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2011年7月31日 (日)

チョープタマライサームティー

「しかし、続く時は続くものだな」


何かと言えば、タイガールにドン引きさせられ、
ガッカリもしくは幻滅した件。

外見はもとより、そのひたすら明るい性格や
単純さ加減(もちろん傾向としてだが)など、
タイガールに対する印象は大旨、いやいやかなり良い。
がしかし、一方性質面ではアツくなりやすい
「直情型」気質や、こと恋愛に関しての
「嫉妬深」さなど表裏一体の部分もあり、たまに
「コワイ」と感じることもあったのだ。

「その日その時が楽しければいい♪」的な発想も、個人的には
まったく同意見だし否定はしない。けれどもやはりそこはかとない
危うさが漂ってしまうのも見逃せぬ事実。

その辺りのことについて、ちょっと
深く考えさせられるような出来事が
続いてしまったというわけだ。

本来、この手の話は最も書きたくない範疇だが、
実際に起こったこととしてキチンと消化するため、
敢えて書くことにする。


「ねえ。コレ何かわかる?」

ケータイの裏蓋を開け、中から取り出した
細かく繋がった小さな紙切れを見せてくる彼女。

「はあ......」

思わず深い溜め息をついた後、
「蒸発するからビニイルか何かに包んでおかないと」
などという話はともかくとして、
「いいかよく聞けよ。違法薬物というモノはだな、単なる
使用目的と売買目的では天と地の差があるんだぞ。
わかってるのか。捕まったら刑務所から一生出てこられないぞ」
という説明を懇々としたのだが、どーせうまく伝わってはいまい。

「君君。ケータイを貸したまえ」

アドレス帳から自分の名前を削除し、
表通りまで歩いて見送った。

「ドン引き」したのは、そのコが
ごくごく普通のタイガールだからだ。
昼間の仕事を持つ二十代後半女性であり、
結婚歴もなく子供もいないし、どこをどう見ても
悪そうな印象は一切なかった。

「他にもいろいろあるよ」

などと完全にオレを客扱いであり、逆に
付け入る隙を与えたことにも軽いショックを受けた。
そんなモノを必要としているように見られたなんて、何とも
情けない限りではないか。

過去にも何度か似たような件はあったが、
「一緒にやろう」ならともかく、明らかな売買目的は初めてだ。
どちらにしてもその手の輩には近づかないに限る。
家を知られたのは失敗だったが、
やましいことがなければ問題あるまい。


二日ほど前、例のごとくアソークのバービアに出掛け、
女の子達をからかっていた時の話。

いつも寄る店が二軒あって、一軒には
TイとPプという19才のコンビが、もう一軒には
NムとRットゥという27才と19才のコンビが居て、
TイとRットゥがちょっと好みでお気に入りなのだけど、別に
「どーこーしよう」という気も今のところない。

売上げ歩合制のせいか
「酒飲ませろ酒飲ませろ」とうるさくてしょーがないし、例え
飲ませたところでせいぜい最初の五分位機嫌がいいだけの
味も素っ気もないワイルンタイガール達のことだ。
ペイバーしてディスコに連れて行ったところでさほど楽しいとも思えない。

ただ、どーせ独りで飲むなら
女子が居ないよりはマシなのだ。

さて、通っているうち話題も尽きてきて
「何するのが好き?好きな順に三つね」と、
NムとRットゥコンビに尋ねたところ、
「そうだなあ......」とちょっと考えてから、
「一番目がセックスで二番目がアイス。
三番目は寝ることかな」と、Nムが答える。

「ふ〜ん」と聞き流すところだが、よく考えれば
「アイス(223)」とはもちろん
「アイスクリイム(アイスティム22232)」のことではない。

ていうか、一番がセックスって。

しかも、アイス(覚醒剤)なんてやったら眠れないでしょ。
なのに三番目が寝ることなんて、もうめちゃめちゃやんけ。

「あのさ。例えジョークでも、そーいうこと言うのは良くないよ」
「別にいいぢゃーん。ははははは」

まあいい。こういう商売をして二十代後半ともなれば
「酸いも甘いも噛み分けて」そういうこともあるだろう。

「で、Rトゥちゃんは?」
「う〜ん。一番目は鏡見ることで二番目はごはん。で、
三番目はアイスかな」
「お、お、お、お前もかい!?」

お願いだからさあ、十九才の餓鬼にまで教えるなよ。マヂで。
そして、まったく悪びれた様子もない彼女。

ドン引きである。

う〜む。タイガールがただ単にあっけらかんとしているだけで、
実はどこの国でも内状は大差ないということなのかな。

どちらにしても、女子の口から
その手の話は聞きたくはないし、人に向かって平気で
モノを投げるのも勘弁して欲しいものである。

「少なくともオレには向けないで」

そんな都合のいい話

通用するわけないか。


*「チョープタマライサームティー(332222222332)」は
「三つの好きなことは何」の意。

写真では分かりにくいが路地は夜中でも結構明るい。
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まったく平和な雰囲気である。
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中国のお寺の入り口。
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それにしてもよくそんな
辛くてマズそうなモノを食べられるねえ。
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写真はイメージです。
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2011年7月29日 (金)

クゥワーン(グ)

「おいおい、勘弁してくれよな〜」


今までの最短記録だ。

何日かぶりに行った某「ラーンドン」で、
二杯目のウィスキイソーダに口をつけた途端
店内が明るくなり、エントランスの方から
怒鳴り声が聞こえた。

早めに解決すれば営業再開するケースもあるので、
座ったまましばらく様子を見ていると、ドアが開き
セキュリティーなど止めに入った連中も
「とばっちり」を受けるほどかなりの大騒動のようだ。

そーいえば店に来た時、入り口で
「どーしてオレらが入れないんだよ!」
的な雰囲気の集団がいたっけな。
おそらく以前に何か事件があって
「出入り禁止」にでもなったのだろうが、
原因はきっとその辺りか。

とにかくすでに収拾がつかなくなっているようで、
店の外からはパトカーのサイレンが聞こえてくる。
そのうち中に戻ってきた一人が七、八人の仲間達に
「おい、行くぞ!」と声を掛け、皆で勢いよく出て行くのを見て
(これは大変なことになってきましたよ〜)と
「野次馬根性」が湧いてきたオレは、隣のテーブルの
顔見知りの女子の後を追って状況を見に行った。

「その瓶どーすんの?」

彼女の手にはまだ中身が入ったソーダのボトルが握られており、
まあ、だいたい想像は付いたが、それにしてもタイガールというのは
興奮するとモノを投げるのがよほどお好きなようで......。

エントランスには灰皿スタンドやら何やらが倒れており、
そこを抜けて外に出ると、ぺッブリー通りの真ん中で
それぞれに武器を持った十数人の男子がやり合っている。
道路にはバイクが倒れたりいろんなものが散乱していて、
かなり激しい争いがあった模様だ。

「おーおー。やってるやってる!」と見ているオレの横で、いきなり
「○?%$&#●>×*@!¥〜」と叫びながら、彼らに向かって
ソーダの瓶を思いきり投げつける彼女。
キレイな放物線を描きながらど真ん中に落ちて
「ガシャーン」と割れる音に感化され、
「ウォォォォ」と争いがさらに激しさを増す。

多分、
「楽しく飲んでるんだから邪魔すんぢゃないわよ〜!」
的な文句を言ったのだろうが、それにしたって
頭にでも当たったら大変でしょーが。

ケーサツ官も事態の収拾と交通整理に追われていたが、
どんどん西側に場所を移動していって収まりがつかない。
すぐに救急車がやってきたものの、たまたま
銃を持っている輩はいなかったようで、
大怪我をおった人間も辺りには見えなかった。

しばらくして中に戻り、あらためてウィスキイソーダを飲みつつ
「結局アンタが一番コワかったわ」と名も知らぬ彼女につぶやく。
注文したばかりの氷とソーダと水はほぼ無駄になったが、
さすがに営業は再開されず、諦めておとなしく帰るしかない。

しかし、血気盛んな若者達が揉めるのはまだ分かるが、
「モノを投げるタイガール」には、マヂで
「ドン引き」だ。

せめてもう少し
「柔らかいモノ」にして欲しい。

お願いだから。


さて、そんなことで
「アメイジング」などと驚いていられない。

中国ってやっぱりスゴイわ。

あんなとんでもない鉄道事故を起こしておいて、
被害者救出作業も完全に終わらぬまますぐに復旧。
「すでに満席です」と平気で大ウソをつく。
しかも、事故原因の証拠隠滅を図って
「先頭車両を地面に埋めてしまう」とは。

又掘り返して弁解しているようだが、その様子を
世界中が注目していることを理解していないのだろうか。

う〜む。
恐るべし共産主義国。

かと思えば、突然とてつもない
「テロ」を企てる若きノルウェー人。

しかも理由がイマイチよく分からぬ。

イスラム系の移民に反対していたというが、
殺したのは同じノルウェー人。
おそらく
「キ○ガイ」なんだろうが、それにしても
やることがヒドすぎる。

何年か前の秋葉原の事件を思い出したのは
オレだけではあるまい。

「ワケノワカラナイ」事件が頻発していた
あの頃のニッポン。


それらに比べ、タイの
「アメイジング」の数々の、何と
「平和」なことか。

やっぱり許してあげよう。

タイガール達よ。
ビンでも何でも

投げるがよろし。


*「クゥワーン(グ2332)」は「投げる」の意。

最近お気に入りの食べ物シリイズ。
テスコロータスのキムチ&カクテキ(各45THB)。
今まで食べた中で一番ウマい。
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タイではロケットと呼ばれる、
ルッコラが安いのだ(65THB/100g)。
苦みが何とも言えない(ポン酢でいただく)。
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「TARO」という魚の細長〜いスナック(20THB)。
酒のつまみにいいのだが、あるタイガールに
「一分レンチンするとカリカリになってウマい」と
教えてもらい、ハマる。
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2011年7月27日 (水)

アウヂン(グ)

「お話があるのですが......」


従業員がそう切り出す場合、ほぼ例外なく内容は
「辞めさせていただきたい」なのであり、オレも
喫茶店時代、スタッフからそのセリフを聞く度に
「ドキッ」とさせられたものだった。

「来る者拒まず去る者追わず」のスタンスだったので、特に
引き止めたこともないが、突然だったりするとやはり驚くし、
一緒に働いてきた人間がいなくなることがわかれば、
どーしても寂しい気持ちになる。


土曜日。

アルバイトしている店のマスターに
辞意を表明して来た。理由は単にモティヴェーションの低下であり、
「我が儘を言って申し訳ない」と伝えたが、先方は
前の週、アルコール類販売禁止の日にオレが
出勤を拒んだ時点で薄々感づいていたらしく、実に
アッサリとした反応だった。

週にたった一度の出勤ではあったが、もう一年半以上経つし、
「後任を探しつつ来月末までは働かせてもらう」と、
一ヶ月前に告知もしたので、別に後ろめたくはない。

これで九月からはまた完全な
無職生活に戻る。

「縛り」から解放されることと、
ニッポン人との真面目な会話が減ることは少し心配だが、
意思をしっかり持ってさえいれば問題はなかろう。

自由になればタイの各地を巡る
旅をしてみたい、と思っている。


手ブラはヒジョーに
楽チンなのだった。

「チン」が何を意味するのかはよく分からないが、とにかく
バッグを持ち歩かない生活というモノは、いつも何かを
「準備しておかなければ」という気持ちを捨てた分、
身も心も少し軽くなった感じがしてとても良いし、そんな
「気ままな暮らし」が、少なくとも
この国には合っていると、肩の力もやや抜けたようだ。

元々、オレはちょっと真面目過ぎるきらいがある。

タイ語に対しても、
「文法」や「用法」や「文字」のルールなど、
「なんでそうなるねん!」と、いちいち納得できずに
「イラッ」ときてばかりだが、まあそう
カタく考えずに柔軟になればいいのに、とも思うし、その根底には
杓子定規な意識がいつの間にかはたらいているのが分かる。

例えば、
「キットゥン(212恋しい)は挨拶か否か」という問題。

タイガールがいとも簡単に使うその言葉を、オレはついこの間まで
「そう易々と口にするなよ」などとずーっと思っていたが、英語ならば
「miss you」に近いニュアンスらしきそのセリフ、
「ま、よーするに挨拶みたいなもんだね」と誰かに言われて
「ハッ!!!」と気付き、あらためて
「なるほど〜」と思ったわけだ。

手ブラ生活をきっかけにそうやって意識して
「気楽に考えること」によってもっともっと
気ままに暮らせればいいのにな。


というわけで、今はとにかくかなりいい状態なのである。

足の怪我もほぼ完治し、生活リズムも良くなって、
起こったこと思ったことをそのままブログにも書けるのだから、
まったくストレス無しの文句無し。

相変わらず毎日雨だが、一時期より気温は下がり、
夜はかなり涼しい(最低22〜26℃程度)から、
バービアなどで飲んでいるととても気持ちイイのだ。
ま、多少お金は使うが、家に籠っているよりよほど健全だし何より
タイで暮らしていることを肌で感じられて良い。

ヒマそうにしているバービア嬢連中に、
今まで滅多なことでは言わなかった
「キットゥン」も、挨拶代わりに使いまくっている。

「これぞ正しいリタイア道なのだ」と、
胸を張って言えるよう今後もタイならではの
お気楽生活を続けて

いきたいものである。

*「アウヂン(グ2222)」は「真面目」の意。

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タワンデェーン(グ)

「ねえ、私の顔ってニッポン人っぽい?」


そりゃまあたしかに
アンタはちょっと可愛いし色も白いし、
アンタのことを気に入ったタイボーイや、まだタイ歴の浅い
ニッポン男子達の中にはそーいうことを言う
輩がいるのかもしれないけど、実際、
三年近く住むオレの口から正直に言わせてもらえば、
「バリバリ」のタイガールだね。
アンタの顔は。

などとはもちろん答えない。

初対面のカワイコちゃんに、何もそこまで
ハッキリ言う必要なんてまったくないのだ。

向かって左側のコなのだが、なんかこうちょっと
「作ったような」感じの印象を受けないだろうか。そして、
タイガールにはこの手の顔のコがヒジョーに多い。
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写真が暗くてわかりにくいけど、どちらかと言うと
右側の方が好みのタイプかな。
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経験上思うのは、廻りから
「チヤホヤ」されている女子の中で
「性格がいい」コってあまりいないという件。

だから自然に避けるのかもしれない。

今回二人の女子を連れてきたのは、Pクというけっこう
「ブサイク」なコなのだが、そーいうタイプが
「私の友達可愛いよ♪」と言って連れてきて
「え、どこが」となるニッポンとは違って
「うん。まあたしかに」となりがちなのが
タイのいい所でもある。

「可愛いコは可愛いコ同士」とは限らないし、きっと
「絶対数」が多いのだろう。

「ブサイク」な女子を無視せず相手にすることを、業界(?)では
「繋いでおく」と表現するが、そーしておけばたまには
「いいこと」もあるのがこの国なのだ。


それにしても、タイ人ってホントに
「飲んで歌って踊るのが大好き♪」なんだなあと、
「タワンデェーン(グ222222)」に行く度につくづく思う。

「赤い太陽」と呼ばれる、その
「大衆パブ」では、ローカルバンドの演奏や
バックダンサー達に合わせて楽しそうに踊る
「老若男女」の姿が見られるわけだが、
「ディスコ」とどこが違うのかというと主に選曲内容であり、
「ルークトゥン(グ32232)」、いわゆる
「タイ歌謡」の率が高いことと、加えて
「ちょっと古い」のが特徴なのかもしれない。

どこもオオバコで、少なくとも
三百人は軽く収容できると思われる。
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歌やダンスや料理など
「イサーン系」の要素が強い店もあってそちらもオモロイけど、
客の年齢層は更に高くなるかな。
どちらにせよ、深夜十二時を過ぎると人でいっぱいであり、
「ハッピイバースデイ」の曲が流れる中、毎日何組かは
「誕生日を大勢で祝う」姿が見られる。
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似たような営業スタイルのディスコもけっこう多いし、
そういった店で誕生日会を開くのが、どうやらタイピープルの
「習慣」のようだね。

タイ国中どこにでもあって、若いコ達でも
「タワンデェーン(グ)」派がたまにいて、
よ〜く連れて行かれたものだが、最近は
すっかりご無沙汰していたなあ。

けっこう古いヒット曲満載で、
何だかとても懐かしかった。

一番最初に訪れたのは、もう
二年以上前のこと。

Bーちゃんの誕生日パーティーに連れて行かれ(スポンサー)、
十名以上のグループで散々飲めや歌えや踊れの大騒ぎの末、
大喧嘩になって収拾がつかずケーサツが来て、最後皆で
「わぁーんわぁーん」と大泣きしていたのを、今でも
よ〜く覚えている。

昨日の店は比較的若めの客層で、もちろんバンドがメインだが
「DJタイム」もあって、その手の店にありがちな
「VCD」を使って、音のみでなく「映像」も繋げながら
「店内の様子のライヴ」と共に巨大モニターに映す、という手法は
「プロモーションヴィデオ」のダンスとか、そこらのおねーさん達の
「セクシー」なダンスを眺められるのがとても素敵だ。

