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2013年10月28日 (月)

異国の地で受ける仕打ちが時々哀しい

「今日はムリ。明日来て」


「もう勘弁してよ!」と思う反面、
「今更驚くこともないか」と諦めてもいた。

ただ、その件よりも、
どこまでいったってオレの立場なんて所詮
そんなものなのだ。という哀しみについて、
あらためて考えさせられることとなる。

異国の地で外国人として暮らすの
はやはり
「並大抵ではない」という紛れもない事実。

仕方のない話ではあるのだけれど。


日常生活で
「イラッ」とする原因はいくつもあり、例えば
「渋滞」「蚊に刺される」などいかにも
「単純」なものはまだ良いとして、
「コミュニケーションがうまくとれない」という
「ケース」はどーしても尾を引くし、何故か
「哀しみを伴う」のには参ってしまう。

もう五年もタイで暮らして、普段はほぼ
言葉に困ることなどないにせよ、やはり
肝心な時はまったく使い物にならない自らの
タイ語力に、愕然とするのである。

今回、タイの大手某
「〇〇〇〇銀行」で起きた一連の出来事は、
分かりやすい事例なので書き留めておこうと思う。


いつも買い物に行くので便利だろうと、某
「BIG-C」隣接の某
「〇〇〇〇銀行」支店に初めて訪れたのは
十日も前のことだったか。

数年前に口座を開設、八月で満期となった
定期預金の更新の件で尋ねたところ、
「ここで申し込んでからパタヤで新たな
手続きをすると手数料がかかる」とのことで、
ニッポン人も同席の上確認した結果、
パタヤの支店で申し込んだ方が良かろうと
考え直したためであった。

その時は気付かなかったのだけれど、結局
同支店で新たに口座を作った後で
定期預金を組む、という話らしく、
免許証ではなくパスポートが必要とのことで
あらためて出直すハメに。しかも、
定期預金窓口の担当者はいかにも感じが悪く、
何言ってるのかサッパリ分からぬ上最初から
「タメ口」でホスピタリティーの欠片もない。

で、数日後出掛けると、今度は別の担当者が
「テキパキ」と対応してくれるも、やはり
「タメ口」であり、よーするに彼女らは
「こんな貧相なニッポン人、テキトーに
あしらっておけばいい」くらいの感覚しか
持ち合わせてはいないのだ。だって、仮に
客が年上のタイ人ならば間違いなく
「カー」と語尾に付けるはずだし、もしも
オレのことを年下だと勘違いしたとしても
「言葉もロクに喋れない外国人」という
態度があからさまだったから。

それでも、彼女はまだ感じ悪くはなく
「車のメーカーは何?」と尋ねてきて
「車は日産でバイクはヤマハ」と答えると
「ハハハハ。ホンダぢゃないんだ」とありがちな
世間話をしたりもするが、あくまでも終止
「タメ口」なのである。

もちろん普段からそーしているようにこちらは
最初から最後まで丁寧語である。

実際、頑張って勉強して大学を卒業し、苦労して
大手銀行に就職した彼女らは、当然のごとく
「高~いプライド」を持っているに違いない。
だとしても、いや、
だからこそ、どんな客が相手だって
「丁寧語」を使うべきではないか。

ひょっとして、タイでは
「例えお客であろうと、年下には語尾に
<カップ、カー>と付けなくとも良い」と
教育されているのかもしれないが、
それもどうかと思うよ。

とにもかくにも、被害妄想の強いオレとしては
「ああ。言葉も上手く喋れない外国人なんて
所詮こんな扱いかよ」と、
イジケてしまうのだった。

口座ができ、キャッシュカードもその場で
「バリバリ」と剥がすと、窓口担当は
「ATMで暗証番号を変更して来て」と、
近くに居るコを捕まえて指示を出す。
明らかに新人っぽいその彼女ですら
「ぢゃあ番号押して」とタメ口なのだが、
ちゃんと親切に対応してくれる。

バンコクの口座からパタヤに送金して
定期預金に預けたい旨を伝えると、
用紙に記入してくれて窓口まで案内。
しかし、今度は窓口で
「時間的に送金ができないから明日来てくれ」とのこと。

