« キットゥン(グ)アライ | トップページ | ハーイレーオ »

2012年4月19日 (木)

マイムゥアンドゥーム

「あれ?しょっぱいぞ」


月曜日午後。

久しぶりに某韓国料理店に出掛け、
キムチを口にした瞬間、
「いつもと違う」ことに気付く。

スクムヴィット12の角に建つビルの中にある
「韓国街」でも、とりわけ
キムチの味が奥深く濃厚でヒジョーにウマく、しかも
ランチタイムはかなりお値打ちな価格なので、最近は
ずっとその店に通っていたのだが、そのウマいはずの
キムチが、明らかに塩味過多であり、少なからず
「ショック」を受ける。

まあ、連休明けでキムチを漬ける作業が間に合わず、
「浅漬け」だったのだろう。とか、たまたま
「生理中」のオモニ(お母さん)が漬けたのだろう。とか
(生理中の女子は味覚に狂いが生じると言う)、なるべく
「愛のある解釈」をしようと試みてはみたが、料理の味付けにおいて
「塩味」が一定の量を超えてしまうのは、ある意味
「致命的」であり、オレの舌の上に(*ジョークではない)
痛烈な記憶が刻み込まれたのは間違いない。そして、
「振替休日」でランチタイムのサーヴィス価格ではなかったことも、
「ネガティヴ要因」として追い打ちをかける。

いつも注文する豆腐チゲは、通常なら(平日ランチタイムは)
120THB+消費税7%≒128THBという安さだが、定価は
200THB+サーヴィス料10%+消費税7%≒236THBであり、
「けっこういい値段だな」という印象と共に
「何故サーヴィス料が?」と、今更ながら疑問に思うことに。

そもそも、個人的には通常の飲食店において
「+サーヴィス料10%+消費税7%」とダブルで徴収する店が、
基本的にはどーも気に入らない。例えば
ホテル内のレストランなどで
「おお。ここのサーヴィスは素晴らしいなあ」と素直に
納得できれば良いが、そうではなく
「ほう。これでサーヴィス料を取りますか!」としか思えないような店が、
現実には多いからである。それはニッポン食の某
「大戸屋」しかりであり、あんな店に行く気など
サラサラない。

実際、通常のごはん屋さんで
「サーヴィス料金として10%徴収します」なんて、
よほどの自信がなければできないはずだし、逆に
「いったいどんなサーヴィスやねん!?」と聞きたい。
オレはただ普通に
「ウマいもんが喰いたい」だけなのだ。

ちなみに、昨日の夜はどーしてもピザが食べたくなり、
Yキさんに付き合ってもらってスクムヴィットソイ31の某店に行って来た。
薄めの生地のピザはチーズたっぷりでヒジョーにウマくてボリュウム満点。
しかし、奥の席に居た十数人の団体客が、まるで居酒屋のごとく
「ギャーギャー」と騒いでうるさくて仕方がない。途中よほど
「大変申し訳ないけれども少し静かにしてくれませんか」と
注意しようかとも思ったが、やめておいた。

彼らはもちろんニッポン人の団体であり、皆
無地の長袖シャツを着ていたからおそらく立派な会社の駐在員だ。
ゆったり目に席が配置された落ち着いたイタリアンレストランで、
あれだけ大騒ぎができる神経を疑うが、おそらくニッポン人特有の
「団体意識」のせいだろう。そう思って、敢えて
「タイ語で注意してやろうか」とも考えたが、
「そんないやらしいことを考えてしまう自分」に呆れてやめたのだ。

ちなみにそのレストラン、消費税は内税だが、しっかり
「サーヴィス料10%」を徴収している。まあ、
タイにあるイタリアレストランはほぼ取るが、授業員は制服もなく
「YOU TUBE」と書かれたTシャツを着ていたりするし、もしも
「料理代の一割もぶん取るサーヴィス」精神があるならば、あの団体客に
「他のお客様もおられますのでもう少し会話のヴォリュウムを......」
的なひと言があってもよかろう。いや、むしろ
なくてはならないはずだ。

そーだそーだ。
そーに決まった。

責任者出て来い!

ただ、ピザがあまりにもウマかったので、おそらくまた
独りでもその店に行くことだろう。
しかし、オレはその10%をピザ代として支払う。
そんな過剰なサーヴィスは必要ないし、なんなら
焼き上がったピザをキッチンまで自分で取りに行ってもいい。

これらが、オレの
「屁理屈」であることは充分承知しているが、
「納得できない」ことはできない性分なのだから
しょーがないではないか。

サーヴィス料10%を徴収するならば、従業員に
「YOU TUBE」Tシャツを着せてはならないのだ。

「google」ならば構わないが(嘘)。


さて、韓国料理をたらふく食べた後、同ビル三階にある
サウナに行く。これが最近の
「お約束コース」なのである。

客はまばらで、サウナの温度が低い。
仕方なく横にあるスウィッチを勝手にいじって調節。
次に水風呂に入ると、何と
「足が痺れる」ほど冷たいではないか。
サウナ併設の冷水の温度は、だいたい
16〜20℃程度と相場が決まっており、
15℃以下だと長く入ってはいられないはず。
仕方なく隣の湯船の熱いお湯を手ですくって入れてみたが、
かなりの量を入れねばならぬことに気付き、諦める。

「今まではこんなことなかったのにな」

「ムゥアンドゥーム(112222いつも通り)」というタイ語があるが、
「マイムゥアンドゥーム」な状況が続き、オレはつい
「イラッ」ときてしまった。

ちなみに、例の韓国料理店とサウナは系列店で、実は昔某
「焼酎バー」でアルバイトをしていた時、
当時常連だったその店のオーナーに、何度も
日本酒を御馳走になったことがある。
氏はヒジョーに酒に強く、日本酒が好きなようだった。

ただ、オレがその両店に通っていたのとその件はほぼ関係なく、
「キムチがウマい」からであり、
「サウナがキレイ」だからという理由で
好んで利用させてもらっていただけの話。

しかし、
「いつも通り」のはずがそーでないと、人間という生き物は
「ヒジョーに落ち着かない」から不思議だ。
そう考えてみれば、商売というのは
とても難しいモノなのである。

果たして、オレはまたあの店に
キムチを食べに行くのだろうか。

少なくともしばらくの間は、あの
「しょっぱい記憶」が鮮明でムリだろう。


そんな小さなことが、またオレの気持ちを
クルン(グ)テープから遠ざける。

サウナはすでにある。あとは
パタヤーで、キムチのウマい
「韓国料理店」を見つければいいだけの話さ。

それだけのことなのだ。


*「マイムゥアンドゥーム(32112222)」は「いつも通りぢゃない」の意。

|

« キットゥン(グ)アライ | トップページ | ハーイレーオ »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事