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2013年5月25日 (土)

さよならオレの無職時代(充電期間終了のお知らせ)

「ヴォーンヴォーンヴォーン」


タイヤのバカでかい真っ黒の
「ジープ(某クライスラー)」が店の正面に入って来て、
「いったい何事か」とスタッフ全員が外を見る。

「ゴメンゴメン。アイツオレの友達なんだけどさ、
下品な音で環境破壊して申し訳ないね......」

同じ1965年生まれのKマちゃんとは、その昔
「昭和四十年会」という、いわゆる
「ギョーカイ人」の集まりで知り合った。
先日すでに会ったMワ君もメンバーであり、職種は
広告代理店雑誌社TV制作会社モデルクラブ
イヴェント企画運営会社興行会社などなどなど。

今持っているネタを活かすアイディアとか、世の中が
「どんなこと」になっているかを知る為には、某
D通(子会社)のプロデューサーであるMワ君や
「空間プロデューサー」(なんだかカッチョいいな)の
Kマちゃんの力を借りねばならないわけであり、
過去にもいろいろとお世話になっている。

それにしても相変わらず怪しいな。

ま、人のことは言えぬが、例えるならば
「なんちゃってレオン」のような風貌であり、
太い黒縁眼鏡エナメルのシューズ綿パンの裾ロールアップ
(オレより巻く位置が若干低い)をモノトーンで決めるあたり
「なかなかやるな」と思うし、明らかに若作りのオレとは違い
「上品なオトナ」のファッションではあるがフツーの
サラリーマンの格好とは、実際、かなり
懸け離れているわけで。

ただ、下品なエンジン音も個人的にはもちろん
キライではない。何しろ、バリバリの
「サーキットの狼」世代だからね。

しかし、ナゴヤの
ベッドタウンにある店のこと、外を眺めていると
アクアアクアアクアプリウスアクアアクア......。

「ハイブリッド」ばっかりやん!

これが世の中の流れなのでございます。はい。

たしかに、アクアのデザインはさほど悪くないし、オレも
金持ちならひょっとして購入するかも。でも、今
冷蔵庫の扉(合宿中のデザイン事務所オフィスの)に
写真が貼ってある、本当に欲しい車は、某
「BMW1シリイズ」なのであった。


そして、今。

「テコ入れ」の為に店に入って一週間目にして、当初とは
「心理状況」がなんとな~く変わってきていることに気付く。

一番の要因は、とにもかくにも
「かなり差し迫った状況」であるという件。

お恥ずかしい話、もうずっと
「赤字続き」と聞けば心中穏やかではなく、
「これはいよいよ本気出すか」と、ちょっぴり
「やる気」にもなるわけで。

そして、毎日毎日朝から晩まで店に居ると、とにかく
次から次へと起こるトラブル、あり得ない反応
どんどんと積まれていく改善点。などなどなど。
一日に二十件くらい問題があり、それを着実に
一件、また一件と処理していくものの
「おいおい。このままでは大変なことになるぞ」と、ある日、
いきなり気付く。

人間とは不思議なもので、
「一線」を超えてしまうと、急に
「ふっ」とラクになるのだ。そこで
「覚悟」を決めれば、あとは
「前に進む」のみ。

そう。もうあの
「夢のような生活」とはオサラバだ。

「充電期間終了」のお知らせである。

この日がいつか来ることは分かっていた。

考えてみれば長かったなあ。

さよなら。オレの
「無職時代」。

いつか、また。


そーなるとゲンキンなもので、だんだん
楽しくなってくる。それはおそらく、オレが基本的に
「接客好き」だからに違いないだろう。よーするに
「あーでもないこーでもない」というお客さんとの会話の中に
「喜び」を確実に見つけられるのだ。例えば今日なら
「もう十一年目になるんですよ」
「そーですよねえ。(オープン)当時、私
そこの大学に通ってたんですよ」
「(南山大学)人(間)関(係学科)ですよね」
「はい。あの頃は本当に(お店が)何もなくて」
「ウチの店は角だから特に目立ちますし。ちなみに
この交差点、最初信号がなかったんですよ」
「えーホントですか」
「そう。で、仕事中にしょっちゅう
<ガシャンガシャン>って事故があるから、ケーサツに
<ここは信号作った方がいい>って電話したら、
すぐに付きました」
「へえ知らなかった」
「(六才くらいの賢そうな息子に)それにしても
利発そうなお子さんですね~。ママね、若い頃は
そこの大学に通ってたんだよ。あれから十一年経って
ママもこの店もオトナになったのさ」
「ふーん」
「ついでにおにーさんも年をとって、もう
四十八才になっちゃったよ」
「えーウソですよね!私と同じくらい(三十四?)かと思った」
「はははは。ま、若作りしてますから」てなやり取りで、
当時を懐かしく想い返してみたり......。

十一年前、オレは何をしていたのかな。

この店のオープン当初、某
「エヌヴイ」と掛け持ちで働いて、通勤時に
100km/h越えで事故って栄の交差点で
「二回転スピン」したっけ(死ぬかと思った)。

なんてね。

たしかに、最近のオレは常に
「イライライライラ」しまくっていて、突然
鼻の変な部所にニキビ(吹き出物!)できたり、
口ひげが円形脱毛症になったりと、これらは明らかに
「ストレス」要因なのだが、発散するためには某
「花しょうぶ」(スパ銭)なり
「み(んなの)ゴル(フ)」なり、もちろんこの
「日記」なり、各種方法を使い分けるのが必要だ。

そんな中。

今日、ランチ終わりでキッチンスタッフのAラが
「ちょっと△△△行って来ます」というので、
「あ、オレも一緒に行くわ」と彼の軽自動車
(なんとミッション)に乗せてもらう。

「△△△」と言えば、野菜が安いことで有名な
「町のスーパーマーケット」的店。某
「〇〇〇〇」から車で約十五分だ。

合宿先に置いてある納豆とヨーグルトが品薄なので、
ついでに買おうなどと考えつつ、店長に挨拶。

「いつもウチの若いモンがお世話になってます。
〇〇〇〇のオーナーのホンダと申します。多分
いろんなスタッフが来ると思いますけど、今後共
よろしくお願いします。で、今日は何がオススメ?」
「やっぱりトマトだね~」「大きさは?」
「(1ケース)二十個(入り)がいいよ」