時計を見ると二時過ぎ。
しょーがないなあ、と出直すことに。

で、翌日。
新人ちゃんが居たので彼女に頼むと、
ATMを使って送金してくれるも、どうやら
限度額を超えるみたいで、ケータイで
どこかに電話をしている。
最初は英語で本人確認をされ、続いて
ニッポン語でまったく同じことを。結局、
数十分掛かってやっと手続きができたらしく
無事送金できたわけだが、今度は
「定期預金は来週からしかできない」と言われる。

理由を聞いてもまったく分からず、とにかく
「月曜日、いやいや日曜日にもう一度来て」と
彼女が言うので、
「日曜日なんて休みでしょ?」と聞くと
「いやウチは年中無休なのよ。とにかく
日曜日に来てね」と、何故か日曜日を推す。

「だいじょーぶかな」と不審に思いつつ、二日後の
日曜日に行くと、新人ちゃんが居ない。で、
違うコに尋ねると
「定期預金は月曜日から金曜日まで」と
冷たく一蹴される。
「いやいや。お宅の社員が日曜日に来いと......」
「とにかくムリだから」

ま、そりゃそーだよな。

で、今日行ったら新人ちゃんが居たので、
別に文句を言うこともせず
「定期預金よろしく!」と言ったら、
窓口の社員と話をして
「今日はムリだから明日にして」と。

「え。どーして?」
「〇〇△△かくかくしかじかでとにかく
明日以降でないとダメなの」
「そーなんだ......。ちょっと用事があるから
金曜日に来るわ」
「分かった。金曜日ならいいよ」

いったいどないなってんねん!!

そりゃね、オレはヒマだから全然いいよ。でも、
フツーに仕事してる人とかだったら、ちょっと
「アタマニクル」んぢゃないかな。
ニッポンの銀行ではもちろんあり得ないけど、
もし同じことされたら多分
「一暴れ」するだろうなあ。


ただ、よくよく考えるとこれはオレが
舐められてるというか
「蔑ろ」にされてるに他ならないのだ。
タイ語がもっとちゃんと話せて
意思の疎通が果たせていればおそらく
こんなことは起きない。

だから哀しいのである。

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2013年10月25日 (金)

かなりマニアックな放置プレイとしか思えない遊び

「ウェーユーカムフォーム?」


観光都市のパタヤでは、初対面でそう
尋ねられることが多く、例えば
「55バー」などではすぐにニッポン人とバレて
「アナター。オゲンキデスカ~」などと
声を掛けられるオレもディスコではやはり
「タイ式英語」の洗礼を受けることとなる。

そう。
昨晩、相当久しぶりにパタヤで、某
「〇〇〇〇」と「〇〇〇〇〇〇」に
顔を出して来たのだ。

バンコクと違い、パタヤでは某
「ハリウッド」(観光人御用達ディスコ)を除いて
「アウェイ感」がハンパではないワケで、
おおよそ観光客の西洋人を相手に
「逆ナン」(ほとんどの場合売春)目的で来ている
タイガール達からすれば、実際問題
ニッポン人になどこれっぽっちも
「用はない」という雰囲気が
「アリアリ」なのである。

「公用語」は当然のごとく英語であり、
せっかく頑張って覚えた言葉を
「使わない手はない」とばかりに、こちらが例え
つたないタイ語で答えたとしても、やはり
「キッチリ」と英語を被せて来るのは必至。

しかも、観光客のニッポン人ならまだしも
パタヤ在住とあっては、あちらからすれば
「おとといおいで」と言わんばかりの
「冷たい扱い」となっても仕方はあるまい。

ま、それはオレの勝手な妄想であって、
ちゃんとお金さえ使えば彼女らからしても
「客」は「客」なのだろうが、どの道
「まともに金を使う気のない」こちらの意図が
「見え見え」なのだとすれば、当たり前の話だ。

初対面の
「セミプロ」もしくは「(元)プロ」の女子に
「ホイホイ」と気前良くドリンクをご馳走して
「今夜は楽しくやろうぜ~!イェ~イ」などと
「スマート」に遊べる甲斐性など、残念ながら
今のオレはまったく持ち合わせていないのだ。

