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2010年9月29日 (水)

マイポカティ

「ミスったかな」


某「ラーンドン」のフロアで、
彼女のダンスを眺めつつ
「ふ」と思う。

もし仮に
「ミス」ったとしたならば、それは
「人選」なのであり、決して
「致命」的ではないが、他の部分はほぼ
「完璧」と言えるほど、今のところは
「順調」に推移しているようなので、ちょっと惜しい。

理由は、あまりにも知り合いが多過ぎるから。

セキュリティー、DJ、スタッフから常連のタイボーイまで、あそこまで
「皆」と顔見知りであるということは、こっちとすればどーしても
「身動き」が取りにくくなるわけで。

てことは、今までも
「ニアミス」はしていたのだろうか。
互いの顔は知らなかったとしても、過去に何度も
「同じ空間」にいた可能性は高い。

結局、クルン(グ)テープなんて、狭い
狭〜い街なのだ。


「有言実行」なのである。

案じたような心配には及ばず、結局
ケーサツ署まで出向く必要はなかったが、
それ以外は全て順番通りにこなした。

とは言っても、それはほぼ
「ルーティン」のような、日常のごくごく
「当たり前」の行動だったけど。

いやいやいやいや、ちょっと違うぞ。
当たり前のようだが、細かい動きを、いつもとは
「逆」にしてみたのだからね。

小説、というか日記テイストの物語に書いたように、
「調教」にトライしてみたことなど、実は一度もない。
何故なら自分の性格上、そんなことが可能だとは
これっぽっちも思えなかったから。

しかし、今回のSンちゃんの事件を端で見ていて、
ナメられ、ダマされ、傷つき続けるニッポン男子が
哀れで哀れでどーしようもなくて、少なくともオレは
「逆の立場」に立ってやろう、と、決意を新たにした。

では、どーすればいいか。

「逆転」の発想である。

よーするに今までやってきたことと、全てにおいて
「逆の」行動をすれば良いはず。

「奉仕」するのだ。
自分のためではなく、相手に
「捧げ」る、という精神。

不得意なのは充分承知の上。
人生何事もチャレンジあるのみ。
うまくいくかどうかは、
やってみないとわからない。

というわけで、とりあえず
「ターゲット」探しから。

ま、プロのタイガールなら別に誰でもいいのだが、
オレなりに考えたポイントは、なるべく
「好みのタイプ」ではないこと。必要以上に
「気持ちが入っ」てしまうことなく、常に
「冷静」でいられるようにね。

月曜日。

Sンちゃんの用事でナーナープラザを訪れ、某
「エンジェルウィッチ」にていつものようにPイと少し話した後、
「さてどこに行こうか」と、独り悩む。

某「レインボー2」、及び某「4」、某「G-SPOT」を少しだけ覗き、
「クルッ」と方向転換をして戻ってくると、某
「マンダリン」の客引きガールから強引に腕を引っ張られる。
視線の端に「チラッ」と映るのは
「shinha、chang 90THB」の看板。

そもそも、ゴーゴーバーのドリンク代の度重なる値上げに、
少なからず疑問を感じていたオレにとっては、その
「適正」と思える価格が、なんだか魅力的に思えた。

「う〜ん、マーキュリイか」

前にも一度だけ入ったことがあり、その
「イケてなさ」は承知していたが、
「イケてない」からこそいいのだ。
そうそう。逆の行動。逆の行動。

サビれた店内は、女子の数も、客も少ない。
がしかし、オレ好みの
「イサーン顔」で「ショートヘア」の、見るからに
「若い」女子が一人。

「アカンアカン。アイツはアカン」

ということで、
「ローテション」待ちで座っているコ達を観察していると、
スタッフと大声でやり取りしている元気で明るそうなコを発見し、
よく見ればなかなかキレイな顔立ちをしていた。

しばらくすると、DJの合図で女子が入れ替わる。

「ガリガリ」とまでは言わないが痩せっぽちの彼女。
「ムッチリ」が好みのオレからすれば、普段ならまったく
「見向きも」しないのだが、本日は状況が違う。

「○○番を呼んでくれたまえ」

スタッフに告げると、すぐにやって来る。

いつもとは逆。いつもとは逆。
ということで、こちらからはあまり話し掛けず、
聞かれたことにだけ答えるが、それでも少しづつ
情報は得られた。

K嬢は19才。
この店で働き始めて二ヶ月。そして、
歯並びが良くない。

「よし。このコにしよう」

一発で決まった。

「今から用事があるんだ」
「どこへ行くの」
「友達とラーンドンへね」
「そうなの?私の友達もよく行ってる」
「一緒に来てもいいけど」
「う〜ん。今日は疲れたからなあ」

もちろん好きにすればいい。
「レオテー」である。

けっこう悩んでいたようだったが、結局
彼女は来なかった。

これで一日目は終了だ。

某「ラーンドン」はなかなか盛り上がっていたのだが、
三時前にケーサツがやって来てほぼ全員が帰ってしまい、
その後はサム〜い感じのまま終了した。


そして昨日。

昼間はブログを書いた後、
Sンちゃんの付き添いとしてラチャダーに赴く。

しょっちゅう一緒にいるうち、すっかり
「仲良し」になった彼の為ならば、オレだってもちろん
できる限りのことはするつもりだが、実際はなかなか
お役に立てていない気もするし、過去の経験から
女子達の相談話には慣れているものの、真面目な、
本当に真面目なニッポン男子Sンちゃんのその
「一途」な気持ちが、オレにはどーしても今ひとつ理解しきれず、
どうもうまく受け応えすることができないのが歯痒い。

「そこまで人を好きになったことがないからなあ」

「打算」で付き合いをしてきたオレにとっては
「未知」の領域なのだから、気持ちがわからなくても
ある意味しょーがないが、そこまでに相手を
「許せない」と強く思える「情熱」が、なんだか
羨ましく感じた。

しかし、オレはオレで
「チャレンジ」をするのだ。

閉店時刻間近に某
「マーキュリイ」を訪れる。

店にいなければそれまでだったが、K嬢は普通に
「ポール」を掴んで踊っていた。

オカマのママさんとひとしきり絡んだ後、
「今日はたっぷり寝て元気だから行く♪」という彼女と共に、某
「ラーンドン」へ。

雨はもうすっかり止んでいた。

「ゴーゴー嬢」を「ペイバー」して、
一緒にディスコへ行くなんて、
普段なら到底考えられないが。

いつもとは逆。いつもとは逆。

一時は「暴走」したかに見えたので電話に出ずにいたが、
「ほぼ解決しました」というメールを見る限り、Sンちゃんも
どうやら落ち着いた様子なので、いつものように
「ラーンドン」で合流する。

DJブース横のテーブルで、
「明日から三ヶ月間軍隊の訓練に行く」という
セキュリティーのにーちゃんと、DJ二人、
K嬢と、後からやって来た彼女の友達のオカマちゃん、
SンちゃんとR嬢とその友達Mウ嬢、そしてオレという総勢九名。
ウィスキイのボトルは三本目に突入。
「ラーンドン」で1300THBも使うなんてスゴイ。

「M-150」とソーダで割ってウィスキイを散々飲み、
少し酔っぱらってはいたが、なるべく
「エロエロダンス」をしないようにしないようにと
極力気を付けてはいたものの、結局
オカマちゃんにキッチリつかまってしまい、いつの間にか
彼女(彼)に合わせて腰をクネらせてしまうアホなオレ。

同性(?)とあそこまで体を密着させて踊ったのは
生まれて始めての体験だったが、不思議なほどにまったく
「違和感」はなかったな。

K嬢との必要以上の接触も避けていたが、
油断していたら、やや酔っぱらった様子の彼女に
「チュッ」と、唇を奪われてしまった。

あくまでも軽〜くではあるが。

オカマちゃんと共に帰宅する彼女をタクシーに乗せて、
二日目は終了。

通り道だったのでMウ嬢をバイクでプラカノン(グ)まで送ってから、
帰って速攻で寝た。


「師匠」であるK君のアドヴァイスによれば
「三日続けて(店に)行くように」ということなので、
当然今日も行く予定だが、なんとな〜くとても
大事な日のような気がする。

そして、次からはいよいよ
「第二段階」に入るのだ。

ま、最初からうまくいくなんて思ってもいないので、
気楽なものだが。

しかし、
「いつもとは逆」って、
意外にいいものだね。

なんだかとても
「新鮮」な気持ちになれるのである。

おそらく、いつもと逆の行動を、
「普通ぢゃない」と心が素直に感じるのだろう。

「自分らしくない自分」に、敢えてなってみる。

「演技」しているような気にも少しだけなれる。

名付けて、
「いつもとは逆作戦」。

「刺激」に飢えている人には、
けっこう

オススメかも。


*「マイポカティ(32111)」は「普通ぢゃない」の意。

それではご期待に応え(?)、某
「ラーンドン」の写真を公開しよう。
Img_0466

Img_0467_2

Img_0470

ケーサツが来た直後の状態。
いきなり音が消え、蛍光灯が点いて店が明るくなるので驚く。
それにしてもDJブースの後ろの壁に、普通に
「掛け時計」が掛かっているディスコってのも、
ある意味スゴイな。
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そして、(スタッフ以外)
誰もいなくなった。
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2010年9月28日 (火)

レオテー

「いい加減にしなよ」


それにしてもまあ、よくもこう
「次」から「次」へと。

起こるものですな。
いろんなことが。

この騒がしい街
「クルン(グ)テープ」では。

「天使の街」とは、まったく
よく言ったものである。

どうしてオレがタイにやって来てまで、わざわざそんな
「(ヨコ)ハマ的」セリフを吐かねばならぬのか。

一般的ナゴヤ人なら、
きっとこう言うだろう。

「あんた、まーえーかげんにしときゃーて」

借りてきたネコの額並みにオトナしい、
オトナし〜いオレだって、さすがに
そのくらいは言うさ。

「口調」だって、
どれだけ抑えたことか。

Y君がついさっき、渋滞で「イライラ」して
「八つ当たり」してきたタクシーの運ちゃんに
「キレ」た時のほうが、
七十五倍激しかった。


まあいい。
とにかくオレは、今から
1「ブログをアップ」し、
2「風呂場で髪を刈」って、
3「雨が止む(小降りになる)のを待」ち、
4「Y君の店へ行」き、
5「状況によってはトン(グ)ローケーサツ署へ向」かい、
6「深夜一時頃にはナーナー二階の某
<ゴーゴーバー>に着」き、
7「K嬢のダンスを眺めつつビールを飲」み、
場合によっては彼女と共に、
8「<ラーンドン>で踊」るのだ。

きっちり、
「順番」通りにやる。

「順番」は大切だし、時には
「計画」もしなくてはならない。

ああもう。

せっかく
「まったり」して映画のDVD観てたのに。

「処刑人Ⅱ(2009米)」。

残念ながら
映画は後回しだ。

そして、せっかくもっと
「オモロイ話」書こうと思ってたのに。

「調教」の件。

あーあ。残念。


ねえ、Sンちゃん。

もうこうなったら、
気が済むまで好きにやりなよ

後はまかせた。

ぢゃね。


*「レオテー(2311)」 は「あなた次第」、つまり
「up to U」の意。

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2010年9月27日 (月)

ループマイ

「どこで始めてどこで終えるか」

それが肝心なのである。


「なんのこと」って言われるまでもなく、もちろんこの
ブログについての話だが、たかが日記とはいえ、
「読み物」として成立させる為には、ただ単に
「つらつら」と書けばいいってもんぢゃない。

「日常が非日常」という
「パラドックス」的タイ生活の中で、日々、
身の回りに起きることを文章にまとめれば、それはあたかも
「物語的要素」をもってひとり歩きし始め、自らの意思で
「現実の世界」から「虚構の世界」へと、
必死に行きたがっているようだった。

「ならば解放してさしあげよう」と、別枠にて
「虚構の世界」を書き始めた途端、急激にその
「勢い」が衰えてしまうとはどうしたことか。

「パラレルワールド」な〜んて大袈裟に謳い、
「現実」と「虚構」を行き来するうち、ひょっとして
「どっちがどっち」かわかんなくなるんぢゃないか、とか、
「虚構」から戻れなくなってしまうのでは、などという、
「恐怖」の「キョの字」すら、未だ味わえてはいない。

「妄想」を、いざ文章にしようとすると、いささか
「やっかい」なのだ。
ちょっと説明しづらいが、ある一定レヴェルの
「テンション」に達しないとイメージが広がらないというか、
「ドキドキ」「ワクワク」している「現場」で膨らむのが
「妄想」であって、まさにその出来事の最中に文章は書けないし、
「メモ」して記憶することさえ困難だったりする。

「連続性」があるためか、
短い言葉にまとめられるようなものではないのだ。

それに比べて、
「現実」の方はまったくラクである。

書くネタについてのメモはいくらでもあるし、当然
日々暮らすうち増えていく一方だし、まったくもう
「どれから書けばいいものやら」状態なわけであり、
「テンション」だって、あくまでも通常の
「30」〜「40」程度で、いくらでも筆は進むのだ。

