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2011年11月22日 (火)

タレー

「DRAFT BEER 59THB!」


某「ウォーキングストリート」のゴーゴーバーの店前には、
呼び込み嬢達が皆、そんなボードを持って立っている。

......といったような話を書こうと思ったのだが、
朝(起きるの)が早いのでそろそろ寝ることにする。

実は、明日から約一週間
「プーケットツアー」なのだ。

ところが、何故か
あまり実感がない。

最近、急にアクティヴになって、しょっちゅう
小旅行に出掛けているからかな。

実際、どーしてもプーケット島に行きたかったわけでもなく、ただ
チケットが安かった(片道1000THB*込み込み)から、
「久しぶりに行くか」となっただけで、それよりもむしろ来年頭の
「ウボンラチャターニーツアー」や、二月の
「ハヂャイツアー」の方が、初めてなだけに
よほど楽しみなのだ。

高級リゾートは性に合わないし、今回の旅行は
「ゆっくりのんびり」するのと、
「バーベQ」(日焼け)が目的であり、夜の徘徊よりは
「ビーチでダラダラ」を優先させる予定。

なにしろ、ハイシーズンに入って
「海が呼んでいる」のだから。

ちなみに、ラヨーン(グ)のビーチも
かなりキレイだったし、遠浅で泳ぎやすくて
ヒジョーに良かった。
同じ位の距離の、王室御用達リゾート
フアヒンよりよほど気に入ったくらい。

そんな風に、近くにいくらでも
「キレイなビーチ」がある件だってタイの大きな魅力なので、
満喫するに越したことはないのである。

ただ、物価が高いので
「遊びまくるぞ〜」という気には
どーしてもなれない。

ま、たまにはまったりと
音楽を聴いたり本を読んだりしつつ、
リゾート気分を味わってこようかな。


ではでは。


*「タレー(222)」は「海」の意。

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2011年11月20日 (日)

エエン(グ)

「パタヤーはスゴイな!」


結局、また水着にならなかったのである。

文字を読む限り、どうやらパタヤではなく
パタヤーと伸ばすのが正しいようなのだが、そんな
細かいことは別にどーでもよく、首都
クルン(グ)テープから車で一時間半程の距離に
「水着になるまでもないくらい素敵な」リゾート都市がある、
というタイの魅力をあらためて実感した。


人それぞれにその人なりの基本的考え方や哲学があり、
もちろんオレにもあるわけで、例えば
「行動する前に<目的>や<目標>、<テーマ>を持つべし」
なんてのも、スムーズにコトを運ぶ為、常に意識する
基本理念のひとつ。

初めて訪れる場所ならば必要ないかもしれないし、むしろ
何も考えずに行った方が楽しめる場合もあるだろう。ただ、
何度も訪れているから、せっかくなら、今回は
「仲良くなったコと共にラヨーン(グ)、もしくは
サメット島まで足を伸ばすこと」を目標に、と、
なんとな〜く思っていた。そして、
もしそれが叶わなければ、単独で
ラヨーン(グ)に、現地で働くSンちゃんを訪ねよう、
というわけだ。

どちらにしても今回は、クルン(グ)テープの
洪水から逃れるわけではなく、ただ単に遊ぶためだけの
「パタヤー&ラヨーン(グ)ツアー」である。

パタヤー好きのYキさんと一緒に月曜の午後出発、
数日滞在した後彼とは別れ、その後
タイガールと共に、もしくは一人でラヨーン(グ)に向かい、
金曜か土曜に戻ってくる、という予定。

さて、パタヤーのいったいどこがスゴイのかと言えば、
男子がタイで一般的に味わえる娯楽が狭い範囲に、かなり
高いレヴェルでしかも安価に揃っているところである。

六月の終わり、すでに現地を訪れていた
Kケ君と合流した時は雨季の始まりであり、何だか
閑散としたムードであったが、十一月、いよいよ
「ハイシーズン」に突入したばかりのパタヤーは、たまたま
洪水被害のクルン(グ)テープから大量に避難してきた
タイピープルが加わり、特に先々週などは
ビーチロードが大渋滞で、一種異様な雰囲気が漂っていた。

いつものゲストハウス(600THB/泊)に荷物を、某
「セントラルワールド」駐車場(料金フリイ!)に車を置き、
「ごはんの前に、まずは軽く運動を」とソイ6の置屋街に向かう。

「女子をお金で買うのは好きぢゃない」などと言っていた
以前のオレとは違うのだ。

「それ系のブログ」と間違えられては困るので、
「その手」の情報を事細かには書かぬが、とにかくいろいろな
「風俗サーヴィス」がある中で、おそらく一番安価なのは
置屋もしくは立ちんぼ(パタヤーでは「座りんぼ」)
だと思われるが、そのあまりのお値打ちさに驚き、最近は
「スポーツ」と完全に割り切って、ハマっているのである。

置屋ルールにももうすっかり慣れ、ポケットに
ローション&ニッポン製コンドームを忍ばせているのは
言うまでもない。

ことタイガールに関しては好みの範囲が広〜いオレは、
すぐに相手を見つけ三十分コースを軽くこなす。とは言っても、
ソイ6の場合、一応
ディープキスフェラーリ体位変更何でもアリアリの
「フルサーヴィス」だ。

好みのコがいなかったYキさんは、結局購入せずである。
ちなみに彼はヒジョーに女子眼が厳しく、
キレイ系で色白で細くないとダメなのだ。

夜ごはんに珍しくピザ&パスタを食べた後は、目的の
「女子探し」。

前回は、
「遠距離恋愛のススメ」ということで、
適当なコを物色したものの、これといった出逢いもなく、
妥協したので、引き続き相手を探し、調子良く話がまとまれば
「ラヨーン(グ)もしくはサメット行き」も視野に入れて。

「ローソー」のオレは、残念ながら某
「ゴーゴーバー」の女子にはとても手が出ないので、当然
「バービア」(女子を持ち帰ることができるバー)巡りとなる。
とは言っても、パタヤーにはそれこそ星の数程の
「バービア」があり、座ってる女子は、正直
「女子とは言い難い」年齢の、ま、よーするに
ババアがほとんどなわけで、そんな中で、
若いカワイコちゃんを見つけるのはある意味至難の業と言えよう。

しかし、場所によっては、まあそこそこ
若いコが揃っている店もあるし、そんな店を発見するのも
パタヤーでの楽しみのひとつなのだ。

それにしても、これだけ広い
「バービア街」がたくさんあって、
「よくやっていけるものだなあ」と感心する。
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Img_2805

さすがにパタヤー事情に詳しいYキさんは、やはり
若いコが居る店をちゃんと知っていて、何軒か廻るうち、突然
目の前に電気が走る。

「何、このコ。メチャメチャ可愛いやん♪」

それは意外にも、目と鼻の先。
中心街のごく普通の店に、彼女は
「ちょこん」と座っていた。

ただ、オレの哲学からすれば、そのコは明らかに
「手を出してはいけない範疇」にあった。

よーするに、一般的に見て
「可愛いオンナのコ」というのは、当然
「ライバル」も多い訳で、廻りから
「チヤホヤ」され続ければ、本人も調子に乗って
「お高くとまる」のが世の常なのであり、だんだんと
「ナマイキ」になって、性格も悪くなるのが普通。

それを考えれば、容姿は
「そこそこ」で愛想が良いコの方が、自分の相手としては
「相応しい」と言えよう。

「イケメン」ではなく、ただの
「変態親父」なのだからね。

そう。
先回も書いたが、オレは
「変態」だ。

今までは、なんとな〜く
「ロリ気味」とか、どちらかと言えば
「M寄り」などと、うやむやにしてきたが、
最近になってようやく、自分自身が
「スーパーロリータコンプレックス」の
「ドM」だということにハッキリと気付いて、そーなればもう
「公言」するしかないではないか。