だから結局、隅の方で
「コソコソ」と飲みつつ踊っているしかなくて、
そんな暗い輩に声を掛けて来るのは心優しい
おばちゃんくらいのものであって、彼女らも
中途半端なタイ語しか話せないニッポン人の
扱いには、さすがに困ってしまうに違いない。

そもそも、オレがその手のディスコに行く目的は
「ナンパ」などではなく、酒でも飲みつつ、軽く
踊りつつ、スタイルの良いタイガール達の
「セクシイダンス」を眺めることなのだから、
「アウェイ」でもまったく問題はないのだが。

ただ、そんな華やかな場所に
ずーっと独りで居ると、何だかだんだんと
寂しい思いが募って来るのも決して否めない。

「シーシャ」を独りで一時間以上吸い続け、
「サンミゲルライト」を何本か飲みながら
踊ったり座ったりを繰り返して約三時間半。
「そろそろおいとましますか」と階段を降り、
店もほぼ閉まってオカマちゃんだらけとなった
ウォーキングストリートをトボトボと歩いて、
アスファルトの舗装や補修を繰り返した
「凸凹道」のセカンドロードを、上を向いて
「ブーン」とスクーターで帰ったのであった。

涙がこぼれないように......。


「ドS」級の確信犯的
「自分放置プレイ」ならまだしも、フツーに
「遊び」としてこれを楽しめるようになれば、
かなりの上級者と言えるのではなかろうか。

ただ、ニッポンで何度かクラブに行った時の
「つまらなさ」加減に比べればかなりマシだ。
雨季で客が少ないとは言え、深夜一時には
テーブルも埋まりほぼ満席状態であり、
「予定調和」のお約束ソングに合わせ大量の
タイガールが腰をくねらせ踊る姿は、やはり
「一見の価値あり」と思える。

時期の問題なのか男女比率にしてもかなりの
「買い手市場」なのは間違いなく、普段なら
かなり高めの年齢層であるはずなのに、
活きの良い若いコが目立ったのは、やはり
本業での稼ぎが乏しいせいなのだろうか。実際
「このレヴェルなら持ち帰ってもいいかな」と
本気で思えるコもチラホラ居た。

ま、どちらにせよ、
パタヤのディスコに関しては、
少なくともニッポン人の場合、やはり
女子同伴の方がきっと楽しめるに違いない。

もしくは、例えタイ語少しが話せようとも
英語を駆使し、観光客を装ってハイテンションで
「ナンパ」を繰り返すのがよかろう。

いい年をしたおっさんが
「パタヤに住んで一年なんだ......」と
「ボソボソ」とタイ語で話したところで
誰も相手にしてくれる

はずなどないのである。

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2013年10月24日 (木)

タイの魅力と、その最も有効な利用方法とは

先方から何度か電話があって、結局
「今回はさすがに急過ぎたので、次回、又
案内をお願いします」ということになった。

ご本人とは一度お会いしたみたいで、
いつものクセでどうせまた
「調子のいい話」をしたに違いないから、
少しだけ胸が痛んだが、まあ仕方あるまい。

お陰でここ何日かのんびりと過ごせたので、
ようやく完全復活できて良かった。

それこそがタイに住む一番の
「メリット」なのだから。


一方、同じ頃に
深センのTルちゃんから連絡があり
「知り合いの女子がタイに移住するらしいので、
指南してあげて欲しい」という話。たまたま
来月の五日にバンコクにやって来るらしく、
七日からしばらく滞在することだし、まあ、
中国からタイに移住すると言うならば
協力するのはやぶさかではないし、もちろん
「スウィッチ」を切り替える必要もない。

もう五年も海外に住んでいて、
「中国に疲れた」という理由で
「気に入った」というタイに移り住む
三十代後半の女子か。きっとなかなか
「ガッツ」のある人なのだろう。

そしてもう一人。

昨日メールで連絡があったのは、今回の
ニッポン滞在中店まで訪ねて来て
「いずれタイに行きたいのですが......」と
相談を受けていた人物。元某
「〇〇〇〇〇〇〇」のキッチンスタッフのJ君は
四十越えのいい年だが、どうやらニッポンでは
なかなか居場所がないのだとか。

満を持していよいよ来るらしく、今回は
八日間の滞在で、後半パタヤに寄りたいとか。
友達関連には、一応
「今パタヤに住んでいるので、
訪ねて来てくれたら遊んであげる」と
「釘」を刺してあるのだ。

