にビリヤードで勝負して仲良くなったタイボーイも、
「よし。オレッチに任せときな♪」な〜んて大口を叩いたわりには、
ほとんど撃沈されてしょんぼりしていたしね。

「今日は疲れたから帰るね」
などとオレには言っていたAちゃんも、結局はオシャレして、また
例の店で盛り上がっていたようで、帰り際に顔を合わせても
なんだか気まずかったし。


バスを降りた瞬間、ウドンとは違いなんとな〜く
「いい感じ」の雰囲気だったコーンケェーンの町。

あまりにも田舎であまりにも何もないところだが、
それはそれでいいのだ。

一昨日、つまり戻って来た翌日までは
「また行きたいなあ」などと思っていたが、
掛かってきたAちゃんからの電話で、
オレの気持ちは一気にブル−になってしまった。

「ねえ。500バーツ貸してくんない」

それが現実なのだ。

わかってはいたつもりでも、やはり
ちょっとばかりショックだった。

異国からふらふらとやってきたただのおっさんに、束の間の
「甘〜い夢」を見させておいて、対価を請求か。

ひょっとして純粋に友達になれたのかな。

一瞬でもそんな風に思ってしまった
己を恥じた。


(何も見えていないんだなあ)。

それは決して、照明が

「ムート(暗い)」なせいではないだろう。

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2010年2月14日 (日)

マンヂャイ

「ヂャーヂャーヂャー」


400km離れた電話口の向こうで彼女は言う。

それはたしかチアングマイ、チアングライなどの
「パークヌア(33212北部)」で使われる方言だったように思うが、
意味としては一般的に女子が使う「カー」と同じく、
文章の語尾に付けると丁寧な表現となり、単独で使えば
「はい」という返事でもある。

男子の場合は「カ(クラ)ップ」、おかまちゃんは「ハー」。
挨拶する時は「サワディーカップ(カー、ハー)」
ありがとうは「コップクンカップ(カー、ハー)」、冒頭のセリフは
田舎娘が言う「はいはいはい」というわけだ。

約束通り、クルングテープに戻ってから
二台目のケータイで電話したら、ちゃんと繋がった。
つまり通話料が無料ということであり、遠距離恋愛には必須の
「頻繁な電話連絡」も、条件的には充分可能。

あとはオレの気持ち次第か。

う〜ん。
どうなることやら。


昔から、女子を見る目にだけは自信があった。
タイ語で言えば「マンヂャイ(3222)」である。

もちろんニッポン人の目線としてだが、一般的に見て魅力的な
「美しい女性」「可愛らしい女性」を発見するスピード、判断力は
そこらのにーちゃんに負ける気などまったくしない。

「誰もが魅力的だと感じるだろう」女子と、
「自分の好みのタイプ」の女子には当然若干の「ズレ」があるから、
「あ、このコ可愛いな」と思ったとしても、
「普通に可愛いけどオレ好みぢゃない」場合と
「オレ好みだけれども一般的ぢゃない」場合と、もう一つ
「誰が見ても可愛いししかもオレ好み」の場合があり、これはもう
「相当ハイレヴェルの美人」ということになる。

元々タイガールのスタイル及び顔の作りが好みであるオレとしては、
この国へやって来た時点ですでにかなりのハイテンションなのだが、
TOIKIOと同じく、地方から人が集まってくるクルングテープにいて、
「コーンケェーン」という出身地名は、以前から気になっていた。

「タイで売り出すタレントを発掘」ということであれば話は違い、
「肌の色が白いこと」がプライオリティーの断トツであるこの国なら、
チアングマイチアングライなど北の都市にスカウトへ行くだろう。
ニッポンならば秋田などの
「色白東北美人の産地」といったところか。

ただ、むしろ「色黒が好み♪」のオレが、
「嫁さん候補を発掘」するのであれば、顔の作りなどからして
パークヌアよりも断然イサーンであり、第一弾
「ウドンターニー」に引き続き、第二弾
「コーンケェーンツアー」を敢行したというわけだ。

そして、やはりオレの目に狂いはなかった。


ヴィザ取りのために数ヶ月おきに訪れねばならぬヴィエンチャンの
「中継地点」として降り立ったウドンターニーに、タイに来た当初
一泊して街を見て廻ったのだが、なんとも中途半端な田舎町で、
出身地のナゴヤのような雰囲気が未だにどうも気に入らない。

「ニッポン三大ブサイク産地」として有名なナゴヤと同じく、
「カワイイコのいない田舎町」というレッテルを貼らざるを得ないほど、
「イサーン顔」の特徴のひとつであるエラの張った、いわゆる
「四角顔」で、中央にパーツが寄っているコが
目立つように思えた。

それはオレの作り上げた勝手なイメージかもしれぬし、たった一晩
繁華街をウロウロしただけで決めつけるのもなんだが、同じ一泊でも
チアングマイに行った時と比べて、その
「楽しくなさ加減」はハンパぢゃなかったのだ。

そのウドンの約百km南に位置するコーンケェーンは、
人口十六万人越えの、そこそこ大きな町である。
と言って、名所旧跡など特に何もないところだが、
中心から少し離れた場所にあるコーンケェーン大学は
賢いことで有名らしい。

ボーコーソーモーチット(北バスターミナル)から
V.I.Pバスに乗り六時間の旅である(*片道329THB)。
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中はこんな感じ。

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朝七時半発で午後一時過ぎには到着。導眠剤服用で
「アッ」という間に着いたが、まだ寝足りずに頭が
「ボーッ」としていた。
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バスから見た景色はこんな感じ。
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タクシーなんてもちろんなく、トゥクトゥクもしくは
ソムオー(乗り合いタクシー)で移動。
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某トヨタのこんな懐かしい車も普通に走っている。
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真ん中に大きな学校があって、昼間の町は生徒達でいっぱいだ。
この中にダイアの原石が転がっているに違いない。
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女子大生の制服はクルングテープと一緒だ。
ただ、あまり見掛けなかった。
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Sと合流してとりあえずお茶を飲む。
昼間は陽射しがかなり暑いのだ。
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学校の裏にある安ホテル「Muang Inn」にチェックイン。
「歩き方」には載っていない所にした(ツイン290THB)。
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おばちゃん普通に裸足だし。
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受付嬢。あまり可愛くない女子を撮ると手ブレしてしまうという、
「不思議な機能(?)」が付いているオレのカメラ。
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これがSの泊まっていた「SAEN SAMRAN HOTEL」
シングル一泊170THB。
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「可愛くないと手ブレする」シリイズ。
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あれ。なんか垂れ目のコが多い?
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「ブレ」が少なくなってきた。
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ようやく可愛いコ発見。
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一緒にいるコも撮らないと雰囲気がマズくなるのでね。
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子供達は無条件に可愛いね。
「ポケモン」「ウルトラ」は定番アイテムか。
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市内最大の百貨店
「central plaza」に行ってみる。
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中国旧正月を祝うイヴェントがやっていた。
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上階は空きテナントだらけだが大丈夫なのかな。
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日が暮れていい雰囲気になってきた。
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夜はビアガーデンになる模様。
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夜ごはんは飲茶の店で。
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キャラクターと記念撮影。
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相変わらずブレるねえ。
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この街で唯一のディスココンプレックス「Rad」。
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オープンテラスのバーと建物の中が三つのエリアに分かれており、
「コヨーテ(キャバクラみたいな感じ)」と二つのディスコがある。
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どんな乗り方やねん。
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そして、よくあるタイプのバンド演奏がメインのデカいレストラン。
結局初日はここで盛り上がることとなる。
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てなわけで、
とりあえず写真だけ紹介したが、

