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2013年2月28日 (木)

使ってみたいと思うのにその機会のない言葉

「まさにオレのことやん!」


ネットである記事を読み、
大きく頷いてしまった。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1751515.html

どうやらオレのような輩を
「SNEP」(孤立無業者)と呼ぶらしく、実質的には
「問題視」されているとは言え、何だか某
ジャニーズの一員になったような感じがしなくもない。

ただ、実際に使う場面なんて
ほとんどないとは思うけどね。


「何をしているんですか?」と聞かれ、
困ってしまうことが結構あった。

ニッポンに居た頃、店をやめてからは
「何もしてません」とか
「充電期間中です」と答えつつ、
穿った考え方とは思うが、ちょっとばかり
優越感に浸っていたりもしたけれど、
タイに移住した後、特に
ニッポン人と接触する時は、
自分の立場を説明するのに窮したものだ。

まだ最初の頃は
「飲食店を出店する為の市場調査中」などと、いかにも
聞こえの良い受け答えで済んでいたけど、
二年三年と経つうち、さすがにおかしな話になってきて、
ある時点から、相手によっては
「早期リタイア」という言葉を使うようになる。

しかしこれは、いくら何でも
「早過ぎるのではないか」ということになり、
若い世代にならばまだジョーク混じりで通用しても、
現実のリタイア世代からしてみれば 
「バカにするな」とカチンとくるのは、おそらく
「見た目」が若い(場合によっては三十台前半)件も
大きく影響しているのではなかろうか。実際、
「いやいやこう見えてももう四十八なのです」
などと言ったところで六十七十の大先輩達からすれば
「それでもまだまだ若いではないか」となるしね。

では、いったいどーすれば良いのだ。

「NEETです」
「外こもりです」
「フラフラしてます」
「遊んで暮らしてます」

う〜む。
どれもしっくりとはこない。

そんな中、先日某先輩から指摘されハッとした
「無職」という言葉は、ヒジョーに響きが良い。
少なくとも
「偉そー」な感じがしないのがいいではないか。

だから、今後は
「無職です」と答えることに決めた。

ま、機会などないとしてもね。


あと、一時期某
焼酎バーでアルバイトしていた頃、
「週一」で店に出ているという話の後、必ず
「普段は何をしているの?」と聞かれ、ヒジョーに
答えづらいこともよくあった。だって、正直に
「DVD観たりディスコに行ったりしてます」と言っても
「は?何それ??」的な、まるで
「異次元」の世界のようなイヤ〜な目で見られるからだ。

実際、お客さんのほとんどが現地駐在員の
「ちゃんとした」人々だったから、
彼らからすればオレのような変態の輩など
「異次元」なのは間違いないのだけれどさ。

かといって嘘を吐くわけにもいかず、最後の方は
「DVD、DVD、ディスコ、
買い物、買い物って感じっすかね」などと、とぼけていた。


一方相手がタイ人の場合は話がまったく異なる。特に
「プロ」のタイガールの場合、常態である
「嘘」武装に対抗するには、こちらだって
「嘘」で固めるより他ないのだ。 

駆け引きなどよく分からなかった頃は、ただ単に
「遊んでいる」と答えていたが、それでは
「コイツ、そこそこ金持ってる」と勘違いされ、
ちょっと都合が悪いので、遊んでいるにしても
「ニッポンに居るギック(愛人)から毎月いくらか
金を送ってもらっている」と補足していた。つまり
「ギリギリ」で暮らしているんだから、
アンタ達に騙されても渡すお金はないよ、ってこと。

しかし、あまり
「余裕カマして」いるように見られるのもイヤで、最近は
「仕事でバンコク遊びでパタヤが五分五分」と答えており、
「仕事」の内容は一応バーテンダーだ。

「友達の店を手伝う為に、たまにバンコクへ行くんだ」

パタヤで今のような生活をしている上で、これは
ヒジョーに調子が良い。つまり都合が悪くなれば
「今ちょっとバンコク」と逃げられるからである。

たまにしか仕事しないからお金もない。
今のオレの経済状況を示すにもちょうど良い。

だから、サウナで会うタイ人や外国人にもそれで
統一しているが、会話がヒジョーにスムーズに運ぶ。
「なるほど。そーいうことね」というわけだ。

「嘘も方便」とはよく言ったものだが、実際
タイに来てからは、かなり
「嘘」が上手くなったような気がするなあ。


というわけで、是非一度使ってみたいけど、
残念ながら機会のなさそうな言葉
「SNEP」だが、それは正にオレが
「(家族以外の)人と接触しない」
からなのだと、改めて

気付かされたのである。

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