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2016年7月26日 (火)

軽い話と重い話

君はズルいわ。


などと言いつつ、マッサージ嬢をからかっているその裏で
世にも恐ろしい事件が起こっていることをオレ達は知らなかった。

この国はタイとはまた違った種類のアメージングが頻発する。
軽く笑い飛ばせるようなことももちろんあるけれど、一方で
まったく笑えない、シャレでは済まされない内容も多く正直
「コワいな」と、心底思うシーンも。

軽い話を先にしよう。

そこはエロなしのマッサージ店で
サウナなども完備した韓国スタイルだが、まあ悪くない。
料金は90分で400,000VND。プラスチップが
2〜300,000VNDといったところだからタイよりも少し高いかな。

たまたまオレに当たったコが可愛かったので、
ヴェトナム語オンリーの彼女とボスを介して話していると、
ウソかホントか18才でカレシがいないとか調子の良いことを言う。

サーヴィス業のカワイコちゃんを見付けると、客の立場をいいことに
すぐちょっかいを掛けるのが永年の癖というかもう既に
体に染み付いてしまっているオレとしては、例のごとく
「ゴハンでも食べに行こうぜ」などと話を合わせていると、
どうやらまんざらでもなさそうな様子。

フツーに考えれば、父親より年上であろう50過ぎのいいオッサンが
18才のカワイコちゃんに相手にされるはずもないのは重々承知だが、
海外暮らしが長いと、日本人というブランドだけでそーいった事例が
まったくあり得なくもない件もやはり知っているからそれなりに対応。
つまり、名刺を渡してみたりとかごく軽いスキンシップとか。
そして、もう何十年もそんなことをやっていれば反応で大体分かる。
「あ、コレは脈アリだな」と。

マッサージなんてよほど上手いコでなければやって欲しくもないし、
上手いコに当たる確率なんて相当低いし、彼女の腕はごくフツーだ。

でも、せっかくだからと数日後にお客さんと一緒に再訪した際には
「77番」とちゃっかり指名する。まだ連絡はなかったのだけれど。

その時は日本人二人でヴェトナム語は一切分からない。そんな中
「LINEが繋がらない」だの何だの言われて「知らないよ」となる。
しかし、マッサージの手つきは明らかに疎かであり、途中で
オレのケータイを取り上げて写真を見たりFBをチェックしたり。

「ちょっとちょっと勘弁してよ」と言ったところでその手のコが
素直に聞くはずもなく、女子の写真をいちいち見せられ
「$%&+*$#”」と、ワケの分からぬことを言われても困る。

まあ、ニュアンスで分かるのは
「日本人が好き」だとか「独身か既婚か」に拘ったり、よーするに
ターゲットにされたのだろうな。という件。
ん?何のターゲットだ??
結婚するフリして日本入国とか?結婚詐欺的な??

とにかく、男子の立場でそうされて気分の悪かろうはずのない
アプローチをしてくる。すなわち、可愛いだとか何だとか言ったり、
マッサージ以外のタッチをしてきたり、
こちらの際どいタッチを受け入れたり。

で、その日は何事もなく、翌日からメッセージ攻撃が始まる。
しかし、当然のごとくオールヴェトナム語なので、
google翻訳をフルに使って何とか対応するしかない。

間もなくハノイ在住半年になろうという時期にも関わらず、
廻りはほぼ日本語の通じる環境の為もあってか、
多少勉強してもヴェトナム語がまったく頭に入って来ない。
あまりにも難しい発音なのでいくら試しても通じなくて
心折れることしばしばであり、よほど馴染みのある言葉以外
どーしても覚えられない状況がずっと続いているのだった。

ただ、ローマ字に近いヴェトナムの文字はまだ何とか読めるのが救い。
なので、メッセージのやり取りをするうち、
いくつかの単語が覚えられるようになってきた。

「お、コレはいいかも」ということで、
ごく簡単なやり取りを毎日続けつつ、何日かあとにまた店を訪れ、
二十分待ちにも関わらず敢えて彼女を指名。
一緒に行ったお客様にお付き合いいただき、サウナで時間を潰す。

数日間で好きだの会いたいだの散々甘いやり取りをしているので、
気分的には若干親しみは増している。がしかし、
google翻訳の音声機能を使って会話するもののチンプンカンプン。
実は、援助交際のヴェトナムガール御用達
WeChatをやっていることも発覚しており、
Facebookは友達が制限一杯(1000人?)となれば
「コイツは相当遊んでいるな」と警戒するのが当たり前である。

そして、隣りが寝ているのをいいことにマッサージ中
おでこにキスをされた挙げ句、ついには唇を奪われる。
状況としては、仰向けで頭をマッサージ中であるから
逆さまのカタチなのだが、一瞬のスキを突かれたこともあって
ちょっとドキッとした。

そこはけっこうちゃんとした店で、まあ、
あまり経験のないシチュエーションではあるけれど、
考えてみれば色恋に持っていかれるのは明らかだし、
18才というのもどうやら嘘っぽいなあと......。

どちらにせよ、シロートでないのは間違いないね。
ヴェトナムは案外コワいところだなあ。
タイと違って明らかなプロが少ない分、
セミプロみたいな輩が多いのだろうか。

ちなみに、また今度詳細は書くが、
WeChatでは既に三人のセミプロに捕まっている。

そのうち一人はかなり攻撃が激しくて
対処に苦労しつつも、やり取りは続く。

色白でムチムチで可愛らしいコが多く、
何と言っても平均年齢28才弱の国であり、
いろんな意味で今後が楽しみなのだった。


重い話というのは火事についてだ。

燃えやすいモノと火花が近付くと
火事は起こるワケで、例えば
家具工場などタイでもよく聞くし
実際に知人が被害にあったことも。

しかし、自分の会社が直接被害に遭うとは、

まさか、夢にも思わなかったのだけれども。

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