「バンドはどーも音圧がイマイチだなあ」などと思いつつ、それでも
ウィスキイソーダを何杯も飲んでいるうちけっこう気分も良くなり、
廻りの人達と乾杯を繰り返しながら歌ったり踊ったりで楽しかった。


しかし、オレもニッポンに住む頃に比べて
「酒に強く」なったものである。
おそらくしょっちゅう飲んでいる安タイウィスキイ、某
「Blend285」に、相当鍛えられたのだろう。

スーパーで買えば200THB以下という
「メチルアルコールにウィスキイの香りを染み込ませただけ」
のような何ともチープな代物なのだが、
「ウィスキイの味」にさほどこだわりがないオレとしては、
それで充分。逆に、タイでは圧倒的人気のスコッチ
「ジョニーウォーカー」など、赤だろうが黒だろうが、ちょっと
「飲み過ぎ」ただけで、翌朝(昼)
「ガンガン」と頭が痛くなる。

「285」をいくら飲んでも二日酔いはまずしなくて、起きた後
「だしの利いた温かい汁物」が飲みたくなる程度だからね。
ま、ただ単にタイの
「安酒」に体が慣れただけの話か。

昨日も、自分で
「いったいどれくらい飲むのか」を知りたくて、店員が
新しく作る前に毎回飲み干して数えてみたが、某
「ベンモア」というこれまた安めのウィスキイの、少し濃い目の
「ソーダ&水」割りを、十杯までしか覚えていない。

某「ラーンドン」でもやはりいつも、某
「Blend285」だが、独りで飲んでいて少なくとも
三回目では空くということは、だいたいボトル1/3くらいか。
それだけ飲めばかなり気分は良くハイテンション。
朝五時または六時に家に戻れば
「バタンキュー」とぐっすり寝られるパターンであり、おそらく
女子を連れて帰ったとしてもエッチはできないだろう。だから、
「酒に強いか否か」と言われるとそうでもないのだが、
ニッポンに居る頃はとてもそこまで飲めなかったから、
「多少マシになった」という程度のこと。

しかも、ただウィスキイに強くなっただけの話で、未だに
ワインなんか飲めばすぐに酔っぱらってしまうし、
ウォッカテキーラなどのスピリッツ系でもすぐに
「アゲ」られる。

そう考えると、
「エックスワイフ」なんかはかなり強かった。

友達と二人で、飲んだ酒の空き缶や瓶を
店員にさげさせずに残しておくのが好きみたいで、
山のように積まれた酒を前にカウンターに寝ていたりするのを、
素面のオレはよく迎えに行ったものだった。

ビール十缶日本酒一本ワイン三本とか、
普通だもんね。

家に戻ると、ベッドに正座する彼女に
「ちょっと、ここに座りなさい!」と呼ばれ、
「私達には会話が足りない」などと、よく説教をされた。
「あなたは飲み過ぎですよ」と説教したいのは
こっちなのにさ。


ところで、タイには
一部の高級ディスコを除き、
レストランやパブやタワンデェーン(グ)では
「酒の持ち込みオッケー」という素晴らしいシステムがあり、しかも
「持ち込み料」は数百バーツと、大した金額ではない。
「ミキサー」と呼ばれる、氷、水、ソーダ、コーラなどが売れれば
店としてはオッケーなのだろう。そして、
料理を食べたりしつつテーブルの廻りで踊るのが、ご存知
「タイスタイル」。

「タワンデェーン(グ)」でも、「ソムタム」やら「軟骨唐揚げ」やら
「魚のカタチをした鉄板の上に川魚が乗っかった
酸っぱくて辛いスープ(名前は知らない)」などがテーブルに並び、
それらをつつきながら、国民的バンド
「カラバーオ」の歌を大合唱。

そりゃ、楽しいんだろうねえ。


タイの娯楽を象徴するような、
そんな素敵なお店に、

あなたも是非いかが。


*「タワンデェーン(グ222222)」は「赤い太陽」の意。

近くでは、ペッブリー通りとプラカノン(グ)通りの交差点の
数百メートル東、(ペッブリー通りの延長)
「パッ(トゥ)タナカン」通り沿いに向かい合って二軒あります。
*北側が若めで、南側がイサーン系。
あらかじめタイの歌をよく聴いておいてから、そして
ウィスキイを買って大勢で行くのがよりベターでしょう。

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2011年7月25日 (月)

ヂャイダム

「彼だけを本当に愛しているの」

その言葉を聞いて、
胸が痛かった。

と言っても、別に
失恋したわけではないが。


最近、何だか
理由がよく分からないことがけっこうある。

例えば、このブログのヒット数が増え続けているのも、
小さな怪しいディスコに何故そこまで執着するのかも、
考えてみればなんとなく思い当たるフシはあっても、
「明確なワケ」がどうもハッキリしない。

増やしたいわけではないから当然
その手の努力(宣伝するなど)もせず、
気まぐれに行き当たりばったりでただ
思い付いたことを書いているだけだし、
「タイ関連」で検索してみたところで、オレの
「個人的経験談」が、一般的読者が求めるような
「タイ情報」に結びつくとは、どうも思えないし。

「くだらないけど単純にオモロイ」と、もし
「ウケ」ているのだとしたらとても光栄だが、
「ヒット数」が連日百件越えだったりすると、
「どーしてかな」とか
「どんな人が読んでるのかな」とか、ちょっと
気持ち悪かったりするのだ。


バービアでフィリピンの某
「サンミゲルビール」に
マナーウ(2222カボス的な柑橘類)を絞って飲むのが
「マイブーム」(ちょっと古いか)なので、
「ソイカ(ウボーイ)」付近をフラフラする機会が多く、昨日も某
「ゴーゴーバー」で働くSンちゃんのカノジョ的存在
Rウ嬢に偶然バッタリ会ったのだが、
「今日一緒に遊びに行くんでしょ?」と、当然彼の話題になり、
二言目には、オレの目を真っ直ぐに見て真面目な顔で
冒頭のセリフを口にする彼女。

すぐに笑って冗談めかそうとするが、
Sンちゃんの居ない所でオレと会う度、必ずその手の
「プレッシャー」をかけてくるので、その
「意図」がよく分からず戸惑ってしまう。

「あの人はオンナがたくさんいるから」とか
「私のことをそんなに好きぢゃないのはわかってるの」
などと言われたところで
「そんなことないよ」と答えるしかないし、
プロのタイガールにしては珍しくヒジョーに
「純粋」な心の持ち主Rウ嬢を傷つけたくはないが、肝心の
Sンちゃんの態度も今ひとつハッキリしないだけに、彼女が
不安に思う気持ちもよ〜く理解できて、正直結構
胸が痛んだわけだ。

まあ普通に考えれば、一緒に遊びに行くオレに
「変なことしないようにキッチリ見張っておく」ように
「意識」させたいのだろうが、彼女の性格からしてそんな
「計算」などまったくなく、純粋に
「心から滲み出る言葉」なのかもしれず、何だか
よく分からないのである。

先日も、やはり一緒にディスコに行く予定で、結局は
別行動となったことがあったが、朝七時頃Rウ嬢から電話があり、
「あの人が帰ってこないし電話にも出ないけど、
どこにいるか知らないか」と言う。

仕事の関係で現在ラヨーンに住むSンちゃんは、こっちに来る度
彼女の部屋に泊まるのだが、どうやら鍵を持っていないらしく
「私は今から学校に行くのだけど、どうしよう」という事情のようで、
終始丁寧に語尾に「カー」を付けて
キチンと説明する彼女があまりに
「けなげ」で、やはり胸が痛かった。

仕事が忙しくあまりに疲れた彼が、ディスコの外にあるソファーで
「うっかり寝てしまっていた」という、誰も傷つくことのない平和な
「オチ」で良かったし、そんな彼らのことを
「微笑ましい」と思った出来事だ。


ただ、昨日彼女のそんなセリフを聞いた時、一方で
「フン。いつまで続くのかな」という、Sンちゃんに対する
嫉妬も混じったイヂワルな感情もあり、そんな
悪魔的な自分にウンザリもしたり。

昔から物事に対して冷めているオレは
「恋愛」に関しては特にそうで、
「永遠に続く愛なんてあるものか」とハナから疑っているし、
「恋愛」のピークは、
「告白してオッケーの返事をもらった時」であり、
そこから少しづつ、あるいは一気に
「落ちていくもの」という認識しかない。

「時間」という観念だけは、確かに
「永遠」なのかもしれないが、それ以外に
「永遠」なんてありっこないわけで、たとえ
「運命的に出逢ってから一生添い遂げた」のだとしても、
どちらかが先に死んだ時点で
「ハイ。終了」となるのだから。

そういった意味では、心中を描いた
「失楽園」の話は嫌いぢゃないし美しいとも思うが、それ以外の
「ラヴストーリイ」はちゃんちゃらおかしくて、さっきもたまたま
そういう内容の映画を見たばかりなのだけど、特に
「苦労して念願叶ってハッピイエンド」的な話などは、
「こーいうケースに限ってどーせ長続きしないのさ」と、つい
鼻で笑ってしまう。

しかし、ハリウッドの恋愛映画はたしかによく出来ているな。
ま、個人的には仏の方が断然好みだけど。

「一途な愛」なんてものに憧れた頃もたしかに
あったかもしれぬが、今となってはそんなのくだらない
「迷信」にしか思えない。だから
「愛」なんて言葉を聞くと
「フン」ってなるのである。


そんなオレにも
「恋心」だけは一応あって、ニッポンで最後に
「恋」をした相手はSリという名のコだった。

ブログにも逐一書いたが、完全な
「片想い」であり、そんな経験は
生まれて初めてで、実際かなり
戸惑ったものだ。

当時高校生だった彼女には付き合っているカレシがいて、
その相手に対するあまりにも一途な想いに
「純粋さ」を見いだし、心を奪われた。廻りで
「汚い世界」を見過ぎたせいもあってか、今思えばその
「反動」があったのかもしれない。

しかし、結果的に別れてしまい、
自動車学校の教官と寝た後、元カレの友達にいろいろ
相談するうちに好きになって付き合うことになる。

ハッキリとは覚えていないが、
どこかのタイミングでオレの気持ちは
「一気に冷め」たわけであり、純粋な
「一途な想い」なんて「所詮そんなものさ」と、
多少なりとも傷ついたのだった。

タイに来てからは、まだ一度も
「恋愛」にまでは至っていない。

そもそも、本気で
「人を愛したこと」があるのかどうかすら、
自分でもよく分からないのだ。

そんな人間が、誰かから
愛されるはずがない。

そう思っているから、他人の恋愛に対し
「イヂワル」な気持ちになるのだろうか。


よく分からない。本当に

よく分からないのである。


*「ヂャイダム(2222)」は「イヂワルな」の意。

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2011年7月24日 (日)

ディスコテックピセー(トゥ)

だからあの店の本当の良さは、
最後まで居ないと分からない。


ゴールドのヘルメットを被ったケーサツ官がドアの脇に立ち、
明るくなった店内からそのかたわらを抜け
蜘蛛の子を散らすように出て行く子供達。

余裕をかまして残って座っている二十歳を超えたらしきコ達を見ても、
だいたいが短パンとビーチサンダル姿であり、
ワンピースにパンプスの女子達は仕事帰りなのかもしれない。
眩しい蛍光灯の明かりの下で彼らの姿を見ていると、そこが
ディスコだとは到底思えず、まるで近所の食堂にいるようだ。
テーブルが丸か四角かの違いだけで、内装も大差はないし。

外に出ると、いつも通り目の前には
回転灯を点けたケーサツのピックアップトラックと、
歩道に溢れる少年少女の群れ。
「7-11」の明かりがバイクに跨がる集団を映し出すが、
「ノーヘル」だろうと「三人乗り」だろうと、前に立っている
ケーサツ官は注意すらしない。

「ホンダー。チョークディー!」「チョークディードゥワイ」
「カップロットゥディディーナ!」「ポップガンプルンニー」

挨拶を交わす彼らの姿は、どー見たってそこらの悪ガキだ。

いやいや、皆いいヤツばかりなのだが、そうやって
毎日のように朝方までディスコで酒を飲み、
タバコを吸いまくっている十代の若者達は、いかんせん
「不良」としか考えられないのである。

「この国の将来は果たして......」などと、真面目に思えば
心配ではあるけれど、その状況がとてつもなく
「羨ましい」のは、いったい何故なのだろう。

楽しそうだから?

自由を感じる?

若さへの嫉妬?


十代の頃、オレは
何をしてたかなあ。

ゲーセン、麻雀、ビリヤード。スケボー。
一人でひたすら映画を観に行ったっけ。

映画館の上にあった
「ヘラルドローラーリンク」というところで、今なら
「ダン(ス)クラ(シック)」と呼ばれる
'60年代'70年代の音楽が大音量で流れる
「キラキラ」した照明の中、ローラースケートを履いて踊りながら
「グルグル」廻るのが、今思えば
「ディスコ」活動のハシリだったろうか。

初めて行ったディスコは、某
「カーニバル」という店で、キイワードは
「サーファー」であった。
ファッションだけを真似て、実際にサーフィンをしない輩は
「陸サーファー」。だが、そんなことは別に大した問題ぢゃない。

十二時前になると、お約束の
「チークタイム」があり、お目当ての相手をフロアに誘い出して、
ライオネルリッチーのバラードをB.G.Mに
聖子ちゃんカットの女のコと体を密着させて踊る。

童貞を失ったのは18才。
相手は同級生のコだった。

そう。
その頃に考えることなんて、例え
時代が変わろうと、世界中どこでだって皆
似たようなもの。

不良でも何でもなく、ごく
「フツーの男のコ」だったオレだが、
それなりに楽しかったし、いい想い出だって
山ほどあるのに。

「生まれ変わるならタイ人に」なんて、
オレは本気で思っているのだろうか。

いや、本気だ。

果たして四十六年前のタイに生まれたかったのか、と言うと
それは違うが、もしもピンポイントで選べるとして、
十六年前のクルン(グ)テープに生まれ、タイ人として、某
「ラーンドン」の連中と一緒に遊べるなら
どれだけ幸せだろう。

それが可能なら、
今すぐ死んでもいい。


さて、何がそんなに違うのだろう。と気になって、昨日は某
「オー」という、同じくペッブリー通り沿い(エカマイ付近)の
ディスコに行ってみた。

そこはバンド演奏中心で、大きさは
「ラーンドン」に比べやや広めで、ビルの二階にある
キレイめの店。
朝六時頃まで営業しているし、同じく
セキュリティーのIDチェックはないものの、
「ケーサツ官」も「喧嘩」も見たことがない。

過去に連れて行った女子達の評判が良いのは、
「怪しい雰囲気」ではないからなのか。

「期限ギリギリのボトルがあるから」ということで、
Sンちゃんと一緒に、例のごとく4時には
キッチリケーサツ官が来た某
「ラーンドン」をから某「オー」に移動。

店に入って行くといきなり、ちょっとニッポン語を話せる
おそらくカラオケ嬢らしき小デブのタイガールに腕を引っ張られ、
ステージ目の前の彼女のテーブルに案内される。

五人程のグループでそこには男子も居たが、特に問題もなく
「乾杯。乾杯」とすぐに打ち解ける。
見渡せば店内は満席で、実際
テーブルを見つけるのは大変そうだったが、そんな感じの
ニッポン人に対する歓迎ムードはどこでもだいたい一緒だし、
本当にありがたいことだと心から思う。

「ラーンドン」に比べ客層がややオトナなせいか、さほど
「ピリピリ」したムードもなく、ナンパはしやすいのかもしれない。
ただ、オレの目的はナンパではなく、楽しく酒を飲み踊ることのみ。

そういう意味では、
「バンド演奏」の場合、いくら内容が良くても
「アンプ」から出る音が、直線的で一方通行であり、四隅の
「スピーカー」から流れる音とは基本的に質が違い、しかも
CDやレコードを流すのに比べ低音の響きが悪いので、単純に
「踊るためのノリ」を十分に得られない、という
ヒジョーに大きな難点がある。

それは、ディスコやクラブに通う中いつの間にか体に
「刷り込まれ」てきたもののせいなのかもしれないが、
「物理的」にどーしても物足りなさを感じてしまうのだ。

しかし、どうやらタイピープルはそうでもないようで、廻りは皆
かなりの盛り上がりようである。
オレもすでにけっこう酔っていたし、最近では
バンドが演奏する曲もほとんどは聴いたことがあるので、
一緒に踊ることに別段問題はないのだが、内心では
「このバンドあまり上手くないな」とか
「低音が物足りないな」と感じている。

そして、やはり決定的なのは
「ダンスが可愛くない!!」という事実。
もちろん好みの問題もあるが、可愛くないというか
「おとなしい」ような気がしてこれまた物足りない。

