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2013年10月28日 (月)

異国の地で受ける仕打ちが時々哀しい

「今日はムリ。明日来て」


「もう勘弁してよ!」と思う反面、
「今更驚くこともないか」と諦めてもいた。

ただ、その件よりも、
どこまでいったってオレの立場なんて所詮
そんなものなのだ。という哀しみについて、
あらためて考えさせられることとなる。

異国の地で外国人として暮らすの
はやはり
「並大抵ではない」という紛れもない事実。

仕方のない話ではあるのだけれど。


日常生活で
「イラッ」とする原因はいくつもあり、例えば
「渋滞」「蚊に刺される」などいかにも
「単純」なものはまだ良いとして、
「コミュニケーションがうまくとれない」という
「ケース」はどーしても尾を引くし、何故か
「哀しみを伴う」のには参ってしまう。

もう五年もタイで暮らして、普段はほぼ
言葉に困ることなどないにせよ、やはり
肝心な時はまったく使い物にならない自らの
タイ語力に、愕然とするのである。

今回、タイの大手某
「〇〇〇〇銀行」で起きた一連の出来事は、
分かりやすい事例なので書き留めておこうと思う。


いつも買い物に行くので便利だろうと、某
「BIG-C」隣接の某
「〇〇〇〇銀行」支店に初めて訪れたのは
十日も前のことだったか。

数年前に口座を開設、八月で満期となった
定期預金の更新の件で尋ねたところ、
「ここで申し込んでからパタヤで新たな
手続きをすると手数料がかかる」とのことで、
ニッポン人も同席の上確認した結果、
パタヤの支店で申し込んだ方が良かろうと
考え直したためであった。

その時は気付かなかったのだけれど、結局
同支店で新たに口座を作った後で
定期預金を組む、という話らしく、
免許証ではなくパスポートが必要とのことで
あらためて出直すハメに。しかも、
定期預金窓口の担当者はいかにも感じが悪く、
何言ってるのかサッパリ分からぬ上最初から
「タメ口」でホスピタリティーの欠片もない。

で、数日後出掛けると、今度は別の担当者が
「テキパキ」と対応してくれるも、やはり
「タメ口」であり、よーするに彼女らは
「こんな貧相なニッポン人、テキトーに
あしらっておけばいい」くらいの感覚しか
持ち合わせてはいないのだ。だって、仮に
客が年上のタイ人ならば間違いなく
「カー」と語尾に付けるはずだし、もしも
オレのことを年下だと勘違いしたとしても
「言葉もロクに喋れない外国人」という
態度があからさまだったから。

それでも、彼女はまだ感じ悪くはなく
「車のメーカーは何?」と尋ねてきて
「車は日産でバイクはヤマハ」と答えると
「ハハハハ。ホンダぢゃないんだ」とありがちな
世間話をしたりもするが、あくまでも終止
「タメ口」なのである。

もちろん普段からそーしているようにこちらは
最初から最後まで丁寧語である。

実際、頑張って勉強して大学を卒業し、苦労して
大手銀行に就職した彼女らは、当然のごとく
「高~いプライド」を持っているに違いない。
だとしても、いや、
だからこそ、どんな客が相手だって
「丁寧語」を使うべきではないか。

ひょっとして、タイでは
「例えお客であろうと、年下には語尾に
<カップ、カー>と付けなくとも良い」と
教育されているのかもしれないが、
それもどうかと思うよ。

とにもかくにも、被害妄想の強いオレとしては
「ああ。言葉も上手く喋れない外国人なんて
所詮こんな扱いかよ」と、
イジケてしまうのだった。

口座ができ、キャッシュカードもその場で
「バリバリ」と剥がすと、窓口担当は
「ATMで暗証番号を変更して来て」と、
近くに居るコを捕まえて指示を出す。
明らかに新人っぽいその彼女ですら
「ぢゃあ番号押して」とタメ口なのだが、
ちゃんと親切に対応してくれる。

バンコクの口座からパタヤに送金して
定期預金に預けたい旨を伝えると、
用紙に記入してくれて窓口まで案内。
しかし、今度は窓口で
「時間的に送金ができないから明日来てくれ」とのこと。

時計を見ると二時過ぎ。
しょーがないなあ、と出直すことに。

で、翌日。
新人ちゃんが居たので彼女に頼むと、
ATMを使って送金してくれるも、どうやら
限度額を超えるみたいで、ケータイで
どこかに電話をしている。
最初は英語で本人確認をされ、続いて
ニッポン語でまったく同じことを。結局、
数十分掛かってやっと手続きができたらしく
無事送金できたわけだが、今度は
「定期預金は来週からしかできない」と言われる。

理由を聞いてもまったく分からず、とにかく
「月曜日、いやいや日曜日にもう一度来て」と
彼女が言うので、
「日曜日なんて休みでしょ?」と聞くと
「いやウチは年中無休なのよ。とにかく
日曜日に来てね」と、何故か日曜日を推す。

「だいじょーぶかな」と不審に思いつつ、二日後の
日曜日に行くと、新人ちゃんが居ない。で、
違うコに尋ねると
「定期預金は月曜日から金曜日まで」と
冷たく一蹴される。
「いやいや。お宅の社員が日曜日に来いと......」
「とにかくムリだから」

ま、そりゃそーだよな。

で、今日行ったら新人ちゃんが居たので、
別に文句を言うこともせず
「定期預金よろしく!」と言ったら、
窓口の社員と話をして
「今日はムリだから明日にして」と。

「え。どーして?」
「〇〇△△かくかくしかじかでとにかく
明日以降でないとダメなの」
「そーなんだ......。ちょっと用事があるから
金曜日に来るわ」
「分かった。金曜日ならいいよ」

いったいどないなってんねん!!

そりゃね、オレはヒマだから全然いいよ。でも、
フツーに仕事してる人とかだったら、ちょっと
「アタマニクル」んぢゃないかな。
ニッポンの銀行ではもちろんあり得ないけど、
もし同じことされたら多分
「一暴れ」するだろうなあ。


ただ、よくよく考えるとこれはオレが
舐められてるというか
「蔑ろ」にされてるに他ならないのだ。
タイ語がもっとちゃんと話せて
意思の疎通が果たせていればおそらく
こんなことは起きない。

だから哀しいのである。

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