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2012年4月24日 (火)

クイガッププゥーイン(グ)イープン

「正義の味方だね♪」


「カレシが新聞記者」と聞いて、真っ先に
頭に浮かんだ言葉をそのまま口にしたら、彼女は一瞬
不思議そうな顔をした。

ジャ−ナリストには常にそうであって欲しいし、おそらく本人達も
心の中では例外なく思っているはず。ただ、現実的には
そんな単純なことではないのかもしれない。特にニッポンでは。
だから、彼女にとっては少し意外だったのか。おそらくね。


数日前、急遽来タイすることになったY嬢から
「できれば会いたい」とのメッセージが届き、
さっきまで一緒に居た。

「三十才になった」と言う彼女は旅人であり、しばらく前に
「デンマークに行って来ます」と聞いてから音沙汰がなかったが、
どうやら今は実家の埼玉に戻ったらしく、旅行で滞在中の
「第二の故郷」ヴェトナムからカンボジア経由で
陸路にてタイ入り。明日から
チァン(グ)マイ、その後パー(ミヤン)マーに行き、再度
チァン(グ)マイに戻った後、今度はラオ(ス)を経由して
ホーチミンまで帰るとのこと。

う〜ん。
アクティヴだ。

Mッチンを通して知り合ったY嬢は、四年前の
「中国ツアー」を共にした旅仲間であり、その後
忘れ物を届けにTOKIOのバーを訪ねた時以来の再会。
ミクシィのメッセージでたまに
「恋愛相談」を受けたりしていたが、実に
「しっかり」した女性という印象で、時を経てさらに
「オトナのオンナ」に変貌していた。

それにしても、いくらかなり
「飢えて」いたとは言え、ニッポン女子との会話が、
これほどまでに楽しいものだとは、ちょっと驚きだ。
まあ確かに彼女は、大袈裟に表現すればオレの
「信者」に近い部分があり、ちょっとした話でも
「うんうん」と目を輝かせて真剣に聞いてくれるので、つい
調子に乗ってしまい、あらゆる分野に及び
「ベラベラ」とあることないこと(いや、あることのみ)を
曝け出してしまった。

「聞き上手」のそんな相手に、包み隠さず
「打ち明け」るのが、いかに気持ちの良いことか。

いつもなら逆の立場なのだが、Y嬢は少し
運が悪かったかもしれない。何故なら
「女子高生みたいですね」と笑いながら
「ツッコま」れるまで、時を忘れて現在
「アタック」中のタイガールについてアツく語っていたから。

実際、前日のデートよりも
「体感経過時間」が明らかに早かったし、
「夜景」にさほど興味がなさそうなPよりも、
チャオプラヤー側沿いの素敵なレストランに渡し船で着き、
「女のコの扱いがうまいですよね〜♪」などと褒められつつ
(もちろん社交辞令だったとしても)ウマいものを食べれば、
「(その手のことの価値が)分かってくれるか!」と、つい
嬉しくなってしまうのが正直なところだ(*某
「スパトラリヴァーハウス」という店)。

そして、本当は彼女と会った後、
「明日もヒマだから」と言っていたPと会うはずだったが、結局
「お約束」のごとく電話にも出ず完全に
「ブッち」ぎられたその理由を、彼女は
こともなげにオレに教えてくれた。

よーするに、オレが
「焦り過ぎ」だと言うのだ。

実は昨日、眺めの良いバーで
「煮詰まった話(?)」をした後、
「オレの部屋に来るか」と誘ったら
「お腹が痛いから明日の方がいい」と断られたのだが、
「あくまでも自然な流れ」と考えていたオレに対し、
「心の準備がまだなのではないか」と指摘するY嬢。

確かに、ニッポンに居た頃を思い出せば、そもそも
口説くタイミングや部屋に誘うタイミングが、何だか
「おかしなこと」になっているし、それはオレの
「タイ在住歴中」のプロの女子との接触機会の多さによる
感覚の麻痺が引き起こした大きなミスなのかもしれない。

おそらくPは急な展開に
「ビビって」いるのでは。

ニッポン女子としてごく当たり前の感覚を持つY嬢にそう
「ツッコま」れて、すぐに
「なるほど。そーかもしれないな」と、素直に思った。

現実問題、
「あ〜あ。いよいよヤマハにヤられるんだ」となれば、
「横っ腹(左側)」が痛くなってくるのも
当然と言えば当然かもしれない。何しろ彼女は
「売春」などしたこともなく、男子経験も
少ない(らしい)のだからね。

そもそも、5000THB貸した時点で
「あ。コイツとはヤれるな」という発想がおかしい、と、
ニッポン女子は言う。仮に
「五万円相当」だとして、それを単純に
「体で返せ!」という話にはならないらしい。やはり、オレは
タイに住むうちに相当おかしな考え方になっているようだ。

あくまでも口頭のみとは言え、
「コイビト関係」になったばかりのカノジョに、翌日いきなり
「ブッち」ぎられるのはある意味スゴイけど、Y嬢と話して
「ま、そーなるわな」と、普通に納得してしまった。

実際にどうなのかは分からない。でも
大きく外れてはいないだろうな。


マメに連絡することを誓ったオレは、早速
「家に帰ったよ。おやすみ」という意味のメールを
タイ文字で打った。寝る前の定期連絡が最も
「効果的」だと思うからだ。

「その日」「その日」を生きる。

不器用なようで、実は
「最も正しいのでは」という気が、最近特にする。

「ものすごく楽しいオトナなニッポン女子との会話」
の最中も、時折、ニッポン語よりも先に
タイ語が口をついて出る。

嬉しいような、少し
寂しいような

不思議な気持ちではあるけれど。


*「クイガッププゥーイン(グ)イープン(221132122211)」は
「ニッポン女子との会話」の意。

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