他にも似たようなディスコはたくさんあるし、何度も何度も
「トライ」してはみたもののどこも皆似たり寄ったりで、某
「ラーンドン」だけが何故か
「別格」なのだ。

あの、何とも言えぬ
「怪しい雰囲気」を肌で感じる店に、
どーしても巡り合えない。

「いや、きっと他にもあるはず」という思いと、逆に
「ラーンドンだけで充分」という思いが交錯する。

別にどっちでも

いいんだけどね。


*「ディスコテックピセー(トゥ222111311)」は
「特別なディスコ」の意。

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2011年7月23日 (土)

ワイルン

「パイナイマー?」


某「ラーンドン」で金太郎を見掛けたのは、
本当に久しぶりのことだった。

頭のてっぺんで髪の毛をチョロンと結び、何とも愛嬌のある
「ボテッ」とした体で独特のダンスを披露する彼女は、
あの店になくてはならない中心的な存在だったのに、
(おそらく)スポンサーだったコが旦那に呼ばれて
ニッポンに行ってしまってからすっかり来なくなってしまい、
寂しい思いをしていたのだ。

挨拶回りに忙しいのか、
「どこ行ってたの」というオレの問い掛けには答えず
「ニコッ」と笑っただけでどこかへ行ってしまったが、
相変わらず貫禄たっぷりの彼女の姿に、ちょっと
「ホッ」とした。

それにしても、あのディスコだけはホントに
「特別」というか、他のどことも違う
「一種異様な雰囲気」が漂っていて、
何とも楽しい。

ひとことで説明するのはヒジョーに難しいが、多分
客の平均年齢の極端な低さが主な原因だろう。

「Tシャツ(タンクトップ)&ショーパン&ビーサン」という
「ワイルン(2232若い)タイガール」のお約束の格好で、黄色い
奇声をあげながらクネクネ踊る女性陣と、同じく
奇声をあげながらクネクネ踊る男性陣、及び彼(女)らを巡る
「微妙な人間関係」すなわち
「嫉妬」「羨望」「愛憎」「怨恨」などが複雑に絡み合い、
若さ故の悲喜こもごもの感情が、アルコールあるいは
薬物などに誘発され爆発する
「舞台(ステージ)」、といった感じだろうか。

ちなみに木曜日の夜も、かなりの集客で
店内は相当盛り上がっていて、そーいう時に起こりがちな
「大喧嘩」が計二回あった。

誰かが大きな怒声を張り上げる、もしくは
瓶やグラスが床に落下して激しい音を立てた場合、
DJ含め周囲がそこに注目し、
「あ、これは揉め事だわ」とわかれば、まず
セキュリティーがやって来て止めに入り、急に
店内が明るくなると共に音楽がストップ。

そこで互いの争う声がハッキリ聞こえ初めて事情が分かるのだろうが、
残念ながらオレのタイ語力では内容は掴み辛い。
「男子VS男子」「女子VS女子」「男子VS女子」「オカマVSオカマ」
いろいろなパターンがあるが、主に
「痴情のもつれ」「権力争い」などが原因なのだろう。

関係者グループ全員が店の外に出され、
完全に収拾がつけば、しばらくして再び照明が落ち
営業が再開されるが、そうではなく
廊下やエントランスやトイレなどで揉め事が続く場合、
いつの間にかケーサツ官がやって来て、営業は
「強制終了」となる。

仮に喧嘩がなくても、見廻りの
ケーサツ官(マッカサン警察署管轄)がやって来て、
「はいはーい。十代のコは帰ってね〜!」と言えば
「ゾロゾロ」とほとんどの客がいなくなってしまうし、もし
時間が遅ければ(朝四時過ぎ)その時点で営業は終了。

よーするに、その店は基本
「ケーサツが来たら営業終了」というルールなわけで、
来なければおそらくいつまででもやっているはず。
「コラプション」を十分に払っていないからだろうが、
何ともスゴイ店である。

一昨日の場合一度目はすぐに収まり、営業が再開されたが
しばらくすると誘発されたのかまた喧嘩が始まり、やはり
ケーサツ官が駆けつけて店は終わってしまった。

実は一度目の揉め事が起こる少し前くらいに、某
「レインボー2」のゴーゴー嬢Mーが酔っぱらってやって来て、
オレの姿を見つけると体を密着して踊りだしたのだが、
ヤツは友達女子数人+男子ひとりで来たわけで、
彼とは面識があるのでまだよかったものの、すでに
店にいたらしきもう一人のオトコ、つまりMーの
「ギック(二人目以降の恋人)」が、オレの方を
ものスゴイ勢いで睨んできて、終いには
「中指を立て」るではないか。

そいつの顔は見たことがなかったのでちょっと危険を感じ、
Mーを連れてそいつの所に行って
「彼女相当酔っぱらってるみたいだけど、オレは
知り合いなだけで何も関係ないからな」と言って彼女を渡すと、
「わかったわかった」と、その男はすぐに握手を求めてきた。

可愛らしい顔をしたまだ二十歳そこそこの坊やであり、彼は
Mーを連れてすぐに外に出たが、一歩間違えれば完全に
「揉めるパターン」である。

まあ、オレはオトナだから堪えたが、何故オレが
たかがそんなことで中指を立てられねばならぬのだ。
そこでムカついて、中指を立て返しでもすれば
喧嘩になるのは必至。

「平和主義者」なのでそんな気はさらさらないが、
血の気の多いガキ同士がそうやって揉めるのなんて、特に
酒が入っている場ならありがちな話なのだ。

ちなみにそのM−はめちゃめちゃな
「ヂャウチュー(3223浮気者)」であり、危険人物。そして
そんなタイガールはそこら中に山ほどいるに違いない。

だからこそ、金太郎のような人物は尚更よろしい。

オレはただ、若いタイガールのダンスを見ながら
酔っぱらって楽しく踊りたいだけなのだ。
だって十代のコ達の踊りは、男女問わず
「メチャメチャ可愛い」のである。

随分前にブログに書いたことがあるが、
いくつかパターンがあって、例えば
右手を三十度程の角度で前方に真っ直ぐ伸ばし、
左手は肘を脇につけて同じ角度で伸ばして、
両膝をつけて少し曲げた状態で
A「前後に体を揺する」とか
B「左右に小刻みに体を揺すりながら上下する」とか。

文章で説明しても分かり辛いかもしれぬが、とにかく
「ワイルン」達の踊りは可愛過ぎるし、これは
「ハイソー」な大人のディスコなどでは
決して見られるものぢゃない。もちろん
「セクシイ」ダンスだって悪くはないが、どちらかと言えば
「カワイイ」ダンスの方が、個人的には好みなんだよね。

あと、特にタイポップなどには、そういった踊りの方が
合うような気がするということもある。

男のコ達の踊りもなかなか可愛くて(ちょっとヘンテコだが)、
一緒に踊っているうち、オレも最近ではどうやら
そんな感じになってきたので、知らない人にはひょっとしたら
タイ人だと勘違いされるかもしれない。
ただでさえ、ファッションもタイっぽくなってきてるし、実際
「あの人タイ人だと思った」と、オレの踊っている姿を見て
タイガールが言っていたという話も何度か聞いたし。

「いい歳をして何してるの」と思われるかもしれないが、
若いコ達に混じって遊んでいると楽しいし、
間違われたって光栄だ。

もっとも、ニッポンで暮らすオレの知人
(特に女子友達)が見たらおそらく
「ドン引き」であろうし、実際
普通のタイガールを連れて行っても、
「何よ、この汚くて怪しい店」と、評判は
滅法悪いのだが。


とまあ、そんなわけで多少のリスクを冒しつつも、
相変わらずその店に通い続けている。

しかし、オレよりもっとツワモノもいて、店の裏のアパートに住んでいる
Pトリックというボストン出身の黒人は、ほぼ毎日いつもの席で
「プカプカ」とシーシャを吸っている。
オレが行って居ないことはまずないから
「出席率」はかなりのもので、彼のこととオレのことは、
スタッフも常連のコ達も、
「変わったおっさん達だなあ」と認知しているのは間違いない。

だからと言って、何かが起こった時、
彼らが助けてくれるとは限らないし、
「イザ」となったら案外皆冷たいものだから、
揉め事に巻き込まれないよう気を付けなければ。

そんな、某
「ラーンドン」でも流行の曲や常連の顔ぶれが、ある程度の
「スパン」でちゃんと変わるのでそんなに飽きることもない。

今オレが気になっているのは
「横分け三人娘」のこと。

「ワイルンタイガール」の間で定番の
「短めにカットした前髪を横分けにして斜めに流し、
サイドと後ろはストレートのロング」という髪型で、しかも
「かなりムッチリ」という三人組のコ達をよく見掛けるのだが、
「見た目」といい「ダンス」といい、ヒジョーに
オレ好みなのである。

どーも昔からその
「横分け」スタイルには滅法弱く、特に
「サイドとバックがアゴの下くらい」の髪型のタイガールには、実際
かなり萌える。

別にあの店でナンパしようとかどうこうは思わないけど、
仲良くなれたらきっと楽しいだろうなあ、と。

ただ、その三人は
「ムチムチ加減」もかなりのものであり、普通のニッポン男子から見たら
「エェェェェェ。どこがいいの!?」というレヴェルだろう。例えば
「スレンダー好み」のSンちゃんなどは、確実に
「ムリムリ」と敬遠するタイプ。

タイにいるニッポン男子って、何故か皆
「細いコが好き♪」なんだよね〜。
オレの好みはかなり変わってるのかもしれぬが、
「分かりやすい」ことだけは間違いあるまいし、あまり
「カブらない」から、別にいいんだけどさ。

いやいやいやいやいやいや。

確かに横分けムッチリだが、
金太郎はさすがにムリだぞ。

う〜ん。
是非ご紹介したいのだが、
暗くて写真が取りづらい。

「百聞は一見にしかず」。

興味がある方は、一度

行ってみるべし。


*「ワイルン(2232)」は「若いコ」の意。
*「ラーンドン」はペッブリーソイ43/1の手前の一階。
入り口は暗くてごく普通のドア。とてもディスコとは思えない。

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2011年7月22日 (金)

イッチャー

ニッポンの悪口的なことばかり書いたので、
少しフォローしよう。


世界に誇るべき自動車メーカーのひとつ、某
HONDAがやってくれた。

某日産マーチ、某TOYOTAプリウスに続き
「BRIO」という車名で、タイ国内生産及び
販売を開始したのだが、これがなかなか
スゴイのだ。

1.2Lエンジンのコンパクトカーは
「JAZZ」(ニッポン名「FIT」)のひと回り小さいモデルとなり、価格は
399900THB(約108万円)から。
「JAZZ」の最低価格が
590000THB(約159万円)なので、これは
かなりのお買い得感。

実はタイではHONDA車が大人気であり、しかも
大衆に浸透しているバイクのイメージとはやや異なり、
「高級車」というイメージでステータスをも持ち合わせる。
そのHONDAが出した新小型車が
399900THB〜となれば、大注目なのは当然。

五月末からの発売ということで、町でも
チラホラ見掛けるようになり、第一印象は
「後ろ大胆に切ったね〜」という感じだったのだが、先日、
バン(グ)ナーの某
「センターワールド」(ショッピングセンター)で展示中の
実車を見て、実際中に座ってみて
「おお〜。かなりエエやんけ!!」となったわけだ。
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「宇宙人顔的フロントマスク」は個人的に好きではないが
「キモ可愛い」と言えなくもない。それよりも
大胆にカットされたバックデザインが秀逸であり、
トランク全体が開くのではなくガラス部分のみが開く、という
最近流行りのスタイルなのか知らぬが、まあ悪くはないかな。
ただ、ゴルフに行こうと思うとおそらく一苦労だろう。

うっかり肝心な中の写真を撮り忘れたが、
重要なポイントは内装。

オレの愛車ゴップ、つまり日産の某
「マーチ」君とは雲泥の差であり、
大きなショックを受けてしまった。

「ブリオにすれば良かったかな。いや、マヂで」と、
その日の夜は悔しくて眠れなかったくらいだ(ウソ)。

オレはホンダという名前なのだが、何を隠そう
HONDA車のオーナーになったのはたった一度だけ。

今から二十数年前、当時発売されたばかりの某
「インテグラ」という車を新車で購入。
確か一ヶ月ほど後に交差点で信号待ちをしていたら、
酔っぱらい運転のにーちゃんに派手にカマを掘られ、大破。その時の
「グシャグシャ」加減があまりにもヒドく、
「なんぢゃこのペラペラプラスティックボディー」と、すっかり呆れて
「二度と乗るまい」と心に誓ったのだった
(同乗の女のコがショックでいつまでも泣いていたのを覚えている)。

ま、今はそんなことないかもだが、以来
ずっと個人的にはHONDA車を
「冷めた目」で見続けてきたし、特に
「デザインがヒドい」とずーっと思っていた。

が、しかし。

今回、タイでの生産ということと価格と内装の
「バランス」については、合格点を付けよう。
というのも、某日産があまりにも
「ヒド過ぎる」から。

「ドライヴを楽しもう」と原点に立ち返り、敢えて
「マニュアル車」を選んだのだが、何と
「タコメーター」がついていない!
Img_2471

「イマドキ手動かよ!」と、思わずツッコんだノブ及び
「センターロック」の付いていないドア。
Img_2472

極めつけはシート。
「固めのスポンジ」のような座り心地で、しかも
「ヘッドレスト」のジョイントすらない。
Img_2473

ホイルキャップが付いていなかったのにも大概驚いたが、
今となってはあまり気にならなくなってしまった
(*ちなみに某ブリオも最低価格モデルにはついていない)。
Img_2474

トランクにゴルフバッグを積む場合
「後部シート」を倒さねばならず、最大で
二名しか乗れない。
Img_2476

人間で言うと
「目」にあたるヘッドランプの形状や、
「全体的デザイン」は決して悪くないのだが。
Img_2475_2

「最近買ったものシリイズ」でお伝えしていなかったので、
清水の舞台から飛び降りて、車を購入したことを
知らない方もおられるかもだが、予算の関係で、当時
(今年二月頭)はまだチョイスの余地がなく(他が高価過ぎて)、
「マーチを買うか否か」の二者択一だった。

悩んだ末、ゴルフに行くことと、いずれ
「タイ中を車で旅する」だろうことを考え、
思い切って決断。あまりの人気に納車まで
「キッチリ」二ヶ月も待たされた上、届いた車を見てあまりの
「ショボさ」に目を疑った。

一番驚いたのは音響。

な、な、なんと、最低価格モデルには
「CDプレーヤー」はもちろんだが、「ラヂオ」はおろか
「スピーカー」すら搭載されていなかったのである。

「アメイジング」タイ日産。

ただ、悪いのはオレなのだ。

ディーラーには最低価格モデル
「S」(375000THB、約101万円)の実車は展示されていなく、
「E」(425000THB)との差50000THBでどれだけ違うかの判断が、
カタログのタイ文字が読めないオレにとって、担当の女子との
つたないタイ語でのやり取りでしかつかなかったから。
Img_2479

まさか、まさか
「パワーウィンドウ」ではなくて
「窓の開閉が手動」だなんて夢にも思わなかったし、ましてや
「スピーカーがない」車なんて......。

そこはさすがに尋ねたが、
「エアコン」が付いてるだけまだマシか。

いやいやいやいやいやいや、
そんなことはないぞ。

裁判をやったらひょっとして勝てるかも。
ま、弁護士費用で、たいそう
「立派なスピーカー」が買えるけどね。

仕方がないので、結局三万数千バーツ出して
「スピーカー」と「カーナヴィ」をオプションで付け、さらに
三千バーツでガラス全面にスモークシートを貼った。

「こんなことなら......」と思っても時すでに遅し。

駐車場のおねーさんに
「窓を手で開けている」のを悟られないように、澄ました顔で必死に
「ノブ」をくるくる回し(あんな部品作る方がよほど金かかるやろ!)、
助手席に誰かが乗る度体を伸ばし、
後部座席なんて背骨が折れそうだ。
そして、エンジンの回転数は自分の
「足の感覚」と「耳」で判断するしかない。

よくよく考えてみれば昔の車はみんなそうだったんだけど、
まだオレがガキの頃の話で、今は
二十一世紀なのだぞ。日産の諸君。

それにしても
なんと侘しい。


というような事情があって、
HONDA車に乗ってみたら、その素晴らしい
「内装」に思わず溜め息が出た。

未来的パネルにタコメーターはちゃんと付いているし、
シートはしっかりとした織り地貼り。
「窓開閉ノブ」も付いていず、おそらく
「センターロック」だろう。

「399900THBでこれかよ。クソ!!」

つい汚い言葉が出てしまうのも許して欲しい。

そしてそしてそして。

最も素晴らしいのは、その車が
「ニッポンでは買えない」という点。

そう。
「BRIO」は主にアジア向けに作った
「特別車種」なのだ。
今後はインドでも量産し、周辺国に輸出予定らしい。

「わはははははは。ざま見ろニッポン人」と、たっぷり
「優越感」に浸れるというわけだ。

くぅぅぅぅぅぅぅぅ。
何とも羨ましいではないか。

今さら後悔してもしょーがないし、正直
全体デザインはマーチの勝ちだと思うが、某
「センターワールド」の二階のカフェでAル嬢を待ちながら
(案の定一時間遅刻)、溜め息を連発したのは言うまでもない。


とまあ、結局又悪口みたいになってしまったが、某
「日産」に対してはマヂでちょっとアタマニキテいる。

「あんなモデル最初から出すな」と、
マヂで言いたい。

貧乏人をコケにしやがって。まったく。

おそらく、
「BRIO」はタイでもインドでも
「爆発的」に売れることだろう。

ひとつだけありがたいのは、某
「マーチ」の売上げがガタ落ちして、街でこれ以上あまり
「カブ」らなくなるだろうこと。
今までは売れ行き好調過ぎてしょっちゅう見掛けるので、
ちょっとイヤなのだ。

そして見栄っ張りのタイ人のことだから、
「S」モデル(ホイールキャップがないからすぐわかる)なんて
まず見ない。

ちぇっ。

金持ちになったら、
「レカロ」のシートと、
「外付けタコメーター」を付けてやるんだ。

そんなことを思いながら、
「くるくるくるくる」と

また窓を開けるのだった。


*「イッチャー(1112)」「羨ましがる、妬む」の意。

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2011年7月21日 (木)

アメイジングプラテートイープン

「アナログ放送終了まであと○○日」

知るかボケ!!