「キモ」はストーリイ展開。

お気に入りは、
1「結論」を匂わせる冒頭。
2「テーマ」に関する話。
3「テーマ」と逸れた別の件。
4「テーマ」に戻り、「オチ」。
って感じの展開かな。

いつもってわけぢゃないが、最近は
もっぱらこのパターンだ。

ま、テーマや起こった出来事自体がつまらなければ、
あまり意味はないのかもしれないが。


そーいえば、先日購入したコンパクトデヂカメが、
ヒジョーに役に立っている。

常に持ち歩いて、気になるものがあればすぐに
「パシャッ」と撮るのだが、なんだか
旅行で訪れた当初のような新鮮な気分になれるし、もちろん
「記録」としてもちゃんと残るから良い。つまり
「このことは日記に書こう」と、
ノートにメモするのと同じような効果があるわけで、
写真をアップすることも含め、このブログのためにはなるはず。
ただし、最近増えているタイ在住の読者にとっては、
「今さら......」と思われるであろうが。

そーいえば、パタヤで撮った写真をアップできず、
「画素数の設定」がどうのこうの、とここに書いたら、
それを読んだSンちゃんに
「イズミさん。あれマジですか」と呆れられた。
「コンピュータ」関係には滅法弱いオレであるが、よーするに
写真のデータの容量をパソコン上で、
いとも簡単に換えられるらしいのだ。

「j-peg」と言われても、
「何それ。韓国の新しいアイドル?」
くらいにしか思わないオレとしては、未だにそのソフトを
インストールしていないから、実行はできないが。

というわけで、今日は最新の写真と共に
ディスコを二軒ほど紹介してみたい。

「自然のままが一番」ということで
「フラッシュ」を一切使わないから、
「ボケ」たり「ブレ」たりは当たり前。

しかも、シャッター半押し状態で、機械がピントを合わせて
「ピッ」という音がするまでのタイムラグに
「イライラ」してなかなかうまく撮れないのである。
「シャッターチャンス」は一瞬なのに、あの感覚は
どうも使いにくいのだよねえ。


「R.C.A」に出掛ける時だけは、どーしても少し
「オシャレ」をしなくてはならない。

なんとな〜くそうさせる雰囲気があるのだ。

だから、人が一杯で
「踏まれる」ことは重々承知の上、わざわざ
「お気に入りのスニーカー」を履いて行く。
今日は某アディダスのピンクのサッカーシューズ。
と言っても、それは木曜日の午後十一時のこと。

いきなり手ブレ、というか
「機械ブレ」の写真だな。
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某「slim」は、最も「ラマ9」側にある「一番人気」のハコ。
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その昔、「これでもか」というくらい通ったので、
セキュリティーのにーさん達とは顔見知りだが、一般的には
「ID」を見せねばならぬし、なければパスポートのコピイが必要。
*サンダル履きでは入れない。

「HIP-HOP」と「HOUSE」が、時間を置いて交互に流れる。
DJは、CDとパソコンの併用スタイルが多い。
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完全にボケてしまったが、有名なヒップホップチーム
「バンコクインベーダーズ」のロゴ(ホントはちゃんと赤色が入る)。
ご存知「RUN DMC」のパロディーだ。
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平日だというのに、午後十一時過ぎですでに
「アリーナ席」は人でいっぱい。
深夜二時に終了する店は、だいたい二時間前の
十二時くらいから混み出すのだが、ここだけは別だな。

内装、照明などはニッポンのクラブに近く、
VJモニターも至る所にあるし、天井は高いし、
「音」もヒジョーにいい。そして何より
「店内禁煙」なのが素晴らしい。

最も異なる点は、ダンスフロア全体に
「テーブル」が置かれており、客がその廻りで
「飲みながら踊る」というタイルール。

ウィスキイのソーダ割りを「ロックグラス」でいただく。
「ジョニ赤(1L)」は1600TH。氷100THB、ソーダ60THB。
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深夜十二時にはこの通り「パンパン」。
「slim」だけで三百人以上いるのでは。
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お隣のエリア某
「flix」は、「slim」と繋がっていて
「ハードハウス」がかかっている。
個人的には最も好きなのだが、なにしろ集客が
「圧倒的」に少ない。それでも
十二時を過ぎればそこそこは人が入るが。
「slim」にはまだ他に「slim live」という
「バンド演奏専門」スペースがあり、こちらも人気。そして、
「R.C.A」エリアにはこのクラスのハコが、なんとまだ
五、六軒ひしめいているのだ。
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メンバーは、SンちゃんYさんFンPークとオレの五人。
人があまりにもいっぱい過ぎて居心地が悪いので、閉店を待たず
「SD」に移動することに。

そう。
スクムヴィット20のホテルの地下にある、客は
ニッポン人韓国人タニっ娘ゴーゴー嬢しかいない、まるで
ニッポンにいるようなイヤーな気分になる超有名ディスコ、某
「スクラッチドッグ」のことである。
*若い衆は略して「ラッチ」と呼ぶが、それだけはゼッタイにムリ。
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受付カウンターでウィスキイボトルを購入すれば
入場料は必要ないが、そうでなければ
「エントランスフィー」400THBで2ドリンク付き。
*ちなみに「slim」はフリーである。
「ジョニ赤(1L)」は1400THB。ミキサーは「slim」と同額。
ボトル一本で四人まで入場可(キープボトルがあっても一緒)。

それでは中へ。
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平日二時過ぎで、入りはこんな感じ。
通常はだいたい四時〜五時に閉店。
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選曲は「ミーハーハウス」。
だいたいいつも「MC」がいる。
「音」はまあまあだが、なにしろ
「タバコオッケー」なのがいただけない。
*「シーシャ」は350THB。
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終了すると店内が明るくなるのはどこも一緒。
「情緒」も何もあったものではない。
時にはケーサツがやって来て、通常より早く閉まることも。
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この人達が皆、プロのタイガールで、
「客」はいないかと、
「網」を張っていることを想像するがよろし。
それはもう、おそろしいおそろしい
「駆け引き」の世界なのだよ。
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看護婦のPーク。ちょっと「犬顔」だね。
髪の毛を耳に掛けているのが素敵。
ただ、超ヘビイスモーカーだし、ディスコで遊んでばかりで、
ちゃんと仕事に行ってるかどうかも怪しいものだし、
オレの手にはとても負えない。
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ちなみに、昨日も付き合ったのだが
「SD」での「お約束」のように、タイガール達は
「ショットグラス」にウィスキイを注ぎ、
「ヂャンケンイッキ」をやるので参る。

お陰でかなり酔っぱらってしまい、予定していた
「ラーンドン」へは行けなかったな。

最後に大サーヴィスで
「DON 1 PUB」の写真を。
内装はとんでもないし「VJ」もないし、
「音」も悪いが、何と言っても一番
「落ち着く」のである。
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「星の数」ほどあるディスコが、それぞれこんな感じで
「夜な夜な」盛り上がっているのである。

タイってマジでスゴイ所でしょ。

実は、例の
「R.C.A」エリアのまあまあいい場所にひとつ空き物件があり
(元「TOY」って名前だったかな)、大きさは中バコなのだが、もし
「どーしてもやってみたい」という方は、とりあえず
二千万バーツほどキャッシュを用意した上で、
ワタクシまで

ご連絡下さい。


*「ループマイ(32211)」は「新しい写真」の意。

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2010年9月23日 (木)

ゴーホックデェーン

「頭突きかよ!」


あのおとなしいSンちゃんが、
あんなに怒ったのを初めて見た。

まあ、場所はケーサツ署の取調室だったし、当然のことながら廻りには
「実動部隊」の私服警官達がたくさんいる状況で、おおっぴらに
「手」を出すわけにはいかなかったのだろうが、まさかそこで
「頭」が出るとは思わなかったのだ。

もちろん、気持ちはよ〜くわかる。

付き合った期間は数ヶ月とは言え、一時期は
愛を誓い合った元カノジョの
「いー加減さ」にさんざん振り回され、心を痛め続けてきた彼の
「怒り」も、今回の件でいよいよ
「頂点」に達したのだろう。

Rーズという愛称を持つそのタイガールは、ナーナープラザの某
ゴーゴーバーで働く典型的なプロのオンナであり、決して
「カエル顔」でもなく、スタイルもあまり良くはなく、
Sンちゃん好みの女子とはとても思えないのだが、
少し前まで(端から)はとても仲良さそうに見えたし、
「やっぱりアイツといると一番安心する」的な発言で、
「子持ち」の彼女との将来を匂わせるようなムードまで
漂わせていたSンちゃんからしてみれば、そこまで
「入れ込ん」でいたが故、裏切られたことに対する気持ちも
余計に強くはたらいてしまったに違いない。

第三者から見ればいいコに見えるし、たしかに
「いー加減」なところは多々あるが、例の事件での
「活躍ぶり」をとっても、近くにいたオレからすれば
「とてもよくやってくれている」ように感じて、
「褒めてあげてよ」とまで、彼に進言したほどなのだ。

それなのに。あー
それなのに、それなのに。

いやいやいやいやいやいやいやいや。
オレだってね。もちろんわかってはいるよ。
(主に)プロのタイガールがいかに
「いー加減」で「嘘つき」で、自分のことしか考えてなくて、
ニッポン人のことをただの「踏み台」くらいにしか思ってなくて、
ニッポンに行きたくて行きたくてしょーがなくて、その為には
「なんだってする」くらいの気合いが入ってて、ある程度の
「覚悟」と「信念」を持ってることくらいはね。

でもね。

「いくらなんでもこれはヒドい」
っていう現場に遭遇すれば、さすがに
「心が折れる」というものなのだよ。

しかもその相手が、仲のいい友達の
「愛した人」だとすればね。

タイにやって来てから、
いったい何度目だろう。

「ブッちぎら」れ「裏切ら」れ、幾度となく
「心を傷つけられ」てきたオレにとっても、
今回の件はさすがに効いた。

それを象徴するようなシーンが、あの
「頭突き」だったような気がするのだ。

「コチン」ってくらいのほんの軽〜い
「ほのぼの」としたものではあったが。


ただ、昨日の時点ではあれほど
「萎えて」いた心も、一晩寝て朝(午後)起きてみれば
「あれっ」ていうぐらい収まっていたりするから、なんとも
「のほほん」としたものである。

元々そーいうところはあるし、タイに来て一層
「楽観的」になってきたような気がしなくもないし、
「得な性格だなあ」な〜んて自分でも思うが、一方で、
「悩み始めればキリがなく果てしない」ことも知っていて、実は
「いー加減なタイガール」よりも、むしろ
「近頃のニッポン男子」の方がよほど心配だったりする。

当事者がおそらくこれを読むであろうことも含め、読者全員に
「正確」に理解してもらうのはヒジョーに難しいとは思うが、
全てはオレの感情の問題であるのだから、その責任上
「ニュアンス技法」を駆使し、精一杯トライしてみたい。


ケータイの着信音で目覚める。

十二時二十六分四十七秒。

昨日、というか今朝眠りに就いたのは六時半頃だから
約六時間は寝たことになり、充分といえば充分であるが、
「意図」していない目覚めが、
心地良いものであろうはずはない。

着信音を消しておけばいいぢゃん。

いや、ひょっとして
「大事な連絡」があるやも知れぬ今は、
決してそうもいかないのである。

Mサ君からであった。

「タイのニュースを検索したら僕の事件が出てました」

確認してみると、確かにそれは載っていた。
http://thaina.seesaa.net/

内容は大旨あっている。
しかし、事件はまだ
まったく解決していないのだ。

月曜の朝。

例によって、ディスコから朝帰りしたものの、
中途半端な酔いの中、いろんなことに思いを巡らせるうち
どうも寝られなくなってしまい、仕方なく安定剤某
「デパス」を服む。

まさに眠りに就こうとした時、
ケータイが鳴る。

カンボジアに行ったはずのSンちゃんからだ。

「僕が行けないので、変わりに通訳をお願いします。
R−ズも一緒にケーサツへ連れて行ってもらえますか」

その日の朝四時頃、スクムヴィット通りで、
旅行で遊びに来てクルングテープに着いたばかりのM君が、
オカマに「i-phone」を持ち逃げされたという。

彼は最初、Rーズに助けを求め、その後
Sンちゃんに話が伝わったらしいが、
「ニッポン語がさほど得意でない」彼女と、
「タイ語があまりできない」彼だけでは困るだろうと、
オレにも助けを求めてきたわけだ。

二人とは面識があったし、緊急時だし、何よりその
オカマが許せず、すぐに支度をする。

ケーサツ署に赴くに際し、
「精神安定」状態ではまずかろうと、ある程度の
「危険(相反する効能の成分の同時服用)」を承知の上で
「カフェイン」が相当量含まれるというもっぱらの噂の
「滋養強壮」ドリンク某「レッドブル」を一気飲みして、
「シャキッ」とした気になって出掛けた。

ま、結果的に
「精神安定剤」と「カフェイン」の
「相性」は、悪くなかったようだが。

「カモーイ(2222盗む、泥棒)」し返した財布の中の
「IDカード」が役立って、前にも捕まっていることが判明。

「すぐに捕まえるから」と、おそらく刑事的な役割の私服警官
「実動部隊」の部長らしき人物の頼もしい言葉もあり、少しだけ
「ホッ」とはしたものの、肝心の「i-phone」はおそらく
「速攻」で売られてしまっているはずだし、手許に戻ってくる確率は
かなり低いように思われた。

シャツに隠されていたが、腰にけっこうデカイ銃を下げた
Dッチというそのおっさんは、それを見せびらかしながら
「オレに任せておきな」などと言いつつも、
「オヤジギャグ」連発で明るいキャラだ。