彼もまた、
「仕事さえあるのなら移住したい」と言っており、
もし本気なら多少は役に立てることもあるだろう。

それにしても、友達の少ないオレでさえ
短期間にこれだけ知人がやって来るタイという国。

いったいどこがそんなに魅力的なのだろうか。

今更言うまでもない分かりきったことは別として、
「移住したい」というような人達は、おそらく
「窮屈」なニッポンがイヤなのではなかろうか。

ただ、オレは正直思うが、
「何もせずのんびりフラフラする」には
「最高」の場所だとしても、現実問題
仕事しながら暮らすとなると話は違い、
「キツ」い部分が多々あるはずなのだ。
タイ王国独特の魅力的な
「ユルさ」が、ビジネス面では逆に
「命取り」になるのでは、と。

まあ、実際仕事しつつ暮らすのなんて
どこの国でもキツいのは当たり前だし、
考え方次第なんだろうけどさ。

五年間、常にタイで
「何かやろう」と考え続けた結果
「何もしていない」わけであって、
今となって思えば、それが
「ベストチョイス」だったような気がする。

もしオレが彼らの立場で
「仕事しつつ暮らして行く」としたのなら、
果たしてうまくやっていけるかどうか
まったく自信がない。

「リタイア」生活者、もしくは
「無職」の人間にとって最高に
「居心地の良い」国。それが
タイなのである。


その昔、
「タイには若いうちに行け」というような
旅行会社のキャッチコピイがあったが、
完全なる間違いだ、と個人的には思う。

「タイには年をとってから」。

これが真理なのだ。

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2013年10月20日 (日)

切り替えが頻繁でショートしそうなスウィッチ

「えっ!今月のですか!?」


二十一日からと聞いて最初は
来月か再来月かと思ったのに、まさか
数日後のこととは驚きを隠せなかった。

国際電話での説明によると、今度の
月曜日から水曜日にタイに滞在し、まず某
「〇〇〇〇〇」(△△△△の工場)を見学、その後某
「××××××」の工場も見学したいので、
「何とかならないか」という話だ。

確かに、某
「××××××」の工場は去年一度訪れているし、
社長にはタイとニッポンで各一度会ってもいる。
しかし、前回は車に乗せてもらったので正確な
位置は把握していないし、しかもいきなり
「ニッポンから偉い人が来るから、明日にでも
御社の工場を件見学させて欲しい」などと、
簡単に頼めるような間柄ではまったくない。

また、現時点で飛行機の便名滞在ホテル名日程等
一切分からず、おまけにどうやら
「現地コーディネーター」が付かないようなのだ。

「てことはオレが案内役ってこと??」

相手は大御所と呼ばれるような高齢の
プロダクトデザイナーとのこと(面識なし)。
どうせ頑固でワガママに決まっているし、
これはもう相当に無茶苦茶な話ではないか。

「いやいやいやさすがに話が急過ぎるし、
<無料ではない>と先方に伝えて下さい」
「とにかくまず、この旅行を
<仕切っている>人と話をさせて下さい」

以上二点を伝え、とりあえず
電話を切ったのが一昨日のこと。

それ以来連絡はない。

オレはいったいどーしたら良いのだ。


タイに住んでいると、結構な頻度で
ニッポンから知人が旅行にやって来る。

「会いたい」と言われれば悪い気はしないし、
タイを気に入ってくれればこっちも嬉しいし、
「せっかくだから」と案内に熱も入るものだ。

当初はそれも楽しかったけれど、度重なれば
段々と億劫になってくるわけで、特に
パタヤに引っ越してからは
「バンコクに行くこと自体」が苦痛であり、
正直かなり気が重いのである。もちろん
パタヤまで来てくれるのなら、喜んで
どこにでも案内するが、渋滞の大都会
バンコクでは移動するだけで一苦労なのだから。

ましてや、ただ単に旅行に来た友達の
「アテンド」ならともかく、少しでも
仕事が絡むとこれはかなりツラい。何故なら
「スウィッチ」を完全に切り替えねばならないから。