合法か否か定かではないのであまり大きな声では言えないが、
ニッポンの地上波放送番組をDVDで宅配レンタルしてくれる、
「TVっコ」のオレにとってはとてもとてもありがたい会社があって、
映画のDVDと合わせて毎月相当量借りさせていただいている。

この先タイで一生暮らす覚悟なんだから
ニッポンのことなんて気にしなくてもいいようなものだけど、まだ
多少なりとも未練があるのか、どーしても知りたくなってしまい、
「たかじんのそこまで言って委員会」
「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」のみ、
毎週チェックしている。

海外で暮らしていると、ニッポンのことを見る目が少し変わり、
冷静に、客観的に捉えられるような気がする。そして
「良さ」と「悪さ」がだんだんハッキリと理解できるようになると、
考え方も自ずと変わってくる。
だから、例えばタイに長く駐在しているニッポン企業の
そこそこの地位(?)の人などと話していると、意見が合ったり、
「なるほど」と思うことも多く、とても勉強になる。

ただ、時間が経てば経つほど
「ニッポンの将来を憂う気持ち」は自然に薄れていき、今ではもう
「他人事」のようで、大して腹も立たない。

Kスケ君とニッポンのことについて話している時など、
「怒りを通り越してあきらめに近い失望感」がよ〜く伝わってきて、
「ああ。もしオレがまだニッポンに住んでいたら、とっくに
<発狂>していたか、もしくは某総理大臣(過去三代くらい)の
<暗殺計画>でも立てていたかもな」などと、
空々しく思ったりしたものだ。


ニッポンの問題をひとことで言えば
「鎖国」に尽きると思う。

歴史のことはよく分からないが、明治維新以降、
現実的に国は開かれているのだとしても、内情は
江戸時代と何も変わっていないのではないか。

海外の人達から見ればニッポンはとにかく
「特異」な国であり、ニッポン人は皆
「変人」なのだ。

ニッポンという国だけでやっていければいいが、
現実にはそうもいくまい。
諸外国ともっとうまくやっていかないと、
そのうち滅びてしまうよ。

とりあえず、
外国人労働者をもっと受け入れなさい。
特にタイ人。

この間、スワンナプーム空港の喫煙所で、
若いタイガール二人(どー見ても十代半ば)が
デカい旅行バッグを持っていたので(もちろん喫煙中)、
「パイナイ(2212どこ行くの)?」と尋ねると
「ノルウェイ」だと言う。

「カレシと一緒に行くんだ」と話していた方のコが、
しばらくしてどこからか戻ってきたゴツい金髪のおっさんと
「ブチュッ」とやっていた。

ま、これはオレの勝手な想像だが、どーせどこかの社長が
自分の会社で受け入れる格好でVISAを申請し
連れて行ってしまうのだろう。

何かで見たが、北欧諸国を中心にヨーロッパでは
アジアなどからの労働者の受け入れに積極的らしい。

ニッポンはそーいったことを恐れているのかもしれないが、
旅行だろうが仕事だろうが、何しろタイピープルが
ニッポン行きのVISAを取るのにとてつもなく苦労すると聞く。
対して、韓国はVISAが取りやすく、最近はもっぱら
「韓国ツアー」の方が人気で、当然のことながら今では
若者文化も韓国の影響が圧倒的に強い。

「マッサージ大好き♪」ニッポン人のことだから、例えば、
「マッサージ師(エロではない!)」をタイから大量に受け入れれば、
今よりももっと需給のバランスがよくなって、
タイ人も祖国に仕送りができるのに。だって、
「スパ銭」で15分千五百円の
「タイ古式マッサージ」を頼むと、
韓国人が出てくるらしいからね。

何かおかしくないか。それって。

よ−するに、
ニッポンのいいモノをもっともっと外国に売って
海外のいいモノをもっともっと買えばいいだけの話。
「規制」や何かでそれが(スムーズに)できないのなら、
「鎖国」と変わらないのでは、と言っているのだ。

「そんなこと分かってるわ。でも
<癒着>でできないだけなの!!」

ああ。そーですか。
それは残念ですね。


と、何だかカタイ話になってしまったが、
「本日のテーマ」はそうでなくて、最近は
タイ王国よりもニッポンの方がよほど
「アメイジング」なのではないか、という件。

挙げればキリがない。

例えば某菅直人。あんな
「ガキ大将」みたいな総理大臣見たことない。

「赤」信号を「青」に変えられるのが、そんなに
「気持ちイイ」のかね。

それよりも驚くのは廻りの人間だ。

「一定の目処が付いた時点で若い世代に引き継ぎたい」

これはどう考えたって
「オレはまだまだやるぞ〜!」と宣言しているようなもので、
「辞める」なんてひとことも言ってない。なのに
「念書」の内容がどんなものかしらぬが、そんなもので
「コロッ」と寝返ってしまう鳩山。

あんなデカい災害が起こったのに、まだ
「子供手当て」だと。

よくクーデターが起きないものだと
不思議でしょーがない今のニッポン。

「AKB48」に「痛車」。

今のニッポンの消費はヲタクに支えられている。つまり
ヲタクがいなくなったら大変なのだ。

いや、だいじょーぶ。

ヲタクの人口は今や総人口の二割越え。
いなくなるはずなどないのだから。

「地デヂ」。

「ブラウン管」TV全部捨てるなんて、
「環境破壊」も甚だしい。
「行き場がなくて困っている」という話を聞くが、
そんなの当たり前だ。

そして、
「アナログ放送終了まで......」と、
画面左下隅に、番組放送中もずっと
表示し続けるTV局。

どうかしてるぜ。

まったく。


*「プラテートイープン(223323211)」は「ニッポン国」の意。

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2011年7月20日 (水)

ユウコンディアオサバーイクワ

他人のことを言っている場合ではない。

つい先日、55.6kgという
「観測史上最大」の数値を叩き出して以来、
「これはいよいよマズいぞ」と思っているのは、何を隠そう
オレ自身なのだ。

「オイリイな食事」+「運動不足」が原因か、
タイに移住してからすぐに2kgほど体重が増え、以来
なるべく気を付けてはいるものの、最近では
「ベスト体重+1kg」の53kgという数字が
すっかり定着してしまっている。

足の怪我以来ゴルフもサボり気味だし、
ディスコで踊ることもやや少なくなった今、
「グータラ生活」で体重を落とすのは至難なので、何か
方法を考えねば。

蒸し暑いこの季節、部屋では
「短パン一枚」で過ごす日々だが、下半身が太く足に自信の無いオレは
「短パン姿」で外出することはなく、いつも足首を出す程度。しかし、
近隣国を旅行しながら、南国特有の
「ショートパンツオシャレ術」を見ているうち、
自分でもやりたくなり、先日思い切って
「膝上丈姿」で外出してみたらヒジョーに快適であり、顔や腕と同様
「生っ白い」足も日焼けして、健康的男子を演出するためにも
「体重減」は必須課題なのだ。

と同時に、皮膚が弱いのか、太腿や膝の裏側にできがちな
「汗疹」も気になるところではある。
寝る時に扇風機の風が当たるため、
「乾燥肌」の症状も加わって、どうも良くない状況が続く。

「右肩を一定以上挙げると激痛がハシる」という
「四十肩」的症状が、最近ようやく収まってきたと思えばコレである。
「贅肉」は落ちにくく、「怪我」は治りにくくなり、加齢による
「体の衰え」を実感している今日此の頃。

保険のない海外暮らしの身としては、日々の生活において
「健康管理」が最も重要であることを、再認識せねばなるまい。


そんな中、今朝六時半頃突然電話が鳴り、
「調子悪いから医者に連れってって〜!」と、Aル嬢の
助けを求める声が。
症状を聞くとどうも高熱でうなされている様子。
しかし、薬を飲んで五時過ぎに寝たばかりという、まさに
「寝入りばな」であり、ボーッとする頭で
「もーすぐ朝の渋滞が始まる中、今から
フアイクワンまで彼女を迎えに行くことの是非」を考えると、
即答が躊躇われた。

雰囲気を読み取ってか、
「だいじょーぶ。自分で行けるから」と彼女は言う。
まあ、タクシーさえ拾えればおそらく問題なかろう。

ところが、電話でそこまで会話をすれば、神経の細いオレの場合意識が
「覚醒」してしまうのは必至。結局、再び
「熟睡」するまでヒジョーに苦労するわけで、まどろむ頭では
「こんなことなら彼女を送れば良かった」と後悔するハメに。


彼女との件については少し説明せねばなるまい。

一ヶ月程前に知り合って以来、キチンと
マメに連絡をしてくる真面目な彼女とは、
計三回デートをした。
いずれも午後ないしは夕方から映画を観に行き、前後には必ず、某
「スウェンセン」でアイスクリイムを食べるというお約束のパターン。

以前このブログで匂わせたように、
「水商売に堕ちていく」わけでもなく、その後、
新聞広告に募集を載せていた某大手保険会社の事務職に内定し、
翌週から月〜金で通っていたのだが、結局
「楽しくな〜い」という理由で辞めてしまい、二週間程実家の
ピットゥサヌローク(スコータイ近くの北部の町)に帰っていた。

「ごくごくフツーの女のコ」の彼女は
(クルングテープではこちらの方が珍しいのかも)、
誕生日(27才?)を実家で過ごした後こっちに戻って来て、特に
プレゼントを請求するわけでもなく(これも珍しい)、会っても
「ごくごくフツーの真面目」な会話をするだけだ。

「選挙の投票には行ったの?」
「もちろんよ」
「誰に入れた」
「それは言えない。法律違反だもの」
「タクシンは好き?」
「好きでも嫌いでもない」
「妹の方は?」
「ノーコメント。だって彼女がどんな人かまだ分からないわ」

「恋人いなくて寂しくない?」
「私は嫉妬深くて怒りっぽいから独りでいた方がいいの。
すぐに相手を縛って、結果いつも自分が悲しむことになる」
「よ〜く分かるよ。独りでいる方がラクだもんね」
「そう。もうすっかり慣れたわ」

「こうして友達と話している時が一番楽しいの。
ヤマハとの会話も楽しい」

そんなことを言われたのは初めてでちょっぴりうれしかったが、
そのかわり彼女は結構頻繁に聞いてくる。

「クゥワームマーイカオヂャイマイ?」つまり、
「ちゃんと意味分かってるの?」ということだ。

オレが調子良くうんうんと頷きながら
「ンーフー」「アーハー」などと相槌を打っていると、すぐに
厳しい顔をして言うのだ。そんな時は感覚で
「60%」とか「70%」と答えるし、お陰で、よく分からなければ
ちゃんと聞き返したり質問するようになった。

今までは調子良く分かったフリをして誤摩化していたが、
Aル嬢にはそれが通用しないのである。
だからいつも辞書を持って行くし、
プラチャーチョン(222222国民)だの、
プラペニー(22222習慣)だの、ワッタナタム(12222文化)だの、
普段使い慣れない言葉を教わったりもする。

そこまでちゃんと話せるコと出逢ったのは初めてだし、
会話が楽しいのはオレも同じなのだが、いかんせん
恋愛には結びつかないのがどーも歯痒いわけであり、
見た目がさほど好みのタイプでないこともそうだが、もし仮に
これ以上二人の仲が発展したところで、彼女が
少なからず傷つくであろうことは想像に難くない。

そんなオレの心理が、今朝
彼女を迎えに行くのを躊躇わせたのだろう。
本気で彼女のことを好きならば、いくら眠かろうが
すぐに向かっていたはずだ。

別に試されたわけではないと思うが、彼女の中に少しだけ
「期待する気持ち」があったのもおそらく事実。
体調の悪さにつけ込むわけではないが、こーいう時こそ
男女の仲がより近づくのは明らかなわけで。

ヒジョーに真面目な彼女は体の接触を極力避け、
軽く肩に手を置いただけですぐに振り払う。
結果、三回デートしても
「チュー」はおろか手さえ握ったことのないまったくの
「プラトニック」な関係なのであるが、双方それを
「良し」とする暗黙の空気が確実にある。

「ユウコンディアオサバーイクワ」が
「共通理念」であるからそうなるのも当然だが、
少しだけ寂しい気もする。

今まで知りあったタイガールの中で最も
「マトモ」な部類だし、性格的にも問題はなく、
「カノジョにするならこんなコがいいのかも」とも思えるが、あまりにも
「フツーの容姿」過ぎて、というか、オレにとってはちょっと
「痩せ過ぎ」でなんとも心もとない。胸のサイズは
「36」らしいからけっこうなものだが(32、34、36、38)、
「ムチムチ感」に乏し過ぎるのである。

では、女子を好きになる時
「ムチムチ感が最優先条件なのか」と問われれば
それは違うしな。

う〜ん。
難しいところだ。


そんな彼女、
「田舎に帰ろうかな」と悩んでいるようだが、正直な話
「その方がいいのだろうな」と思う。
こんな
「猥雑な大都会」で、彼女が
「幸せに暮らしていける」イメージが、
どうしても湧かないのだ。

Aル嬢が
「山もあって美しい町よ」と言う
ピットゥサヌロークを訪れてみれば、
それがより

明らかになるはずだ。


*「ユウコンディアオサバーイクワ(1122222222211)」は
「独りで居る方がラク」の意。

たった今体重計に乗って出た数値。
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「コールドストーンアイス」なるもものを初めて食べたが、
「トルコ風」の伸びるアイスみたいな感じでウマいね。
ただし、値段が高すぎるのが難(Mサイズで165THB)。
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ウワンマイ?

