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2011年12月30日 (金)

クラン(グ)レーク

「トックヂャイモッ(トゥ112211)」


気持ちや心情を表す単語は
「ヂャイ」、つまり
「こころ」を意味する言葉との組み合わせでできている場合が多く、
「ディー(22良い)ヂャイ」≒「嬉しい」
「シア(12壊れる)ヂャイ」≒「悲しい」
「ネー(32確実な)ヂャイ」≒「確信する」
「マン(32しっかりした)ヂャイ」≒「自信がある」
「ソン(12関心を持つ)ヂャイ」≒「興味がある」
「ヂン(グ22本当の)ヂャイ」≒「正直」などいろいろあって、では
「トック(11落ちる)ヂャイ」は何かと言えば
「ビックリする、驚く」の意味であり、それが
「モッ(トゥ11尽きる)」となれば、これはもう相当の
「驚異」を表現するタイ語となる。

その言葉が素直に口から出た瞬間、実際にオレの
「こころ」は堕ち切っており、アゴがハズれるような
「衝撃の事実」に打ちのめされつつも、
「なんて素敵なタイ語の表現♪」などと、頭の片隅では
「ふ」と思ったりもして。

タイに移住してきた以上、
「誰でも通らねばならぬ道」とは思っていたし、
「いつかその日がやって来る」と、覚悟してもいた。ただ、その
「事実」を目の前に突きつけられた時のショックは大きく、しばし
「呆然」としてしまったのは致し方ないところであろう。

「デビュウ」と呼んでしまっては、当然
「今後の展開もアリ」が前提となってしまうが、それでも
どーしてもそう呼びたくなる
「人生初の体験」の現場は、意外なことにお隣の国
ラオのヴィエンチャンであった。

勘のいい方ならばもうお分かりかもしれない。

そして、今のオレの正直な心境としては
「目の前の霧が晴れた」ような、清々しく
「スッキリ」とした気分なのである。

*「シモネタ」が好きでない方は、この先読むべからず。


日曜日の朝から五日ほど小旅行に出掛けていた。

「年末に海外」なんて言うと聞こえはいいが、今までの
「恒例行事」であった、ラオのヴィエンチャンへの
「ヴォザ取りツアー」であり、いつもと若干違うのはそれが
「ノンイミグラントヴィザ(ED)」ということ、そして
「しばらくの間(一年もしくは数年)は、もう行かなくて済む」
はずなので、ここ数年の
「ルーティーン」として定期的に訪れていたあの場所へ
「別れを告げる」感傷的心情が含まれていたことだ。

毎回ピザを食べるのを楽しみにしている、某
「スウェーデンベーカリイ」がなくなっていて若干
ショックを受け(結果的には移転先が判明した)、大好きな某
「ハーバルサウナ」も、着いた当日は営業しておらず、何となく
「出鼻を挫かれた」格好だったが、今回は
「ラオ二泊&ウドンターニー二泊」という日程であり、
気持ち的には余裕を持って、初日の夜を迎える。

メコン川沿いはキレイに整備され、新しい
ゲストハウスがどんどん建設され、新しい
レストランなども増えて、狭いながらもここ数年で
「発展急」なヴィエンチャンの町。
ご多分に漏れず、ディスコやパブなどの
全面改装や新規出店もあって
「ナイトライフ」にも時代の波を感じずにはいられない。

某ディスコ「future」も改装を終え、DJフロアの奥には別棟で
「ライヴエリア」が作らていて、まだ初々しい
「コピイバンド」によるタイポップの演奏で
地元の若い衆が盛り上がっていた。

そう。
「ラオポップ」ではなく、オレにも聞き覚えのある
「タイポップ」を大合唱する彼ら。つまり
「タイ文化の波」が押し寄せているのを感じるわけで、
「ピザカンパニー」「スウェンセン」「フジレストラン」など、
「食」にせよ「音楽」にせよ、近隣国の良いものの進出はもちろん
悪くないことなのであろうが、ラオという国の
「素朴さ」を気に入っていたオレとしては、そんなシーンに少し
寂しさを憶えるのも正直なところ。

今、イケてるディスコは某
「ゴールドなんとか」らしいのだが、某
「フューチャー」も例の「ク」のつく日だったこともあってか、
日曜日にしてはそこそこの人で埋まっていた。
しかし、相変わらずの寂れ具合と言うか、
若いコ達で盛り上がるバンドエリアに比べ、
DJエリアは年配客が多く、しかも男子比率が高い。

そんな中、別に何の期待感もなく某
「ビアラオ」の大瓶を飲んでいたら、いつものように
「網を張っているプロ」のうちの一人のコに捕まり、
「コイツ男かな女かな」と疑ってかかるオレ。
ちょっと声が怪しかったし、何しろヴィエンチャンのディスコでは、
ラオガールとオカマちゃんが一緒のテーブルに混ざっているので
ややこしくて仕方がないのだ。

隣のテーブルのそのチームは全員女子っぽかったのだが、唯一
彼女だけがオレには怪しく見えた。

「金払う気なんてないよ〜」とかわしていると、結局
そのコは他の客を見つけた様子で、中でも一番マシなコが、
何故か売れ残ってしまっていた。

店が終了し、仕方なく少しの間彼女と話していると、
とりあえずオレのホテルまでトゥクトゥクで送ってくれる
(自分で料金は払う)と言い、意思の疎通は今ひとつだったが、どうやら
「(家が遠いので)一緒に住む友達を待つ間部屋に居させて欲しい」
とのことだった。

「プロの女子を購入する気はない」
ということはハッキリ伝えていたので、特に断る理由もなく
彼女を部屋に入れるオレ。ここでフツーは
「怪しい」と思うのに、まったく疑いもしなかった。最悪
「襲われ」たとしても、トゥクトゥク代を払って追い出せばよいと思ったし
「襲われ」ても問題ないレヴェルのコだったしね。

二十才のVウ嬢としばらく話をして、
「何もしないからね」と断った上シャワーを浴び寝る準備をすると、案の定
彼女の方から手を出してきたが、その時点でもまだオレはVウ嬢が
「エッチをしてしまえばいくらかはお金がもらえるだろう」
的な発想でいるのだとタカを括っていた。

「されるがまま」状態のオレをその気にさせようとするVウ嬢。
「フェラーリ」テクは抜群で、仕方なくバッグから
ニッポン製コン○ームを取り出し装着すると、彼女自ら
「後ろ向きの騎乗位」という何だか変な体位で結合。

「珍しいパターンだが悪くないぞ」などと思いつつ、しばらくして
体位を変えようと動くと、何故か拒否られる。

「タマダー(正上位)がいい」とオレが言っても聞かず、
彼女を無理矢理寝かせて表を向けると、
股の部分を両手で押さえているVウ嬢。

「お前、まさか......」

この時のショックをいったい
何と表現したらいいのだろう。

あろうことか彼女、いや彼は
「サオ付きのレディーボーイ」
だったのである。

顔も声も背の高さも足の大きさもスタイルも
「不自然」なところなどまったくなく、
「ハナ」から女子だと思い込んでいたオレはあまりにも
「ビックリ」し過ぎて、まさに
「こころ」が、ベッドを突き抜け地面を突き抜け
地球のコアまでも突き抜けてブラジルまで
「落ちた」ような気がした。

過去に、襲われて
「ディープキス」までなら何度となくあるオレも、ついに
「同性同士のセックス」デビュウを果たしたというワケだ。

「暗くして」と言われTVの明かりのみだったが、それは
タイガールが相手でもたまにあることだし、とにかく
その瞬間までフツーに
「コトが運んでいる」と思っていて、まったく
「疑いもしなかった」のだからビビる。だって、もし仮に
あのまま体位を変えずに終了し、シャワーを浴びて、
「サクッ」と帰られてしまったら、ひょっとして
「男子のア○ルに挿入した」という事実を
「知らぬまま」だったかもしれないのだ。

コワイコワイ
コワ過ぎるぞ。

ただ、聞くところによると、
「13才からホルモン剤を飲み続けている」らしい彼女、いや彼、
近くでじっくり見ても体つきや表情など女性そのものだし、
肌の感触も、よくありがちな
「筋肉質でカタい」感じではなく、女子の
「それ」だったから、事実を知った後でも
「おぇ〜!気持ち悪ぅ〜」とはならなかったし、まだ
救われた気がする。

だから、しばらくしてショックから立ち直ったオレは
「何故最初から言わなかった」とVウ嬢を責めることもせず、もちろん
「攻める」こともなかったが、その後彼女とどーなったかは、
ご想像にお任せしよう。


翌日、もうしばらく来ることのないヴィエンチャンの
「ハーバルサウナ」を楽しもうと、お昼ごはんに新しくできた
インドカレー屋さんでごはんを食べた後に寄った。

相変わらず
「ゲイボーイ」の巣窟であり、彼らの視線がイタイのだが、
「ハーバルサウナ」の」魅力には勝てないし、実際
口説かれてもおしりを触られても、毅然と断れば
特に問題はないのだ。

それでも彼らは真剣であり、おそらく
ニッポン人のもやしっ子的体型のオレなんて格好の
「ターゲット」になるのは仕方がなく、
「アウマイ(2223ヤる)?」みたいなメチャメチャ分かりやすい
口説きを受けたリ、帰ろうとすると
「もう少し居なよ」と惜しまれたリと、
積極的な彼らの態度には頭が下がる思いだ。

「もし今日こっちもいったら、一日で
両方一気にデビュウすることになるな」

「ふ」とそんなことに気付いたが、
「挿入される」方はまだ

さすがにムリです。はい。


*「クラン(グ)レーク(223332)」は「初めて」の意。

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2011年12月24日 (土)

リィアップロォーイ

読者が増えたこともあって、どー考えても
「つまらない」日記をアップしてしまった次の回は、ちょっと
プレッシャーを感じるのである。

そう。
例えば今回のような場合だ。だって、
不動産の話なんて、きっと誰も
「マイソンヂャイルーイ(321122まったく興味ない)」
に違いない。

というわけで、今日は
「万人受け」するように、近頃、個人的気になる
「いくつか」の事柄について短く解説する、といった感じの
「オムニバス形式」でお送りしよう。


まずは、最近マイブームのタイ語
「リィアップロォーイ(3222233)」について。

興味深いタイ語を発見すると、しばらくの間自分の中で
「流行」するワケだが、今はこの単語なのだ。
ニッポン語に訳すのがちょっと難しくて、意味的には
「終了」なんだけど、ただ単に終わるのではなく、
「キレイ(完全)に終了」するその
「瞬間」に使わねばならず、だから
なかなか口にする機会に巡り合わないのが、この言葉の
「ミソ」なのである。

例えば、時間がきて(又はケーサツが来て)
「ディスコが終了」した場合、店内が明るくなり
「ピットゥレーオ(111233)」、つまり
「閉まった」という状態になるのだが、この後、
客が全員帰り、スタッフが店の掃除を終え、
「明日のオープンを待つばかり」となったその瞬間、
「リィアップロォーイ」となる。

もしその後オーナーがやって来たら、スタッフは
「リィアップロォーイレーオ、カップ」と報告する。
よーするに、すでに過去形になって
「レーオ」が付くことになり、細かく言えば
「最後のゴミを拾った者」だけに
「リィアップロォーイ」と言う資格が与えられるのだ。

バイクがパンクして自転車屋さんに持って行き、
客の目の前で修理が完了したその瞬間、店主は客に
「リィアップロォーイ!」と元気良く報告できるが、もしも
客が時間潰しにごはんでも食べに行っていてその
「瞬間」を見逃せば、戻ってから店主に
「リィアップロォーイレーオ(終わってるよ)」と
冷たく告げられるのみだ。

分かるかな。

サッカー中継で、
「美しいゴール」が決まった時も、実況が
「リィアップロォーイ!」と叫ぶことがある。もちろん
試合は終わっていないのだが、ゴールの瞬間、
それまでのゲームの流れが、キレイに
「完結」した状態を表す言葉だ。

というわけで、オレが
「無理矢理」使うシチュエーションとしては、
エッチの時、相手が先に
「エクスタシイ」状態に達した後に、自ら苦労して
同じ状況になったならば、ここぞとばかりに
「リィアップロォーイ」と言ってみたりする
(二人同時であれば尚良いがなかなか難しい)。

何故ならば、
「セットレーオ(111233終わった)」という、その時お約束のセリフの
「セット」は「set」つまり、英語由来らしいのが、どーも
気に喰わないからだ。