詳しい話は後ほど。

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2010年2月11日 (木)

パイティアオコーンケェーン

「さて、今僕はどこを歩いているでしょう」


電話口のSから問われて、
すぐにはその場所が思い浮かばなかった。

旅の残り資金が少なくなってきたという彼、
「クルンテープはお金が掛かるから....」と言っていたから、
ひょっとして又パンガン島へ行ってしまったのか。
でも十五日にはニッポンから友達がやってくるらしいし。

「う〜む」と考えていると、
待ちきれずすぐに答えをバラすS。

「来ちゃいました〜。コーンケェーンに」

フットワークの軽い彼が、勢いで決めてバスに乗った行き先は
「イサーン(東北地方)」の田舎町だった。
「イサーン顔」が好みのタイプのオレの過去に好きになったコの
「出身地ベスト1」の場所であり、以前からそこに
「原石発掘に行ってみるか」と、二人で話していたのだ。

「おいおい。オレも誘ってくれよ〜」
「だってイズミさん忙しそうだったし、
(ゴルフで)腰が痛いって言ってたから」
「そうかわかった。ぢゃあ明日合流するから、
今日のところは事前調査しておいてよ」
「了解で〜す♪」

土日がアルバイトだから木金と二日間しかいられないが、
行きたくても一人ではなかなかその気にならなかったので、
「ちょうどいい機会だな」と思い、即決した。

ということで、今から準備して
「イサーンツアー第二弾」に出発だ。

「可愛いコがいるかな」
な〜んて期待はさほどしていないけど、
まあ、たまには田舎に行くのもよかろう。


なんだか最近バタバタしていて、
思ったようなペースでブログを書けない。

ちなみに昨日もまたゴルフで、例の
「THANONT GOLF VIEW & SPORTS CLUB」の
メンバーの申し込みをしてきた。
会員権を購入したわけではないが、これでオレも一応
タイのゴルフ場のメンバーの仲間入りだ。

「週に一回はゴルフに行く」と宣言したことだし、
一人でも廻れるらしいので、しばらくは通うだろう。

腰と背中がイタイのがちょっと気になるが。

土日はどうやらレギュラーでアルバイトのような雰囲気だし、
以前みたいにヒマを持て余すような状況でなくなったのは確かで、
「映画三昧の日々」ともオサラバである。

ま、楽しいからいいのだが、日記のネタが溜まっても時間がなく、
書きそびれてしまうのはちょっと残念。


さて、バンコク週報のニュースでオモロいのがあったので
ご紹介しよう。

http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=9377

以前からこの手の噂は聞いていたのだが、こうして
実際ニュースになるとちょっとビビる。

見られるかな。

内容は、女子が盛り場で男子をナンパした後、
「薬」を盛って眠らせた後財布などを奪うという
「昏睡強盗」の話。

<被害者の話では、ポーンナパー容疑者は
酒に薬を混ぜるだけでなく、
乳首にも薬を塗っていたとのことだ。>

飲み物にいくら気を付けていても、
「B地区」に塗られてはかなわない。

「その部分」をナメて眠ってしまうなんて、
なんとも情けないではないか。

「苦っ!!」と思った時には
もう遅いのである。

あとはコレか。

http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=9425

「嫉妬に狂って相手のチ○コを切る」のが、
どうやらこの国での伝統行事のようなのだ。

なかなかアメージングな話ではないか。


ところで、例の
「警察署の勾留所にぶち込まれた知人にお金を貸した件」だが、
当然のごとく周りからは非難轟々である。

「クスリを買ってお金がなくなっているような、そんな
ロクでもない輩によくしてやる必要など一切ない」

皆様のご意見はまったくごもっとも。

「博打とクスリはやめられないもの」

そんなことはわかっているし、今までに見ても来た。
なので今後は気を付けたいと思います。はい。


旬のネタとしては、他に
「60cc」「バタフライ」「ストロベリイの使いどころ」
「麦粒腫の呼び方」「逆ギレ順ギレ」「今欲しいもの」
「ジャーナリスト櫻井よし子」「音楽プロデューサー亀田誠治」
「ドキュメンタリイラヴ」「フロントホックブラ」
「白ヤギの手紙の内容」「サッカー場の警備員」
「誰にも言えないストレス解消法」などなどなど。

タイミングを逸して
書きそびれてしまうことがないよう願う。


果たしてコーンケェーンで、ここに書きたくなるような
「オモロイ事件」が起こるだろうか。

そうだといいんだけどねえ。

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2010年2月 7日 (日)

チュアイドゥアイ

「パルプフィクションだ!」


たった今思い出した。

外国の俳優の名前が出てこない事はよくあるが、
映画のタイトル名がなかなか思い浮かばないなんて。
しかも超有名でけっこう好きな映画なのに。

こんな時、
「ハッキリ」と老いを実感して
「ガックリ」となる。

「ああ。オレも年を取ったのかだなあ」と。


「チュアイドゥアイ(322322助けて)!」

基本「頼まれると断れない」性格のオレにとって、女子からの
「救いを求める」この言葉は本当に困る。
「できる事」と「できない事」の判断に悩むのだが、
「物理的に可能」ならどうしても聞いてしまいがちだからだ。

もちろん相手によるし内容にもよるけれど、今回は
その辺りも含めかなり微妙な話だったので、
「う〜ん。どうしようかな」と、
かなり考え込んでしまった。

ま、お察しの通り、結果的には
助けに行ってしまったのだが。


ケータイが鳴ったのは朝八時五分。

「午前中は電話ダメよ」と伝えてあるし滅多に鳴らないから、
普段は着信音を切らずに寝るのだが、たまにこうして
朝早〜く叩き起こされることがある。

まだ眠ったばかりだったので、
「おいおい勘弁してくれよ〜」と思いつつ画面を見ると
Pキーという名のヤンチャ娘からの電話だ。

ちょっとイヤな予感はしたが仕方なく出てみると、案の定
「不穏な内容」の話だった。

ニッポン語が比較的得意な彼女は時折混ぜて話すのだが、
「ケーサツ」「オシッコケンサ」とくれば、状況はすぐに理解できる。
「検査」なんてニッポン語を知ってるくらいだから、
「ヤンチャ系」ということはお分かりいただけるであろう。