「ポームロン(グ)ヂャンタマイヤ?」


MRTスクムヴィット駅の出口の真ん前のバービアで、
背もたれ付きの椅子をひっくり返して座り、店のママに
ショルダーマッサージをしてもらうのが最近の日課なのだが、
目の前を通り過ぎるゴーゴー嬢を見て、思わず
大声を出してしまった。

彼女はソイカ(ウボーイ)の某
「ティーラックバー」のノーパンゴーゴ−嬢で、
一年程前に知り合って何度か一緒にディスコに行ったことがあり、
一時期ちょっとだけ仲良くしていたのだが(肉体関係無)、
超マイペースなイマドキの若いコの典型的タイプで、最近は
めっきり連絡もなく、会ったのはかなり久しぶりだった。

一度通り過ぎて振り返った後ろ姿を一目見て
「少なくとも5kgは痩せたな」と分かるほどの彼女に
「どーしてそんなに痩せたの」と問いかけたものの、それには答えず
「あとで寄ってね〜♪」と、おしりを
「プリプリ」させながら去って行くMウ嬢。

「五月で十八才になった」と言う彼女は、当時
「ムチムチ」「パンパン」で、思春期の女子にありがちな
「弾けるように健康的なボディー」の持ち主と言えなくもなかったが、
「おデブちゃん」の部類には間違いなく入っただろう。ところが、
「すっかり艶っぽいおねーさん」に変身し、しかも
「お客さんとしばらくパタヤに行ってた」らしく肌が真っ黒で、余計
「スリム」になったように見えたのだった。

ただ、これまた若いゴーゴー嬢にありがちなのだが、
メイクがあまりにも下手(というか派手)で、イサーンの入り口
コラート出身なのに、鼻が横に広がり気味でどちらかと言うと
「南顔(濃い目)」だから、ニッポン人の好みではなく
「ファラン好み」に違いない(可愛くないという意味)。
スッピンはまだあどけないのにな。

別にバレても問題ないので言うけど、番号は
「8」で、実の姉貴(21)が「68」
(あまりにもそっくりなので笑ってしまうよ)。
「ティーラック」を覗く機会があれば、5kg程度
「肉」が付いた、痩せる前の姿を想像してみると良い。

「ウワンマイ(32223)?」。つまり
「私ってデブ?」と、以前は会う度に聞いてきたものだ。
これは、ちょっと太り気味な、もしくは
太りつつあるタイガールにとってはお約束のセリフ。
某「レインボー2」のMー嬢とか、
「マイプクパン」のLウ嬢などは、未だにそう。

そんな彼女がそこまで痩せてしまった理由で、
真っ先に思い当たるのはやはり
「薬」だ。

「ヤーアイス」つまり「覚醒剤」であり、悪い友達ができてそっちに
「ハシ」ったのではないかと疑ったオレの脳裏には、
Aちゃんの友達、Pーちゃんの
「激痩せ姿」がよぎった。

やはり仲の良いMオ嬢の兄貴がプッシャーで、
簡単に手に入ることもあり、誘われた結果に違いないのだが、
悪い友達がいるとそーいうことになるのは、
世界中どこでも一緒であり、健康的な美人(相当な!)の
Pーちゃんが変わり果てた姿になってしまったのを見て、
かなりのショックを受けたことを思い出す。

ただ、その質問をしてMウ嬢の目をじっくり覗き込んでみたが、
瞳はまだ澄んでいるような気がしたので、おそらくそうではあるまい。
ま、根拠はないんだけどね。

しかし、本人が言うように
「ダイエット」なら大したものだ。

ちょっと見直したぞ。


逆に、
「激太り」したのはTー嬢だ。

十日ほど前だったか、トン(グ)ローのハイソディスコ、某
「WIP」の雰囲気に今ひとつ馴染めなかったオレとSンちゃんは、某
「ラーンドン」に移動し、
「やっぱりこっちの方が落ち着くわ〜」となったわけだが、
「ホンダー元気〜!?」と声を掛けてきたTー嬢の姿を見て、オレは
「エェェェェェェ!?」と、危うくアゴをハズしかけた。

どー見ても5kgは、いや下手したら
10kg近く太ったのではないか。

一年とちょっと前、ちょうど
「ドイツワールドカップ」の頃、某
「ラーンドン」に毎晩毎晩通ったのは、もちろん
彼女に会うためだった。

「前髪斜め」のカワイコちゃんに恋したオレは、けっこうな
「イレコミ」ようで、その様子は当時のブログを読めば
よ〜く分かる。しかし、結局は
「元ゴーゴー嬢」だった件が発覚して、
「一気に冷めた」といういきさつはあるが、今でも彼女はオレの
「心のアイドル」であるはずだった。

それなのに。あー
それなのに、それなのに。

あれはアカン。アカンでー。

二階にある系列の
「カラオケ」屋さん(と言っても女子が接客する店ではない)に
移動してしまってからはしばらくご無沙汰していた、
久しぶりに会った彼女は友達と遊びに来たらしく私服で、
アゴの肉を見事にタルませながら、
「キャーキャー」と盛り上がっていたが、色が白いせいか、その
「太りっぷり」は余計に目立つのだった(二の腕も足もスゴイ)。

「ウワンマイ?」とは聞いてこなかったし、さすがに
「ウワンクンヂャンタマイヤ(3223232222)?」、つまり
「どーしてそんなに太っちゃったの」とは言えず、隣のテーブルで
「はあ」と溜め息をつきっ放し。
その時はまだバイオリズムが低く、
「イヤな出来事って続くものだなあ」と、すっかり
ショックを受けてしまったのである。

ちなみにタイ語の場合、上にアガるもには
「クン(32登る、乗る)」と、下にサガるものには
「ロン(グ222降りる)」と付く。例えば
「スワイ(112キレイ)」に「クン(32)」を付ければ
「キレイになったね」となるわけだ。

二人のタイガールの体重が、それだけ
「上下」するのを間近に見て、何だか
複雑な気分になった。という話である。


それにしてもSンちゃんの
「顔認識能力」の低さには恐れ入る。

あの頃、オレと共にかなり
「ラーンドン」に通ってTー嬢を見てきたはずなのに、
「えっ。あのコTーちゃんなんですか!?」と、
彼女のことがまったく分かっていないのだ。たしかに
「激太り」で変わり果てた姿にはなったけど、
さすがに覚えてるやろ。

実際、彼の人物認識能力の低さはヒドく、
以前会ったことのあるタイガールに会って、
「ほら。あのコぢゃん!」とオレが教えても、いつも
「サッパリ覚えていない」ような感じなのだ。

「激痩せ」のMウ嬢にしたって、ついこの間
「スクラッチで会いましたよ〜」などと教えてくれたクセに
「いやすっかり痩せちゃってビックリしました」などとは
ひとことも言わなかった。よーするに
「気付いてない」に決まっている。

どーせあっちから声を掛けられたのだろうが、逆に
「痩せてしまったMウ嬢」を彼女本人だと、よく
「認識」できたものだな。まったく。

それに比べて
「ゴーゴー嬢」を始めとした水商売のタイガール達の
「顔認識能力」といったらスゴイ。
いくら帽子を深く被っていようと必ず見つかるし、
どんなに店の隅に隠れていたって、ちゃーんと
「ツンツン」してくるのだから。

「そんなことでは立派なゴーゴー嬢にはなれないぞ」

な〜んて、現地採用で希望職の
「キャドオペ(レーター)」として、立派に就職した彼に
言うことはないか。


あらためて、就職
おめでとう
ございます。


*「ウワンマイ?」は「太ってる?」の意。

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2011年7月17日 (日)

ナムジム

「カロリイブラブラ」はバンドではなく男子二人組の
「ユニット」だったのね。


Kスケ君と最後の食事は、やはり、あの
「泣く子も黙るタイスキレストラン」、某
「MK」にした。

実は前日もタイスキ&寿司の、某
「SHABUSHI(しゃぶしゃぶと寿司の造語?)」で
たらふく食べたのだが(ブッフェ)、結局
「鍋料理が一番カラダにいいよね♪」という話になり、胃炎で
「キリキリ君」の彼の胃腸を気遣って、二日連続の
タイスキレストランとなったわけだ。

土曜日の夜七時。

オンヌットロータスの
「MK」店内は、当然のことながら満席である。
何しろ、タイピープルにとって
「休みの日には家族でMK♪」が、定番中の超ド定番。
ま、平日でも普通に混み合っているが。

全員必ずと言っていいほど注文する
(店員もわざわざそのページを開いて客に渡すくらいのウリ)
「ダックのロースト」は、推すだけあってたしかにウマい。

そしてあの朱色の
「ナムジム(2332タレ)」。

「甘くて酸っぱい」というタイ人の大好きな味であり、そこに
にんにくの微塵切りと青唐辛子をたっぷり入れ、
「辛い」が加わればもう「完璧」だ。

実はあの味、ニッポン人にとってはわりと
「好みが分かれる」ようで、半数近くが
「苦手」とか「あまり好きぢゃない」と言う。

元々「酸っぱいもの好き♪」なオレは大好きで、
最後の雑炊にも、Kスケ君は
「刻み海苔とアサツキがあれば最高なのにな」と言いつつ
醤油をちょっと垂らしていたが、やっぱり
「ナムジム」の方がイイもんね。

そう。
鍋の最後はやはり雑炊に限る。

「MK」のスープは、黄金色のあっさり味
(おそらくチキンとか魚介類系)なので、具材の
「だし」がたっぷり出た後にタイ米のごはんを投入、水位を調整し
(スープが多過ぎても少な過ぎてもいけない)、
しばらくして火を止めてから溶き卵を廻し入れ、
お玉でかき混ぜれば完成。

水分の少ないタイ米は雑炊にバッチリで、そこに
「ナムジム」を少し入れると、マヂでウマいのだ。

しかし、タイガール達にそれをいくらススめても
「もうお腹いっぱ〜い」と言って興味無さげだし、食べても
「ふ〜ん(別に)」という感じで張り合いのないこと甚だしい。

「だしの繊細な味」になんて、これっぽっちも
「興味がない」し、うどんやそばやおでんなどの、いわゆる
「つゆ」が「体に染みるね〜」なんていう感覚を、そもそも
持ち合わせていないのだからしょーがないのだが。

で、家族愛にたっぷり包まれた
「甘酸っぱ〜い」雰囲気の店内を後にし、
「想い出にタイポップのCDでも買って行こうかな」と言うKスケ君と
「DVDCDショップ」へ。

とてもいいアイディアですぞ。

それを聞く度、いろんな記憶が蘇り、タイへの
「郷愁」が募ることでしょうから。

ただ、いろいろなアーティストの曲が入ってる
「コンピ(レーション)アルバム」には、そーしても
最新の曲がない。だから数ヶ月前から
「街を歩けば聞かない日はない」と言うくらい
超スーパーヘビーローテンションの、タイの国民的アイドル
トン(グ)チャイ(通称バード)氏
(53才のゲイだが見た目はメチャ若い)のヒット曲
「Too Much So Much Very Much」も、やはり
入っていないのだ。

同じく超人気曲
「キンタップ」もなかったが、それは
「インディーズ」だからという理由。

やっぱりあのおっさんは
「超レア」だったのか。

というわけで、せっかくなので
写真を公開しよう。

と思ったが、
残念でした。

Kスケ君のカメラで撮らせてもらったのだが、
データが1MB超えなのでアップできません。
おそらくこれは、パソコンの操作で
「圧縮」するなりなんなりすることができるのだろうが、
何しろパソコン音痴のオレのこと。
「圧縮」の意味すらよく分からないので、ムリ。

Kスケ君のタイツアーの写真を紹介しようと思ったのにな。
島の夕焼けとかカワイコちゃんのT-バック姿とかね。

替わりにこれで勘弁してもらおう。

羽賀研二とスキマスィッチの橋本君を
足して二で割ったようなトン(グ)チャイ氏。
Img_2450

53才にしてはダンスのキレもなかなかのものだ。
Img_2452

DVDのジャケ(ット)を見て、ユニットだと判明。
Img_2454

Img_2453

Img_2456

とにかく、オレとしてはKスケ君が、タイポップを
けっこう気に入ってくれた様子なのがうれしかった。
そんなことなら、最新のヒット曲を集めて
編集しておけばよかったな。

仕方ないので、随分前に作った
「Thai Pops Best」のCDに
「Too Much So Much Bery Much」
だけ加えたものを焼いて渡したけど、
「ダエンドルフィン」や
「カロリイブラブラ」は入ってないからなあ。

アレを聴いて、果たして
今回のタイツアーのことを
懐かしく思い出してくれるかな。


彼を空港まで見送り
「チュッチュ」「チュッチュ」しているカップル達に紛れて、
「チュッチュ」はやめ、握手だけして別れた。

「また来るわ!」
「きっとだよ!」

あの味と、
あのメロディー。

忘れないでね。


*「ナムジム(2332)」は「たれ」の意。

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2011年7月15日 (金)

ナックロォーン(グ)タイ

「え−。アリババーぢゃないの!?」


数日前にパタヤから戻って来た、いよいよ
滞在日数の残り少ないKスケ君と一緒に、久しぶりに
「R.C.A」に行ってみた。

タイの若者達の間で最も盛り上がっている
ディスコやパブの集合エリアであり、その昔は
本当によく通ったものだが、どちらかと言えば
「ハイソー」な大人の社交場といった雰囲気なので、
今となっては、タイポップをB.G.Mに十代の女子が
「キャーキャー」と黄色い声を出しているような
「ローカルディスコ」の方が好みのオレとしては、
最近ちょっと敬遠しがちだったのだ。

ペッブリー側からフラフラと歩いて行くと、
バンド演奏を聴きながらテーブルに座って飲んだり食べたり、という
オープンエアのパブスタイルの店が連なり、
祝日前のゴールデンタイム(12:00近く)ということもあって、
どの店も人で一杯だ。

しばらく来ないうちに随分景色が変わっていたが、
新規オープンしたライヴハウスっぽい店の前を通ると、ガラスの向こうで
見覚えのあるポッチャリした男性ミュージシャンが歌っている。

「お、アリババやん!!ホンモノだよね」

やや興奮して外にいたビアシンキャンペーンガールに聞くと、
「はい。さっき始まったばかりですよ」と言うので、
入場料の120THBを払って中に入った。ていうか
1ドリンク(ビアシンの小瓶)付きだから、
入場無料みたいなもんやん。

で、オレが「アリババ」だと思っていた彼らは、実は
「カロリーブラブラ」という名のタイポップバンドで、
ちょっとユルめの曲が多いがヒット連発で、かなりの
「人気アーティスト」なのである。

十年ぶりにタイに遊びに来たK助君とも、カラオケVCDを見ながら
「コイツなかなか歌うまいし曲もいいんだよね〜」などと話していたし、
ヴォーカルのルックスがポッチャリというか、まあ
「おデブちゃん」でわかりやすいので当然彼も覚えていて、
「(画面に)カロリーブラブラって書いてあったよ」と言う。

タイガールに聞いたら、皆
「アリババー」と言うし、それで通じていたのでてっきり
「ひらけゴマ」のことだと勘違いしていたが、実は
「Calories Blah Blah」だったのね。

ま、これはよくあること。

タイピープルの英語発音はヒジョーに特殊で、
人気ダントツの超カリスマバンド、某
「Bodyslam」にしたって、普通に英語の発音で
「ボディースラム(233322)」と言ったってまったく通じない。
タイガールに言わせれば、彼らは
「ボリサレム(23223)」なのである。

とにかくそんな有名アーティストが、そこらで普通にチャージ無しで
ライヴをやっているような気軽さが、タイの良さでもある。
実際芸能人も皆エラぶってなどいないし、ディスコに遊びに来ていたり
ごく気軽に写真撮影に応じたりするのだ。

おそらく、店のプロモーションか何かで
「お忍び」で来ていたのだろうが、
「これはラッキーだったな」と、そんなに
「パンパン」でもない店内で彼らのライヴを楽しんでいたが、
聞いたことのある曲ばかりなので、ノリには何とかついていけるが、
途中で入る「MC」の部分が今ひとつ理解できず、
笑いの輪に入れないのが、何とも寂しい限りだ。

喋っている言葉の単語の意味が、例えば
五割程度分かっても、残りの五割が知らない単語だと
文章として理解するのはなかなか難しいから、結局
現状はそんな感じになってしまう。

こんな時、
「もっとタイ語が完璧に理解できればなあ」とか、いっそのこと
「タイ人に生まれてくれば良かったなあ」などと思う。
ディスコで、流行のタイポップをバックに
皆で大合唱している姿を見ていてもそうだ。

いつかは、もっともっと
彼らに近づけるといいな。

その後、遊びに来ていた、やはり人気バンド某
「ダ・エンドルフィン」のヴォーカル、ダーが飛び入りで
デュエット曲とR&B調の曲を披露。さすがは歌姫の声だ。
彼女は隣のテーブルまで来たが、TVで見るよりひと回り
細くて小さかった。

ついでに、と言ってはなんだが、もう一人ゲストが出てきて、
今めちゃめちゃ流行ってるおバカソング(?)
「キンタップ(肝臓食べる*本当のタイトルは知らない)」が流れ、
場内は大盛り上がり。

歌うのはハンチングにサングラスの怪しいおっさんだが、
「アイツ、ホンモノなのかなあ」と、本人の顔を知らないオレ達は最初
半信半疑だったが、歌とダンスがあまりにもうまいので、やはり
ホンモノなのだろう。

だとしたらかなりレアなものを見たな。うん。

それにしても、たまたま通りがかっただけで、たった
120THBでそんな素敵なライヴが観られるなんて
かなり運がいいぞ〜。

最近の不吉な流れも、
完全に吹っ切ったな。

良かった良かった。


さて、ライヴを満喫した後は、
「イマドキイケてる」ディスコを見学。と言っても、
このエリアが盛り上がっているのはもう五年ほど前からであり、
相変わらずあれだけの集客というのは、ある意味スゴイことだ。

果たしてこのままずーっと続くんだろうか。
それともいつか「変革」の波が訪れるのか。

とにかく、深夜一時を過ぎて場内は
「尋常ぢゃない混雑ぶり」だったので、見学だけして
「サクッ」とR.C.Aを出た後は、スティサンの
「ローカルゴーゴーバー」に移動。

相変わらずのお下品さだったが、ニッポンの
「キャバクラ」と「ピンサロ」を足したような独特の雰囲気は、
おっさんが鼻の下を伸ばして楽しむには抜群なのかもね。
お値段はメチャ安だし(ビアシン大瓶100THB程度)。

Kスケ君も、どうやら街のゴーゴーバーより
こっちの方が気に入ったようだった。

ただし、言葉だけは
見事なほど通じないけどね。


最後は朝までやってる若者の街、
フアイクアンで買い物とごはん。

タイフードの(辛さの)せいで炎症ができて
「キリキリキリキリ」言っている彼の胃に追い打ちをかける
「アサリ炒め」「空心菜炒め」のニンニクと唐辛子。
「辛くするな」と店員に言っても大概辛いからね。しかも
空心菜に隠れるように青唐辛子(激辛)まで入ってたし。

どうやら旅の後半に、疲れもあって胃にきてしまったようで、
彼は酒もタバコもしばらく断っているらしいのだ。可哀相に。

クルン(グ)テープ→パタヤ→チャーン島→パタヤ→
クルン(グ)テープと移動し、
「都会の喧噪」「猥雑リゾート」「静かなピーチ」
「都会の中のローカル」など、それぞれの楽しみも一通り経験し、
まずまず満喫したのではないかと思われる。

