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2014年5月21日 (水)

戒厳令ごときでビビっていてはダメなのである

「戒厳令」が布告されたらしい。


言葉面を見る限り物騒な話だが、実際は
陸軍が現在設置されているデモ会場及び
いくつかのTV局に兵士を送り込み、
政府側及び反政府側の流す衛星放送を規制しつつ
デモ隊が移動できぬよう監視している程度の様子。

今のところ中立を保っており、陸軍のトップは
「クーデターではない」と繰り返すが、現実問題
政府の要請でも裁判所の命令でもなく
「軍」が単独で動いている以上、やはりこれが
ある種のクーデターなのは間違いない。

ただ、昨年末のデモ開始以来
小競り合い等ですでに三十人近い死者が出ており、
首相の退任後も未だにこれといった解決案がなく
「このままではどーにもならない」的ムードの中
「満を持して」重い腰を上げた雰囲気。

「いったいどちら側につくのか」が焦点だけれど、
現陸軍司令官が数年前に当時の民主党に任命され、
その時のデモを主導していた今の政府側、つまり
「タクシン派」の「赤服」騒動を鎮圧した経緯からみて、
「反政府側につくのでは」というのが一般的見方なのか。
もしくは、あくまでも中立の観点で
下院選挙が行われるように誘導するのか。しかし、
選挙ならばタクシン派が有利とされており、そーなると
現政権側に味方すると取られかねないから難しいところ。

どちらにせよ、今後も
「特権階級派VS一般大衆派」という構図は、おそらく
ずっと続くであろうし、それこそが
「タイ式民主主義」の基本的カタチなのかもしれない。


ま、個人的にはどーでもよい気もするが、唯一
「メリット」があるとすれば争乱により
「バーツ安」が進行する件くらいか。

そう思って早速
「バーツ対円」の相場をチェックするも、実は
それほど変化がないのである。

「戒厳令が出たぞ!」となればフツーはもっと
為替相場に影響しそうなものだが、タイの場合
この手のことはしょっちゅうあるから、すでに
「折り込み済」なのだ。

ちぇっ!つまんないの。

などと不謹慎なことを考えてはいけない。
混乱が一刻も早く平和的に解決するのを

心から祈らなくてはね。

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