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2013年3月29日 (金)

人の命など、本当にあっけないものなのである

Mトが死んだ。


昼前にA嬢から電話があり、
「バイクで事故ったから、すぐに病院に来て」とのこと。

家から五分ほどの距離の病院に着くと、
何度か会ったことのあるカレシから、
その事実を聞かされた。

彼女とは少なくとも五回以上一緒にごはんを食べに行き、
八才になる息子とも会ったことがあり、特に
子供の気持ちを考えると胸が痛む思いである。

後ろに乗っていたAは、左足を
包帯で巻かれた状態で、車椅子に乗っていた。
レントゲン写真を見たところ骨折はしておらず、
幸いなことにごく軽い怪我で済んだようだ。ただ、
治療室には、診療台の上で苦しみに叫ぶ患者が数名居て、
事故の生々しさを思い起こさせられた。

タイで直接の知人が亡くなったのは初めてだ。

しかし、いつかはこーいうこともあるだろう、と、
想像はついていた。それくらい交通事故は多いし、
バイクの場合、死につながるケースも少なくない。

実際、オレ自身もほぼ毎日運転しているが、
事故及び事故後の目撃など日常茶飯事であり、
路上に突っ伏して動かない人間を見たのだって
一度や二度ではなく、現実問題、この国の
「ルール無用」の運転マナーには相当
ビビってもいるわけで。

ただ、日頃いくら気を付けていたとしても
「もらい事故」だって当然起こりうるわけで、
その辺りの覚悟なしに運転はできない。

ぶつかったのはバイク同士で、
ヘルメットは被っていたが、かなり
スピードを出していたらしい。

Mトには申し訳ないけど
逆ぢゃなくて、もしくは
二人とも死ななくてまだ良かった。

どちらにしても相手がバイクでは
保険もほとんどおりない可能性が高く、
ご両親や息子のことを思うと
ツラいものがある。

しかし、これこそがタイの
「現実」であるのは間違いない。


謹んで、
冥福を祈るのみだ。

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