よーするに、なんらかの事情で例の検査を受け、
「陽性反応」が出た末拘置されたということか。
でもって、家に帰してもらえるだけの
「現金」を持っていなかったわけで、つまりは
「お金」の無心ということだな。

実際、ちょっと興味ある状況ではあった。
もし仮にそんな感じでケーサツに捕まってしまった場合、いったい
「いくら払えば」帰してもらえるのか。
そして、その後はどうなるのか。

もちろんタイ人とオレ達ニッポン人では金額が明らかに違うだろうし、
「持っていた」か「否」か及びその「量」によって差はあるだろうが、
「基準となる数値」を知りたかったのだ。

そこで詳しく聞いてみると、
「おしっこ検査で反応が出ただけで所持はしていなかった」
とのことで、必要な金額は一人につき
10000THBだという。

三人一緒に捕まったらしく、知人に電話しまくって
各々お金を持ってきてくれる相手を探し中の様子で
「8000THBでいいからなんとかならない?」ということは、
足りないのはあとそれだけなのだろう。

「なるほどわかった。折り返し連絡するわ」

一旦電話を切って冷静に考える。

古くからの知り合いであり、会えば世間話をする程度の間柄。
好みのタイプではないし当然肉体関係等一切ないが、一応
紹介された相手は仲の良い女子友達だ。

一昨日も都内某所で会って
アイスコーヒーを奢ってあげた。

そんな彼女をケーサツまで迎えに行き、
8000THBものお金を貸してあげるのが
果たしてどーなのか。

基本的に友達にはお金を貸さないようにしている。
もしどーしようもない場合は「差しあげる」つもりで渡すし、当然
そうしても大丈夫な金額までだ。

大昔に一度同級生の男子に十万円貸したことがあるが、
未だに返ってきてはいないし連絡も途絶えてしまった。
本当の友達の場合そうなってしまう事の方がむしろ
「イヤ」なのだが、その時は仕方がなかった。

ま、正直8000THBは大金だが、聞いたところどうやら本当に
「他に宛がない」様子だったし、そんなに悪いコでもないので
可哀相に思えたことも確か。

ただ、もちろん自業自得だとは思うから、
「一晩泊まって反省してなさい」と言うべきなのかもしれないし、
「知らねーよそんなの」と突き放すのが
本当の優しさなのかもしれない。

お金が返ってこないことはほぼ間違いないから、そうなって
「イラッ」とくることも充分わかっている。

しかしオレは十分後、
バイクのエンジンをかけていた。

日曜の朝九時過ぎ、
「サターニータムルーワットゥ(警察署)ディーンデェーン」
に向かう途中、何故だか分からぬが
頭の中でかかっていたのはあの曲である。

映画「タクシー」のオープニングで、街を
軽快に走っていく車と道が流れるシーン。

「悪魔の城へ姫を助けに行くのだ」
なんだかそんな気分だった。

こういう時は
「B.G.M」が大事だからね。

「あの曲は元々あの映画で使われたんだよな」

何故かサウンドトラックのレコードを持っていた。
「パッツンカット」のユマサーマン嬢が寝転がって
「怪しい目つきでこっちを見つめている」ような
ジャケットだった気がする。

「記憶」というものは実にいい加減なものだ。
そんな細かいことは憶えているのに、肝心の
映画のタイトルがちっとも出てこないなんて。

まあいい。
「ググる」ことなく自力で思い出したのだから。


さて、心配性のオレはふと思った。

「ひょっとして面会に行ったこっちまで
<おしっこ検査>なんてことに....」

いやいやいやいや。
もちろんやましいことなどないが、もし
普段飲んでいる鼻炎薬の成分
「プソイドエフェドリン」が反応してしまったらエラいことだぞ。
「ミイラ取りがミイラに」なってしまわないとも限らない。

一応そう言い逃れるために常時その錠剤を携帯してはいるが、例え
「くしゃみ鼻水鼻づまりを抑える為」とは言え、このオレがしょっちゅう
「交感神経興奮作用のひとつ<α1作用>によって
血管を収縮させている」ことはれっきとした事実なのだ。

果たしてそんな言い訳が通用するのか。
この国のケーサツ官に。

ま、常識で考えれば、日曜日の朝一で
「悪い子を迎えに」わざわざケーサツ署までやってくる人間にまで
「あんたコイツの友達やろ。はい。そっちでおしっこ取ってきて」と、
トイレを指差してプラスティックの容器を渡しはしまい。

そう覚悟して駐車場にバイクを停め、階段を上がって行くとすぐに
「ミスターミスター」と、手招きされる。

中へ入ると机に座ったケーサツ官が二人。

「すんませんねえ。ご迷惑お掛けして」
「ははは。まったくしょーがないなあ」

そんな会話をしつつ、扉を開けて入ると
目の前には鉄格子。
中はいくつかの部屋に分かれている。

すぐにケーサツ官は出て行き、
茶色の鉄格子を挟んでPキーと二人きりになる。

ん?ちょっと待てよ。
「ボディーチェック」なしってことは何でも渡せるやんけ。
ユルいなあ〜。

ま、ここで
「脱獄セット」渡したところでどーしようもないか。
たかがケーサツ署内の勾留場所だからね。

自分が悪い事したわけぢゃないから
ちょっとだけテンションがあがる。

「ふ〜ん。こんな風になってるんだ」
「来てくれてありがとう!朝早くに」
「ホントだわ。まだ寝てたのに〜」
「ごめんなさい。絶対に返すから」

目の下にクマを作っている彼女に、
鉄格子越しに8000THBを渡す。

事情を聞くと、どうやら
深夜バイクで三人乗り(男1女2)していたところ、
制服を着ていないケーサツ官に止められたらしく、
「ひょっとしてササれた(チクられた)のかも」という話。
よーするに
「ケーサツ官もグル」もしくは、
「チクり制度(犯罪者を引き渡してバックマージンをもらう)」に
「利用された」って意味か。

「悪〜い友達」いそうだしな。

それにしてもコワイ国だなあ。

まだお金が集まっていないので引き渡してはもらえず、
「ぢゃあな」と別れを告げると、いたって平静を装い
「サワディークラップ」と、ケーサツ官に敬礼した後
署を出る。

しかし、「ひとり一万バーツ」ってなんのお金なんだろ。
「保釈金」は大袈裟だけどそういう趣旨のものなのかな。
取り調べ受けて一泊して、始末書書かされて
翌日帰れるってわけぢゃなくて、
「お金払うまで帰れないぞ」ってことか。