そんな時、
「フンッ」と鼻で笑うようなタイガールは性格が悪く、
「ケラケラ」と自然に笑えるようなコこそ性格が良いのだ、と、
オレの中で勝手に判断基準にしているのだが、
如何であろう。


流行っているのかどうか知らぬが、最近よく目にする
「お気に入り」のタイガールの仕草というか
「ポーズ」が、髪の毛を後ろに払って
「フンッ」とやるヤツである。

よーするに、
「アンタなんてお呼びぢゃないわよ!」と言わんばかりに、
耳の下辺りの毛をこっちに向かって、手の甲を返すように
「バサッ」と払うのだが、あれがなんとも
「可愛いらしくてしょーがない」と感じるのは、果たして
オレだけだろうか。

シチュエーションとしては、例えばゴーゴーバーの店前で
「客引き嬢」をさんざんからかった後、結局、店には入らないとか、
「君可愛いねえ......服が」などといったような
「下世話なジョーク」に対しての反応だったりするわけだが、例え
ご本人のルックスはそうでもないとしても、その
「仕草」だけで可愛く見えるのだからお得ではないか。
もちろん、カワイコちゃんにやられればかなり
「萌える」のだろうが、残念ながら未だその経験はない。

タイポップのPVの中で子供がその仕草をする曲があるが、
ひょっとしてあれが元ネタなのかなあ。

とにかく、オレが帽子を脱いで例の
「ポーズ」をやり返そうとするのだが、髪の毛がなくて
「空振り」するので、まことにくだらないが100%ウケる。

そんな感じで、タイガール達と
「ジョーク」をやり取りするのがとても楽しい。
彼女らは冗談が大好きで自らも積極的に言うし、
素直に笑ってくれるからとてもありがたいのだ。

初対面でニッポン女子に同じ対応をしたら
「ドン引き」されるか、真顔で
「通報」されるのがオチだろう。

例の仕草なんてニッポン女子がやっても、きっと
スゴく可愛らしいと思うんだけどなあ。

ただ、問題は髪の毛の長さだ。

あまりにもロングな
「(妖怪人間)ベラヘアー」の女子がやっても、
重くて動かないことは
言うまでもない。


タイの航空会社で採用した
「ニューハーフ」のキャビンアテンダント達が、いよいよ
仕事を開始するという件。

そもそも
「ニューハーフ」って言葉、おかしくないか。
「新しい半分」なんてさ。
ニッポン人のオレとしては、やはり
「オカマちゃん」が一番しっくりくるが、世界基準としては
「レディ−ボーイ」なのだろうか。

タイのご本人達は、女子に敬意を表してか
「サオティーソーン(グ12321112第二の女性)」と自らを称し、
「ガトゥーイ(オカマのタイ語)」と呼ばれるのをどうやら嫌うようだ。

一時期あまりにも見分けがつかなくて悩み、
「レディーボーイ症候群」(キレイでスラッとしたコを見ると
全てオカマちゃんに見える)という病気のような症状にも罹ったが、
今ではかなり正確に(?)見分けられるし、ちょっとでも怪しければもう
「オカマちゃんなのだ」と判断するようにしているし、そもそもオレは
「小柄」で「ムッチリ」のコが好きなので、あまり問題はない
(*もちろん小柄なオカマちゃんもいるが)。

さて、賛否両論渦巻いている例の件だが、個人的には
「大賛成」だ。
自由の国タイだからこそ
「完全に女装したオカマちゃんのスッチー」が成り立つし、今後、
必ずや彼女(彼?)らの励みになるはずだ。

ただし、面接だけはキッチリした上で
「品行方正」な方のみ採用してもらいたい。

イザとなると暴力的になる輩が多いので、もし仮に
「トラブル」になったとしても、あくまでも
「紳士的対応(!?)」でお願いしたいものである。


ニッポンに新婚旅行で訪れていた
「ブータン国王」がヒジョーに良いお方だったという件。

「受け応え」が一つ一つとても気が利いていて、
好感を持たなかった人はおそらく皆無であろう。

被災地を訪れて、子供達に
「竜(ブータンの象徴らしい)は実在していて、
<経験>を食べて成長するんだよ」という話をしたり、
「ニッポンの皆さんを(愛していて)ハグしたいけれど、ムリだから
代わりに妻で許して下さい。皆さんをハグするつもりで」と、
実際にその場で彼女を抱きしめて見せ、それに対し
「はにかむ新妻の図」とか、何しろ
心温まるシーンの連続だった。


橋下徹新市長には是非とも頑張っていただきたい件。

政治の世界で
「有言実行」を見事にやってのける人はなかなかいない。
言葉がストレートで、時に人を傷つけるかもしれないが、
とても分かりやすいし、ひるまずに是非そのまま
貫き通してほしいものである。


「オフレコ」の意味と、
「言葉狩り」の風潮について。

今一度よ〜く考えた方がいい。


先述訪れたプーケットの某(ちゃんとした)レストラン
「SHUSHI BALL」で食べた鉄火丼に、少なからず
「ショック」を受け、悲しい気持ちになった。

「薄っ!!」

「ガッカリ」することって、
タイに来てからは滅多にないのだけど、だから随分
久しぶりなのかな。

マグロなんてそんなに好きでもないけど
(昔一度激しく食当たりしたことがある)、
「メニュウ」でサーモンよりも価格が安いのを見て、
「そうか!!プーケットの沖で獲れるから格安なのか」と判断した
鉄火丼のその価格を見て(139THB)、思わずオーダー。

出てきたマグロの切り身のその
「あまりの薄っぺらさ(2mmくらい?)」がショックで、
辛いもの大好きのオレなのに
「わさび」が必要ないくらい。

いや、本当はそうではなく、切り身一枚に対しての
「酢飯の比率」があまりにも多くて、
「わさびと醤油味の酢飯どんぶり」に近いものを、
泣きながら食べたのだ。

変な期待をしたオレがバカだった。

「ああ。ここはオレのような人間の来る場所ではない」

素直に反省である。


ウドムスクに、某
「キントー(2211」という、某「ラーンドン」的なディスコを
発見したかもしれない件。

まだ、店の中には入っていないが、
先週土曜の夜前を通りがかったら
「ワイルン」の人だかりで大変なことになっていた。

平日に行って確かめようと思ったが、
体調を崩してしまい、未だに行けていない。


旬な話題としては
そんな所だろうか。

自分的には、
今この瞬間
「リィアップロォーイ」と

言いたい気分だ。


*「リィアップロォーイ」は「完了」の意。

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2011年12月23日 (金)

コンドー

先週からどーも体調がすぐれなかったので、
部屋でおとなしくしていた。

微熱がずっと続きそれに伴う関節痛と体のダルさ。
喉の痛みや咳、鼻水鼻詰まりなどは収まったのに、
熱だけが一向に下がらない。
朝になると平熱に戻り症状はやや回復するものの、
夜になれば又三十七度二分まで上がり、元に戻る。

仕方なく、昼夜に係らずひたすら寝るだけの生活。

実は今、めちゃめちゃ行きたい場所があるのだが、
出掛ける気になどとてもならぬまま何日かが過ぎ、
ある日、熱を計ってみたら三十八度五分。

「アカン!これはアカンぞ」

そもそも、
「微熱が続く」のはよくないと言うし、ひょっとしたら
とんでもない大病の予兆だったのでは、と、完全に
ビビるオレ。

すぐに思い付くのは
「デング熱」、もしくは例のあの
「免疫不全症候群」。どちらも
「ウィルス」の感染経路について
まったく身に覚えがないわけでもなく、
「蚊に刺され」たことだって、
「それらしき女子との性交渉」だって。

しかし、冷静になって考えてみれば、
「デング熱」ならばいきなり高熱でぶっ倒れるはずだし、
「HIVウィルス」の潜伏期間は十年だと聞くから、
タイ在住歴三年のオレが発病するには早過ぎる。

ハッ!!
もしやニッポンですでに......。

ないないないわ。それはない。

などと考えていても仕方がないので、とりあえず
近所の薬局に相談に行ってみた。

「最初は二週間前。咳のどの痛みくしゃみ鼻水でこの薬を飲み、
しばらくして症状は改善。しかし、旅行先で又ぶり返し、それ以降
ずっと調子が悪く、今は熱がまったく下がりません。
そして、他の症状はほとんどなくなったのですが、何と熱が
三十七度二分から三十八度五分まで上がってしまったのです!!
これはひょっとして一大事ではないでしょーか!?」
「はい。これ」
「え。この薬飲めばいいんですか」
「食後に一回一錠。一日三回だよ」
「医者に行かなくていいっすかね」
「ははははは。またまた大袈裟な」
「でも、デング熱とかエイズとか」
「35THBね」

彼女の言う通り、ドギツイピンク色のその薬を飲んでみたら、
たちまち熱は下がり、何事もなかったのごとくである。
ただし、この一週間近くまともに動いていなかったので、
体にはまだ少し違和感が残るし、それよりも何よりも
薬を止めた途端に再び発熱しそうで、恐ろしくコワイ。

とりあえず、今日の夜はリハビリがてら某
「ラーンドン」にでも行ってみようか。

お酒はほどほどに、ね。


というわけで、ここ最近部屋を出た件と言えば、
スーパーへ買い物と韓国料理を食べに行ったのと、
家のすぐ近くに建築中のコンドーの
「パンフレット」をもらいに行ったことくらい。

その千坪近い土地が更地になる前からよ〜く知っていたのに、何故
今更気になったのかと言えば、実はニッポンのTV番組某
「ガイアの夜明け」で不動産がテーマに挙がっていたからだ。

内容は、震災によって、買い手が今までよりも
地盤について気にするようになったとか、
液状化のせいでTOKIOの湾岸地区のマンションの
売れ行きが一時期落ちただとか、そんな感じだったが、
ショックだったのは、何と愛知県、特に我が故郷の街ナゴヤ全体が
「液状化危険地帯」という件だった。

たしかに河川は多いし、
「海抜0m地域」の範囲も広いから危なそうだが、まさか
そこまでヒドいとは知らなかったのだ。そして、
「来る来る。もうすぐ来るよ」と言われ続ける
東海大震災を避けられるはずもなければ、当然
液状化もセットでついてくる、というワケか。

それならば今すぐナゴヤに戻り、
「液状化対策住宅」の販売をすれば儲かるのでは、という
発想はなく(そんなのはもうとっくにメーカーや工務店がやっているはず)、
「これはいよいよナゴヤに戻ってもダメだなあ」と、尚一層
「タイ永住」への決意が強まっただけの話である。

「そーいえばあのコンドーいくらだっけ」

販売開始当初に価格帯を一瞬見て
「高っ!!」と思ったが、ハッキリ憶えていなかったので、
確かめるため販売事務所に資料をもらいに行ったのだ。

1K及び1DKの小さな部屋のみの分譲で総戸数二百十八戸(8階建て)、
価格帯は1790000(25.13㎡)〜3080000THB(41.83㎡)、つまり
平米単価@7万数千THBとなる。

「B.T.Sバン(グ)チャーク駅」徒歩三分、静かで環境が良い中に建つ
「中規模開発」の物件ではあるが、スィミングプールさえない、
「賃貸アパートに毛の生えた」ような造りにしては高過ぎはしまいか。
しかも、わけの分からない販売メーカーであり、案の定、
販売所の雰囲気からして売れ行きが芳しくないのは明らか。

もちろんそんなお金はないが、将来の参考の為&、もし
「投資価値」があるならばニッポンの客に勧めても、
と考えてもみたが、利廻り5%程度のそんな物件では到底ムリ。

しかし、
「BTS」区間の延長によってオレの住む東部地区は値が上がっており、
「ウドムスク」や「バン(グ)ナー」周辺でも駅周辺は、すでに坪単価
70万円程度のコンドーが多いのが現実。

う〜ん。
そこから更に値が上がるとはちょっと思えないなあ。

そして、タイの建物の造りの
「ショボさ加減」はまったくヒドいものだ。

例のコンドーをずっと観察していたが、
鉄筋の数の少なさ及び壁の薄さがハンパではない。
いや、これはもちろんニッポンと比べたらの場合だけれど、いくら
「地震がない」とは言え、強度に問題はないのだろうか。
八階建てだからまだよいかもだが、これが
五十階建てだって大差はないように思えるから、タイの
「高層マンション」になんて、恐ろしくてとても住めない。

元々、巨大な共同住宅が好きではなく小ぶりな方がよいので、今も
そんな感じのアパートに住んでいるが、例えばTOKIOの湾岸エリアの
タワーマンションにだって、いくら
免震構造だろうとまったく住む気になどならない。あと、
ニッポンの分譲マンションは名前がダメダメ過ぎるしね。

某三菱地所レジデンスが販売予定(?)の
「パークハウス晴美タワーズクロノレジデンス」。

名前長過ぎやろ!