早速数を数え、けっこう大振りな
「トマト二十個入り」ひとケース(680円)をカゴに入れる。
一個34円が高いか安いか、よく分からず。で、
「サニイレタス」ひとケースを注文した後、スタッフと別れ
「ミニトマト(500g\298)」「おかめ納豆(4P¥80)」
「しそ梅(\158)」「はちみつらっきょう(\80)」
「ヨーグルト(500g\138)」「黒胡麻豆腐(\100)」
「クリイムコロン塩バニラ(¥160)」を購入したところで、
「ん?」とオレのレーダーが反応する。

「可愛コちゃん発見!」と、Aラに早速報告。

マスクをしてはいるが、真っ白な肌と
髪の毛を後ろでしばっていることも手伝ってか、やや
「吊り目」の上にキリッと真っ直ぐ引かれたアイライン。

「よし決めた。タイに帰るまでにこのコを堕とす!」
「マヂっすか!?」

驚く三十六才キッチンスタッフAラは、以前某
「カフェ〇〇〇〇」にて女子関係で揉めた過去を持つ優男。

「ちょっと名刺渡してくるわ」
「イズミさん、やりますね~」

「K井さんはこの店長いんですか?」
「いえ、私別の店から来たので」
「そーですか。ぢゃあ知らないかなあ。僕、
淑徳知大学の前でベーカリイカフェをやってるんですよ。
ウチのスタッフがいろいろ来ると思うので、今後共
よろしくお願いしま~す♪」
「あ、こちらこそ」
「パンがおいしいので是非食べに来て下さい」

ここで名刺渡す。なかなか
「スマート」ではないか。ただし、
話したない世は店長と一緒なのに
「口調」がまったく違うという件。

帰りの車で
「よし。Aラ。これから
<タチヤ>に行く時は必ずオレを誘えよ!」
「了解です」

こーして、楽しみを少しづつ
少しづつ作るしかないのです。


店長オススメのトマトが
甘くて酸っぱかったのは、

もちろん言うまでもない。

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2013年5月21日 (火)

カンフル剤という名の中毒性危険物質

「確信犯やん!」


TVで夜のニュース番組を見つつ、つい
ツッこんでしまう。

福山雅治@カンヌ映画祭はともかくとして
デヴィッド・ベッカム@現役ラスト試合の方は、おそらく
「サッカーにまつわる過去のいろんな想い出」を自ら
「わざわざ」思い出すことによって涙を誘発するという
「見え見え」の演出に見えたのはオレだけだろうか。

ニュースの最中、画面下では
「桜金造再婚涙のプロポーズ」という文字情報が流れる。

おいおい。
「オトコ泣き」の大安売りかよ。

個人的には反対派だ。

オトコたるもの涙を見せるのは
よほどのよほどのよほどのこと。
ドラマや駆け引きに使うものでもなかろうし、まして
他人に見せるモノでは、決してない。

......と言うわりには、女子とのデート中映画
「ベイブ」開始五分で号泣した情けないオレ。
「子供」「動物」には滅法弱いのである。


そんなオレが人前で思わず
「泣きそう」になるくらい、現状は
ホントにホントに厳しいわけで......。

「pm3:00事件」
「誕生日事件」
「レモンジャム事件」などほぼ毎日
「あっ」と驚く出来事が続く中から、いったい
「ここに書くのはどれが相応しいか」と考える。

とにかく、ハッキリ言えるのは
「事件は現場で起きている」という件であり、
「店」なんて放っておけばいくらでもどこまででも
「悪くなる」という簡単な話だ。

「あの店いいね」の口コミはゆっくりだが、
「あの店ヒドい」の場合は即座に蔓延。結局、皆
「悪口」が決してキライぢゃないのだろうね。

「いい店なのになあ.......」なんて、
作った側のオレは勝手に思うのだが。

ま、この日記本来の
「ストレス発散目的」的見知からすれば、やはり
「誕生日事件」だろうね。説明が少し
ややこしく面倒だけれど、頑張って書こう。


当初、オレは極力現場には勃たない、いや
立たないつもりだった何故かと言えば、当然
二ヶ月でタイに戻るのであって、それ以降
期待されても困るし、クセにもなるからだ。つまり
「モルヒネ」「アンフェタミン」「カフェイン」並に
「中毒性」を持つ「危険物質」というわけ。

ところがどっこい、オレが六年振りに
「トレイ」を持ったのは日曜日、つまり
「テコ入れ」開始三日目にして、早くも
「いらっしゃいませ〜」と、魅惑の甘い
「ハスキイヴォイス」を店内に響かせることに。

「えっ。ホール二人なの?マヂで??」

週末の日曜日ともなれば、良い時ならば
ランチ(パン食べ放題!)百五十食、てことは
三時間弱で一人につき約
八十名のお客様を相手にするという、
卒倒しそうな恐ろしい状況が頭に浮かぶ。

いやいやいやいや。ムリムリムリムリ。例え、
十二時半にはあと一人出勤してくるとしても
二人でランチを廻すのは不可能です。間違いなく。

アルバイトスタッフが一人
「ドタキャン」するだけでこの状況。う〜む。やはり
「雨降るとスタッフ皆来ない」というタイとは違う。

「しょーがないなあ。ぢゃあオレが
勃つか、いや立つか(しつこい?)」となるのは、
至極当然の流れなのだ。

それが二日連続。

おいおいおい。どーするの。Tシャツも
オカマサロン(短いエプロン)もないよ。

そんな中、テーブル配置もメニュウ内容も
まったく把握していない状況で
「ポイッ」と狼の中に投げ入れられた
ひつじのようなオレは、一人で
「アタフタバタバタ」を繰り返すハメに。

しかし、そこは
「昔とったヒレカツ」で徐々に徐々に
「感覚」を取り戻してきて、
「そうそう。一度出掛けたら帰りにも
仕事をしなきゃ」てなわけで、
オーダーをテーブルに運んだ帰り道に
持てる限りの空いた皿を効率良くさげる。
などなどなど。そーしているうちに
一時間半が経って、やっと四人目の
ホールルタッフ登場。

一気に余裕が出たオレは、
各テーブルに水を注ぎに廻るついでに
「学生さんですか?淑徳でしょ??」
「いえ、私は椙山の人(間)関(係学科)で、
このコが学芸(大学)、彼が愛知学院。そうそう
今日彼、誕生日なんですよ」
「マヂっすか。二十歳の誕生日おめでとうございます!」
「いや十九です」「え〜!?お、お、落ち着いてますね」
「ひゃははははははは」などと、ついつい
「接客癖」が出てしまう。

