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2012年12月11日 (火)

「お札を刷る」以外に何か良い案があるのかと問いたい

某「エンポリアム」があるプロンポンという地区は、いわゆる
高級住宅街であり、タイ風に言えば
「ハイソー」エリアなのだが、同時に
ニッポン人駐在員が数多く住む地域でもあって、
百貨店内のスーパーマーケットに買い物にやって来るのは
「駐(在員の)妻」を中心に、ニッポン人がやたらと多い。

もちろんタイ人のお金持ちもいるが、彼らはおそらく
わざわざスーパーで買い物などしないだろう。

「岐阜フェア」で販売している商品は、
空輸していることもあり、当然
国内価格の二倍以上となるので、
ニッポン人にとってはかなり
「割高」に感じるはずだし、そもそも
彼らに売る為に持って来ているわけでもない。

ただ、実際に買ってくれるのは
「プレミアム」感を分かってくれる
彼らでもあり、現場に立っていれば、やはり
世間話を交えた接客をすることになる。


そんな中、某自動車メーカー駐在員と、実に
三十分以上も立ち話をする機会があり、特に
興味深かったのは、ここ最近の
「最低賃金アップなどによる中間層の増加」
という話題だった。
先日も日記に書いた通り、オレが感じている
「ムードの良さ」に対する裏付けが取れたようで、
「うんうん。なるほど」と頷きつつ、ヒジョーに
「スッキリ」としたのであった。

つまり、こーいうことだ。

タクシン氏の妹が首相になってすぐに行った改革
「最低賃金の(大幅)アップ」及び、
税制の優遇措置等海外企業の誘致の効果なども含め
仕事量の増加があったことで、例えば
自動車関連産業などにおいては、かなり
工場労働者の給料が上がっているらしい。
簡単に言えば忙しくて人が足りないわけで、
最近では残業代も含めた月給が
一万二、三千バーツという社員もザラだと言う。

「宵越しの銭は持たない」という
「江戸っ子」気質のタイ人のこと。

八千バーツそこそこだった給料がそこまで増えれば、
暮らしが良くなるどころか、彼らが一気に
「中間層」並みのお金の使い方になるのは
至極当たり前のこと(?)なのである。

某「スタバ」でコーヒーを飲むのが流行り、
手軽なビーチリゾートパタヤに
地元タイ人観光客が増えるのも、ヒジョーに
納得できる話ではないか。

よーするに何が言いたいかというと、
「タイの景気は悪くない」件、及び
「経済政策については、タクシン政権の方が良い」
件が再確認されて、個人的にはちょっと
「ホッ」としているのだ。


一方、ニッポンに今最も必要なのが
「景気対策」なのは、周知の事実であろう。

タイよりも構造はもっと複雑だが、結局のところ
「お札を刷る」という
「伝家の宝刀」を抜かねばならぬような
「抜き差しならぬ」(洒落ぢゃないよ!)
状況にまで来ているのではないか。

某自民党総裁はそんなことを言っているようだし、
「建設業界が潤う」的な、例の
「お得意の手」を使うのかどうかは知らぬが、とにかく
「景気」が良くならないことにはどーしようもないのだ。

単純比較はできないなりに、一般タイピープルが某
「スタバのコーヒーを飲めるようになる件」を
ニッポンの現状に重ね合わせ、
「今まさにそうなるべき」と
個人的に強く感じるのである。

選挙の結果がどーなるか分からないけど、
ニッポン人として、一刻も早く
「景気が回復すること」を望むし、きっと
「そーなるだろう」と、楽観視してもいる。


タイで暮らしていると、
何かにつけ

「楽観的」になるのだ。

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