「お前ん家、どこ?」
「あ、オレん家晴美だよ。
<パークハウス晴美タワーズクロノレジデンス>、略して
<パークハウス晴美>」
「ふ〜ん。でも、それなら最初から
<パークハウス晴美>でよくね?」
「だよね〜」

小学生にバカにされるレヴェルである。

かと思えば、某有楽土地が開発中のマンションなんて
「ユトリシア」だよ、ヒドくない?よーするに
「ゆとり」に引っ掛けてあるわけでしょ。
老人ホームぢゃあるまいし。

そんなマンションいくら地盤が強固でも
ゼッタイに住みたくないなあと思うのだ。

ま、そんなこと
どーでもいーか。


*「コンドー222」は「コンドミニアム(分譲マンション)」の意。

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2011年12月20日 (火)

ペンギックガンダイマイ?

*「続編」なので、
ひとつ前から先に読んでね。


水曜の夕方、クルン(グ)テープに戻った翌日のこと。

少し前から宣伝していた
「ミッションインポッシブル4」の公開日であり、
「映画友達」のAル嬢と一緒に観に行こうかな、と
思っていたのだが、朝Kク嬢から電話があり
「今日休みなんだけど会わない?」と誘われる。

「病院の勤務に復帰する」と思っていたのは勘違いで、実際は
「父親が病院に行くのに付き添う」のだと知ったオレは、
「映画でも観に行くか」と応え、エカマイで待ち合わせ。

案の定一時間近く待たされたが、
ニ十六才年下の娘のようなタイガールとの
「ごくフツーのデート」というシチュエーションなだから、
文句などあろうはずもない。

いつも通り、素人(同然?)のタイガールとあまり
深く付き合うと嫉妬で刺されたりする状況が想像されるので、
「なるべく距離を置こう」と考えていた。

ところがである。

「アクション物」は若い女子にとっては、やはり
退屈なのだろうか。途中、
スヤスヤとオヤスミになる可愛らしい寝顔とか、
「買い物付き合ってね♪」と甘える仕草とか、
「疲れた?」「退屈ぢゃない?」「お腹空いたんぢゃない?」
などと気を遣って尋ねてくる態度とか、某
「プラティナム」シッピングモールの安い安〜い服を
自分で買おうとして、スポンサーだと思い込んでいるオレが
「服くらい買ってあげるよ」と言うと、
「ありがとう」と輝く笑顔とか、500THBを越えた辺りで、
「これ以上はもういいよ」と、オレの
ケチケチぶりを知って遠慮するその、
「つつましさ加減」などに萌えているうち、だんだんと
「彼女をダマすのは申し訳ないな」と思い始める。

自分の中の悪魔が影を潜め、
天使が顔を覗かせるのを意識するのだった。

Kク嬢曰く、数ヶ月前に恋人と別れ、
「オトコなんて信じられない!」と、裏切られた
ショックを引きずっているのは明らかであり、
(一見)優しくしてくれるオレに対し、ひょっとしたら
ある種の好意を持っているのかもしれない。

「カッコいい人は浮気するから好きぢゃない」
「傷つくのはイヤだから恋人なんていらない」

失恋した直後にはありがちだが、そう言いながらも
寂しがり屋なのは見ていて分かるし、きっとまた
同じような目に遭うだろうことも。

「カッコ良くない」けど浮気するオレが、彼女に対して
ツライ思いをさせるのはいかがなものなのだろうか。

いやいやいや。
同情心は禁物。

「オレはヂャオチュー(2223浮気者)だし、
ニサイマイディー(3223222性格悪い)だよ」

最初から散々そう言ってあるし、
承知の上でなら好きにすればいい。

「縛られるのはイヤだし、恋人同士はムリ」
「私もそう。でも、毎日電話はするからね」

出た。例のヤツだ。

ワイルン達(若い衆)は皆そうだと聞くが、よーするに
「毎日必ず何度か連絡を取り合い、所在を確認する」という行為。
ま、これは世界共通の話であり、メールでも電話でも
それが必要なのは恋人同士なら当たり前の話なのだろう。

ただ、タイピープルはその頻度が多いらしく、
「面倒くさがり」なオレはどーしてもビビる。
一日一回くらいならまだいいけどそれ以上は正直ちとキツいのだ。

さて、買い物をした後、某
「センターワールド」横のイサーン料理屋台で、某
「ビアシン」と共にソムタム焼き魚シーフードと
野菜の炒め物をいただき、今年は規模が小さいが、某
「ビアチャン(グ)」のビアガーデンで、
ライヴを聴きながら再び生ビールを飲む。

夜十時前には別れ、Kク嬢は
父親の元に帰っていった。

そんな感じのデートは久しぶりで、
長い時間タイガールと一緒に居ると、どーしても
会話に詰まって気が重くなるのだけど、
彼女とはわりと平気だったな。


結局、Kク嬢は看護士に戻ることなく、翌日再び
パタヤーに行き、これからは
プロのバービア嬢として働く。

当然のことながら、徐々に
「スレ」ていくに違いない。

金曜日にこちらに戻ってきて、某
「ラーンドン」に行くと言うのだが、果たして
週末に店を休めるのだろうか。

電話は毎日掛かってくる。


先日、学校のセンセイに
「ギック(33)」の定義を尋ねてみたところ
「友達以上恋人未満」とハッキリ言っていた。

どうも人によって解釈が違うみたいで、プロの女子に聞くと
「恋人以外のお金の関係の相手」という意見が多い気がするが、
もし学校のセンセイの意見を尊重するならば、
経済的に難があるオレにとって、
「ギック」とはヒジョーに便利な関係であり、
そんな相手をタイの各都市に何人か作ることができれば、
ローテーションで飽きないかもしれない。などと
都合の良いことを考えてみたり。


このままいくと、パタヤーに二人の
「ギック」ができる可能性があるが、
オレにそんな器用な真似ができるはずもない。


「ペンギックガンダイマイ(2233223223)?」

その質問、どちらに

するべきなのだろう。


*「ペンギックガンダイマイ(2233223223)?」は
「ギック関係になる?」の意。


パタヤーの有名店、某
「空飛ぶ空心菜屋」で食べるシーフードはウマい。
「プラームックパットゥカイケム(イカと卵の炒め物)」に、
最近すっかりハマっている。
Img_2822

「トムヤムクン(222232)」はココナッツミルク入りの方が好き。
エビが新鮮でプリプリなのだ。
Img_2821

「オースワン(牡蠣と炒り卵の炒め物)」も牡蠣がややデカイ。
Img_2819

「シーフード炒め」はピリ辛のチリソース。
Img_2818

ロシア人だらけのパタヤーなのです。
Img_2817

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ポカティーワーパイティアオナイ?

「世間は狭いな」


パタヤーに着いて二日目の午後。

遅い朝食(オムレツトーストコーヒーという、普段
滅多に口にすることのないメニュウ)を摂りながら、ある
「驚くべき事実」を知り、少なからずショックを受ける。

ナゴヤに住んでいた頃、
「偶然道でバッタリ」だとか
「初対面なのに共通の知人有り」といったような案件は
「日常茶飯事」であり、実際物理的に
「田舎の狭い街」だったわけだが、
タイに移住してからも、頻度こそ減ったもののやはり
似たような場面によく遭遇するので、
「こーいうことは住んでいる街の大きさに関係なく、きっと
世界中どこでも起こり得るのだろうな」と、認識を改めた。

そして、人と人との出会いは
「偶然でなく必然」と考えるオレにとって、時には
「運命的な何か」を感じる場合もあるわけで。

ま、だいたいにおいて
「自分に都合良く」捉えるのだけど、それも
「人生を楽しく過ごす術」だと
勝手に思っている。


話が少し長くなるかもしれないけど、ある程度時間が経ってから
「あらためて自らの気持ちや考えを整理する」という作業なので、
どうかご容赦いただきたい。という注釈を、最近
読者の意見を尊重し、なるべく
「コンパクト」にまとめるよう意識しているが故、冒頭に
敢えて付け加えておく。


それは
「出逢い」と、わざわざ字を替える(通常は「会」)ほど
「大袈裟」な出来事ではないのかもしれない。

ただ、単調な日常生活を
「ドラマティック」なモノにするためのテクニックというか、
「無理矢理そう思い込む」ことによってある種の
「付加価値」を生む効果があると、オレは考える。

だから、彼女の
「今日初めて(店の前に)立ったのよ
(*それまでは奥のカウンターの中だった)」というセリフを聞き、
「さっき着いたばかりのオレが君を見つけたのは、
<運命>としか思えないな」と伝えたかったのに、
「運命」に該当するタイ語が出てこなくて
(しばらく前、ブログのタイトルにしたにも関わらず!)、結局
「チョークディー(32222運がいい)」としか言えなかった。

まあ、その話(初めてうんぬん)だって
「真に受けて」いいかどうか怪しいものだけど、現実問題、
「おばちゃん」ばかりのバービア街の中で
「若くてそこそこのルックスのコ」を見つけるのは至難の技なのだから、
最初に寄った店でいきなり発見したコが、午後九時過ぎの段階でまだ
「ペイバー」されずにたまたまそこに居たことに、正直
「運命」を感じないわけにはいかなかったのである。

最近、ブログの中で流行り(?)の点数を付けるとするならば
七十点というルックスのKク嬢はサコンナコン出身の二十歳で、
イサーンの奥深くながら特にオレ好みの顔というわけでもなく
「パッ」と見は、フツーに可愛らしい女のコといったイメージ。
「ムッチリ」気味でスタイルはあまりよろしくないが、おそらく
ニッポン男子ならば気に入って連れて帰る確立も
そこそこ高いのではなかろうか。

個人的には、その
「美しい歯並び」だけで全てが許せる感じであり、
「口を開けてよく見せろ」という必要がないほどに、
よく笑う明るくていかにも性格の良さそうなコだった。

「仕事する(店の前に立って愛想を振りまく)」のが、
どうやらイヤでしょーがないらしく、
「オレ達この後ウォーキングストリートに行くけど」と言うと、
「お願いだから一緒に連れてって」とせがむ彼女を連れて、
三人でゴーゴーバーを何軒か廻った後、ディスコ某
「ルシファー」に行った。

「明後日、店でパーティーがあるんだけど、
<赤いドレス>を着なくちゃならないの」

「それならば」と、途中の道すがら
野郎二人で買い物に付き合い、屋台の服屋さんで、
サテン字に黒のレースのワンピース(300THB)を買ってあげたら
「コップンカー」と、ちゃんとお礼をする彼女。

「ローンバーン、ローンバーン」と、(略して)
言われても最初まったく分からなかったが、
「ローン(グ)パヤーバーン(222222222)」つまり
「病院」にずっと勤務していたらしく、
「せ、せ、せ、制服は何色!?」と興奮して尋ねるオレ
(薄いピンクを期待)に見せてくれた身分証の写真は、色気のない
黄色の制服(帽子なし)だった。

パタヤーには、おねーさんに頼まれて手伝いに来たらしく、
「いずれ病院に復帰するのだろう」と想像したその勤務先は
クルン(グ)テープの、しかもオレの住む家の近くらしい。

ドレスのお礼といい(買ってもらって当たり前の態度の輩が多い)、
ディスコでのダンスといい(セクシーというより可愛い)、元看護婦の
Kク嬢はどうやらまだ仕事にあまり慣れていない様子で、
ゲストハウスの部屋に連れて帰っても、
「料金はいくらでもいい」という驚くべき態度なのだ。

「看護婦はエロい」という、万国共通(?)の
「通説」どうりだった彼女とのセックス(もちろんパターン1)を終え、翌朝
「今、仕事していないからあまりお金ないんだ」と、相変わらずの
「キーニアオ(32112ケチ)」ぶりを発揮するオレに、それでも
「コップンカー」と、またもお礼を言う彼女。フツーなら
「いくら何でも失礼やろ!!」という金額にも係らずである。

「これはひょっとしてかなりいいコを拾ったかも」

そんなことを思いつつ、三人でいつものレストランにて洋風の
「朝食セット」(Kク嬢はタイ料理)を食べている時、
ある話題になる。

「ところで、クルン(グ)テープではいつもどこに遊びに行くの?」

「ポカティーワーパイティアオナイ(2211322233212)」この場合の
「パイティアオ」は、「旅行」ではなく、夜
「ディスコやパブなどに行く」ことを指すのであるが、
彼女の答えを聞いて、少なからずオレは驚いた。

