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2012年12月 6日 (木)

国中が黄色に染まる日

十二月五日は父の日であり、
タイ国王プミポン氏の誕生日でもある。というか、
「クンポー(お父さん)」と国民から呼ばれ慕われる
プミポン氏を皆で祝う日なのだ。

近年ではご高齢を召してもうずっと入院中の
氏の健康を皆で共に祈る、といったイメージ。

この日は、国王のシンボルカラー(?)である
「黄色」の服や小物やアクセサリイを身に付け、
それぞれがそれぞれの思いを胸に
一日を過ごすのだろう。


タイでは曜日ごとに色が決まっていて、
自分が生まれた日の色を
「ラッキイカラー」として好むケースがある、と、
タイ語学校で習った。だからおそらく、
プミポン氏はオレと同じ月曜日生まれのはず。

タイに初めて訪れた時、
パンガン島にてその日を迎えたオレは、
タイピープルが皆黄色のポロシャツを着ているのに驚いて
そのことを知ったわけだが、
それほど国民皆に尊敬される国王と、
同じ方向を向いている国民に対して
とても良い印象を持ったものだった。そして同時に
「ニッポンも昔はそうだったのかなあ」とも思った。

しばらくは引き蘢り生活を送っていた為、
祝日となるその日にあえて外出はしなかったけど、今回は某
「パラゴン」と「エンポリアム」内のマーケットにて
友人の手伝いをしている都合で、久しぶりに
「黄色の日」を街で過ごした。

数多くの人で溢れるレストラン街及び食料品売り場の
「人波」が見事に黄色に染まり、
それはそれは美しい光景だった。特に
「パラゴン」にやって来る人達は皆
「お洒落さん」ばかりなので、シャツパンツスカートの他
スカーフネックレススニーカーパンプスバッグ時計帽子など
様々な黄色グッズがそこここに溢れ、まさに壮観なのである。

実際にはおそらく全体の六割くらいの人々が何がしかの
「黄色」を身に付けている感じであり、その
「バランス」がまた良いのだ。

これを言葉や文章で説明するのは
ヒジョーに難しいが、とにかく何だかとても
「ロマンティック」な気分に浸れた。

個人的に気に入ったのは、
「ムスリム」の女性達が頭部に巻いていた
「黄色」のスカーフと某タイシルク専門店
「NaRaYa」のビニイルバッグ(黄色地に青の文字)。

「観光客御用達」のショップだから
「たまたま」なのかも知れないけど、
街の風景ととても馴染んでいて、ひょっとすると
「NaRaYa」の戦略ならスゴいな、とも思ったり。

そのうちに、昨日は
「ブルー系」で統一していたオレも
「黄色のサマーマフラーでも買ってこようかな」と、まるで
「非国民(?)」のような気分になってきて、上の階の某
「H&M」に寄ってみたが、結局は又
白と青のギンガムチェックのシャツを買ってしまった。


五年前、パンガン島で迎えた父の日とは
いろんな意味で異なる心境だったけれど、
「タイ王国」に対する気持ちは、今も
ちっとも変わっていない。


プミポン国王様。

これからも
ずっとずっと

お元気でいて下さい。

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