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2012年5月28日 (月)

ケーニーレ

「ケーニーレ」
プチッ。


タイガールと電話で会話中、そんな風に
いきなり切られることがいったい今まで
何度あっただろう。

直訳すれば
「これだけ」+「終助詞のレ(1)」
(ナの場合もある)だが、よーするに
「(電話を)切るね」という意味であり、まあ、タイでは
ごく当たり前の日常的やり取りのひとつなのかもしれない。

タイ在住者なら経験がおありであろうし、
皆さんがどう感じるかはよく分からないけど、
個人的にはあれがどうも
苦手というか、なんだか
切な〜い気持ちになってしまうのである。

「イラッ」とくるとか
「アタマニクル」わけぢゃないのは、きっと
その相手に対して多少なりとも
「好意」を持っているからだと思われるし、
切られるまでの会話の内容が
「甘い」のも理由なのかもしれない。

例えば、まだ若かりし頃なら
「明日早いから、そろそろ寝るね」
「そうか。わかったよ。おやすみ」
「おやすみぃ〜」
「........」
「やだぁ。そっちが先に切ってよぉ〜」
「お前が切れよ」
「ぢゃあ<せーの>で一緒に切ろ!」
みたいな感じであったはずなのに。という、ある種の
「幻想」が、オレの中で未だに燻るのか。

もちろんそれは、
言葉と意思の疎通の通った者同士であるが故とは言え、もう少し
「余韻」があったり、気の効いた
「別れのフレーズ」があっても良いのではないか、と、
異国の地であろうとも、そう願わずにはいられない。

そして、今現在唯一
定期的に連絡を取り合う幼きタイガールが、やはり
「イマドキ」の若者の話口調でさんざん喋った末、そうやって実に
「アッサリ」と電話を切る件に密かに胸を痛めていたオレは、最近
「いい方法」を思い付き、やっと
悩み(?)から解放された。

大したことではなく、ただ単にニッポン語の
「おやすみ」を教えただけなのだが、変なアクセントの
「バイバ〜イ」なんかよりもずっとマシだし、元々
「ファンディー(1122いい夢を)」というタイ語の
「おやすみ」が、どーしても柳沢慎吾氏の
「いい夢見なよ」というセリフとカブってイヤだったから、随分
気がラクになったのである。


などという、実にくだらない話はまあいいとして、
「沈没」への道まっしぐらなオレを、
Yキさんが訪ねて来てくれた。と言うか、元々彼は
一ヶ月に一度のペースでパタヤーに遊びに来ていて、ここ
半年位の間それに便乗していたオレが、勝手に気に入って
住み始めただけのことなのだが。

勤め人ではない彼は
クルン(グ)テープから離れても仕事ができるし、
「飽きた」とは言いつつも、やはり
たまに来れば気晴らしになるのだろう。

昨日はそんなYキさんと一緒にシーフードを食べ、
ウォーキングストリートを例のごとく
「ブラブラ」した。
外食もディスコも久しぶりだったが、逆に
彼が来ることが分かっていたから控えていたという部分もある。

パタヤーのディスコについては先日このブログでも触れたけど、
久しぶりに行ってみてあらためて感じたのは、やはり
「ナンパするよりも女子を一緒に連れて行った方が楽しい」
ということ。結局、
女子だけのグループや声を掛けてくるのはオバちゃんばかりで、
キレイなタイガールと楽しそうに踊っているファラン(グ)達の姿を、
指をくわえながら横目で見るハメになるのだからね。

あと、ニッポン人のメリットをあまり感じない。
クルン(グ)テープのディスコの方が、おそらく
「逆ナン」される率は断然高いのではないか。まあ実際、
タイ語混じりの英語が得意なパタヤー在住の彼女らにとって、
タイ語が少し話せる程度のニッポン人になど興味は薄かろう。

なんて思っていたら、Yキさんから
ちょっとショックなニュースを聞いた。

某「R.C.A」の「slim」で、
オカマ二人とタイガールの三人組が韓国人男性を(おそらく)
「逆ナン」した上で、睡眠薬強盗を働いたというのだ。
http://www.newsclip.be/news/2012524_034596.html

外国人がよく訪れるディスコの中では、トータル的に
「レヴェル」が高く、ある意味
「安全」だと思っていたし、個人的には
「最上級」の評価だったディスコでの事件だけに、
とても残念だ。

すぐに犯人が捕まったのは幸いだが。

それにしても、タイでは
「睡眠薬」を使った強盗などの犯罪がヒジョーに多く、
「いったいどのタイミングでどうやって?」と常々疑問だったが、
今回のニュースを見て(読んで)
「目から鱗」だった。つまり、
「酒と共に口移しで飲ませる」というパターンだ。

なるほど。それならば、疑いなく
「錠剤」を丸ごと一気に飲ませられるわけだ。

というのも、例えば
「粉末状にして飲み物に混ぜる」として、
「ちゃんと溶けるのか」とか
「苦くならないのかな」と思うし、場合によっては
「乳首に塗って舐めたら昏倒」などと聞くと、
「そんなことが実際に起こりうるのか」と謎だった。

何よりも自分が
「被害者」になるのだけは、
どんなことがあっても避けねばならないわけで。

「不眠症」で、一時期
「導眠剤」を毎日服用していたオレとしては、当時ならば
一錠位ですぐに昏倒はしなかっただろうが、今となっては
ウィスキイと共に口から流し込まれれば、たしかに
数十分後にはグッスリだろう。現実問題
アルコールと混ぜると効き目が増すはずだしね。

そして、酔っぱらった状況でタイガールにチュウされて
口移しでウィスキイを飲まされれば、間違いなく
「ゴックン」と飲み込んでしまうに決まっているし、実際過去に
ディスコでされたことも何度かある(眠剤抜きだが)。

今回の事件をもし自分に当て嵌めた場合、
被害に遭わない可能性としては、まず
「オカマちゃんを見破るスキル」の高さであり、しかも
「コトに及んで分からない」ということはまずあり得ない。
そこは過去に一度
「経験」した強みである。ただし、問題は
「オカマ二人女子一人の三人組」という件であり、通常
「オカマちゃんはオカマちゃん同士」で行動を共にするはずなのに、
女子を仲間に入れられてしまってはヒジョーに困るのだ。

仮に被害にあった場合、
ケーサツ署に届ければ当然面が割れるわけで、特に
今回のように犯人が捕まれば、必ずと言っていいほど
ニュースなどで顔を晒されるハメになる。
ケーサツからすれば手柄を公表したいし、事実署には
「報道対応」の部署があり、常に
担当者が張り付いているのだ。

実は今回も、オレがYキさんに渡した某
「slim」のボトルカードを使って遊びに行っていたタイガールが、
なんと偶然にも
「現場を目撃した」と聞いて驚いた。つまり、
ニュースなどの写真で被害者の顔を見て思い出したらしい。

あーコワイコワイ。

「彼女のB地区を舐めたら突然気を失いました」
なんて供述するのも、TVのニュースで
マヌケ顔を晒されるのもゼッタイにイヤだ。

そんなリスクを冒してまでケーサツに届けるのは、
被害額がある程度大きい場合であろうし、
そうでないケースも含めると、実際
結構な数なのではなかろうか。

う〜む。
気を付けねばならないぞ。

だから、やっぱり
「ディスコでナンパ」なんてよくないのだ。

別にオレがそう勧めたわけでもないけど、
とにかく、皆さんも是非

お気を付け遊ばせ。


*「ケーニーレ(32231)」は「これだけね」の意。

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