「チョープラーンドン♪」
「は?マヂで!?」

そりゃそーである。

彼女を見たことなんてないし、逆に
オレを見たことがあればさすがに憶えているだろう。
今まで一度も会ったことがないなんて、かなり
「ビックリ」だし、それと共にKク嬢が某
「ラーンドン」を好きだという事実は、
とても感慨深いではないか。

詳しく聞けば
「おねーちゃんと一緒に金曜日に行く」らしい。

なるほど。
確かにオレは男子客の多い週末、特に
「金曜日」にはまず行くことがないから、ずっと
「ニアミス」続きだったというわけか。

「ラーンドンでオレを知らないなんてモグリだぜ」
とは言わなかったが、自分が数少ないニッポン人の
「常連」のひとりであることを説明すると、
「ぢゃあ、Sンちゃんは知り合いなの?」と言う彼女。

「はい。知り合いです」


その後、そのおねーちゃんとお客のベルギー人R氏と共に
ビーチでのんびりした後(驚いたことに彼女は
Tル君のこともよく知っていた)、夕方になって
仕事に出掛ける二人を見送った(*Kク嬢は、食事中に
自分のお金で着替えを買いに行ってすでに着替え済み)。

翌日、約束通りパーティーに一時間ほど顔を出し
(オーナーのカノジョの誕生日だった)、当然のごとく
「今日も一緒に連れて行って」と言うKク嬢を振りほどき
(Nウ嬢と会わねばならなかった為)、
次の日の朝クルン(グ)テープに戻るらしき彼女と、
「また会おう」と、爽やかに別れた。

これが
第一章。

第二章はもちろん

「クルン(グ)テープ編」である。


*「ポカティーワーパイティアオナイ(2211322233212)?」は
「普段はどこに遊びに行くの?」の意。

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2011年12月18日 (日)

スィップホックオン(グ)サー

「ロォーンマックマーク!」


まるで口癖のように、何度も何度も
そう言う彼女。

ちなみにその日はとても涼しかった。

数日前から急に冷え込み、風邪気味で寒さに滅法弱いオレは
Tシャツの上に綿のカーディガン、膝上のショートパンツ姿。
それでも、エアコンの効き過ぎたディスコの店内では
いくら踊っても寒くて寒くてしょーがなく、彼女とは逆に
「ナーオマーク(112332)」とブルブル震える。

扇風機の風がそよぐオープンエアのバービアでなら、
軽く踊っていて、丁度いい感じ。

体感温度で二十℃前後くらいか。

片や、肩ひも付きチューブトップのブラウス、
デニムのショートパンツという姿のEー嬢は、
ダンスが激しいこともあるが、ディスコの中ですら
「ロォーン(暑い)」と、顔を手で扇ぐ仕草をするくらいであり、彼女との
「温度差」の相当な幅を感じる。

「寝る時が思いやられるな......」

当然エアコンは切ったまま、家でなら
Tシャツ短パンで腰辺りにタオルケットを掛けて、
滞在先のホテルでならば、
上半身裸で布団をかぶって丁度良いこの季節。しかし、
「エアコン付けっ放し(タイマーなし)」&
「扇風機直当て(首振り機能なし)」が彼女らの常識であり、
空気が乾燥しきってカラカラになった喉を潤しながら
「タイガールと一緒にはとても暮らせないな」と、
女子を泊めた翌朝には毎回思う。

朝七時十五分。

すっかり明るくなった青空の下、
ゲストハウスに帰るソンテオで
横に座っている小学生の男子に、いきなり
「ねえ、アンタ今寒い?ねえ、寒い??」と話し掛けるEー嬢。
「さ、さ、さ、寒くないっす!!」と答える角刈りの彼が、微かに
震えていたのは、もちろん寒さのせいではあるまい。

「このニッポン人が寒い寒いってうるさいのよ。まったくもう」
「いやいやいや。感じ方は人それぞれ違うからね」

そんな彼女らを、もし
今頃の時期ニッポンに連れて行けば、
「ホンモノの寒さ」に耐えかねることはよ〜く分かっている。

暑さにも寒さにも両方ヨワいのがタイ人なのだ。

コンビニでビールとつまみを購入し部屋に戻ると、
洋楽のPVが流れるTVを見ながらくつろぐEー嬢。

「少しづつ下げていこう」という目論見で、
エアコンの設定温度は二十七度に。

案の定、すぐに
「ロォーンマックマーク、ヤマハー」と言われ、
「ピッ」と一℃温度を下げる。

それを二度繰り替えし二十五度。すでに寒い。

シャワーから出てきて無言でオレを睨む彼女に、
「ねえ、いつも部屋のエアコン何℃なの?」と尋ねると
「スィップホックオン(グ)サー(11112212十六℃)」と、
当たり前のように答える。

「は?十六℃!?お前バカぢゃないの。ていうかそもそも
十六℃なんて設定温度ないやろ!!」

呆れてそう言いつつも、すっかり観念して
リモコンを彼女に渡す。途端

「ピッピッピッピッピッピッピッピッ」

その音を聞いてオレはもう
笑わずにはいられなかった。

エッチを終え、Tシャツと短パンを履き
布団を頭からカブってもまだ寒い。しかも
Eー嬢は体を接触していたいタイプらしく、
「好きな体勢で眠りたい派」としては最悪のパターンだ。

寝るのを諦め、いろいろと考え事をしていると、
三十分くらい経ってから、オレの下半身を
「モゾモゾ」と探り始める彼女。

「おいおいおいおい。何してんの、君」

まだ、たった三十分だぞ。
どー考えたってムリやろ。

そのあまりの
「ファンキイさ加減」に、まるで野生動物、例えるならば
「チンパンジー」を彷彿とさせるEー嬢のそれらの行動全てが、
笑えて笑えて仕方がない。

オレの方を向き、
「ヤマハー。写真撮ってもいい?」と聞く彼女の
手の向きが逆だし......。

よーするに、二本の指を直角にして片方を裏返し、
「右手の人差し指と左手の親指」及び
「左手の親指と右手の人差し指」を近づけることにより、
「長方形」を作ってファインダーを模したカタチにすべき所を
「人差し指同士」「親指同士」を付けているから
「変なカタチの四角形」になってしまっているのだ。

そんなヤツに写真を撮らせたら、たちまち
「Facebook」や「HI-5」に載せられて大変なことになりそうだから、
「ムリムリ」とハッキリお断りしておいた。


てな感じで、ツッコミどころ満載の
「野性(獣)的」タイガールには大いに笑わせてもらったのだが、唯一
「誰にも負けない素晴らしい資質」を持っていたので、ご紹介しよう。

何と彼女、
「女性器の締まり」がメチャメチャ良いのだ。

「薬」服用済みとはいえ、ごくごく
「平均的サイズ」のオレに対し、挿入途中で
「ヂェップ(111痛い)」と言うし、実際狭い。

プロの女子で、二十五才にしてあの
「狭さ」は異常だ。

おそらく、容姿の件から考えてあまり
「売れ」ていないということはあるだろう。しかも、
ディスコに行っても、
「あわよくば買ってもらおう」と
「エロエロダンス」で男子を誘う他のタイガール達と違い、
「私は楽しく踊りたいだけだから」と、
そーいう目的で近づいてくるファラン(西洋人)がどーも
キライらしいから、ひょっとして普段、あまり
セックスをしないのか。

それにしてもだ。

プロにしてあの感触は相当珍しい。
「名器」と言ってもいいだろう。

ただ、あの寒さの中、
「ギュッ」と抱きしめられたまま(抱き枕状態)、
彼女が目覚めるまで耐えるのは拷問であり、しまいには
腕枕したまま下半身を逆方向に持っていかれ、
「肩固め」のような体勢になって、
「プロレス技かい!?」とツッコまねばならぬような、そんな
「添い寝」はオレにはとてもムリ。

凍えるような寒さの中、
「このままではオレ、死ぬかも」と、
マヂで思ったのだった。

通常、エアコンの温度設定は最低十七℃であり、
お願いしてそこから五℃ほど上げてもらい、何とか
「薄い」眠りに就いたのは、
十時を過ぎた頃である。


これが二晩目の話。

そして、実は今回のツアー初日の夜に
素敵な出逢いがあった。

というわけで、

次回につづく。


*「スィップホックオン(グ)サー(11112212)」は「十六℃」の意。

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2011年12月17日 (土)

キーマオ

「今から大瓶っすか、兄貴!?」


ゲストハウスの目の前の某
「ファミマ」でヨーグルトを買って帰るのが日課なのだが、仮に
「女子同伴」であればだいたい彼女らはレジに、歯ブラシと共に
牛乳豆乳もしくはヴィタミン系飲料的なモノを持ってくるわけで、某
「ビアリオ」のしかも大瓶を「ドン」と置くケースなどまずないから
思わずツッコみたくもなる。

「酔っていないと言い切る」
「テンション高く喋り倒す」
「同じ話を何度も繰り返す」
「聞いていないと怒り出す」
「一緒に飲ませようとする」という典型的な
「キーマオ(3222酔っぱらい、大酒飲み)」ぶりの彼女は、前日も某
「インソムニア」にて朝九時まで踊っていたと言うから(しかも一人で)、
かなりの強者であることは充分承知していた。

それでもあまりにもオモロイから最後まで付き合ったわけだが、
大笑いした分だけ大変な目にも遭ったのは仕方のないところか。


某「ウォーキングストリート」のゴーゴーバーの店前には
「DRAFT BEER59THB」などというボードを持った
「呼び込み嬢」達がたくさん立っていて、中には稀に
カワイコちゃんも混じっているわけで。

綴りが違うような気がしないでもないし、実際飲んでみると
二割程薄めてあるような味しかしないが、ビールではなく
店中に入って踊っている女子を眺めるのが目的なので、まあ
よしとしようではないか。

「太ももがもーちょっと......」「お尻のカタチが......」など
「あーでもないこーでもない」とオトコ同士くだらない話をしつつ、
グラスを傾けるのが楽しいのである。

タイに長く住んでいれば、そうやってステージ上で踊る
「裸の女子」にはすっかり慣れてしまい
「性的興奮」など微塵も感じないけれど、ただ単に
眺めているだけならばちっとも問題はないし、もちろん
中にはスタイルのよいカワイコちゃんだっているしね。

特にハイシーズンのパタヤーには、国中のいろんな場所から
「稼ぎ」に来ているタイガールが山ほどいるから、やはり
「レヴェル」は高い。しかし、当然のことながら
「相場」だって高いわけで、女子によっては
「クルン(グ)テープ並み」の価格を平気で要求してくる。
しかもその手の輩の場合
「次々とやって来る客をこなす」的対応になりがちで、
「ホスピタリティー」に優れているコなど滅多にいない。

数千バーツも出して、そんな情緒も何もない
「回遊魚的美女」と「ヤ」るくらいなら、田舎の置屋で
数百バーツで「スポーツ的セックス」をする方が、よほど
「健全」でよろしい。昨日の話で言えば、三番目の
「生理的放出」ってヤツだね。

というわけで、ゴーゴーバーには
セックスの相手を捜しに行くのではなく、ただ単に
「目の保養」だけが真の目的で、タイに長く住む人はおそらく皆
似たような考えであろう。
そーいう意味では、こんなに気軽に安く楽しめる
「娯楽」などなかなかない。
59THBっていったら今の為替相場でなら
160円足らずであり、仮に女のコを隣に呼んだとしても
「レディースドリンク」が115THB程度だから、合わせて
500円にも満たないのだ。

ところがクルン(グ)テープだとそーはいかない。
「ナーナー」「ソイカ」辺りにもビールが
90THB程度で飲める店もあるにはあるが
女子のレヴェルが低いし、大体の相場は
小瓶で125〜150THB、レディースドリンクは
150THBがほとんど。
「スティサン」地区のゴーゴーはもっと安いけど、
地元タイ男子の独壇場で、ニッポン人は肩身が狭いしね。

それに比べるとパタヤーはヒジョーによろしい。

ニッポン韓国シンガポールなどアジア男子は全般的に
女子の対応もいいし、彼女らの評判も良いから、
旅行者が遊びに行ってもきっと楽しめるはず。
バスやロットゥーに乗ればニ時間ほどで着くし、
少しでも時間があるなら足を伸ばされることを
おススメする次第だ。


