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2014年9月29日 (月)

頭の中をループする歌には理由があるのか

「ラリーカールトン?誰やそれ??」


昔聞いたことのある歌やメロディーが頭の中で何度も
「ループ」する、という現象がたまにある。

この年になると、やはり
「懐メロ」であるケースが多いワケで、今回は
「私はピアノ」というサザンオールスターズの曲。
もう随分昔の歌であり、たしかオレが
中学生の頃に発売された
「アルバム」の中に収録されていたのではないか。

理由はまったく分からない。

桑田氏ではなくキーボード担当の
原由子嬢が歌うこの楽曲に、特に
「想い出」などないのに一体何故
こんなことが起こるのだろう。

そして、更に不思議なのは今から
三十四、五年前のその歌の歌詞を未だに
「ハッキリ」と覚えている件。

人もうらやむような仲が いつも自慢の二人だった
あなたとならどこまでも 行けるつもりでいたのに
突然の嵐みたいに 音を立てて崩れてく
涙が出ないのは何故教えて欲しいだけさ
アナタから目が離せない 二人して
聞くわラリーカールトン......ん?

そう。ここまで来て
冒頭の独り言となる。

その、おそらくは
ミュージシャンであろう人物の名前を
オレは知らなかった。
オレが知っているのは
サザンオールスターズというバンドと、
今想い出しても
「いい曲だなあ」と思えるメロディー。


二日程前。某
「55バー」でビールを飲んでいたら
デヴィッドボウイの
「モダンラヴ」のヴィデオが流れて、
「この曲懐かしいなあ~」と思わず
隣りに座るS氏に振ってみたが、
何年か先輩である彼はどうやら
ご存じない様子だった。
世代が多少違うのかな?

アメリカンロックが流行するのと平行して、
ヨーロッパで新しい音楽が台頭して来て
「ニューロマンティック」と呼ばれた頃の
「ハシリ」の名曲だ。裸に近い格好で踊っている
ダンサーなどには目もくれず思わず
画面に見入ってしまう。某
「LKメトロ」にある55バーだからこそ、そんなに
古いヴィデオが流れるのだろうが、
なかなか悪くない。
高校生の頃、アマチュアバンドを組んで
デュランデュランなんかをコピイしていたっけ。
今となってはしょっぱい想い出だ。

昔のことが懐かしい、なんてオレも
すっかり年を取ったものだなあ。しかも
遡る時代が古過ぎて、否応無しに自分の
年齢を思い知らされる。


ところで、話を戻すと
原由子嬢の歌うあの名曲が、頭の中で
「ループ」している理由を思い付いた。

しばらく前に、たまたま
平井堅氏がカヴァーしていた映像を
「You Tube」で観て(聴いて)、おそらく
触発されたのだろう。その昔、確か
カセットテープで何度も何度も聴いていたその
メロディーと曲が、突然、どこかの
引き出しから飛び出て来たに違いない。

あなたがいなければ 一から十まで独り
言葉もないままに生きてた

なんと悲しい失恋の歌だろう。
原由子氏が学生時代から付き合っていた桑田氏と
別れた時にその心情を歌っている、と想像すると
なかなかリアルでよろしい。作詞は桑田氏だから、
相手の心情を想像して綴ったワケであり、
とてもよい歌詞だ。

言葉は大事である。

タイに来て六年間。
言葉の壁があってやはりどーしても
女子達とそこまで深く付き合えない。
タイ文字を使って
「LINE」のやり取りをしたところで
所詮分かり合えるはずなどないのだ。

ニッポン女子達とは、少なくとも
言葉で伝え合ったし、想いが
通い合ったことも。
よく手紙を書いたし、
「メール」で恋したこともあった。

それがないのが少し寂しいのかな。
あの頃を懐かしく思う。
さほど昔の話ではなくて、ほんの
十年くらい前のことだ。

「独り言葉もないままに生きる」なんて
悲し過ぎるではないか。

少しでもいいから恋愛感情のあるニッポン女子と
「LINE」のやり取りをしてみたい。
一人だけ候補がいなくもないが、彼女は
現役バリバリの人妻だからなあ。

ちょっとだけロマンティックなメッセージを
タイ語や英語で送ってみたところで、
タイガールの反応は極めて薄く、
それが悲しいだけ

なのかもしれない。

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