普段、パタヤでは完全に
「オフ」状態のオレ。

先週、仕事でバンコクに居た時は当然
「オン」に入れっ放しだったし、精神的に
相当しんどいのは当たり前の話であり、
たった五日間なのにグッタリしてしまった。

ニッポンでも、四ヶ月半もの間
スウィッチをオンにしていて、慣れない
ニッポンの環境の中、まるでずっと
「泥の中を泳いでいる」ような感覚だった。

それはもちろん、四年半もタイの
「ゆる~い」環境で身も心も
「リラックス」しきっていた為であり、
「オフ」状態に体がすっかり
馴染んでしまったからだろう。

できればずっと
「オフ」のままで居たいのに、
現実には適わない。
分かってはいるけれどこうも頻繁に
気持ちを切り替えるのは、なかなか
大変なことなのだ。

四ヶ月半振りにようやく
パタヤに戻り、仕事も一段落して
「ホッ」としていた矢先だった。

「しばらくはゆっくりできるな」
と思っていたらこれだ。

もー本当に勘弁して欲しい。

こーなったら
「倍返しだ!」と、
ワケの分からないことを
言ってみるくらいしかない。


とりあえず、しょーがないので明日は
バンコクで待機してみるが、相当
「ファンキイ」な出来事が
待ち構えているような気がしてならない。

「スウィッチ」が壊れてしまわないよう

祈るのみである。

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2013年10月18日 (金)

侍魂を取り戻さねばならない

古くても、狭くても、多少
ホコリが溜まっていても、例え
大雨が降ると壁のクラック(ヒビ)から
水が漏れてくるとしても、やはり
我が家が一番リラックスできるのである。

バンコクに五日間滞在し、某
「Tune Hotel」に四泊したわけだが、特に
何をしたというわけでもないのに、
ものすご~く疲れてしまい、帰り路の運転中
「M150」を飲んだだけではまだ眠くて、禁断の
二本目に手を出すほどだった。

さすがに忙しかったらしく、
インラック首相は来なかったけれど
(政府からは観光スポーツ庁の政務官が来た)、
「飛騨牛プロモーション試食会」は無事終了。
ワガママと評判の外務省出身の岐阜県知事も終止
「ご機嫌」だったし、某
「コンラッドホテル」のレストランでは
「飛騨牛」を扱ってくれることになりそうだし、
まあ、めでたしめでたしである。

三階にある直営の和食レストラン某
「きさら」の料理長S藤氏はとても気さくな
オモロいキャラの人であり、厨房を
好きなように使わせてくれたので、商品の
「白川郷らーめん」も滞りなくスムーズに
提供できて何よりだった。ただ、すぐ横の
鉄板で次々と焼かれる最上級(五等)の
本当に本当に見事な霜降りの牛肉ステーキと、
目の前を頻繁に通り過ぎる
軽く炙った飛騨牛が乗っかる寿司については、
一口も口にすることができなかったのはまあ、
残念で仕方なかったが。

他にも、柿栗椎茸トマトほうれん草から何と
鮎まで(ハンドキャリイで持ち込んだ)、
岐阜県の特産品の数々が様々な調理法で
ゲストに振る舞われたわけだが、
パーティー終了後一通り味見をしてみたところ、
「断トツ」にウマかったのはトマトだった。ま、
オレがトマト好きな件もあるとは思うけど、とにかく
ソテーした厚切りトマトはメチャメチャ甘いし、
スープもスゴくおいしくてビビった。

というわけで、昨日の早朝と夜にそれぞれ
SゲちゃんとTグッちゃんを空港まで送り届け、無事に
「ミッション」を果たした後その足でパタヤに戻った。

「パリッ」とスーツを着てビジネスマンの人達と
いろいろ話をしたり、大使館の車に乗せてもらい
政府の役人に贈り物を届けたり(付き添い)
していると、何だか自分が
「ちゃんとしている」ような錯覚を起こすが、
現実には、異国の地でただ
「フラフラ」しているだけのダメ人間なワケで、
この国に滞在するヴィザすら持っていないのだ。

だから、月末にはラオスまで
観光ヴィザを取りに行かねばならない。
そのことを思うとやや憂鬱だが、しょーがない。
ま、それまではせいぜい
のんびり過ごすことにしよう。