というわけで、例によって某
「バカラ」から某「HAPPY A GOGO」と、
「ニッポン(韓国)人御用達」の店を移動して、そこで
彼女に捕まった。

それも十月末の時の話だが、店内奥の
「セルライト軍団」(小さくてムチムチのコ達が
ロリ系の衣装を着てノーパンで踊る姿をお立ち台に貼った鏡で覗くと
太もも裏の<脂肪の塊>が目立つためそう呼ぶ)の中の一人で、
遅い時間になってそっちサイドが閉まった後、ヒマな彼女らは
客の横で一生懸命ドリンクをせがむ。

一杯につき数十バーツのキックバックがあり、おそらく
「ノルマ」もあるだろうから気持ちはわかるが、
「ケチケチ」なオレは何を言われようと、大概
「ムリムリ」とあっさり断る。

しかし、彼女は何故かいつまでもそこにいて
元気にひたすら喋りまくるので、数十分後
「しょーがないなあ」と珍しく一杯ご馳走したのだ。

サコンナコンという、イサーンのかなり奥地出身の
Eー嬢は二十五才。
愛嬌の良い顔ではあるが、背が小さくてかなりの
「ムチムチ」加減で、申し訳ないけど三十点くらいか。

その時は久々(と言っても四ヶ月振り)のパタヤーだったので、
「たまにはゴーゴー嬢を連れて帰るか」と、何故か
「ヤ」る気満々だったオレは、二時半を過ぎてそろそろ
閉店(多分四時)が近づく中、Eー嬢のマシンガントークに生返事をしつつ、
「一軍(スタイルのいい方)」のダンサーを物色していた。

そこそこのコを見つけ、Eー嬢が踊る間に彼女を呼び、
Pオというコラート出身の二十一才に
「ダンピング交渉」をして速攻で話をつけて店を出た。
E嬢にはちょっと悪いと思ったが、
「お前をペイバーする気など1ナノもない」と伝えてあったし、
「それでもいい」と無理矢理ケータイ番号を教えさせられたのだから、
まあ別に問題はなかろう。

どうやらオレがニッポン人というだけで気に入ったようだが、以来
英語で意味不明のメールが度々送られてきていた。
で、今回は遊びにくことを予告し、場合によっては
一緒にディスコにでも連れて行こうかと考えていたわけだ。

某「チャンピオン」という店に移籍していたEー嬢を、
滞在二日目の晩に訪ねてビールをご馳走し、その日はたまたま例の
Nウ嬢が客にペイバーされたため、
「保険」の彼女を店終わり、つまり
午前四時に呼び出して、一緒に彼女行きつけの某
「インソムニア」へ行った。

すでに店でビールを八杯、それ以外の酒(テキーラ?)を
四、五杯飲んで来たらしき彼女は終始
「ノリノリ」であり、その日はたまたまケーサツが厳しくて
五時半(通常は朝九時)に店が閉まった後も、近所の
オールナイトでやっているバービアでずっと踊りっ放し。

ただ、その店は某
「インソムニア」から流れてきた客でいっぱいであり、
ハイシーズンのパタヤーのパワーを思い知らされる。
ま、その時点で踊りまくっている連中は
「薬物」系の怪しさもあるが、どちらにせよとにかく、皆
ひたすら元気なのだ。

「ひょっとしたらコイツもか」と最初はちょっと疑ったが、あの
「ノリ」はおそらく酒だろう。
「中毒性」で一番コワイのは、何と言ってもやはり
「アルコール」なのである。

オレ自身その日はあまり飲んでなかったし、そもそも
ビールでそこまで酔っぱらうこともないし、朝から
体調が芳しくなく、しかも二日ほど急に冷え込んでいた。

だから、その後味わう
「苦行」は、今までで
「最大級」のモノとなったわけだが、
ちょっと長くなってしまったので

続きは次回にしよう。


*「キーマオ(3222)」は「酔っぱらい」の意。

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2011年12月16日 (金)

サームヤーン(グ)

続きである。

なので、まだ読んでいない方は、先に
ひとつ遡っていただいた方がよろしいかと。


パタヤーに遊びに行くのは、ある意味において
クルン(グ)テープよりも楽しいからであって、実際
車で一時間半の距離にあんな素敵なビーチリゾートがあれば、
月に一度くらいのペースで訪れるのもやぶさかではない。

では何が楽しいか、と言えば
「フツーの男子」であるが故、当然
「女子との遊び」なわけで、クルン(グ)テープとはまた
ひと味違った気分が味わえるのがよろしい。

ビーチやシーフードは、あくまでも
「おまけ」のようなものだ。

タイに三年も住んでいて
「今さらパタヤーかよ」と思われるかもだが、
昔は別にどーってことなかったのに、今だからこそ
メチャメチャ楽しい。

理由は簡単。
言葉が話せるようになったからである。

タイに遊びに来た当初、
「こりゃタイ語さえできれば独壇場だな」と思ったが、
ようやく少しだけその域に近づいたというだけで、
「ヒアリング」のスキルや文字の件を考えれば、まだまだ
これからもっと楽しくなるはずなのだ。

あとは、最近になってやっと
「タイ事情」が分かってきたこともあって、
精神的に余裕ができたのも大きい。

いずれにせよ、
国内のいろんな場所に小旅行するのと平行して、近場の
パタヤーには、ある程度定期的に訪れる価値がありそう。


集中的に遊ぶとなれば、気力体力的には
三泊程度が丁度良く、ラヨーン(グ)行きがなくなった
今回も結局、日月火と三泊して水曜午後に戻ってきた。
というわけで、その間に絡んだ
三人のタイガールについて、それぞれ書くことにする。

「女子と遊ぶ」となれば、当然のごとく
セックスが絡むことになるが、ここで
「大前提」として説明せねばならないのは、内容が
「三種類」にキッチリ分かれるという件。

1「相手に対する奉仕」
2「自らの快楽の追求」
3「生理的放出」

これらを
「TPO」で使い分ける件について、まずは
頭に入れておいていただきたい。

さて、十月の終わりと十一月の半ばに行った時
仲良くなったコが二人いて、彼女らにはあらかじめ
訪問を伝えておいたわけだが、そのうちの一人が
Nウ嬢である。

二十三才ノーンカーイ出身の彼女、ルックスに関しては失礼な話
四十点くらいなのだが、とても明るくて性格が良いコで、前々回某
バービアで捕まったその日の深夜、パタヤーヌアにある某
「タワンデーン系パブ(名前は忘れた)」に、ペイバー代300THBを払って
二人で遊びに行った。

某「ベンモア」(700mlのウィスキイ)が600THBミキサーが50THB程度と、
パタヤーのディスコ(パブ)では最も安いレヴェルであり、
ちょっと古めのタイポップのバンド演奏と
「予定調和のビルボード系ミーハーハウス」選曲のDJが交互に入れ替わる、
タイの町にならどこにでも必ず存在するその手の店が、
オレは決してキライではない。

二人でボトル一本は飲みきれないし、
キープする程余りそうにもなかったので、隣のテーブルで
ビールを飲んでいたおねーさん二人組にも手伝ってもらい、
閉店の三時にはウィスキイがすっかり空になって、
その頃にはもう四人とも酔っぱらって踊り疲れて
「ヘロヘロ」だった。

にもかかわらず、
「ヒウカーオ(11322お腹空いた)」と言うNウ嬢に連れられ、
店の近くの朝までやっているレストランで
ママさんと娘(というかトムボーイ)と合流し、イサーンの土鍋料理
「チムヂュム」をいただいて、結局ホテルに戻ったのは朝五時。

一緒に遊ぶにはそーいう
「ノリのいいコ」の方が断然楽しいし、会った初日が
そんな感じだったから、何だかすっかり気を許してしまって
「ま、とりあえずコイツでいいか」と、とりあえず
「ギック(333お金で繋がる関係の総称?)」の第一候補者に。

ということは、セックスの内容はもちろん
1「相手に対する奉仕」となる。何故ならば、今後
「関係が持続する」可能性が高い場合、必ず
「相手よりも有利な立場」に立たねばならないからだ。

「シモネタ」に持っていきたくはないので
あまり詳しくは書かぬが、簡単に説明するならば、
「相手が望むことのみで終始する」わけで、まあ言ってみれば
「摩擦運動」である。

「禁止事項」は例えばフェラーリ。体位としては
「騎乗位」(自分がラクをする)も、それでなければまったく
「イ」けないという特殊な場合を除いて避けるべきだろう。

違いますかね、師匠。

そう。
この件はKタ師匠からのまったくの受け売りなので、
ネタばらしをあまりするのはよしておこう。

とにかく、それを続けて(大袈裟に言えば)
「調教」することにより、相手にとって自分が
「唯一無二の存在」になれば良いわけだね。

でもって逆に、二度と会う必要がないならば、
2「自らの快楽の追求」でまったく問題ない。
煮るなり焼くなり好きにすればいいのである。

というわけで、
Nウ嬢に対しては二度の訪問で何度か
「調教的施し」を与えておいたわけだが、実はこれが
腰の悪いオレにとっては相当大変な作業なのだ。
ただひたすらしんどいだけで、
「気持ちイイ」とかそーいうモノではまったくない。

今回も、前日某ディスコ
「HOLLYWOOD」で「ジョニ赤」(どーも体に合わない)を
鱈腹飲んだ為、翌朝、激しい頭痛に悩まされながらも、某
「セデス」を服用して何とか凌いだが、危ういところだった。

「効くかな」と思ったのにはもう一つの、例の
「持続性が高い」薬についても言えるわけで、初日にすでに飲んでおり、
「中一日」ではちょっと不安だったのだが、案の状で、
余計大変だったのである。

そんな感じでぼちぼち順調だと思っていたら、彼女、
「バービア」から「ゴーゴーバー」に移籍してしまった。
ニッポンのカラオケクラブで働くおねーさんを真似て、
数年出稼ぎした後、戻って来たら家を建てたいらしい。

こっちとしては、客の少ないバービアで
「のんびり」してもらっていた方が良かった気もするが、
「稼ぎたいモード」に突入したのならば、まあ、
それはそれでいいことなのかもね。

毎日毎日上半身裸で踊ってひと月に○○○○○バーツか。

ニッポン人や韓国人受けする容姿ぢゃないけれど、

彼女なりに是非頑張っていただきたいものである。


*「サームヤーン(グ111111)」は「三種類」の意。

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2011年12月15日 (木)

ソーン(グ)ヤーン(グ)

「効くかな」


薬には色々種類があって、
「持続性の高いタイプ」に関しては、ある程度
「間」を空けないと、場合によっては
危険だったリ、効き目が薄い(?)ケースも考えられ、
服用には注意が必要なのは知っている。

併用も、相性(?)によっては
「マズい」ことになるはずで、それらの
「リスク」を承知の上で敢えて
「チャレンジ」したのは、もちろん
ワケがあっての話。

ただ、
「即効性」があるタイプと、そうでないタイプ、つまり
「飲んでから効き始めるまでには時間がかかる」薬との併用ならば、その
「タイムラグ」を利用すればオッケーなような気が何とな〜くしたので、
自らの体を利用して試してみたわけで。

よーするに
「効き始めるまでに三十分〜一時間かかるA」と
「効き目の速い(というキャッチコピイの)B」を、ほぼ同時に
服用したのだが、薬剤師に相談したらひょっとして
「ダメ!ゼッタイ!!」的レヴェルなのかもしれない。

ま、ウィスキイで流し込んではいないから
だいじょーぶなんだろうけどね。

あ、でも今朝は完全な
「宿酔い」だったから、体内にまだ
「アルコール」が残っていた可能性は充分あるぞ。

「ああ。それはもう自殺行為ですね」と、
太鼓判を押されかねないが、オレはまだちゃんと
生きているし、結果的には片方(B)は一応
多少は効いたのだ。

しかし、実際に
「オレ、死ぬかも」と思ったのは前日の朝のことである。

ノートに直筆のメモが残されていたのだから、きっと
その気持ちを誰かに伝えたかったに違いない。


などと書き始めると随分深刻な感じだが、実は
まったくそんな内容ではなく、いつもの
くだらない話なので悪しからず。

結局ラヨーン(グ)には行けずじまいだった今回の
「パタヤーツアー」から戻ってきて、早速
日記をアップしようと思ったのに、やはり
さっき飲んだ薬が効いてきたようで、かなりの
睡魔に襲われたので、とりあえず
寝ることにする。

それはただの
「感冒薬」だが、併用したのがいったい
「何」と「何」だったのかについては、
ご想像にお任せしておこう。


では、続きは明日(多分)。


*「ソーン(グ)ヤーン(グ112111)」は「二種類」の意。

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2011年12月 9日 (金)