しかしその時、実は
「ひつじさん対応真面目スーツ」を着たまま、
サロンも付けずホールに出ていたのだ。つまり
「あ、この人きっとこの店の偉い人だ」と、
学生さん達でもさすがに分かるわけで、そーなれば
「まあ、お誕生日と聞いた以上何もなしでは......。
お時間まだよろしかったですか」てなわけで、早速
キッチンに戻り
「店からサーヴィスで出したいんだけど何がいい?」
となるのはオーナーだから自然の流れだろう。

ランチに付くデザートは食べ終わった後だったので
「単品のケーキひとつどれか出せる?原価の高くない、
在庫が心配ないもので」とパティシエに聞くと、
「いやもうやりましたよ。昨日電話で
<サプライズでデザート皆でご馳走するので
お皿にメッセージ書いて下さい>と注文を受けてて、
もうとっくにお出ししました」と、ヒジョーに
「クール」(怒)に答えるA実ちゃん。

明らかなドSの彼女、ホールでオレが
「バタバタ」しているのを苦りきった目で睨みつつ
「これはこーであれはこーで」と、ほぼタメ口で
伝票の書き方などノウハウを散々教えてくれたコ。
後から聞くと(早く教えてくれればいいのに!)、
彼女は半年以上店に居て以前はホールだったという
「移籍組社員」だったのである。それを知らず
「ケーキ職人をホールに出しては申し訳ない」と
「M心」を刺激されつつ
「何故オレがそこまでキツイ言い方を
されねばならぬのだ」と、やや憤ってもいたのだ。

「いやいやいやいや。聞いてないよそんなの!」
「ホワイトボードに書いてあります!!」
「なかったよそんなの」
「予約のところとは別の場所です」
「そんなの知らんし!どこどこ?」
「お出ししたら消してます」
「ぢゃあ、後から来たスタッフが分からないぢゃん」
「終わったことは知らなくていいと思います」
「でもまだお客さんいるぢゃん。オレ恥ずかしいよ
(お客様の誕生日を知らなかった件)」
「そんなこと関係ありません」
「いや、関係あるって。だから朝礼やって
<情報共有>しようって言ってるんぢゃん」
とにかくオレがこのカッコ(偉い人風)で
<お客さんが今日誕生日>って知った以上、
何もサーヴィスしないわけにはいかないんだよ」
「でも、そんな勝手なことしていいんですか?」
「オレの店だからいいんだよ。
お金は後からオレが払うからケーキ出していい?」
「分かりました。お好きなのどーぞ(激怒)」

こんなやり取りの後、とりあえず
「モンブラン」を皿に載せて持って行く。

「おめでとうございます。これは
店からのプレゼントです。一番人気の
<モンブラン>ですよ(テキトー)」
「うわー。ありがとうございますぅ〜!
また太っちゃうねえ(本人ややポッチャリ)」と
「昼間から合コン」という風情の五人の学生達は
ひと盛り上がり。

「また来て下さいね〜」
「もちろん来ますよ〜」

よっしゃ。
「リピーター」獲得。

数字を上げる為にはこれを、とにかく
「地道」にやっていくしかないのだ。だから、
「誕生日」なんて店からすればめちゃめちゃ
「チャンス」なのである(販促目線)。

この後、キッチン内で
・「誕生日に店からサーヴィスで何か出すか否か」
・「情報共有はどこまで必要か」という話から
「B1テーブルでランチを食べていただいたTモト様がその日
十九才の誕生日だったことを、スタッフ全員で
あらかじめ知っていた方が良かった否か」という
「大論争」に発展。

さて、あなたならどちら。

A「キッチンスタッフは料理を作ることが
メインの仕事なので、お客様の誕生日は関係ない
(*集中してひたすら料理を作り続けることが最重要)」
B「キッチンスタッフも料理が遅れた時に
(*ホールが足りていない場合など)席へ
運ぶこともあるから、そのタイミングで
<おめでとうございます>と伝えれば良い」

答えは分からない。

ひょっとしたら、今の若いコは
「(飲食店のスタッフに誕生日を祝われるなんて)
そんなのチョーダッサイ」と思ってるかもしれない。

何がカッコ良くて何がカッコ悪いか。よーするに
「価値観」の違いというヤツ。

実際、お客様だってひとそれぞれ。だから
「臨機応変」に対応するのは当然。そんな中
「誕生日」の対応は如何に。

う〜む。難しい問題だ。

ただ、オレが思うのは
「すべてはお客様のため」ということ。

お客様が少なくともウチの店にいる間は
「居心地が良い」「気分が良い」と
思ってもらえるよう最大限の努力をする。

それだけだ。

実はこの話には、まだ
「オチ」があるのだが、
残念ながら時間がない。


というわけで今回、満を持して
「カンフル剤」として注入されたオレ。


癖になっても

知らないよ〜。

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2013年5月20日 (月)

六年振りに持つトレイの重さ

「う~ん。眩しいな」


朝八時の食卓。

窓の外は薄い曇り空なのに、
向かいに座るセーラー服姿の十四才、某
「ソナ(ー)ポ(ット)」のおっかけの
女子中学生を見てそう感じるのは、当然オレが
もうすっかり年をとったからなのだろう。

納豆に和がらしとネギとタレを入れかき混ぜつつ
「彼女が自分の娘だったら......」と妄想してみる。

家に連れて来たB-BOYのカレに
「ちぃーっす」と挨拶されたら。
「ウザいから視界に入って来ないで」と
冷たく言われたら。

卵サラダ梅干しごはんを不器用な
「箸遣い」で食べた後、皿に残る
三本のソーセージ。

「どーして食べないの」
「だってキライだもん」

胸に突き刺さる
「キライ」という言葉。

「あ~あ。マヂで良かったわ、娘居なくて」

週末の夜のテラスで行われた、賑やかな
「歓迎バーベQ」や、この春、某
ハウスメーカーに就職したばかりの長男との
「みんなのゴルフ5」真剣対決などで感じる
「家族」という名の妙な暖かみ。