ていうか刑事達は皆ノリが良く、朝っぱらからやけに
「テンション」が高いのだ。

制服警官のSクに仕事を尋ねられ、ついうっかり
「バーの店員をしている」と口を滑らせてしまい、
「今度飲みに行くよ」と普通に言われて、
「いやいやいやいや。高いから来なくていいよ」と
必死に誤摩化す。

もし本当に来られたら何かとマズいからね。

「進展があったら連絡するから」と、
Rーズとオレのケータイ番号が控えられ、とにかく無事に
「被害届」を出し終えた。

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担当者は肩に「星」二つ付いており、刑事部長(?)は
「刀」みたいなマークが二つらしいが、おそらく少しは
「立場」が上なのだろう。

「被害者」本人はプーケットに行ってしまったが、雰囲気からして、
その日のうちに進展がありそうだった。

案の定電話があったのは午後十時半頃。

「一人捕まえたからすぐに来て!」

Rーズとも連絡を取り合い、彼女の友達の
Fンと共にトン(グ)ロー警察署を再来訪。

現実問題、オレだけではケー官達の早口タイ語はわからず、
Rーズ達だけでもMサ君の細かな意図は伝わらなかったろう。

いつもなら軽〜く一時間は遅刻してくるタイガールの彼女らも、
今回ばかりはさすがに十五分遅れでケーサツ署に登場した。
ニッポン人のお客さんとごはん食べているところを
「抜けて来た」と言うので、
「それそれはご苦労さん」って話である。

実際、ニッポンは大型連休中のようで、彼女達からすればまさに
「書き入れ時」なのだろうから。

書類にサインして、取調室に入っていくと、
「IDカード」の写真そのままの犯人がいた。

「ガリガリ」で貧相で真っ黒なオカマちゃんが、
「おしっこ検査」されたり、取調室内の「別室」で、若い衆に
「ゴリゴリ」ヤラレている中、何だか相変わらず
「和やか」な雰囲気だったが、他にも捕まって、
「後ろ手」に手錠を嵌められたタイボーイが二人いて、
刑事部長のDッチも、さすがに取り調べのときはかなり
「スゴ」んでいて、なかなかの迫力である。

もう一人の仲間の居場所を
「知らない」と言い張るオカマと、「悪い薬」の在処を
「知らない」と言い張るタイボーイ。

しかし、
「吐く」のも時間の問題と思われた。

ただ、
「コイツで間違いないか」とか、
「もう一人のヤツはどんな服だった」とか聞かれても、
本人がいないので、何とも答えようがない。

で、オレ達三人は
「広報室」のようなところへ連れて行かれ、
「この件をニュースにしたいから詳しく教えて欲しい」と言われるが、
もちろんここでも大体の状況説明しかできないのであった。

「なんとか本人に早く帰って来てもらえないか」

予定では二日後。
電話して聞いてみるものの、
「チケットの変更ができないから」と、及び腰なのである。
友達でもないし、オレもあまり強くは言えないのがまたいけない。

ケーサツと本人の板挟みになったRーズは
「イライラ」してSンちゃんに電話し、
「明日帰って来てもらうように頼んで」と伝えるが、
Sンちゃんも現場の状況がよく分からず、ここでもまた
「一悶着」起こる。

「なんでわかってくれないの!!」
「そんなこと言われたって知るか!!」

オレが本人なら、刑事達と一緒に
「現場」へ乗り込む所だが、顔も知らなくては
役に立たないしどーしようもない。

結局、
「もう一度(夜中の)三時に来て欲しい」とのことだが、Rーズ達に
「ホンダはもう帰っていいよ」と言われ、大人しく家に帰る。

さすがにディスコに行く気もしなかった。

翌日。

Sンちゃんから電話があり、Mサ君が
プーケットから帰ってくると言う。

どうやらRーズから連絡があって、なんと
「二人目が捕まった」らしく、
「それならば帰る」と、チケットを取り直す話になったようだ。

何故オレにケーサツから連絡がないのか謎だったが、
前日の件で主導権が彼女にあると践んだのだろう。
たしかに彼女の活躍は立派だったし、このまま解決すれば
一番の功労者はRーズに間違いない。

オレもテンションがアガって来て、
「もしTVに映るなら」と、何を着ていこうか考える。

着くのは夕方とのことで、Rーズとは電話で、
「八時頃にケーサツ署集合ね」とか
「どうなるか楽しみだねえ♪」などと話し合う。

ところがだ。

数時間後、再び彼女から電話があり、
「今日はどーしても店に寄らなきゃならないので、
その後にしてもらえないか」とのこと。

確かに仕事はあるのだろうし、そうなるとひょっとして
「ペイバー」して彼女らを店から連れ出さねばならないのか、
などと、少し疑心暗鬼になるが、仕方がないので
「ぢゃあ、オレ達も(出勤時間の)八時に店に行くよ」という話に。

そして、いつまで待っても、結局、
彼女は店に現われなかったのだ。

待ちきれず、夜ケーサツに電話すると、
「今日はもう遅いから明日の朝十時に来てくれ」と言われ、
(おかしいなあ)と思う。
だって、もし実行犯が捕まったのなら、
「一刻も早く」取り調べたいはずだから。

夜中になると、Sンちゃんがカンボジアから戻って来たので、某
「マック」で、早速ミーティングだ。

夕方、Rーズとまた電話で
「ひと揉め」したらしい。
SンちゃんはRーズに、
「返してもらっていないお金」があるのだと言う。
それはなんと、彼がニッポンに帰っている間、
部屋の引き出しから彼女が
「カモーイ」したお金らしいのだ。

「この件にアンタは関係ない」とか言われ、
「アタマニキタ」Sンちゃんは、その話を持ち出して
彼女を責めたのだと言う。

で、「逆ギレ」してその日はワザと
「ブッちぎ」ったのではないか、という憶測も飛んだが、
実際どうだったのかはわからない。

とにかく、あまりにもいー加減なRーズに激怒したSンちゃんは、
「明日アイツをとっちめてやる!」と、憤懣やるかたない様子。

「立ち会い人」及び、Rーズが来なかった場合の
「通訳」として、タイガールの友達Fンにも来てもらうことに。
ただし、Sンちゃんは就職の面接のため、朝十時には間に合わない。

そして、昨日。

Rーズ、Fン共にケーサツ署には現われず、
仕方なく二人で行くと、とんでもない事実が発覚。

なんと、二人目はまだ逮捕されていなかったのだ。

「モンタージュ写真を作るから、本部まで来てくれ」
と言われるまま、これまたノリのいいRムというおっさんの車で、
チットロムにあるケーサツ本部へ。

途中でSンちゃんもやって来て、帰りの車の中、
「実はこーこーこーいうわけでかくかくしかじか」と、
Rーズとお金で揉めている話を相談。

「わかった。ぢゃあ、署に帰ってオレが立ち会って
誓約書を書かせてやるから」

昨日ブッちぎってオレ達に散々怒られ、さすがに
「マズい」と思ったか、Rーズ達は大人しく署で待っていた。
ちなみに一時間以上遅刻はしたのだが。

で、取調室が、今度はSンちゃんとRーズの
「対決の場」となる。

まるで、
「i-phone」の件などもうどーでもよく、そっちの方が
よほど盛り上がっているかのようだった。

実際、
「モンタージュ」なんかで、犯人が捕まるとは思えなかったし、
「i-phone」の行方を追う気があまりないようなケーサツに、
期待もできない。

前の日の時点では、かなりケーサツを
「見直して」いたオレだったが、なんだかその気持ちも
すっかり冷めてしまっていた。

そして、タイガールの、
「いー加減さ」にも。

そんなことを話しながら、昨日の夜は皆で一緒に
「ムーカタ」という食べ放題の店でごはんを食べたのだが、
よく考えたら、オレはまだ一度も
Mサ君からお礼を言われていない。

その後一旦別れて、
オレは家でサッカーを観てから再びディスコ、某
「ラーンドン」で合流したのだが、結局彼からは
「ありがとう」のひと言がなかった。

「コップンカップ」

この言葉を、オレはタイに来てから
「一番大事な言葉」として、常に意識してきた。

タイに住ませてもらっていること自体、
感謝せねばならぬ立場のオレは、
タイピープルと接触する度、ことあるごとに
「コップンカップ」と言うようにしている。

「コップヂャイ」という、仲良し同士で使う略語もあるが、
それはまだオレが使えるようなレヴェルの言葉ではない。

「外国人」なのだから。

それにしても、
「イマドキの若いもんは」と言うとおっさんぽいが、
Mサ君はもう34才だし、さすがに
「礼儀」くらい知っていてもいいのではなかろうか。

当然、お礼を言ってもらう為にしたことではないし、こっちの方こそ
「とてもいい経験」をさせてもらって逆に感謝しているが、
そのことはもうとっくに伝えたし、少なくともこの三日間は
彼の為にいろいろとオレなりに努力したのもたしか。

彼のようなタイプの人を見ていると、正直
ニッポンの将来が心配になる。

実際、そういう人は
決して少なくないのだろう。

「説教」するつもりなど毛頭ないが、
これから彼に会うので、そのことは
直接言おうと思う。


なんだか少し胸が痛い、

雨季の終わりの午後なのだった。


*ちなみに、立会人で呼んだFンが、寝坊して完全に
「ブッ」ちぎったのは言うまでもない
(その後来て一緒にお茶飲んだけどね)。

*「ゴーホックデェーン(2211222)」は「真っ赤な嘘」の意。
ただしタイ語にそんな言葉はなく、オレの勝手な「造語」だ。

*一部内容が先日の日記とカブることをご了承下さい。

こう書いてあると、どうしても
「トングロー」と記述してしまうが、実際の発音は
「トン(グ)ロー」なのだ。ただ、
「グ」があるのとないのとでは意味が異なる為、
違和感を憶えつつも仕方なくそうしている。
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2010年9月22日 (水)

ヂャサヌックディー

「楽しみだね♪」


夕方の時点では、確かに
そう言い合ったのだ。

「楽しみ」というタイ語は辞書に載っていなかったが、
「ヂャサヌックディ−ナ」を訳するならば、
「サヌック(211楽しい)」に
「ディー(22良い)」が付き、その前に
「未来形」である「ヂャ」がきているのだから、
「将来的に楽しく良い」、つまりは
「楽しみ(だね)」という意味になりはしなか。

それなのに。

どうして。

まったく
理解できない。

考えられへん。

このままでは
かなり重度の、

「人間不信」

になりそうだ。

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2010年9月21日 (火)

ナーイ

「また、やっちまった!」


最近のオレは、まったく
どうかしている。

パタヤから帰って来て、すっかり伸びた髪の毛を切(苅)って
「サッパリ」しようとバスルームに入って「ふ」と気付く。

(そーいえば、充電が切れていたっけ)

パタヤに出掛ける日の午後、やはり
髪の毛を切(刈)った時にちょうどパワーがなくなり
充電が切れたのだが、充電状態のまま出掛けてしまっては
「過充電」になってしまいそうだから、
「帰ってからでいいだろう」と、放っておいたのだ。

ま、ニッポンの製品だからだいじょーぶだとは思ったが、
マシンに繋げたまま何日間も
「コンセントを差しっ放し」にしておくのは、決して
「ECO」ではないはずだからね。

で、帰って来た翌日、何の気なしに、本当に
「何気なく」充電用のコンセントを愛用の某
「ナショナル」製バリカンマシンに繋いで、しばらくの間
ブログを書いたり、TVを観ていたりしていた。

その日はアルバイトがあったので、夕方には家を出ねばならず
「そろそろ準備しよう」と思ってバリカンに目をやり、
「大変なこと」に気付いて真っ青になる。

「しまった。変圧器を通すの忘れた」

今まで二年間、そんな
「ケアレスミス」など犯したことなどないのに。

体から血の気が引くのを感じつつ、恐る恐る
「スウィッチ」を入れてみるが、そのバリカンが、二度と
息を吹き返すことはなかった。

「過充電」を気にしたせいで、
「過電圧」で機械をぶっ壊すなんて。

なんてアホなオレ。

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これが正しい接続状況。
Img_7550

浮気の言い訳ではないが、
「魔が差した」としか言いようがない。

「パタヤボケ」で、よほど
「ボーッ」としていたのだろうか。

しかし、そーいう話をよく聞くが
「あれだけのこと」でぶっ壊れるなんて、所詮
「ニッポンの電化製品も大したことはないなあ」などと、
愚痴ってみたりする。

仕方ないので、ヒゲを剃るカミソリで苦労して頭を剃り、
早めに家を出て、某百貨店「エムポリアム」に
新しいバリカンを買いに行った。

店員に薦められた高価な方ではなく、
「メイドインタイ」らしい900THBのモデルを選ぶ。

結果的には、これがこの日二度目の
「ミス」となるのだが。

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「なんぢゃこれっ!!」

翌日、Kちゃんから買い物に誘われ、
出掛ける前に早速試してみると、驚くほどまったく
「使いモノにならない」ことに気付く。

「歯なし」状態にしても、
髪の毛が全然苅れないのだ。

そんなこと予想だにしなかったオレは、
購入時にケースの外側の商品写真入りの厚紙部分を
「いらないから」と店で捨ててもらった上、購入時の
「レシート」さえ保管していなかった。

