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2013年8月 5日 (月)

お客様にイヂられるのは光栄なことなのである

しかし、よくよく考えてみれば、それはある意味
「素晴らしい」ことなのかもしれない。だって、例えば
「山ピー」に似てるマヂ物のイケメン店員に
「おにーさんって山ピーに似てますよね。キャー」
だったら、まあよくあるごくフツーの話だが、
「テリー伊藤」だの「笑福亭笑瓶」だの
「似てる」と言われたところで、決して
「嬉しくない」類いの芸能人に、しかもただ単に
「外観のイメージがカブる」程度のレヴェルで、
そうやって仕事中の飲食店スタッフに声を掛け
「笑いの対象」にするというのは、実際問題
なかなかに勇気が必要な行為なのではないか。

裏を返せば、よーするにオレ自身が
「そーいう(ことをしても許される)空気」を
作り上げているからに他ならないからであって、つまり
「フレンドリイ接客」を心掛けているこちらからすれば
「とてもありがたい」話なワケであり、逆に
「光栄」と思って差し支えないのでは。いやいや
「光栄」というのはもちろん
「笑瓶に似ていて」ではなく
「お客様からそんな風にお声を掛けていただいて」
という意味においてである。

そーだそーだ。
そーに決まった。

シチュエーションを説明すると、いずれも若者の
「団体客」(少なくとも四名以上)であり、
「男女(ほぼ)均一」な中、昨日のケースならば
「ああ。なんだかいい雰囲気だなあ」と
羨ましく感じたオレは、席に案内する時点ですでに、
(並び順にやや手間取っているタイミングで)
一つだけ空いていた席に自らが客の体(てい)で腰掛け
「これでしっくりきますかね」という
「つかみ」のジョークをカマしてあった。

「n.v.cafe*」時代にはよくやっていたネタの一つだが、
「上級編」と言えなくもない、というかまあ
フツーの店ではやらない類いの
「リスク」もあるジョークだし(変な店と思われる?)、
「自分の店だから(責任が取れる)」という
「バックボーン」ありきの行動とも言えるわけで、
その雰囲気を感じた上でのお客様の発言なのだから、
決しておかしな話ではないのだ。もちろんそのネタは
「鉄板」でウケるし、お客さんが
「こんなネタができるってことはこの人ってきっと
<そこそこ>の立場の人なんだろうな」と感じつつ、
楽しい雰囲気の中複数の女子を笑わせたくて
「店員をイヂる」という行動に出る気持ちが、
オレにはとてもよ〜く分かるのである。

「お客様と少しでも近づきたい。
垣根を取り払いたい」という件が店の
「コンセプト」であるならば、それはかなり
「究極」に近いところまでいっている
「例」なのではなかろうか。と、まあ、
「笑瓶」に例えられた瞬間の
「ネガティヴ」な気持ちを、
「ポジティヴ」に持って行く為のストーリイを
頑張って作ってみたのだが、つまりは
「そーいうこと」だ。


人生を楽しく生きる為、
常日頃からそんな風に

考えることにしている。

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