こんな
「合宿」もたまにはいいものだ。


一方、とてつもなく恐ろしい
「薄気味悪さ」を感じるのは、
スタッフ達のオレを見る目線。

くだらないジョークでお客さんに
「失笑」される快感がなければ、きっと
精神的に潰れてしまうだろう。


今はただ、ひたすら

耐えるしかないのである。

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2013年5月19日 (日)

やっぱりニッポンはスゴイ国だとあらためて思う

「相変わらず下手だなあ。ナンパ」


師匠との打ち合わせ通り、まずは某
「THE SUIT COMPANY」にて、見た目の
おとなしいスーツを購入することに。

たくさん並ぶ商品を選ぶルールがよく分からず、
いろいろ尋ねた女性店員の対応がなかなか良くて
「ルックス」もそこそこだったので、ついつい
「もしよければ一緒にコーヒーでもいかがですか」と
「お誘い」してしまったものの、彼女の
「仕事終わるの遅いですから」の一言で、実に
「あっさり」と引き下がり、速攻で撃沈のオレ。

コイビトの有無を確認してみたりとか、
「ニッポン滞在が二ヶ月のみ」とバラすとか、
後から冷静に考えれば
「ダメダメ」なことばかりとよ~く分かるのだが、
その場でうまく対処できなければ、当然
「ナンパ」など成功するはずもなく......。

推定年齢二十六才のA井さんと、本気で
「茶でもしばきたい」と考えるのならば、もっと
「スマート」に誘う方法もあっただろうし、引き際の
「タイミング」が、いかにも悪過ぎる。
「ナンパ」は元々苦手だけれど、久々のニッポンに
「浮かれ」きっているのが見え見えで、我ながら
恥ずかしい思いを存分に味わった出来事なのだった。


トイレの紙はフツーに便器に流せるし、
車の前を横切ろうとすれば、ちゃんと
停まってくれるニッポン。しかし、
スーパーで買い物をすればビニイル袋は有料。

たった一年来ていないだけでそんなことすら
すっかり忘れ、いろんな意味であらためて
「スゴイなあ」と感嘆してしまう。
ある程度のお金さえあれば、これほど快適で
住みやすい国など、他にないのかもしれない。

てなわけで、ニッポンに来てから
やったことを一度整理してみよう。


某「スタバ」の感じの良い女子店員は、その後
「店に一個だけありました!」というマグカップで、
追加注文もせず二時間以上粘るオレに
ドリップコーヒーを一杯サーヴィスしてくれた。

う~む。素敵だ。

実家の大須に到着。
自転車に空気を入れてブレーキを調整してもらい、
五百円取られたことで人件費の高さを痛感
(タイならば20THB)。

栄を徘徊。某
「THE SUIT COMPANY」にて、
五十着を百回ほど試着した末に
紺色のチョークストライプのスーツを
二万九千四百円で購入。
ブラウスとネクタイを買おうか一瞬悩むも、我慢。
A井嬢をコーヒーに誘って、断られる。

大須商店街の電気店でケータイを購入。某
「ソフトバンク」のプリペイド式折り畳み電話本体が
九百八十円で、通話料(九円/六秒)は
三千円五千円いずれかをチャージできる。
こっちの理由で一年以内に解約しない限り、特に
「ペナルティー」もなく、電話番号は最低でも
四百二十日間有効(再チャージごとに六十日間延長可)。
メールはし放題で月額三百円。という説明を聞いた後、
商品を受け取り、三千九百八十円を払った時点で
「あれ?バッテリイチャージャーは?」と尋ねると、
「あ。別売りで千二百六十円になります」とのこと。

担当者は見たところ二十代半ばの細身眼鏡男子で、某
「ソフトバンク」の白い法被を着ていて、
新人ではないが店長でもないごくフツーの若者だ。

「いやいや。バッテリイをチャージできなきゃただの
ゴミぢゃん、コレ」と冷静な声のトーンで笑いながら。
すると彼、いかにもマズい流れの雰囲気を感じたのか
「少々お待ちください」と、焦ってどこかに行く。

当然の話であるが、ならば最初からそのケータイは 
二千二百四十円で販売せねばなるまい。
誰がどう考えたってそうでしょ。だから、まあきっと
「タダになるだろうな」と判断した通り、
「サーヴィスしてよね」のオレの一言で
「黒と白、どちらがよろしいですか」となったわけで。

順番は大事だ。もし彼が合計金額をキッチリと
最初から伝えてくれていたならば、オレだって
「ま、フツーは充電器付いてるよね」という皮肉後、
全額支払ったに違いない。それよりも気になったのは
最初に話した(おそらく)新人の若い女子店員が
「あの人がプリペイドケータイ欲しいって......」と、
明らかにオレに聞こえる位置で、担当者に伝えた件。

「あちらのお客様」=〇。
「あの人」=×。が、いわゆる世間の
「一般常識」だと思うのだが、如何だろう。

それとも、オレが居ないうちにニッポンの
「ホスピタリティー」は、とんでもないことに
なってしまったのか。いや、まさか
んなことないわなあ。

それにしても
「浦島太郎状態」がコワイ。そして、あれが
イマドキの若者の標準だとすれば、某
「〇〇〇〇〇〇〇〇〇」のテコ入れはきっと
大変なことになる。ま、逆に考えれば
下がったところから上がるのは、さほど
難しくないのかもしれないけど。

午後九時にはスパ銭に行き、一時に寝た。

初日に食べたのは、某
「若鯱屋」のカレーうどん@セントレア(860円)。
夜は実家の向かいの某伊レストランで、
魚介のラグーのスパゲティートマトソース
(1260円*もちろん赤ワインと)。
麺類ばっかりやん。

二日目の朝ごはんはヨーグルトと、実家にあった
納豆梅干しキュウリのぬか漬け&キムチ。

午前中は不動産の仕事をちょっと手伝わされ、
午後は、買えもしないクセに某
「AUDI」「MELSEDEZ」「BMW」の順番で
独車ディーラー(某ヤナセ)へ自動車を見に行く。

メルセデスの新しいAシリイズが
「FF(前輪駆動)車」かどうか知らない
販売担当者に苦笑後、最後に見た
BMW1シリイズ(小型車最後の後輪駆動という噂)が、
やっぱり一番欲しいかな。で、ついでに
中学の同級生のやっている中古車ディーラーの店に。
最近夫婦を襲った災難の話の後、この二ヶ月の間
「売り物を安く貸してよ」と頼んでみたが、結局
保険料(個人で加入する必要がある)が、かなり
高そうなので、多分難しいだろうな。