「だから言ったでしょ!?」

返品交換ができるかどうか半信半疑で、恐る恐る
売り場に行ってみると、いきなり
二十代後半のタイガールの店員に叱られたが、
「メイドインオーストラリア」の某
「REMINGTON」に替えてもらい、言われた通り、
差額の895THBを支払った。

「やっぱりタイはいい国だな〜」

ニッポンでなら、こうも
「スムーズ」にいったかどうか。


それにしても、よく次から次へと
「事件」が起こるものだ。

ここに書くのが追いつかなくて困ってしまう。
小説の方もちっとも進んでいないというのに。

時間がない。とにかく、
時間がないので、ごく簡単に説明すると、
Sンちゃんの友達で、オレも一度だけ会ったことのある
Mサ君がタイに遊びにやって来て、その日の夜中に、
「道でオカマちゃんに<i-phone>を盗まれた」らしく、
たまたまSンちゃんはカンボジアへ
「ヴィザ取りツアー」に行っていたので、
タイ語のままならない彼の通訳として、代わりに
「一緒にケーサツへ行って欲しい」とのこと。

ま、どーせヒマなオレだが、タイミング悪く
そーいう時に限って寝られずに、ほぼ一睡もせぬまま
朝九時半に、待ち合わせ場所アソークの某
「マック」に到着。

Sンちゃんの元カノのRーズと、彼女の友達で
Mサ君とも親しいFン嬢は、先に某
「KFC」でチキンを食べてからの登場だ。

タクシーに乗り込み、
「トンロー警察署」へ。
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Mサ君はめちゃめちゃ大人しいのだが、ひとつだけ
「いい仕事」をしていた。
ケータイをかっぱらってすぐにタクシーで逃げた
オカマちゃんと一緒にいた友達の方から、なんと
「財布」を奪い返していたのだ。

「ヴィトン(?)」の財布の中には、所持金570THBと共に
「IDカード」も入っていた。
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「これがあればすぐに捕まるよ♪」

「ノリ」のいいケーサツ官達から叙情聴取を受けるが、
「たらい回し」にされるうち、時間がなくなっていく。

実はMサ君、午後一時五十分の便(「air asia」)で、
リゾートアイランドプーケットへ飛ぶというのだ。

初めてだからどうも行きたい様子だったが、
オレなら間違いなく行かないな。
今夜中にも動きがありそうだったし、一刻も早く解決しないと
「i-phone」の行方もわからなくなるからね。

ま、彼は友達でもないし、
オレがそんなことを言うのもなんなので、
「ギリギリ」の時間に解放され、彼は
島へと飛んだ。


そして、案の定その日の夜十時半、
ケーサツから電話があり、
「身柄確保したよ〜」とのこと。

オレは正直、
タイのケーサツを見直した。
「悪いヤツ」ばかりでなく、いい人もいるし、
「ちゃんといい仕事してるやん♪」ってわけだ。

急いで駆けつけて書類にサインをしていると、
RーズとFンもやって来る。
しばらくすると、車に乗せられて
「財布の持ち主」が登場。

「ID」の写真は女子っぽいが、性別のところにはちゃんと
「ナーイ(222ミスターの意)」と書いてある。
本人は、もやしっ子のオレが言うのもなんだが、
「ヒョロヒョロ」で、見るからに貧相な人物だった。

ただ、泥棒の方はまだ捕まっておらず、居場所をその
「ヒョロヒョロ」から聞き出す為に尋問をする。

しかし、なにしろ
「被害者本人」がいないものだから、
「確認」も何もできず、いろいろと滞ってしまう。

「なんとか明日帰って来てもらえないだろうか」

二日後では遅いから、と、ケーサツにしつこく頼まれて
Mサ君に連絡してみるが、なかなか腰が重いのである。

「新聞に載せたいから」と、
「広報部」のようなところで事情を聞かれるが、とにかく
「本人」がいないのでなんともならない。

皆の説得の甲斐あって、結局今日
プーケットから帰って来たMサ君と共に、
オレも今から、ケーサツに行ってくる。

果たして、最近多いと言う
「旅行者を狙うオカマちゃんの泥棒捕まる!!」という見出しで
「新聞」に載り、「ニュース」で流れるだろうか。

もしも無事解決すれば、
「ニッポン人旅行者」にとっては朗報であり、
「トンロー警察」も鼻が高いだろうから、おそらく
「ニュース」にしたいに違いない。

「i-phone」が、無事
戻ってくればいいのだが。


乞うご期待。

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2010年9月20日 (月)

チョープワイナーム

「逆ぢゃん!」


パタヤのホテルのプールサイドで、横になって
「ボーッ」と空を眺めていると、ゆっくり、
ゆ〜っくりと流れる雲が、眩しい太陽を少しづつ、
少〜しづつ隠していく。

雲が向かっている先はビーチ方面であり、パタヤのビーチは
陸に対し海が西側に位置するから、よーするに
東から西に向かって風が吹いていることになる。

当然太陽も、地球の自転により少しづつ
東から西へ移動しているから、それを
雲が追い越して行くということは、つまり、
地球の自転と反対の方向に吹く風なのか。

ニッポンでは、偏西風の影響を受けて、基本的に
雲が西から東に流れるため、当然天候も
西の方から崩れていくわけで、つまりは
西の空を見れば、ある程度天気が読める。

ところが、タイではこれがまったく通用しない。

今は雨季であり、常にバイクで移動するオレとしては
「これから雨が降ってきそうかどうか」を知りたいのだが、
ニッポンにいる時のクセで西の空を見てみたところで、
「???」となるばかりでサッパリわからないのだ。

そして、黒い雲はどこからか突然やって来て、いきなり
「ザーッ」と雨は降り出す。

「う〜ん。雨が読めないな」と、今までずっと
悔しい思いをしていたのだ。

タクシーの運転手なんかは、空を見て
「(目的地に)着く頃には雨だよ」などと、簡単に
「ピタリ」と当てるので、最初の頃は不思議に思っていたが、
「どーせ、無線で仲間から情報を得ているのだ」と、
勝手に解釈していたし、アパートのセキュリティーのおっさんが
バイクに跨がって出掛ける前のオレに、
「夕方から雨だよ」とか教えてくれるのだって、
天気予報をよほど逐一チェックしているのか、もしくは
「野生のカン」に違いないと、タカを括っていた。

でも、よく考えたらそんなはずはないぞ。
「生活の知恵」として、彼らだってちゃんと
わかっているに違いない。

ところで、赤道近くで
「偏西風」はほとんど関係ないのだろうか。

だとしても、雨季の空っていつもなんとな〜く
「廻り全体が雲に囲まれている」ようなイメージがあって、
「風の流れの方向」を限定することができずにいた。

少なくとも
「西→東ではない」。

それだけはわかっていたが。

海辺の街でぼんやりと眺めた通り、
もし本当にニッポンとは逆で、この国ではいつも
「東→西」に雲が流れているのだとしたら、今後
「雨の予測」も、ある程度は
「つく」ようにようになるのかもしれない。

そうなれば、少しだけ
タイ人に近づけたような気がして、
なんだか嬉しいのである。

オレはニッポン人だし、もちろん
タイ人になりたいわけではないが、
タイ人の気持ちがわかるようになりたい、とは思う。
っていうだけのことなのだが。

現実に、オレの知っているニッポン人達の中にも
「行動」や「感覚」などが、徐々に
「タイ人化」していくのを見ると、とても
「微笑まし」く感じるし、ある意味
「羨ましか」ったりもする。

もしくはただ単純に、
「タイで生活している実感」が沸いてくるのが、
嬉しいのかな。

ま、今の所その説に
「確信」はないので、あくまでも
「推論」ということで。

厳密にいうと、
「北東→南西」のような気も、
するんだけどね。


一方で、とても
「方向音痴」なオレ。

特に、入り口がいくつもある大きな建物の中に入ってしまうと、
「アッ」という間に「方向感覚」を失ってしまい、
「どっちから来たのか」がわからなくなり、建物を出てから
逆方向に歩き出したりするのだ。

そんなオレの様子を見て、
「イズミさん、マジでだいじょーぶですか?」と、
Sンちゃんは笑う。

ちっともだいじょーぶぢゃないよ。

街の真ん中の巨大な地下駐車場に車を停めて
(柱の色と番号を憶えていなかった件もあり)、
用事を済ませた帰りに、自分の車を探し求めて、
一時間以上彷徨い歩いたことがあるくらいなのだ。

車を運転していてもダメで、知らない土地に出掛けると、
「方位磁針」がなくては戻って来られなかったりするし、
初めて女子を家まで送った帰りなどは、道に迷って
「とんでもないところ」まで行ってしまうこともしばしば。

二回以上角を曲がったら、
もうダメだ。

結構長い間不動産業に従事していたのにな。
自分でもまったく信じられない。

そう考えると、やはりあの仕事には
向いていなかったのだろうか。

「方向音痴」なだけにね。


さて、プールサイドで雲の流れを読み、
「もう陽が射すことはないな」と悟ったオレは、
「陽焼け」する為の日光浴を中断し、
「やや短め」のプール(おそらく15mだろう)で、
泳ぐことに。

「得意」というほどではないが、好きなのだ。

不動産業時代も、たまに仕事をサボって
平日の昼間からジムのプールでよく泳いでいた。
ゆっくり時間をかけて1kmほど。
その後、プールサイドの
「男女共用サウナ(水着着用)」に入り、
飲み屋のねーちゃん達が悪口を言い合うのを聞いて、一人で
「クスクス」笑っていた。

「ジム」にはまったく出向かないので
「プール会員」と呼ばれていたっけ。

クロールで、苦しくない程度に
「息継ぎ」をしながら、ゆっくりではあるが
「ずーっ」と規則的に泳いでいると、そのうちなんだか
「変な気持ち」になってくる。

(頭が<ふわ〜っ>となってきたぞ〜)
(このままいつまでも泳いでいられるな)

「ランナーズハイ」ならぬ、
「スイマーズハイ」というヤツか。

「ナチュラル状態」で
「ハイ」になれるなんて、最高だ。

「キリ」がないので、1km相当の
「36往復目」で、一旦泳ぐのを止める。

プールから上がって時計を見てみると、
まだ三十分しか経っていない。
「有酸素運動」の効果が現われる
「ギリギリ」の時間だ。

おかしいなあ。
もっと経ったような気がするのだが。

呼吸はほとんど乱れていない。
しかし脈拍数はかなり高く、
「B.P.M」にして、おそらく
「125/分」位。

「ハードハウス」のリズムだね。

「量」的には大した運動ではないかもしれないが、
それでもしないよりはマシだし、なんと言っても
気持ちがイイ。

もし引っ越すなら、次は
「プール付きのアパート(というかコンドー)」がいいな。

ま、今の部屋を気に入っているので、
引っ越す気もないのだが。

ちなみに、いくら方向音痴だからとは言え、
「いつの間にか横向き(直角)に泳いでいた」
な〜んてことはない。

縦のラインを往復することくらいはできるのだ。
って、当たり前か。そんなの。

とにかく、パタヤに行って、
「ゴーゴーバー」ばかり覗いていたわけではなく、ちゃんと
「海」っぽいこともしていたよ、って話がしたかったのだ。

そのわりには長いなあ。

他に、書く
「ネタ」がたくさんあると言うのに。

まったく、

困ったものである。


*「ワイナーム(33223)」は「泳ぐ」の意。

アパートの管理人室の
「監視カメラ」の映像。
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エレヴェーターがステンレスで、けっこうクールなのだ。
Img_0225

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画素数を落とすとやっぱり粗いかな。
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各フロアにちゃんとセキュリティー扉が付いている。
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2010年9月18日 (土)

シアヂャイマックマーク

「あ〜あ。やっちまった」


何もかも台無しだ。
せっかく一生懸命撮ったのに。

同じことを前にも経験したにも関わらず、
「学習能力」がないというか、まあただ単に
「ドヂ」なだけなのだが、それにしても
自分に腹が立って仕方がない。

「機械関係」には滅法弱いのだ。

「メガ」だか「モガ」だか知らぬが、そんなわけのわからぬ
「単位」は、オレにとってまったく
「未知」の世界のものなのである。


このブログをもう少し充実させる為、
写真を増やした方がいいのではないかと考え、持ち運びやすい
コンパクトなデヂカメの購入を以前から検討していたのだが、
今回パタヤに遊びに行くにあたり、
「ふ」と思い立ってついに買ってしまった。

そう。

実は、火曜日の夕方から
Sンちゃんと共に、近場のリゾート(?)地
パタヤまで小旅行(?)に出掛けていて、
昨晩帰って来たところなのである。

現在就職活動中で、間もなく仕事が決まりそうな彼から
「(今後)なかなか行けなくなるから」と、
「パタヤツアー」に誘われて、丁度
「海に行きたい」と思っていたオレは
二つ返事で話に乗っかった。

ま、本当はもっと静かなビーチでのんびりしたかったし、
当初はその後、まだ行った事のないサメット島かチャーン島まで
一人で足を伸ばそうかと考えていたのだが、結局は
騒々しいビーチ沿いの街パタヤで三泊もしてしまった。

クルングテープから車で二時間ほどの距離にあり、
地元ナゴヤで例えれば、いわゆる「内海」のようなもので、
海は汚いし景色は良くないし、西洋人観光客相手に
「ホテルカリフォルニア」が常に流れているような、
「リゾート」と呼ぶのが少しためらわれる、何とも
「猥雑」なイメージの街だ。