それとも初犯ぢゃなかったとか。

どちらにしてもそれはタイ人への対応であり、
ニッポン人ならば当然変わってくるわけで、単に
金額的なことを考えれば三〜五倍といったところか。
少なくともその程度が基準となるわけで、あとは
「ケータイで誰かに連絡が取れる」ということもわかった。

「なるほど、こーいう感じなんだ。いやいや勉強になった」

ひとり「うんうん」頷きながら
帰途についたというわけだ。

「泊まった」ことはあるが、面会の経験はなかったからね。
しかも、異国のことだからまったく何もわからないわけで。

8000THB払って社会勉強か。
ま、仕方ないかな。


帰ったらSから電話があって、早速その件を話すと
「イズミさんはやさしいっすわ〜。普通なら九割は
<そんなん知らんわ!>って断りますね」と、やはり
Pとも面識がある彼が言うのだから間違いあるまい。

「やっぱりそうだよな〜。ていうか
これは決して本当のやさしさぢゃないぞ。うん。
ま、わかってはいるんだけどね」

ぢゃあ
「本当のやさしさ」っていったい何なのさ。


オトナノセカイノコトナンテ

ヨクワカリマセン。

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2010年2月 6日 (土)

ムアイマックマーク

「しまった。写真撮るの忘れた」

昨日はこのセリフを二度口にした。

一度目はカプセルを口に入れて水で
「ゴックン」と飲んだ直後、
二度目は部屋から出て行く女子を見送りつつ
エレヴェーターが閉まった瞬間に。

せっかくなら写真があった方が説明しやすいし、まあ
「シャッターを切ってもいいなあ」と思わせる程度の
容姿ではあったからね。


特に変化もなく淡々とした女子関係の中、Tー君から
「いい物」をもらった。

始めて会った時に、まあ例のごとく実年齢を明かしたら驚いて
「とても45才には見えないですよねえ」と言う、年のわりに
落ち着いた雰囲気のまだ若い(28才)彼に
「いやいや。気は若いんだけどこっちの方が全然ダメでさ」と、
拳を握ってアッパーカットのように軽く持ち上げるポーズをして
「精力減退の実情」を訴える。

「ま、Tー君にはまだわからないだろーけどさ」
「いやいや。僕もそうでもなくてたまに薬飲んでますよ」
「ん。なになに。薬?」

過剰反応するオレに彼が教えてくれたのは
「ケミカル」ではなく「ナチュラル(自然原料)」系のいい薬があって
その商品を輸入して販売しようと考えているらしく、
何度も試してみたがなかなか良いという話。

原料はたしか「トラのチ○コのなんとか」で、
粉末状になったものがカプセルに入っているとのこと。
「今持ってるから見ますか」
「うん。見る見る」と首を
「ブンブン」何度も縦に振るオレ。

半透明の茶色のカプセルの中身は黒っぽくて
やや光沢が混じっているようないかにも効きそうな
「怪しい色」だった。

ただ、いくら「プラシーボ効果抜群」のオレとはいえ
「コレはマジでパキパキになる最高の精力剤ですよ」と、
薬剤師からビタミン剤を渡されたところで、本当に
「パキパキ」になるはずがないわけで、
見た目の雰囲気だけでは当然判断できない。

「一度に三錠飲むんですけど、コレ実は
女子にも効果があるんです」
「なにー。マジか。それはいいなあ」

尋常でない興味を見せるオレに圧倒されたか、
「モニターやるからこれサンプルで頂戴よ!!」と迫ったら
「いいっすよ。今これしかないっすけど持ってって下さい」と、
三錠入りのケースをくれた。

「ありがとう。使用結果はきっちりリポートするからね♪」

初対面のおっさんにそんな素敵な物をくれるとは、
なんていいヤツなんだ。


「さて。誰に使ってみるか」

思い起こしてみたものの、
「セックスレスの倦怠期夫婦」みたいな関係のPン嬢でもないし、
LでもないしFンでもないしPーでもないし。

実際彼女らとは、
「フェアン(友達以上恋人未満)」という間柄ではあっても
「セフレ」というほど頻繁に体を交わすわけではなく、
「自分が都合いい時だけの都合のいいセックス」に
オレが付き合ってあげている程度のことだ。

未だ(肉体)関係のないA嬢はわりと有力ではあるが、忙しそうで
なかなかタイミングが合わず会えずにいるし。

となると新規か。

などと考えている中、
Fン嬢から久しぶりに電話が。

「モーシーモーシー。ホンダー。ゲンキーデスカー」

「ゴーゴー嬢」の彼女は超気紛れだが、以前
Pー嬢の家に三人で泊まった時、ちょっと
「それっぽい雰囲気」になったこともあり、
「3P」に持っていける可能性がなくもない相手。

その後、
「友達のギック(?)」と分かった上でオレと普通にエッチするという、
なかなか悪いヤツなのだ。

案の定
「友達連れて遊びに行ってもいい?」という話で、当然ながら
「トゥクウェラ−ダーイ(3222332いつでもいいよ)♪」と答える。

ただ、仕事が終わってからの話なので、閉店間際に
「ペイバー」されると来られないわけで、実際問題
二人共一緒に帰れるタイミングはそうそうないのかも。

「ぢゃあ、今日終わったら行くね♪」

(よ〜し。使うとしたらここしかないな)

これが水曜日の話だ。


さて、ちょっと「シモネタモード」に入ってきたので念のため
ここで断っておきたいが、あまりにも不評につきオレなりに
「原因」を探ってみた所、おそらく一番良くない理由は
「本人(の場面)を想像するから」ではないだろうか。

つまり、ここでの話だと、書き手のオレが
「妄想する(エッチな)内容」や「登場する(エッチな)場面」を、
本人に置き換えて想像するから
「おえーっ」てなるのではなかろうか。

オレの事を知っている人達は特にね。

例え面識がなくとも、いい年したおっさんの
「あんな姿こんな姿」を頭に思い描いてしまっては、どうしても
「テンションがガックリ下がる」のは否めないところだろう。

そこでオレは考えた。

男子なら自分に、女子なら恋人カレシ愛人好きな人
何でもいいからとにかく「自分の立場」に置き換えて、話の内容を
「想像」していただく。というのはどーだろう。

仮に趣味嗜好が自分とはかけ離れていたとしても、そこはひとつ
「寛大な気持ちで」妄想してみて欲しいのである。

「ウチのダーリンがそんなアホなことするはずないけど、まあ
もししたとしたら.....。キィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!」