お役に立てたかどうかよくわからぬが、少なくともオレの方は、
いろいろお付き合いして、とても楽しい日々だったから、
別れがちょっとツライ。


そんなKスケ君もいよいよ明日帰国。

今頃はすっかり逆転して、タイよりもよほど
暑いであろうあのナゴヤに帰って行くのだね。

辛さではなく、タイとのギャップで感じる
「精神的ストレス」で
「胃炎」がさらに悪化しないよう、

祈るのみである。


*「ナックロォーン(グ)タイ(3223322)」は「タイの歌手」の意。

フアイクアンの屋台で短パンを購入(二着で530THB)。
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よく見るとシルバーのラメが入っているのだ。
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2011年7月14日 (木)

マイアオグラパオレーオ

「これほど見事に壊れる もんかねえ」


最後、ほんのわずかに
「ヂヂッ」と鳴ってから、揺すっても叩いても
「うん」とも「スン」とも言わないオランダの、某
「PHILIPS」社製ラヂオ型置き時計が、はじめ
「ぶっ壊れた」と勘違いしたオレは、何の前触れもなくいきなり
「そんな状態」になってしまった機械を目の前にして、逆に
「スゴイな」と思ったのだ。

「保証書」を持って修理してもらいに行くこと、しかし結局は
「修理代の方が高く付きますから(その商品は1000THB程度)、
新しいものを購入した方が早いですよ」という、ニッポンでもよく
「ありがち」な話に、この国でもやはりなってしまうだろうこと、そして
その場合おそらくまったく同じものを買うのだろうな、何故ならばその
商品のデザインと機能を気に入っていたから。しかし、購入後
二年も経たぬうちにこれほど見事に壊れるなら、
「消費期限」がたった二年という、電化製品としては
おどろくべき短さに納得するしかないが、果たして。というようなこと
などを妄想しつつ、相変わらずパソコンの調子が悪いことに
腹を立て、ついでに腹が空いたことに気付いて、冷蔵庫から出した
サンドウィッチに必要なパン野菜一式ポテトサラダマスタード等の
食材及び皿とバターナイフをテーブルに載せ、TVを点けた瞬間
「パチパチパチパチ」と音を立てて緑のランプが点滅し、
電源が入ったり消えたりを繰り返す、という異常な状況に、一瞬
「エクソシスト」のことを頭に思い浮かべながら、慌ててTVの
電源プラグを抜く。

「何か<邪悪>なモノが電気を伝ってこの部屋に来ている」という
「ゾクッ」とするような感覚と
「<邪悪>なモノに犯されてもしTVが壊れてしまったら......」という
「ゾゾッ」っとくるような恐怖と、
「そうなればアパートにイチャモンをつけ、ペラッペラの
LEDの最新型の40inchに......」という、やはり
「ゾクッ」っとするような感覚に襲われ、しばし呆然となるが、
「ふ」と我に返り「やはりコロッケも食べよう」と
再び冷蔵庫を開けて初めて、室内の全ての
電源が死んでいるのに気付いた。

しかし、あのTVの様子は尋常ではない。

大雨の日など、停電というか、
一瞬電気が落ちて再び点く、いわゆる
「ヒューズが飛んだ」状態には日頃からよくなり、その場合例の
置き時計がリセットされ、時間の数字が
「00:00」で点滅するから、その度に
「カチカチカチ」と時間を打ち込まねばならないのに、
今回は止まってしまっている。

何か起こらねばよいが。と、ここ最近の
「流れの悪さ」を危惧して
「イヤな予感」がしたが幸いなことに的中せず、しばらくしたら、
サンドウィッチを二口か三口食べた所で、
「パチン」という音と共に、電気が完全に復活した。

ああ、よかったよかった。


というわけで、ちょっとばかり
「反省」した。

ネガティヴな出来事が続くと、
「バイオリズム」がどうこうだけでなく、いろいろと深く考え、
「暗示」「啓示」「喚起」等の連想から
「あらためて自分を見つめ直」して今後に活かすという
「ポジティヴな状態」にまで持っていく必要がある。

手っ取り早いのは、
「自らの非を素直に認め、改善する」方法であり、
自分の未来のため
「すぐに行動に出る」のが、さらに望ましい。

先日の日記を読み返して、さすがに
「説明不足かな」と思ったので少しだけ補足すると、つまり例の
「ヒジョーに陰湿な」事件を受けて、どーせなら
「指をさして大笑いしてほしかった」とか、
「お金目的の方がまだマシだった」などと、どうも
「ピン」とこない、というか
「納得のいかない」出来事に対する
「意味・意義の見つけ方」がうまくいかず、
「迷宮にハマり込」みそうで、正直ヤバかったのだ。

そこで、物事をシンプルに考え直し、そもそも
「日常的に深夜徘徊しているオレが悪い」わけで、
「それなりの覚悟が必要」なのだ、という結論に。

これをきっかけに、何か簡単なことから。となればもう
「手ブラ作戦」しかないではないか。

少なくともクルン(グ)テープにいて、
「深夜徘徊」をやめるわけにはいかないし、生活自体も
「シンプル」にすることで、きっとメリットもある。

早速、昔使っていた名刺入れにアパートの
「セキュリティーカード」「免許証」を入れ、
「クレジットカード」は使う時だけでいいし、あとは
「何かあった時のため」に1000THB札を
三つ折りにして二枚。

それだけあれば、
「日常生活」に支障をきたすことはない。
「ゴム製品」や「青い錠剤」などが必要になるのは、
あくまでもオレにとっては
「非日常」の出来事なのだ。

外出時、肩からバッグが下がっていないと、何だか
「不安」な気持ちになるが、まあすぐに慣れるだろう。


それともう一つ。

アルバイトの件。

「どーせバレないからいいや」とか、
「バレてもお金で済むやろ」という、いかにも
「タイ的」な軽〜い気持ちで続けてきたが、いざ、
その場でケーサツ官を目の前にすると、やはり
「やましい気持ち」でいっぱいなわけで、最悪
「国外強制退去」になることも覚悟の上で、しかも
「何かの目的のため、ちゃんとした気持ちで」
仕事に臨んでいるか、と考えた時、
「まったくそうではない」ことに気付いたのである。

「ギャラは安いがどーせただの留守番だし、ヒマだし、
本でも読んで時間が過ぎればいい」
「顧客の名前をちっとも覚えないし、自らお客さんを呼ぼうとか、
売上げを増やそうという気などサラサラない」
「ワークパミットなしで働くのは違法である」

このことを踏まえた上で、毎度毎度
「お酒を売ってはいけない日」にアルバイトをするのはどうも
納得がいかない。何故なら、その日は
オーナーとマスターのバンドが定期演奏するバーも
「営業をしない」か、もしくは
「バンドの演奏はない」わけで、つまり、彼らの替わりに
「留守番」をする必要はないのだ
(*練習だけはしているらしいが)。

それなのに、何故オレが危険を冒して
「法律違反する店を守」らねばならぬ。

しかもその説明がなく、当たり前のように
出勤させられるのはかなわない。

「実は今度の土曜日、演奏はないのだけどバンドの
練習をしなくてはいけないし、僕らの休みが取れないから、悪いけど
いつも通り出てくれないかな」

そのひと言があればまだいいが、
それもない。

「見つかるとまずいから、お客さんにはよ〜く説明をして、
酒のボトルは(カウンターに)出さずに、グラスは陶器を使うこと」

だけど、当然匂いで(酒だと)分かるし、
「友達を呼んだだけ」と言ったって、スタッフ全員制服の
「作務衣」姿だし、ボトル棚にあれだけ酒が置いてあれば
言い訳できないでしょ。実際問題。

といった自分の意見を
「キチン」と言えばいいのだが、
それを言えないのはオレが悪い。

「無理に営業しなくてもよいのでは」
とは散々言ってきたが、オーナーの考えで
「年中無休」を譲る気がサラサラないのは明らかなのだ。

だから、昨夜今週の金土曜日がまた
「仏教の日」ということで種類の販売が禁止になるのを知って、
「おそらくケーサツ官が(店に)来ると思われるので、
アルバイトに行きたくないのですが」と、ハッキリ伝えたら
「了解しました」と、すんなり通った。

そしてこの機会に、
「辞意」を表明したいと思う。

仕事が決まってからも、オレに用事がある時は
わざわざ遠い所をやって来て替わりに出勤してくれた
Sンちゃんだったが、いよいよ忙しくなり、
「今後は難しい」という話であり、そうなると
このままの中途半端な気持ちで仕事を続け、
「毎週土曜日に縛られる」のは正直ツライ。

オレの勝手なワガママだが、やはり
「仕事をするならちゃんとする」という覚悟が必要だと、
再認識したのだ。


ここ一ヶ月あまりの、
一連の出来事が示唆することに対しての
オレなりの答えだ。

もう一度気を引き締め直して、
「海外リタイア生活(?)」に、

真剣に取り組む所存である。


*「マイアオグラパオレーオ(32222212233)」は
「カバンがいらなくなった」の意。

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2011年7月12日 (火)

チョークマイディー?

「何事も経験」と前向きに捉えるようにしているし、実際、
起こったことの種類に関わらず、考えようによっては
その後の人生にとってプラスになるのは間違いない。

「物事は起こるべくして起こる」ものなのであり、たとえ
「偶然」であったとしても、それは同時に
「必然」でもあるのだ。

一方で、
「パッ」と見ネガティヴな事件が起きると、
「原因」や「理由」、それが示唆する
「意味」などについてとりとめもなく深く考えてしまい、
少なからず気持ちが落ち込むことだって、正直
ないわけではない。

そんな時、このブログで
「ぶちまけ」ることによって、ある程度
考えがまとまったり、スッキリした気分になったりと、随分
救われたものである。

しかし、そうではないケースももちろんある。

特に最近、理由はよく分からないが何故だか
ヒット数が増えてきてからは、だんだん読者に
気を遣うようになり、それ故
ネガティヴな話はどうも書きにくい。

だから今回の件も最初
「とてもブログのネタにはできないな」と思った。

それくらい暗くて悲しい話なのだ。

と、前置きが長くなってしまったが、結局は
書くことにした。

オレ自身に起こった出来事であるし、やはり
「この国の現状としてキチンと伝えるべき」という、ある種の
使命感のようなものが湧いてきたからだ。

ただし、あくまでも簡潔に。

あまりにも胸が痛むので、今回に限り
余計な個人的思いは省くことにする。


あれは前回のラオツアーの帰り道だから、
一ヶ月位前のこと。

二泊分の少し大きめの荷物を背に、深夜二時半頃
ボーコーソー(バスターミナル)モーチットから帰宅するため
B.T.S沿いの道をバイクで走っていた。

サパンクワイを過ぎた所で信号待ちをしていたら、
数台のバイク(たしか三、四台)に乗ったノーヘルの
いかにも若そうな怪しい集団が、目の前を左折して
オレの進行方向にゆっくりと走り去って行く。
ただ、たまに見かける、いわゆる
「暴走族」のように、バイクを改造しているわけでも、
派手なウィリーをするわけでもないので、ただ単に
不良グループが徘徊しているのだろうと、気にもしなかった。

信号が変わり、しばらく走っていると、前方に
ゆ〜っくりと走る彼らの姿が。
年はどう見ても十代半ばで、二人乗りの後部座席には
女子の姿もあった。

平日の深夜で道は空いていて前後に車もなかったので、
道路の真ん中辺りを走る彼らの脇を、ちょっと気を遣って、
外側から追い越すのではなく、内側、つまり
進行方向に向かって左側をさり気なく抜くつもりで、
さほどスピードも出さず通り過ぎようとした。

すると、一台のバイクが
「ピタリ」と横に並びかけてきて、後ろの席の男が
オレの左肩に左手を掛けたかと思うと、いきなり
「グイッ」と後ろに引っぱり、オレとジアブは一瞬で
あっけなく転倒。

直進していてハンドルを急に左に切った状態になり、
バイクは右側を下にして倒れ、オレは右肘と右足を
地面に擦ることになったわけだ。

その姿を確認してから、止まることもなく、
笑ったりすることもなく、彼らは走り去った。

後ろから車は来なくて、廻りには人もいなかったが、とにかく
オレはすぐに起き上がり、バイクの状況を確かめる。
バックミラーが割れているが、倒れたのは幸い
マフラーのある側だったため、ボディーには
ほんの少しだけ傷が付いただけだ。しかし、
セルモーターは廻らず、うんともすんともいわない。

自分の体は打撲の痛みと、右肘及び
右足の甲が擦り剥けて血が出る程度のごく軽い傷。

しばらくの間状況がよく把握できなかったが、別に
バッグや財布を盗まれるわけでもなく、
酔っぱらっていたか薬でもやっていたか、それとも
まったくの素面だったか、とにかく若い衆がただの
「愉快犯」でオレをコケさせただけのことか、と、
その場は一応そう解釈するしかなかった。

もちろん腹は立ったし頭にきたけど、追いかけて行って
そいつら全員をコケさせる気になど、とてもならなかったのだ。

バスの長距離移動で疲れていたし、
一刻も早く家に帰って眠りたかった。

だからキックスタートでエンジンをかけ、
部屋に戻って傷口に絆創膏を貼って寝た。


この出来事はスゴくショックだった。

最初はオレがニッポン人だからかと思ったが、あの暗い中
ヘルメットをしていたし、服装だって
「いかにもニッポン人」というものではなく、かと言って別に彼らを
「アオ」ったりしたわけでもなく、気に触ることをした覚えもないので、
「ただの通りすがりであんな目に遭ったのか」と考えたら、
なんともやるせない気持ちになった。

「チョークマイディー(3323222運が悪い)」で
済まされることではない。何故なら、
オレの身に起こった出来事は、全て
「起こるべくして起こった」わけであり、
「原因」は明らかに自分にあって、しかも未来に対して何らかの
「暗示」なり「警鐘」なりの意味を持つのだから。

と、まあ
こういう話だ。


暗くなるのでこれ以上はちょっとムリだが、今になって
「ハッキリ」とわかったことは、老化のせいで
「怪我が直りにくくなった」という事実。

皮膚が再生して、ちょっとした擦り傷の
「瘡蓋」が剥がれるまでに、いったい
どれだけ時間がかかるのだ。
一ヶ月経ってもまだ完治しないなんて信じられない。

たしかに、瘡蓋を剥がすタイミングは難しいし、焦ると
ロクなことはないが、それにしたってコレくらいの傷、
若い頃なら一週間程度で治ったはずだ。

それが
余計に

悲しい。


*「チョークマイディー(3223222)」は「運が悪い」の意。

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2011年7月10日 (日)

グラパオヤー

「コレは鼻炎コレは頭痛コレは風邪コレは寝る時コレは......」


「薬好き」というか、少しでも体調が悪い時すぐに薬に頼ってしまう
「気が弱」く「ビビリ性」のオレは、出掛ける時バッグの中に、ほぼ
あらゆる症状に対応できる薬及び電動歯ブラシを収めた
ナイロン製のケースを入れ、常日頃持ち歩いている。

今数えてみたら十種類もの薬が入っていたが、実際
毎日服用するものはほとんどなく、本当は
必要ないような気もするのだけど、少なくとも
食事をする場合、歯ブラシは使うしなあ。

このケースが、必ずと言っていいほどケーサツ官の目にとまり、
「職質」の際には「これでもか」というほど
「執拗」なチェックを受けることになるのだ。

「タイでは何をしている」
「学校に通っています(フラフラしているとは言いにくいのでウソ)」
「今からどこへ行くのだ」
「友達の家を訪ねます(バイクを運転して
ディスコに行くとは言いにくいのでウソ)」
「場所はどこだ」
「ラチャダーのソイ7です(進行方向で思い付く知人の家)」
「タイに住んで何年だ」
「二年半です(ホント)」
「学校はどこだ」
「スクムヴィットソイ13です(昔の学校)」
「46才で学生か。何を勉強している」
「タイ語です。タイ語はとても難しい(事実)」
「ニッポン語の方が難しいだろ」
「まあそうですね(それも事実)」

ケーサツ官は大概二人組で、
一人が荷物やボディーのチェックをする間、
一人が質問をする。

交通ケーサツ官はまだ
「ユルい」というかニコニコと笑顔で比較的
ジョークが通じる場合が多いが、夜間に
パトロールしている輩はどうもそうはいかず、大抵は顔が
「マヂ」だ。

バッグの中身ピルケースの中身財布の中のあらゆる隙間、
着ている服の全てのポケットの中、バイクの前部及び座席下の
収納ボックスのナイロンのカッパのポケット。

「あ、そんなところにもポケットがあったのか」と、
持ち主が知らなかったポケットまで見つけたりするほど細かく
チェックするわけで、ある意味感心してしまうほどの
「仕事熱心」ぶりなのだが、それもおそらくは
「正義」のためというよりは「金目当て」であり、特に
ニッポン人は彼らにとって
「いいお客さん」だからなのだろうと想像がつくので、やはり
沸々と怒りが込み上げてくる。