ピンクのネオンの下で大量のタイガール達が手招きする
「バービア」や、彼女らが裸で踊る
「ゴーゴーバー」が百軒を軽〜く超えるほど乱立する
「ウォーキングストリート」を中心に、観光客とタイガールの
「鬩ぎ合い」が日々繰り広げられ、ホテルでは日夜
「絡み合い」の火蓋が切られる。

そんな状況を皆さんにリポートしようと、必死になって
シャッターを押し続けた苦労も、すっかり
「水の泡」というわけだ。

「ドキドキ」しながら頑張って撮った
「ゴーゴーバー内部潜入写真」も、数少ない
「カワイコちゃん達のショット」も、データの重さ(?)が
「1MG」を超えてしまったため、残念ながら
このブログにはアップできない。

設定をほんの少し変えるだけでよかったのに。
デヂタル一眼レフの時も同じ目に遭ったのに。

というわけで、いつも通り
文章だけで勘弁してもらおう。


「パタヤに何を求めに行くんすか」

現地に何人もの素人娘の知り合いがいるというY君からの問いに、
「う〜ん」と言葉に窮してしまったが、Sンちゃんに同じことを尋ねると、
「<ピリオドの向こうへ>です♪」と、いたって
明確な答えが返って来た。

なるほど。

普段では考えられないような、
「とんでもない世界」へ行ってみたいというわけね。

クルングテープでだってできるような気もしたが、確かに
「面」の割れてしまっている狭い街では、若干
「身動きが取りづらく」なってきているのも事実だし、
「メチャメチャ」をやっても許されるような雰囲気が、
あの街にはなくもないし、実際、素っ裸のタイガールが
「泡泡(阿波阿波?)」状態で身をくねらせている
「ゴーゴーバー内のバスタブ」に、衆人環視の中、同じく
「全裸」で入ってしまったりすることは、ある意味
「ピリオドの向こう側」なのかもしれない。

「ピリオド」への距離感は人それぞれだろうし、個人的には、
申し訳ないがパヤタごときで超えられるとは
「さらさら」思っていないので(例えばバリ島の
「キノコ&ジャングルツアー」くらいなら超えられるかも!)、
期待するならば、クルングテープよりも
「カワイコちゃん満載」というもっぱらの噂の、
「ゴーゴー嬢」との出会いくらいであろうか。

確かに数は多かった。
ゴーゴーバーも、踊っている女子達も、おそらく
クルングテープ全体よりも多いのではないかと思われるほど。

が、しかし。

三日間で二十軒もの店で飲み、もちろん
中を覗いただけならもっと多いが、それでも
「コイツはマジでイイオンナだ」と思えるのはほんの数人。
しかもそれは一般的にウケるかどうかの話で、個人的に
「バッチリ」好みのタイプ、と思える女子などほぼ皆無だった。

どちらかと言えば、むしろ
「原始時代に逆戻り」したような
「はじめ人間ギャートルズ(わかるかな?)」的タイプが多い。

強いて挙げるなら、モデル的視点でいけば
「Happy」の「209」番、顔だけで選べば
「BACCARA」の「4」番くらいだろうか。
ま、普通に
「ちょっと可愛い」くらいのレヴェルならそこそこいるが、
そんな程度でこのオレが満足するとでも思ったら
大間違いなのだ。

外で立っている客引き嬢で、一人だけ
オレ好みの可愛〜いコがいたな。
「SILVER STAR3」のMちゃん19才。
写真もバッチリ撮ったのに、
お見せできないのが残念だなあ。

「Pイと看護婦を足して二で割った感じっすね」と
Sンちゃんが言うように、確かにオレの好みの顔は
比較的分かりやすいのかもしれない。そして、
「カエル顔」が好みの彼とは、驚くほどまったく
「カブ」らないのである。

スタイルもそうで、どちらかと言えば
「ムッチリ系」が好きなオレに対し、Sンちゃんはヒジョーに厳しく、
全体的に相当細身でないと、まったく
「抱く気がしない」らしいのだ。

「ふくらはぎは合格」「太ももはこの程度」「お尻はこれくらいまで」と、
彼好みのスタイルのタイガールを見ていると、
オレから言わせればいずれも
「ポームグ−ンパイ(11211122痩せ過ぎ)」で、ちっとも
抱く気などしない。

実際、顔がいくら可愛かろうが、こと
「SEX」となれば話はまったく別であり、結局
三日間でオレが唯一持ち帰ったのは、前述のMちゃんではなく
「肉布団」のような女子だ。

なんとな〜く
「肉布団が恋しくなるとき」もあるよね。

え。ない?
マジで!?

「ブラ」のカップが、タイ方式での
「E」という彼女の件については、また後日詳しく話すとして、
「マラソンランナー体型」でも全然オッケーという
Sンちゃんの言葉がオレにはとても信じられないのだが、
それはもちろんお互い様だろう。

では、パタヤのゴーゴーバーの
「内容が素晴らしい」のかと言えば決してそうでもない。
ほとんどの店に「バスタブ」があって、常に
「泡泡ガール」が体を洗っているところが
「パタヤ的」と言えなくもないが、ただそれだけで、
あとはほとんど変わりばえしない。

まあ、ゴーゴー嬢の
「全裸率」が高く、仮にスカート(的なもの)を履いていたとしても、
「テーブル面に反射して性器が見える」店は確かに多いが、今更
それがいったいどうしたというのだ。

実際、三日間で数限りない女性器を見たが、ゴーゴー嬢の大半が
「パイパン」もしくはそれに近い状況の中では、
どれもこれも皆一緒なのである。
タイで長く暮らしていれば、感覚が麻痺してきて、
女子の胸や性器を見てもほとんど何も感じなくなり、
ありがたみもまったくない。

「毛」に関しては、どちらかと言えば
「ワッサー」と生えている方が人間らしくて好みなオレは、
「パイパンガール」達を見ながら
(なんだかなあ)という思いなのだが、
やはりそこもSンちゃんとは意見がまったく逆で、
「いやいやいや、ない方が全然いいです」と、
胸を張って彼は宣う。

隣に座って、気に入られようと
必死にサーヴィスしてくるゴーゴー嬢。

「ケチケチ」なオレは、何をされようと
コーラの一杯も驕らないしチップも一切あげないので、明らかに
「やり損」なのだが、それでも根が明るい彼女らは
まったく怒ったりもしないし、ノリがいいコだと、いつまでも
「B地区コリコリ攻撃」や「チ○コさわさわ攻撃」を止めないので、
こっちとしてもだんだんその気になってきたりする。

その点は、女子の数が多く競争が激しいパタヤの場合、
幾分良いような気もするし、何と言ってもドリンクの値段が
「安い」のは、オレのような貧乏人にとってはとてもありがたい。

「生ビール一杯59THB」という店が多く、しかも
「ハッピーアワーなら35THB」な〜んてところもあり、三日目は
十軒の店を廻ったのだが、全部で僅か
558THBしかかからなかった。
一晩たかが1600円程度で、あれだけの数の
「裸の女子」のダンス及び入浴シーンを眺めて、しかも
「B地区」や「チ○コ」にさんざんタッチされるなんて、
他の場所ではあまり考えられないのではなかろうか。

やっぱりタイはいい国だ。

「ペイバー」代はどこも600THBとあまり変わらないが、
「ロングで2000THB」なんていう店もあり、
「エッチ」の相場も若干お値打ち気味である。

そんな、男子にとっては
「楽園リゾート」のパタヤで、やはり
「ピリオドの向こう」には辿り着けず、
先に帰ってきてしまったが、さっき電話があって
「もう一泊しますわ」と言う(なんと五泊目である)、
一人残してきたSンちゃんは、果たして
「ピリオドの向こう」に

辿り着けるのだろうか。


*参考のため、オススメの店名を書いておく。

「Happy」:店内奥のお立ち台が素敵。踊っているのは
「セルライト軍団」だが、なかなかオモロイ。
「PEPPERMINT」:音と内装がイイ。
「THE CAVERN」:フリントストーン的内装。
まだオープンして三ヶ月で、女子のノリが良い。
「LOLLI POP」:ナーナーにある同名店とは無関係。
「ロングで2000」という値段が魅力。
「WHAT'S UP」:ショータイムが素敵。白い内装もまあまあ。
「X-ZONE」:逆に下品で良い。女子同士の張り型による挿入プレイあり。
「Air Port Club」:衣装と過激な内容がオススメ。
「Super Girl」「Super Baby」:向かいにある系列店。
ニッポン人好みの女子が多いかもしれない。
「BACCARA」:内装が豪華。二階がアクリル板で透けている。
「Beach Club」:別名「B地区ラヴ」。女性器がじっくり見られる。

他に行ったのは
「Casnovy」「Heaven」「Roxy」「Terzer5」「Club Sin City」
「SILVER STAR3」「The Iron」「Angelwitch」などなど。

最近買ったものシリイズ。
デヂカメは2490THB。機能より安さで勝負。
せっかく二百枚近く写真撮ったのにな。
Img_7528

色とシンプルなデザインが気に入って珍しく衝動買い(590THB)。
Img_7527

パタヤのショッピングセンター某
「セントラルプラザ」にはいっていたタイブランドのアクセサリイ。
ブレスレット2250THB→1125THB。
Img_7529

指輪850THB→425THB×2。
Img_7531

いずれも、医療機器に使う特殊なスティールを使っているらしく、
水に強く、錆びずにいつまでも光沢を放つという触れ込みだが、
どうだろうか。
Img_7534

看護婦のP嬢にワンピースを購入(200THB)。
Img_7541

「肉布団」Nちゃんのプロマイド的なもの。
意外な時に役立つのだ。
Img_0169

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2010年9月14日 (火)

ナーングパヤバーン

M君の娘は高校生、息子は中学生だという。

「娘のことが心配ぢゃないか」と尋ねると、
「演劇部に入ってて、そういう
(恋愛に興味津々の)タイプでもないしなあ」と、
あまり気にする素振りもない。

某「桜台高校」ということは、なんと、
Sリの後輩ではないか。

タイに来る少し前までそこの女子生徒としばらく会っていて、
一度彼女を学校に送って行ったこともあるんだよ、などとは、
とても言い出せなかった。

二人の子供を持つ同い年の彼と話していると、一般的な
四十代半ばの男子の姿が想像でき、自分とのあまりのギャップに
やや複雑な心境に陥るが、それも一瞬のことだ。

オレのお気楽な生活の話を聞いて、彼は
「ホンダ君が一番幸せかもね」などと冗談めかして笑っていたが、
(まさか)と思いつつも、現状でそれが
まったくの冗談でもないような気も少しした。

実際、自分でも幸せ者だと思う。

今まで、わりと好きなように生きてきたし、特に大きな
不満を感じるような場面もあまりなかった。
平凡ではあるが、自分としては楽しい人生であり、
まだそれが続いているのだから。

もし、高校生の娘がいたらどうだろう。
一緒に買い物に付き合いたがったら、
鬱陶しがられるのだろうか。

「そんな娘に育てた覚えはない」などと、
拗ねてしまいそうだが。

息子に対するイメージはどうも沸いてこないなあ。

少なくとも、あまり
「手本」にはなれそうにない。


金曜の夜。
久しぶりに某ディスコ
「ラーンドン」に行くと、いつもとは少し違うメンバーで
店内はそれなりに盛り上がっていた。

Sンちゃんと仲良しのFン嬢が友達を一人連れて来て、
26才看護士でPークという名の彼女は、なかなかに
魅力的なルックスの持ち主だったが、かなりの
「遊び人」のようだし、タバコをスパスパ吸うので
イメージはあまりよろしくない。

ただ、それらを差し引いても充分に興味を惹かれたオレは、
久しぶりにラーンドンで再会したTカとWー嬢の
「ニアミス」の件よりも、隣のテーブルのタニっ娘達よりも、断然、
Pーク嬢に注目していた。

週末だというのに、四時にケーサツがやって来て
店が閉まってしまうという憂き目に遭わされたオレ達は、
「よし。移動するぞ!」と、比較的近所の某
「オー」に向かう。

ヒザ下丈のワンピースを着ていたPーク嬢を、無理矢理
バイクの後ろに跨がらせたが、普段あまり乗らないらしく、
「ブツブツ」と文句を言っていた。

「オー」もすでに終わっており、もう一軒様子を見に行くが
すでに閉まっていて、どうやらケーサツの連中に
「一斉に早終いさせられた」ようなのだ。

前日に三箇所で爆弾が見つかっており、ひょっとすると
「警戒態勢」のレヴェルが上がったのかもしれない。
まさかそんなローカルディスコが狙われるはずなどないのだが、
たくさん人の集まる場所は、一応危険と見なされるのだろうか。

とにかく、中途半端に盛り上がってしまって
「収まりがつかない」様子の女子二人に誘われ、Sンちゃんとオレは
Pー嬢の部屋で一緒に飲み直すことに。

彼女の家はタノンラットゥプラオで、今までで
一番遠くまで連れて行かれた。

「なんぢゃこれ。ドラエもんだらけやん」

「(母親が)購入した」という1DKの部屋には、
縫いぐるみやらフィギアやら、大中小の
「ドラエもん」が少なくとも百匹以上はいた
(「猫型ロボット」を数える単位は知らぬが、
「台」ではないし「頭」でもなかろう)。

