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2012年8月24日 (金)

ハーイレーオ

http://www.newsclip.be/news/2012824_035515.html


そもそも、たかだか一万五千バーツで
「一生涯有効」などという会員システムに
深い疑問も抱かなかったオレがユルいのだ。

メンバーの紹介のみによる、期間限定の
「特別プロモーション」という話だったが、その後
タイで長く暮らすうち
「プロモーション価格」がいつまで経ってもそのままで
「実質的値下げ」となっている例をいくつも見て来て、
今ならば確実に、その
「怪しさ」を見抜けぬはずはない。がしかし、
在タイ一年未満だった当時、まだ、この国の
「何もかもが夢のよう」に霞がかって見えたオレの目は、
「五万円弱で(*ロッカー使用量は別)こんなキレイな
スポーツクラブが一生使えるなんて......」と、おそらく
「キラキラ」輝いていたに違いない。
「ジム」で体を鍛えることに、ほぼ
興味などないクセに。

実際、必死で自転車を漕いだのはほんの数ヶ月で、すぐに
「サウナ会員」に早変わり。従業員を捕まえては
「温度が低いからもっと上げてくれ」と懇願し続け、
「スポーツクラブのサウナなど所詮こんなもの」と、
「キッチリ」見切りをつけるまでに、さほど
時間を要したわけでもない。

それでも、最近入会したばかりで
通っていた店舗をいきなり閉鎖された
メンバー達に比べれば、心情的には幾分
マシなのだろうけど。

しかし今になって冷静に考えれば、
「生涯有効会員○万バーツ」などという話が、仮に
「ただ単に売上げ総額を増やしたいだけ」の
「苦肉の策」なのだとすれば、このオレの
「生涯」(まあ大した年数ではない)どころか、
「数年」で破綻する可能性を、ごく簡単に
「予測」できただろうに、と。ただ、当時
都内各所に相当数の店舗を構えていた
「最大手」が、まさか
「潰れはしまい」とタカを括っていた。

借入金の総額がある程度にまで膨らむと、
金融機関側としてはそれに対して一定の
「グロス売上げ」を求める、という傾向にあるようだ。
そうなると成績の悪い店舗なり事業を切ったとしても、
全体の売上げを落とさない為に、例え苦しくても新たな
店舗なり事業を立ち上げねばならないという
「構図」が出来上がる。いわゆる
「自転車操業」の始まりだ。

オレがメンバーになる数年前から店舗数を
どんどん増やしていたという某
「カリフォルニアWOW」が実際に
当て嵌るのかどうかは知らぬが、少なくとも
疑ってかかるべきだったかもしれない。

喜んで、のんびり
「自転車を漕いで」いる場合では
なかったのである。


数ヶ月間通っていたエカマイ店の前をバイクで通ったら、
一階部分がいつの間にか、某
「THE COFFEE CLUB」というカフェになっていた。

「あの〜、ロッカーに置きっ放しにしていたオレの
トレーニングシューズ知りませんか?」とは、
さすがに

聞けなかった。


*「ハーイレーオ(112233)」は「失なった」の意。

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