年齢を尋ねたが、
彼女は答えない。

しかし、いろいろな条件から
○○才と断定。
実際、カワイコちゃんであることは間違いないが、
「性の対象」として見ると、まだ全然ガキであり
「ヤりたい」というよりは、
「ギューッ」とキツくハグしたい、と思うような、
そんなタイプのオンナのコだった。

ま、もちろん
「ロリ」のオレにとっては全然許容範囲。しかも、
今までパタヤーで見掛けた中では
「断トツ」の可愛さだったので、とりあえず
「仲良くなれればいい」と、あまり深くは考えず、某
「サンミゲルライト」を注文した。

その後、ツラい葛藤が待っていようとは、
夢にも思わなかったのである。


写真を載せなくても、本人を
断定してしまう可能性が高いので、
この先を書くかどうかはヒジョーに
悩ましいところだ。しかも、
「テーマ」が結構重く、こんな風に軽〜い
「タッチ」で綴っていいものなのかどうか。

しかし、ここでやめるわけにもいかぬので、
やはり続ける。

E嬢はクルン(グ)テープの近くの街の出身で、母親と共に
パタヤーにやって来てしばらく経つ(一年弱)と言う。

「このコとは話したことがあるから」と、Yキさんは先に
「ウォーキングストリート」へ向かい、後から合流することにして、
「ここはひとつじっくり話をしてみよう」と決めた。

自分のことを
「エエン(グ222自身)」と言う彼女。

女子の場合普通は
「ディチャン(233)」もしくは
「チャン(33)」なので、感覚としては
「京都女子」が、自分を
「ウチ」と表現する感覚に近い気がして、その
「可愛い声」も相俟って妙に萌えるオレ。

とにかく
「胸キュン」なのだ。

「私がメー(32母親)を養っている」
「家賃が7500THB。ここの基本給は3000THB」
「ニッポン人の客が少ない」
「クルン(グ)テープは汚くて渋滞がヒドいから住みたくない」

ハマれば間違いなく
「このコと母親の生活を支えなくてはならない」という、
最も危険なパターンだ。

おそらくニッポン人のギックが居ると思われる彼女。
サメット島へ一緒に行く話をさり気なく持ちかけると、
「メーに聞かないと分からないけど」と前置きし、
相場より少し高い金額を言う。
ま、若いからそれなりの値段なのだろう。

正直な話、
「ビーチでゆっくり」となると、彼女のような若いコの場合
おっさんと一緒ではすぐに飽きて退屈するだろうし、
話の内容も当然若いし、
「会話がなくても間が保つかどうか」と考えると、
ちょっと厳しいような気もする。

ただ反面、
「このコとなら一緒に居るだけで幸せかも」とも思える。
まあ実際、
「娘と一緒に海に行く」みたいなものだしね。

しばらくその店に居て、
あることに気付く。

「あれ。歩く時何だかヒョコヒョコしているな」

注意して見ていると、どうやら少し
足が悪いようなのだ。
小走りもするし、別に
引きずったりするわけではないが、ひょっとすると
どこかが曲がっているのかもしれない。

道理で
「迷彩のパンツにスニーカー(ジョギングシューズ)」という
バービア嬢にしては珍しい格好なはずだ。

当然ながら、ここで熟考する。

海に連れて行くことはないにせよ、オレは彼女を
「ペイバー」、つまり、
「ホテルに連れて帰」れるだろうか。

「一緒に歩けるのか」もっと言えば
「セックスできるか」ということだ。

............。

その日は結局二時間ほど話し、とても
楽しい時間を過ごした。
話しているととにかく面白いし、一緒に居るだけで、
E嬢の顔や仕草を見ているだけで、何だかとても
「癒される」気がするのだ。

翌日もその店に寄り、結構長い時間居たが、
結局、持ち帰ることはなかった。

ま、いろいろ事情はあったにせよ、その次の日、つまり
水曜日ならペイバーすることはできた。

しかし、二日目の店の終了時、オレが
連れて帰らないことを知った時の彼女の表情は、
何とも言えず哀しいもので、
「もう来なくていい」と言われてしまった。

当然である。

「バービア」で働くコにとって
「ペイバー」は死活問題であり、いくら
「ドリンク」を飲ませてもらったところで微々たるもの。
客とエッチして稼ぐ以外、喰っていく方法はない。

それなのに。あー
それなのに、それなのに。

その夜、オレは
ずっと、ずーっと考え続けた。
実際、相当真剣に悩んだのだ。

「障害者」と「健常者」。

いや、そんな大袈裟な話ではない。
ただ、気になったのは間違いなく
「その部分」なのである。

E嬢と母親を喰わせていく覚悟などなくとも、
「ペイバー」くらいは充分できた。
なのに、あそこまで彼女の気持ちを引っ張って、
結局、何もしてあげられないなんて。
せめてチップだけでもあげればいいのに、
それすらできなかった。


「ああ。オレはまだまだだな」

パタヤーで初めての、

苦い夜だった。


*「エエン(グ333)」は「自分自身」の意。


有名なオカマショーの店
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「特殊浴場」もけっこうある。
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「ナイス」なカラオケとか。
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喫茶店(?)とか。
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可愛らしいネオン。
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こんな格好のコは珍しくない。
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若いコも決していなくはないのだが......。
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トニックウォーター50THB。
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2011年11月12日 (土)

プリアンレーウ

「スクラッチ」がヤバい。


オレの世代は、若い頃
「ヤバい」という言葉を、主に
「マズい」「よくない」「危険な」状況において
ネガティヴな意味で使ったものだが、近年、若者達は逆に
「スゴイ」「素敵」「好ましい」といった
ポジティヴな意味で、平時に使うようだ。

どちらにせよ、いい年のオトナが使うのに
相応しい言葉ではないが、敢えてそう表現するのは、
ネガティヴポジティヴ両方の意味でとにかく
「ヤバい」からであり、他のどの言葉よりも
しっくりくるのだ。

補足しておくならば、オレはこの
「ヤバい」という言葉の変化をとても
好ましく感じると同時に、ヒジョーに
興味深いとも思う。

人間が時を経て成長するように、
言葉も時代に合わせて変わっていく。そんな中でも
「意味だけが劇的に変化する」というこのようなケースは
なかなか珍しいのではなかろうか。

ただ、この世に存在する物事が、
時代の流れによって変わっていくのは、何も
「成長」だけではなく、好むと好まざるに関わらず
「変わっていってしまう」場合だって、
もちろんあるわけで。

哀しいことだが、それが
現実なのだ。


「Schratch」という某ローカルディスコは、
ペ(チャ)ッブリー通りのソイ35と37の間の
電車の線路のやや東側にあり、歩道に、アクリルボードの
ベタな看板が置かれているのですぐに分かる。

ちょっと前までは、某
「V.I.P」という店名であり、何度か行ったことがあるがいつも
「ガラガラ」で、週末ですら、盛り上がっている場面になど
一切遭遇しないという、おサムいハコだった。

それがである。

店内のインテリア、システム(料金)などは
まったく変わっていないので、いったい何があったのかは
サッパリ分からない。
変わったのはDJくらいだろうか。確かに
「腕前」がかなりいいことは間違いないが、タイの若者が
DJのテクニックで店を選ぶとはとても思えないので
(選曲自体は大差ない)、おそらく、オーナーチェンジによって
「評判が良くなった」はずなのだが、その理由はまったくの
「謎」だ。

将来的にその手の店をやりたいという
ささやかな希望を持つオレとしては、是非ともその
「謎」を解き明かしたい。

さて、その件を知ったのは、例によって
Sンちゃんからの情報であるが、数日前、某
「ラーンドン」の常連客に、店が閉まってから
「もう一軒行こうよ」と誘われた先が、やはり某
「スクラッチ」であった。
当日は他の女子から誘われて、丁重にお断りし、某
「Two Dogs」へ行ったので、結局、新生
「スクラッチ」に初めて行ったのは、
先週の土曜日のこと。