タイガールは大きく分けると
「キティー派」「ドラエもん派」「ディズニー派」になるが、それらが
「カブる」ことはまずなく、キティーが好きなコは、得てして
「ドラエもんを好まない」のである。

あまりグラスに手が伸びないのオレ達に対し、
彼女らはウィスキイをガンガン飲んでいる。
Fンはまだ肝臓機能が完全に回復していないはずで心配だったが、
医者にも止められていないし、目の前の看護婦が薦めるのだから
「だいじょーぶなの」と、ワケの分からない理屈だ。

朝の七時から一日十二時間近く働き、
土日は休みだと言う看護士のPーク嬢、
「キツイ仕事」であることは間違いなかろうし、週末に
「パーッ」と発散でもしないとやっていられないのだろう。
それにしても「飲酒量喫煙量」は相当のものである。

結局、朝九時過ぎまで飲み続け、
午後一時に用事があるオレは、中途半端な時間に帰るより、
現地に直接行きたかったので、彼女の家に泊めてもらうことに。

大きいベッドではあるが(もちろんカヴァーはドラエもん)、
オトナが四人並べばけっこう身動きが取れない。
もちろんPーク嬢の隣の位置を確保はしたが、
彼女の顔が息のかかる程すぐ近くにあっては、
「ドキドキ」して寝られるはずがない。

元々、神経が細いのか、枕が替わると寝られないし、
「ノーエアコン」「無音で真っ暗」が条件であるのに、
「エアコンガンガン」で布団を被って寝ていると、
「寒いのか暑いのかわからない」し、おまけに
「カーテンから光は漏れる」し「B.G.M」付きでは、所詮
「寝よう」と思うのが無理な話だ。

遠慮などせず、顔を洗ってメイクを落とせばいいのに、
「お肌に悪いから」と、オレが何度言っても聞かず、
そのまま寝ている彼女は、酔っぱらっているせいか
「アッ」という間に寝息を立て始める。

自分の鼓動が、
「遅めのハウス」のリズムを刻むのを感じ、
「ドキドキしてるのバレないかな」などと思いつつ、
彼女の髪の生え際をそっと撫でて、耳の後ろに挟む。
その作業を二三度繰り返しつつ、
「この三時間は長いぞ〜」と、キッチリ覚悟した。

ただ、そういう感覚をひさしぶりに味わい、ちょっぴり
「青春気分」でもあったのだが。

しかし、すぐに寝られるってことは、彼女の方は
オレをまったく意識していないのであり、
少し悔しかったけど、まあしょーがない。

どうやら他の二人も完全に寝た様子で、オレ一人
「まんじり」ともしないまま、妄想の世界の中で
残りの時間を過ごしたわけである。


看護士のコとは昔からよく遊んでいたが、基本的には
「物事に動じない強い精神力」を持ち、ストレスが溜まるせいか、
遊び方も派手なタイプが多かった。

国は変わってもおそらくそれは一緒だろう。
Pーク嬢も典型的であり、オレにとっては
彼女のルックスと共にかなり魅力的に映った。

ただ、ひとつだけ気に入らないことがある。
彼女は大の「韓国好き」なのだ。

DVDでタイ語吹き替えの韓国ドラマを見ながら、
どういう状況なのかを、事細かに説明してくれる。
Pークのタイ語はとても聞き取りやすく、
会話にあまり支障はないのだが、とにかく
韓国男子をカワイイと言い、韓国のことを褒めまくる。

現実問題、タイの若者カルチャーに
ニッポンの影響はほとんどなく、例えば
「東方神起」や「ワンダーガール」は全員知っていても、
「アユ」や「安室」や「AKB48」なんて誰も知らないし、
ファションやメイクの方法や用具にしろ、
韓国の影響がかなり色濃いことは間違いない。

あるとすれば唯一、タニヤ界隈で
「巻き巻きヘアー」をよく見かけるくらいの話だ。

タイだけではない。
「アニメ」以外では、おそらく他の国にも
「影響力」などほとんどないだろう。

21世紀になっても、ある意味未だに
「鎖国」が続くニッポン。

海外戦略の発展著しい韓国や中国に対し、
勝てるはずがないのは明らかであり、それは
「外交」でもまったく同じことが言える。

別に、オレが今更突っ込まなくたって
とっくの昔にわかりきっている話だが、
海外で暮らしていると、痛切に感じる。

今からでも決して遅くないとは思うけど、
ま、大きく変わりはしないだろうな。

将来に期待のできない、
本当に

「残念」な国だ。


*「ナーングパヤバーン」は「看護士」の意。

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2010年9月13日 (月)

カートゥアエーン

「えっ?自殺??おいおいマジかよ!」


久しぶりにニッポンから知人がやって来て、
一緒に昼ごはんを食べつついろんな話をする中、
共通の知人の消息を尋ねたところ、そのうちの一人が
「一年ほど前に亡くなった」と、彼が言うのだ。

「昭和四十年会」という、同世代の有志の集まりに参加したのは
モデルクラブを始めた当初、右も左もわからぬ状況で
「少しでも仕事に繋がればよい」と考えたからだった。
何故ならその会には、いわゆる
「ギョーカイ」関係者のメンバーが多く、例えば
「TV番組制作会社」「情報雑誌出版社」「広告代理店」などの、
「プロデューサー」「ディレクター」「編集長」という
魅力的な肩書きを持つ人間がいたのだ。

時間の経過と共に参加頻度は減り、十数年前、
飲食業会に転身してからはかなり疎遠になったが、
一部のメンバーはその後も店に来てくれたりして、
交流がまったく途切れることはなかった。

某大手広告代理店D通の子会社勤務の
M君もその一人で、店を閉める直前にたまたま
「最近、自転車通勤にしたからちょっと寄ってみた」と、
ひょっこり顔を出した彼と、その時「マイミク」になり、オレが
タイに移住したことを「ミクシィ」で知ったらしい。

今回は仕事で来た彼。夜は
お客さんや同僚達と一緒に繰り出すため、
「昼メシでも行こうか」ということでごくごく
健全に、土曜日の午後ホテルの近くの百貨店某
「エンポリアム」で、ごはんを食べた。

来タイは三回目らしくいろいろ知っているので、自然に
「景気の悪い」ニッポンの話題になり、当然の流れから
「アイツは最近どうしてる」という件でW君の名前を出すと、
彼は少し言いにくそうに、しかしはっきりと
「死んだよ」と、口にする。

オレはかなりショックを受けた。

W君とは、少し前にナゴヤの千種にある某ショッピングモール
「イオン」で、二回ほど偶然バッタリ会い、
まだ小さな子供を乗せたベビーカーを押す
「しっかり者」の奥さんも一緒に立ち話をしたのだが、
あんなに幸せそうだったのに、いったい何故。

しかも、幼い子供を遺して、
「自ら命を絶つ」なんて。

二回共、こっちが女子連れだった為
「一緒にお茶でも飲もう」とまではならなかったが、今思えば
あの時もっとゆっくり話をしておけば良かったのかもしれない。
偶然とはいえ、あまり時間を置かず二度も
街でバッタリ会うなんて、やはり何らかの
暗示と捉えるのが普通の感覚ではないか。

もちろん自殺を止められたかどうかはわからぬが、最後は
ブログに遺書めいた内容を載せたらしいし、
あの時ちゃんと接触しておけば、少なくとも何らかの
悩みを聞くことくらいは、
オレにもできたはずなのである。

理由はよく分からないが、
「(裏切られた類いの)対人関係が原因なのでは」と、
M君は言っていた。

ご子息はまだ幼稚園児らしい。
なんともやりきれない気持ちであるが、
ご冥福を祈るしかない。


直接の知人が自殺したのは、これでもうすでに五人目になったが、
「自殺天国(?)」のニッポンで、この数字はひょっとして、さほど
多くもないのだろうか。

遺された人のショックもなんとなくわかるが、
本人の気持ちはもっとよくわかる。
オレだって自殺を考えないわけではないし、実際、
「もうここまでか」と感じれば、
「いつでも死ねる」覚悟でいる。

惚けてまで生きたいとも思わない。

ただ単に、
「まだまだやれる」と、自分自身で思うから、
生きているだけのこと。

しかしそれも背負う家族がいないからなのだが。
奥さんと幼稚園児を遺しては死ねないよ。さすがにね。

実はここ最近、ほんの少しだけ忙しめで、
いろいろなことがあったのだが、まずは
この件を書かずにはいられなかった。

そして、テーマが重いため、このまま
他の話に移行するのは極めて難しく、
今回はこの辺で終わりにさせてもらう。

ではでは。


*「カートゥアエーン(3222222)」は「自殺」の意。

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2010年9月 9日 (木)

ソッカプロォックマックマーク

「少なっ!!」


思わず口に出してしまう。

知らないオトコが「放出」するところなんて、
「AV」くらいでしか見たことないし、ましてや元々
「画面に女子しか現われないモノ」専門のオレの場合、
そんなシーンを見たのは遠い昔の話であり、
「AV男優」の「量」が、果たして
「世の男子の基準」となるかどうかさえもわからないが、
それにしたってあまりにも少ないような気がしたのだ。

オトナの皆さんにはもうお分かりだろう。

普段、あまり注意して見ないから気付かなかったのだが、
とにかく、以前というか、まだ若かりし頃に比べてその量が
「減っている」としたら、これはもう大問題なのである。

「お年頃」からしても、必然的に
「老い」という得体の知れないものを恐れているオレとしては
その手の出来事にはどうしても、ヒジョーに
「ナーヴァス」になってしまう。

いいや違う。
(昨日の晩、というか今朝に引き続いての)
二回目だからだ。

そして、相手が悪かったから。

そーだそーだ。そーに決まった。

そんな風に無理矢理
理由をこじつけてみたところで、
気休めにしかならないことくらい
わかっているのに。


というわけで、今日はちょっとしたシモネタにつき、
女子の皆さんはそれなりの覚悟をするように。
その手の話がもし好きぢゃなければ、この先読まぬことを
オススメしておこう。

「するか後悔。したら後悔」
という言葉(?)があるけれど、誰にでも
「昨日はしまったな」と、目覚めてすぐに思う
「朝」があるはず。

実際は昼過ぎだったが、
今日はまさしくそんな気分だった。

ただ、オレ以上に彼女の方が、
「深く」そう思ったことは間違いない。
すぐにそれがわかって、ちょっと
「ホッ」とすると共に、なんだか一瞬だけ
「ほのぼの」とした気持ちになった。

なにしろ、彼女はほとんど
「憶えていない」のだから。

今いるところがどこかも、
どうやってここまで来たかも、
もちろんオレの名前もわからない。

「バイクの後ろに乗ったやろ?意味もなくオレのヘルメット
<バンバン>叩いたやんけ。憶えてないの?」
「うん。憶えてない」

そして、極めつけはこれだ。

服を着替えて、デニムのショー(ト)パン(ツ)のポケットに
手を突っ込んだ彼女。中に入っていた
「100THB札四枚」を取り出して、言う。

「あれ。誰がくれたんだろ、このお金」
「えぇぇぇぇぇぇ。それも憶えてないの、自分」
「何、何?どういうこと??」
「説明して欲しい?」
「教えて、教えて〜」

オレは大笑いしながら、
身振り手振り付きで教えてやった。
彼女がその400THBを
「チップ」として受け取ったいきさつを。

てことはあの時点ですでに
「酩酊」していたのね。
ま、ちょっとおかしいとは思ったが。

いずれにしても、そうやって
「記憶がなくなる」というのは明らかに
「深酒」の症状であり、少し疑ったが、
「クスリ」の類いではないだろう。

しかし、酒だけであそこまでいけるとは大したものだ。
女子だから「危ない」とも言えるが、タイのことだ。
まあ、よしとしておこう


今日、九日はTー嬢の誕生日。
それをオレが聞いたのは、昨日の夜のことだった。

「ルンピニー公園ナイトバザール」にいたので、何か
「プレゼント」を買おうかとも思ったが、
「ロクなモノ」がなかったのでやめた。

一旦Sンちゃんと分かれ、深夜再び
「ラーンドン」で会った時、Tー嬢の元同僚である
Fン嬢と、その友達二人も一緒だった。
日付が変わったので、
「誕生祝いをしよう」と駆けつけたのであろう。

うち一人Y嬢はやたらとノリがよく、
「お立ち台」の上で踊りながらTシャツを脱ぎ出したりして、
「露出狂」の一端を覗かせていた。

「ラーンドン」には有名な(?)
「ブラジャー軍団(ブラ一枚で踊る女子集団)」もいるし、
さほど珍しいことでもないので放っておいたら、そのうちついに
「ブラ」も外し、上半身裸になってしまった。

ま、彼女はプロの
「ゴーゴー嬢」であり、毎日全裸でポールダンスをしているので、
「そのくらいのことどうってことないだろう」と思いきや、意外にも
「いざ」となったら恥ずかしいのか、
「B地区」を手で隠しているではないか。

「ラーンドン」で、そこまで
「脱ぐ」女子は滅多にいないし、恥ずかしがる仕草が
「オトコゴコロをそそった」のであろう、廻りの男子連中は
「オォォォォォ。いいぞー」と、かなり盛り上がり、彼女は彼女で、
後ろを振り向いて、プレイ中のDJに
「B地区」を舐めさせたりと、相変わらずノリは良い。

