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2014年7月17日 (木)

セールスレディーにナメられてばかりはいられない

「百三十万バーツ?マヂか!?コンドー買えるやんけ」


半ば真剣に購入を検討している某物件の
「セールスオフィス」勤務の彼女から、
徒歩ほんの数分の距離にも関わらず乗せてもらった某
「ホンダアコード」の価格を聞いて、思わずツッコむ。

「ピカピカ」に輝くブラックメタリックのボディーは
まだ新しく内装の仕様もかなり豪華であり、
価格が四百万円もするのは未だニッポンから
完成車を輸入しているからである。

隣りに停めた同じく黒メタながらボディーに艶のない
(洗車していないからだが)オレの愛車、某
「ニッサンマーチ」をチラ見してもさすがに
鼻で笑いはしなかったが、タイ国内完成車で
「価格が安い」ことで有名な同車に乗るニッポン人を
「ダサいわね」と、内心軽蔑しているのは間違いない。
ついつい照れ(?)隠しに、いつも使うお約束の自虐ネタ
「名前がホンダなのにニッサン買うなんて
性格悪いよね~」というくだらないジョークを口走ると、
さすがにいよいよ鼻で笑われてしまった。

「ま、好みは人ぞれぞれですからねえ」と、すかさず
フォローしていたが、物件購入前の駆け引きとしては
三十二才独身の彼女に先手を取られたのは明らかであり、
しかも結構美人でスタイルも良く(二十才代に見える)、
「何とかせねば」と焦ったオレは、続いて質問をする。

「ところでコンドーは持ってるの?」
「いえ。それがまだ......」

ぷぷぷぷぷ。アホやん。

いやいやいや。もちろん考え方にもよるが、
そこまでの高級車に乗るより先に少しでも
我慢して大衆車を購入した上で
「コンドミニアム」を買った方が良くない?
だって、仕事柄おそらくは
「割安物件」情報を仕入れる機会もあるだろうし。

しかし、それはよくよく考えてみればある種
貧困な発想なのかもしれない。

「お客様を案内するのだから高級車で」。

たしかにそれも一理ある。

仕方なく形勢不利なまま
交渉に挑むしかなかった。


コンドーが先か、車が先か。

実際に某
「マーチ」を買う時に、
少しだけ悩んだ案件である。

当時、毎週通っていたミンブリーのゴルフ場で
よくご一緒していたMさんが住んでいたやはり
ミンブリーにあるコンドーの価格が
四~五十万バーツという話を聞いて、
「安いなあ。マーチと変わらないや」ということで
四十二万バーツで新車を買う直前、それよりも先に
中古の分譲マンションを買おうか、と
マヂで考えたのだった。

いくらか支払って某ゴルフ場の
「年間限定メンバー」になり、ゴルフクラブを
クラブハウスに置きっ放しにしたままその頃は
スクーターで通っていたから、別にどーしても
車が必要なワケでもなかった。しかし、結局は
「いろんな所に行きたいから」と車をチョイス。
「ゴルフ環境」は良いが、街に出るのに不便な
ミンブリーに住むのはさすがに躊躇われたのだ。

もしもあの時購入していたらどーなっていたか。
今度Mさんに価格相場を聞いてみよう。


さて、二日連続で物件を見学し、車で周囲を
「グルグル」廻ったりして住環境を確認する。

スーパーは近いが道は混むし、
海は遠いけれど繁華街は近い。
一長一短はあるが、それも今後
どーいった生活をするかによる。

仕事をメインに考えると、
今住んでいる〇〇〇〇地区の方が
バンコクやシーラチャへの移動等、
全体的に渋滞を避け易い場所ではあるのだ。
街からは離れているが静かだし、海も近く
「リゾート」感はパタヤ中心部に比べても
遜色ない部分を気に入って、部屋を借りた。

たまに女子を連れて帰ると彼女らの住居から
かなり離れていることもあっていつもいつも
「田舎扱い」されたものだが、そんなのは
小さなこと。実は、今でもこの環境が結構
気に入っている。しかしながら、
静かなビーチが近いこともあり、どーしても
分譲価格がやや高めなのである。

ただ、正直なところ気持ちは
「購入する」方にかなり揺れている。

部屋はやや狭いけれど、
「プロモーション」価格でかなりお値打ちな
「ギリギリ」手の届きそうな物件があるのだ。
「豪華家具付き」とはいかぬが、
必要最低限の設備なら何とか買えなくもない。

完成は来年春。
さて、どーしたものか。

自分のことだからなんとな~く分かるけど、
ここまで来たらおそらく買ってしまうのだろうな。
最悪、賃貸に出したとしても元は取れそうだし
(計算上の実質利廻りは8.5~9%程度)、
価格が安いから大損することはあるまい。

このタイミングを逃すとしばらくは
買えない気もするし、ここはひとつ
思い切って大きな買い物をし、今後
真剣に仕事を探すのだ。

そう。
実は今回いろいろと廻ってみて、
「不動産業」への興味が一気に
膨らんだのである。

どこかへ勤めるのか自分で会社を興すのかはさておき、
パタヤ、シーラチャ近辺でニッポン人相手に
「コンドミニアム」(賃貸及び売買物件)を紹介する仕事。
経験も活かせそうだし、楽しそうな気もする。
「間取り図」マニアのオレは、部屋の図面の
コピーを見ているだけでコーフンしてくるし、
「モデルルーム」のきらびやかな内装の中に居るとかなり
「ワクワク」もするからね。

そーなれば、
「コンドー」を購入して実際に住んでみるのは、当然
良い経験になるはずだ。
というのが、決断を下す為の至極もっともな
理由となるではないか。

理屈ではなくそんな風に肌で感じる。

正しいかどうかは分からないけれど、
少なくとも今はそんな気持ちなのだ。

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