「スクラッチ」は「スクラッチ」でも、
「ドッグ」が付くか付かないかでは大違いだ。
とにかく、その内容を表現するのならば
「怪しい」のひと言に尽きる。

店内は約五十坪程度で、某
「ラーンドン」よりほんの少しだけ広く、段差がなく
フラットなフロアの壁際にソファー席がいくつかと、
スタンディング用のテーブルが置かれる。
お立ち台が三台で、そのうち二つは
「ポール付き」と、ローカルディスコお約束の内装で、
照明装置も似たり寄ったりのもの。

では、何が怪しいのかと言えば、それはズバリ
「客層」だ。

十代半ばから二十五才くらいまでの、いわゆる
「コンタイワイルン(タイ人の若者層)」がメインであり、
「IDチェック」のある通常のディスコには入れないような
「ガキンチョ」ばかりが目立つ。
ニッポン人はオレ達ぐらいのものであり、従業員以外で
四十越えはおそらくオレだけのはず。

先週、初めて行った時は、たしか五時半頃に
大喧嘩が始まって閉店したが、昨日は
朝六時までやっていた。そして、土曜日にも関わらず
「男女比率6:4」という雰囲気の良さ。

ディスコの雰囲気というものは、客の
「男女比率」がとても重要で、当然のことながら
「女子率」が高ければ良くなるものなのだ。
かと言って女子ばかりではもちろんダメで、やはり
「男女均等」もしくは「女子やや多し」くらいが、最も
盛り上がるのではなかろうか。

ところが、通常はそうでもないが、いわゆる
「ローカルディスコ」の場合、女子客の大半が
「水商売」系という事情で、週末、特に土曜日は
「予約」「アフター」もしくは「お泊まりコース」のため激減し、
男子率が極端に上がるので、当然、雰囲気はかなり
よろしくない。

だから、特に
土曜日は普通のディスコに行くことをオススメする。
プロだけではなく女子大生もたくさん居るような店だ。

ちなみに、昨日は男女比率約五分五分。しかも、某
「ラーンドン」では見たこともないような
「女子群」があちらこちらに居て、
「コイツらいったいどこから来てるんだ!?」という
素朴な疑問が頭に浮かぶ。

そして、彼女らがとても楽しそうに
「裸足」で踊っているのを見ると、こちらとしては何とも
「ほのぼの」とした気分になる。

そう。
雰囲気は、初期の某
「ラーンドン」にそっくりなのだ。

初期というか、よーするにオレの通い始めた
一年半ほど前、ローカルディスコに対し
「ディープインパクト」を受けた頃のイメージが蘇る。

どー見ても中学生くらいのまだ子供のような女のコが
ポールを掴んで激しく踊っていたり、違和感なく
一緒に踊るのも十代の若いコで、廻りで見つめるのは
そこらの悪ガキなのである。

男子陣はと言えば、某
「ラーンドン」の常連の顔見知りが多く、
そーいう意味では心配ないが、一番の問題は
「薬物」に関してであり、いくら
「アンダーグラウンド」な世界には付き物だとしても、
「あからさま」過ぎるのだ。

喧嘩が起きるのも、その辺りが
主な要因だと思われる。

そーいえば、昔、若い衆に店の前で得意げに
(改造)拳銃を見せられたのもそこだったな。

ただし、その店に
ケーサツが来たのを見たことは一度もない。
たまたまかもしれないが、毎日のように
ケーサツ官がやって来て店が閉まる、某
「ラーンドン」とはそこが違う。

しかし。
しかしである。

そーいった一切の条件を鑑みても、今はその
「スクラッチ」がかなり魅力的に思える。

だからこそ、
ネガティヴポジティヴ両方の意味で
「ヤバい」と言ったのだ。

理由を説明するのはちょっと難しいけど、とにかく
オレとしてはそんな雰囲気の中で
若いタイガールが楽しそうに踊るのを眺めるのが
楽しくてしょーがない。

正直に言おう。

オレは
「変態」なのだ。

この気持ちを分かってもらえなくても構わないし、
もちろん勧めもしない。
もし仮に、読者の男子諸君が某
「ラーンドン」や「スクラッチ」に行ったところで、きっと
多少驚くだけで、さほど楽しくはないだろう。
今まで連れて行った友達も、皆そんな反応だった。

「ヤバい」と感じるかもしれないが、それは
ネガティヴな意味に違いない。

それを覚悟の上でなら、
是非どうぞ。

あの店の映像を
「youtube」でアップしたら、皆きっと
ビックリするだろうな。何しろ、
お立ち台の上でポールを掴みながら
ショートパンツとブラだけの姿の
スタイルの良い若きタイガールが
裸足で踊りまくっているのだから。

ふふふ。


ただ、ちょっと哀しいのは、某
「ラーンドン」の変化だ。

確実に客が流れている。

距離は約五百メートル。
値段はほんの少し安い。そして何より
「盛り上がっている」となれば、当然のことだ。
事実、オレ達だって先週も昨日も早々に某
「スクラッチ」へ移動したし、今日はもう
「直接行くか」という話だ。何故なら、元々土曜の
「ラーンドン」は雰囲気が良くないから。

昨日も、終了後、
DJやスタッフが様子を見にやって来た。

「ホンダー。どっちがいい?」と聞かれても
「一緒だよ」としか答えようがないではないか。

もちろん、オレは某
「ラーンドン」の大ファンだし、
これからもずっと通い続ける。

しかし、選択肢が増えたことも事実。

実際問題、もう随分前から某
「ラーンドン」の雰囲気の変化には気付いていた。
喧嘩や揉め事が起きない代わり、以前のような
「弾けるような盛り上がり」も、少し
影を潜めていたのだ。

それは客層の変化でもあり、
「盛り上げ役」的キーマンの不在も痛かった。
「金太郎(というニックネームのボス的タイガール)」
のような存在が、やはり大きいのだろう。

そういう意味では、オレも
「その中の一人でありたい」と常々思っているが、もちろん
彼(女)らに比べればまったくの役不足なわけで。所詮
「しょっちゅう来る変なニッポン人」程度の認識だからね。

まあ、客からすれば大したことではないかもしれない。
でも、常連のオレとしてはちょっと複雑だし、何より
店(飲食店)をやっていた立場からすると、結構
胸が痛むのである。

喫茶店をやっていた当時、廻りにどんどん店が増えてきて、
その度にいろいろ対策を練ったものだ。
それはまあ仕方のないことだけれど、集客が減少傾向にある時、
「客に飽きられたのでは」と思うと、とても辛かった。

自分の力の及ばない
哀しい現実だからだ。

めげすに頑張るしかないのだが、オレの場合、結局
努力が足りず挫折して、店を閉めてしまった。

オレの人生の中で、
もっとも大きな挫折だった。

それらを経て、今こんな
お気楽生活を送っている。

考えてみれば、新しく何かを始められないのも、
挫折がコワイからなのかもしれないな。

「持つ喜び」以上に
「失う辛さ」は、堪えるものなのである。

店の運営だって、決して簡単ではない。

ディスコに通いつつ、
そんなことを、あらためて

実感するのだった。


*「プリアンレーウ(2211233)」は「変わった」の意。

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2011年11月10日 (木)

ミーウェラー

「ワンランク上の暮らし」妄想が止まらない。


楽しいことを考えたり、想像したりするだけで
ハイな気分になる単純なオレとしては、何か
具体的事案があればそれだけで充分楽しめるという、
とても安上がりな娯楽のひとつが妄想なのだ。

例えば旅行などの場合も、実際に行くよりも
行く前の方がテンションが高くて、現地では
それほどでもなかったりする。
「妄想の世界」の方が自由だし、自分に都合のいいように
どのようにでもイメージできるからね。