普通に生活していて、交通違反で捕まって罰金代わりの
「コラプション(賄賂)」を200THB払うのがだいたい
一ヶ月に一、二度、そして主に深夜徘徊などの理由で
職務質問を受けるのがやはり
一ヶ月に一度あるかないか程度だろうか。

ちなみに昨日の夜は深夜ニ時半、ディスコ某
「ラーンドン」に向かう途中のアソークの交差点で、
「200」超えの信号待ちの秒数を見て、
「エコ」を意識してエンジンを切っていたら、通りかかった
バイクのケーサツ官に、
「怪しいな。お前ちょっとこっちに来い」と声を掛けられて、
前回は十日ほど前にエカマイのターミナルで
パタヤからの帰りのバスを降りた途端、
バッグの中身をチェックされた。

バイク運転中はほぼ随時交通違反を犯しているわけだから
(排気量の少ないバイクの走行は基本第一車線のみ)、
それはまあ仕方ないし、一般タイ人が100THBで済む所
ガイコクジンのオレは200THB払わないと許してもらえないのも
納得はできないが、百歩譲って認めるとしよう。

そして、この街で何もせず
「フラフラ」と暮らしているオレが、深夜に
「職質」されるのだって、よくよく考えてみれば、ごく
「当たり前」のことであって、文句を言う
筋合いはないのかもしれない。

ただ......。

ただ、何かこうスッキリとしない
「モヤモヤ」とした気持ちになる。

昨日だって、交差点の真ん中で立たされて
体を触られて長い長〜い信号が三回ほど変わるほどの時間
「拘束」され、あれこれ聞かれてすっかり気分を害し、結局
ディスコで踊る気分でもなくなってしまい、Uターンしたら
トン(グ)ローの辺りで飲酒検問をやっていて、そこでもし
停められて同じように隅々までチェックされでもしたら、
さすがのおとなしいオレもちょっとキレたかもしれない。

もちろん、ケーサツ官相手にキレたってしょーがないし、
「職質」だって「ボディーチェック」だって甘んじて受けるし、
思い返せば最初の一年位はそうやって彼らに声を掛けられる度、
「オレの名前はホンダだけどバイクはヤマハだ」とか、
「オレはタイのことを愛していて、この国に
ずっとずーっと住みたいんだ」などと、
ジョークを言ったり媚びたような発言をして、彼らの気持ちを
少しでも和らげようと努力したものだったが、最近はもうそんな
「謙虚」な気持ちにはどーしてもなれないのだ。


ところで、こっちで暮らしているニッポン人って、やはり
そんな感じで日頃から職質を受けているのだろうか。

よく分からないが、以前Sンちゃんに尋ねたら
「そんなこと一度もない」らしいし、ディスコで一緒に居た時も
執拗にチェックされたのはオレだけだった。

となると、オレの人相がよほど悪いのか
「挙動不審」なのかもしれない。

確かに、やましいことが
「1ナノもない」とは言い切れないが、少なくとも
人に迷惑を掛けないようにおとなしく暮らしているつもりなのに。

とにかく、一番問題なのはやはり
「違法ドラッグ所持」の疑いをかけられることであり、そーいう意味では
「ピルケース」さえ持ち歩かなければ、少なくとも
「十種類の薬の効用と使用法」を説明する
手間は省けるわけで。

しかし、そうやってこっちが一方的に
「折れる」のは、どうも
納得いかないんだよなあ。

う〜む。
どうしたものか。

ニッポンでは、いくら
「深夜徘徊」していたって、
「職質」を受けたことなど、
四十年の人生でたった一回か二回だったし、
財布やピルケースの中身を見られたことなど
ただの一度もない。

いくらオレがこの国を愛しているからとはいえ、
「タイのために何か少しでも役に立ちたい」と、
心の底から思っているとしても、そんなことは
「マイキアオ(32111関係ない)」であり、
「海外で暮らす」という以上は、どーしたって
その手の問題がつきまとう。

「ヴィサ」の問題にしろ、これからずっと
避けては通れない道なのだ。だから
何とかして解決せねば。

一度じっくり

考えてみよう。


*「グラパオヤー(221222)」は「薬のバッグ」の意。

某「無印良品」の何の変哲もないバッグなのだが、
ケーサツ官にとってはよほど興味津々らしい。
考えてみればこんなものを持ち歩くオレも悪いのだ。
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2011年7月 9日 (土)

ニターン

「オレにはゼッタイに書けないわ。こんな文章」


「世の中に<絶対>はない」と常々思っているし、だからこそ
この言葉は好きぢゃないし、意識してほとんど使わないのだが、
「確信」してしまった以上、もう敢えて否定もしない。

村上春樹氏の小説を読む度に、必ず
打ちのめされる。しかもけっこう強烈に。
ほんの数ページ読んだだけで。


ガキの頃、
「SF」がちょっとしたブームだった。

エドガーライスバロウズから星新一まで。
当時学校の教室にあった
「学級文庫」をきっかけにさまざまな作品を読んだが、
筒井康隆大先生の作品だけはもう
「別格」であり、氏の言葉を借りれば、まさに
「むさぼるように」読ませていただいたものである。

女性特有のヒステリイ持ちで、しょっちゅう
「キイキイ」言っていた母親も、自分が好きだったこともあってか
(アガサクリスティー、エラリークイーンなどのミステリイファン)、
本を買うお金に関してだけは、何故か
「ニコニコ」と渡してくれたし、幼い頃枕元で
松谷みよ子氏の童話を読んでくれたのも彼女だった。

以来筒井康隆大先生の作品に関しては出るもの全て読んだし、
小説家になんとな〜く憧れるようになったのは間違いなく
氏の影響であり、書く文章にしたってこれはもう明らかに
氏の影響を色濃く受けている(と、勝手に思っている)。

ニッポンを離れる時、敢えて
「全て断ち切ろう」と、1000枚ほどのレコードコレクションと共に
持っていた本も全て処分したわけだが、筒井先生の小説も、某
「ブックオフ」にて「ああ。これはもう(古過ぎて)
値段がつきませんね」と言われ、泣く泣く置いてきた。

バチが当たったのか、案の定タイに移住してからもやはり
どーしても読みたくなり、三軒ほどある古本屋を巡って、
氏の作品を見つける度に全て購入し、
懐かしい思いで拝読している次第だ。


読み物に関してはやはり小説が好きで、幅は狭く、なるべく
分かりやすいものを選ぶ傾向にあるが、村上春樹氏の作品は
「ノルウェイの森」が初めてだった。

文庫化されてから(基本文庫本しか読まない)、例の
赤と緑のシンプルな表紙を見て、なんとな〜く
手に取っただけの話だ。

とにかくインパクトが強く、最初
「なんぢゃこりゃ」と思ったのをよく覚えている。

ただ、面白いかどうかだけで考えると、さほど
「オモロ」くはなく、しかし何故か文章には引き込まれてしまい、かなり
じっくりと読んだ後、何だか不思議な気持ちになった。ま、ある意味
「打ちのめされた」と言ってもよいだろう。

「エンターテインメント好き♪」のオレにとって、彼の、
「深〜い独特の世界」はそんなに好みではないが、
「コイツはスゴいぞ」と、一目置いたわけだ。
同じ村上でも、龍氏の作品には
特に何も感じなかったが。

色々な作家の作品を読んでみて、オレの知る限り
「オリジナリティー」という部分に関しては断トツである。
もちろん筒井氏を除いて。まあ、彼は別格なので。

ただ、筒井大先生のように、崇拝して
「影響を受ける」というわけではない。

「こりゃとても真似できないわ」と、
お手上げなだけだ。

何がスゴイって、まずあの
「例え」の表現。

松本人志大先生がたまに繰り出す絶妙な
「例えツッコみ」もスゴイが、次から次へと
あんな表現を思い付くなんて、もう天才の域だ。
まあ、小説の場合、
「一瞬のひらめき」ではないのかもしれぬが。

あとは会話。

あんな素敵な会話を一度でいいからしてみたい。

「会話大好き♪」人間のオレとしては、
憧れるような会話を、登場人物達(特に主人公)が
ごく当たり前にくりひろげる。

できることなら物語の中へ入っていって参加したいぐらいだが、
オレのつたないボキャブラリイでは、腰を折りそうだ。

とまあ、そんな感じで読む度ごとに、まったく
感心してしまうのである。

先日のラオツアーの時に上を、そして
今回のバリツアーで下を読んだのだが、どちらも見事に
旅の終わり加減でピッタリと読み終わった。

いつものように、どこにでもいそうなクセに
不思議な魅力を持つ主人公の奇妙な物語に引き込まれ、
「この世界が終わってしまわなくてよかったな」と、
南の島から南の島に渡る白と赤に塗られた機内で、
幸せな気分に包まれた。

そーいえば、つい先日映画
「ノルウェイの森」を観たが、期待に違わぬ
「ハズレ度」だった。ていうかそもそも
「原作」と重ね合わせることが間違いなのであって、
「別物」として考えればそう悪くはない。
オレの個人的意見としては、あの手の深〜い話を
無理に映画化するのはもうよした方がいいと思う。

ただ、彼女はとても良かった。
ものスゴくいい。

そう。
水原希子嬢だ。

演技ではなく素材の話であり、
特にあの唇は
何とも魅力的。

なかなかいないよなあ。あんなコ。
もう、すっかりファンです。はい。


村上春樹と言えば、
タイに移住して間もなくの頃出逢った
Mーク嬢のことを思い出す。

Tちゃんの当時のカノジョの友達の家に遊びに行った時、
その部屋でカレシと同棲していたタイの東大、某
「チュラ(ロンコーン)大」生だったMーク嬢は
とても魅力的なオンナのコで、ルックスはもちろんのこと
彼女の醸し出す雰囲気が頭の良さとマッチして、素直に
「人として素敵♪」と感じられる、タイガールには
かなり珍しいタイプ(?)なのだ。

1LDKの部屋に十人近くの男女が
「わらわら」と集まった中にオレ達も混ざったのだった。

タイ語がまだダメだったのでつたない英語で会話をしたが、
ニッポンの小説に興味があって、特に
「ムラカミハルキガスキ」だと言う。

タイ語訳などないだろうからもちろん英語版だろうが、
英語で小説を読んでしまうなんてまずスゴイなと思ったし、
「ノルウェイノモリ」を気に入るなんて、それだけで
ものすごく親近感が湧いたものだった。

酒も入ってなんだか調子に乗ったオレは、
ギターを持って歌いだした輪から外れて
(大学生達なんてそんなものだ)、ベランダで彼女と
いろんな話をした。

「いつかこの街でカフェをやりたいんだけど、
どんな感じがウケるのかよくわからないから、
いい店があったら教えてよ」

そんな風にカッコつけて言うと、
「たくさんあるから私がいろいろ案内してあげる」と、
タイピープル特有の親切な返事が返って来たが、まだまだ
初心(うぶ)だったオレは半ば本気にして、後日、思い切って
一緒に居たJ君が聞いたという彼女のケータイ番号に電話したら
同棲中のカレシが出て、
「何の用」と聞かれたので切った。

どう見ても不釣り合いなイケテナイカレシだったが、
そんなことは余計なお世話である。

今頃どうしているのだろう。

どこかの一流企業に就職して(多分銀行)
バリバリ働いているのかな。

「ノルウェイの森」は、できればタイでの公開時に
彼女と一緒に観たかった。

まだ、この国に対して
「夢」を見ていた頃の

甘く切ない想い出である。


*「ニターン(3222)」は「物語」の意。

古本屋さんで本を選ぶ時、
「過去に読んだことのあるもの」以外理由はほとんどなく、
いつも困ってしまう。
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こっちに来てから読んだ本(筒井作品以外)で
一番オモロかったのはこれかな。
「ヤラレた!」と何故か思った。
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2011年7月 8日 (金)

テレマカシ サマサマ

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結論から言えば
何もしなかった。

サーファーでもエステ好きでも新婚でもカップルでもないオレにとって、
バリ島は本当に、何もすることがないところなのだ。

日常生活で忙しく働く人々が少し長めの休暇を取り、
家族もしくは恋人と共にリゾートアイランドで
何もせずにのんびりと贅沢な時間を過ごす。

きっとそれが正しい。

リタイアしたおっさんが女のコも連れずに
たった一人で行くのはあまりよろしくない。

ただ、楽しくなかったわけでは決してない。

ビーチを散歩して夕陽が水平線に沈むのを眺めて
500m泳いでごはんを食べてたっぷり寝て本を一冊読んだ。
それだけで十分と言えば十分。

何しろ、気候が抜群に良かったからね。

乾期のバリ島はまったく「絶妙」な過ごしやすさで、
昼間の陽射しは強いが日陰に入れば涼しい風が吹き、
夜は少し肌寒いくらいで、半袖一枚で
少し早めに歩いてもまったく汗をかかない。
寝る時はもちろんエアコン無しでオッケー。

そんな感じが九月頃まで続くらしい。

逆に雨季に入ったタイでは、
街を少し歩いただけで汗がじっとりと滲んでくるから、
その差がよ〜くわかるのだ。

道路は舗装され、街にはショップが建ち並びとても賑やかで、
一人で歩いているとメチャメチャニッポン語の上手いロコボーイ達が
「ハッパドウ?チョコモキノコモアルヨ」
「オンナノコイラナイノ?オッパイパブオッパイパブ」
「ゲッツ」などと、ひたすら声を掛けてくる。

かなり鬱陶しい。

だからやっぱり、可愛コちゃんと二人で
「ヴィラ」にしけこむのが一番だね。

写真前半は、Tちゃん夫婦が泊まったクタのホテルのプールと
スミニャックのヴィラで、後半はウブドにある某
「アマンダリリゾート」という、Tちゃんの知り合いの
T子さんが五年ほど勤めている高級ヴィラ。
サーヴィス料10%と消費税11%を合わせると
一泊十数万円らしい。

どうせなら、某
「ブルガリリゾート」も見たかったな。

ホテルよりも、やはり一軒家タイプの
「ヴィラスタイル」の方が断然イイ。

もちろんオレは独り寂しく安ホテルだ。
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ネットで予約した、某
「マンガバリ」(約2862円)というところがイマイチだったので、
二日目三日目は、某
「エアエイジア」系列のホテルに移動(二泊で約四千円)。
「エアコン」「タオル」「ドライヤー」はオプションと機能的。
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ビジネスホテルみたいだったけど、できたばかりでピカピカだし、
ベッドの寝心地もシャワーの勢いも抜群で、とても快適だった。

あ、そうそう。ちなみに某
「エアエイジア」を初めて利用したのだが、
時間には遅れなかったし、まったく問題なかった。
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たしかにちょっと「人口密度」は高いし、
ノーマル座席は前後が狭いけど、シートは本革貼りだし、
オレの場合体が小さいから全然だいじょーぶ。
ま、数時間のフライトならね(*タイ→バリは四時間)。

Tちゃんは体がデカイから、帰りはグレードを上げて
「赤いシート」にしてみたけど、それで普通の
「エコノミー」の広さかな。

今回のエア料金は2238THBだったし(キャンペーン価格)、
コストパフォーマンスは抜群だ。

バリのヴィザ代750THBと、何故か帰りに取られる
空港利用税(?)530THBも合わせ、
ホテル代食事代移動他滞在費ひっくるめて全て込みで、
約9000THB。ってことは24300円かよ、おいおい。

安っ!!