カム

「ヤバいな」と、
思った時にはもう遅い。


自分の体の微妙な
「熱」の上昇を感じたのは、ディスコで独り、一杯目の
ウィスキイソーダを飲み始めたところだった。
午前二時十五分。まだ来たばかりだし、
店内に客は少なく、接触したのは従業員だけ。しかも昨日は
昼間1ナノも部屋から外に出なかったので、もし例の
ウィルスにヤラレたとするならば、前日、某
「ラーンドン」で感染されたのだろうか。だとすれば潜伏期間は
「ピッタリ」一日ということになる。

家に帰って熱を計ったら案の定三十七度二分。
喉に違和感があり、咳がごくたまに出る。あとは
体が若干気だるいくらい。この症状は間違いなく
「クルン(グ)テープA型」であり、それにしても
シーズンに突入してから(十月後半?)すでに
三回目とは、いくら何でも多過ぎはしまいか。

まあ、体調の悪さとしてははごく軽いわけだが、場合によっては
この症状がしばらく続くのでまったく困ったものだ。ただ、最近見つけた
「SULIDINE」という薬が結構効くし、今までの中では一番良い。

「ラヨーン(グ)パタヤツアー」までに改善すればいいのだけど。


さて、かなり苦労して例の歌を憶えようとはしたものの、
あまりにも早口過ぎてなかなか難しく、
「ソラ」で歌えるようになるには相当時間がかかりそうだ。
しかも、VCDはこの国でありがちな
「タイクオリティー」を存分に発揮しており、
画面の縁が切れていて初めと終わりの数文字は読めないし、
辞書でどーやって調べても分からない単語が四つ五つあって、
「ひょっとしたら書き間違いなのではないか」とさえ思える。

そんな状況で、オレなりの解釈で
「和訳」してみた歌詞の内容を、
せっかくなのでご紹介しよう。


「どうか最後まで聞いて」

二、三分時間はあるかな
もし 君さえよければ
二言三言語り合わないか

話はたくさんあるし
言葉は百万もあるけど
あふれる ほんの短い
本当に大事なのだけにしよう

どうか 最後まで聞いていて
そして 気にするもしないもご勝手に

もし 君に時間がたっぷりあるのなら
別に 途中で邪魔してもいいけど
心の中のほんの少しの言葉を聞いて欲しい

目を閉じても君の顔が見える
目覚める度に恋しい君がいる

毎朝毎晩君を訪ねる自分がいつも心に浮かんで
どーしたらいいか分からないんだ

愛する最後の人として
君にずっと側にいて欲しい

そんな風に思える人は今までいなかった
君だけさ だから
こうして話せる今 それを伝えるよ

これから僕とどーなるかは
君次第さ

ずっと長い間 心が貧しいままだったから
君に恋人がいても それは仕方がない  

でもね 連絡しちゃいけない  
好きになり過ぎちゃいけないって
考えていたらおかしくなりそうで もう
会わない方がいいと思ってたばかりなのに

どうか 最後まで聞いていて
そして 気にするもしないもご勝手に

もし 君に時間がたっぷりあるのなら
別に 途中で邪魔してもいいけど
心の中のほんの少しの言葉を聞いて欲しい

目を閉じても君の顔が見える
目覚める度に恋しい君がいる

毎朝毎晩君を訪ねる自分がいつも心に浮かんで
どーしたらいいか分からないんだ

愛する最後の人として
君にずっと側にいて欲しい

そんな風に思える人は今までいなかった
君だけさ だから
こうして話せる今 それを伝えるよ

これから僕とどーなるかは
君次第さ


ちなみに、アーティスト名は
「ケーンケーンラノイ」と読めるが、これも
「特別文字」が使われているので、定かではない。

「演歌」というよりも、ギターで弾き語る昔の
「フォークソング」に、雰囲気は近いだろうか。
ルックスは似ていないが、歌としては
さだまさし的な感じ。

「ちょっとだけ聞いて」と頼んでおきながら、
「メチャメチャな早口」でまくしたてるので、
相手の女子はドン引きする、というストーリイの映像で、まるっきり
「ギャグ」なのだが、歌詞だけを見ているとそーでもなく、
一途でいい話のようにも思えるが、どーだろう。

ま、どちらにしてもタイの歌はこのように
単純な内容の歌詞が多い。

訳していてわかるのは、ニッポン語で
同じようにメロディ−に乗せて歌おうと思っても、
言葉数が多過ぎてとても足りないということ。つまり、
相手に何か伝えたい場合、タイ語の方が
より短くて済むわけだが、確かに
そーかもしれない。

ていうか、ニッポン語は、
言葉が多過ぎて表現するのが大変ということだ。
もちろん、その分
「深い」のだから、ある意味では
優れているとも言える。

そんなニッポン語をオレは愛しているし、
世界一難しい言語だとも思う。

ただ、今はタイ文字を読む為に

日々、努力するだけだ。


*「カム」は「語」の意。

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2011年12月 8日 (木)

ガルナーファン(グ)ハイヂョプ

「ヒマを持て余す」というほどではないにせよ、普段
日常的に行なっている案件が何らかの事情でできない時、
退屈しのぎになることがいくつかあるが、例えば
「タイ語の歌を憶える」なんてのはヒジョーに良い。


ローカルディスコに通っていると、タイの
ポップスやロックやヒップホップ、時には
演歌調の曲まで普通にかかるので、当然のごとく
ヘヴィイローテーションされるヒットソングのメロディーは
いつの間にか憶えてしまう。しかし、ニッポン人のオレは
聞いただけではもちろん歌詞がわからないので、簡単に
皆と共に大合唱するわけにはいかないのだ。

ディスコで酔っぱらって、自分の好きな曲が大音量でかかる中
「大声を張り上げて歌を歌う」という行為は、
見ていてとても楽しそうだし、実際、
やってみるとかなり気分が良いもの。

しかし、少しでも歌詞を間違えてしまっては
とても恥ずかしい。

「外国人なんだからちょっとくらい間違えたっていいぢゃん」
というのはそれこそ大きな間違いで、
「外国人」だからこそ、尚更
「キッチリ」と完璧に、できることならば
言葉の意味も理解した上で、心情を込めて
タイピープルと共に合唱するべきだ、と、
オレは思うのだ。

ではどーするか、ということになると、これが案外
大変な作業であって、初心者の場合、まず
「ヴォイスレコーダー」を用意したい。
上級者になれば、自らメロディーを口ずさんで
「この曲のCD(もしくはVCD)が欲しいんだけど」と、
店員に伝えることが可能だが、そーでなければ
ディスコ等で録音した音源を聴かせることになるからだ。

もちろん、DJ(や店員)に
「これ誰の何て曲?」と尋ね、
紙に書いてもらうのが手っ取り早いが、
彼らもそこまでヒマではない。

ヒット曲の場合なら、サビを聴かせるだけで
「ああ。アレね」と、店員に分かってもらえるはずだ。

しかし、ここでまず引っ掛かるのは
「置いてません」とアッサリ言われる件。

そう。
メジャーなレーベルならよいが、
「インディーズ」の場合、普通のCDショップでは
扱っていないことが多いし、タイでは
「インディーズ」の曲がよくヒットするので、
こーいうことが実によくある。
*おそらく専門店があるはずなのだが、残念ながら
現状では分からない。

まあ、とりあえずは
自分の気に入った曲がCD店にあったとしよう。

さて、ここで問題なのは
「CD」もしくは「VCD」の
どちらを購入するかという件。

何故か。

「CD」の場合、例外なく
「歌詞カード」の文字が
「略文字」なのである。

ちなみに、タイではアーティストが曲を出す時、
「ミュージックヴィデオ」を作るのが一般的で、それらが
「VCDカラオケ」として同時発売されるのだが、ヒジョーに
「安価」(だいたいCDと一緒)であり、それ故
「流通」していて、もちろん画面にちゃんと歌詞も出るし、
「略文字」でなど、決してない。

この
「略文字」というのが、本当に本当に本当に
「アタマニクル」のだ。何故なら、オレには
「サッパリ」読めないから。

ただし、これはまあ、
タイに住んで三年も経つのに、未だ
タイ文字が読めないオレが悪いのだ。

だから、オレは基本的にVCDを購入する。
そして、再生しながらいちいち一時停止して
画面に流れるタイ文字を、自ら
「ローマ字読み」に変換するのだ。

音を聴きながら、辞書を引きつつ
苦労してそんな作業をしていると、
いつの間にかタイ文字の勉強になっている、というわけで、その
「ご褒美」として、ディスコにて、皆と一緒に
「大合唱」できる権利を得られるから、
「一粒で二度おいしい」という、個人的には
「ヒジョーに良い」結果となる。

そんな風にして憶えたタイポップは、全部で
五曲ほどだろうか。基本的には
「サビ」とその付近しか暗記してはいないが、一応
間違うことなく意味も理解した上で心情を込めて
「合唱」に参加できるわけである。


というわけで、今回選んだのは
「ガルナーファン(グ)ハイヂョプ(2222223211)」という、
「ポップス」ではなく
「ルゥクトゥング(32322)」と呼ばれる、
「演歌調」の曲(VCD139THB)。

ディスコで聴く前からTVでよく流れており、
「まったり」とした明るいメロディーラインと、
「サビ」の早口でまくしたてる部分がいたく気に入り、
「いつか憶えてやるぞ!」と、心に誓っていたのだ。

某「ラーンドン」でもたまにかかるのだが、タイの若い衆が
一斉に声を揃えて早口の歌詞を見事に歌うので、オレとしては
悔しくて悔しくてしょーがなかった。

しかし、ちょっと背伸びをし過ぎたか、結果的にはかなり
しょっぱいものとなる。

タイトルを直訳すると
「どうか終わらせてあげるように聞いて下さい」となるが、
「V」のストーリイを見ていると、思いを寄せるカワイコちゃんに
「クドクド」と長い文章で気持ちを伝えるもののうまくいかず、しかし
それでも何度もチャレンジする、という話なので、
「ハイ(与える、してあげる)」「ヂョプ(終わる)」を意訳すれば、
「どうか最後まで聞いて下さい」ということなのか。

このように、楽曲の歌詞は教科書的でない表現も多く、
文字に起こしてニッポン語に訳そうと思っても
なかなか厄介なのだが、逆に
「なるほど。そーいう表現もあるのか」と、勉強にもなる。


それにしても
「アタマニクル」のはタイ文字の
「ヘンテコ」ルールだ。

まず、最も腹が立つのは
「句読点がない」という件。
よーするに、文字が
「ダラダラ」といつまでも続くだけで、単語どころか、
「文章を区切る」ことすらないのだ。

学校で勉強していた時、
「文章と文章の間にはスペースを空けた方が良いし、少なくとも
オレ達素人に教える時くらいそーしたらどうなのだ!!」と、
センセーによく噛み付いたものだ。

あとは、
「ピセー(トゥ)ピセー(トゥ)」と
「特別ルール」ばかりがたくさんあって、
「普通ルール」よりも多いくらいなので、
「そんなの特別ルールでも何でもないやんけ。それなら
後から教えずに最初から普通に教えろ、ボケ!!」と、やはり
センセーに噛み付いてばかりいた。

そんなこんなで、
何度も発狂しそうになりながらも、一ヶ月の間
一日も休まずに予習復習宿題まで
「キッチリ」やったものの、結局、
ほとんど身になっていない。

ただ、この国に骨を埋める以上
「避けて通れない道」なのはよ〜く分かっているので、
「タイ文字習得」のため、もう一度
学校に行くことに決めた。


カラオケの歌詞、新聞、タイ語字幕。

目標はかなり

高い所にある。


*「ガルナーファン(グ)ハイヂョプ(2222223211)」は
「どうか最後まで聞いて下さい」の意。

Img_2598

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2011年12月 5日 (月)

ルゥーム

十二月に入って、いよいよ気候が
抜群に良くなってきた。

プーケットでは、まだ雨季が終わり切っていなくて
ほぼ毎日スコールが降ったが、
クルン(グ)テープは快晴続きで、
爽やかな風が心地良い最高の季節だ。

この時期になると必ず触れるので
しつこいように思われるだろうが、それでも
書かずにはいられないほど気分がいいし、
ニッポンでは寒くて凍えている頃なので、尚更
心からありがたみを感じるのである。

ニッポンのことは、
そうやって何かのきっかけで
「ふ」と思い出すけど、
以前程は気にならなくなった。

移住してきた当初は、
ニッポンの将来が心配で心配でしょーがなく、特に
海外に住んでこそわかるそのダメさ加減を
「何とかしなくては大変なことになるぞ」と、
憂う気持ちでいっぱいだったのに、正直、最近ではもう
「どーでもいーや」という心境だ。