「もし、カフェをやるなら......」とか、
「もし、もう一部屋借りるとしたら......」などと仮定した時の
家具とかインテリアを考えるだけで、結構
ワクワクしてくるのである。
しかし、それだけでは物足りず、
「そーいえば<IKEA>がオープンしたんだっけ」
ということで、早速チェックしに行ってきた。

オランダで見て以来だったから、いったい
何年振りだろう。個人的に、東欧や北欧の
シンプルなデザインは好きだし、世界最大級の家具店の
コストパフォーマンスの良さも魅力だ。
タイにできるなんてヒジョーにありがたくて、今後ずっと
お世話になることは間違いない。

場所はバン(グ)ナートラットロードと9号線の交わる辺りで、
家から車で十五分ほどの距離だから便利。
まだオープンしたばかりとあって、平日の昼間から
多くの客で賑わっていた。
タイピープルは皆結構インテリア好きとみえて、元々
街や郊外に家具店はたくさんあるし、安くてシンプルな某
「IKEA」の商品は、おそらく相当売れるに違いない。

妄想の補助が主目的であり、
必要なモノなど何もなかったのに、結局
二千バーツ以上使ってしまった。

う〜ん。恐るべし某
「IKEA」。

うなる在庫。
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ソファーはこんな感じが好みかな。
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部屋は黒が基調なので、こーいうのに惹かれる。
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今の部屋に欲しいなこの棚。
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「カフェをやるならこんな椅子がいいなあ」とか。
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「こんなバッグでスマートに小旅行♪」とか。
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実際に購入(完全に衝動買い!)したのはここから。
丸椅子155THB。
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ナイロンのランドリーケース450THB。
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犬とネズミのトゥカター(2222縫いぐるみ)
159THB49THB29THB。
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プラスティックハンガー35THB(四本)。
Img_2784

サッカーボール69THB。
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植物を枯らす名人なので、フェイク植木各249THB。
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同じくフェイクガーベラとガラスのベース186THB。
しかし、フェイクにしてはよくできている。
Img_2788

などなど。

部屋に戻ったらまたいろいろいじりたくなってしまった。ちょうど
CDや書籍類が溜まってきて収納場所に困っていたのだ。あとは
スニーカーを置くスペースもないからなあ。何しろ
ワンルームのアパートではやはり狭くて仕方がない。

もし仮にパタヤなりウドンなりにもう一部屋借りるなら、今度は某
「TRUE」(衛星放送)のプラティナム契約をして
「H」とかいうハイヴィジョン放送を見るのだ。それには
「H」対応のデカいTVも必要だし、それ用のサイドボードと、
ソファーとテーブルとベッドカヴァーと......。
ここまでくると家電も欲しいので、ついでに某
「エンポリアム」へ。

冷蔵庫と電子レンジ、TV用のサウンドシステムに電話。
湯沸かしポットもいるぞ。う〜む。やはり某
「PHIRIPS」(オランダ)のデザインはいいなあ。
エスプレッソマシンもたくさんあるよ。本格的なのも。あ、
「PHIRIPS」と某「Saeco」のダブルネームの
全自動マシンを発見!!

「58000THBか。カフェをやるなら最低でもこれくらいだな」

「Saeco」というのは業務用エスプレッソマシンのメーカーで、
その昔、カフェをオープンする時に購入を考えたことがある。
結局はイタリア製の某
「チンバリ」という高級ブランドにしたのだが(半自動)、あれは
百万円以上したからなあ。

タイ人に任せることもあるだろうから、やはり
全自動がいいな。何しろ半自動はそれなりにテクニックがいるから。

などと、いろいろ考えていると、だんだん
その気になってくるからコワイ。

ついでに、
ケータイやデヂカメやノートパソコンなどを見ているうち、
あれもこれもどれも欲しくなってくる。

う〜ん。
マズいぞ、ヒジョーにマズい。

ひとたび物欲の柵を取り払ったら、
とめどなさそうだ。

待て待て。
よ〜く考えろ。

欲しいモノを全て手に入れてあくせく働くのがいいか、
欲しいモノは我慢して今のままの自由な生活がいいか。

答えはもちろん後者。

だから、妄想だけね。


さて、洪水はと言えば今のところ、某
「バン(グ)スー(2232)運河」で何とか止まっているようで、
ポンプを使った排水作業などのお陰で
しばらくはだいじょーぶそう。

考えてみればウチのアパートの北側にも運河があり、おそらく
そこから川に流せば何とかなるだろう。
専門家達は連日TVでいろいろなことを言っているが、結局
誰の話が正しいのかサッパリ分からないし、そもそも
言葉が不明で内容もよく分からないのだ。

ただ、街には人が少ないし、何だかつまらないので
「避難するのだ!!」という言い訳をしつつ、再度
パタヤにしばらくの間行くことにした。

「妄想の補助」で、借りる「つもり」のアパートを
何軒か見て廻ることは言うまでもないが、ひょっとして
お気に入りのコでも見つかれば、一緒に
サメット島にでも行きたいものだ。

昨日、Yキさんとミーティングをして、
年末にヤンゴンかホーチミンでカウントダウン、
年明けにはウボンラチャターニー、その後
タイミング次第でハヂャイ。そして
二月末には深セン香港(マカオ?)、さらには
三月にチァン(グ)マイと、ツアーの予定が目白押しだ。

七月には自動車免許更新のため、どーしても
ニッポンに行かねばならず、そろそろ
エアチケットの予約もせねば。
こーなったらちょっと長いけど(クアラルンプール経由大阪便)、某
「エアエイジア」で帰ってみるか。

それにしても、妄想するだけでも忙しくてしょーがないのに、だんだん
「リアル」と「ヴァーチャル」がゴチャゴチャになってきて、なんだか
よく分からないことになりそうでコワイ。

旅行については、
ウボンとハヂャイに行けば、それでタイの
東西南北の端は一通り制覇することになるので、とりあえず
満足できるはず。
似たようで少し違う各地の文化や雰囲気を味わった後、
移住する地をゆっくり決めればいいのだ。

とにかく、今たっぷりとあるのは
「時間」であり、考えてみればそれが一番
「重要」なのだから。この
「自由」だっていつまで続くかは分からないし、
「有効」に使わない手はない。

引き蘢ってなど

いられないのだ。


*「ミーウェラー(22222)」は「時間がある」の意。


「現実に試してみよう!」ということで、アイスを
「ワンランク上」の「cornetto」(17THB)から
「MAGNUM」(40THB)にしてみた。
Img_2761

ま、確かにチョコ(の部分)はウマいけど、
40THBはちょっとお高いねえ。
毎日のことだからけっこう大きいのだ。
まだこんな贅沢はできないな。
と、現実はそんなもの。
「ハーゲンダッツ」なんて
2ランク上だわ。マヂで。
Img_2764

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2011年11月 7日 (月)

ヤン(グ)マイトゥン(グ)

やはりどーしても気になったので、
昨日の夜、バイクを飛ばして
「洪水の先端」を確認しに行って来た。

アソーク交差点からラチャダーピセーク通りを北上、
ソープランド街を過ぎ、フアイクワンを越えると
スティサンの交差点で通行止めとなり、
それより先には行けなくなっている。

とは言えそこで引き返すわけにもいかず、
バイクなので隙間を抜けてさらに進むと、
そこから数百メートル先まで少し上り坂になっており、
さらに先の緩やかな坂を下る途中まで水が来ていた。
Img_2765

水際にはレスキュー隊の車が停まっており、
隊員達と付近の住民らしき人々がその様子を見守っていたが、
少し先では膝上まで浸かるほどの水位で、夜だけに
何やら得体の知れぬ雰囲気を醸し出していた。