午後三時には地下鉄でナゴヤ東部に移動。
店長と打ち合わせの上で、社員の
ミーティングに参加。

夜ごはんは近所の中華料理屋さんで、
焼き餃子酢豚レバーと野菜炒めアサリ炒めをいただく
(一人1350円*ビールなし)。

二日連続のスパ銭内にて、
共同経営者とミーティング後、一時半就寝。

三日目の朝ご飯はヨーグルトと納豆、合宿先
(共同経営者のデザイン事務所兼自宅)にあった
梅干しドーナツ&キムチ。

現在は店で日記更新中。

お客さんの方を向いて
「いらっしゃいませ」と、
マトモに言えないスタッフ多数。

先が思いやられます。


*という日記を書いたのが約二十四時間前。

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2013年5月18日 (土)

クレームどころか、とても爽やかな対応

「なんぢゃこりゃ!いったい何事だ!?」


空港ロビイで飛行機を待っていると、いつの間にか
廻りはタイ人だらけではないか。

ぐるりと見渡してみても、どーだろう
約半数が外国人、そしてそのほとんどが
タイピープルと思われる。

確かにここ数年、ニッポンへ旅行する
観光客が劇的に増えていると聞くが、
それにしても多過ぎるし、しかも
TOKIO大阪北海道でなく、何故に
ナゴヤなんぞへ行くのか。
三大ブサイクの産地、
えびふりゃあと味噌カツの田舎町に
いったい何を求めて......。

タイ移住以来何度か一時帰国したが、
今までは数人だったから本当に本当に
「ビックリ」して、その件をどーしても
誰かに言いたかったのに、空席を跨いだ
隣りに座った三十才位のニッポン男子は
見るからに暗そうだったので、残念ながら
声を掛けられなかった。

だからこうして着いた早々、
日記を書いているわけだ。

ちなみに今は、セントレアの某
「スタバ」であり、一時間後に
Tちゃんとここで落ち合う。

一足先に深センから一時帰国していた彼は、オレと
「入れ違い」で今日の便にて中国へと戻るのである。

海外移住組の同士である彼とは、
互いに行き来しつつ情報交換をしてきたけど、
ニッポンで会うのは随分久しぶりのこと。

ん?いつ以来だっけ?

店を畳む前だから、少なくとも
六年以上は経つことになるなあ。

いや時間の経つのは早いものだ。


某「スタバ」でホットの
「アメリカーノ」を注文するが、なんと
「マグカップ」を置いていない、と言う。

口当たりが悪いので、紙コップで
ホットコーヒーを飲むのはどうも苦手であり、
以前のオレならば間違いなく嫌みのこもった
「毒」のひとつでも吐く場面だが、実に何とも
「爽やか」な対応をするのであった。

「そっか。残念だなあ。コーヒーは
マグカップの方が断然ウマいのに」
「ですよね。私もそう思います。そうそう。
マグカップのデザインが新しくなったの知ってます?」
「海外暮らしだから知らないけど、ひょっとして
マークがエンボス(彫り)のヤツのことかな」
「そーです!それです」
「な~んだニッポンは遅いな。タイはもう
一年も前からあのタイプだよ」
「えー!早いですね~」
「可愛いよねアレ♪」
「可愛いですよね♪」

そう。
オレは変わったのだ。

あの頃より確実に
「丸く」なった。というか
「穏やか」にね。

タイに住んでいればそーなるよ。

だって、いちいち怒っていたら
やってられないもの。


というわけで、
Tちゃんが到着したので、
今から

「ミーティング」です。

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2013年5月14日 (火)

タイの生活でかけがえのないものとは

明日の朝パタヤを出発、バンコクの
イミグレーションオフィスで諸手続きを済ませ、
夜には飛行機に乗る。

さて、二ヶ月間もタイを離れるに際し、ここ最近
「何を恋しく思うのだろう」と考えていたわけだが、
タイ料理でもビーチでも55バーでもなく、おそらく
タイ語なのだろうな、と、今朝
「ふ」と気付いた。

近所の子供達の
「パイナイ(どこ行くの)?」
「パイドゥワイ(一緒に行く)!」という
「お約束」の挨拶が聞こえて来て、なんだか急に
「センチメンタル」な気分になってしまったのだ。

ニッポン語で、特に気兼ねすることなく
ニッポン女子と交わす会話もきっと楽しいだろうけど、
ワケが分からないなりに一生懸命聞き取って、
つたない語彙の中から紡いで伝えるこの国の言葉が、
今となっては普段の生活の中で
かけがえのないものなのである。

イマドキの若いコの言葉遣いを、たまたま
理解できた時などは、彼(女)らに少しだけ
近付けた気がしてやはり嬉しいものだし、
外国人に対してそーいう言葉を遣うことが、
「認めて」くれているひとつの
「カタチ」だとも思える。例えば
「短縮する」とか「隠語」の使用などはよくあるが、
自分のことを示す時に、通常の
「僕」とか「私」ではなく、敢えて
「彼(女=タイ語でカウ)」と言うのがどうやら今
若いコ達の間で流行っているらしく、
「噂」に聞いていたのを直接耳にした時は
「これが例のヤツか!」と感動したくらい。

まあ、現実にはタイ語の実力はまだまだであり、
何を言っているかサッパリ分からなくても一応
分かったフリをして聞き流している現状だけど、
タイガールと会話ができない件についてすぐに
「恋しく」思うのは想像に難くない。それはすなわち
くだらないジョークに笑ってくれたり、
下手なタイ語にもちゃんと付き合ってくれる彼女らの
「優しさ」も含めての話。

よく使う、いわゆる
「お約束」のジョークに、
「ニッポンの女のコはたしかに色は白いけど、
足が太くて短いし、化粧が上手過ぎて
すっぴんになると誰だか分からないよ」
というのがあって、最後のくだりで
「どこ行ったの?」と本人を探す
「ジェスチャー」をするわけだが、
皆様に失礼とは重々理解しつつ、半ば本気で
タイガールを持ち上げる為にそう言っている。

「それに比べてタイガールは足が長くて真っ直ぐで
スタイルも良いし、すっぴんの方がキレイぢゃん!」
というワケだ。

逆に、ニッポン女子にタイガールのことを
面白おかしく話すとすれば、容姿ではなく
「性質」の話になるし、それらに関する
「ネタ」などいくらでもある。


では、いったいどちらが楽しいだろうか。

ニッポンでの二ヶ月で、おそらく

「ハッキリ」することだろう。

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2013年5月11日 (土)