女子の場合そうなる危険性はあるが、少なくとも
「おえーっ」とはならないのでは。

何卒是非一度お試し下され。


実は同じ日に、Sが五ヶ月振りに
「インド(及びネパール)ツアー」から帰ってきたのだ。

その日の夜会って、オレの部屋で積もる話をした後、
「ゴーゴーバー(ナーナープラザ)」→「援(助)交(際)カフェ」という
昔本当によく通ったルートを辿ってみる。

な〜んにも変わっていないが、
女子の面子は多少入れ替わったかな。

某「レインボー1」で飲んでいると、オレに気付いた
Fン嬢が目の前のポールで踊り出し、隣のコを
「このコが話してた友達だよ」というジェスチャーをする。

「う〜ん。35点だな」
ちょっとムッチリ系だからまだ許せる範囲だが。

照れくさかったのでその話はSにせずに店を出て、
踊り終わって外で休憩しているFンに彼を普通に紹介する。
友達を近くで見てもやはり35点だった。

倦怠期突入のバービアのPンを彼に紹介し、
「もう一軒行くか」とウロウロしたが、結局いつもの某
「2」に入ると、Sが言う。

「イズミさんイズミさん。Pーちゃんがいますよ」

そう。
Pーと初めて会ったのはSと一緒に某
「1」へ行った時だった。
あれから数回会ったから顔を憶えていたのだろう。

彼女とは最近またちょくちょく電話で話すが、また
「ゴーゴーバーに復帰した」などという話は聞いていなかった。

ま、言いにくかったのかな。

某「テーメー」は人が少なかったが、
「ゴア(インドのリゾート)でパーティー三昧」の日々で
女子関係はさほど充実していなかったらしい彼は、
それなりに満足している様子でよかった。

「次の日ゴルフだから」と、二時前に帰ったが結局予想通り
「ホンダー。ごめ〜ん。お客さんついたから行けない」と、
Fンから電話があった。


で、木曜日はゴルフ。
集合したY君の店の近くの最近お気に入りの中華料理店で、
「麻婆豆腐セット(90THB))」と「白菜水餃子(50THB)」をいただき、
一度家に帰ってからY君の店に戻る。

KちゃんGさんJ君と再会し、いろんな話で盛り上がる。
そこにSも後からやって来てしばらく飲んだ後、十二時過ぎに
「ではお先に失礼します」と、例によって某
「テーメー」に出勤。

結局後から皆やって来たのだが。

今年のテーマである
「マーグワイースィップハーピー(25才より上)」の
「オトナタイガール」をターゲットにする。
まあたしかに存在はするが、なんというか
「う〜ん」といった感じだな。

昔から変わらずいるコもいれば、見た事のないコもたくさんいて
店内は盛り上がっていたが、相変わらずの
「供給過多(女子の方が多い)」なイメージである。

ふと見るとテーブルの横に、
「いかにも」なイサーンっ娘が立っていた。

「見た事ないなあ」「よく来るの」「家はどの辺」
「イサーンのどこ出身?」「年は○○くらいやろ」
「たまに来る」「オンヌット」「ウドンターニー」「20」

ちょっとターゲットからズレたが、家がすぐ近くだったので
「今日は友達と一緒だからまた今度ね♪」と、一応
ケータイ番号を交換する。

ここでは未だに一度も女子を買った事がないし、
電話番号を聞く事も滅多にないのだが、例の
「タイガーカプセル」をもらってからちょっと日が経っており、
やや悶々とした日々を過ごしていたことも影響したのか。

あと、「疲れ○ラ」と言って、男子の場合運動をした後などに
「興奮が下半身に移る(?)」つまり
「ヤリたくなる」という不思議な現象があるので、ひょっとして
ゴルフの後でそのせいもあったのかもしれない。

その日もおとなしく帰ったが、案の定
「ごめんなさ〜い。今日もお客さんが」。

ま、いい。
「いつでも」と言ったのはオレの方だからな。


そして金曜日。

昼頃起きてブログを書いているとSから電話で
「パソコンをお借りしたい」と言うので、
「渋滞が終わった頃家においでよ」と返事。

その後、前の日のイサーンっ娘I嬢から電話。

「今から行っていい?」

出た。タイガール特有の
「ヘンゲートゥア(123322我が儘)」攻撃。

結局、いつもこれにやられてしまうのだ。

よーするに、約束しようが待ち合わせようがまったく意味がなく、
「その時の自分の気分が全てに優先されてしまう」という
「超自分勝手我が儘気質」なタイガールと付き合っているうち、
「コイツらとは一瞬一瞬が勝負だな」と思えてくる。

元々スケジュール表など一切必要でない(はず)のヤツらとは、
「来週」とか「明日」とか「今日」とか「何時」ではなく
「今から」のみが有効な唯一の手段なのだ。

「今から」が「オッケー」か「ダメか」だけの話で、
考えてみればめちゃめちゃシンプルではないか。

ただ、受け身派のオレとしてはその
「今から」に対して「応える」立場がほとんどであり、そのうち
「こっちがそれを言えるようにならなければ」とも思う。

「夜、友達が来るんだけどな」と答えつつ時計を見れば午後六時。
二〜三時間ってところか。

「オッケー。来いよ」

電話を切ってから速攻で「タイガー」を飲む。
効果が現われる前にやや時間が掛かると聞いたのだ。

そーいえば、先日ニッポンのTV番組で
「ホワイトタイガー」のことをやっていたが、世界に
「二百頭余り」という珍種のそのトラは精力絶倫で、なんと
「二日で後尾百回は楽勝」というからスゴイ。

例の「粉」にはそのホワイトタイガーの
「エキス」がたっぷり含まれているのだろう。

「ガォーーーーーー!!」ってなるのかな。

トランジスタグラマー好みのオレにしては珍しく
身長169cm色黒でスリムなI嬢だが、足はめちゃ長いし
「Bカップ(ニッポンならC〜D)」でボディーバランスが良い。
ただ、お腹はけっこう出ていたけどね。

前日あまり話していなかったので、お互いを知るためしばらくは
「クイガン(会話)」を楽しむ。
明るくてなかなかいいコだが、
25才のタイ人カレシとラヴラヴだそうだ。

はい。
ここからは自分(もしくは恋人)に置き換えての想像で。

もしカレシが初めて
「タイガーカプセル」を服用してエッチに挑んできたとしたなら。
男子なら、前日に会ったコ(プロ)と翌日の夕方、初めて
「タイガーカプセル」を服用してエッチに挑むとしたなら。

ま、そんなに詳しく書いてもしょーがないので、
要点のみ。

それはそれは
「効果てきめん」だわマジで。

1体が熱くなってくる(興奮状態)。
2刺激に対して過敏に反応。
3硬度良好。
4中折れなど一切なし!
5ただし局部の感覚がやや鈍い。
6だからなかなかイカない。
7「対位」換えまくる。
8「(相性の)いい感じ」の型がわかる。
9女子「ヒィーヒィー」言い出す。
10お互い疲れる。
11一度「イッ」たふり(演技)。
12バレるのですぐ二回戦。
13ゴム使用ではイカないので別の方法に変更。
14かなり苦労して達する。
15余員。

