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2014年6月 3日 (火)

ゴルフ天国パタヤにて電動カートから学ぶ金銭感覚と人生論

これはものすごい快挙である。

そう。
プロゴルファーに転向してまだ二年目の二十二才、
松山ヒデキ選手が米国PGAツアーの
「メモリアルトーナメント」で優勝した件だ。

数ヶ月前に起きたオカルト的(?)現象により
突然映らなくなったマレーシアの衛星放送、某
「astro supersports(1、2)」であるが、かろうじて
「ゴルフチャンネル」だけは今でも見られるので、
暇に任せて彼の活躍は追ってきたし、優勝にも
「そのうち手が届くだろうな」とは思っていた。
ただ、予想よりも早かったし、試合の規模
(かのジャックニクラウス氏を冠にした、
著名選手が集う大きなもの)や彼の年齢
(おそらく大会史上最年少)及び勝ち方
(競った相手はいずれも一流)など、
内容もとても素晴らしいものだった。

プレイオフの相手が韓国系の米国人だったのは
「おまけ」(?)としても、同じニッポン人として
スゴく嬉しいし誇りにも思う。
田中選手のメジャーでの活躍といい、
スポーツ関連で明るいニュースが続くのは
国の為に間違いなくプラスになるはず。

今後も是非頑張っていただきたいものである。


さて、最終日最終組のスタートから全部見て
試合が終了したのが朝五時半だったので、
感化されてそのままゴルフに行って来た。

いつもは水曜日なのだけど、月曜日ということで
「スポーツデイ」(料金が安い)を実施している某
「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」へ初めて行ってみたら、
まだ比較的新しく(九年目)、しかもものすごく
美しいゴルフ場だった。
着いたら六時半。その時間なら大抵の場合
「一番乗り」で、独りでも気楽に廻れるし、まだ
陽射しがキツくならないうちに終わるので
いつもそうしている。

キャディーは珍しく若いコ(二十一才)で
(フツー朝一番は早起きのおばちゃんしかいない)、
自分でもゴルフをすると言うのだが、その割りに
五番ホールぐらいになるともうヘバって
「しんどい」「暑い」を連発し、前半最後辺りでは
「(後半は)電動カートにしようよ~」と半泣きだ。
まあたしかに、その手の
「リゾート系高級ゴルフクラブ」(?)では
「歩き」でコースを廻る客は少ない、というか実際
ほとんどいないのかもしれない。ただ、
オレがゴルフをするのは運動不足解消の為であって、
「歩き」でなければあまり意味はない(全然疲れない)し、
暑い中汗をかきつつ散歩するのが気持ちイイのではないか。
そう説明するも、小柄な彼女は本当にしんどそうで、
途中コースの整備スタッフ達と会う度に
「もうダメ。死にそう」と弱音を吐いている。

いやいやいや。ゴルフってのは通常
緑の芝生の上を歩いて廻るものだし、
ニッポンならば朝一は日の出と共に
研修生達が走りながら2ラウンドくらいしてくるぞ
(まあ彼らはプロを目指しているのだけれど)。
そう思って彼女に尋ねると、なんとこのゴルフ場、
毎週火曜日はキャディーにコースを開放していて
もちろんプレイは無料、カートもフリイとのこと。

え?キャディーも電動カートでプレイ??
ちょっと甘やかせ過ぎなんぢゃないの!?

ちなみに、カート使用料はどこでも大体600THB。
ハイソなゴルフ場だとたまに
「カート使用必須」な所もあるし、まあ
大した金額ぢゃない(ニッポンに比べれば)のも確かだ。
そう考えると、なんだかだんだん
「貧乏なオレがこんなキレイなゴルフ場に
来てはいけないのかなあ」と思えてきて、卑屈な気分に。

「スポーツデイ」の今日は
グリーンフィーキャディーフィー込みで
1150THBととてもお値打ち。
キャディーへチップを300THBあげても全部で
五千円以下なのだから、ゴルフ場のレヴェルからみれば
格安とも言える。それこそが、タイ、特にパタヤ地区が
「ゴルフ天国」と呼ばれる所以でもあるのだが、
ひょっとして、オレはそれを勘違いしているのだろうか。

例えば、そーいう雰囲気のゴルフ場ならば少なくとも
「電動カート」は借りて、もし、自分が歩きたければ
キャディーに道具を運ばせて歩くもしくは走れば良い。
その費用すら惜しみ、格安の日にのみ訪れて
食事もせずに帰るような輩など美しいゴルフコースに
相応しくない。

う~む。確かにそうかもしれないな。

宿泊施設も充実しているクラブで、いわゆる
「十九番ホール」付の接待もできそうなそんな場所に
「無職」のオレが出入りするのは間違いなのだ。
ま、カジュアルなゴルフ場だってたくさんあるから、
そこに行けばいいだけの話だよね。うん。

ただ、ちゃんと仕事をして、もう少し
「上」の生活をしてみたいような気もしてきた。
ワンベッドルーム(1DK)のコンドミニアムを
買うか借りるかして、掃除洗濯はメイドを雇い、
カノジョか愛人でも作って、
ゴルフクラブのメンバーになる。

それはそれで楽しいのかな。

妄想にせよ、
向上心を持つのは良いこと。

そんな気にさせてくれた松山君と、
今日のキャディーにお礼を言わなければ。
可愛らしいコだったし。

「いつかは君と十九番ホールに......」
って、結局は

そっちなんかい!

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