今まで経験した旅行の中で
「最安」だな、間違いなく。いかに
「何もしてない」かがわかるというものだ。

ま、アクティヴ派の皆様には
まったく参考にならなくて申し訳ないが、逆に言えば
「それくらいいい所」ってことだよ。うん。


「豪華なヴィラでゆったりのんびり」。

たまには
そんなご旅行も

よろしいのでは。


*「テレマカシ(12211)」「サマサマ(1222)」は、インドネシア語で
「ありがとう」「どういたしまして」の意。

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2011年7月 5日 (火)

クラン(グ)レーク

旅行に出掛ける随分前から、某
「地球の歩き方」などのガイドブックを参考に
「妄想」をさんざん膨らませ、出発前にはすでに
旅の楽しみの半分位は終わってしまっている。
というのがいつものパターンだ。

しかし、今回はその
「歩き方」がなかなか手に入らず、
知人に聞いた話のみでイメージするバリ島は、
「キノコと神秘の島」といったところか。

ただ、行ったことがある人全員が
「ものすごくイイ」と口を揃えるのだから、これはもう
相当期待せざるを得ない。

バリと言えば、北海道在住の友Kスケ君が何年も前から
「行こう行こう」と誘ってくれていたっけ。

できればそーいう
「現地に詳しい」人間が一緒の方が、もっと言えば
「現地在住」の知人がいれば更に楽しめることは間違いないし、
オレのような面倒くさがりにとっては特に都合がいい。

ま、今回は三泊四日と日程も短いので、素人なりに
「サクッ」と楽しんでこようと思う。今日になってやっと
「歩き方」('06〜7年版だが)も手に入ったことだし。

いつか機会があれば、Kスケ君の案内で
「フレッシュキノコジャングルツアー」などに
是非参加したいものだ。


初めてのインドネシア。
初めてのエアエイジア。

果たしてどうでしょう。


*「クラン(グ)レーク(23332)」は「初めて」の意。

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2011年7月 3日 (日)

ラッタバーンマイ

「ちょっとも〜勘弁して下さいよ〜」


気が小さくビビリ性のオレとしては、どーしても
入り口の方が気になるわけであり、常連のお客さんが
入り口側に振り向く度
「ビクッ」とすることになり、それを面白がって
何度も繰り返すのだ。

「だって何か音がするんだもん」

確かにその
「ピシッ」というような小さな音には
すでにオレも気がついていた。

おそらく温度か湿度の差か何かの加減で、
家具か調度品もしくは壁そのものかそれらの
接触部分が放つ音なのだろうが、いわゆる
「ラップ音」に聞こえなくもないので、
「ピー(12幽霊)」的な存在に対する恐怖も加わることになる。

そもそもオレがビビっていた対象はケーサツ官であり、
カウンターの唯一のお客さんは、オレの思惑とは逆に
「来てくれないかなあ」と思っているわけで、何故ならば
「どーいう状況になるか見てみたい」、そしてニッポン帰国時の
「話のタネ」にしたいからだ。つまり
「バンコクの焼酎バーで飲んでたらケーサツが入って来てさあ......」
という話である。

実は今日、七月四日はタイ下院議員の総選挙の日であり、
土曜日の昨夜は投票日前ということで、国民が
「酔っぱらってしまい起きられずに(?)投票に来なくては困る」
という何とも幼稚な理由で、法律上
「酒類の販売が一切禁止」となり、違反すれば店側に
「罰金二万バーツ」の過料が課せられることとなる。

居酒屋やバーはもちろんのことスーパーやコンビニでも同じで、
例えば普通の料理屋さんの場合は、バレないように
隠れて売っているところもあるが、常識的に考えて
「いかにも酒がメイン」ならば営業しない店が多い。

それでも開けているのは、よほど
「ケーサツと密に癒着している」か、もしくは
「来るなら来い!」という強気の店であり、
オレがアルバイトしている焼酎バーは間違いなく
後者なのだ。そして当然、土曜日に
「主の留守を守る」のは紛れもなくこのオレなのであって、
強気の彼女に対して弱気のオレは
「いつ来るかいつ来るか」と、ビビることとなる。

「選挙前の土曜日」以外にも、例えば何らかの
「仏教の祝日」の前などにも同じように酒類の販売が禁止になるが、
取り締まりが厳しい日とさほどでもない日があるようで、
「選挙前」の場合特に厳しい、という情報は以前からあった。

そして先週、満を持して(?)
ついにやって来たのである。


もちろんできる限りの対策は講じる。

いつも点けるローソクは消しバック棚の照明も消し
もちろん玄関の明かりも消し、お客さんによっては
「今日は休みかな」と思うかもしれない。がしかし、
道路側の玄関横の窓は大きくカーテンもないので、
どーしても明かりが漏れてしまう。だからやはり
「ガチャッ」とドアを開けるトライはすることになり、
「万が一」のため鍵を掛けてある。

ただし、ドアにマンションのような覗き穴はなく、
玄関の横の壁にガラスのスリットはあるが、外が真っ暗なので
立っている人物をハッキリ特定できない。つまり相手が誰だろうが、
営業している以上鍵を開けて中に入れるしかなく、
制服のケーサツ官ならまだわかるかもしれないが、
私服ならば区別はつかないのだ。

第一段階を突破されたとなれば、あとは
「酒は売っていない」と言い張るしかない。だからお客さんにも
「遊びに来た友達です」と答えてもらうように含めておくし、
透明のグラスは使わず、陶器で出す。

だけどさ、いくら大きな看板がないからといって、
ボトル棚にズラーッと酒が並んでいて、カウンターに
突き出しとポテトチップが並んでいれば、どう見たってそこは
「バー」であり、グラスの中は
「酒」に決まってるぢゃん。

おまけにカウンターの中のオレは、他のスタッフ共々
「作務衣」を着てるわけで、
「友達を呼んで一緒に呑んでいるんです」
などと言える状況でもない。だから
「対策」と言ったって、実際は
「ザル」のようなもの。

先週は、たまたまお客さんがいなかったから
運がよかった。

目つきの悪いタイ人が入って来た瞬間、
「ヤバイ」と思ったが時すでに遅く、顔を伏せ一生懸命
「本を読むフリ」をしているオレの頭上で繰り広げられる
ケーサツ官とタイ人スタッフとの会話を聞くしかない。

「コイツはニッポン人か」
「はい」
「オーナーか」
「いえ違います」
「お前らの他に誰もいないのか」
「はい。今日は閉めてますから」
「上の階を見せてもらおう」
「どうぞこちらへ」

トントントントントン。
トントントントントン。

「わかっているだろうが、酒を売ったら大変なことになるぞ」
「はい。もちろん承知しております、それはもう。はい」
「また来るからな」
「はい。どうもご苦労様でした」

1mmも動かないオレと目を合わすこともなく、
ケーサツ官は去って行った。

「おいおいおいおいおいおい。危ないなあ、マヂで」

何故オレがそこまでビビるかと言うと、それは当然
「後ろめたい」からであって、
「労働許可証」なしで働いているのがバレれば、常識から考えて
「強制送還」となるからで、まあそこまではいかなくとも
「タダ」で済むはずがない。

「ところで、コイツはワークパミット持ってるのか」
とでも言われたら、もうお手上げだ。

従業員に話を聞いたところ、ヤツは以前店に来たことがあり、某
「外国人スタッフ」を発見して小遣いをせしめた輩だとか。
おそらく目を付けられているのだろうし、
「今夜は間違いなく来るだろうな」と、覚悟はしていた。

その件を話した上で、面白がったお客さんが
わざとオレをビビらせて喜んでいたのだ。だって、
客側に罰則規定はないからね。

実際、お客さんは五人。玄関の鍵が
「ガチャッ」と鳴ったのは、計五回。
その度にオレの心臓は
「動悸っ」としたわけである。

ま、結果的には来なかったからよかったが、正直
「何故オレはこんなリスクを冒してまで働かねばならないのか」と、
理不尽に思ったことはたしかだ。
もちろん何かあった場合は、店側が
罰金なり何なりの責任を取ってくれると信頼はしているが、それでも
「危険手当」が出るわけではなく
「精神的重圧」への保証もフォローもない。

元々ギャラは破格(悪い方)だしね。


というわけで、
これはタダの愚痴である。

皆さんにとっては、やはり
常連客のT氏と同じように、ひょっとしたら
ケーサツ官がやって来た方が内容もオモロかったかもしれず、中には
残念に感じた方もおられるだろう。

オレだって
「何事も経験」と常々考えているし、
街の交通ケーサツ官にはしょっちゅう捕まって
「ゴーゴー嬢にコーラを奢る」以上にコラプションを払っている
(今さらケーサツに金を払うのに抵抗はない)が、
「強制送還」なんてゼッタイにイヤだし、それに関して誰かに
「借り」など決して作りたくはないのだ。

だから昨日、お客さんが居る間に例の輩が来なかったのは
「チョークディー(32222運がいい)」と素直に思える。

どこに住んでいたってその国の
法律を遵守せねばならないのは、
人として生きる以上当たり前のこと。

それを分かった上で、敢えて
「冒して」いるのだから。


さて、もうすぐ投票の締め切りだ。

タクシン氏の(実の)妹率いる
「タイ貢献党」と、前首相率いる
「民主党」との一騎打ちの様相だが、けっこうな接戦で
どちらも過半数を取れないかもだから、どのように
「連立」を組むかで政権党が決まるのだろう。

「タイ貢献党」が、もし政権を取ればタイ初の
「女性総理大臣」の誕生である。

現実的にはタクシン氏の意のままだと言われるが、
女性社会のこの国だから、期待している国民も多いかも。

選挙戦ですでに死者も出るほどヒートアップしており、
アツいタイピープルは皆、それぞれの思いで注目している。

間もなく開票。

タイに居られる
喜びを噛み締めつつ、

結果を見守りたい。


*「ラッタバーンマイ(3222211)」は「新政府」の意。

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2011年7月 1日 (金)

キンタップ

ブログの更新頻度が少ないのは、明らかにちょっと
「バタバタ」しているからであり、ニッポンから
友人知人が遊びにやって来るとどーしてもそうなるのだが、
こーいう時はだいたい、ある
「ヂレンマ」に陥ることとなる。

と、ここで
「<ジ>レンマぢゃなくて<ヂ>レンマぢゃん!」
ってことに気付く。よーするに
ギリシャ語(語源が?)の綴りが
「d」「i」なのだから(dilemma)、カタカナ表記としては
「じゃ行」「い段」の「じ」(「j」「i」)でなはなく
「だ行」「い段」の「ぢ」の方がいいのでは。そして
「ディ」レンマではないよな。という件。

ま、そんな細かい話はどーでもよく、いや
どーでもよくはないが後回しにして先に進むと、
つまりはこうだ。

「友人と会って、一緒に遊びに行く」→「オモロイことが起こる」→
「ブログネタ」→「書く時間がない」→「オモロイことが起こる」→
「ブログネタ」→「書く時間がない」→「オモロイことが起こる」→
「ブログネタ」→「ネタが溜まって」→「さあ、どれから書こう」
となるわけで、
「単調な生活」→「時間はある」→「ネタがない」
とは逆のパターンだ。

で、今だったら例えば
「トカゲを飼っている件」
「Pン嬢の件」「瘡蓋の件」
「禁断症状」「東京あられ」
「鎖国と坂本龍馬と革命」
「鹿児島ちらん千葉紅東」
「アメトークの観覧席」「持ち検」
「パレート効率式とナッシュ均衡」などなど。

ノートを見ればまだまだたくさんあるのだが、
触れられずに埋もれていくネタも多いわけで。

ということで日記という性質上、まずは
直近の話から。


「これほどまでにシーズンオフなのか」
と、ちょっと驚いたのは、パタヤの人の少なさである。

クルン(グ)テープに少し飽きたらしきKスケ君に付き合って、
近場の海であるパタヤビーチに二泊ほどしてきたのだが、
雨季でしかも夏休み前ということもあってか、大型バスで訪れる
中国人の団体がやたらと目立つ以外、割に閑散としていた。

主に家族連れもしくはカップルで来ている彼らは、いわゆる
「バービア(オープンエアのバー)」や「ゴーゴーバー」などが乱立する
「歓楽街」にはまず立ち寄らないから、出稼ぎのタイガールからすれば
「商売上がったり」ということなのだろうか。

そんな中街をあるけば、
「アナタアナター」「ヤリタイヤリタイ」「キモチイィ〜」
「コンバンワ」「ニーハオ」「アニョハセヨ〜」などと、とにかく
「ガンガン」腕を引っ張られるわけだが、
真っ黒でゴリラみたいなバアさんばっかりうぢゃうぢゃいて
閑古鳥が鳴いているバーで飲むのはイヤだし。
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かと言って、
ゴーゴーバーとディスコが集中する夜のみの歩行者天国、某
「ウォーキングストリート」はベタだし飽きたし。

至る所にあるマッサージ屋さんも客引きがスゴくて
「どこまで本気で」マッサージしてくれるのか怪しいものだ。

もう四度目になれば様子も事情もだいたい分かるが、
「売るか買うか」だけの至極単純な産業構造であり、どう見ても
「供給過多」なのは明らか。

「しかしモジョがないよなあ」と、刺激にもすっかり
鈍くなってしまったおっさん二人、特にオレの場合
「買春」する気などまったくないので、何だか段々
彼女らに申し訳なくなってくる。

シーズンオフと言えば、パタヤに出発する日、つまり
火曜日の午後ちょっとした出来事があったのだが、これまた何とも
「胸が詰まる」系の、切なく哀しい話なのだ。

「11時に行くから」と言ってちっとも来ないオレの唯一の
「ラックサヌックテーマイプクパン(*セフレのこと)」Lウ嬢は、
いつもそんな感じなのでまあいいとして、
ゴルフのキャディーGー嬢から電話があり、
「いつ来るのか」的な催促かと思いきや、
「ヒマなら今から会えないか」と言うではないか。

いつも行くゴルフ場のキャディーは一号二号三号といるのだが、
彼女は二号。もちろん外で会ったことなどなく、
全然可愛くもなくただ愛想がいいだけの26才のポッチャリさんで、
キャディーとお付き合いするおっさんも結構多いらしいけど、
そんなことは考えたこともないし、いや一号は
キレイでスタイル抜群なのでなくもないが、とにかくその
Gー嬢とはとてもムリな感じなのだ。

イヤな予感はしたが、Lウが来ないのはハッキリしていたので
仕方なくオッケーすると、会った途端いきなり
「ヤマハの部屋に行こう」と言う
(*ちなみに最近タイガールにはヤマハと名乗ることにしている)。

よーするにこーいうことだ。

「おとーさんの治療費をどーしても払わなければいけないのに、
雨季(シーズンオフ)でお客さんが来ないからまったく稼げない。
お願いだから1000バーツ下さい。何でもするから」

「何でもするから」はちょっと正確ではないが、まあ、
意味は分かってもらえるだろう。

スゴイな。まるで
特攻隊だ。

もっとも、悪いのはオレなのである。

ティーグランドで打つのを待っている時、ドライバーのヘッドで
オッパイをツンツンしたりするからこーいう目に遭う。

タイに住んでいればこの手のことはよくあるが、いちいち
胸がイタくなるよ。ホント。

そんな出来事があった流れでパタヤへ行ったから、
「供給過多」によるダンピングなのか、ゴーゴー嬢バービア嬢達が同じく
「ホテルイク1000バーツ」と、チ○コをさわさわしてくるのが、
やっぱり何だか哀しいわけで(*相場は1500程度と思われる)。

まあこれはただ単にオレの勝手な心境であって、表面上は
「ウヘヘヘ」と、ただのエロ親父なのだけどね。

それにしてもパタヤはやはり激戦区だけあって、どこへ行っても
生ビール一杯40〜60THBで飲めるし(瓶で100程度。
こっちのゴーゴーバーなんて、最近はビール一本
125〜150THBくらい取りやがるからね!)、
女のコを眺めながらのんびり暮らすにはいいのかもしれない。
雨季だけど風が爽やかで涼しくて気持ちよかったしなあ。
ただし、可愛いコはそんなにいないしビーチは汚いしが。

おそらくKスケ君もしばらくはパタヤ暮らしで、
そこからチャーン島へでも足を伸ばすのだろう。

で、オレの方はと言えば、七月五日から
三泊四日の日程で、中国に住むTちゃん夫妻と
「バリ島ツアー」である。
「エアエイジアマニア(?)」の彼が予約した
「激安チケット(往復6000円)」に便乗したのだ。

インドネシアに行くのは初めてなので楽しみだ♪
新婚さんの邪魔をしないように、
ビーチリゾートでの〜んびりしてこよう。

とは言っても、普段からこれだけ
のんびりしてるんだから、あまり
のんびりの価値がないよなあ......。

ま、いっか。


そんなわけで、こっちで普通に暮らすようになると
ゴーゴーバーやバービアになんて別に用事はないのだけれど、
たまに行くとやっぱりけっこう楽しいものだ。
女のコ達と下らない話をしてるだけでいろいろ勉強にもなるし、
世間の流行がわかったりもするしね。

で、最近大流行のタイポップで
「肝臓を食べに行こう♪」というアホな内容の歌があるんだけど
(タイピープルは豚のレバーが大好きなのだ)、
メロディーラインもキャッチーで、街中どこでも
それこそしょっちゅう流れていて、しまいには
「キンタップ(2211肝臓を食べる)」が
「セックス」の意味に使われている。よーするに、
バービアなどでタイガールが、肝臓の辺りにタッチしながら
「キンタップドゥワイガンマイ(一緒に肝臓食べる)?」
などと誘ってくるのだ。

当たり前だが本当に
「肝臓を食べに行きたい」わけではなく、
「ショートでどう?」という意味であり、
「なかなかオモロイ表現だなあ」と思う。

タイ語で普通に言えば
「アウガン(2222)」であり、他にも
「ピーガン(3222)」「シーガン(1122)」
「ブンブン(2222)」「クキクキ(2222)」
などいろいろ呼び方はあるが、セックスの隠語が
「肝臓食べる」なんてオシャレぢゃん。


もちろん使わせてもらいます。はい。


*「キンタップ(2211)」は「肝臓食べる」の意。

一応ビーチにも行ってみた。
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中心部をちょっと離れると、地元の人の縁日(?)がやっていた。
お約束のビンゴ大会で盛り上がる。
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金魚すくいも。
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ガラスの向こうからクネクネダンスで誘うゴーゴー嬢。
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呼び込み嬢の中にはこんな素敵な衣装のコも。
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「ボーイズタウン」は禁断の世界、でもないか。
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場末の置屋みたいなところに、
ひょっこり可愛いコがいたりするのだ。
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出た!肩口にわけのわからないタトゥーシリイズ。
「クンポークンメー(22322232父母)でしょ」と、
意味はわかっていたようだが。
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