五日間で計九回マッサージの店に行ったけど
(「ソープランド」もタイでは
「マッサージパーラー」と呼ばれそこに属する)、
昔から思っていた
「背中を施術する時に、肘で
<グリグリ>やるのは何とかならないものか」
という件(痛いだけで何の効果もないし、
あれはどう考えてもサボっているだけだ)を、
ついに解決した。

最初にマッサージ師を呼んで
「ミーティング」をするのだ。

「背中をやる時、肘を使うのは一切禁止だ。それと、
最後に飛行機みたいにグルグル廻すのもなしだぞ!」
などと、動作を交えつつ懇々と説明し、最後に
「もし上手かったらチップを弾む。でなかったら
二十バーツしかやらない」と言う。すると必ず
「ケケケケケケ。そんなこと言わなくたって、
私達別にチップの(たくさんもらう)為に
仕事してるわけぢゃないから」と笑うが、実際
「効果」はてきめん。帰り際にチップを
百バーツ渡すと、皆、満足気に受け取る。

最初なんか、Sゲちゃんの担当者が
「真剣にやったら指がメチャメチャ痛かった」
と言って親指の付け根を押さえていた。
てことはつまり、普段いかに
「肘を使ってサボっているか」という話だ。

それが分かってオレはとてもスッキリした。

今後ヤツらに肘を使わせることは
二度とないだろう。


今回の収穫はそれくらいだったが、それも
「マッサージ」の内容に相当こだわる
Sゲちゃんのおかげだ。

気が小さくて、思ったことを相手に
「キチン」と伝えられないオレは、元々
「侍魂」を持ち合わせていないのだ。

日々命がけで生死の間を彷徨うように生きている
「侍」ならば、何だってきちんと要求できる。
二ッポン人がすっかり失ってしまった
「侍」の精神を、再び取り戻さねばならない。
海外で生き抜いて行くには、まさに
それが必要なのだ、と。

解釈がちょっと違うような気もするが、
そんなことをあらためて

思ったのであった。

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2013年10月14日 (月)

「つなぎ」に関する思い入れに、プロ意識の神髄を見た

「タピオカだな」


大喜びでオレが頼んだざる蕎麦を
「一本だけちょーだい」と言って
「ツルッ」と口に入れたその瞬間、
「キュッ」と眉間にしわを寄せて
ハッキリそうつぶやくSゲちゃん。

「マヂっすか!」と驚くオレに
「だって弾力がありすぎるし、色が
不自然に黒過ぎるでしょ?香りも少ないし」
と説明する。

「舌」がそんなによくもなくどちらかと言えば
「食感重視」派のオレは今までずっとまったく
意識していなかったが、言われてみれば確かに
「タピオカ」の食感によく似ているし、
「蕎麦つゆ」をつけずに食べてみるとなるほど
ニッポンで食べる蕎麦に比べて
「コシ」はしっかりとあるものの、噛んだ時の
「ザラッ」とした粉っぽい感じや、鼻に抜ける
蕎麦の実の香りがほとんどないような気がする。

「下手すると<二>から、多くても<四>だな」と、
「蕎麦粉」の割合まで言い当てる彼は、実際
「パティシエ」時代から培った
「舌」の良さには定評があるし、ここ十数年の間
「研究」に「研究」を重ね続けてきた麺類の
「つなぎ」のことに関しては、他人には譲れない
「自負」があるだろうからね。

「えー!フツーは蕎麦粉<八>小麦粉<二>なのに
蕎麦粉<二>にタピオカ<八>ってこと??
オレここの蕎麦ウマいと思ってたけど、ずっと
騙されてたのか」
「まあ、蕎麦粉も小麦粉もこっちぢゃ高価くて
手に入りにくいし、タピオカ粉なら
<歯ごたえ>は出せるからね。ただ、プロや
<蕎麦通>は、さすがに誤摩化せないわな」

プロンポンにある和食の店、某
「〇〇」にはもう二年ほど訪れていなかったが、
「だし巻き卵」と「ネギマ」を食べただけですぐに
「イズミちゃん、ここはダメだよ」とツッコまれて、
昔は常駐していたニッポン人の板前が
「おそらく帰国したのだろう」と説明する。実際問題
いつも満席だった当時に比べると客もまばらで、
明らかに活気がないではないか。