ニッポンのいったい何を恋しいと思うのか

「あ、ニッポンのママーだ!」


テーブル横に積んであるカップラーメンを見て、
C嬢が嬉しそうな声を出す。某
「ママー」とはタイでのシェア断トツ
「インスタントラーメンメジャーブランド」であり、
ニッポンのインスタント麺が
「メチャメチャ」ウマいことも、タイ人周知の事実。

「あ~あ、見つかったか」と、仕方なく選ばせると
貴重な醤油味のベタなラーメンを取られた。

来タイする友人に買って来てもらった大量の
カップ麺の在庫もいつの間にか残り十個余り。

彼女と一緒に某マルちゃん
「赤いきつね」を食べつつ、
「ハッ!!オレは何をしているのだ」と気付く。

そう。
だって、もう間もなく
ニッポンに戻るというのに、何も今そんな
「貴重」なものを食べなくても......。

ただ、前日は朝までさんざん酒飲んで
しこたま酔っぱらったので、うどんの
「だし」がじわ~っと
身に染みたのであった。


いよいよ帰国が来週に迫るここへきて
「う~む。行きたくないぞ」とマヂで思う。

GWに遊びにやって来た師匠やM君の話を聞くうち、
「ニッポンの景気が良くなりつつある」なんてただの
「マボロシ」なのだ、とほぼ確信。おまけに
彼らと一緒に遊んでいれば、当然
「やっぱりタイは楽しいわ~♪」となるわけで、
「ニッポンではこんなこと、まあできない」からこそ、
わざわざタイまで旅行する価値があるのを再認識。

二ヶ月も居ればパタヤが恋しくなるのは明らかだし、逆に
「恋しい」と思うニッポンのモノなんて、先述の
「カップラーメン」をはじめとする食べ物くらい。

では今、
「一番食べたいのは何か」と問われれば迷わず、某
「王将」の餃子だ。

中身など大したことないけど
「カリカリ」「モチモチ」のあの食感。幼い頃から
「鍵っ子」だったオレが本当にお世話になった、某
「王将」の、体に染み付き記憶に擦り込まれた
「ソウルフード」の代表格なのである。

実は昨年、バンコクにも出店済みだが、期待を裏切る
「高級路線」であり、ニッポンの価格設定よりも高く
「庶民の味方」ではないから、まったく困ったものだ。

某「ココ壱」のカレーも某「すき屋」の牛丼も
某「モス」のハンバーガーも、ニッポンの
「六~八掛け」の価格であり、味もほぼ同等。だから、
ニッポンに戻ってわざわざ食べる必要はない。

フツーに考えれば
「今のうちにタイ料理」となるはずだけれど、特に
「思い入れ」のないオレの場合、つい先程も
「プロモーション」価格で半額の、某
「バーガーキング」の
「オニオンリング」を食べたりしているわけで。

ところで、食べ物なんかより
「あっちでできないことをしておこう」と考える。

「お金さえ出せば」大概のことは可能だけれど、実際
「55バー」も「置屋」もないからね。そう思って、某
「〇〇〇」に行ってみたら、何だか
急に悲しくなって来た。

正直、若いニッポン女子のことだって
恋しくないことはなくもない。なのに、
今更ニッポンに帰って
「若い女子と話をしたい」と思っても、現実問題
「誰も相手などしてくれない」件に気付いたのだ。

「キャバクラ」に行って、隣りに座った
おねーちゃんと話してみたところで
「ク〇つまらない」に決まってるし、会計は
「目玉の飛び出る」金額である。
「55バー」なら、女子に
「セクハラ」しまくっても千円なのにな。

では、素人の女子と飲み会でも......。と思っても、
「イマドキ」の若いコはそんなことしないらしい。

ディスコ、いやクラブで
ナンパ?もしくは逆ナン??

ないない、そんなの。
ありっこないってば。

おいおい。いったい全体
「出逢い」はないのか!?

寂し過ぎるぞニッポン!!

居酒屋の若い女子店員に寒い
「ジョーク」なんて言ったら
「ガン無視」されそうだし、こっちで
普段フツーにしてるみたいに、腕とか
「モミモミ」でもしたら通報されそうだ。

あーコワイコワイ。

ちなみに、旅行の最終日前日の朝方、バービアから
M君が持って帰った二十歳のN嬢と寝て渡した小遣いは
タクシー代の二百バーツ、その前の日、移籍した某
「55バー」からペイバーしたC嬢が部屋に泊まりに来て
翌日夕方まで居て、渡した小遣いは千バーツ。

「いやいや。もっとあげなよ!」って話なのだけどね。

そして彼女らは、下らない
「ジョーク」にも笑ってくれる。

やはり若い女子と遊ぶなら断然
タイなのか。

待て待て!違う違う!
そーいえば、今回は
仕事が目的なのだった。

すっかり忘れてたわ。

ははははははははは。


というわけで、明日は某
「esso裏」にでも

行ってくるか。

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2013年5月 8日 (水)

未だにつかない繋がることへの決断

「<line>やりっ放しかよ!」


ディスコに連れて行った55嬢のうち、
オレ担当のMイ嬢が、某韓国製ケータイの
画面から目を離そうとしないのである。

某「インソムニア」にいつも居る
セキュリティーの中でも、一番ゴツい輩を
「この人、私のカレシ」と紹介されて以降、
腕の太さがオレの顔の倍くらいあるそいつにビビって
「エロい」ことをする気など1ナノも無くなったが、
せっかく遊びに来ているのだから、せめてもう少し
相手をしろよ、と言いたくもなる。

しかし、つまりはそーいうことなのだ。

「ライン」ってのは、いわゆる
「チャット」で盛り上がるわけで、画面を見ると
「〇〇〇△△△(タイ文字は読めず)55555!
(「5」の発音がhaaなのでハハハハハ、つまり
wwwwwと同じ)」みたいな文字の応酬なわけだが、
夜中の三時に客を放ったらかしてそんなことに
「夢中」になるのが、イマドキの若者の典型的姿。

こんな時、
1本人をソファーに正座させ、
「皆で盛り上がっているのだから空気読め」と説教。
2仕事中のカレシを呼び付け、
「貴様のオンナは態度が悪いぞ。
ちゃんと教育しておけ」と説教。
3放置する。から選ぶなら当然
3であろう。