「ワニに噛まれて112針縫う大怪我」とか、
「毒蛇グリーンマンバ十五匹が脱走」とか、
物騒なニュースが続くので想像を掻き立てるのだ。

そんなコワイ水が徐々に近づいて来るわけだから
「近所に住む人々はさぞかし不安だろうな」と思ったら、
すぐ手前の屋台では、まるで何事もないように
フツーに皆で酒を飲んで盛り上がっていた。

水の流れはゆっくりだが確実に南下してきており、
排水しない限り、いずれ中心部にも到達することになる。
スクムヴィット通りの地下排水設備が機能すればいいが
果たしてどうだろう。

いずれにせよ、ここしばらくは
予断を許さない状況だな。

二週間後の
「プーケットツアー」までには、何とか
落ち着いてくれればいいのだが。


帰り路、ナーナープラザに寄った。

最近どーも遊び癖がついてしまい、
毎晩のようにゴーゴーバーやバービアで
「サンミゲルライト」を飲む日々が続いている。

よせばいいのに、可愛いコを見つけては
席に呼んで質問攻めに。

「出身はどこ?」「年いくつ?」「どこに住んでるの?」
「両親は健在?」「兄弟は?」「子供はいるの?」
「ここで働いてどれくらい?」「血液型は何型?」
「遊びに行くの好き?」「いつもどこへ行くの?」

一通り聞いて満足すると、
「ヌアイ(111疲れた)」とか言って女のコが頭を傾け、
胸の辺りに預けてくる仕草に萌える。

「今更ゴーゴーバーにハマってどーするの」って感じだが、
おっさんになると、そんなくだらないことが
楽しかったりするものなのだ。

いつもと変わらぬ平和な風景を見て
安心したいだけなのかもしれない。


ただ、危機は迫っている。

それだけは間違いない。


*「ヤン(グ)マイトゥン(グ223212)」は
「まだ着いてない」の意。

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2011年11月 6日 (日)

ナム

「今年のローイクラトン(グ)はどーしよう」


今、多くのタイ国民の頭をよぎるのは、
そのことではないだろうか。

数ある祭りの中でも、四月の
「ソン(グ)クラーン(1222222)」に次いで有名な
「ローイクラトン(グ2222222)」は、陰暦十二月の
満月の日前後にタイ全土で開催される、いわゆる
「灯篭流し」である。

今年の場合十一月の十日頃、つまり
もう間もなくであり、特に
洪水の被害に遭って、未だ
水が引かぬような地域で暮らす人々は、おそらく
微妙な気持ちでこの祭りを迎えることとなるだろう。

オレの想像では、タイピープルのことだから
「こーいう時ほど盛大に!!」と大ハリキリで、
「洪水の被害をもたらした水の精霊の怒りを鎮めよう」
的な願いを込め、例年よりもさらに大量の
「灯篭」が川や池、場合によっては
目の前をたっぷり流れている水に、直接
流されるのではないかと思われる。

古くからの慣例や行事などにほぼ興味のないオレとしては、今まで
そういった催しに参加することもなくやり過ごしてきたし、今後も
もちろんその予定だが、心の中では、タイ国民と共に
「一刻も早く洪水が収まること」を、精霊達に願いたい。


さて、昨日の午後の時点で、ラチャダー地区では
「MRT(地下鉄)ラチャダーピセーク駅が水没」という情報があり、
仮に、このまま少しづつ大量の水が流れて来るとすれば、
スティサン→フアイクワン→ラマ9→ぺ(チャ)ッブリー、
そしていよいよアソーク、つまりは
クルン(グ)テープの中心を走る幹線道路
スクムヴィット通りに到達する可能性も充分にある。

コンビニでは相変わらずミネラルウォーターが一切手に入らず、
ラチャダーエリアに住む知人の話だと、水道の蛇口をひねれば
「緑色の水が出てくる」らしいからコワイ。

考えてみれば、人間が生きていく上で
「水」はヒジョーに大切なモノなわけで、普段は
あまり意識しないが、こーいうことが起こると
あらためてそんな当たり前の事実に気付くのだ。

ちなみに、ウチのアパートの水はまだ今のところ
無色透明で、カルキ臭もさほど強くはないから、
シャワーを浴びるにも洗濯にもまったく問題はないが、
「緑色の水」ではきっと歯も磨けまい。

一階に設置してある浄水器を通しただけの水は
怖くてさすがに飲めないが、スーパーで購入できる
お茶やアイスティーなどで凌いでいるし、今現在
個人的に困っているのは、某
「K.F.C」のソフトクリイム(販売中止)及び
冷蔵庫の中に数個は常備してある、某
「クリイムコロン」が食べられないことくらいか
(*某「グリコ」の工場も被害を受けているのだろう)。

一般的に聞くのは、養鶏場の被害で
卵が不足している件くらいで、飲食店も某
「八番らーめん」以外は普通に営業しているし、日曜の某
「MK」(ラマ4ビッグC店)は、相変わらず人でいっぱいだった。

昨日も一応街に出て様子を見てみたが、
スクムヴィットエリアはまったく変わらず、
「ゴーゴーバー」も、女子の数は少ないなりに、某
「レインボー4」などはニッポン人客がたくさん居たし、某
「ラーンドン」はパンパンだし。

そうそう。そーいえば
「ラーンドン」の近くにあったローカルディスコ、某「V.I.P」が
「スクラッチ」という名前に変わってから(内装そのまま)
けっこう集客がいいようで、昨日もかなり盛り上がっていた。

明け方五時過ぎ、瓶の割れる激しい音と怒号が響き渡り、
若い衆の大喧嘩で閉店となったが、その危険な雰囲気は、昔の
「ラーンドン」のようで何だか懐かしい感じがした。ただ、
現場がすぐ近くだったので、ナンパされたおねーさん達と一緒に
頭を抱えてDJブースの中に逃げ込んでかなりビビったけどね。

話がやや逸れたが、とにかく未だ
街の雰囲気はあくまでもごく普通なので、こーなると
気になるのは、近づきつつある洪水の現場である。

少しづつ流れて来る水の先端は
いったいどーなっているのか。果たして、
海の波打ち際のような感じなのか。

スクムヴィット通りは北西から南東に街を貫いているので、
オレの住むギリギリ二桁の奇数側はかなり東南に位置し、まだ
しばらくだいじょーぶそうだけど、もしもいつか水がやって来るならば
車とバイクをどこかに避難させねばならぬし、
「緑色のシャワー」を浴びる気などサラサラないオレとしては、
タイミングを見計らって再度どこかへ避難するつもりだ。

本当は明日にでもまたパタヤに行こうかと考えていたが、
ここまできたらせっかくなので、
ローイクラトン(グ)当日、街のど真ん中を
「洪水と共に大量の灯篭がゆったりと流れてくる様」
を見たいような気もする。

満月は四日後の木曜日。

オレの予想では、某
「ラーンドン」のあるペ(チャ)ッブリー辺りが危ない。

昨日の時点でまだ何も洪水対策をしていなかった我が
「心のオアシス」が水没するのは見たくないが、逆に
しっかりと見届けなければいけないのかもしれない。
もしくは土嚢を積み上げる作業くらい手伝うとかね。

その後、皆で灯篭を流すというのなら、もちろん
オレも喜んで参加しようではないか。

そうやって、洪水地帯中の水面全域に
「ロウソクの灯りがともる」なんて、
考えようによってはかなり
ロマンティックな光景だ。

ピンチの時こそ笑って受け流す。

それこそが最も
「タイらしい対応」なのだと

信じて疑わない。


*「ナム(23)」は「水」の意。

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2011年11月 5日 (土)