しかし、他のメニュウの味が落ちたのは
さすがのオレにも分かったけど、蕎麦の味は
以前とほぼ変わっていないぞ。

う~む。さすがSゲちゃん。

タバコを吸いに外に出た帰りに、
「だってさあ、この店うどんの売り文句に
<つなぎは使用してません!>って書いてあるもん。
<グルテン>なんだから当たり前やん!!」
と嘆いている。

よーするにこーいうことだ。

小麦粉の粘りの成分である
「グルテン」がそもそも
「つなぎ」の役割を果たしており、
「小麦粉」と「水」と「塩」で作られている
「うどん」が「つなぎなし」なんてごくごく
「当たり前」の話なのに、それをわざわざ
「宣伝」するなんてとんでもない!ってワケ。

「米粉」で「うどん」を作る際、
「グルテンフリイ」にする為に、最初は
「でんぷん」を抽出して混ぜこんだりと、様々な
苦労を重ねてきた彼(特許取得済)にしてみれば
「麺類」、中でも特に
「つなぎ」のことに関しては
「いい加減」なのがどーしても許せないのだろう。

その昔、某資生堂のCMで柴咲コウ嬢が
「ファンデーションは使ってません!」と
断言するのを見て
「嘘吐け!っていうか、所詮
化粧品のコマーシャルのクセに!!」などと、オレが
怒っていたのと一緒か。

いや、違うな。確実に。

それにしても、いつも思うが
「大味」な自分にとってはそんな風に
「細かい味」を見分ける人が、すごく
カッコ良く映ってしまう。

飲食業経験者のクセに大の
「辛いもの好き」で舌がすっかり
「麻痺」してしまっているオレは、
「微妙」な味の区別が付かないのである。

そして、
「つなぎ」に関してそこまで敏感な彼の
「プロ意識」に対しては
「さすがだな」と尊敬するし、
そこまでこだわって完成した
「米麺」に対する思い入れの深さにも、純粋に
「共感」できる部分はやはりあるわけで。


さて、ひょっとして
「死んだのでは?」と思われていたかもだが、実は
木曜日から風邪で完全に
「ダウン」していたのだ。しかも、いつもの
「クルンテープA型ウィルス」(と勝手に呼んでいる、
症状が咳とクシャミと鼻水のみで長く続くタイプ)
ではなく、熱が何と
「38.5度」まであがるという、タイでは珍しい
「クルンテープB型ウィルス」(と新たに命名)に
「ヤラレ」てしまって朦朧としていたのである
(ソープ嬢に感染された件はナイショね!)。

そんな中、死ぬ思い(?)で書いた日記を
単純な操作(コピイとカットのクリック)ミスで
「ぶっ飛」ばしてしまい、しかも
「五種類あるマッサージの中からどれを選ぶか」
というなかなかに興味深い話だったこともあって、
「ガックリ」意気消沈していて、いつもなら
頑張って書き直すところだが、そんな気力も
「高熱」ではさすがに沸きもせず......。

そのネタはおそらく
「お蔵入り」なんだろうな。と、
とてもとても残念に思う。

二日連続で通っている某
「〇〇〇〇〇〇」にて、また新たな
「マッサージネタ」ができたけれど、
それはまた後日ということで。


にしても、
「通風」を煩う程
「食通」で、女子にほとんど興味を示さない
Sゲちゃんは、バンコクで一緒に過ごしても
「張り合い」のないことこの上ない。
フツーの男子が喜ぶ場所には一切
「目もくれ」ず、「つなぎ」や
「グルテン」には滅法うるさいのだ。

そんな彼が、海外での
新事業で何とか良い結果を出せるよう、
友人として

心から祈る次第である。


*注:それでも某店のざる蕎麦は充分ウマいよ。

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2013年10月 9日 (水)

「のんびり」の価値についてあらためて思う

「ヤキがまわったものだな」


老舗ソープランド某
「〇〇〇〇」で、ひな壇に並ぶ十名弱の中から
好みのタイプを選ぶ為目を凝らし、
「まあ、このコかなあ」と妥協して呼んだら
「〇〇〇君また同じコ選んだの?」と言われ
初めてその事実に気付くオレ。