テキーラ何杯飲ませてもちっとも酔っぱらわないし。
ちぇっ。つまんないの。

いや。そんな感じでもホントは
充分に楽しかったのだ。


深センのTちゃんから電話があって
「SIMフリイ」の某
「i-phone」が安く手に入るらしいのだが、
いよいよここは
「決断の時」なのだろうか。

タイは通信料が安いので、さほど
維持費は掛からなそう。しかし、長い間
「SNEP」を貫き通してきたオレが、いきなり
世間とまともに繋がろうとしたところで、やはり
ムリがあるのではないかと。

そもそも、誰からも
「縛られたくない」のに誰かと
「繋がっていたい」なんて
「矛盾」してはいまいか。
そーいう意味で、
「ブログ」は一方的であるし(コメント欄なし)、
「ミクシィ」は、今まさに
「誰もやっていない」からこその価値で貴重だが、
「Facebook」や「line」「Twitter」をやる
必要性などまったく感じなかった。

ただ、今回の帰国を前に、基本本名登録らしい
「Facebook」は鬱陶しそうだからともかくとして
「line」ならまあやるだけやってみてもよいかな、と
少しだけ思ったのだった。それはつまり新たな
ニッポンとの繋がりを作る為にね。

未だに決断がつかないのは、おそらく現在の
「自由な生活」から逃れたくないという
「精神的拒絶」なのだろうが、現実問題
いつまでもこのままでは居られないのだから。

「たかが」ではあるが
「されど」なのは性格的に単純で
「ハマり」やすいことに由来する。

実際、女子友達との
ケータイのメールのやり取りが
「大好き」だっただけにね。

まあいい。今更
焦る必要もないし、ニッポンに帰ってから
状況を見て考えることにしよう。


それにしても、この何日間は
マヂでよく遊んだな。

腰が抜けるほど〇〇〇スしたり踊ったりしたが、
最近ゴルフを一日二ラウンド廻ったり
サウナのプールで泳いだりしてるからか、
不思議に体がしんどくない。特に
腰の状態が悪くないのはヒジョーにいいことだ。

そして、友達が来る度に触れる、タイの
「ディープ」な部分も刺激があって良い。
一人でのんびり暮らしていると忘れがちな
この国の魅力を、あらためて感じるのだ。
ていうか、あれだけ
「大笑い」することって、最近の
日常生活ではあまりないからなあ。


彼らは皆、キッチリ
「リフレッシュ」できたのだろうか。

少しでもお役に立てたのなら
良かったと

思うのです。

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2013年5月 4日 (土)

某「はるやま」のスーツだけは、どーしても着たくないのです

「よくそんなこと思い付くね!」


「esso裏」を散歩(?)中、
とんでもないことを言い出す師匠。

「悪魔道」においてはまだまだ
「ヒヨッコ」のオレからしてみれば
「その発想はないわ~。マヂで」と、
まったく畏れ入るばかりである。

いずれにせよ、日頃完全に
「お一人様」行動のオレにとって、気のおける
「仲間」と共に過ごす時間はかなり
「レア」であり楽しくもあるわけで。

例えば、昨日
「シーシャ」を吸いに行ったアラブ人街なんかも
普段一人で出掛ける気にはなかなかならないけど、
あの一種独特なエスニックムードを味わう度
「これはこれでアリだなあ」と、一酸化炭素
「吸入効果」で「ふわふわ」しつつ思ったり。

しかし、あの店のオカマちゃんにはビックリだ。

たまたまTV中継でステージ上に勢揃いしていた
「ミスユニバース」候補のキレイどころの方が
よほどオカマっぽく見えるくらい、フツーの
女子にしか見えなかった。ところどころ
「ゴツ」い体型と、いかにも
「作られた」ような不自然な美しさが特徴の
タイのオカマちゃんの中にも、あーいった
華奢で小柄な分かりにくいタイプがたまに
混ざっているから、こっちとしては困ってしまう。

ただ、
「行けるか」と言われれば、実際
「ムリ」なわけで、師匠もそこは
同意見だったが......。


さて、仕事柄現役大学生と絡みのある師匠から
「イマドキの若いコ達」の噂は兼ね兼ね聞いていて、
「接し方」「扱い方」が難しそうなイメージを、確かに
なんとな~く持ってはいた。

しかし、今回、某
「〇〇〇〇」のテコ入れの為、現場の
学生アルバイト達に対する
「教育戦略」について相談しつつ
「げんなり」してしまった。

十四年前に某カフェを作ってから
「ナゴヤを盛り上げよう!」などと
若い衆達に勇ましいことを言い続けて来たが、
あの頃はまだまだ(オレが見る限り)
「元気の良い」コがたくさん居たし、
店を使って彼らと共にやってきた様々な
「取り組み」はとても楽しかったものだ。

ただ、結局は
「打っても打っても響かない」ことに業を煮やし
深~い挫折を味わったわけで、まあそれはそれで
今となってはいい想い出でもある。

では、いったい何故
そんなことをしていたかと言えば、ナゴヤが
「(TOKIOなど)他の地域に比べてダサい」という
「イメージ」をなんとか払拭したかったからで、
例えば、大物アーティストによる
「ナゴヤ飛ばし」がどーにも気に入らなかった。
がしかし、所詮
「田舎」は「田舎」であり、背伸びをしたところで
どーしようもないという事実を噛み締める一方、
「少なくとも自分だけはカッコよくありたい」と、
当時は思っていたのだ。

ところで、
「カッコいい」って何?
「ダサい」って何??という話である。

それが一昨日、チムヂュム鍋をつつきながら
「げんなり」としてしまった原因なわけだが、
昭和四十年生まれのオレが感じる
「カッコいい」と、現代の若者の
「カッコいい」がとんでもなく
「乖離」してしまっている現状を知り、
「愕然」とする。だって、実際オレの
「カッコいい」は彼らにとってむしろ
「ダサい」というのだから、これはもう
とんでもなく恐ろしいことではないか。

もう五年も店を放ったらかしておいて、
スタッフの顔もほぼ知らぬ中、某
「イーパラ」にオーナーの一人として登場する際、
「相応しい」服装をしていかねばならないわけで、
「<はるやま>の二つボタンのスーツがいいですね」
などと、師匠はおっしゃる。