クルァン(グ)ビンサバーイクワ

「う〜ん。快適だなあ」


ウドン国際空港を飛び立ってから三十分。
機内販売のカタログを見ているうちにもう
降下のサインだ。

ひとつ大きく伸びをして、
シートベルトを装着する。

リムジンバスでたっぷり八時間の距離も、
飛行機ならば、たったの一時間。

座席ごとについたディスプレイで映画を観たり、
眠剤を飲んで寝たりしながらとはいえ、バスでの長距離移動は
思った以上に肉体を疲労させるので、時間だけでなく
その差はとても大きく感じる。

エアエイジアのチケットは全て込み込みで886THB。
リムジンバス(V.I.P仕様)は520THB。
家からスワンナプーム空港までは、エアポートリンクが
30THB(ラムカムヘーング駅)、タクシーが70THB。
家からボーコーソー(222212バスターミナル)モーチッ(トゥ)は、
B.T.Sが40THB(バングチャク→サパンクワイ)、
タクシーが60THBで、いずれも約一時間。

つまり、費用は400THB弱の違いであり、もし
時間をお金で買うとすれば@57THB(/時間)となる。

人間は一度贅沢をしてしまうと
なかなか元に戻れない生き物だ。

今まで、ヴィザ取りツアー(ヴィエンチャン往復)のため
何度も何度も利用してきた長距離リムジンバスだが、
「もう二度と乗りたくないな」と思ってしまうのが人情である。

ただ、ある事情でクレジットカードを持たないオレは、某
「エアエイジア」のチケットを簡単には買えない。
以前、ロータスオンヌットゥにあった
「サーヴィスカウンター」もいつの間にかなくなってしまい、
現金で購入するには空港まで行く以外に方法を知らないし、
定価でしか買えないとなると、さほどメリットがないかも。

いずれにせよ、せっかく便利な所にいるのだから
「格安エアチケット」をもっとうまく利用せねば、と、
あらためて感じたというわけだ。


「洪水から避難する」というもっともらしい理由を付けて、
しばらく地方都市で遊び呆けていたわりには、さほど
お金を使ってもいなかった。

普段から引き蘢りがちで、
「つつましいリタイア生活」を心掛けているオレは、だいたい
一ヶ月当たり三〜四万バーツで暮らしている。
それでも十分に楽しいし一切不満があるわけではないが、
こんな風にちょっと遊び始めると
「アレもコレも」となるのは、まあ
仕方のないことだろう。

三年もの間おとなしく過ごしてきたこともあり、さすがに最近は
「ワンランク上の生活がしたいなあ」と思うこともしばしば。

具体的なイメージとしては、
A.プール付きの1LDKの部屋(コンドーの賃貸)に引っ越し、
専属メイド(炊事洗濯掃除その他)を雇って、優雅に暮らす。
B.田舎に一軒家を借り、
専属メイド(炊事洗濯掃除その他)を雇って、優雅に暮らす。
C.クルン(グ)テープの部屋はこのまま残し、
地方都市にもう一部屋借りて、行き来する。
などがあるが、いずれも費用は毎月
プラス数万バーツはかかるに違いない。

となると
「先立つモノ」が必要となるわけだが、今のところ
定職に就く気などサラサラないのだから困ったものだ。

「Cならばまだなんとかなりそうな気もするな」

そう思ったのは、今回のウドン行きの最中。
どーいう案なのかここでちょっと説明しよう。


ウドンタニかウドンターニーか
ウドーンターニーなのかはよくわからぬが、
タイ語の表記を見る限りおそらく
ウドンターニーのような気がする。

タイ文字がちゃんと読めないため、
イントネーションも定かではない。
すでにお気づきの方もいるだろうが、このブログに
地名を表記する場合曖昧なのは、自信がないからだ。

「ヴィザ取りツアー」の帰りに立ち寄って一泊したのは、もう
三年も前のことになる。

けっこうな都会の大きな町を歩き回って、その規模から
「なんだかナゴヤみたいだな」と、正直
あまりいい印象ではなかった。
カワイコちゃんもあまり見かけなかったし。

そして今回、ウドンに詳しいYキさんと一緒に再び訪れ、
イメージは一変したのである。
というよりも、三年経ってウドンの様子は
すっかり変わってしまっていた。
駅前に巨大な屋台街とステージができて、
若者達でいっぱいなのだ。

中心にそびえ立つセンターワールドは工事中だし(来春オープン)、
まだテナントの埋まっていないファッションビルや、某
「R.C.A」風のディスコライヴハウスなどの密集地域などもあり、
「発展途上」という感じだが、今後の盛り上がりには期待が持てる。

お調子者のオレは、空きテナントを見つけては
「ここでカフェでもやろうかな」
な〜んて考えたりするわけだが、それが決して
簡単ではないことも、もちろん充分承知している。

ただ、クルン(グ)テープで店を持つより
よほど可能性はあるし、規模にもよるが、
失敗した場合のリスクも低く押さえられるはず。
まあ、どちらにしても信頼できるタイ人がいなければ
まったくお話にならないけどね。

地元の若いタイピープルが集まるような素敵な店で、
「変なニッポン人が来たねえ」などと言われながら、
一杯50THBのコーヒーを売りつつ暮らす。おそらく
一年くらいである程度のイサーン語は憶えるだろう。

屋台のガイヤーンを齧りながら、そんな
妄想に耽るのだった。

さて、夜はどうだろうか。

ディスコやパブを一通り廻っているうち、
あることに気付く。いわゆる
「ウドンルール」というヤツだ。

いずれも入り口で
「200THB(女子100)のチャージを払え」と言う。
タイでは通常入場料など取らないし
「おかしいな」と思い詳しく聞くと、
「ミキサー代がフリイ」とのこと。

「なるほど。ウィスキイを持ち込めばいいわけね!」

スーパーやコンビニや酒屋でウィスキイを買って行けば、
一人頭200THB+α(男子)で済むということか。
う〜む。なかなか素敵なルールやん♪

ちなみに、パブディスコでは某
「イエローバード」、ディスコテックなら某
「リズム」が盛り上がっていた(*閉店は深夜1〜2時)。

前者はやや年齢層が上でややローカルっぽく、
後者はイマドキの若者がオシャレして行く
「ハイソー系」の店で、クルン(グ)テープでなら
トン(グ)ローエカマイエリアの雰囲気だ。

某「オンサー」はすでに閉店、R.C.A風エリアは、集客面で
まだまだこれからといった感じか(*閉店3時)。

逆に考えれば、
クルン(グ)テープとあまり変わらないような気もするが、
渋滞や排気ガスは全然マシだし、物価は安いし、
タクシーが居なくてトゥクトゥクがちょっと割高だけど
車さえあればまったく問題はないし、ヴィザがなくても
二週間に一度ラオを往復すればよく、より
快適に暮らせる想像もつく。

「激安置屋」もあるしね。

ウドンとクルン(グ)テープの生活を半々にして、何かあれば某
「エアエイジア」でひとっ飛び。

中途半端にコーンケェーンやコラートに住むよりは
よほどいいように思えるけど果たしてどうだろうか。

試しに、一度車で行ってみて
しばらく滞在してみようかな。


先程、T社長からお電話を頂き、
いろいろと話した。

フィリピンの店がオープンしたらしく、次は
ジャカルタの可能性もあると言う。
タイ出店の話はさすがになかったが、今後
「海外出店チーム」を作らなくてはならないとのことで、
暗黙のうちに誘われてしまった。

ありがたい話だが、レギュラーで働く気などないので、
「誘われると断れないタイプ」のオレとしてはヒジョーに困る。

「とりあえず英語が喋れないとな」と言われてもねえ。

ま、働けば当然収入も増えるから
「ワンランク上の生活計画」も立てやすいけど、間違いなく
自由な時間がなくなるし、それこそ
時間はお金で買えないからなあ。

タイに出店するならば当然手伝うけど、
シンガポールジャカルタフィリピンを
行ったり来たりはちょっとね。

はあ。


ところで洪水の件であるが、北からの水がいよいよ
ラチャダーエリア辺りまで迫って来ているらしい。
オレのアパートはまだかなり遠いが、最終的には
ヤラレる可能性もあるということか。

とりあえず来週またパタヤに避難して、
22〜27日まではプーケットツアーだ。

「チァン(グ)マイで年越し」という案もあり、その後は
「ジャカルタツアー」「深センツアー」の可能性もある。

なにしろ、いつまで
「自由人」でいられるかわかったものではないし、
行けるうちにいろいろな所に行っておかないとね。

そうそう。
ラヨーンの沖にあるサメット島にも一度行ってみたいのだが、何しろ
男子独りではつまらなそうなので、次回のパタヤで、もし
いいコが見つかれば一緒に行ってみようかな。

コテージ風ホテルのテラスで
海に沈む美しい夕陽を眺める。

たまにはそんな贅沢だって......。

いやいやアカンアカン。

人間は一度贅沢をしてしまうと
なかなか元に戻れない生き物なんやろ!?