「自分の国だけでやっていける」と、
大きな勘違いをしているかに思えてならない
「鎖国ニッポン」についての話だが、
「爺婆」と「車も欲しくない」ような若者だらけの国で、
「作ったものが全て消費できる」はずなどないし、
「農作物の自給自足」など到底無理に決まっている。

「TPP」参加の是非についても、
意見が二分しているというが、
反対する意味がさっぱり分からない。
「米国の思うままに牛耳られる」としても、それは
今までと何ら変わることではないし、例え
加盟国が小国であるとしても、関税がなくなれば
「ニッポンのモノ」が、今より
「格段に売れる」ようになるのは
火の目を見るよりも明らかなのに。

車だって精密機械だって農作物だって何だって、とにかく
「ニッポンのモノ」はこの上なく素晴らしいのだ。だから、
「多少高いお金を出したって欲しい」と、
世界中の人が思うのも当然。

しかし、
「2ちゃん」のニュースで
「野田総理TPP交渉参加を表明」と出れば、たちまち
「日本オワタ」と一斉に書き込まれるのが、不思議でならない。
もちろん、
「2ちゃん」の住人が全てではないが、個人的には案外
「マトモ」だと思う彼らの意見が、ほぼ
「TPP反対」にまとまっていることに、どーも
限りなく違和感を憶えるのである。

ニッポンへの興味を失ったオレが
「痛いニュース」くらいしか、日頃
チェックしていないせいなのかもしれぬが、
どちらにしても、その
「超保守的思考回路」を何とかせねば、
グローバルなこの世の中で闘っていけるはずもない。

ま、そんなこと
どーでもいーんだけどね。


2011年も終わりに近づき、来年の
「スケジュール帳」を買いに行ってきた。

「別に予定なんてないやん」
と、ツッコまれても仕方がない生活だが、
年を経るごとに忘れっぽくなっていくのを自覚するが故、
「メモる」ことの大切さが身に滲みているのである。

去年初めて購入した
「見開き一週間」タイプが大失敗だったので
(細かい予定などないのに一日の欄が大き過ぎる)、
「見開き一ヶ月」で升目が正方形のタイプを探す。

「ふ」と気付いたのだが、通常、というか
ニッポンの場合、少なくとも前置きとして
2011年12月のページがあって、本番(?)の
2012年01月へと移っていき、さらに
2012年12月の後には、
2013年01月のページがあり、翌年への
「余韻」が残されている。

ところが、どのスケジュール帳を見ても
タイの製品にはこれがない。
01月にキッチリ始まり
12月でキッチリ終わるのだ。

実は、2010年まではニッポン製を使用していて
今年からタイの製品を使い始めたのだが、前出の
「見開き一週間」タイプの場合も、
1月1日が土曜日に始まる週の月曜日、つまり
2010年の12月27日から最初のページが始まっている。

無論その件には気付いていたが、昨日
「見開き一ヶ月」タイプの商品を片っ端から見ていて、
あらためてその事実を認識したというわけだ。

世界標準がどうなのかは知らぬが、少なくともオレとしては
前後の月のページがあった方が使い易いと思うし、そういった
「余韻」のような部分が、実は大切なのだと考える。例えば、
自動車のブレーキペダルの
「遊び」のように。

だからといって、タイ製品に
文句があるわけではない。そーではなく、
「やはりニッポンの製品は素晴らしいな」と
再確認するのである。そーやって、
ごくごくたまに、ニッポンのことを
懐かし〜く思い出すのだ。


オレがニッポンのことを少しづつ忘れていけば、
ニッポンだってオレのことを忘れていくだろうし、
そのスピードはもっともっと速いに決まっている。

まったく問題ない。何故なら、オレは
一生この地で暮らすつもりだから。

もしも、ニッポンに戻って生活を始めたら
「浦島太郎」のように、
「アッ」という間にジジイになってしまうはずだし、
そんなのは
「ゼッタイ」にイヤだ。

ゴメンナサイ。

ひとつだけ、嘘ついてました。

ニッポンのことを思い出すのは、
「ごくごくたまに」ではなく、
わりと頻繁だった。

それは、ある
「シチュエーション」由来なのであるが、実際のところほぼ
「毎日」に近い頻度なのである。

「スナック菓子大好き♪」のオレだから、当然のことながら部屋に
大量のストックがあるわけだが、その中から
「ポテトチップス系」の商品を取り出し、
袋を開ける時......。

まーこれがものの見事に
「開かない」のだ。

そのまま無理矢理開けようと力を振り絞れば
「パンッ!」という爆発音と共に開くことは開くが、
かなりの危険を伴う。かと言って
「縦」に切り込みを入れたとしても、その後
「横」に「スーッ」と開いていくのはこれまた
「至難の業」だったりする。

ニッポンに住んでいた頃、お菓子の袋を開ける時に
これほど苦労した記憶はない。

総菜についてくる
「醤油」や「わさび」などの入ったビニイル(アルミ?)も同じだ。
手では見事に開かないので、ハサミを使うしかなく、
当然のことながらハサミには醤油やわさびが付着し、
「ハサミ味」の醤油やわさびを食するハメにもなる。

だから、これらの袋なりビニイルなりを
苦労して開ける度、オレは
「ニッポン最高!」と、心で唱えるのだ。

それくらいスゴイ
ニッポンの製品達。

海外でウケるのも
「当たり前」と思われるが

いかがだろうか。


*「ルゥーム(222)」は「忘れる」の意。

使いにくいノート。
Img_2881

来年版はサイズがデカくなってしまった
(85THB。ペンは各12THB)。
Img_2879

仕方がないので、外出用に
「バインダー」形式のシステムノートも購入(450THB)。
大した予定もないクセにね。
Img_2878

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2011年12月 3日 (土)

チャター

「主演なのか」


戸田奈津子氏の
「スターと私の映会話!」という本を読んでいたら
(洋画の字幕で有名な彼女が通訳の仕事で出会ってきた
スタア達について書いた話である*「英」ではなく「映」。
最近は、読書に関しても小説ではなく
ノンフィクションを好む傾向にあるのだ)、実は俳優の
ブラッドピットがオレと同い年であるらしいことがわかり
(2001年現在で36歳と書かれていた)、
もともと好きだった彼に対して一気に親近感が湧き、
ヒジョーに興味を惹かれたオレは、その勢いで
「ストック」にあった彼の作品の中から、もっとも新しい
「INGLOURIOUS BASTERDS」を選んで観た。

けっこうな好きな映画であり、
ユダヤを狩るナチス(ゲシュタポ)と
ナチスを狩る(退治する?)バスターズ達の話。
観るのはもう四、五回目だが、タイトルを見ていると
一番最初に彼の名前が出てきて、ブラッドピットが
「主役」であることにあらためて気付いた。

う〜ん。
ブラピはやはりカッコいいな。

そして、とても若く見える。
というか、年を取っても
「渋く」なっているわけではなく、何だか
カッコいいのである。

同い年になんて
とても思えない。

ルックスは関係なく(もちろんね!)、あんな風に
年を取れればいいんだけどなあ。

たしかにオレも年齢より若くは見られるが、キッチリ
「若作り」(?)しているし、実際やっていることが少し
若いというだけで、内容が全然違うのである。と、
比べること自体がそもそもおかしいのだけど、まあ
そーいうわけだ。

ちなみに、
クエンティンタランティーノ氏もカッコいいし、
ナチスさえもカッコいいと思うのは、オレもやはり
「制服」や「ファシズム」に弱い
「典型的」ニッポン人だからだろうか。てな感じで
映画の件をこのまま続けてもよいのだが、しかし
今日は違う話にする。


「運命」を信じているオレは、出会いに
「偶然」はなく、全ては
「必然」なんだと語った、
Mナ嬢のことを時々思い出す。


と、書き始めた文章、しかも
今日に限ってかなりの大作だったのに、たった今、
「バッサリ」と消失してしまった。

洗濯物を干している途中だったので、あまりのショックに
タイガールのごとく、ベランダから飛び降りそうになった。

あ〜あ。
なかなかいい話だったのに。

要約すれば、
来年頭(一月三日〜六日)に訪れる予定の
「ウボンラチャターニー」出身の女子と、この
「タイミング」で出逢い、しかも
「ウボン」出身のタイガールを、クルン(グ)テープで
「初めて」見掛けたという偶然に、思わず
「運命」を感じた。という件から、ブラピとオレの間に
「ナイーヴ」という共通点があることを知って
ちょっとうれしかったという件で終わる、実に
長々とした話だったのだが、正直、
読者にはちょっとダルかったかもしれない。

消えてしまった理由はそこにあるような気もするが、
オレとしては、そーやって文字を綴っていく過程で
「自分の現状や気持ちを整理すること」こそが、この
ブログ日記の趣旨と考えるのだから、しょーがない。

ああ。
それにしても

腹が立つなあ。


*「チャター(222)」は「運命」の意。

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2011年12月 1日 (木)

ジープサオ

「今何時?」


隣のテーブルの、三十才近く年下の女子からそう尋ねられ、
「そうね、だいたいね」とはもちろん返さず
「二時十分です」と、何のヒネリもなく
ごくマジメに答えるオレ。

暗闇の中ではあるが、至近距離で見る限り
全員がかなりのレヴェルで可愛らしい
十代後半もしくはニ十代前半の三人組女子の
三人が三人とも時計をしていないのはまだ理解できるが、
ケータイを見れば時間などすぐにわかるのに、わざわざ腕を
「ツンツン」して聞いてきたということは、これはもう間違いなく
ナンパ以外の何モノでもないわけで、鈍感(?)なオレですら
さすがに気付いたのである。

ディスコに通っていればたまにはそーいうこともあるが、こと某
「ラーンドン」に関しては、他のナンパ系ディスコとは様子が異なり、
滅多にないシチュエーションなので妙にカタくなってしまう。

彼女らはまったく見掛けぬ顔であり、店員に尋ねたところ
「最近たまに来るよ」とのこと。

実は、プーケットツアーの後半頃から、やや
体調を崩していた(何らかのウィルスにヤラレて)件もあって、
旅行から戻ってきたにも係らず行けずにいたホームグラウンドの某
「ラーンドン」で、しかも最近はめっきり
登場回数が減っているオレとしては
状況がうまく掴めず、すっかり困惑してしまった。


昔から、ナンパをするのもされるのも
まったく得意ではない。特に相手が
可愛ければ可愛い程、レヴェルが高ければ高い程
「萎縮」して「らしく」なくなってしまうのである。

例えば、ゴーゴーバーやバービアなどでなら
「出身はどこ」「年はいくつ」「名前は」「どこに住んでるの」
「家族構成は」「働いてどれくらい経つの」から
「カレシはいるの」まで矢継ぎ早に聞けるのに、結局、
一時間半程隣で踊っていたにもかかわらず、知ったのは
NンとNーという、三人のうち二人の名前のみだった。

それでも、オレはオレなりに
頑張ってはみたのだ。

残り僅かなビールしかなかった彼女らのテーブルに、
ウィスキイのボトルを置いて
「好きに飲んでいいよ」と、安物なのにエラそうに言い、
座っている隣のNー嬢をつついて
「踊らないの」と誘う。

そうやって彼女らに声を掛ける度、
後ろのテーブルの常連の男のコが
「ホンダー。やる時はやるぢゃーん」
みたいな感じで、オレの脇腹を
「ツンツン」してくる。

彼らは彼らでその三人組に話し掛けるのだが、
「電話番号教えてよ」的にケータイを渡した輩が
「ムリ」とあっさりフラレたのを目撃したので
(そんな風に断れるケースは滅多にない)、
ちょっとだけその気になったのだ。

若い衆の喧嘩に巻き込まれたくないオレは、ディスコで
連れの男子がいる女子や、女子だけのグループでも
常連のコだったり、常連の男子や店員などの
カノジョやお気に入りのコには、極力
近づかないように気を付けているが、
そうでない場合なら条件は一緒だからね。

もちろん、外国人なわけだし、そもそも
四十六のおっさんが十代の
「ピチピチ」男子に敵うはずもないけど、
「ひとりのオトコ」としては対等なはずなのだ。

ただ、結局のところは、オレのすぐ隣にいた
Nー嬢のノリがあまりにも悪過ぎて、何度か乾杯し、
二言三言交わしただけで、彼女らは三時過ぎに
「そろそろ帰るね〜」と行ってしまった。