「いやいやいやムリムリムリ。スーツなら
ポールスミスかキャサリンハムネットか、とにかく
英国ブランドぢゃないと......」と反抗するオレを制し、
彼が言う意味はつまりこーいうことだ。

「フツー」からはみ出て突出することを、
「イマドキ」の若いコは好ましく思わず、むしろ
「逆効果」である。

オレが勝手に
「カッコいい」と思っている、スリムな
「英国製三つ釦スーツ」を着て、買ったばかりの
「BMW1シリイズ」を従業員用の駐車場に停めて、
「私が東南アジア地区担当の専務ホンダです」と、
耳にピアスを光らせてニコリと挨拶したら、即刻
大学生スタッフ達の
「Facebook」が大変な騒ぎになり
「Twitter」が炎上する(大袈裟?)らしいのだ。

「ウチのオーナー怪し過ぎる~wwwwwww」
「とんでもない勘違い系登場!乙wwwwwww」
「二ヶ月も居るらしいよ。どーする????」
てな感じか。

う~む。困ったなあ。
どーしたら良いのか。

師匠の言う通り、某
「はるやま」の二つ釦のネズミ色のスーツに白シャツで
ごくフツーの人を演じスタッフから共感を得て、
彼らの心を上手く掴み、仕事に対する
「モチヴェーション」をアップせるべきか、それとも、
ナメられて笑われてスゴスゴと引き下がるか。

いや。もちろんよく分かっている。
「サーキットの狼」世代のオレが
「エンジン音のしない車なんて車ぢゃない!」などと
いくら力説したところで、今が
「そんな時代ではない」という件なんて。
ただ、
「他人と違うこと」が個性であり、
「無難」や「普通」でないことが
「カッコいい」と信じて生きてきた以上、それを
「ダサい」と思われてはもう
どーしようもないではないか。

なんだか、ニッポンの将来を憂うのが
アホらしくなってきた。いくらその
「責任」がオレ達オトナ側の
「教育」に起因するとは言え、
「それならそれで勝手にやれば」と言いたくなる。

オレはめちゃめちゃ楽しい人生のまま死んでいく。

お前らはお前らで好きに生きればいいさ。

それを
「いいね!」と思うのならば
それでいいのだ。

ヴァーチャルな仲間達と、このまま
ヴァーチャルな人生を暮らすがよい。


でも、まあ仕方がない。

仕事だから、今回は某

「アオキ」のスーツにしよう。

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2013年5月 2日 (木)

季節なんて三つもあれば充分なのだと思う

「今日はいけるかも!」


午後六時。

ひさしぶりに行った、某
「スタバ」のテラス席で、
沈みかけた太陽と廻りの状況を見て思う。
よーするに、雲などに邪魔されず夕陽が
海にキレイに沈むシーンが見られそうってこと。

予想通り、三十分後には
実に美しい日没を拝めた。

いやいや。これって案外
「レア」なシーンであって、だいたいは
雲に邪魔をされてしまう場合が多いし、そもそも
この時期以外のパタヤビーチだと、角度的に
近くにある島の上に陽は沈むのだ。

さっきまであんなに眩しかった太陽が、
水平線に接触する頃には柔らかな光となって
十数秒で消えてしまうまでを目に焼き付ける。

その後、空が完全に暗くなるまでの約一時間は
地球の自転を感じつつ宇宙の神秘を想う時間だ。


「カーナヴィ」をつけたまま車でアパートに戻ると
海のすぐそばに住んでいることが分かるのだが、
普段あまり意識していないんだよね。

「せっかくならば」と、海の近くに
部屋を借りたにも関わらず、頻繁に
日光浴や海水浴をするわけでもないのは、
ビーチまでは少し距離があるからか。
徒歩圏内にある海はいわゆる
「漁港」なので釣りしかできないし、某
「IKEA」でわざわざ買って来た折り畳み式
「デッキチェア」など、結局、未だに
畳んだままベランダに置きっ放しなのだ。

魚釣りもマリンスポーツも一切やらぬオレ。結局は
「海の近くに住む」ということに憧れていただけか。

ただ、少なくとも都会で暮らすよりは
自然を身近に感じられるし、それだけで
充分と言えば充分なのだけれど。


さて、季節はいよいよ夏本番だが、
エアコンなしで何とか凌いでいるのは、
窓を開け放って風通しがいいからかな。
西陽が射す夕方はかなり暑いが、それでも
扇風機を廻していれば、さほど問題はない。

ていうか、オレは元々
暑いのがさほど苦にならない。いや、
蒸し暑いのはダメだけど、ある程度
乾燥さえしていればだいじょーぶだから、
タイの気候が体に合うのかも。もちろん
雨期になればある程度湿度は上がるけど、
実際大したことはないしね。

逆に、寒いのはムリ。
冬なんてもう一生いらない。

常夏の国はメリハリがない。
と思われがちだが、タイにもちゃんと
「三季」があって、それぞれ趣が異なる。
タイの人達がどう思っているかは知らぬが、
ニッポンで長い間
「四季」の移り変わりを経験してきたオレには
よ〜く分かるのだ。

例えばフルーツなど
「旬」のものだってもちろんあるし、
身近なところでは某
「シズラー」のサラダバー内のパスタのソースが
「クリイム」から「トマト」に変われば
「ああ、夏が来たな」と分かる。

夕陽が海に沈む場所も時間も季節によって
「ズレる」わけで、日が長い今だと六時半、
乾(寒)期なら六時には日没なのである。
そして、雨期になれば例の
「夕陽のショー」など滅多に見られず、今度は
「稲妻のショー」が始まり、最終的には
「洪水のショー」(?)となる。

フルーツがウマいのも雨期。
マンゴスチンライチなどは本当にウマい。逆に
他のフルーツの味はフツーだな、タイの場合。
値段は安いけど、やはり
ニッポンの味にはまったく適わないね。うん。


とにかく、季節なんて三つもあれば充分だし、
それなりに変化もあるってこと。ま、確かに
「ファッション」に関しては寂しいのも事実。
ただ、重量物が必要ない分、コストは安いし。

今は海に住んでるけど、飽きたら
山もいいかな、と思う。

北の方に行けば、景色の美しい
山もたくさんあるし、気候もまた違うだろう。


そういった意味においては、
ニッポンに帰る理由はないなあ。

特に、夏は蒸し暑く
冬は底冷えするあの

ナゴヤなんかに......。

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