調子に乗らぬよう

気を付けなければ。


*「クルァン(グ)ビンサバーイクワ(23222222211)」は
「飛行機の方が快適」の意。


またまた、某コンバース
「オールスター」を購入してしまった(945THB)。
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Img_2760

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2011年11月 4日 (金)

ギックガン

「しまった!ゴム忘れた」


そもそもの敗因はそこにあったのだ。

タイ在住三年を越えての
「置屋デビュウ」はいかにも遅いかもしれぬが、元々
「買春」そのものにあまり興味がなく、最近ではセックス自体かなり
「キイキアッ(トゥ32221面倒)」な状況であり、理由は
「脱衣→即挿入→摩擦運動」という、あくまでも原始的な行為を
どーしても楽しめないからなので、ただ
「ヤるだけ」のスタイルを避けてきたのは、ある意味
もっともな話。

何らかのカタチでの出会いがあり、
会話などを通して互いを知り合い、結果
好意を持った相手と共に適当なタイミングで
「体を重ね合う」のがセックスの本来の姿なのであって、
男子目線で言えば、女子がすすんで身を委ねてこそ
「一方的ではない性行為」が成立するのである。

よーするに、例え1ナノでもいいから
「この人に抱かれたい」的感情を相手に求めるわけで、
「こいつとヤりたい!」という自我だけでは、
何だかちょっと物足りない。

もし仮に上戸彩嬢と知り合う機会があって、彼女から
CM撮影の合間の控え室に呼ばれたならば喜んでヤるが、
ある筋からの紹介で
「二本(二十万円)でオッケーだよ」と言われてもいらない。

「二万円ならいいかな」って
どないやねん!!

もちろん例え話だが、つまりは
そーいうことなのだ。
きっと同じ意見をお持ちの男子諸君もいると思われるが
いかがだろう。

だいたいからして、セックスというのはもの凄い
「重労働」であり、特にオレのように
腰や背中が悪い人間にとってはまさに
「地獄」での「悲劇」なのである。

そしてさらに、性格的には
「受け身タイプ」のこのオレが、もし
「性風俗」からチョイスするとなれば、
「風呂」もしくは「マッサージ」となるのは必然であり、
「置屋」経験がないのも決して不思議ではない。

しかし、師匠から言わせれば
「男たる者<狩猟民族>であるべし」
「セックスは全て奉仕なり」となり、
「互いに与え合う」などという甘っちょろいことなど一切ないし、
「フェラーリ」など言語道断である。

年柄年中ダイエットしつつ、
「野菜ならいくら食べてもだいじょーぶ」とか思っているような
「草食系」「農耕民族」の典型的タイプのオレにとっては、ヒジョーに
耳の痛い話なわけで、しばらく前に一念発起してみたものの、やはり
長くは続かなかった。

ただ、タイにやって来て、この地に安住を求める以上
「脱衣→即挿入→摩擦運動」に慣れなければいけないということも
よ〜く分かってはいる。だからこそ、今回敢えて
チャレンジしてみたというわけで。

人生、何事も経験なのだ。

そして、
案の定の結果となる。

あまり詳しく書くわけにもいかぬが、とにかく
「勝ち敗け」で言えば、第一戦は惨敗。つまり、
三十分の持ち時間では
「イ」けずに終わる。という、何とも
情けない話であり、さすがのオレも
「リベンジ」に燃え、最終的には
二勝一敗と勝ち越したから、まあ良しとしよう。

いずれにせよ、現時点で
両太ももの内側が筋肉痛であり、体位も変えず、ただひたすら
「摩擦を繰り返す」という行為がいかに大変か、ということを
あらためて再認識した。

そーいう遊びに慣れていないオレが、ニッポン製の(性能の良い)
「今度有無」を持参せず、キツくて(オレのサイズは普通)分厚い
「タイ製」の赤とシルバーの二種類を差し出され
「どっちにする」と言われたところで、
「どっちもムリ」に決まっていたのだ。

一点だけ特筆するならば、触ろうとすれば手を
「バチーン!」、体位を変えようとすれば腰を
「バチーン!」と、思い切り叩かれて、やや
「M」気味のオレとしては結構
「萌」えたという件くらいだろうか。

それにしても値段が値段だけに(めちゃ安!)、
「独りエッチの方がマシ」ということもなく、
「何度でもチャレンジしてやるぞ」と、
「狩猟民族」への転向すら視野に入れたのだった。

*「置屋」の説明は敢えて省く。


さて、
「予定は未定」とはよく言ったもので、結局先週末は
車でパタヤに避難し、日曜の午後クルン(グ)テープに戻り、
月曜夜には夜行バスでノーンカーイに。
朝方到着したヴィエンチャンからとんぼ返りで
ウドンターニーという東北の町に戻り、二泊した後、某
「エアエイジア」の国内線を利用して、昨日の午後
家に帰って来た。

どうやらアパートの周辺は洪水の心配もなさそうで
一安心といったところだが、周辺地域はまだまだ
予断を許さない様子だし、クルン(グ)テープの
北側エリアから徐々に水が向かって来ているという話も聞く。

昨晩、繁華街に寄ってみたが、多少客は少ないものの
まったく普段道理の風景であり、某
「ラーンドン」の盛り上がりを目の当たりにして、
「ああ。やっぱりここが一番だな」と、何だか感慨深かった。
地方のディスコにももちろん行ったが、やはり
いくら探しても、あそこ程ローカル色が強く
独特な雰囲気を放つ店にお目にかかったことはなく、オレとしては
「ホームグラウンド」の何とも言えぬ落ち着きを感じるのだ。

いろいろ考えてはいるが、おそらく現時点で
タイ国内の他の地域に住んだとしても、間違いなく某
「ラーンドンシック」に罹り、定期的にあの店を訪れるのは
避けられないだろう。

クルン(グ)テープを離れる度に思うのは、
「どこか違う町で暮らしたい」という件であり、その思いは
日に日に増すばかりだ。理由はおそらく、この
「喧噪」と「渋滞」と「排気ガス」の街での生活に
心底疲れたからであり、引き止めるモノは
「ウマい中華」と某「レンタル宅配DVDサーヴィス」と、
「ラーンドン」くらいのものだ。

「特別な女子」とかが居ればまた話は別だが、今のところそんな
気配すらまったく感じない。

そこで最近チラッと頭をよぎるのが、
「遠距離恋愛のススメ」である。つまり、
「地方都市」に、カノジョなり
「ギック(金銭で繋がる恋人?)」をこしらえるという話。

カノジョとなるとちょっとばかり存在が重いし、オレが個人的に
「精神的繋がりを深く求める」以上難しいが、
「ギック」くらいならいけそうな気もする。

「カノジョも居ないのにギックなんておかしい」
というご意見もあろう。よーするに、
「カノジョが居てこそのギック」であり、その言葉には
「二号」的意味合いも含むのでは?という話だ。