友達のFン嬢は、特に止めもせず、それどころか
オトコ連中にチップを要求していた。

実は彼女、毎日のディスコ通いが祟ってか、肝臓を悪くして
しばらく前まで入院していて、まだ医者から酒は止められている。
だから、昨日は一滴も飲まず終始冷静だったのだ。

Fン嬢はSンちゃんと仲が良いので、必然的にオレがその
「酔っぱらい」の近くにいることになり、ピンク色の
「ブラ」の「カップ」を頭に載せてアゴと結ばれたまま
(*これはかなり恥ずかしい格好である)しばらく踊ったりと、
彼女の相手をせざるを得ない状況だった。

もちろんカワイイコなら全然問題はないが、
顔もスタイルもかなりのレヴェルの低さで、仮に点数を付けたら
「25点」くらいのタイガールだ。
ただ、こっちもだんだん酔っぱらってきたし、なんだか
楽しい雰囲気だったことは確かである。

朝五時。
例のごとくケーサツがやって来て、店は終了。
Sンちゃんが、
「カンボジアツアーの出発までまだ時間がある」ということで、
もう一件プラカノングのディスコにハシゴ。

Y嬢は、オレのバイクの後ろで、移動中もご機嫌だ。

結局その店も一時間くらいで終了し、
途中で合流したWとそのカレシ、
SンちゃんとFン嬢(もう一人の友達は途中で帰った)に分かれ、
それぞれタクシーに乗り、オレがY嬢の
「面倒」を見なくてはならないような状況になる。
Fン嬢も、素面なのに彼女を連れて行かなかったのは、
「確信犯」だったに違いない。
踊っている最中もかなり迫られていたし、
「一緒に帰りたい」としつこいし、
「まあ、仕方がないか」と、オレも覚悟はしていた。


それにしても、そうやってオレが捕まる輩は決まって
「ドS」なのは何故だろう。
ひょっとして、このオレが
「ドS」だからか。

いずれにしろ、いつも状況としては
「持ち帰る」のではなく、
「持ち帰られる」と言った方が正しいのだ。

などと、わかりきったことはどーでもよいとして、とにかく、
帰りのバイクでもヘルメットの上から
「バンバン」頭を殴られたり、「チ○コ」を揉まれたりと
運転に支障をきたしつつもなんとか無事部屋に戻り、
まだまだ元気な彼女を前に、覚悟を決めて
「ブルーの錠剤」を服む。

時間は掛かったがなんとか終了し、
すっかり疲れて眠りに就く。

午後、目覚めてから
「するか後悔。したら後悔」の念を感じつつも、まあ
薬の効き目はしばらく保つし、せっかくなので
「微睡みの二回戦」に突入し始めるが、どうも今ひとつ
Y嬢の反応が悪い。

前日の夜、お立ち台で自ら上半身裸になっておきながら
「恥ずかし気な仕草」を見せたのと同様、隣で
素っ裸で寝ておきながら、今さら
「恥ずかし気な仕草」を見せるのだ。

「はは〜ん。素に戻るとこうなるのか」

その時点ではそう解釈したオレだったが、まさか
そこまで完全に記憶がないとは思わなかった。


「シズカちゃ〜ん。シズカちゃ〜ん」

ベッドに置いてある
「トゥカター(2222縫いぐるみ)」に話し掛けるY嬢。

「どーしてノビタ君がいないの?」
「だって、可愛くないんだもん。でもドラミちゃんは可愛いやろ」
「この黄色いコのこと?」
「そうだよ。ドラえもんの妹ぢゃん。知らないの!?」
「知らな〜い」
「お前、ドラえもんの漫画読んだことないやろ」
「えへへへへ」

そんな彼女を促すように
「はいはいはいはい。トイレ行っておしっこして
シャワー浴びて着替えて帰るよ!」と急かす。

一旦トイレから出てくると、部屋中が
「黒い足跡」でいっぱいになる。

「おい貴様。足の裏を見せてみろ」

おいおいマジかよ。
案の定真っ黒である。
実際、タイガールの中にはたまに
多少足の裏の汚いコもいるが、ここまで
「真っ黒」なのはさすがに初めて見た。

ああ、オレはこんなに
「足の裏の汚いオンナ」と
「ヤ」ってしまったのか。

しかも、二回も。

なんだか、
「ガックリ」ときてしまう。

「据え膳食わぬはオトコの恥」と言うが、
時には食って恥じるのも「据え膳」か。

そして、相手はまた
「記憶のないオンナ」でもあるのだ。

すっかり少なくなったオレの(推定)数千万匹の
「おたまじゃくし君」たちも、皆、きっと

嘆いていることだろう。


*「ソッカプロォック(111111)」は「汚い」の意。

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2010年9月 7日 (火)

シィ!

「マイルゥーシィ!」


そう言われて、一瞬
「???」となったが、少し考えてみれば
「なるほど」と納得する。

語尾に「シィ(3)」と付けると、
「〜しなさい」といった意味となり、表現的には
「促す」とか「勧める」とか、場合によっては
「指示」や「命令」に近いものとなることは知っていた。

よく使うのは
「キンシィ(223食べなさい)」
「ノォーンシィ(2223寝なさい)」
「グラップバーンシィ(1113321家に帰りなさい)」など、
動詞の後ろに付けて行動を促すようなパターンであり、
「ルゥー(23知る)」という動きの伴わない動詞に、さらに
「マイ(32)」と否定の言葉が付くってことは、つまり
「知らない」を「促す」とか「勧める」のであれば、
「知らないで」、「知らなくてもよい」、もしくは
「知るな」と命令しているのか。

いや。そうではない。

話の流れから考えれば彼女はオレの質問に対し、ただ
「知らないしぃ〜」と答えただけであり、
「私がそんなこと知ってるわけないでしょ!」といった
「愚問」という皮肉を込めて、言葉を「強調」するために
「シィ」を語尾に付けたとしか思えない。

男子であるならば
「知るか!」といった感じであろうか。

「そーいう使い方もあったのか」と「目から鱗」であるが、実際
それが正しいのかどうかはわからない。

このように、タイ語に関する疑問は日々積もっていき、
今のままでは、いつまで経っても解決することはない。


「タイに住んでどのいくらいですか?」

初対面のタイピープルには必ずと言っていいほど聞かれる。

「二年です」と答えると、
「そのわりはタイ語が上手ですね」と彼らは皆言うが、
そこまでの段階で交わした会話などごく基本的なものであり、
「何を根拠に」って思うのだが、おそらくそれは
「アクセント」が比較的マシだからなのかもしれない。

外国人が話すニッポン語を聞いた時、
アクセントやイントネーションが明らかにおかしければ、
「まだまだだねえ」とか「いかにも外国人」だと感じるが、
簡単な言葉でもキレイな標準語のイントネーションなら、
「お、コイツやるやんけ」と思うことだろう。

ところがタイ語の場合は
「声調」と呼ばれる、いわゆるアクセントによって
意味がまったく違ってくるし、通じないので、当然のごとく
そこを必死に憶えるわけで、しばらく勉強すれば
よく使う単語の声調くらいは正しく言えるようになる。

それよりも難しいのは、
「発声」の方であり、ニッポン人が苦手なものは特に、
よほど集中して練習しないと、いつまで経っても
上手く発音できないのだ。

「L」と「R」の差などは英語と同じなのでまだよいが、
「P」と「PH」の差や「T」と「TH」の差など、
「空気を前に押し出す音」と「そうでない音」の区別や、
基本九つある母音の使い分けにしろ、
「あ」「い」「う」「え」「お」のみで育ってきて慣れている我々には、
いつまで経ってもなかなかうまくいかないし、他にも
「ング」のように口の奥の方でこもったように出す音だの、
「発声しない語尾」だの、不得意な分野がたくさんある。

それらを、キチンと練習もせずに
「まあいつかは憶えるだろう」と蔑ろにしているオレなんかは、未だに
「まったくなっていない」と、タイガール達から呆れられるほどだ。

だから、街中の店員などの普段
外国人に慣れているタイピープルにはまだ通じても、例えば
ローカルに出掛けてちょっと話してみても
「まったく通じな」かったりするので、その都度結構
ショックを受ける。

先週末も、いよいよ
「ラムカムヘング作戦」を決行し、周辺のディスコを調べた結果、
「オオバコ」ではなく、地元のコ達しか行かないような、
マンションの中にある小さな店を発見し、
深夜三時過ぎには(おそらく)花の女子大生達で
「ウハウハ」状態の店内で安ウィスキイを飲みながら、
「うんうん。ここはいいいぞ。しばらく通おう」と話し合った後、
「ここにはニッポン人って来るの?」とスタッフに聞いたが、
そんな簡単なタイ語が、まったく通じなかったのである。

「ラァーンニー、コンイープンマーボイマイカップ?」

たったこれだけの文章を、二回繰り返しても
「は?」「は??」と怪訝な顔をされ、もう一人のスタッフも交えて、
三回目に一言一言ゆっくりと話してやっと、
「マイクーイヘンカップ(見たことないです)」と答えてくれた。

以前、スティサンのゴーゴーバーへ行った時も、
ニッポン人などほとんどいないようなアウェイの空気の中
「フアロォアライ(何笑ってんの)」がまったく通じなくて、
「フアロォ!フアロォ!フアロォ!フアロォ!フアロォ!」と、
発狂しそうになったことがある。

18才(相変わらず指名するのは若いコばかり)の田舎娘に
「フン。こんな簡単なタイ語が言えないなんて」と鼻で笑われ、
ものすごく悔しい思いをしたものだ。

その思いをバネに、血のでるような特訓をすればいいところを、
おっさんは敢えて逆ギレさせてもらうが、そんなことを言い出せば
テメエらタイ人にだって苦手な発音はいっぱいあるやんけ、コラ。

昔タイガールにニッポン語を教えていたから大体わかるが、
「ザジスゼゾ」「シャシュショ」「ミャミュミョ」「ツ」「キュ」など、
タイ語にない音(?)はなかなか上手く言えないし、
そもそもオレが一番気に入らないのは(英語由来の)
「外来語」の発音及びアクセントが、最悪としかいいようがない
「タイオリジナル」なこと。

このブログには何度か書いてきたが、
「タクシー」「ウィスキイ」「ストロベリイ」「チェリー」など、語尾に
「イイ」が付く言葉は一度上がって下がる、つまり
「123方式」で言えば「32」となり、正しくは
「11」と下がるはずなのに、まったくもっておかしなことになる。

「チェリー(果物ね)」に至っては、
「チャーリー(2232)」と、まるで人の名前のような感じで、
「オリジナル」とはまったく別物だ。

これはまだいい。
もっとヒドいのは、カタカナ表記で最後の文字が
「ル」で終わる場合、なんと
「ン」と発音するというとんでもないルール。

よーするに、
「アップル」は「アッポー」ではなく「アッポン(2232)」、
「セントラル」は「センタン(2232)」、そして
「マイケルジャクソン」は「マイクンジャクソン(22322232)」
となるわけだ。

他にもたくさんあるが、とにかく
英語系の発音はめちゃめちゃであり、
慣れないと相手が何を言っているのかサッパリわからないし、
慣れれば慣れたで、こっちの英語の発音が
おかしくなってしまうから困ったものなのだ。

ニッポンに比べて外来語が極端に少ないのでまだよいが。
店の屋号などに使われているもの以外だと、思い付くのは
「アルバム」「グループ」「サイズ」「テクノロジー」くらいかな。

とにかく、米国人英国人などはきっと
「苦〜い思い」をしていることだろう。

ちなみに、例のラムカムヘングに発見した新たなディスコは
「セントラルマンション」の一階にあり、店の名を
「セントラルパブ」つまりは「センタンパブ」ということになる。

その手の店の名前は、カタカナが多いので
「グランドゼロ」→「ガジロー」、
「マオディープ」→「モルディブ」など、
タイピープルの呼び方はさっぱりわけがわからない。


ああ。ちょっとスッキリした。

いやいや、もちろん
タイピープルをバカにしているわけではなく、
「国によって発音しにくい音は違う」と言いたかっただけで、
まったく問題の解決にはなっていない。

いっそのこと、タイの小学生達に混じって
「コーカイコーカイ」と、基本から
「読み書き」の勉強をした方が早そうだ。

先日、某バー
「Mグラ」にて、同郷出身の
「在タイ歴十年」という男性に会ったが、それはもう
「見事なタイ語」を使いこなしていた。

「いつかはオレもあんな風になれるのかな」と、一瞬
「時間が解決してくれる」という期待もしたが、長い間
タイガールと一緒に暮らしているKちゃんのタイ語が、
いつの間にかかなり上達しているのを聞いていると、
「オレももっと頑張らなくては」とも思う。

そしていつかは、ディスコで皆と一緒に
「タイポップス」を大合唱するのが夢なのである。

って、
ずいぶん小さいなあ。


*最近お気に入りのちまき(35THB)。
中身はカーオニヤオ(餅米)かと思いきや普通のタイ米。
ただタイ米は味が染み込んだ方がウマいから、
かえってよい気もする。
Img_7465

Img_7466

某「日清」の「ソース焼そば」の袋麺版(8THB)。
Img_7508

キャベツをたっぷり入れて浅葱を混ぜていただく。
写真はあまりウマそうぢゃないけどけっこうイケルのだ。
Img_7501

スープを添えて。多分
「たまご」のつもりだと思うんだけど。
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2010年9月 6日 (月)