近づいて来てやっと思い出したけど、
言われなければ分からなかったかも。

「女子の顔認識能力」については、かなりの
自信を持っていたつもりだが、たかだか
半年前に寝た相手の顔を覚えていないなんて。
「好みが変わってないってことですよね」などと
皆の前では誤摩化したものの、実は結構
「ショック」だった。

小柄で色白で少し目の吊った彼女のことが
そんなに気に入ったワケでもなかったから、
本来なら別のコの方がよかったし、実際
二度目だからといって、特別に
サーヴィスが良くなることもなく。

唯一良かったのは、前回は
「イ」けなかった彼女も今回は二度
「イ」った件くらいか。だとしても
「それがどーした」という程度の話。何故なら
たっぷり時間のあるソープで嬢を
「イ」かせることなど、場末の
「置屋」に比べれば容易いから。

いずれにせよ、時間をダブルで取る
「アレキサンダー遊び」に七千バーツ払うのは、
貧乏人のオレにとってかなりの贅沢なわけで
「やはり別のコにすればよかった」と思っても
今更どーしようもないのである。


十月一日の夜パタヤに戻り、早速顔を出した
「55バー」でいきなりカワイコちゃんを発見。

そんな気など
「サラサラ」なかったものの、
十八才で仕事歴一ヶ月のYイ嬢の
「疲れたから早く帰りたい。
千二百でいいから行こうよ」という
「ダンピング」交渉に負けて、ついつい
「ショート」用のヤり部屋へ。

「ペイバー」が六百バーツ部屋代は三百バーツで計
二千百バーツと、(個人的)相場の倍も払って
半年振りに寝たタイガールは、やはり良かった。
よほど疲れていたのか、そのまま三時間程
「グッスリ」寝てしまったYイ嬢。飛び起きると、
「もう一回」と言うオレを振りほどき、足早に
店に戻って行った。

某「〇〇〇」にはこれといった新人も居なく、某
「〇〇〇〇」にはGイとTイが移籍していて、先日、
お気に入りのC嬢が移籍した店にはもう居なくて、
以前在籍していたソイLKメトロの某
「〇〇〇〇〇」に行ってみたらYイ嬢と出会った。

報告するとすれば、まあそんなところか。
雨季の終わりで嬢も客もやや少なめだが、
それ以外は何も変わっていない。

しばらくのんびりしたかったけど、四日に
Sバ君達ご一行がバンコクにやって来て、
相変わらずタフに遊んで帰って行った。

マッサージに一日三回
(「タイ」「足」「オイル」)とか、
「アレキサンダー遊び」連発とか、
フツーの観光客とはひと味違って
「本当に元気だなあ」と思う。

ついて行くこっちも大変だが、やはり
普段と違う楽しみも大いにあるのだ。


一昨日の夜中パタヤに戻り、
疲れていたせいか昨日は外に一歩も出ず
一日中ずーっと寝ていた。

そして、今から空港に
SゲちゃんとTグっちゃんを迎えに行く。

今晩は大使館の〇〇さんも一緒に食事。
ちょっと緊張するが、来週の
「県知事トップセールス飛騨牛試食会」には、何と
インラック首相もやってくるらしいから(肉好き♪)、
一緒に写真でも撮ってもらおうかな。

実際、仕事も何もしてないオレの場合、
偉い人に会ったところであまり意味はない。

よほどのトラブルに巻き込まれたりすれば別だが、
おとなしくしていればタイでは滅多に
そんな目にも遭わないし。

明日は二人ともヂャカルタに飛び、
十三日に再びバンコク入り。
十七日に台湾に行くまで、
「キッチリ」お相手せねばならない。

で、来月の七日~十八日まで某
「〇〇〇〇」で「米麺」の販売である。

「なかなかのんびりできないな~」などと思うのは
本当に本当に贅沢な話であり、皆さんめちゃめちゃ
忙しく働いているのだ。ニッポンから戻って来て、
「自分がどれだけ幸せなのか」と、つくづく
思い知らされた。もちろん
「幸せ」の感じ方は人それぞれなわけで、
「独りが一番気楽だなあ」と常々身に染みている
オレの場合に限るが。


ではそろそろ

行って来ます。

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