オレの腰が悪くなければ、
「とんでもないこと」までできるな。

そんな感じがしないので、たまに
「ホントにパッキパキのままかな」と確認すると、それはもう
なかなかのもので。

なんだかちょっと不思議な感じだった。

ただし、ああなるとセックスももう
「立派なスポーツ」であり、お互い汗だくになるし
終わった後の疲労感がハンパではない。

前日のゴルフの疲れも出て
「ムアイ(322だるい*筋肉系?)マックマーク」である。

ま、リポートとしてはそんな感じかな。

もしアレを相手にも飲ませていたらどうなったか。
考えただけでも恐ろしい。

一回分いくらなのかな。
きっと高いんだろうなあ。


ちょっと仕事に行ってくるので、

続きは後ほど。


*入れ物だけね。
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2010年2月 5日 (金)

ノーイグワロォーイ

「ヂャイイェンイェン(222222落ち着いて)!」


アプローチで「ザックリ」とダフったり「トップ」したりして
グリーン廻りを行ったり来たりウロウロしているオレに、
呆れた顔で声を掛けるキャディーのおばちゃん。

いくらしばらくやっていなかったとは言え、二回連続で
「100」を切れなかったオレは、昨日の朝
ゴルフ場に着いてプレイに入る前
「健康のためだからスコアにはこだわらないも〜ん」
などと強がりつつも、悔しくて
「今日こそは!」と、心では密かに思っていた。

Y君とAさんという、過去二回一緒に廻ったメンバーだから当然
オレの実力はもう知っているというかバレており、
「百を切るぞ〜!」と勇んでいるわりにヘタクソでは、
恥ずかしくてさすがにもう口にはできなかったのだ。

ゴルフをしない人のために一応説明しておくと、通常
「18ホール」「パー72」と設定されたコースにおいて、いったい
「何打で廻れるか(スコア)」を競うのがゴルフというスポーツの
「基本ルール」であり、当然ながらその数字が
「少ない方が良い」わけで、プロゴルファー達はアンダーパーの
「71」以下でシノギを削り合う。

アマチュアの場合、とりあえず
「100」つまり28オーヴァーというスコアが、やり始めた頃の
「当初の目標」の数字となるわけで、それ以内、よーするに
「百を切る」ことで、ひとつの壁を乗り越えるのである。

そして、毎回コンスタントに「百を切られ」れば、社交辞令で
「お上手なのですね♪」と言われる程度の実力であり、そこからさらに
「90」「80」の壁を越えていくこととなるのだが、数字でわかりやすく
「ハンディーキャップ」という基準を設けてあるので、それがその人の
「腕前」を示すものとなるわけだ。

父親が大の「ゴルフ好き」であり、子供の頃から一緒に
ゴルフ場に連れて行ってもらっていたというほど
「ゴルフ歴の長い」オレは、二十代後半の時に
「18」という「オフィシャルハンディー」を持っていた。

「オフィシャル」というのはゴルフクラブの
「公認」という意味で、ゴルフ場の会員権を所有する
「メンバー」のみに与えられるものだから、つまりはその年齢ですでに
三重県にある某ゴルフクラブのメンバーだったわけで、当時、
「ゴルフ場会員権」は資産価値があり、投資目的で買われて
値段が上がっていた時代で、父親がオレの名義で
「資産」として購入していたのだ。

バブル時代は常に車のトランクにゴルフバッグと着替えがあり、
「行くぞ」と朝電話があればそのまま父親を迎えに行き、
天気さえよければ毎日のようにプレイをしていたものだ。

それだけゴルフ歴がありながら、
「何故そんなに下手なのか」と言えば、それはもう
「才能がないから」でしかなく、昔から特に
「アプローチ」と「パット」が下手だった。

フルスイングをすればまあよいのだが、グリーンに近づいてから
「カップ(ボールを入れる穴)」に「寄せる」ため、
力を加減して打たねばならない
「アプローチ」となるショット及び、グリーン上で穴に入れる行為
「パット」がヘタクソなわけであり、これはもう
ゴルフプレイヤーというよりはむしろ
「男として」最低なのである。

実際どうよ。
「口説く」および
「穴に入れる」行為が下手なオトコなんて!!

そんな息子の姿を見て、今は亡き父親はさぞ
「恥ずかしい思いをしたのだろうな」と申し訳ない気持ちになるが、
ゴルフにおいて最も「センス」を問われる部分であり、
スコアを縮めるためにはとても重要な要素だから、
これはもう致命的だ。

ドライバーで300ヤード飛ばすのも、
カップに入れるたった10cmのパットも、同じ
「一打」だからね。


小学生の頃、通知表の
「性格等の観察欄」にはいつも
「短気」「おっちょこちょい」「目立ちたがり屋」
「冷静な判断力を身に付けましょう」
などと書かれていた記憶がある。

スポーツの中でも
「紳士の」と呼ばれるゴルフは、特に
その人の人柄や性格が出やすく、
比較的長時間プレイ(三〜四時間?)する事もあって、
一回一緒に行けば相手の
「人となり」がよく分かるものだ。

若い頃はすぐに頭に血が上ったオレは、
自分が気に入ったプレイができないと、
「イライライライラ」してしまうのを
どうしても抑えられなかったから、最も
「一緒に行きたくないタイプ」だったのだろうな。

「ヂャイイェンイェン」と、タイ語でキャディーに言われ、
昔のオレならそのことで余計にムカつき
「意味もなくキレていただろうな」と、
当時の自分を思い出していた。

何もいい事なんてないだろうに。

十数年振りに異国の地でゴルフをやってみて、
長い時間の経過と環境の変化で、己の性格が
「いかに変わったか」を実感した。

確かにバブル当時は、たかが遊びのゴルフなのに
結構な大金を賭けてやっていたから、最終ホールになると
「これを入れれば○万円」なんていう金額になって、当然のごとく
「プレッシャーに弱い」オレは周りの期待通りその
「数十センチのパット」を見事にはずし、
「キィィィィィィィィィィィィィィィ」となっていたしね。

その後の麻雀で、
「負けを取り返そう」として更に深みにハマり、また
「キィィィィィィィィィィィィィィィ」となったものだ。

今でもお金を賭けてやればやはり、少しは
「イラッ」とくるだろうが、あの頃の自分とはもう
確実に違う。
基本的な性格は変わらないかもだが、自分でも
「丸くなったなあ」とつくづく思うのだ。

他でも様々なシーンでそう感じるのだが、
ゴルフは特にそのことが分かりやすい。

ちなみに昨日のスコアを言えば、前半はバーディーもあって
「46」だったので「この調子でいけば....」
などと考えた途端乱れ始め後半が
「54」で、なんとちょうど「100」。