キープリアンヂャイ

風邪ぢゃない風邪ぢゃない。
そんな大層なものではないのだよ。決して。

ただ、喉が痛くて、時折咳が出る。そして
過去の経験からすると、けっこう長い間
その症状が続くことになるのだ。
場合によっては数週間も。

念のため、熱を計ってみると
「36度8分」。ということは、平熱が
「36度5分」のオレにとってはほんの僅かな微熱、つまりは
「微微熱」ってわけか。

Img_7513

この状態をタイ語できっちり説明するとこういうことになる。

「ヂェップコーミーアイレウコーミーカイニッデウィアオドゥアイ
テーマイチャイペンワット(112222222232223233222322
11223222111)」

よーするに
「マイサバーイ(322222調子悪い)」、正確に言えば
「マイコイサバーイ(32222222あまり調子よくない)」なのだが、
例えばタイガールの場合、普通の飲食店員のレヴェルであれば、
間違いなく店をお休みするであろう。

もちろんニッポンではそんな常識が通用するはずもなく、
この程度で仕事を休んでいたらたちまちクビを切られる。

ところが、タイではこの必殺のセリフ
「マイサバーイ」で全てが解決してしまう。というか
「マイサバーイ」とさえ言えば、自らの非が許されるような、まるで
「魔法の言葉」みたいな使い方をする輩がとても多くて困るのだ。

しかも、仕事だろうがデートだろうが時には連絡なしで、思いっ切り
「ブッちぎっ」た後もしくは翌日に、いかにもそらぞらしく
「マイサバーイだったの」などと事後報告してくるが、内容を尋ねると
「ヂェップコー(喉が痛い)」だったりするので、
「テメーたかがそれくらいのことで簡単に約束を反古にするなボケ!」と、
タイにやって来たばかりの頃、それはもう怒りまくっていたものだった。

その上、いくら追求しても突っ込んでも、決して謝らない。

「自分の非を簡単に認めてしまうこと」は、タイ人にとって
「とんでもなく愚劣極まりない行為」のようであり、そんなことをすれば
「生まれ変わった後、水牛になってしまう」という諺があるほどだ。

おまけに、
「(自分はこれっぽっちも悪くないのに)どーして
そんな言われ方をしなきゃならないの!?」と、すぐに
「逆ギレ」する始末。

「呆れてモノが言えない」とは、まさにこのことである。

しかし、そんな連中と付き合っていると、おかげさまで
「心が広く」なるというか「寛大に」なるわけで、最近では例え
「ブッちぎ」られようが「二時間遅刻」されようが、
「まったくアタマにこない」し、むしろ
「二時間も遅れてよく来たなあ♪」と、
「ちゃんとその場に来たこと」自体、
「とても素晴らしい♪」ように思えるくらいだから、
人間とはよくできたものだ。


「ヂェップコー」の原因はわかっている。

風邪ではないが「ウィスル性の何か」には違いなく、先日
久しぶりに部屋に遊びに来た女子がやはり咳をしていて、
「マズいかな」と思いつつ、ややハードなキスをしたので、
彼女から感染(うつ)されたことは確実なのだ。

季節の移り変わる時期に多く、一年に数回ヤラレるこのウィルスを
「クルングテープA型」と、オレは勝手に呼んでいるが、実際
そんなに大した症状ではなく、仕事を休むほどではない。

それにしても、何と都合のいいことだ。

だって、自分が来たい時だけ、
「今から行ってもいい?」と、電話してからすぐにやって来て、
「クルングテープA型」の菌を思い切りバラまいておきながら、
「六時からお寺でタンブン(お供え)があるから帰るね〜」と、
「ヤ」ることだけ「ヤッ」て、速攻で帰って行くなんて。

もし前もって約束でもしていたら、
「マイサバーイだから今日はやめる」とか言うクセに。

「気まぐれ」にもほどがあるぞ。まったくもう。

辞書を調べても出てこなかったが、無理矢理こじつければ
「キープリアンヂャイ(32221122心変わりしがち)」
とでも言うのだろうか。

「その日」「その時」の気分で行動する彼女らを
「自由奔放でいいなあ、君らは」と、
諦めにも似た気持ちで見られるのも、この二年間で培った
「寛大さ」故に違いない。

「どうせ女のコが来てるんでしょ!?」と
チェックを入れるクセに、男子からの電話に出て(おそらく)
「今誰と居るの?」という問いに
「ユウガップTVニヤ(TVと一緒に居るよ)」と、平然と答える。

まったく大したものだ。


さて、先週の日曜日久しぶりに連絡があったFン嬢と、
「ぢゃあ来週の日曜に会おう」という話になったのだが、
当然のごとくものの見事にブッちぎられた。

実家から仕送りをしてもらって大学に通う22才の彼女は、
タイガールには珍しく「本物のヴィトンのバッグ」を持つような
「ハイソー(金持ち)」の家のコであるが、そんな普通の女子でさえ
「これっぽっちも」信用ならないわけで。

「彼女ともっと仲良くなりたい」という気持ちもあるが、逆に
「これ以上近寄るのはマズい」と思う自分もいる。

「二度に一度は電話に出ず、折り返し掛かっても来ない」
ような相手と、うまくやっていけるはずがないし、
一週間連絡せずに放っておくのも、オレに
「まったくやる気がない」からだ。

そして、案の定未だに電話がない。
所詮、その程度のものなのである。


「今日は雨だから仕事休む」

「昨日はマイサバーイだったの」

「今から行ってもいい?」

はいはい。どーぞ、

ご勝手に。

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2010年9月 2日 (木)

カンヤー

毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日、
雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨。


ま、雨季なのだから仕方がないし、何日も
「ずーっと降りっ放し」状態の、ニッポンの
「梅雨」と比べればまだ全然マシなのだが、それでも
最近はけっこう長い時間降り続くことも多く、しかも
夜、遊びに出掛ける頃に降り出すのには困ってしまう。

ウィンドブレイカーを羽織って、
「決死の覚悟」で出掛けることもあるが、
バイクの運転は危険でしんどいし、もちろん
濡れるのはイヤだし、基本的には
外に出る気がしなくなるからね。

タイの季節の移り変わりを見ていると、どうやら
月を追うごとにその特徴が顕著となり、最終月は次の季節との
「せめぎ合い」といった感じになる傾向のようだ。つまり、
「乾期(風の季節)」から「暑季(太陽の季節)」に移る
「マカラー(一月)」はまだ寒く、風と太陽の闘いであり、
「クンパー(二月)」「ミーナー(三月)」と徐々に暑くなって
「メーサー(四月)」にピークを迎える。いわゆる
「ソンクラーン(タイの正月)」の時期で、あまりの暑さに
「水掛け祭り」が行なわれるのは有名だ。

その後、「雨季(雲の季節)」へと移る変わり目の月
「プルサパー(五月)」には太陽と雲のせめぎ合いがあって、
「ミトゥナー(六月)」「カラッカダー(七月)」は雨が強くなり、
「シンハー(八月)」は集中豪雨と長雨にヤラレることとなる。
「カンヤー(九月)」になると雨はいよいよ激しくなるが、合間には
「涼しい風が吹き抜ける」日もあるわけで、それを過ぎればいよいよ
「トゥラー(十月)」「プルサヂカー(十一月)」という、それはもう
「素晴らしく過ごしやすい」日々が訪れる。

毎日気持ちの良い風が吹き、雨などはそれこそ
「1ナノ」も降らない。マジで
ビックリするほど降らないのだ。そして、
「タンワー(十二月)」には、夜寝る時に布団が必要なほど
「寒い」というかとても涼しい。

当然地域によって違いはあるが、少なくとも
クルングテープではそんな感じである。

インド洋側にある高級リゾート地
「プーケット」などは、むしろ雨季が
「ハイシーズン」だと言うしね。

とにかく、今月の長雨さえ凌げば、間もなく
「夢のような季節」の到来なのだ。

だから、皆さんがもしタイを訪れるなら
十月〜一月の時期を強くお薦めする。

ホントに過ごしやすいんだからね♪


さて、そんな中、昨日も午後十一時頃から
「シトシト」と細かい雨がパラつき始め、B.G.Mには雷の
「ゴロゴロ」という音がずーっと聞こえている。
本当は出掛けるつもりだったけど、なんだか気勢を削がれ、
「仕方がない。映画でも観るか」と、ストックしてある中から
「SLUMDOG $ MILLIONAIR」をチョイス。

舞台はインドのムンバイ。冒頭で、
「ムスリム(イスラム教徒)」が襲撃される場面が出てくる。

そーいえば、昨日観た映画もムスリムが主役だったな。
「TRAITOR('08米)」という、テロリストの組織に潜入する
「スパイ」が主人公のサスペンスアクションだ。

「妄想癖」の激しいオレは、つい
あらぬ方向へと考えが飛ぶ。

Sちゃん一家がもしテロリストだったらどうしよう。
アカン。早くFBIに電話しなきゃ。
ん。番号がわかんないぞ。

そう。
毎週通うゴルフ場での専属(?)キャディーで、16才の
Sちゃんは敬虔なるムスリムなのだった。
「明日は来ないの?」と、昨日も電話があったが、
先週二回行ったので今週はお休みにして、代わりに
「打ちっ放し」へ出掛けた。

(日の出から日没までの間絶食するという)
「ラマダーン」の時期に入ってからか、どうも
「ナーヴァス」になっている彼女は、ちょっとしたことでもすぐに
「イラつく」のだ。

元々、新米でマイペースで「S」気味の彼女、
ボールの行き先もあまりよく見ていないし、
距離のジャッジはいい加減だし、パットのラインは読めないし、
母親や友達からよく電話が掛かってきたりもして、
「キャディー」としての才覚はほとんどないのだが、
なんとな〜く気に入ったので毎回お願いしている。

マッサージ嬢と同じく、本来ならば
「ヴェテラン」の方がいいはずだし、たまに
「イラッ」とくることもあるがまあ仕方ない。

それにしても、一日に五回も神に祈りを捧げるなんて真似、
オレにはとてもできない。そして、
自分にできないことをやっている人間は、ある意味
「尊敬」できるから、彼女に対しても
「敬意」をもって接している。

ただ、たかだか
「八番アイアン」を渡してもらうだけのことで、
「ペァー」「ぺァー!」「ペァー」「ぺァー!」「ペァー」「ぺァー!」
「ペァー」「ぺァー!」「ペァー」「ぺァー!」「ペァー」「ぺァー!」
(おそらく息を前面に出さない発音なのだが、なかなか難しい)と、
何度も何度も直されたりしていると、単純に
ムカついたりもするわけで。

まあ、タイ語の発音が悪いオレのせいなのだが、そんな時は
「もう。前の組(プレイが)遅いわね〜。ホント、イライラする」と、
「カリカリ」きているSちゃんに、いぢわるでわざと冷たくあたったりして
「イライラ」を増幅させて楽しんでみる。

基本、優しくて「M」気味のオレでも、たまにそうやって
「悪魔の顔」が覗くこともあるのだ。

ちなみに映画には、
「コーラン(聖典)」とか「シャヒード(殉教者)」とか
「正体不明のテロ組織ナシール」とか、いろんな
「関連ワード」が出てくるが、例えば
「ナシール」なんて言葉をブログに書くくらいならまだしも、某
「Google」で検索したら最後、たちまち
「FBI」の検閲に引っ掛かって
タイホされちゃったりたりするのかな。

う〜ん。コワイコワイ。


などと、妄想は尽きないわけだが、ところで某
「ミクシィ」の小説はプロローグを終え、いよいよ
「本編」に突入する。

実は明日が、タイへ来てからちょうど二年目の
「記念日」であり、物語はそこから一年間の
「タイムラグ」を経て、一気に
「妄想の世界」へと向かうこととなる。

「プロローグ」の時点ではほぼ実話なのだが、そこからいったい
「どこまで妄想の世界を突き進めるか」が、小説としての
「勝負」なのであろう。

ただし、「リアリティー」を失うことなく、純然なる
「テーマ」を持って書き続けねばならない。

それはもちろん
「切ないオトナの恋愛」について。

しかし、こうしてブログを綴っていると、やはり
「リアル日記」の方が格段に書きやすいし筆も進むわけではあるが、
「新たなる挑戦」を始めてしまった以上、頑張るしかないのだ。

こっちも、ちょっとサボってるとすぐに
「ちゃんと仕事しないとダメぢゃないっすか〜!」と、
Y君から催促の電話が掛かってくるしね(笑)。

小説とは言っても、スタイルは日記に近く、
段落やスペースの取り方や文字の配列などは完全に
「ミクシィ」独特のものであり、それこそがオレの
「オリジナリティー」なのだと強調しておこう。

そして、明日からは
「現実」と「虚構」の世界が、
「一年」というタイムラグを持ったまま
「平行」して続いていくわけである。

まさに
「パラレルワールド」だ。


そんな中、今、無性に
「海に行きたい!」のだ。

現実に行くか、それとも
虚構で我慢しておくのか。

悩むところではある。


*「カンヤー」は「九月」。
「30日」の月は後ろに「ヨン」が付き、
「31日」の月は後ろに「コム」が付く。

雲にもいろんな表情がある。
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「シトシト雨」の時はこんな感じ。
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