ひとりで踊っているニッポン人に声を掛けてくるということは、おそらく
カラオケ嬢なのだろうし(服装もそれ風だった)、オレに対して特に
何かを期待したわけでもあるまい。
オレだってもちろん彼女らに何か特別なことを期待したわけではなく、
隣で一緒に踊るだけで充分楽しめたのだからそれで良い。

某「ラーンドン」にはその手のことを求めて通っているのではないし、
女子とエロエロダンスがしたいのならば、某
「SD」なり「CLYMAX」なりの(逆)ナンパバコへ行けばいいだけの話だ。
ただ、個人的にはそういったディスコが、どーしても
あまり好きにはなれない。
プーケットでもパタヤーでも、遊ぶのはほとんど
そーいった類いの店なのだが、何だかどーにも今ひとつ
「居心地がよろしくない」のである。

基本的にディスコは好きだし、音さえ良ければ
酒を飲んで踊っているだけで充分楽しいのだが、
居心地が良く、いつまででも居られるのは某
「ラーンドン」のような店なのだ。

ところが、似たような店が他にあるかと言えば、これが
実に見事にまったく見当たらないのが現状であり、例えば
田舎や海に遊びに行って必死で探しても、どこにもない。

どんな田舎にだって若い衆はたくさんいるわけで、彼らだって
(本当はディスコに入れない)十代のうちから
「遊びたい」に決まっているのだから、その手の店
(IDチェックのユルいガキの溜まり場)があっても
ちっともおかしくないのに。逆に、
「ないのが不思議」なくらいだが、ひょっとするとアレは
クルン(グ)テープだからこそ成り立つ、特殊な
システムなのだろうか。

だとすれば、どこか地方都市などに
完全に移住するわけにはいかない。
何故ならば、おそらく某
「ラーンドン」が恋しくて
たまらなくなるだろうから。

いや、どこかにきっと
あんな店があるはずだ。

見つけるまでは決して諦めないぞ。


それにしても、心配なのは最近の某
「ラーンドン」の集客の少なさだ。

昨日は四時近くにほとんど人が居なくなったので、某
「スクラッチ」にも行ってみたが、相変わらず、
かなりの人で混み合っていて、客が流れているのは明らか。

ただ、あの店の雰囲気がどーにも好きになれないのは、
あまりにも怪しすぎるためだろうか。
女子の数も多いが、男のコ連中は
「目つき」がいかにも尋常ではない輩が多く、某
「ラーンドン」のように、初対面でも気軽に
「かんぱ〜い!」と声を掛けられるような感じではないのだ。

最初は
「競争もあってしかるべし」と思ったが、どーも
「よくな〜い状況」のような気がしてならない。

う〜む。

心配だ。


*「ジープサオ(11112)」は「(女のコを)ナンパする」の意。

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マイヤークグラップ

「しまった!パスポート忘れた」


スワンナプーム空港の出発ロビイに着いて、
そのことに気付き急に不安になる。

そもそも
「忘れた」のではなく、意図して
「持って来なかった」のだが、
よくよく考えてみれば自分は外国人。
パスポートも持たずに飛行機に乗ろうとするなんて、やはり
常識的ではない。

ただ、長く住んでいるうちにすっかり意識が緩んでしまい、
「国内線だからパスポートなんていらないよな」などと、まるで
「自国」のような感覚に陥っている自分に気付き
「ハッ」とするのはこーいう瞬間なのだ。

結論を言えば、財布の中に入っていた免許証で
「本人確認」ができたので何も問題はなかったが、
オレは外国人であり、この国に
「住まわせてもらっているのだ」という認識を、常に
ちゃんと持たねばならないな、と、あらためて思う。


さて、乾期に突入し、
「今がチャンス」とばかりに旅行しまくっているわけだが、
こーなってくると滞在先での最終日には、どーしても
「帰りたくない」という感傷的気持ちに、毎度毎度
襲われるわけで。

都会での単調な生活はもとより、
「大渋滞」「排気ガス」等のマイナス要素が頭をよぎる為だが、特に
昼間から夕方にかけて外出する際の
バイクの運転のことを考えるだけで、もう
「ウンザリ」なのだ。

せっかく家の前に新しい駅もできたことだし、
「B.T.Sを使えばよいではないか」というご意見もあろうが、
経済面はもちろんのこと、朝夕は結構な混雑で、わざわざ
満員電車に揺られて街に出る気になどならない。

実際、この街に住む理由もいよいよなくなってきて、
田舎(もしくはリゾート地)への移住も、そろそろ
「本気で考えねばならないぞ」という思惑の中、
「E.D.VISA」取得の為、週に一度
「語学学校」へ通う手続きをして来た。
だから、少なくとも一年間はこの街を離れられないが、逆に
この一年程で今後の方針をしっかり決めねば、と、
自らにプレッシャーをかけたつもりでもいる。

外国語を学ぶ目的で、毎週毎週
昼間に渋滞の中バイクを走らせる生活を、果たして
ずっと続けられるのか。

もしくは、週に一度学校に行く為に
「この街に帰ってくる」という手もある。
「たまには渋滞も仕方がないか」と思えば
きっとまだ耐えられるだろう。

だとすれば、
「セカンドハウス(と言ってももちろん賃貸だが)」
を持つ場所は当然近くである必要があり、
パタヤーもしくはラヨーン(グ)くらいしか
今のところ考えられない。

都心とビーチに部屋をひとつづつ。

何と贅沢な暮らしなのだろう。と、
「妄想」は尽きないが、あながち
「まったく無理な話でもない」ところが、まさしくタイの
「魅力」なのである。


上品で優雅なビーチリゾート。

プーケットの印象をひと言で表現すればそーなるが、
それはあくまでも表面上、つまりは
滞在する観光客の顔ぶれや漂う雰囲気が、一瞬
そう感じさせるだけで、蓋を開けてみれば
タイの他の地域と、何ら変わることはない。

実際、昼間に散歩をすれば、
新しくキレイで何もかも揃う町並みで
「いかにもお金持ち風」な欧米人に囲まれつつ、まるで
「海外旅行」をしているような気分にもなるが、ひとたび
夜の雑多なムードになれば、そこはもう
アメイジングタイランド。

ま、今回滞在した一番賑やかな
「パトン(グ)ビーチ」は特にそんな感じだが、もし
静かに過ごしたければ他に場所はいくらでもある。
野郎二人なのだからやはり
「賑やかな方が良い」ということで、結局
そこから動かずに五泊したのだった。

当初、プーケットタウンにも何泊かしよう、という計画だったが、
地元のタイ人が住む町にしてはあまりにも
静かで活気がない気がして、ちょっと考えた末、すぐに
メインビーチに移動した。

本格的シーズンインは十二月からのようだが、十一月からすでに
「ハイシーズン」価格で、ゲストハウスの相場は一泊
800〜1000THB程度、プール付きホテルならば安くても
1800THBくらいからであろうか(いずれも一部屋)。

「豪華な部屋に二人で」とも思ったが、最終的には
「もしものこと(女子を連れ込む?)」も考え、五軒程見た末、
ビーチからやや離れた(十分強)900THB/泊のゲストハウスにした。

競争が激しい為か、比較的新しい建物や部屋が多く、
人気のホテルはどこも満室だったな。

例えば、ビーチの
「レンタルサマーベッド」が100THB
*ラヨーン(グ)なら20THB、とか、某
「マックのソフトクリイム」が15THB
*クルン(グ)テープなら9THB、とか
道で売っているマラコー(パパイヤ)が20THB
*どこでも10THB、など、
「プーケット価格」的な物価の違いはありつつも、
地元の人が行くようなイサーン料理屋に行けば
ソムタムは40THBだし、ちゃんとした釜で焼いた
「イタリアンピザ」などは、クルン(グ)テープよりもむしろ
「お値打ち」な程であり、タイ在住者であれば、さほど
余計なお金を使うこともない。

そんな中、昼はビーチ、夜はメインの
「バングラ・ロード」をウロウロした上で、
「ディスコをハシゴ」という日々だったが、
クルン(グ)テープともパタヤーともひと味違う雰囲気で
なかなか楽しかった。

「TAI-PAN」「TIGER」「HOLLYWOOD」「BANANA」と、主な四つのうち
「BANANA」に関しては旅行客のみ(しかも2:00閉店)なので外して、
残り三つに関しては、それぞれいい所もあり悪いところもありで
どれも似たり寄ったりだが、個人的には
「TAI-PAN」が一番好きだった(DJ良し音良し)。

ただ、あまりにも人が多過ぎて、メインタイムの深夜
1:00〜3:00頃はどこも身動きが取れないので、
3:00過ぎに行くことをオススメする(閉店は6:00)。

ちなみに、クルン(グ)テープとは違い
「ウィスキイのボトルをおろして皆で乾杯」スタイルではなく、
「瓶モノ」を何本も飲ませる形式なのは
パタヤーと一緒。つまり、店的にはあまり
「長居してもらっては困る」わけだ。だから、
ウィスキイのボトルとミキサー(100THB)は
とんでもなく高い。

ま、それが世界標準であり、いわゆる
「クラブ」ってヤツだね。
「ダンスフロアー」もちゃんとあるし、
バンド演奏は一切ないし。

そーいう店に行くと、普段通っている
「タイスタイル」の良さが分かるというものだ。

パタヤーだと、ウォーキングストリートの中に
「WALKING STREET」「MARINE」「RUCIFER」
「I BAR」「INSOMNIA」「MIX」とあって、やはり
ウィスキイのボトルが異様に高い
(*少し離れた場所にある
「HOLLYWOOD」はボトルキープもオッケー)。

よーするに、夜歩行者天国になる
「バングラロード」は、パタヤーの
「ウォーキングストリート」に雰囲気が似ていて、違うのは
ゴーゴーバーの数くらい。
あとは似たようなものだ。

だから、しょっちゅうパタヤーに行っているオレ達にとって、
「パトン(グ)ビーチはあまり価値がない」ということに、
最後の方でようやく気付いた。つまり、
客層とかタイガールのレヴェルが違うように
最初は感じたのだが、結局、
大差はないのである。

あと、これはパタヤーもそうなのだが、
「中国人ツアー客」がやたらと多いのにビビる。
「ペアルック」の韓国人カップルもたまに見掛けるが、
中国人の圧倒的勢いには正直参る。
大型バスにて団体で乗り付け、
首からカメラをぶら下げ我が物顔で歩き回る。

「ああ。高度成長期のニッポン人もそうだったのね」
と、今更ながら恥ずかしい思いをするのだった。

とにかく観光客数は全体的にヒジョーに多く、一部報道のように
「洪水の影響で観光客が少ない」というようなイメージは
まったくなかった。

ただし、見掛けたニッポン人は合計で十人程度と、
景気の悪さを物語って寂しい限りであったが......。

「情報」として付け加えるならば、まず一般的
「観光ガイドブック」等に載っている
「空港からプーケットタウン(もしくはビーチ)までのソンテオ」
(3〜40THB)など、どこにも見当たらなかった件、及び
「サードロード(ビッグCの裏手)」沿いにある
「地元の市場」の建物の二階にフードコートがあって、
市場で売っている魚エビ蟹貝類など(キロ単位売り)の
食材を購入して持っていくと、一皿につき
50〜100THB程度で調理してくれる件。

例えば、大きなエビなどを
「チリソース炒め(BBQと書いてある)」にすると、
「お得感」があってヒジョーによろしいし、
デカい魚もオススメである。

中国人観光客がけっこうやって来るので、
調理に時間がかかるのが難点だけどね。


というわけで、
「ローソー(貧乏人)」のオレには、やはり
プーケットは似合わない。

もし行くなら、女子連れで、
静かなビーチの、ある程度
「ハイクラス」なホテルに籠った方がよさそうだ。

そういった意味では、ラヨーン(グ)のビーチは
静かだしお値打ちだし、オレなんかには
ピッタリなのかもしれない。

再来週にまた行く予定だが、あまり詳しく書くと、
「穴場」が「穴場」ではなくなるので、まあ
そのくらいにしておこうかな。

どちらにしても、もう、しばらく
訪れることはないだろう。


さよ〜なら。

プーケット。


*「マイヤークグラップ(32111111)」は「帰りたくない」の意。

プーケットにはカメラを持っていかなかったので、
今回はラヨーン(グ)の写真を。

誰も居ないビーチ。
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レンタル椅子は20THB。
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ラヨーン(グ)での定番、某
「ビアリオ」は大瓶で60THB。安っ!!
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ちょっと古いけど、ビーチ徒歩三十秒、
バスタブ付きで600THB/泊ならお値打ちでしょ。
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