結局また
「百が切れな」かった。

運動不足なので健康のために再び始めたゴルフだが、
やはりやっているうちにだんだん面白くなってきて、
「もっと上手くなりたいなあ」と思うようになったオレ。

せっかくこんなに環境がいい所に来たのだから、
頑張って練習しようかな。
とりあえずベストスコアの
「82」を更新することを目標に。

というわけで、
「まずは道具から」と、あまりにも下手な
「アプローチ」を良くするためウェッジを二本と
練習場に行く為のバッグ(500THB)を購入。
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その名も「SPIN」という台湾製のクラブらしい。
二本で3000THBならかなりお値打ちだと思う。
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以前使っていたのはコレ。
某ファッションブランドのネームが刻印されているが、
あまり気にしないでね。
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大きさの違いを見ると分かっていただけると思うが、
ヘッドが小さくて薄く、非常に難しいクラブだったのだ。
Img_6662

破れてしまったのでグローブも購入(290THB)。
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他のクラブは、いつも一緒に行く
Y君の店に置きっ放しなので写真はない。

普通のブログならここで
ゴルフ場の美しい景色の写真が載るところだろうが、
文章で勝負しているので贅沢を言わぬよう。

ま、機会があれば撮ってきたいと思うが。


さて、昨日行ったのは
「THANONT GOLF VIEW and SPORTS CLUB」
というゴルフ場で、スワンナプーム空港近くにあり、しかも
飛行機の通り道にあるため上空を引っ切りなしに飛んでいく。

街中からは一時間ほどで着き、場所は悪くないし
なかなかキレイだった。

前半のハーフは三人で廻ったのだが、後半
後ろの組にいた飛ばし屋の真っ黒なタイ人男子が
「一緒によろしいですか」と言ってきたので彼も加わる。
近くに住んでいて毎日のように来るらしい。
三十才くらいだと思うが、キャディー達の反応を見る限りおそらく、
地元ではかなりのハイソーの家柄なのだろう。

彼に聞くとそのクラブはなんと
年会費7000THBでメンバーになれるらしく、通常
平日1000THBのプレイ代が割引で540THBとなり、
一緒に来た人も740THBだと言う。

タイにはそういったシステムのゴルフ場があるらしいが、
それにしても安い。

「ニッポン人でも同じ条件か」と尋ねたら、
すぐに電話で聞いてくれてオッケーとのこと。

「オレ、ここのメンバーになるわ」と、速攻で宣言。

タイのゴルフ場のメンバーなんて
なかなか素敵ではないか。

同じコースをしょっちゅう廻ればいいスコアも出やすいから
その分目標に近づけるしね。

すっかりその気になってきた単純なオレは、
ティーショットを300ヤード近く飛ばすP氏の
「グーン」と伸びていく弾道を見ながら、
「オレもこういう球が打ちたいな」と思う。

う〜ん。
筋トレしないとムリだなあ。

来週再び訪れてメンバーになる予定だが、そうなると
一緒に行く面子を増やさないといけないぞ。
好敵手でも作って週に二〜三度プレイすれば、きっとそのうち
少しは上手くなるだろう。

当然のことながら上手な人と一緒に廻れば上達も早いし、
ライバルがいれば負けず嫌いなオレは伸びるはず。

誰かいないかな。

そーいえばウッズ君はどーせヒマなはずだから、
母親の故郷タイでのんびりすればいいのに。

彼と一緒に廻ったらショックで逆効果か。

ただ、ひとつ気になるのは
「飽きっぽい」オレの性格だ。
どうせすぐに違うゴルフ場に行きたくなるに決まっている。

そう。
オレはたしかに、人間が丸くなったし気が長くなりはした。
ただしその代わりなのかどうかはよくわからないが、昔よりもずっと
「飽きっぽく」なった気がするわけであり、
特に最近はその傾向が顕著であるように思う。

ひょっとしてこのふたつ、実は
「リンク」しているのではないだろうか。

つまり、元々
「短気」な人間が時を経て徐々に
「気が長く」なっていくに従い、物事に対する
「執着心」が薄れていったり、経験を重ねることにより様々な面で
「刺激」に対して慣れてしまい、より新しい刺激を求める。

「刺激を求める」というのはある種の
「飢え」であり、元々持っていた
「尖ったもの」を失っていく代償として
「エッジ」な方向が変わるというか。

「飽きっぽさ」をポジティヴに捉えるとそういう考えもあるが、逆に
オレ自身はその変化にやや恐怖を感じてもいる。

「年を取ってなお尖っていく」ということに対してだ。

それはさておき、同時に
「脳の老化」も確実におとずれているわけであり、その証拠に
メモろうと思って「飽」きるという時を書こうとしたら
「飾」しかでてこなかった。

「飽きるぢゃないのだ飾りは、ホッホ〜」である。


とにかくその件は後日じっくり検討するとして、
今からイサーンっ娘が遊びに来るので、
一旦

筆を置く事にしよう。


*タイトルの意味は
「百未満(よりした)」である。

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2010年2月 2日 (火)

マイマオルーイ

「同じ事何回喋ってんねん!!」

そう言いたくなる気持ちを抑えて
「ニコニコ」とただ頷くのみである。

「酔っぱらい」には様々なタイプがあるが、ひょっとして最も
「タチが悪い」のはこのパターンなのではないだろうか。

考えてみれば、
「n.v.cafe*」時代にしろ、ほとんど一人きりで営業していた
「スナックホンダ」にしろ、お酒を売っていた店のわりには、いわゆる
「酔客」といった類いに迷惑を被ることなど、ほぼ
「ゼロ」に近かった。

完全に閉店する直前に続いて二件、明らかに悪意のある
「嫌がらせ」的事件が発生した以外その手の話も全くなく、
町内にある「その筋の事務所」の親分さんも、普通に
コーヒーを飲みに寄ってくれていて、
「何かあればいつでもおいで」と言われたものだが、
「何かあって」本当に頼りでもしようものなら、たちまち
「骨の髄までしゃぶられる」くらいのことは、
さすがのオレにだってわかる。

ま、運が良かっただけなんだろうね。きっと。

そうでなければ、ある意味
「ターゲットにされてもおかしくない」ような営業スタイルだったし、
同業者から聞く限り、やはりいろんな目に遭って
「苦労させられた」という話は本当に多かったから。


もう一つ、冷静に考えると必ず浮き彫りになるのは、オレ自身が
「番頭タイプ」なんだなあ。という件。

十年と少しの間実際に会社を経営してみて、いかに
「経営者としての才覚がないか」がわかったし、それは
「中長期ヴィジョンの無さ」からくる
「行き当たりばったりさ加減」から見ても明らかで、
情けない限りだが自分でも正直参った。

「ドーン」と掲げた大きな目標だけはあったが、そこに至るまでの
なんの具体性も計画性も持たぬそれはまさに
「雲を掴むような」話であり、「絵に描いた餅」であって、
猫の孫に小判と衣装では馬の耳に念仏だし猿も木から落ちる。

ちょっと旗色が悪くなったくらいで、
有効な対策をまったく講じられず、結局は
「ジリ貧」のまま「ズルズル」と堕ちていくだけだった。
そもそも木登りの得意な
「猿」でさえなかったのに。

