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2012年4月29日 (日)

クライクライタレー

金曜日。

某「FCバルセロナの監督」ペップグァルディオラ氏が、
今季限りでの退任を発表した。

「クラシコ」の敗戦、及び
「チャンピオンズリーグ」準決勝での敗退よりも、むしろ
このニュースの方が(オレを含め)多くのファンにとっては
ショックだったのではなかろうか。それほど
偉大な監督だった氏は歴代最高の成績を残し、
惜しまれつつクラブを去ることになる。
http://www.fcbarcelona.jp/news/2011_12/apr12/news_0428_1.html

四年もの間相当なプレッシャーに晒され続け、疲弊し、
「空っぽになった」と言う彼。それはそうだろう。
バルサという希有な存在の中で学び培った自らの哲学を貫き、
世界で最も注目されるチームにまで育て上げ率いていくのは
並大抵のことではあるまい。

ゆっくりと
「充電」した後、いつの日にかまた
戻ってきてくれると信じたい。

「充電」と言えば、オレ自身もたしか五年ほど前
店を閉めて仕事を辞める時に、
同じ言葉を使った記憶がある。
当時を思い返してみれば、まったくの
嘘ではなかったはずだが、それにしたって五年という月日は
「充電」するにはいかにも長過ぎる。

ペップ氏はおそらく一、二年休養した後、再び
監督としてどこかのビッグクラブを率いることとなるだろう
(*個人的にはプレミアリーグの某
「アーセナル」で見てみたい気もする)。

もちろん比べることに何の意味もないのは分かりきっているが、
「充電」という言葉の重みのあまりの違いに、ちょっと驚いた。

たしかにあの時オレも空っぽだった。
しかし、現実的には
三日くらいで充分満たされたはずの
心の電池パック。

再び電源を入れることが、今後
果たしてあるのだろうか。


さて、アパート探しである。

元不動産業界にいた人間として、
「物件」を探す時に気を付けるべき
「要点」をいくつか挙げるならば、
1完璧を求めてはいけない
(譲れない点と妥協点の見極め)。
2決してムリをするべからず(予算等)。
3インスピレーションを大事にすべし。
などであろうか。

「悩む」のはよいが
「迷っ」てはいけない、という件は、すべからく
人生において共通する点であり、だいたいにおいて
「迷っ」ているうちに、気に入った物件が
「人手に渡ってしまう」のは、お約束の
よくある話。

そういった意味も踏まえ、オレが現役時代、
お客さんを案内する時主にとっていた手段は、
「一番オススメの物件を最初に見せる」という技。

「技」はちょっと大袈裟かもだが、ともかく
仮に多少予算オーヴァーだったとしても、
「買ってもらうべき」家から先に案内し、徐々に
「条件が悪い」物件に落としつつ、
「やっぱり最初に見た家が一番良かった」と思わせる手が
「最も有効」だと、自分なりに勝手に思っていた。
営業のやり方は人それぞれだし、誰からも
教わったわけではないが、過去の自らの経験からその
「パターン」があまりにも多かったから。

買い物にしろ恋愛にしろ、
「第一印象」が大切というわけだ。

実際、少しくらい予算が足りなくても
「親のへそくりでなんとかなる」等の可能性もあるし、その分
「頑張って働く」ことで、そのお客さんの人生がより
「豊か」なモノになれば、不動産業者としては
「いい仕事をした」と誇りを持てるのではないか。逆に
「明らかに無理なローン」を組ませ
「確信犯」で破産させ続けた、例の
「サブプライムローン」関連の話を聞いた時、
「まったくヒドい話だ」と、随分苦い思いをしたものだ。

などと書くとカッコ良く聞こえるが、現実問題、オレ自身が
家(なり土地なりビルなりマンションなり)を買ってもらって
幸せになった人々など、ほんの僅かなのだけどね。

とにかくだ。

(例え賃貸にせよ)自分自身が家を捜す場合、元
「プロ」として決して
「ミス」は許されない。

では、どこに
「重き」を置くべきか。
そしてどこを
「妥協」するのか。

海がある街に住むのだから、どうせなら
ビーチのそばがいいのでは。というのが
最初の発想だ。

「駅近」とか「スーパーの近く」などという条件は
車とバイクがあるのでほとんど関係ないし、
「ウォーキングストリート」などの繁華街からはある程度
離れていないとうるさくて仕方がないので、やはり
「静かで環境の良い場所」ということになるだろう。

例えば、住んでいるアパートの目の前で
「ウェルカムミスター!」などとおばちゃんたちが客引きするなんて
「ゼッタイにイヤ」だからね。

予算は5000THB程度だろうか。

問題は築年数の古さで、
ここがもっとも難しい。

「生理的に受け付けない」ほどの古い物件は別として、予算的には
ある程度古くてもまあ仕方がないからね。

「陽当たり」とか
「眺望」の問題はまだ妥協できる要素。

ちなみに、一般的に最高とされる
「南向き」は、あまりにも暑過ぎるここ
タイではそうでもなく、むしろ
「東向き」の方が良い。午前中の陽射しで
洗濯物は充分乾くし、逆に
「西向き」だと、午後から夕方
暑くてかなわないのだ。

眺めも、まあ
いくら良くても飽きるし、
悪くても慣れるものだ。

あとは、
「家具が必要ない」などの
細かい話くらいかな。

そういった条件を全て考慮して、まず
「ターゲット」にしたのが、
ナクルアという地域。

繁華街からはやや離れ、
「リゾート高級コンドー」などが建ち並ぶ
ビーチのそばにあって、どちらかと言えば
静かなエリア。購入すれば最低でも
数百万バーツという、そこそこ
「ハイソー」な地域でもある。

「ミュージックフェスティヴァル」が始まったので中断したが、今後
もう少しエリアを広げて捜してみようと思っている。

果たして、いい物件が

見つかるかどうか。


*「クライクライタレー(332332222)」は「海の近く」の意。

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