オレもまだ、タイ語においての
「男女の相関関係」を表すその辺りの言葉の区別が
イマイチついていないのだが、ちなみに
「ミア(22)」という嫁さん、女房を指す単語と共に
「ミアノーイ(22233)」という、古い日本語でなら
「妾」を意味する言葉もあり、
「パンラヤー(22222)」も同じく嫁さん、女房を表すので
何が何だかもーよく分からないのだ。

若いコ同士の会話でも、例えば
「ホンダー。このコ、オレのミヤだから(手は出さないで)ね!」
といった感じの使い方、あるいは
「コイツはフェーン(222恋人)ぢゃなくてミヤだよ」とか、
ややこしいことこの上ない。

ただひとつ間違いないのは
「フェーン」が「本命の恋人」を指すという件。
それ以外はサッパリだ。

とにかく、どちらにせよオレが今持てるとするならば
「ギック」的関係の女子、よーするに
「お金」で相手の気持ちを
「買う」しかないだろうと思われる。

これは、よく考えてみれば
「買春」つまり、
「お金」で相手の体を買う行為よりも、むしろ
「卑劣」というか
「アンフェア」なのではないか、って気もする。

ていうか、そもそもそれを
「恋愛」と呼べるかどうかは甚だ疑問だ。

ただ、この年になって何の魅力もないオレのようなオトコが、
異性の気持ちを自分に向けるには他に方法がないということは、
なんとな〜く自覚しているし、そーいう関係が
物理的に成り立つ事実だってよ〜く分かるから、
別にいいのだ。

「マイミーパンハー(32222212問題ない)」である。

という話を前提に、今回
パタヤで三泊するにあたり、例のごとく
「ゴーゴーバー巡り」と共に
「バービア巡り」もしてみた。
過去の経験上バービア、いわゆる
「(女子が接客してくれる)オープンエアのバー」において
「カワイコちゃん」を見つけるのは至難の業であり、たいがいは
「年かさの増した」タイガールが多い中、
「一番マシな女子」にターゲットを絞り、
「それなりの話をしてみよう」という試みだ。

「星の数程ある」バービアの中には、探せばそれなりに
若くて可愛いコだっているはずなのだが、どーも
「キイキアッ(トゥ面倒くさがり)」のオレには向いていないようで、
滞在するゲストハウスの近場にある店で、
「ま、いっか」とすぐに妥協してしまう。

彼女の名はNウといい、ラオとの国境の町
ノーンカーイ出身の二十三才。
どこからどー見てもごく普通の中肉中背のタイガールで、
外見のみの点数をつけるならば四十点くらいか。

田舎からパタヤに出てきて四ヶ月。
店から出る僅かな固定給の他、週に一、二度
「ペイバー」されて、ご奉仕の上
「お小遣い」をもらうらしい。

単純計算で月の稼ぎはおそらく
一万〜二万バーツ。そのうちいくらかを
田舎の母親に送るのだろう。

もしオレがギックを作るとするならば、
ちょうど良いというかそれくらいの稼ぎのコが限界だ。
例えばゴーゴー嬢の場合、ちょっと
「売れっ娘」ならば軽く五万バーツ越え、スポンサーがいれば
十万バーツ以上稼ぐコだってザラだろうから、仕事もしていない
「ローソー」のオレのことなど相手にするはずもないからね。

ちなみにパタヤのゴーゴーバーには、ちょうど
「ハイシーズン」の入り口だからか、カワイコちゃんがわんさか居て、
クルン(グ)テープのゴーゴー嬢に飽き飽きしていたオレとしては
「う〜ん、レヴェル高いなあ」と唸らざるを得ない程だった。

例えば、某
「バカラ」の二階に居るミキティー似のMク嬢(416番)なんて、
「おお。こいつはホンモノだぞ!」とつい興奮してしまうほどの上玉。
スタイルも良く、見た目だけで点数をつけるならば
八十点越えだが、いかんせん
「愛想」などまったくない。

「レディースドリンク(オレンジジュース115THB)」には手も付けず、
「飲みなよ」とススメようが
「(飲み過ぎて)お腹いっぱい」とニベもなく、あちらからは
1ナノも話し掛けて来ないし、
こちらが話し掛けてもごく儀礼的に答えるのみ。

「多分マグロでしょうね」と、隣に座るYキさんに言われ、オレも
「間違いないな」と納得する。

あんな生意気そうなオンナに数千バーツも払って
セックスする気などサラサラないし、きっと
面白くも何ともないだろう。ただし、そのかなり
「ツンツン」な態度に、萌えていたのも事実だが。

「精神的やり取り」と「セックス」は根本的に別なのだ。
おそらく彼女が相手では、素面なら
「エレクト」すらしないだろう。

そういった意味では、バービアのNウ嬢は
「愛想」がいいし、当たりの感じも悪くない。

「チョープパイティアオ(遊びに行くのが好き)♪」と言うので、
パタヤ二日目の晩、彼女と二人でバイタクに跨がり、某
「パブディスコ(バンドとDJが交互のオオバコ)」に行き、
最後の夜はバービアのママさんと娘のトムボーイと共に、
店がハネてから、近所で
「チムヂュム(イサーン鍋)」を食べた。

翌日午後、SンちゃんとRウとYキさんと一緒に
ごはん(中華)を食べてから彼女は帰ったが、
次の日には早速ちゃんと
「キットゥン」というお約束の営業電話があった。

二日連続で訪ねたから、おそらく
「いい客」だと思ったのだろうね。

車でたった一時間半の距離だから、
月に一度ほど彼女を訪ねて
「ギックガン(お金の関係)」になるのは簡単だろうし、おそらく
金銭的にもさほどかからないはず。家族構成を聞く限り
親戚も少ないようだし。
ま、わからないけどね。

かと言ってNウ嬢のことを気に入ったのかというと、決して
そーでもない。ただ、ひとつだけ確かなのは二日共
「熟睡」できたという事実。
隣に女子が居ると気になって、ほぼ
百パーセント寝られないオレだが、珍しく寝られたな(*薬なし)。
ただし、一日目は飲み慣れないウィスキイ(某「ベンモア」)を
けっこうな量飲んでかなり酔っぱらっていたし、二日目は
疲労も溜まっていたからね。

あと、会話がなくてもわりと平気だった。

例えば先述のミキティーみたいなタイプが相手だと、
どーしても気を遣っていろいろと話し掛けるのだが、
一通り質問を終えれば聞くことなどなくなり、会話が続かなくなる。
これは通常の場合ヒジョーに気詰まりであり、タイガールと
長い時間一緒に居るとすぐにそーいった状況に陥るが、
Nウ嬢とは不思議にそーでもなかったのだ。

だから今度パタヤを訪れた時には、
他のバービアを廻りまくった末、他に気に入ったコがいなければ
「ちょっと考えてみてもいいかな」くらいには思える。

もし長く付き合うなら、きっと
そーいうこと(会話なしでもへーき)が結構重要なはずだからね。

な〜んてことを思いつつ、
ウドンターニーに行ってみたら、また考えが
「ガラリ」と変わる。


というわけで、
何もかもがヒジョーに快適だった
「イサーンツアー」については、

次回。


*「ギックガン(33322)」は「お金で繋がる男女関係」の意。


「ハイシーズン」インし、100THB値上がりして700THB/泊の部屋。
Img_2751

「ひと蒸篭16THB」と激安の飲茶。
五人なので大量に注文。
結局、パタヤで撮った写真はこの二枚のみ。
やる気のなさが伺える。
Img_2752

「惨敗記念」に、袋を持ち帰った。
情けない自分を思い出す為の
「永久保存」版だ。
Img_2754

乾期に突入し、初めて
「ワックス掛け」をしたら見事に
「ピッカピカ!」になった。
車にワックスを掛けるなんて久々だが
450THBとは安いなあ。さすがタイ。
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