当たり前の事だが、経営者たるもの
「まあ、なんとかなるさ」で済むはずがないのだ。

今になってつくづく思う。

しっかりした計画とヴィジョンを持った経営者の元、
「これさえやってくれればいい」と信頼されれば、おそらく
できる限りの力を発揮し、忠実にその期待に応えるだろう、
という自信はある。

もちろん内容にもよるのだろうが、その辺りにも
「受け身体質」なところが窺えるし、
「おだてられればすぐ調子に乗る」こともしかり。

詳しくはよくわからないが、基本的に
「真面目なニッポン人」の中には、そういったいわゆる
「番頭タイプ」の人ってけっこういるんぢゃないかな。

「一生ついて行きます!!」というセリフが頭の中で
「スッ」とイメージできる。

よーするに、
「ついて行く人」のチョイスさえ誤らなければいいのである。
とは言っても、「番頭タイプ」の人間にとっては、そこが最も
難しい部分ではあるのだが。

実際問題、この年になってそんな人物と
「運命的出逢い」をすることなんてなかなか想像もつかぬし、
「信頼されるに至る」までの道のりは険しいわけで、その辺りがどうも
「悩ましい」所だ。

結果的にはやはりどーしても
「自分でやる」しかないのかもしれない。

とにかく、
同じ過ちは繰り返せない。
そのことだけは確かだな。


土曜日、月曜日の二日間
某バーにてお手伝いをさせてもらって来た。

先日も書いた通り、かなりの上客が集う店だが、
当然ながら平均年齢も相当高いわけで、まずは
「失礼のないように」接客する事が求められる。

36才のタイガール及び29才と十代の二人合わせて三人の
パー(ミヤン)マーガールの女子スタッフ四名に脇を固められ、
「見よう見まね」でおしぼりを出したり、お酒を注いだり。
「明らかにおかしなルール」も、最初は意見せず黙って従ったが、
どうしても納得いかねば、一応
「この方がいいんぢゃないの?」と尋ねてはみるが、
「違う違う。こうなのよ!!」と頑として譲らない36才J嬢は、
あまりにも予想通りの国民性で、ついつい
「クスッ」と笑ってしまう。

お客樣方は、例えばオレでも名を知っていた
某料理店(三店舗)を経営するコンガウリー(韓国人)であったり、
某メガバンク某商社某金属某メーカーと、
駐在員の方々の勤務先はさすがに知名度抜群の企業ばかりだし、
なかなかのレヴェルの高さであるが、逆に皆
「一癖」も「二癖」もあるような面子とも言える。

「人生いくつになっても勉強」という言葉の通り、
「ためになる話」をたくさん聞かせてもらった。

ただ、しつこいようだが
「一度でいい」のだ。

同じ話を何度も何度も繰り返し聞かされるのは、
実際なかなかの拷問である。

ただ、トータルで考えてみればそれは小さな事。
「マジでためになる話」もいくつか聞けて、
けっこうな収穫だったことは確かだ。

閉店は基本午前二時だが客の来店時間が遅いため、昨日は結局
拘束時間がかなり長くなってしまい、終わってみれば
「おいおい。時給100THB以下かよ!!」という結果になった。
日給制だから仕方がないのだが、まあ
今後のタイ生活のことを考えたらプラスになることは間違いなく、
「お金ぢゃない。お金ぢゃないんだぞ」と、
納得もできるというものだ。


そーいえば、
「カウンターマジック」も久しぶりにも味わったなあ。
よーするに、カウンターの中だと
「いくら(酒を)飲んでも酔わない」という例のアレだ。

「御馳走になりま〜す♪」とグラスを合わせ、遠慮なく
キープボトルの焼酎やウィスキイを飲ませていただくのだが、
「売り上げアップ→給料アップ」を目論むガールズスタッフ達からの、
「もう少しなんだから空けちゃいなさいよ」的な熱い視線を感じて、
プレッシャーの中仕方なくグイグイ飲んでいても、やはり
なかなか酔いは廻ってこない。

「気が張っている」から当然のことなのであるが、
不思議といえば不思議な現象である。

「おまえらは一滴も飲まないクセに」と、
彼女らを恨みつつも、しかし実際
芋焼酎というのはなかなかにウマい。

「レア物」であるとか、今日届いたばかりの「日持ちしない系」で、
「澱があるから瓶をひっくり返してね」などと言われ、
「いくら位するのかな」と、ボトルの裏に張ってある店での
「販売価格のラベル」を「チラ見」して、
「おいおい。マジかよ」という程のお値段であったりすると、
「余計にウマく感じる」のはまさに、オレの得意な
「プラシーボ効果」だ。

そもそも、タイで焼酎は貴重品だし、高いお金を払って
「わざわざ飲みにやってくる」人々の気持ちもわからなくはない。


「当店に(ドリンクの)メニュウはございません」

などという店で働いた経験のないオレとしては、当然の事ながら
ボトル棚に整然と並ぶ酒類の内容を、これまた
「理路整然」と説明せねばならぬわけで、
「辛口」「すっきり」「端正な」「後味が」「舌の上で」
「樽の香り」「ヨードチンキ」「ほのかに」「飲みやすい」
「クセのある」「芋っぽい」「麦」「米」「麹」「黒糖」「紫蘇」「栗」「梅」
「コク」「キレ」「飲み口」「ハイランド」「島」「薩摩」「まろやか」
などなどなど、ボキャブラリイを総動員しつつ、
「とりあえず匂いだけでも」と、片っ端から蓋を開けて
「嗅ぎまくる」くらいしかない。

適当に誤魔化しながらなんとか乗り切ったが、そのうち
キッチリ説明できるようになるのだろうか。

「味の違いを憶えねば」と、頑張って十杯程はいただいたが、
焼酎ウィスキイワインとチャンポンなのにも関わらず
「マイマオルーイ(3222332全然酔ってない)」なのは何故だ。

「いったいどういう仕組みなのだろう」と、
自分の体ながらちょっと気持ちが悪い。

結局
「人間の体は完全に脳が支配している」
ということなのか。

ただ、当然のことながら、
朝四時過ぎに家に戻った途端
「バッタリ」と、倒れるように眠ってしまった。

オレとした事が、なんと
「歯も磨かずに」である。

「反動」とは恐ろしいものだな。


ちなみに、確かにいい店ではあるし、
客層のターゲットの狙いも悪くないし、
スタッフの教育なども上手いとは思う。

しかし、オーナーのYさんに対し
「一生ついて行きます!!」とは口が裂けても言えない。

何故なら、すっかり酔っぱらって
「同じ事を何回も繰り返し言う回数」が最も多かったのは
「ブッちぎりの断トツ」で、
彼女だったからだ。


(これは先が思いやられるぞ〜)

密かにそう思ったのは、
もちろん

言うまでもない。

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